JPH0717146B2 - 自動車用空気調和装置の配風ドア - Google Patents

自動車用空気調和装置の配風ドア

Info

Publication number
JPH0717146B2
JPH0717146B2 JP1806086A JP1806086A JPH0717146B2 JP H0717146 B2 JPH0717146 B2 JP H0717146B2 JP 1806086 A JP1806086 A JP 1806086A JP 1806086 A JP1806086 A JP 1806086A JP H0717146 B2 JPH0717146 B2 JP H0717146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
door
air distribution
recess
ventilation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1806086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62178418A (ja
Inventor
美樹 桐野江
晃司 村山
政仁 浦島
Original Assignee
カルソニック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カルソニック株式会社 filed Critical カルソニック株式会社
Priority to JP1806086A priority Critical patent/JPH0717146B2/ja
Publication of JPS62178418A publication Critical patent/JPS62178418A/ja
Publication of JPH0717146B2 publication Critical patent/JPH0717146B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H1/00671Damper doors moved by rotation; Grilles
    • B60H1/00678Damper doors moved by rotation; Grilles the axis of rotation being in the door plane, e.g. butterfly doors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用空気調和装置に係り、特にそれに用
いる配風ドアの改良に関する。
(従来の技術) 一般に、自動車用空気調和装置は、第4図に示すように
インテークユニット1と、クーラユニット2と、ヒータ
ユニット3とから構成されている。インテークユニット
1は、モータ4,ファン5を有し、車室内循環流が流入す
る内気流入口6と、外気が流入する外気取入口7とが開
設され、インテークドア8の開閉により内外気を選択的
に導入するようになっている。
インテークユニット1から空気が流入するクーラユニッ
ト2は、冷房サイクルの一構成要素であるエバポレータ
9が内蔵され、このエバポレータ9内を流通する冷媒に
よりインテークユニット1からの空気を冷却するように
している。
ヒータユニット3内には、このヒータユニット3に流入
した空気を加熱するために、エンジン冷却水が図示して
ない弁を介して流入するヒータコア10が組み込まれてお
り、このヒータコア10の空気上流側に、ヒータコア10へ
流入する空気量と、バイパス通路11を通る空気量との割
合を調整するミックスドア12が取付けられている。この
ミックスドア12を開位置(A位置)、閉位置(B位
置)、あるいはこれらの間の任意の中間位置、例えば、
C位置に回動させることにより、ヒータユニット3に流
入した空気を全てヒータコア10を経て車室内に送った
り、すべてバイパス通路11を通して車室内に送風した
り、或いは空気の一部をヒータコア10を通し他の空気を
バイパス通路11を通り、その後ミックスして車室内に送
ったり、又はミックスせずに複数のダクトを通して車室
内へ送風するようにしている。
これらダクトへの送風は、ヒータユニット3におけるヒ
ータコア10の下流側に設けられたデフダクト用吹出口14
とベントダクト用吹出口15とフットダクト用吹出口16と
により行われる。このデフダクト用吹出口14は、フロン
トガラスの内面に向けて配風を行う図示しないデフダク
トに連通している。また、ベントダクト用吹出口15は、
乗員の上半身へ向けて配風を行う図示ないベントダクト
に連通している。さらに、フットダクト用吹出口16は、
乗員の足元へ向けて配風を行うフットダクト17に連通し
ている。
(発明が解決しようとする問題点) しかして、このような自動車用空気調和装置では、例え
ば、バイパス通路11を流通する冷風がデフダクト用吹出
口14もしくはベントダクト用吹出口15に向かって均一に
流れるように、配風ドアとしてのミックスドア12の片面
にふくらみを持たせて風向偏向面20を形成することがあ
る(実開昭50−77,941号公報参照)。この風向偏向面20
を片面に有する配風ドアとしてのミックスドア12を樹脂
で一体成形する場合には、成形上の都合で他の片面に凹
