JPH071723Y2 - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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JPH071723Y2
JPH071723Y2 JP13874489U JP13874489U JPH071723Y2 JP H071723 Y2 JPH071723 Y2 JP H071723Y2 JP 13874489 U JP13874489 U JP 13874489U JP 13874489 U JP13874489 U JP 13874489U JP H071723 Y2 JPH071723 Y2 JP H071723Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
field control
deflection yoke
magnetic piece
insulating frame
Prior art date
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JP13874489U
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English (en)
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JPH0377356U (ja
Inventor
利明 下堀
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はディスプレイ装置等の陰極線管に設置する偏向
ヨークに関するものである。
従来の技術 第3図は従来の偏向ヨークの側面図であり、第3図にお
いて31は環状磁性コア32に線を巻回する事によって構成
され、絶縁枠33の外側に装着されたトロイダル型垂直偏
向コイルである。絶縁枠33の内側には鞍型の水平偏向コ
イルが装置されている。34は水平偏向コイルの小口径側
のベンドアップ部である。35は大口径側に設けられた補
正用の永久磁石である。
第4図は同偏向ヨーク平面図である。永久磁石35は円柱
状に構成され、絶縁枠33の外周部の4箇所に設けられて
いる。36aおよび36bは上記永久磁石35によって生じる磁
界を制御して画面上のラスター歪みの補正を行う為の磁
性片である。第5図は磁性片36a,36bの構成を示す斜視
図である。
第5図において、37aは円柱状に構成された永久磁石と
密着するように設けられた円筒状部、38aは本偏向ヨー
クの大口径側の口径に沿って湾曲したフィールド制御部
である。円筒状部37aはフィールド制御部38aに対して後
方すなわち電子銃側にずれた所に位置しており、フィー
ルド制御部38aは絶縁枠33の外周部に形成された溝に挿
入され、円筒状部37aは後方側すなわち本偏向ヨークの
小口径側に向けて突出する事となる。第6図は永久磁石
35および磁性片36a,36bを実際に装着した状態の斜視図
である。フィールド制御部38aと絶縁枠33とは接着剤に
よって固定される。以上では磁性片36aについて説明し
たが、磁性片36bについても同様に構成されている。そ
して磁性片36bについてもそのフィールド制御部は絶縁
枠33の外周部に形成された溝に挿入され、接着剤によっ
て固定される。
そして第6図に示すように磁性片36aおよび磁性片36bの
円筒状部37a,37bが永久磁石35に当てられる。
39は合成樹脂性のキャップであり、永久磁石35に円筒状
部37a,37bを当てた状態でその上に合成樹脂性のキャッ
プ39を被せる。もし円筒状部37a,37bを永久磁石35との
間に僅かにエアギャッブが生じると、それによって磁気
抵抗が非常に大きくなってしまい、磁界の強さに大きな
影響が生じてしまう。従って従来はこのようなキャップ
39を被せ、このキャップ39で締め付ける事によって永久
磁石35に円筒状部37a,37bを圧接させている。
永久磁石35によって生じた磁界は磁性片36a,36bを通
り、図面中の破線によって示すように偏向ヨークの内側
へ飛び出る。そしてこのような永久磁石35、および磁性
片36a,36bが第4図に示すように合計4組み設けられる
事となる。
考案が解決しようとする課題 しかしながら以上のような構成では、一つの永久磁石35
について、互いに別体の磁性片36aと磁性片36bが設けら
れており、それぞれが個別に絶縁枠33に装着されている
ので、磁性片36aと磁性片36bの相対的な位置関係のばら
つきが生じ易かった。また従来は、永久磁石35に円筒状
部37a,37bを当てた状態でその上に合成樹脂性のキャッ
プを被せ、このキャップで締め付ける事によって永久磁
石35に円筒状部37a,37bを圧接していたが、これでは部
品点数が多くなってしまい、コスト高を招いてしまう。
本考案は以上の課題に鑑みて成されたものであり、少な
い部品点数で、しかも調整用磁界にばらつきが生じない
高精度な偏向ヨークを提供する事を目的とする。
課題を解決するための手段 本考案は以上の課題を解決するため、永久磁石の両側部
に突出する一対のフィールド制御部およびそれぞれのフ
ィールド制御部の根元部に配置され、互いに対応した一
対の円筒状部を備えた磁性片において、一方のフィール
ド制御部側のパートと他方のフィールド制御部側のパー
トとをそれぞれ円筒状部の後方寄りの部分すなわち電子
銃側部分にて連結させる事によって一体構成にした。
作用 以上のように両パートが互いに連結されていると、永久
磁石を強い力で締める事が出来、円筒状部を永久磁石に
強く圧接して間にエアギャップが生じないようにする事
が出来るとともに、この磁性片を偏向ヨークに実装した
場合に両磁性片の相対的な位置関係のばらつきが起こり
にくい。
実施例 以下、図面に基づいて本考案の実施例について説明す
る。なお、本実施例における偏向ヨークの基本的な構成
については第3図および第4図の従来例と同様な構成で
ある。すなわち、トロイダル型垂直偏向コイル31は環状
磁性コア32に線を巻回する事によって構成され、絶縁枠
33の外側に装着される。絶縁枠33の内側には鞍型の水平
偏向コイルが装着される。35は大口径側に設けられた補
正用の永久磁石であり、円柱状に構成され、絶縁枠33の
外周部の4箇所に設けられる。
第1図においては、1は上記永久磁石35によって生じる
磁界を制御して画面上のラスター歪みの補正を行う為の
磁性片である。2aおよび2bは円柱状に構成された永久磁
石と密着するように設けられた円筒状部、3aおよび3bは
本偏向ヨークの大口径側の口径に沿って湾曲したフィー
ルド制御部3aである。磁性片1は円筒状部2aおよびフィ
ールド制御部3aから成るパートと、円筒状部2bおよびフ
ィールド制御部3bから成るパートとを連結した構成にな
っている。4は円筒状部の後方寄りの部分すなわち電子
銃側の部分にて両パートを連結させる連結部である。
第2図は永久磁石35および磁性片1を実際に装着したよ
うとした様子を示す。フィールド制御部3a,3bは絶縁枠3
3の外周部に形成された溝5に挿入され、円筒状部2a,2b
は後方側すなわち本偏向ヨークの小口径側に向けて突出
した状態となる。そしてフィールド制御部3a,3bは接着
剤によって絶縁枠33に固定される。
ところで、磁性片1の円筒状部2a,2bの間隔は、永久磁
石35の幅に対していくらか狭めになっており、第1図に
示すように永久磁石35を装着すると円筒状部2a,2bは連
結部4を中心にいくらか広がる事となり、矢印A方向の
反発力が生じる事となる。従って、円筒状部2a,2bの内
面が永久磁石35に比較的強く圧接される事となり、その
間にエアギャップは生じにくい。
又、このようにフィールド制御部3a,3bが一体構成にな
っているので、磁性片を偏向ヨークに実装した場合に両
フィールド制御部の相対的な位置関係のばらつきは起こ
りにくい。
考案の効果 以上のように本考案は、永久磁石の両側部に突出する一
対のフィールド制御部およびそれぞれのフィールド制御
部の根元部に配置され、互いに対向した一対の円筒状部
を備えた磁性片において、一方のフィールド制御部側の
パートと他方のフィールド制御部側のパートとをそれぞ
れ円筒状部の後方寄りの部分すなわち電子銃側部分にて
連結させる事によって一体構成にした事により、永久磁
石を強い力で締める事が出来、円筒状部を永久磁石に強
く圧接して間にエアギャップが生じないようにする事が
出来るとともに、この磁性片を偏向ヨークに実装した状
態で両フィールド制御部の相対的な位置関係のばらつき
が起こる事は無くなる。また、従来のように別途締め付
けるための部材を設ける必要もなく、部品点数を削減す
る事が出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例における偏向ヨークの磁性片を
示す斜視図、第2図は同磁性片を装着する様子を示す斜
視図、第3図は従来の偏向ヨークの側面図、第4図は同
偏向ヨークの平面図図、第5図は同偏向ヨークの磁性片
を示す斜視図、第6図は同磁性片を偏向ヨークに装着し
た状態の斜視図である。 1……磁性片、2a,2b……円筒状部 3a,3b……フィールド制御部、4……連結部 5……溝 31……トロイダル型垂直偏向コイル 33……絶縁枠、35……永久磁石

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁枠と、上記絶縁枠に固定された水平偏
    向コイルおよび垂直偏向コイルと、 上記絶縁枠の大口径側外周部の4箇所に画面上のラスタ
    ー歪みの補正を行う4つの磁性片および上記磁性片を磁
    化させる円柱状永久磁石を配置したものにおいて、 上記磁性片は、上記永久磁石の両側部に突出するフィー
    ルド制御部およびそれぞれのフィールド制御部の根元に
    上記永久磁石に密着する円筒状部を備え、一方のフィー
    ルド制御部側のパートと他方のフィールド制御部側のパ
    ートとはそれぞれの円筒状部の後方寄りの部分すなわち
    電子銃側の部分にて連結されて一体構成となった事を特
    徴とする偏向ヨーク。
JP13874489U 1989-11-30 1989-11-30 偏向ヨーク Expired - Lifetime JPH071723Y2 (ja)

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JP13874489U JPH071723Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 偏向ヨーク

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JP13874489U JPH071723Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 偏向ヨーク

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JPH0377356U JPH0377356U (ja) 1991-08-02
JPH071723Y2 true JPH071723Y2 (ja) 1995-01-18

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ID=31685825

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DE112021006287T5 (de) 2020-12-01 2023-11-02 Meiden Nanoprocess Innovations, Inc. Atomschicht-abscheidungsvorrichtung und atomschicht-abscheidungsverfahren

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