JPH07175277A - 画像形成装置および原稿供給装置 - Google Patents

画像形成装置および原稿供給装置

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JPH07175277A
JPH07175277A JP5322424A JP32242493A JPH07175277A JP H07175277 A JPH07175277 A JP H07175277A JP 5322424 A JP5322424 A JP 5322424A JP 32242493 A JP32242493 A JP 32242493A JP H07175277 A JPH07175277 A JP H07175277A
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JP
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roller
arm
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JP5322424A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Sukai
龍一 須貝
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は紙ジャムやプロセスユニット交換など
のユーザメンテナンスにおける作業性に優れた画像形成
装置を提供することを目的とする。 【構成】上面部が開放された装置本体と、この装置本体
の内部に設けられ前記記録紙を積層して収容する記録紙
カセットと、前記記録紙カセットの上側で且つ前記装置
本体の上面開放部から出し入れ可能に設けられ前記記録
紙を搬送しながら前記記録紙に画像を記録するプロセス
ユニットと、前記装置本体において前記プロセスユニッ
トの上側で且つ前記上面開放部に対して開閉する方向に
移動可能に設けられ前記原稿を載置して画像を読み取る
画像読み取りユニットとを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機などに用いられる
電子写真方式の画像形成装置および画像形成装置に設け
られる原稿供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来複写機などに用いられる電子写真方
式の画像形成装置として図11に示す構成のものがあ
る。この画像形成装置は原稿を静止して原稿読取りを行
うものである。
【0003】図11において、1は装置本体、2、3は
夫々異なる大きさの記録紙を積層して収容する記録紙カ
セットで、これらは装置本体1の下部に上下に重ねて設
けられる。4は記録紙を搬送しながら記録紙に電子写真
方式により画像記録を行うプロセスユニットで、装置本
体1の内部において記録紙カセット3の上側に設けられ
ている。
【0004】5はガラス板の上に原稿を載せて原稿に記
載された画像を読み取る画像読み取りユニットで、これ
はプロセスユニット4の上側に設けられている。6は画
像読み取りユニット5のガラス板を開閉するプラテンカ
バーである。装置本体1においてプロセスユニット4が
設けられた部分の前面部は開放され、装置本体1にはこ
の前面開放部7を開閉するカバー8が設けられている。
【0005】プロセスユニット4に紙ジャムを生じたた
めに記録紙を取り出す場合や、プロセスユニット4を交
換する場合には、カバー8を動かして前面開放部7を開
く。そして、作業者が手を前面開放部7を通して装置本
体1の内部に入れ、装置本体1の内部に設けられている
プロセスユニット4の現像部や定着部を装置本体から取
り外し、取り外した現像部や定着部を前面開放部7を通
して装置本体1の外部に引き出す。
【0006】さらに、現像部や定着部に停滞している記
録紙や装置本体1の内部に残っている記録紙を取り外
す。また、現像部や定着部の交換を行う。その後、引き
出した現像部や定着部、あるいは交換した現像部や定着
部を前面開放部7を通して装置本体1の内部に装入して
装置本体1に取り付ける。
【0007】次に画像形成装置に設けられる原稿供給装
置には、図12に示される構成をなすものがある。この