所21が形成される。
しかしながらこの凹所21は、この凹所21側を通過してヒ
ータコア10へ流入する空気の流れに悪影響を与え、ヒー
タコア10を通過する空気の流れを不均一にする虞れがあ
った。これは凹所21のために、渦流が生じるためと考え
られる。このように、ヒータコア10を通過する空気の流
れが不均一になると、そこを通して加温された空気がフ
ットダクト用吹出口16ないしデフダクト用吹出口14ない
しベントダクト用吹出口15を通して車室内へ吹出される
吹出風の温度分布が不均一になり、空気調和上好ましく
なかった。
そこで、このような凹所21をなくすために、この凹所21
に他の板材で蓋をすることも考えられるが、このように
構成すると、部品点数が増大すると共に、組立作業が煩
雑となり、製造コストが増大する虞れがあった。
本発明は、かかる不都合を解消するために、配風ドアに
おける一方の面に風向偏向面を設けたとしても、他方の
面に沿って流れる空気の流れを均一にし、快適な空気調
和が得られると共に、製造が容易かつ安価な自動車用空
気調和装置の配風ドアを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するたに、本発明は、空気調和用の空
気の配風量及び配風方向を制御する自動車用空気調和装
置の配風ドアにおいて、平板状配風ドアの一方の面に対
して所定の角度を有する風向偏向面と、当該配風ドアの
他面における前記風向偏向面の裏面に形成される凹所内
に位置する複数のリブとを、当該配風ドアと共に樹脂に
て一体成形したことを特徴とする。
(作用) このような手段を採用した本発明によれば、配風ドアに
おける風向偏向面が形成された面では、風はそれに沿っ
て均一に流れる。また、風向偏向面の裏面に形成される
凹所内には、複数のリブが形成してあるため、この裏面
に沿って流れる空気の流れが前記凹所の影響を受けて不
均一になることがなくなる。したがって配風ドアの両面
を流れる空気の流れが双方共に均一となり、快適な空気
調和を行うことが可能となる。
しかも、このような配風ドアは樹脂等により一体成形で
きるため、製造が容易かつ安価である。
(実施例) 以下、本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
第1図は発明の実施例に係る配風ドアを用いたヒータユ
ニットの概略断面図、第2図は同配風ドアの斜視図、第
3図は第2図に示すIII−III線に沿う断面図であり、第
4図に示す部材と共通する部材には同一符号を付してあ
る。
第1図に示すヒータコア3は、自動車用空気調和装置の
一構成体であり、第4図に示すようなインテークユニッ
ト1及びクーラユニット2に連結される。
本実施例では、このヒータユニット3内に装着される平
板状配風ドアとしてのミックスドア30に本発明を適用し
た場合について説明する。このミックスドア30は、回動
軸31を支点として回動し、ヒータコア10に流入して加熱
される空気の量と、バイパス通路11を通過する冷風の量
とを制御するようになっている。特に、このミックスド
ア30の一方の面30aには、当該面30aに対して所定の角度
を有する風向偏向面20を形成してある。この風向偏向面
20は、バイパス通路11を流通する空気の流れをデフダク
ト用吹出口14もしくはベントダクト用吹出口15方向へ均
一に向かわせ、車室内への吹出風を均一にさせる作用を
有する。
このミックスドア30における他方の面30bには、前記配
風偏向面20を形成することによる凹所21が形成される。
特に本実施例にあっては、この凹所21に複数のリブ32を
突設してある。なお、これらリブ32の先端は面30bと同
一平面状(いわゆる面一)に形成してある。
そして、これら風向偏向面20及び複数のリブ32はミック
スドア30を樹脂で一体成形する際に、同時に形成でき
る。
このようなミックスドア30によれば、バイパス通路11を
通過する空気は風向偏向面20に沿ってデフダクト用吹出
口14もしくはベントダクト用吹出口15方向へ均一に配風
され、車室内へ均一に吹出すことになる。また、ヒータ
コア10方向へ流入する空気は、ミックスドア30に形成さ
れた凹所21の影響を受けることなく、ヒータコア10へ均
一に流入し、その後各種配風ダクト用吹出口14,15,16を
通して車室内へ均一に吹出される。したがって、車室内
への吹出風の温度分布を均一にすることができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものでは
なく、種々に改変することができる。例えば本発明を他
の配風ドアに適用することも可能である。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明によれば、平板状配風
ドアの一方の面に対して所定の角度を有する風向偏向面
と、当該配風ドアの他面における前記風向偏向面の裏面
に形成される凹所内に位置する複数のリブとを、当該配
風ドアと共に樹脂にて一体成形したので、配風ドアにお
ける一方の面に風向偏向面を形成したい場合でも、他方
の面に沿って流れる空気の流れを均一にして、ひいては
車室内への吹出風の温度や配風量を均一にし、快適な空
気調和を得ることができると共に、その配風ドアの製造
