JP2004147446A - 回転電機冷却構造 - Google Patents

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Hideo Fukuda
福田 秀朗
Akihiro Hoshino
星野 昭広
Naonobu Shinoda
篠田 尚信
Hitoshi Onuma
大沼 均
Shinichi Isobe
磯部 真一
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Abstract

【課題】冷却風によってステータコアを効率よく冷却することができる回転電機(電動モータ又は発電機)の冷却構造を提供する。
【解決手段】ステータコア21の周縁部に冷却風路26を形成し、ステータコアの一端側を風箱16で覆って空間部25を形成し、冷却風を風箱に取り付けた冷却ファン18A等により空間部に導入して冷却風路内に流す構成する。冷却ファンはステータコアの四方の面部分の周縁部の冷却風路の入口側にそれぞれ対向して4箇所に配置する。ブラケット14は外面周縁部をステータコアの周縁方向に向かう斜面とする。冷却風路は四隅の斜面部分の周縁部にも形成する。また、風箱の内面周縁部とブラケットの外面周縁部とをステータコア周縁方向に向かう斜面として、これらの斜面で冷却風案内路を形成し、且つ、風箱の側面中央部に取り付けた冷却ファンで空間部に導入した冷却風を冷却風案内路により冷却風路の入口へ案内してもよい。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回転電機冷却構造に関するもので、回転電機(電動モータ又は発電機)のステータコアを冷却風によって冷却する場合に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来のモータ冷却構造を備えた電動モータの要部概略図である。同図に示すように従来の電動モータ5では、ステータコア1の外周面に多数のフィン2が突設され、且つ、ステータコア1の外周を囲むカバー3には冷却ファン4が取り付けられており、この冷却ファン4によってカバー4内に導入した冷却風(矢印A1)をステータコア外周面のフィン2に吹きつけることによりステータコア1を冷却する構造となっていた。なお、回転電機冷却構造が開示された先行技術文献としては、例えば特許文献1がある。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−55765号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示す従来のモータ冷却構造では、冷却ファン4によってフィン2に吹きつけられた冷却風が、フィン2の間にはあまり入らず、矢印A2のようにフィン2の表面を撫でるように流れてしまうため、冷却風の無駄が多くロータコア1をあまり効率的に冷却することができなかった。
【0005】
従って本発明は上記の事情に鑑み、冷却風によってステータコアを効率よく冷却することができる回転電機(電動モータ又は発電機)の冷却構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する第1発明の回転電機冷却構造は、ロータコアを有するロータと、前記ロータコアの外周を囲むステータコアを有するステータと、前記ステータコアの軸方向の一端側と他端側とに設けられ軸受を介して前記ロータの回転軸を回転自在に支持するブラケットとを有してなる回転電機において前記ステータコアを冷却するための冷却構造であって、
前記ステータコアの周縁部には同周縁部を軸方向に貫通する複数の冷却風路を形成し、前記ステータコアの軸方向の一端側を風箱で覆って同風箱と前記一端側のブラケットとの間に空間部を形成し、且つ、前記風箱に冷却ファンを取り付けて、冷却風を前記冷却ファンにより前記空間部に導入して前記冷却風路内に流すように構成したことを特徴とする。
【0007】
また、第2発明の回転電機冷却構造は、第1発明の回転電機冷却構造において、前記ステータコアは略直方体状となっており、前記冷却風路はこのステータコア外周の少なくとも四方の面部分の周縁部に形成し、前記冷却ファンは前記四方の面部分の周縁部に形成された冷却風路の入口側にそれぞれ対向するように4箇所に配置したことを特徴とする。
【0008】
また、第3発明の回転電機冷却構造は、第1又は第2発明の回転電機冷却構造において、
前記一端側のブラケットは外面周縁部を前記ステータコアの周縁方向に向かう斜面とすることにより、前記冷却風路の入口へ向かう冷却風の流れを妨げない構成としたことを特徴とする。
