JPH07176220A - 耐火電線 - Google Patents

耐火電線

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JPH07176220A
JPH07176220A JP5320241A JP32024193A JPH07176220A JP H07176220 A JPH07176220 A JP H07176220A JP 5320241 A JP5320241 A JP 5320241A JP 32024193 A JP32024193 A JP 32024193A JP H07176220 A JPH07176220 A JP H07176220A
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JP
Japan
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layer
mica
fireproof
wound
electric wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP5320241A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Hayashi
重男 林
Shinya Hirata
臣哉 平田
Tadao Sato
忠雄 佐藤
Takeo Yachi
竹男 矢地
Mitsunao Kurashima
充直 倉嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Cable Co Ltd
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
Fuji Electric Cable Co Ltd
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co, Fuji Electric Cable Co Ltd filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイカテープの縦添えにより耐火層が形成さ
れた耐火電線において、高価なマイカテープの枚数を増
加させることなく、より高温で安定した良好な耐火特性
が得られるようにする。 【構成】 本発明の耐火電線においては、導体1上に、
2枚の片面フィルム集成マイカテープ2a、2bがそれぞれ
マイカ面を導体1側に向けて縦添えされ、耐火層2が形
成されている。そしてこの耐火層2において、内層のマ
イカテープ2aの縦添え層がプラスチックヤーン3で、外
層のマイカテープ2bの縦添え層がガラスヤーン4でそれ
ぞれ押え巻きされ、かつこれらのヤーンはそれぞれ下側
のマイカテープ2a、2bの重なり方向と同方向に巻き付け
られている。さらに、このような耐火層2の外側に、プ
ラスチックの絶縁層5と保護層6が順に設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐火電線の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、ハロゲンを含まないプラスチック
フィルムやガラスクロス等の補強材の片面に集成マイカ
を貼り合わせた片面フィルム集成マイカテープ、片面ガ
ラス集成マイカテープ等(以下、マイカテープと称
す。)を、導体上にマイカ面が導体側を向くように縦添
えして耐火層を形成し、その外側にプラスチック等の絶
縁層と保護層を順に設けてなる耐火電線が多用されてい
る。
【0003】ところで、前記したマイカテープの縦添え
により耐火層を形成するのは、この方式が横巻き方式に
比べて作業性に優れ、また作業時にマイカテープに傷や
クラックが生じにくいからであるが、このような縦添え
方式においては、縦添えされたマイカテープを押える必
要があり、そのため縦添え各層ごとにガラスヤーンまた
はプラスチックヤーンを横巻き(ギャップ巻き)するこ
とが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような縦添え各層
の押え巻きにおいては、ヤーンの張力やピッチは勿論で
あるが、その巻き付け方向がマイカテープの耐火特性が
十分に発揮されるか否かに大きく影響する。すなわち、
マイカテープの重なり方向と反対方向に巻き付けた場合
には、重なり幅の減少や、テープエッジ部のしわ、損傷
などを生じやすく、良好な耐火特性が得られないおそれ
があった。
【0005】また、最近、現行の自治省消防庁の告示基
準( 840℃、30分間)よりも厳しい長時間耐火性能が要
求されているが、従来からのガラスヤーンの使用におい
ては、ガラスの軟化温度が 846℃であるので、例えば 9
25℃、60分の長時間耐火試験を行った場合に、ガラスヤ
ーンが溶融し導電性を帯びて、これが集成マイカの層に
浸透して絶縁性を低下させるという問題があった。そこ
で、ガラスヤーンに代わり特に縦添え層の第1層目にポ
リプロピレンヤーン(以下、 P.Pヤーンと称す。)のよ
うなプラスチックヤーンを使用することも考えられてい
るが、そのような耐火電線では、特に、プラスチックフ
ィルムを補強材とする片面フィルム集成マイカテープを
使用した場合に、機械的強度の点で問題があった。すな
わち、高温時にプラスチックヤーンが分解するだけでな
く、補強材のプラスチックフィルムも分解消失して集成
マイカ層のみの状態となり、耐火層の機械的強度が極端
に低下してしまうという問題があった。したがって、高
温時でも耐火層の電気特性に悪影響を与えることなく、
しかも十分な機械的強度を維持させる押え巻き材料が求
められている。
【0006】本発明は以上の諸点に鑑みてなされたもの
で、マイカテープの縦添えにより耐火層が形成された耐
火電線において、高価なマイカテープの枚数を増加させ
ることなく、高温でも安定した良好な耐火特性が得られ
るようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の耐火電線
は、導体上に、複数枚のマイカテープの縦添えによる耐
火層を設け、その外側に絶縁層および保護層を順に設け