原稿供給装置は原稿を原稿読取り部に搬送する方式の画
像形成装置に設けられるものである。
【0008】原稿供給装置は、自給ローラ11およびこ
の自給ローラ11と接して配置された分離ローラ12を
有し原稿Wを一枚づつ分離して搬送する原稿分離ユニッ
トと、この原稿分離ユニットの自給ローラ11と分離ロ
ーラ12との間に原稿Wを供給するキックローラ13と
を有している。キックローラ13の形状は真円ではな
く、四角形状や星形形状、あるいは粗めのスプライン状
に形成され、原稿Pとキックローラ13との接触摩擦力
をを大きくする手段が講じられている。
【0009】水平に載置された原稿Wを搬送する場合に
は、原稿Wをキックローラ13の上に載せ、原稿Wの重
量により生じる接触圧力で原稿Wとキックローラ13と
の間に摩擦力を発生させ、キックローラ13の回転によ
り原稿Wを搬送して自給ローラ11と分離ローラ12と
の間に送り込む。自給ローラ11と分離ローラ12は回
転により原稿Wを一枚づつ分離して図示しない原稿読取
り部へ搬送する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置に
は次に述べる問題がある。プロセスユニット4に紙ジャ
ムを生じたために記録紙を取り出す場合や、プロセスユ
ニット4を交換する場合には、ユーザである作業者がカ
バー8を開いて前面開放部7を開放し、手を前面開放部
7を通して装置本体1の内部に入れ、プロセスユニット
4の現像部や定着部を装置本体1から取り外して前面開
放部7を通して装置本体1の外部に引き出し、あるいは
現像部や定着部を前面開放部7を通して装置本体1の内
部に装入して装置本体1に取り付ける。このようにプロ
セスユニット4を装置本体1に対して取り出し、装入す
る作業は前面開放部7を通して行うために大変面倒で作
業性が悪い。
【0011】従来の原稿供給装置には次に述べる問題が
ある。原稿に強い反りやしわがある場合には、原稿Pと
キックローラ13との間の接触状態が不十分となり、搬
送に必要な十分な摩擦力が得られず、ミスフィールドに
なり易い。
【0012】本願の発明は前記事情に基づいてなされた
もので、紙ジャムやプロセスユニット交換などのユーザ
メンテナンスにおける作業性に優れた画像形成装置を提
供することを目的とする。また、本願の発明は、原稿を
反りやしわがあっても確実に搬送できる原稿供給装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に第1の発明の画像形成装置は、上面部が開放された装
置本体と、この装置本体の内部に設けられ前記記録紙を
積層して収容する記録紙カセットと、前記記録紙カセッ
トの上側で且つ前記装置本体の上面開放部から出し入れ
可能に設けられに面して設けられ前記記録紙を搬送しな
がら前記記録紙に画像を記録するプロセスユニットと、
前記装置本体において前記プロセスユニットの上側で且
つ前記上面開放部に対して開閉する方向に移動可能に設
けられ前記原稿を載置して原稿に記載された画像を読み
取る画像読み取りユニットとを具備することを特徴とす
る。
【0014】第2の発明の原稿供給装置は、自給ローラ
およびこの自給ローラと接して配置された分離ローラを
有し原稿を一枚づつ分離して搬送する原稿分離ユニット
と、この原稿分離ユニットの自給ローラと分離ローラと
の間に原稿を供給するキックローラと、前記分離ローラ
が固定されたローラ軸に回転自在に支持され前記ローラ
軸を中心として前記キックローラに対して接近離間する
方向に回動するアームと、このアームに対して前記キッ
クローラから離間する方向に力を加えるばねと、前記ア
ームに設けられ前記アームが前記キックローラに接近す
る方向に回動した時に前記キックローラとともに搬送さ
れる原稿を挟む原稿押えローラと、前記アームに取り付
けられた粘性抵抗体と、前記分離ローラのローラ軸に固
定された第1の歯車およびこの第1の歯車に噛合すると
ともに前記粘性抵抗体の入力部に設けられた第2の歯車
とを具備し、前記粘性抵抗体は、前記分離ローラが記録
紙を搬送する方向に回転する時に前記第1の歯車および
前記第2の歯車を介して伝達された力を前記アームに対
して前記キックローラに接近する方向に回動させる力と
して伝えるものであり、前記ばねは前記粘性抵抗体が前
記アームに伝える力より小さい力を前記アームに加える
