JPH0717330A - ルーフヘッドライニング構造 - Google Patents

ルーフヘッドライニング構造

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Publication number
JPH0717330A
JPH0717330A JP16284093A JP16284093A JPH0717330A JP H0717330 A JPH0717330 A JP H0717330A JP 16284093 A JP16284093 A JP 16284093A JP 16284093 A JP16284093 A JP 16284093A JP H0717330 A JPH0717330 A JP H0717330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card holder
roof
head lining
lining structure
roof panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP16284093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kono
均 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP16284093A priority Critical patent/JPH0717330A/ja
Publication of JPH0717330A publication Critical patent/JPH0717330A/ja
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デッドスペースを無くして、スペースの有効
利用を実現するルーフヘッドライニング構造を提供す
る。 【構成】 ルーフパネル1とこのルーフパネル1の下側
の天井材2とを有し、天井材2は、その前部付近に設け
られたサンバイザー4と面一化するように、サンバイザ
ーの端部4a近傍に膨出部2aを備え、膨出部2aに取
付用開口7を形成し、取付用開口7からカードホルダー
8を挿入する。カードホルダー8は、係合爪10又はス
クリューにより天井材2もしくはルーフパネル1へ固定
される。膨出部2aを利用して、そこにカードホルダー
を設けることにより、ルーフパネル1及び天井材2間の
スペースを活用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等の車両におけ
るルーフヘッドライニング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図10及び図11は、従来の車両用ルー
フヘッドライニング構造例を示している。図において、
アウタパネル1a及びインナパネル1bから成るルーフ
パネル1の下側に天井材2が設けられ、この天井材2の
前部付近において支軸3のまわりに回動可能に(両矢
印)サンバイザー4が設けられている。なお図中、5は
フロントピラー、6はフロントガラスである。上記天井
材2は、サンバイザー4と面一化するようにこのサンバ
イザー4の端部近傍に膨出部2aを備えている。このよ
うに膨出部2aを設けることにより、図示のように不使
用時のサンバイザー4を、天井材2との一体感を確保し
た状態で格納しておくことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のルーフヘッドライニング構造では、膨出部2aを
設けたことにより、ルーフパネル1及び天井材2間に実
質的にデッドスペースSが生じていた。
【0004】本発明は上記の点に鑑み、特にデッドスペ
ースを無くして、スペースを有効に利用し得るルーフヘ
ッドライニング構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のルーフヘッドラ
イニング構造は、ルーフパネルとこのルーフパネルの下
側の天井材とを有し、この天井材は、その前部付近に設
けられたサンバイザーと面一化するように、該サンバイ
ザーの端部近傍に膨出部を備えており、上記膨出部に取
付用開口を形成し、この取付用開口からカードホルダー
を挿入すると共に、上記膨出部内部に固定するようにし
たものである。
【0006】特に前記カードホルダーは、その外周部に
複数の係合爪を有し、この係合爪が上記取付用開口に係
合するようになっている。
【0007】また前記カードホルダーは、スクリューに
より前記ルーフパネルへ固定されるようになっている。
【0008】
【作用】本発明によれば、上記膨出部の適所に形成した
取付用開口から、カードホルダーを挿入して、上記膨出
部内部に固定する。このように膨出部を利用して、そこ
にカードホルダーを設けることにより、ルーフパネル及
び天井材間のスペースを活用することができる。特にカ
ードホルダーを取り付ける場合、係合爪又はスクリュー
等の手段によって確実に固定することができ、その構造
が比較的簡単である。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図3に基づき、従来例と実質
的に同一部材には同一符号を用いて本発明のルーフヘッ
ドライニング構造の第一実施例を説明する。先ず、本実
施例においてもルーフパネル1の下側に設けられた天井
材2は、サンバイザー4と面一化するように、このサン
