JPH0717688Y2 - 間仕切りパネルの支柱装置 - Google Patents

間仕切りパネルの支柱装置

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JPH0717688Y2
JPH0717688Y2 JP8740290U JP8740290U JPH0717688Y2 JP H0717688 Y2 JPH0717688 Y2 JP H0717688Y2 JP 8740290 U JP8740290 U JP 8740290U JP 8740290 U JP8740290 U JP 8740290U JP H0717688 Y2 JPH0717688 Y2 JP H0717688Y2
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JP8740290U
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富美夫 近岡
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Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、隣室との遮断や遮音等のために設けられる間
仕切りパネルの支柱装置に関する。
〔従来の技術〕
間仕切りパネルは、隣室との遮断や遮光ばかりでなく、
棚板支持用ブラケットの取付け等、種々の機能を付加し
て利用されている。
実公昭54−30021号公報には、この種の間仕切りパネル
の支柱装置の代表的なものが記載されている。その概要
を、第5図に基づいて説明する。
内端面(01)を平面とした断面が山形をなす壁体(02)
の両端に、それぞれ小幅の係合片(03)と、先端に段入
凹片(04)を有する大幅の側片(05)を互いに平行とな
るように折返して連設し、側片(05)の中央部に、縦長
孔(06)を所要の間隔をもって縦方向に列設して、形鋼
(07)を構成するとともに、1対の形鋼(07)(07)
を、それぞれの係合片(03)が他方の側片(05)の段入
凹片(04)の外側に重合し、かつ、互いの壁体(02)
(02)の内端面(01)(01)同士が当接するように組合
せ、内端面(01)(01)同士を適宜固着して、支柱
(A)を形成してある。
間仕切りパネル(08)(08)を組合わせるには、まず支
柱(A)の側片(05)(05)を、パネル(08)(08)の
側端面における凹溝(09)(09)内に嵌合する。嵌合し
た状態で、側片(05)の中央部は露出し、この中央部に
穿設されている縦長孔(06)に、棚受ブラケットの係合
爪が係合される。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した従来技術においては、支柱(A)の組立て接合
に際して、その内端面(01)(01)の位置決めが定まら
ず内端面(01)(01)が、上下左右にずれ易い。
このようなずれが存在したままで支柱(A)を組立てる
と、その内端面(01)(01)間に隙間が生じ、棚受ブラ
ケット用の縦長孔(06)等を介して、音や光が隣室に漏
れる原因となる。
本考案は、支柱の構造を改良し、もって、支柱の組立て
時に発生する上記のようなズレの発生を低減することに
より、隣室との遮音や遮光を完全なものにするようにし
たものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によると、次の構成を採用することにより、上記
課題が解決される。
両側面に、それぞれ上下方向に延びる2本の突条を備え
る中央基片の前後端に、中央基片と直交する上下方向の
側片を有し、かつ側片に、棚受ブラケット取付用の上下
に並ぶ縦長孔が穿設されている支柱と、中央基片の2本
の突条間に嵌合しうる上下方向に延びる凸部を有する補
助支柱とを備えてなる間仕切りパネルの支柱装置を備え
る間仕切りパネルの支柱装置。
〔作用〕
支柱(A)の中央基片(1)の両側面に、それぞれ上下
方向に設けた2本の突条(2)(2)の間に、補助支柱
(B)の凸部(8)を嵌合する。この嵌合によって、支
柱(A)と補助支柱(B)との間の左右の位置決めは確
実に行われ、適宜の固着手段を用いて固着作業が行われ
る。
したがって、補助支柱(B)の振れ動きはなく、ねじ止
め等の固着作業は、容易かつ正確に行われ、組立て時の
ズレは発生しない。
〔実施例〕
第1図〜第4図は、本考案の実施例を示すもので、上下
方向を向く中央基片(1)の両側面には、それぞれ上下
方向に延びる2本の突条(2)(2)が、その全高に亘
って形成されている。中央基片(1)の前後端には、中
央基片(1)と直交する側片(3)(3)が、上端から
下端にかけて形成されている。
各側片(3)の側端には、対向する内向片(4)(4)
が連設されている。また各側片(3)(3)には、中央