ものであることを特徴とする。
【0015】
【作用】第1の発明の画像形成装置は、画像読み取りユ
ニットを移動して装置本体の上面開放部を開放し、記録
紙カセットの上側に位置するプロセスユニットを開放さ
れた上面開放部から取り出し、装入する。このため、作
業者は装置本体の上面開放部の上側から装置本体の内部
に容易かつ充分に手を挿入して無理のない姿勢でプロセ
スユニットを取り出し、装入する作業を行うことができ
る。また、プロセスユニットは装置本体の上面開放部に
面して記録紙カセットの上側に設けられているので、容
易に取り出し、装入することができる。
【0016】従って、プロセスユニットに紙ジャムを生
じたために記録紙を取り出す場合や、プロセスユニット
を交換する場合におけるプロセスユニットを取り出し、
装入する作業の作業性を向上させることができる。
【0017】第2の発明の原稿供給装置では、原稿を搬
送する時に分離ローラが原稿搬送方向に回転すると、そ
の回転力は第1の歯車および第2の歯車を介して粘性抵
抗体に伝達し、粘性抵抗体はアームに対してキックロー
ラに接近する方向に回動させる力として伝えるので、ア
ームはばねの力に抗してローラ軸を中心としてキックロ
ーラに接近する方向に回転する。そして、アームに取り
付けられた原稿押さえローラがキックローラとともに搬
送される原稿を挟んで押える。従って、原稿に反りやし
わがある場合でも原稿に対する充分な摩擦力を得られて
原稿を確実に搬送することができる。
【0018】
【実施例】第1の発明の画像形成装置の一実施例につい
て図1ないし図4を参照して説明する。図1ないし図4
において、21は上面部が開放された装置本体で、これ
は上面部に開放部22が設けられている。23、24は
記録紙Pを積層して収容する記録紙カセットで、これは
装置本体21の内部の下部に上下に重ねて設けられ、装
置本体21の前面部に形成された開放部において水平方
向に出し入れできるように設けられている。なお、記録
紙カセット23A、23Bには異なる大きさの記録紙P
が収容される。また、各記録紙カセット23A、23B
が設けられた装置本体21の内部には、図示しないが各
記録紙カセット23A、23Bに収容された記録紙Pを
一枚づつ後述するプロセスユニット25に搬送する記録
紙搬送ユニット24が設けられている。
【0019】25はプロセスユニットで、これは装置本
体21の内部において記録紙カセット23の上側で且つ
装置本体21の上面開放部22に面して設けられる。プ
ロセスユニット25は現像および転写ユニット26と定
着ユニット27を有しており、これら各ユニット26、
27は装置本体21に設けられた図示しない部材に着脱
可能に取り付けられている。すなわち、現像および転写
ユニット26と定着ユニット27は、装置本体21の内
部に上面開放部22を介して出し入れ可能に位置してい
る。
【0020】そして、現像および転写ユニット26によ
り後述する画像読み取りユニットで読み取られた原稿の
画像を現像し、この画像を記録紙搬送ユニットから搬送
されてきた記録紙Pに転写し、次いで現像ユニット27
により記録紙Pに転写された画像を定着させる。
【0021】28は画像読み取りユニットであり、これ
は装置本体21においてプロセスユニットの上側で且つ
上面開放部22に対して開閉する方向に移動可能、例え
ば上下方向に回動可能に設けられ且つ上面が原稿を載置
するガラス板となっているユニット本体29と、このユ
ニット本体29のガラス板の上面部を覆うプラテンカバ
ー30と、ユニット本体29の内部に設けられた光学走
査ユニット31を有する。そして、ユニット本体29の
ガラス板の上面部に原稿を載せて光学走査ユニット31
により原稿の画像を読み取り、読み取った画像情報をプ
ロセスユニット25の現像および転写ユニット26に送
る。
【0022】そして、ユニット本体29を下方に回動し
て装置本体21の上面開放部22を閉じ、ユニット本体
29を上方に回動して装置本体21の上面開放部22を
開く。装置本体21の上面開放部22を開いた状態で
は、装置本体21の内部に設けられたプロセスユニット
25の現像および転写ユニット26と現像ユニット27
が上面開放部22を介して外部に露出する。
【0023】このように構成された画像形成装置におい
て、図4に示すように現像および転写ユニット26また