【0009】
また、第4発明の回転電機冷却構造は、第1,第2又は第3発明の回転電機冷却構造において、
前記ステータコアは略直方体状で外周の四隅が切り欠かれて斜面となっており、前記冷却風路はこのステータコア外周の四方の面部分の周縁部と四隅の斜面部分の周縁部とに形成したことを特徴とする。
【0010】
また、第5発明の回転電機冷却構造は、第1,第3又は第4発明の回転電機冷却構造において、
前記風箱の内面周縁部を前記ステータコアの周縁方向に向かう斜面とし、且つ、前記一端側のブラケットの外面周縁部も前記ステータコアの周縁方向に向かう斜面とすることにより、この風箱の斜面とブラケットの斜面とで冷却風案内路を形成し、且つ、前記冷却ファンは前記風箱の側面中央部に取り付け、この冷却ファンによって前記空間部に導入した冷却風を、前記冷却風案内路によって前記冷却風路の入口へと案内するように構成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0012】
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係るモータ冷却構造を備えた電動モータの構成を示す縦断面図、図2は前記電動モータのコア部の構成を示す図2のB−B線矢視断面図、図3は前記電動モータのコア部の構成を示す斜視図である。
【0013】
<構成>
図1〜図3に示すように本実施の形態1の電動モータ11はロータ12、ステータ13、ブラケット14,15、風箱16、冷却ファン18A,18B,18C,18Dなどを有している。
【0014】
ロータ12はロータコア20を有し、ロータコア20は回転軸であるシャフト19の外周面に嵌合して固定されている。図示例のロータ12は永久磁石式のものであり、ロータコア20には図示しない永久磁石が装着されている。なお、本発明は永久磁石式モータに限定するものではなく、ロータコアにコイルなとが装着されたモータにも適用することができる。ステータ13はロータコア20の外周を囲むステータコア21を有し、ステータコア21には内周面側のスロット22に挿通されたコイル23が設けられている。
【0015】
ブラケット14はステータコア21の軸方向(図1中の左右方向)の一端側(反負荷側)に設けられ、軸受24Aを介してシャフト19を回転自在に支持している。また、ブラケット14は、その外面の周縁部14aをステータコア21の周縁方向に向かう斜面とすることにより、ステータコア21の周縁部に形成された冷却風路26の入口26a(詳細後述)へ向かう冷却風の流れを妨げない(冷却風を案内する)ようになっている。なお、ブラケット14の斜面14aの形状としては、図示のような平面状に限らず、適宜の丸みをつけた曲面状であってもよい。
【0016】
ブラケット15はステータコア21の軸方向(図1の左右方向)の他端側(負荷側)に設けられ、軸受24Bを介してシャフト19を回転自在に支持している。風箱16はステータコア21の軸方向の一端側を覆い、風箱16とブラケット14との間に空間部25を形成している。冷却ファン18A〜18Dは風箱16に取り付けられており、外気を冷却風として空間部25に導入する。なお、図中の27はエンコーダカバーであり、シャフト19に接続された図示しないロータリーエンコーダを覆っている。
【0017】
そして、ステータコア21の周縁部には、同周縁部を軸方向に貫通する複数の冷却風路26が形成されている。ステータコア21は薄い鋼板を多数積層してなる成層鉄心であり、冷却風路26は各鋼板の周縁部に開けられた孔が鋼板の積層方向(軸方向)に連続することによって形成されている。
【0018】
ステータコア21は略直方体状で外周面の四隅が切り欠かれて斜面21a,21b,21c,21dとなっており、冷却風路26はこのステータコア外周の四方の面21e,21f,21g,21h部分の周縁部にそれぞれ形成されている。冷却ファン18A〜18Dは、前記四方の面21e〜21h部分の周縁部に形成された冷却風路26の入口26aにそれぞれ対向するようにして4箇所に配置されている。即ち、冷却ファン18Aは面21e部分の周縁部に形成された冷却風路26の入口26aに対向し、冷却ファン18Bは面21f部分の周縁部に形成された冷却風路26の入口26aに対向し、冷却ファン18Cは面21g部分の周縁部に形成された冷却風路26の入口26aに対向し、冷却ファン18Dは面21h部分の周縁部に形成された冷却風路26の入口26aに対向するように配置さている。
【0019】