基片(1)を挾んで、棚受ブラケット取付用の左右2列
の縦長孔(5)(5)が穿設されており、左右に並ぶ縦
長孔(5)(5)の近接する側縁は、中央基片(1)の
側面と同一面となっている。
このようにして形成された支柱(A)の中央基片(1)
の両側面における2本の突条(2)(2)間に形成され
た凹部(6)には、後述する補助支柱(B)の凸部
(8)が嵌入される。
第1図に示すように、補助支柱(B)(B)は支柱
(A)と等高をなし、かつ凸部(8)の外側に、対向コ
形の受片(7)(7)を設けてなり、受片の外側片に、
係合孔(9)(9)を穿設したものである。
支柱(A)の両側から、補助支柱(B)(B)を近づ
け、支柱(A)の凹部(6)に補助支柱(B)の凸部
(8)を嵌入する。凸部(8)の先端が中央基片(1)
に当接するのとほぼ同時に、支柱(A)の内向片(4)
(4)に補助支柱(B)の受片(7)が当接する。
この状態で、図示を省略したボルトナット等の固着手段
を用いて、補助支柱(B)の凸部(8)と中央基片
(1)とを固定する。
支柱の組立て完了後、係止金具(10)を係合孔(9)か
ら嵌め込み、間仕切りパネル(11)に穿設した角孔(1
2)を係止金具(10)に上方から係止することによっ
て、間仕切りパネル(11)の取付けは完了する。
このようにして間仕切りパネルが完成すると、棚受ブラ
ケット(14)の後端に設けられた係合爪(13)(13)
を、縦長孔(5)(5)に係合して、棚受ブラケット
(14)を取付ける。
このとき、2列の縦長孔(5)(5)の近接する側面
は、中央基片(1)と同一面となっているので、係合爪
(13)(13)は、係合時に中央基片(1)に当接して、
それを挾むようになるので、棚受ブラケット(14)の横
振れは完全に防止される。
〔考案の効果〕
(1)支柱(A)の中央基片(1)の両側面に設けた上
下方向の2本の突条(2)(2)の間に、補助支柱
(B)の凸部(8)を嵌合するだけで、位置決めが完了
し、間仕切りパネル(11)の組立て時にズレが発生する
ことはないので、隣室との間の遮音、遮光は完全なもの
となる。
(2)支柱(A)と補助支柱(B)とを固着しているボ
ルトナット等が、万一緩んだり、外れたりして、接合部
に隙間が生じたとしても、棚受ブラケット用の縦長孔
(5)からの光又は音は、中央基片(1)における突条
(2)によって効果的に遮断される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す分解斜視図、 第2図は、第1図における間仕切りパネルの組立て後の
要部断面図、 第3図は、第2図のA−A視拡大断面図、 第4図は、棚受ブラケットの取付状態を示す斜視図であ
る。 第5図は、従来例の横断面図である。 (A)支柱 (B)補助支柱 (1)中央基片 (2)突条 (3)側片 (4)内向片 (5)縦長孔 (6)凹部 (7)受片 (8)凸部 (9)係合孔 (10)係止金具 (11)間仕切りパネル (12)角孔 (13)係合爪 (14)棚受ブラケット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側面に、それぞれ上下方向に延びる2本
    の突条を備える中央基片の前後端に、中央基片と直交す
    る上下方向の側片を有し、かつ側片に、棚受ブラケット
    取付用の上下に並ぶ縦長孔が穿設されている支柱と、 中央基片の2本の突条間に嵌合しうる上下方向に延びる
    凸部を有する補助支柱とを備えてなる間仕切りパネルの
    支柱装置。
  2. 【請求項2】上下に並ぶ縦長孔は、中央基片を挾むよう
    に、左右2列に並べて穿設されている請求項(1)記載
    の間仕切りパネルの支柱装置。
  3. 【請求項3】左右に対をなす縦長孔の近接する側縁を、
    中央基片の側面と同一面とした請求項(2)記載の間仕
    切りパネルの支柱装置。
  4. 【請求項4】補助支柱に、間仕切りパネルを支持固定す
    るための係合金具を係止しうる係止孔を穿設してなる請
    求孔(1)〜(3)のいずれかに記載の間仕切りパネル
    の支柱装置。
JP8740290U 1990-08-23 1990-08-23 間仕切りパネルの支柱装置 Expired - Lifetime JPH0717688Y2 (ja)

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JPH0445819U JPH0445819U (ja) 1992-04-17
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KR101030970B1 (ko) * 2008-08-08 2011-04-28 (주) 대영개발 선반 지지용 프레임 구조물

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