は現像ユニット27に記録紙Pが詰まって紙ジャムが起
きたために記録紙Pを取り出す場合や、あるいはプロセ
スユニット25を交換する場合には、画像読み取りユニ
ット28のユニット本体29を上方向に回動して装置本
体21の上面開放部22を開放し、装置本体21の内部
において記録紙カセット23の上側に設けられたプロセ
スユニット25の転写ユニット26と現像ユニット27
を開放された上面開放部22を介して外部に露出させ
る。
【0024】次いで、紙ジャムが起きた場合には、現像
および転写ユニット26または現像ユニット27に詰ま
っている記録紙Pを取り除く。プロセスユニット25を
交換する場合には、プロセスユニット25の現像および
転写ユニット26と定着ユニット27を図示しない部材
より取り外して装置本体21の開放された上面開放部2
2から装置本体21の外部へ取り出し、また新規なユニ
ット26、27を装置本体21の外部から上面開放部2
2を介して装置本体21の内部へ装入して図示しない部
材に取り付ける。
【0025】このため、作業者は装置本体21の上面開
放部22の上側から装置本体21の内部に容易かつ充分
に手を挿入して、無理のない姿勢でプロセスユニット2
5のユニット26、27を装置本体21の内部に対して
取り出し、装入する作業を行うことができる。また、プ
ロセスユニット25は装置本体21の上面開放部22に
面して記録紙カセット23A、23Bの上側に設けられ
ているので、上面開放部22を介して装置本体21の内
部に対して容易に取り出し、装入することができる。
【0026】従って、プロセスユニット25に紙ジャム
を生じたために記録紙Pを取り出す場合や、プロセスユ
ニット25の現像および転写ユニット26と定着ユニッ
ト27を交換する場合における現像および転写ユニット
26と定着ユニット27の取り出し、装入する作業の作
業性を向上させることができる。
【0027】図5は他の実施例を示している。この実施
例は、画像読み取りユニット28のユニット本体29の
内側の面に光学走査ユニット31が着脱可能に設けられ
ている。ユニット本体29を下側に回動して装置本体2
1の上面開放部22を閉じると、光学走査ユニット31
が装置本体21の内部に位置する。
【0028】なお、本発明は前述した実施例に限定され
ず、種々変形して実施することができる。例えば画像読
み取りユニット28のユニット本体29は装置本体21
に対して水平方向に移動して上面開放部22を開閉する
ようにしても良い。
【0029】第2の発明の原稿供給装置の一実施例につ
いて図6ないし図10を参照して説明する。この原稿供
給装置は画像形成装置の装置本体に設けられる。
【0030】図6ないし図10において41は原稿分離
ユニットで、これは自給ローラ42およびこの自給ロー
ラ42と接して配置された分離ローラ43を有してお
り、これら各ローラ42、43は図示しない回転駆動装
置により図示矢印で示す原稿搬送方向に向けて回転され
る。そして、自給ローラ42と分離ローラ43は回転に
より原稿Wを一枚づつ分離して図示しない原稿読取りユ
ニットに向けて搬送する。
【0031】44はキックローラで、これは原稿分離ユ
ニット41の自給ローラ42と分離ローラ43との間に
対して原稿搬送方向上流側に設けられ、図示しない回転
駆動装置により原稿搬送方向に向けて回転される。そし
て、回転により図示しない原稿セット部にセットされた
原稿Wを自給ローラ42と分離ローラ43との間に向け
て搬送する。
【0032】45はアームで、これは分離ローラ43が
固定されたローラ軸43aに一端が回転自在に支持さ
れ、このローラ軸43aを中心としてキックローラ44
に対して接近離間する方向に回動するように設けられて
いる。アーム45の他端には原稿押えローラ46が回転
自在に設けられ、これはアーム45がキックローラ44
に接近する方向に回動した時にキックローラ44ととも
に搬送される原稿Wを挟むものである。
【0033】47はばねで、これは所定の固定部材48
とアーム45に張設され、アーム45に対してキックロ
ーラ44から離間する方向に力fを加える。このばね4
7は後述する粘性抵抗体49がアーム45に伝える力よ
り小さいばね力fをアーム45に加えるものである。
【0034】49は粘性抵抗体であり、これはアーム4
5の中間部に取り付けられている。この粘性抵抗体49
は、後述するように分離ローラ43が原稿Wを搬送する
方向に回転する時に第1の歯車50および第2の歯車5
1を介して伝達された力をアーム45に対してキックロ
ーラ44に接近する方向に回動させる力として伝えるも
のである。
【0035】50は分離ローラ43のローラ軸43aに
固定された第1の歯車である。51は第2の歯車で、こ
れは第1の歯車50にこの第1の歯車50に噛合すると
ともに粘性抵抗体49の入力部に設けられて回転する。
【0036】このように構成された原稿供給装置の作用
について説明する。図6および図7に示される待機状態
において原稿Wが載置されると、図示しない検出器によ
り原稿Wが載置されたことを検出する。検出器からの信
号により図示しない回転駆動装置がキックローラ44お
よび自給ローラ42を原稿搬送方向に向けて回転する。
キックローラ44は回転して図示しない原稿セット部に
セットされた原稿Wを自給ローラ42と分離ローラ43
との間に向けて搬送する。
【0037】この時、図8に示すように原稿Wが自給ロ
ーラ42の分離点Aに達していない場合には、分離ロー
ラ43は接触摩擦力により図示矢印方向に一緒に回転す
る。これにより分離ローラ43のローラ軸43aに固定
されている第1の歯車50も同じ方向に回転する。
【0038】さらに、第1の歯車50の回転は粘性抵抗
体49に連結されている第2の歯車51に伝達され、粘
性抵抗体49の抵抗によって図8に示すように接線力F
が作用する。この接線力Fは粘性抵抗体49が固定され
ているアーム45に働く。これによりアーム45は図8
に示すようにばね47のばね力fに抗してローラ軸43
aを中心として下向き、すなわちキックローラ44に接
近する方向に回動し、原稿押えローラ46がキックロー
ラ44に接触する。
【0039】この時点でアーム45の回動が停止する.
この時,押えローラ46とキックローラ44には接線力
に由来する接触圧力Pが発生する。従って、原稿Wは接
触圧力によりキックローラ44に押し付けられ、そこに
発生する摩擦力により原稿Wは自給ローラ42へと確実
に搬送される。
【0040】図9に示すように原稿Wの搬送が完了する
と、キックローラ44および自給ローラ42の回転が回
転が停止して待機状態に移る。ここで、図9において粘
性抵抗体49の回動していないので、アーム45には接
線力が作用せず、ばね47のばね力fのみがキックロー
ラ44から離間する方向に作用している。粘性抵抗体4
9は回転が低下した状態では、その抵抗はない。従っ
て、アーム45はばね47のばね力fにより、これと釣
り合う抵抗を発生する速度でローラ軸43aを中心とし
て上方向、すなわちキックローラ44から離間する方向
に回動して図7に示す待機位置に復帰する。
【0041】図10は複数枚の原稿Wを搬送している状
態を示している。原稿Wが分離点に達すると、1枚目の
原稿Wは搬送されるが、2枚目の原稿Wは紙間の摩擦力
が分離ローラ43と原稿Wの摩擦力よりも小さなために
搬送されず且つ分離ローラ43が停止する。分離ローラ
43が静止すると、アーム45は上方向へに復帰を開始
する。
【0042】このように原稿Wを搬送する時に分離ロー
ラ43が原稿搬送方向に回転すると、その回転力は第1
の歯車50および第2の歯車51を介して粘性抵抗体4
9に伝達し、粘性抵抗体49はアーム45に対してキッ
クローラ44に接近する方向に回動させる力として伝え
るので、アーム45はばね47の力に抗してローラ軸4
3aを中心としてキックローラ44に接近する方向に回
転する。そして、アーム45に取り付けられた原稿W押
さえローラがキックローラ44とともに搬送される原稿
Wを挟んで押える。
【0043】従って、原稿Wに反りやしわがある場合で
も原稿Wに対する充分な摩擦力を得られて原稿Wを確実
に画像読取りユニットに向けて搬送することができる。
なお、第2の発明には前述した実施例に限定されずに、
種々変形して実施することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明の画像形
成装置によれば、紙ジャムやプロセスユニット交換など
のユーザメンテナンスにおける作業の作業性を向上させ
ることができる。第2の発明の原稿供給装置によれば、
原稿に反りやしわがあっても確実に搬送することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例における画像形成装置を
示す斜視図。
【図2】同実施例の画像形成装置の概略的構成を示す断
面図。
【図3】同実施例の画像形成装置において画像読み取り
ユニットを開いた状態を示す斜視図。
【図4】同実施例の画像形成装置における紙ジャムの状
態を示す斜視図。
【図5】第1の発明の他の実施例における画像形成装置
を示す斜視図。
【図6】第2の発明の一実施例における原稿供給装置を
示す斜視図。
【図7】同実施例の原稿供給装置を示す正面図。
【図8】同実施例の原稿供給装置を示す正面図。
【図9】同実施例の原稿供給装置を示す正面図。
【図10】同実施例の原稿供給装置を示す正面図。
【図11】従来の画像形成装置の一例を示す斜視図。
【図12】従来の原稿供給装置の一例の概略的構成を示
す正面図。
【符号の説明】
21…装置本体、 22…上面開放部、2
3、24…記録紙カセット、 25…プロセスユ
ニット、28…原稿読み取りユニット、 29…ユニッ
ト本体、41…原稿分離ユニット、 42…自給ロ
ーラ、43…分離ローラ、 45…アーム、
46…押えローラ、 49…粘性抵抗体、5
0,51…歯車。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面部が開放された装置本体と、この装
    置本体の内部に設けられ前記記録紙を積層して収容する
    記録紙カセットと、前記記録紙カセットの上側で且つ前
    記装置本体の上面開放部から出し入れ可能に設けられ前
    記記録紙を搬送しながら前記記録紙に画像を記録するプ
    ロセスユニットと、前記装置本体において前記プロセス
    ユニットの上側で且つ前記上面開放部に対して開閉する
    方向に移動可能に設けられ前記原稿を載置してこの原稿
    に記載された画像を読み取る画像読み取りユニットとを
    具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 自給ローラおよびこの自給ローラと接し
    て配置された分離ローラを有し原稿を一枚づつ分離して
    搬送する原稿分離ユニットと、この原稿分離ユニットの
    前記自給ローラと前記分離ローラとの間に原稿を供給す
    るキックローラと、前記分離ローラが固定されたローラ
    軸に回転自在に支持され前記ローラ軸を中心として前記
    キックローラに対して接近離間する方向に回動するアー
    ムと、このアームに対して前記キックローラから離間す
    る方向に力を加えるばねと、前記アームに設けられ前記
    アームが前記キックローラに接近する方向に回動した時
    に前記キックローラとともに搬送される原稿を挟む原稿
    押えローラと、前記アームに取り付けられた粘性抵抗体
    と、前記分離ローラのローラ軸に固定された第1の歯車
    およびこの第1の歯車に噛合するとともに前記粘性抵抗
    体の入力部に設けられた第2の歯車とを具備し、前記粘
    性抵抗体は、前記分離ローラが記録紙を搬送する方向に
    回転する時に前記第1の歯車および前記第2の歯車を介
    して伝達された力を前記アームに対して前記キックロー
    ラに接近する方向に回動させる力として伝えるものであ
    り、前記ばねは前記粘性抵抗体が前記アームに伝える力
    より小さい力を前記アームに加えるものであることを特
    徴とする原稿供給装置。
JP5322424A 1993-12-21 1993-12-21 画像形成装置および原稿供給装置 Pending JPH07175277A (ja)

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JP5322424A Pending JPH07175277A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 画像形成装置および原稿供給装置

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JP (1) JPH07175277A (ja)

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