冷却ファン18A〜18Dが作動すると、図1中に矢印Cで示すように冷却風が、風箱16とブラケット14との間の空間部25に導入され、各冷却風路26にその入口26aから流入して各冷却風路26内を軸方向に流れた後、各冷却風路26の出口26bから流出される。このとき、冷却風路26内を流れる冷却風によってステータコア21が冷却される。
【0020】
<作用・効果>
以上のように本実施の形態1によれば、ステータコア21の周縁部には同周縁部を軸方向に貫通する複数の冷却風路26を形成し、ステータコア21の軸方向の一端側を風箱16で覆ってこの風箱16と前記一端側のブラケット14との間に空間部25を形成し、且つ、風箱16に冷却ファン18A〜18Dを取り付けて、冷却風を冷却ファン18A〜18Dにより前記空間部25に導入して冷却風路26内に流すように構成したため、冷却風を全て無駄なくステータコア21の冷却に利用することができ、ステータコア21を非常に効率よく冷却することができる。
【0021】
また、4台の冷却ファン18A〜18Dが、ステータコア21の四方の面21e〜21h部分の周縁部に形成された冷却風路26の入口にそれぞれ対向するようにして周方向の4箇所に配置されているため、大きな圧力損失を招くことなく、冷却風を各面21e〜21h部分の周縁部に形成された冷却風路26にスムーズに送り込むことができる。このため、冷却ファン18A〜18Dによる冷却風量の増加を図ること、或いは、冷却ファン18A〜18Dの容量を低減して冷却ファン18A〜18Dのコンパクト化を図ることができる。
【0022】
また、ブラケット14は外面周縁部14aをステータコア21の周縁方向に向かう斜面とすることにより、冷却風路26の入口26a(詳細後述)へ向かう冷却風の流れを妨げないようにしているため、より圧力損失が低減されてスムーズに冷却風路26へ冷却風を送り込むことができる。このため、更に冷却ファン18A〜18Dによる冷却風量の増加を図ること、或いは、冷却ファン18A〜18Dの容量を低減して冷却ファン18A〜18Dのコンパクト化を図ることができる。
【0023】
[実施の形態2]
図4は本発明の実施の形態2に係るモータ冷却構造を備えた電動モータのコア部の構成を示す横断面図(上記実施の形態1の図2に相当する図)である。
【0024】
<構成>
図4に示すように、本実施の形態2の電動モータ11では、ステータコア21の周縁部を軸方向に貫通する冷却風路26が、ステータコア外周の四方の面21e〜21h部分の周縁部だけでなく、四隅の斜面21a〜21d部分の周縁部にも形成されている。
【0025】
なお、本実施の形態2のその他の構成については上記実施の形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する(上記実施の形態1の欄の記載及び図1〜図3を参照)。
【0026】
<作用・効果>
以上のように、本実施の形態2によれば、ステータコア外周の四方の面21e〜21h部分の周縁部だけでなく、四隅の斜面21a〜21d部分の周縁部にも冷却風路26が形成されているため、冷却ファン18A〜18Dによって風箱16とブラケット14との間の空間部25(図1参照)に導入された冷却風が、前記四方の面21e〜21h部分の周縁部に形成された冷却風路26内だけでなく、前記四隅の斜面21a〜21d部分の周縁部に形成された冷却風路26内にも流れるため、より効率よくステータコア21を冷却することができる。
【0027】
[実施の形態3]
図5は本発明の実施の形態3に係るモータ冷却構造を備えた電動モータの構成を示す縦断面図(上記実施の形態1の図1に相当する図)、図6は前記電動モータの側面図(図5のD方向矢視図)である。
【0028】
<構成>
図5に示すように、本実施の形態3の電動モータ11では、風箱16の内面の周縁部16aをステータコア21の周縁方向に向かう斜面とし、且つ、軸方向の一端側のブラケット14の外面の周縁部14aもステータコア21の周縁方向に向かう斜面とすることにより、これらの風箱16の斜面(内面周縁部)16aとブラケット14の斜面(外面周縁部)14aとで冷却風案内路30が形成されている。
【0029】
また、図5及び図6に示すように冷却ファン18は風箱16の側面中央部に1台だけ取り付けられている。冷却風案内路30は、冷却ファン18の周縁部からステータコア21の周縁部(冷却風路26)へ向かう斜めの流路となっており、冷却ファン18によって風箱16とブラケット14との間の空間部25に導入された冷却風を、図5中に矢印Eで示すように冷却風路26の入口26aへと案内する。なお、このような冷却風案内路30を形成するブラケット14の斜面14aと風箱16の斜面16aの形状としては、図示のような平面状に限らず、適宜の丸みをつけた曲面状であってもよい。
【0030】
本実施の形態3のその他の構成については上記実施の形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する(上記実施の形態1の欄の記載及び図1〜図3を参照)。
【0031】
<作用・効果>
以上のように本実施の形態3によれば、風箱16の内面周縁部16aをステータコア21の周縁方向に向かう斜面とし、且つ、一端側のブラケット14の外面周縁部14aもステータコア21の周縁方向に向かう斜面とすることにより、これらの風箱16の斜面16aとブラケット14の斜面14aとで冷却風案内路30を形成し、且つ、冷却ファン18は風箱16の側面中央部に取り付け、この冷却ファン18によって空間部25に導入した冷却風を、冷却風案内路30によって冷却風路26の入口26aへと案内するように構成したため、上記実施の形態1のように4台の冷却ファン18A〜18Dを配置せずに風箱16の側面中央部に1台の冷却ファン18を取り付けても、大きな圧力損失を招くことなくスムーズに冷却風を冷却風路26に送り込むことができる。このため、冷却ファンのコンパクト化を図ることができる。
【0032】
なお、本発明は上記のように電動モータのステータコアを冷却風で冷却する場合に適用して有用なものであるが、必ずしもこれに限定するものではなく、発電機のステータコアを冷却風で冷却する場合にも適用することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上、実施の形態とともに具体的に説明したように、第1発明の回転電機冷却構造によれば、ロータコアを有するロータと、前記ロータコアの外周を囲むステータコアを有するステータと、前記ステータコアの軸方向の一端側と他端側とに設けられ軸受を介して前記ロータの回転軸を回転自在に支持するブラケットとを有してなる回転電機において前記ステータコアを冷却するための冷却構造であって、前記ステータコアの周縁部には同周縁部を軸方向に貫通する複数の冷却風路を形成し、前記ステータコアの軸方向の一端側を風箱で覆って同風箱と前記一端側のブラケットとの間に空間部を形成し、且つ、前記風箱に冷却ファンを取り付けて、冷却風を前記冷却ファンにより前記空間部に導入して前記冷却風路内に流すように構成したことを特徴とするため、冷却風を全て無駄なくステータコアの冷却に利用することができ、ステータコアを非常に効率よく冷却することができる。
【0034】
また、第2発明の回転電機冷却構造によれば、第1発明の回転電機冷却構造において、前記ステータコアは略直方体状となっており、前記冷却風路はこのステータコア外周の少なくとも四方の面部分の周縁部に形成し、前記冷却ファンは前記四方の面部分の周縁部に形成された冷却風路の入口側にそれぞれ対向するように4箇所に配置したことを特徴とするため、大きな圧力損失を招くことなく、冷却風を前記四方の各面部分の周縁部に形成された冷却風路にスムーズに送り込むことができる。このため、冷却ファンによる冷却風量の増加を図ること、或いは、冷却ファンの容量を低減して冷却ファンのコンパクト化を図ることができる。
【0035】
また、第3発明の回転電機冷却構造によれば、第1又は第2発明の回転電機冷却構造において、前記一端側のブラケットは外面周縁部を前記ステータコアの周縁方向に向かう斜面とすることにより、前記冷却風路の入口へ向かう冷却風の流れを妨げない構成としたことを特徴とするため、より圧力損失が低減されてスムーズに冷却風路へ冷却風を送り込むことができる。このため、更に冷却ファンによる冷却風量の増加を図ること、或いは、冷却ファンの容量を低減して冷却ファンのコンパクト化を図ることができる。
【0036】
また、第4発明の回転電機冷却構造によれば、第1,第2又は第3発明の回転電機冷却構造において、前記ステータコアは略直方体状で外周の四隅が切り欠かれて斜面となっており、前記冷却風路はこのステータコア外周の四方の面部分の周縁部と四隅の斜面部分の周縁部とに形成したことを特徴とするため、冷却ファンによって風箱とブラケットとの間の空間部に導入された冷却風が、前記四方の面部分の周縁部に形成された冷却風路内だけでなく、前記四隅の斜面部分の周縁部に形成された冷却風路内にも流れるため、より効率よくステータコアを冷却することができる。
【0037】
また、第5発明の回転電機冷却構造によれば、第1,第3又は第4発明の回転電機冷却構造において、前記風箱の内面周縁部を前記ステータコアの周縁方向に向かう斜面とし、且つ、前記一端側のブラケットの外面周縁部も前記ステータコアの周縁方向に向かう斜面とすることにより、この風箱の斜面とブラケットの斜面とで冷却風案内路を形成し、且つ、前記冷却ファンは前記風箱の側面中央部に取り付け、この冷却ファンによって前記空間部に導入した冷却風を、前記冷却風案内路によって前記冷却風路の入口へと案内するように構成したことを特徴とするため、上記第1発明のように4箇所に冷却ファンを配置せずに風箱の側面中央部に冷却ファンを取り付けても、大きな圧力損失を招くことなくスムーズに冷却風を冷却風路に送り込むことができる。このため、冷却ファンのコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るモータ冷却構造を備えた電動モータの構成を示す縦断面図である。
【図2】前記電動モータのコア部の構成を示す図2のB−B線矢視断面図である。
【図3】前記電動モータのコア部の構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係るモータ冷却構造を備えた電動モータのコア部の構成を示す横断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係るモータ冷却構造を備えた電動モータの構成を示す縦断面図である。
【図6】前記電動モータの側面図(図5のD方向矢視図)である。
【図7】従来のモータ冷却構造を備えた電動モータの要部概略図である。
【符号の説明】
11 電動モータ
12 ロータ
13 ステータ
14 反負荷側のブラケット
14a 斜面(外面周縁部)
15 負荷側のブラケット
16 風箱
16a 斜面(内面周縁部)
18 冷却ファン
18A,18B,18C,18D 冷却ファン
19 シャフト
20 ロータコア
21 ステータコア
21a,21b,21c,21d ステータコア外周の隅部(斜面)
21e,21f,21g,21h ステータコア外周の四方の面
22 スロット
23 コイル
24A,24B 軸受
25 空間部
26 冷却風路
26a 入口
26b 出口
27 エンコーダカバー
30 冷却風案内路

Claims (5)

  1. ロータコアを有するロータと、前記ロータコアの外周を囲むステータコアを有するステータと、前記ステータコアの軸方向の一端側と他端側とに設けられ軸受を介して前記ロータの回転軸を回転自在に支持するブラケットとを有してなる回転電機において前記ステータコアを冷却するための冷却構造であって、
    前記ステータコアの周縁部には同周縁部を軸方向に貫通する複数の冷却風路を形成し、前記ステータコアの軸方向の一端側を風箱で覆って同風箱と前記一端側のブラケットとの間に空間部を形成し、且つ、前記風箱に冷却ファンを取り付けて、冷却風を前記冷却ファンにより前記空間部に導入して前記冷却風路内に流すように構成したことを特徴とする回転電機冷却構造。
  2. 請求項1に記載の回転電機冷却構造において、
    前記ステータコアは略直方体状となっており、前記冷却風路はこのステータコア外周の少なくとも四方の面部分の周縁部に形成し、前記冷却ファンは前記四方の面部分の周縁部に形成された冷却風路の入口側にそれぞれ対向するように4箇所に配置したことを特徴とする回転電機冷却構造。
  3. 請求項1又は2に記載の回転電機冷却構造において、
    前記一端側のブラケットは外面周縁部を前記ステータコアの周縁方向に向かう斜面とすることにより、前記冷却風路の入口へ向かう冷却風の流れを妨げない構成としたことを特徴とする回転電機冷却構造。
  4. 請求項1,2又は3に記載の回転電機冷却構造において、
    前記ステータコアは略直方体状で外周の四隅が切り欠かれて斜面となっており、前記冷却風路はこのステータコア外周の四方の面部分の周縁部と四隅の斜面部分の周縁部とに形成したことを特徴とする回転電機冷却構造。
  5. 請求項1,3又は4に記載の回転電機冷却構造において、
    前記風箱の内面周縁部を前記ステータコアの周縁方向に向かう斜面とし、且つ、前記一端側のブラケットの外面周縁部も前記ステータコアの周縁方向に向かう斜面とすることにより、この風箱の斜面とブラケットの斜面とで冷却風案内路を形成し、且つ、前記冷却ファンは前記風箱の側面中央部に取り付け、この冷却ファンによって前記空間部に導入した冷却風を、前記冷却風案内路によって前記冷却風路の入口へと案内するように構成したことを特徴とする回転電機冷却構造。
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