JP2022013065A - 車両構造 - Google Patents
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Abstract
Description
同文献に記載の車両構造は、運転者の前方視界における前方景色と、この前方景色の下端を遮る車両構成部品との境界線形状を、所定の曲線状に形成している。このことにより、車両が旋回してロールした際に、景色が大きく傾いて見えないようにし、車両のロールを視覚的に認識し難くすることができる。その結果、車両旋回時に車両が大きくロールする感覚を少なくし、ロール感を向上させることが可能である。車両のロールを抑制するには、車両のロール剛性を高めればよいが、このロール剛性を過度に高めると、車両の乗り心地が低下するが、前記した車両構造によれば、そのような不具合をなくすことが可能である。
ところが、前記した特許文献1においては、ロール感を向上させ得るものの、高速域での安心感を高めたり、取り回し性をよくし得るなどの効果は得られない。
運転者の所定のアイポイントを基準とする前記フロントガラス越しの前方視界として、前記フロントフードの前記車幅方向両端寄り領域の上面部を視界に含み、かつ前記車幅方向中央寄り領域の上面部を視界に含まない態様の前方視界が得られる構成とされていることを特徴としている。
すなわち、車両の高速走行時においては、運転者のフロントガラス越しの前方視界には、フロントフードの前寄り領域の車幅方向両端寄り領域が含まれ、車両近くの景色が前記フロントフードの一部によって隠される状態となる。このため、運転者には車両の速度を高速に感じ難くなる効果をもたらせ、安心感をもたせることが可能となる。
一方、フロントフードの前寄り領域における車幅方向中央寄り領域は、運転者のフロントガラス越しの前方視界に含まれておらず、運転者は、前記フロントフードの車幅方向両端寄り領域の相互間の位置において、車両前方近くの箇所(路面など)を明確に目視することが可能である。したがって、低速域での視界が良好である。また、フロントフードの車幅方向両端寄り領域が目視できるため、車両の車幅感覚を掴み易くなる。その結果、低速域における車両の取り回し性をよくすることが可能となる。
このように、本発明によれば、フロントフードの形状に工夫を加えるだけの簡易な構成により、高速域での安心感を高め、また低速域での取り回し性を良好にすることが可能である。高価な専用部品などを必要とはせず、製造コストの上昇を抑制し得るメリットもある。
図1において、符号90は、ワイパを示し、符号91は、ヘッドランプを示している。
3が配されている。
また、このフロントフード2は、たとえば板金製であって、車両前後方向および車幅方向のそれぞれに適度な幅をもつパネル部材である。ただし、このフロントフード2の車幅方向の両端寄り領域Sa(SaR,SaL)は、車幅方向の中央寄り領域Sbよりも上面部の高さが、適当な高さHだけ高くされている。
アイポイントEPは、たとえば日本人の成人男性の標準的な体格をもつ運転者8が、運転席7に着座し、適切な運転姿勢をとった際の目の位置とされている(図2参照)。その際の運転席7の車両前後方向の位置や上下高さは、この車両Vにおいて想定されている標準のポジションである。
フロントガラス4は、従来既知のものと同様に、正面視略矩形の透明ガラス板を用いて構成されており、車両Vのルーフ部60の前端部、左右一対のフロントピラー61の前部、およびカウル62の上部などに外周縁部が当接し、かつ接着剤を用いて接着されている。前記したセラミック印刷層40は、前記接着剤が塗布される箇所に設けられており、前記接着剤を覆い隠して体裁をよくしたり、前記接着剤に品質劣化の要因となる太陽光などが照射されないようにする役割を果たす。セラミック印刷層40は、矩形枠状に形成されており、フロントガラス4のうち、セラミック印刷層40によって囲まれている領域が、フロントガラス4越しの前方視界に相当する。
ただし、本実施形態とは異なり、インストルメントパネル63(ダッシュボード部)の最前部上面が、フロントガラス4の下縁部に沿って設けられているセラミック印刷層40の上縁部よりも高い位置にある場合には、インストルメントパネル63の最前部上面が、フロントガラス4越しの前方視界の下側境界線ULとなる。
この点をより具体的に説明すると、フロントフード2の中央寄り領域Sbは、図3のフロントガラス4越しの前方視界には入らず、車両Vの前端位置を把握するといった目的には利用されない。このため、図2に示すように、フロントフード2の中央寄り領域Sbの前部側については、たとえば比較的な大きな傾斜角αの前下がり状とされ、フロントフード2のデザイン性がよく、または空気抵抗の減少などが図られている。これに対し、フロントフード2の両端寄り領域Saは、中央寄り領域Sbと比較すると、緩やかな傾斜の前下がり状、あるいは略水平状とされており、できる限りその前端寄り部分や、車幅方向外方寄り部分が、運転者8から目視できるようにされている。
このようなことから、運転者8は、車両Vの速度を高速に感じ難くなり、運転者8に安心感を与えることができる。とくに、本実施形態においては、図3に示したように、フロントフード2の両端寄り領域SaR,SaLのうち、右側の端寄り領域SaRは、運転者8の略正面の位置に、比較的な大きな面積で見えるため、速度を高速に感じ難くし、運転者8に安心感を与える効果を、より優れたものとすることが可能である。
また、フロントフードは、金属製に限らず、樹脂製、あるいは金属部材と樹脂部材とを組み合わせたものとすることもできる。
EP アイポイント
Sa(SaR,SaL) 両端寄り領域(フロントフードの車幅方向の)
Sb 中央寄り領域(フロントフードの車幅方向の)
V 車両
2 フロントフード
3 車室
4 フロントガラス
8 運転者
Claims (1)
- 車室の前部を仕切るフロントガラスの車両前方側に位置し、かつ車両前後方向および車幅方向に幅をもつフロントフードを、備えている、車両構造であって、
前記フロントフードの少なくとも前寄り領域は、車幅方向両端寄り領域が、車幅方向中央寄り領域よりも上面部の高さが高い構成とされ、
前記車室内における運転者の所定のアイポイントを基準とする前記フロントガラス越しの前方視界として、前記フロントフードの前記車幅方向両端寄り領域の上面部を視界に含み、かつ前記車幅方向中央寄り領域の上面部を視界に含まない態様の前方視界が得られる構成とされていることを特徴とする、車両構造。
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JP3088028U (ja) * | 2002-01-15 | 2002-08-30 | 克伸 高田 | フェンダー覆い形山付ボンネット |
JP2014051140A (ja) * | 2012-09-05 | 2014-03-20 | Honda Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
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2020
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