が容易かつ安価であるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る配風ドアを用いたヒータ
ユニットの概略断面図、第2図は同配風ドアの斜視図、
第3図は第2図に示すIII−III線に沿う断面図、第4図
は従来例に係る配風ドアを用いた自動車用空気調和装置
の概略断面図である。 12,30…ミックスドア(配風ドア)、20…風向偏向面、2
1…凹所、30a,30b…面、32…リブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和用の空気の配風量及び配風方向を
    制御する自動車用空気調和装置の配風ドアにおいて、平
    板状配風ドア(30)の一方の面(30a)に対して所定の
    角度を有する風向偏向面(20)と、当該配風ドアの他面
    (30b)における前記風向偏向面の裏面に形成される凹
    所(21)内に位置する複数のリブ(32)とを、当該配風
    ドア(30)と共に樹脂にて一体成形したことを特徴とす
    る自動車用空気調和装置の配風ドア。
JP1806086A 1986-01-31 1986-01-31 自動車用空気調和装置の配風ドア Expired - Fee Related JPH0717146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1806086A JPH0717146B2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31 自動車用空気調和装置の配風ドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1806086A JPH0717146B2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31 自動車用空気調和装置の配風ドア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62178418A JPS62178418A (ja) 1987-08-05
JPH0717146B2 true JPH0717146B2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=11961144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1806086A Expired - Fee Related JPH0717146B2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31 自動車用空気調和装置の配風ドア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717146B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040039125A (ko) * 2002-11-04 2004-05-10 기아자동차주식회사 공조기의 온도조절용 개폐장치
JP4045215B2 (ja) 2003-07-14 2008-02-13 株式会社ケーヒン 車両用空調装置
JP4425842B2 (ja) 2005-09-20 2010-03-03 株式会社ケーヒン 車両用空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62178418A (ja) 1987-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001055037A (ja) 車両用空調装置
US10052934B2 (en) Convex grid shape to reduce turbulence under rotary door
US6749008B2 (en) Vehicle air-conditioning system
US6148904A (en) Air conditioning apparatus for vehicle
JP3774961B2 (ja) 車両用空調装置
JPH0717146B2 (ja) 自動車用空気調和装置の配風ドア
JPS63242B2 (ja)
JPS6233609Y2 (ja)
JPH0230324Y2 (ja)
JPS6332497Y2 (ja)
JP3711960B2 (ja) 車両用空調装置
JP3265801B2 (ja) 自動車用空調装置
JP3481407B2 (ja) 自動車用空気調和装置
JPH0723291Y2 (ja) 自動車用空調装置
JPS637526Y2 (ja)
JPH09188123A (ja) 自動車用空気調和装置
JPS6233967B2 (ja)
JPS6246563Y2 (ja)
JPS6144017A (ja) 自動車用空調装置
JPS6343129Y2 (ja)
JP3996698B2 (ja) 車両用空調装置
JP2525054Y2 (ja) 自動車用空気調和装置のダンパー
JPH0327848Y2 (ja)
JPS5827846Y2 (ja) 自動車用空気調和装置
JPH046964Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees