JPH0717616U - 自動車の死角を無くしたフロントガラス - Google Patents
自動車の死角を無くしたフロントガラスInfo
- Publication number
- JPH0717616U JPH0717616U JP5340593U JP5340593U JPH0717616U JP H0717616 U JPH0717616 U JP H0717616U JP 5340593 U JP5340593 U JP 5340593U JP 5340593 U JP5340593 U JP 5340593U JP H0717616 U JPH0717616 U JP H0717616U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- windshield
- pillars
- right ends
- view
- curved
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 従来の自動車において、そのフロントガラス
の左右端を固定しているピラーによって運転者の斜め前
方の視野がさえぎられ、謂ゆる死角となっているので、
安全運転が確保しにくいという点を改善すること。 【構成】 自動車のフロントガラス5の左右端を固定し
ている左右ピラー3を、ハンドル4の横方まで後退した
側面位置に設けて、この左右ピラーに、湾曲して前面部
と両側面部を一体化して成形されてなる断面アーチ型の
フロントガラスの左右端を固定する。
の左右端を固定しているピラーによって運転者の斜め前
方の視野がさえぎられ、謂ゆる死角となっているので、
安全運転が確保しにくいという点を改善すること。 【構成】 自動車のフロントガラス5の左右端を固定し
ている左右ピラー3を、ハンドル4の横方まで後退した
側面位置に設けて、この左右ピラーに、湾曲して前面部
と両側面部を一体化して成形されてなる断面アーチ型の
フロントガラスの左右端を固定する。
Description
【0001】
本考案は、乗用車、貨物車など各種自動車のフロントガラスの形状とその固定 位置に関するものである。
【0002】
従来のフロントガラス(1)は、図1や図2の様にその両端部で少し屈曲して いるものの、ほぼ平面状であり、このフロントガラス(1)の左右端を固定して いるピラー(2)は図1のように左右上部からコーナー部を前下方へと傾斜して 設けられている。 なお、図1は従来の自動車のフロントガラスの近傍を示した部分斜視略図であ り、図2はその中央部の横断面略図である。
【0003】
上記したように、従来のフロントガラス(1)の左右端を固定しているピラー (2)は、運転者の目(i)の斜め前方のコーナー部に設けられているため、図 2の破線で示した範囲(s)の視野をさえぎられ、謂ゆる死角を有するものとな っている。 したがって安全運転を確保しにくく、事故原因の一つになっているのである。
【0004】 本考案は、上記の様な欠点を有する従来のフロントガラスの形状とその固定位 置を改善することを目的としてなされたものであり、運転者の前方にはその視野 をさえぎるものは何もなく、安全上非常に好適であるという新規な自動車の死角 を無くしたフロントガラスを提供しようとするものである。
【0005】
上記の目的を達成するために種々検討した結果、フロントガラスの左右端を固 定しているピラーの位置をハンドル横方の位置まで後退させ、フロントガラスの 形状をコーナー部で大きく湾曲させた断面アーチ型のものとして前記ピラーにて 固定してやれば非常にすぐれた効果が得られることを見い出したのである。
【0006】 すなわち本考案は、自動車のフロントガラスの左右端を固定している左右のピ ラーを、ハンドルの横方まで後退した側面位置に設けて、前面部コーナーで湾曲 し両側面部へと続く湾曲一体化フロントガラスの左右端を、前記ピラーに固定し たことを特徴とする自動車の死角を無くしたフロントガラス、を要旨とするもの である。
【0007】 本考案を1実施例をあげて図面を参照しながら説明する。 図3は本考案フロントガラスの近傍を示した部分斜視略図である。 図4は本考案フロントガラスとその近傍の中央部の横断面略図である。
【0008】 これらの図のように本考案は、フロントガラスの左右端を固定するためのピラ ー(3)を、ハンドル(4)の横方の側面部まで、望ましくはハンドル(4)の ステアリングホイールの後端(運転者に最も近い部分)の真横方の側面部まで、 後退した位置に設けるのである。 そして、この左右側面部のピラー(3)に湾曲一体化フロントガラス(5)の 左右端を固定するのである。
【0009】 この湾曲一体化フロントガラス(5)は、図4のように前面部コーナー(t) で大きく湾曲し両側面部へと続いており、その断面形状はアーチ型になっていて 前面部と両側面部を一体化して成形されているのである。
【0010】 図3の様に本考案におけるピラー(3)は、従来のピラー(2)が斜め方向で あるのに対して垂直に近い状態で側面部に設けられており、したがってフロント ドア(6)の形状は従来と異なったものに設計することが要望される。 例えば、乗用車においてフロントドア(6)に設けられる窓ガラスは従来のよ うな三角部は無くなるのである。
【0011】
本考案は以上のようなものであって、従来において運転者の斜め前方の視野を さえぎっていた前面左右のピラーは、側面部まで後退して設置されており、前面 部と両側面部とにかけて大きく湾曲して一体化成形されてなるフロントガラスが 運転者の前方にあるだけで、その視野をさえぎるものは何もなく、したがって、 謂ゆる死角が無いので高度な安全運転が確保できるという非常にすぐれた効果を 奏するものである。
【図1】従来の自動車のフロントガラスの近傍を示した
部分斜視略図である。
部分斜視略図である。
【図2】従来のフロントガラスとその近傍の中央部横断
面略図である。
面略図である。
【図3】本考案フロントガラスの近傍を示した部分斜視
略図である。
略図である。
【図4】本考案フロントガラスとその近傍の中央部横断
面略図である。
面略図である。
(1) 従来のフロントガラス (2) 従来のピラー (3) 本考案のピラー (4) ハンドル (5) 湾曲一体化フロントガラス (6) フロントドア (i) 運転者の目 (s) (2)によってさえぎられる視野の範囲 (t) コーナー部
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車のフロントガラスの左右端を固定
している左右のピラーを、ハンドルの横方まで後退した