バイザー4の端部4aの近傍に膨出部2aを備えてい
る。そして特に膨出部2aの適所、例えばサンバイザー
4の端部4aの至近位置に取付用開口7が形成されてい
る。この取付用開口7からカードホルダー8が挿入され
ると共に、このカードホルダー8は、後述するように上
記膨出部2a内部の所定位置に固定されるようになって
いる。
【0010】図2は、上記カードホルダー8の構成例を
示している。このカードホルダー8は、例えば合成樹脂
等を用いて射出成形により形成されるが、種々のカード
等を収納し得るように幅及び奥行等の寸法を有してい
る。カードホルダー8の口部8aには鍔部9が形成され
ており、カードホルダー8が上記取付用開口7へ挿入さ
れる際に、鍔部9が取付用開口7の周縁部に当接するよ
うになっている。またカードホルダー8の外周部には、
複数の係合爪10が設けられている。各係合爪10はカ
ードホルダー8と一体成形され得、該係合爪10の各々
は、上記取付用開口7に係合するようになっている。即
ち、図1に示されるようにカードホルダー8の鍔部9と
各係合爪10との間に、取付用開口7の周縁部が挟み込
まれることにより、カードホルダー8は天井材2に保持
され、膨出部2a内部に固定される。
【0011】カードホルダー8はまた、図3に示したよ
うにその内部に、カード押え片11を有している。この
カード押え片11は、収納されたカード等を押さえ得る
ように図示例のような湾曲形状を有しており、これによ
り種々のカード等を確実に保持・固定することができ
る。
【0012】本案ルーフヘッドライニング構造によれ
ば、膨出部2aの取付用開口7から挿入されたカードホ
ルダー8は、その係合爪10が取付用開口7に係合する
ことにより、上記天井材2へ確実に固定される。そして
膨出部2a内の所定位置に設けたカードホルダー8内に
種々のカード等が収納されるが、そのカードはカード押
え片11によって固定保持される。このように、膨出部
2aを利用してカードホルダー8を設けることにより、
ルーフパネル1及び天井材2間のスペースを活用するこ
とができる。
【0013】図4は、本発明のルーフヘッドライニング
構造の第二実施例を示している。この第二実施例では、
カードホルダー8は、スクリュー12により前記ルーフ
パネル1へ固定されるようになっている。この場合、ス
クリュー12によって、カードホルダー8の後部にブラ
ケット13を結合し、このブラケット13をインナパネ
ル1bに接合(溶接等、×印参照)することにより、膨
出部2a内部の所定位置に固定される。この場合、イン
ナパネル1bは、図5に示されるように、ブラケット1
3の対応部分にて、一般部Pから部分的に突出形成され
ており、言わば部分的な面出し部Qとして構成されるよ
うになっている。なお図5において、車両前方が矢印F
により、またその下方が矢印Dによりそれぞれ示されて
いる。
【0014】第二実施例によれば、カードホルダー8
は、天井材2及びブラケット13を介してインナパネル
1bへ固定されるが、上記第一実施例の場合と同様に、
ルーフパネル1及び天井材2間のスペースを有効活用し
て、種々のカード等を収納・保持することができる。な
お第二実施例においても、カードホルダー8内部に設け
たカード押え片により、収納されたカード等を押さえる
ことができる。
【0015】図6は、本発明のルーフヘッドライニング
構造の第三実施例を示している。この第三実施例では、
カードホルダー8は、ブラケット14を介して天井材2
へ固定される。この場合、天井材2は、天井基材15及
び天井表皮16により構成されるが、上記天井基材15
には取付用凸部15aが形成されている。ブラケット1
4は、スクリュー17及びリベット18により、それぞ
れカードホルダー8及び天井基材15に結合される。ま
たブラケット14には、図7に示したように、スクリュ
ー17及びリベット18がそれぞれ螺合又は挿通する穴
14a及び穴14bが形成されている。
【0016】第三実施例によれば、天井材2の天井基材
15にブラケット14をリベット止めし、そのブラケッ
ト14に対してカードホルダー8がスクリュー止めされ
る。この場合、天井基材15に取付用凸部15aを設け
たことにより、図示のようにリベット18の頭部が突出
しないようにすることができる。従って天井材2の外観
上、何ら支障来すことはない。そして特に、この第三実
施例では、カードホルダー8はブラケット14を介して
天井材2側へ固定されるため、天井部アッセンブリ状態
での納入が可能になると共に、組付・位置合せ等を簡単
且つ的確に行い得る等の利点がある。
【0017】図8は、本発明のルーフヘッドライニング
構造の第四実施例を示している。この第四実施例では、
天井材2の所定位置に、図示のようにカード等の挿脱用
の開口19が開設されると共に、カードもしくはチケッ
ト等の押さえ用のクランプ20が、リベット18により
天井基材15の取付用凸部15aに固定される。上記ク
ランプ20は、好適には板厚0.5mm程度のばね鋼等
により形成される。この場合、天井表皮16は、開口1
9の周縁部にて図示のように内側へ折り込まれる。また
クランプ20には、図9に示されるように、リベット1
8が挿通するための穴20aが形成されている。
【0018】第四実施例によれば、開口19を介してカ
ードもしくはチケット等が挿脱されるが、挿入されたカ
ード等は、クランプ20の押さえ部20b(図9参照)
によって確実に保持・固定される。特にこの第四実施例
