JPH071716Y2 - 光電スイッチ - Google Patents

光電スイッチ

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JPH071716Y2
JPH071716Y2 JP15781088U JP15781088U JPH071716Y2 JP H071716 Y2 JPH071716 Y2 JP H071716Y2 JP 15781088 U JP15781088 U JP 15781088U JP 15781088 U JP15781088 U JP 15781088U JP H071716 Y2 JPH071716 Y2 JP H071716Y2
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JP
Japan
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polarization
photoelectric switch
case
opening
filter
Prior art date
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JP15781088U
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JPH0277831U (ja
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覚 下川
睦男 伊藤
政人 原
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 本考案は偏光フィルタの前面に設けられた光電スイッチ
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来回帰反射型の光電スイッチ等においては所定の偏光
面の光を検知領域に照射し、所定の偏光面を有する反射
光を受光するために投光素子及び受光素子の前面に偏光
フィルタが設けられることがある。このような光電スイ
ッチによれば、偏光フィルタを前面に固定するために投
受光素子に対向してレンズを組み込み固定すると共に、
その後偏光フィルタをレンズの前面に組み込んで固定す
るように構成されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従って従来の光電スイッチではレンズと偏光フィルタを
別々に固定しているため位置決め精度が悪く、工数が多
いため価格が上昇するという欠点があった。又レンズと
偏光フィルタとを夫々別個に固定するための固定手段が
必要になるという欠点があった。
又投受光素子に夫々偏光方向が直交する2枚の偏光フィ
ルタを取付ける場合には、偏光方向を正確に直交させる
ため、第4図に矢印で示すように特定の偏光方向となる
ように偏光フィルタベース1を構成すると共に、図示の
ように個別のフィルタの向きを異ならせて偏光フィルタ
2a,2bをプレス加工によって形成し、第5図に示すよう
に一方のフィルタ2bを回転させて夫々異なった方向の偏
光フィルタとして光電スイッチ3の前面に取付けるよう
にしている。しかしながらフィルタベース1の偏光方向
の角度が、第6図に示すようにベースの側面より角度θ
だけずれる場合もある。この場合にも第7図(a)に示
す組み合わせの場合は直交度が保たれるが、第7図
(b)に示すように一対の偏光フィルタ4a,4bの角度が
夫々異なる向きの組み合わせで光電スイッチ3に取付け
られたときには、そのずれが拡大され2θのずれとなる
ため直交度が悪くなるという欠点があった。
本願の請求項1の考案はこのような従来の光電スイッチ
の問題点に鑑みてなされたものであって、偏光フィルタ
の取付けを容易すると共に位置決め精度を向上させるよ
うにすることを技術的課題とする。
又、本願の請求項2の考案はこの課題に加えて一対の偏
光フィルタを正確に直交させて固定できるようにするこ
とを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本願の請求項1の考案は内部に光電素子が保持されその
光軸上レンズ及び偏光フィルタを取付けて構成される光
電スイッチであって、光電スイッチのケースに設けら
れ、ケース内に保持される光電素子の光軸を含む位置に
設けられた開口部と、開口部の周囲に設けられた固定用
ピンと、固定用ピンに対応する位置に開口が設けられ、
ケースの開口部を被うレンズと、固定用ピンに対応する
位置に開口が設けられ、ケースの開口部を被う偏光フィ
ルタを有しこれらをピンに一体に挿入して同時に固定し
て構成したことを特徴とするものである。
又本願の請求項2の考案はこの偏光フィルタを同一の偏
光フィルタベースからプレス成形され相異なる形状を有
し、光電スイッチに互いに偏光面が直交するよう取付け
られる一対の偏光フィルタとするものである。
〔作用〕
このような特徴を有する本願の請求項1の考案によれ
ば、ケースの開口部周囲に設けられた固定用ピンによっ
てレンズ及び偏光フィルタが一体に取付けられ、レンズ
及び偏光フィルタが位置決めされて固定されることとな
る。又本願の請求項2の考案では、一対の偏光フィルタ
の形状が異なっているため偏光フィルタの偏光方向が正
確に直交することとなる。
〔考案の効果〕
そのため本願の請求項1の考案によれば、ケースのレン
ズ及び偏光フィルタを同一の固定用ピンで取付けること
ができるため、ケースの構造が簡略化されるだけでな
く、工程数が削減され価格を低減することができる。更
にレンズと偏光フィルタを正確に位置決めして固定する
ことができるため、精度が向上させることもできるとい
う効果が得られる。又本願の請求項2の考案では、この
ような効果に加えて一対の偏光フィルタの形状を異なら
せるようにしているため、正確に偏光面を直交させるこ
とができるという効果が得られる。
〔実施例の説明〕
第1図は本考案の一実施例による光電スイッチの組立構
成図、第2図はその前面の部分断面図である。本図にお
いて11は光電スイッチ、例えば反射型光電スイッチと
し、そのケース12には第2図に示すように投光素子13及
び受光素子14が保持されている。投受光素子13,14の保
持部前面には第1図及び第2図に示すように開口部15が
設けられ、その周囲4箇所には固定用ピン16a〜16dが設
けられている。さてこの開口部15には図示のように長方
形状のレンズ板17が取付けられる。レンズ板17は固定ピ
ン16a〜16dに対応する位置に夫々開口17a〜17dが設けら
れ、その中央両側には固定用ピン18a,18bが形成されて
投受光素子13,14に光軸を一致させた凸レンズ部17e,17f
が夫々形成されている。そしてこのレンズ板17の前面に
は更に第1図に示すように偏光フィルタ19,20が取付け
られる。偏光フィルタ19,20は図示のように偏光面90°
異なった一対の偏光フィルタであって、夫々その四方に
は開口19a〜19d及び20a〜20dが形成されている。これら
の開口のうち19a,19b,20a,20bは光電スイッチのケース
開口部に設けられる固定用ピン16a,16b,16d,16cにレン
ズ板17の開口17の開口17a〜17dと共に挿入され、偏光フ
ィルタ19,20の開口19c,19d及び20c,20dはレンズ板17に
設けられる固定用ピン18b,18aに挿入される。こうして
レンズ板17と一対の偏光フィルタ19,20を一体に取付け
た後、例えば熱かしめや超音波かしめ等によって固定用
ピン16a〜16d,18a,18bを変形させ、レンズと偏光フィル
タとを同時に固定する。こうすれば投受光素子の光軸上
に正確にレンズと偏光フィルタを一致させ、しかも工程
数を少なくして取付けることができる。
次に一対の偏光フィルタを取付ける場合には偏光フィル
タベースの偏光面とその側壁とが傾くことによって前述
したように偏光面の直交度が低下することがある。従っ
て第3図(a)に示すように偏光フィルタベース23から
切欠く偏光フィルタ21,22の形状を異ならせ、例えば夫
々異なった方向に切欠き部21a,22aを設けるようにす
る。そうすれば第3図(b)に示すように正確に直交度
を一致させて光電スイッチの前面に偏光フィルタを取付
けることができる。本実施例では一対の偏光フィルタ2
1,22をケースの固定用ピン及び相異なるレンズの固定用
ピンに係合させて固定するようにしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による光電スイッチの組立構
成図、第2図はその主要部を示す縦断面図、第3図
(a)は本願の第2実施例による光電スイッチの偏光フ
ィルタの構成図、第3図(b)はその取付状態を示す
図、第4図は従来の光電スイッチの偏光フィルタ形成過
程を示す図、第5図はこうして形成された偏光フィルタ
を光電スイッチの前面に取付ける状態を示す図、第6図
は従来の光電スイッチの偏光フィルタの形成過程を示す
図、第7図(a)及び第7図(b)はこうして形成され
た偏光フィルタを光電スイッチに取付ける場合の組み合
わせ状態を示す図である。 11……光電スイッチ、12……ケース、13,14……光電素
子、15……開口部、16a〜16d,18a,18b……固定用ピン、
17……レンズ板、17a〜17d,19a〜19d,20a〜20d……開
口、19〜22……偏光フィルタ、21a,22a……切欠き

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に光電素子が保持されその光軸上にレ
    ンズ及び偏光フィルタを取付けて構成される光電スイッ
    チにおいて、 前記光電スイッチのケースに設けられ、ケース内に保持
    される光電素子の光軸を含む位置に設けられた開口部
    と、 前記開口部の周囲に設けられた固定用ピンと、前記固定
    用ピンに対応する位置に開口が設けられ、前記ケースの
    開口部を被うレンズと、 前記固定用ピンに対応する位置に開口が設けられ、前記
    ケースの開口部を被う偏光フィルタと、を有しこれらを
    ピンに一体に挿入して同時に固定して構成したことを特
    徴とする光電スイッチ。
  2. 【請求項2】前記偏光フィルタは同一の偏光フィルタベ
    ースからプレス成形され相異なる形状を有し、前記光電
    スイッチに互いに偏光面が直交するよう取付けられる一
    対の偏光フィルタであることを特徴とする請求項1記載
    の光電スイッチ。
JP15781088U 1988-12-02 1988-12-02 光電スイッチ Expired - Lifetime JPH071716Y2 (ja)

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JP15781088U JPH071716Y2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02 光電スイッチ

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JP15781088U JPH071716Y2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02 光電スイッチ

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JPH0277831U JPH0277831U (ja) 1990-06-14
JPH071716Y2 true JPH071716Y2 (ja) 1995-01-18

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JPH05221546A (ja) * 1992-02-12 1993-08-31 Mita Ind Co Ltd 給紙装置
JP5399525B2 (ja) * 2011-06-29 2014-01-29 シャープ株式会社 光学式測距装置および電子機器
JP6991462B2 (ja) * 2018-03-15 2022-01-12 オムロン株式会社 小型光電センサ

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