てなる耐火電線において、前記マイカテープの縦添え各
層が、そのテープの重なり方向と同方向に巻き付けられ
たヤーンにより、それぞれ押え巻きされていることを特
徴とする。
【0008】また、本発明の第2の耐火電線は、導体上
に、複数枚のマイカテープの縦添えによる耐火層を設
け、その外側に絶縁層および保護層を順に設けてなる耐
火電線において、前記マイカテープの縦添え層のうち少
なくとも最外層が、石英ガラスヤーンにより押え巻きさ
れていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の第1の耐火電線においては、マイカテ
ープの縦添え各層を押え巻きするヤーンが、いずれも下
層のマイカテープの重なり方向と同方向に巻き付けられ
ているので、巻き付けの際にテープの重なり幅が変動し
たり、あるいはテープのエッジ部にしわや損傷などを生
じることがなく、マイカテープの持つ良好な耐火特性が
十分に発揮される。そのうえ、巻き付け作業も容易とな
る。
【0010】また、本発明の第2の耐火電線において
は、マイカテープの縦添え層のうちで少なくとも最外層
が、軟化温度が極めて高い(1650℃)石英ガラスのヤー
ンにより押え巻きされているので、例えば 925℃・60分
の長時間耐火試験を行った場合でも、石英ガラスヤーン
が溶融したり分解したりすることがなく、耐火層の電気
的特性および機械的強度を良好に保持する。したがっ
て、高温時でも安定した良好な耐火特性が発揮される。
【0011】なお、マイカテープの縦添え各層を押え巻
きするヤーンを、いずれも下層のマイカテープの重なり
方向と同方向に巻き付け、かつ、マイカテープの縦添え
層のうち少なくとも最外層を、石英ガラスヤーンで構成
することにより、より良好な耐火特性を得ることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は、本発明の耐火電線の一実施例を示
す斜視図である。
【0014】図において、1は、導体を示し、その上
に、ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチックフ
ィルムの片面に集成マイカを貼り合わせてなる2枚の片
面フィルム集成マイカテープ2a、2bが、それぞれマイカ
面を導体1側に向けて縦添えされ、耐火層2が形成され
ている。この耐火層2においては、内層のマイカテープ
2aの縦添え層が、 P.Pヤーンのようなプラスチックヤー
ン3で、外層のマイカテープ2bの縦添え層がガラスヤー
ン4でそれぞれ押え巻きされており、かつこれらプラス
チックヤーン3およびガラスヤーン4は、それぞれ下側
のマイカテープ2a、2bの重なり方向と同方向に巻き付け
られている。さらに、このような耐火層2の外側には、
プラスチックからなる絶縁層5と保護層6が順に設けら
れている。
【0015】このような構造の耐火電線においては、高
温時には、内層の片面フィルム集成マイカテープ2aの縦
添え層を押えるプラスチックヤーン3は分解するが、そ
の分解物は導電性を帯びていないので、耐火層2に絶縁
特性等の低下が生じない。また、外層の片面フィルム集
成マイカテープ2bの縦添え層を押えるガラスヤーン4
は、高温時においても焼失しないことから、下側のマイ
カテープ2aを所定の巻締力で導体1に押付け固定する働
きをし、その結果高温においても良好な耐火性能が発揮
される。
【0016】さらに、このようなガラスヤーン4やプラ
スチックヤーン3が、それぞれ下層のマイカテープ2a、
2bの重なり方向と同方向に巻き付けられているので、マ
イカテープ2a、2bの重なり幅が変動したりあるいはマイ
カテープ2a、2bのエッジ部にしわや損傷が発生したりす
ることがなく、マイカテープ2a、2bの持つ耐火特性が十
分に発揮される。
【0017】なお、以上説明した実施例においては、 2
枚の片面フィルム集成マイカテープ2a、2bにより耐火層
2が形成されているが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、例えば片面フィルム集成マイカ
テープの代えて、片面ガラス集成マイカテープを使用す
るようにしてもよい。また、縦添え枚数も 2枚に限定さ
れるものではない。さらに、上記実施例に示したような
単心構造のものに限定されるものでもない。
【0018】次に、前記した実施例を、ポリエチレン絶
縁耐燃ポリエチレンシース耐火電線( 7心× 1.2mm)に
適用し、本発明品(実施例1)と、比較例1(耐火層を
構成する2枚の片面フィルム集成マイカテープおよび各
層の押え巻きは、実施例1と同じであるが、 P.Pヤーン
とガラスヤーンの巻き付け方向が、マイカテープの重な
り方向と反対であるもの。)について、それぞれ 925
℃、60分間の耐火試験を行った。試験結果を表1に示
す。
【0019】
【表1】 上表から、実施例1が、比較例1よりも絶縁抵抗、破壊
電圧ともに 1.2〜 2倍程度高い値を示し、耐火特性に優
れていることがわかる。
【0020】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0021】この実施例においては、図2に示すよう
に、導体1上に2枚の片面フィルム集成マイカテープ2
a、2bを縦添えすることにより、耐火層2が形成されて
おり、これらの縦添え層の各層が、それぞれ石英ガラス
ヤーン7により押え巻きされている。またこのような耐
火層2の外側に、プラスチックからなる絶縁層5と保護
層6が順に設けられている。
【0022】このような構造の耐火電線においては、片
面フィルム集成マイカテープ2a、2bの縦添え各層が、軟
化温度が極めて高い(1650℃)石英ガラスヤーン7によ
りそれぞれ押え巻きされいるので、高温においても石英
ガラスヤーン7が溶融したり分解したりすることがな
く、耐火層2の電気的特性および機械的強度が良好に保
持され、安定した良好な耐火特性が発揮される。
【0023】なおこの実施例において、縦添え各層をそ
れぞれ押え巻きする2本の石英ガラスヤーン7の巻き付
け方向は特に限定されないが、下側のマイカテープ2a、
2bの重なり方向と同方向に巻き付けた場合には、巻き付
けの際にマイカテープ2a、2bに重なり幅の変動やエッジ
部の損傷、しわ等が生ぜず、より高い耐火性能が発揮さ
れる。また、耐火電線のサイズによっては、外層のマイ
カテープ2bの縦添え層のみを石英ガラスヤーン7で押え
巻きし、内層の縦添え層は P.Pヤーンのようなプラスチ
ックヤーンで押え巻きしても良い。さらに、片面フィル
ム集成マイカテープ2a、2bに代えて、例えば片面ガラス
集成マイカテープを使用しても良く、また縦添えのテー
プ枚数は 2枚に限定されない。
【0024】次に、この実施例をポリエチレン絶縁耐燃
ポリエチレンシース耐火電線(30心× 1.2mm)に適用
し、本発明品(実施例2、 2本の石英ガラスヤーンの巻
き付け方向を、それぞれ下層のマイカテープの重なり方
向と同方向としたもの。)と、比較例2(耐火層の構成
材料およびは押え巻きの巻き付け方向は、それぞれ実施
例2と同じであるが、押え巻き材料が 2層ともガラスヤ
ーンであるもの。)について、それぞれ 925℃、60分間
の耐火試験を行った。試験結果を表2に示す。
【0025】
【表2】 上表から、実施例2が比較例2よりも絶縁抵抗、破壊電
圧ともに 2倍〜10数倍高い値を示し、耐火特性に極めて
優れていることがわかる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
耐火層の電気的特性と機械的強度の維持に有効な押え巻
きを設けることにより、高価なマイカテープの枚数を増
加させることなく、より高い温度においても安定した良
好な耐火特性を有する耐火電線を得ることができる。こ
のように経済的に有利であるうえに、現行の製造設備を
そのまま使用することができ、作業性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐火電線の一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の耐火電線の他の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1………導体 2a、2b………片面フィルム集成マイカテープ 2………耐火層 3………プラスチックヤーン 4………ガラスヤーン 5………絶縁層 6………保護層 7………石英ガラスヤーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 臣哉 神奈川県伊勢原市鈴川10番地 冨士電線株 式会社内 (72)発明者 佐藤 忠雄 神奈川県伊勢原市鈴川10番地 冨士電線株 式会社内 (72)発明者 矢地 竹男 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 倉嶋 充直 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体上に、複数枚のマイカテープの縦添
    えによる耐火層を設け、その外側に絶縁層および保護層
    を順に設けてなる耐火電線において、 前記マイカテープの縦添え各層が、そのテープの重なり
    方向と同方向に巻き付けられたヤーンにより、それぞれ
    押え巻きされていることを特徴とする耐火電線。
  2. 【請求項2】 導体上に、複数枚のマイカテープの縦添
    えによる耐火層を設け、その外側に絶縁層および保護層
    を順に設けてなる耐火電線において、 前記マイカテープの縦添え層のうち少なくとも最外層
    が、石英ガラスヤーンにより押え巻きされていることを
    特徴とする耐火電線。
JP5320241A 1993-12-20 1993-12-20 耐火電線 Pending JPH07176220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5320241A JPH07176220A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 耐火電線

Applications Claiming Priority (1)

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JP5320241A JPH07176220A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 耐火電線

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JPH07176220A true JPH07176220A (ja) 1995-07-14

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ID=18119302

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JP5320241A Pending JPH07176220A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 耐火電線

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JP (1) JPH07176220A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000045395A1 (en) * 1999-01-28 2000-08-03 Xinhua Tang An over-load resistant fireproof wire
CN103219114A (zh) * 2013-03-25 2013-07-24 广东福德电子有限公司 一种灭弧电阻
JP2020057589A (ja) * 2018-09-27 2020-04-09 矢崎エナジーシステム株式会社 耐火電線

Cited By (4)

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CN103219114A (zh) * 2013-03-25 2013-07-24 广东福德电子有限公司 一种灭弧电阻
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021126