では、構成もしくは構造が簡素化されており、しかもカ
ードホルダーとしての適正機能を発揮する等の利点があ
る。
【0019】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、この種ル
ーフヘッドライニング構造において、デッドスペースを
無くして、特にカードホルダーを設けることによってス
ペースの有効利用を図ることができる。例えば高速チケ
ットやハイウェイカード等を収納しておくことができ、
極めて利便性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のルーフヘッドライニング構造の第一実
施例による縦断面図である。
【図2】本発明に係るカードホルダーの全体斜視図であ
る。
【図3】上記カードホルダーに設けたカード押え片を示
す斜視図である。
【図4】本発明のルーフヘッドライニング構造の第二実
施例による縦断面図である。
【図5】本発明のルーフヘッドライニング構造の第二実
施例に係るインナパネルの部分斜視図である。
【図6】本発明のルーフヘッドライニング構造の第三実
施例による縦断面図である。
【図7】本発明のルーフヘッドライニング構造の第三実
施例に係るブラケットの斜視図である。
【図8】本発明のルーフヘッドライニング構造の第四実
施例による縦断面図である。
【図9】本発明のルーフヘッドライニング構造の第四実
施例に係るクランプの斜視図である。
【図10】従来のルーフヘッドライニング構造に係る車
両室内の斜視図である。
【図11】図10のA−A線に沿う縦断面図である。
【符号の説明】 1 ルーフパネル 1a アウタパネル 1b インナパネル 2 天井材 3 支軸 4 サンバイザー 5 フロントピラー 6 フロントガラス 7 取付用開口 8 カードホルダー 9 鍔部 10 係合爪 11 カード押え片 12 スクリュー 13 ブラケット 14 ブラケット 15 天井基材 16 天井表皮 17 スクリュー 18 リベット 19 開口 20 クランプ S デッドスペース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフパネルとこのルーフパネルの下側
    の天井材とを有し、天井材は、その前部付近に設けられ
    たサンバイザーと面一化するように、サンバイザーの端
    部近傍に膨出部を備えて成るルーフヘッドライニング構
    造において、上記膨出部に取付用開口を形成し、この取
    付用開口からカードホルダーを挿入すると共に、上記膨
    出部内部に固定したことを特徴とするルーフヘッドライ
    ニング構造。
  2. 【請求項2】 前記カードホルダーは、その外周部に複
    数の係合爪を有し、該係合爪が前記取付用開口に係合す
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載のルーフ
    ヘッドライニング構造。
  3. 【請求項3】 前記カードホルダーは、スクリューによ
    り前記ルーフパネルへ固定されるようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載のルーフヘッドライニング構造。
JP16284093A 1993-06-30 1993-06-30 ルーフヘッドライニング構造 Pending JPH0717330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16284093A JPH0717330A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ルーフヘッドライニング構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16284093A JPH0717330A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ルーフヘッドライニング構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0717330A true JPH0717330A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15762248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16284093A Pending JPH0717330A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ルーフヘッドライニング構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH0717330A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030041322A (ko) * 2001-11-19 2003-05-27 기아자동차주식회사 자동차 선바이저의 티켓 홀더

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030041322A (ko) * 2001-11-19 2003-05-27 기아자동차주식회사 자동차 선바이저의 티켓 홀더

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