側面位置に設けて、前面部コーナーで湾曲し両側面部へ
と続く湾曲一体化フロントガラスの左右端を、前記ピラ
ーに固定したことを特徴とする自動車の死角を無くした
フロントガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5340593U JPH0717616U (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 自動車の死角を無くしたフロントガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5340593U JPH0717616U (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 自動車の死角を無くしたフロントガラス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717616U true JPH0717616U (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=12941925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5340593U Pending JPH0717616U (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 自動車の死角を無くしたフロントガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717616U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003026043A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-29 | Mazda Motor Corp | 車両の側部車体構造 |
JP2003026044A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-29 | Mazda Motor Corp | 車体の側部車体構造 |
WO2018060081A1 (de) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | Covestro Deutschland Ag | Frontscheibe für kraftfahrzeug |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6099715A (ja) * | 1983-11-05 | 1985-06-03 | Nissan Motor Co Ltd | ウインドウパネルの固定構造 |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP5340593U patent/JPH0717616U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6099715A (ja) * | 1983-11-05 | 1985-06-03 | Nissan Motor Co Ltd | ウインドウパネルの固定構造 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003026043A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-29 | Mazda Motor Corp | 車両の側部車体構造 |
JP2003026044A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-29 | Mazda Motor Corp | 車体の側部車体構造 |
WO2018060081A1 (de) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | Covestro Deutschland Ag | Frontscheibe für kraftfahrzeug |
CN109789753A (zh) * | 2016-09-27 | 2019-05-21 | 科思创德国股份有限公司 | 用于机动车辆的挡风玻璃 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62251282A (ja) | 自動車用前部モ−ルデイング | |
KR20100108833A (ko) | 자동차 차체 | |
JPH0351621B2 (ja) | ||
JPH0717616U (ja) | 自動車の死角を無くしたフロントガラス | |
WO2002100671A1 (fr) | Structure de fixation d'un pare-brise reduisant les angles morts dus aux montants frontaux | |
JPS5983165U (ja) | 自動車用ステアリング支持装置 | |
JPH019719Y2 (ja) | ||
JP3069218U (ja) | 乗用自動車のドアミラ―と該ドアミラ―用前部ドア | |
JP3084328U (ja) | 自動車用バック補助ミラー | |
JP3013343U (ja) | 車の安全ミラー | |
JPS6240854Y2 (ja) | ||
JP3013654U (ja) | 自動車用ミラー | |
JP2007514592A (ja) | 多用途車の運転室用のルーフ延長部 | |
JP3043527U (ja) | 走行用補助ミラー | |
JP3021369U (ja) | セーフテーミラー | |
JP3049149U (ja) | 二枚構造の電動ドアミラー | |
JP2022013065A (ja) | 車両構造 | |
JPH0431865Y2 (ja) | ||
JPH0624310Y2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
KR200144105Y1 (ko) | 자동차의 프론트 엔드 패널 보강구조 | |
JP3009313U (ja) | 自動車前側面鏡 | |
JP2535963Y2 (ja) | 自動車におけるバンパ取付部のボディ構造 | |
JPS62177577U (ja) | ||
JPH0420818B2 (ja) | ||
JPS6241905Y2 (ja) |