JPH07171204A - 殺菌洗浄装置と殺菌洗浄方法 - Google Patents

殺菌洗浄装置と殺菌洗浄方法

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JPH07171204A
JPH07171204A JP5319371A JP31937193A JPH07171204A JP H07171204 A JPH07171204 A JP H07171204A JP 5319371 A JP5319371 A JP 5319371A JP 31937193 A JP31937193 A JP 31937193A JP H07171204 A JPH07171204 A JP H07171204A
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sterilization
oxidizing
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Abstract

(57)【要約】 【目的】超酸化水、強アルカリ性還元水および純水を無
駄なく使用して殺菌洗浄を行う。 【構成】原水を供給して同一の電解水生成器13から同
時に得られた酸化水OXと還元水RED、および水RO
を用いて複数の洗浄対象物A,B,Cを殺菌洗浄するに
際し、供給タイミングに位相差をつけながら前記洗浄対
象物A,B,Cへ前記3種類の洗浄液OX,RED,R
Oを供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば人工透析器の透
析液流路を殺菌・洗浄する殺菌洗浄装置および殺菌洗浄
方法に関し、特に透析器の透析液流路に付着した蛋白成
分や毒素の除去と殺菌とを行うことができ、かつ無駄な
く洗浄液を使用できる殺菌洗浄装置および殺菌洗浄方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】人工透析は腎臓の血液中の老廃物除去機
能や水分除去機能に障害がある慢性腎不全患者が受ける
治療方法であり、ナトリウム,カリウム,カルシウム等
の成分を適量に濃度調整した透析液と透析患者の静脈よ
り抽出した血液とを透析膜を介して臨ませ、拡散原理に
よって透析液と血液との間でナトリウム,カリウム,カ
ルシウム,尿素,水分等を交換する。これにより、血液
中から過剰な代謝産物や水分が除去され、この浄化され
た血液を透析患者に戻すことにより尿毒症の症状がなく
なる。
【0003】このような人工透析を行う人工透析器にお
いては、配管やホース(患者監視装置の透析液流路、特
に透析器の下流側流路)に患者の血液から透析した蛋白
成分,グラム陰性菌,毒素等が付着し、細菌の温床とな
り易い。そのため、これらを定期的に洗浄する必要があ
り、従来より逆浸透性のある純水と薬液を用いた洗浄が
行われている。
【0004】例えば、一人の患者の透析を終了する度
に、逆浸透水を約30分間透析装置に循環させることに
より透析液流路の洗浄を行う。
【0005】また、一日の透析治療が終了する度に、逆
浸透水を約30分間透析装置に循環させることにより透
析液流路の洗浄を行ったのち、約30分間クエン酸の結
晶を逆浸透水で1%に溶解した溶液を流して透析液流路
の殺菌洗浄を行い、さらに約30分間逆浸透水を流して
透析液流路の酸洗浄を行ったのち、二酸化塩素(ClO
2 )を逆浸透水で溶解した溶液を流して透析液流路の殺
菌洗浄を行う。この溶液を透析液流路に滞留させて4〜
5時間漬け置きし、約2時間逆浸透水を流して透析液流
路より次亜塩素酸成分を洗い流し、残留塩素濃度を確認
したのち、次の透析液を流すための準備を行う。
【0006】さらに、週に一度、クエン酸の1%溶液お
よび二酸化塩素溶液による殺菌洗浄に代えて、透析液流
路に付着した蛋白質を分解除去する薬液を用いて洗浄す
ることにより、透析液流路の殺菌洗浄をより確実なもの
としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の洗浄方法により透析液流路の殺菌洗浄を行っても透
析装置の構造上殺菌洗浄が困難な箇所が存在し、かかる
領域が細菌の温床となりやすいことも経験上判ってい
る。
【0008】例えば、透析液自動供給装置には一対の原
液タンクが接続されており、一方のタンクAにはカルシ
ウム,マグネシウム,カリウム,ナトリウム等の物質が
適量に調製された透析液原液が貯留され、他方のタンク
Bには重曹が貯留されている。このうち、タンクAと透
析液自動供給装置とを結ぶ経路は高濃度の透析液が流通
しているため、透析液の殺菌作用により当該流路が細菌
により汚染されることはない。
【0009】ところが、タンクBと透析液自動供給装置
とを結ぶ経路にあっては、透析液(重曹)が流通してお
り重曹には十分な殺菌能力がないため細菌の温床になり
やすい。この経路を殺菌するにはタンクBに次亜塩素酸
等の希釈溶液を溜め置き、透析中と同じ経路でこの溶液
を透析液流路に流通させればよい。しかしながら、タン
クBは透析液貯留用のタンクであるため、ここに上述し
た薬剤を貯留すると、タンクB内に薬剤成分がなくなる
まで洗浄するためには大量の逆浸透水と洗浄時間とを必
要とする。かかる理由によりタンクBと透析液自動供給
装置との結ぶ経路は細菌の温床になりやすいことにな
る。
【0010】また、総合的にみても洗浄に要する純水量
が膨大な量となり、洗浄時間が長時間に及ぶという問題
もあった。実際には、透析器の洗浄時間は透析時間の約
50%にも及び、また透析器1台に対して0.15t/
日の純水を使用していた。そのため、多数の患者に対し
て透析治療を行うためには、透析器を多数導入したり、
製造能力の大きな純水製造装置を導入する必要があり、
タイムリーかつ廉価な医療を実現するためのネックとな
っていた。
【0011】また、透析器のホース等にはエンドトキシ
ンなどの毒素やグラム陰性菌などの細菌が蛋白成分等に
隠れて付着しているため、蛋白成分を十分除去したのち
に消毒液や殺菌液を流さなければ、エンドトキシンの除
去やグラム陰性菌の殺菌はできないことも判明してい
る。そのため、十分な逆浸透水による洗浄を行って蛋白
成分を除去したのち、塩素・次亜塩素・EDTA等が配
合された高価な薬液を用いて毒素を除去したり細菌を殺
菌し、最後に再び逆浸透水による洗浄を行う必要があっ
た。
【0012】一方、一つの透析液自動供給装置で調製さ
れる透析液は1種類であることから、一つの透析液自動
供給装置に複数の透析器を接続してもそれぞれの透析器
には同じ透析液が供給されてしまう。人工透析は患者の
症状に応じて透析液を供給する必要があるため一つの透
析器のそれぞれに透析液自動供給装置を設け、患者に供
給される透析液の自由度を高めることも少なくない。し
たがって、このような透析器に対して最も有効な殺菌洗
浄装置の開発も望まれていた。
【0013】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、洗浄対象物の殺菌洗浄を短
時間かつ低コストで行うと共に無駄なく洗浄液を使用す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の殺菌洗浄装置は、原水が収容される電解槽
を隔膜によって陽極室と陰極室とに区画形成し、前記陽
極室と陰極室のそれぞれに電極板を設け、前記陽極室で
生成された酸化水、前記陰極室で生成された還元水、お
よび他の供給源から供給される水の3種類の洗浄液を、
複数の洗浄対象物のそれぞれへ交互に供給する殺菌洗浄
装置において、前記酸化水の流出路、前記還元水の流出
路、および前記純水の供給路のそれぞれに、前記複数の
洗浄対象物へ前記洗浄液を導く流路と切替弁とを設け、
供給タイミングに位相差をつけながら前記洗浄対象物へ
前記3種類の洗浄液を供給することを特徴としている。
【0015】この場合、前記電極板への印加電圧極性を
反転させる極性反転回路と、前記電解槽で生成された酸
化水および還元水の各流出路を前記極性反転回路の動作
に応じて切り替える流路切替機構とを設けてもよい。ま
た、洗浄対象物の数が3n(n:自然数)であると特に
効果的である。
【0016】また、上記目的を達成するために、本発明
の殺菌洗浄方法は、原水を供給して同一の電解水生成器
から同時に得られた酸化水と還元水、および水を用いて
複数の洗浄対象物を殺菌洗浄するに際し、供給タイミン
グに位相差をつけながら前記洗浄対象物へ前記3種類の
洗浄液を供給することを特徴としている。
【0017】
【作用】還元水は人工透析器の透析液流路などに付着し
た蛋白成分を溶出させる作用が極めて大きく、一方、酸
化水は毒素の除去作用や細菌の殺菌作用を備えている。
したがって、還元水と酸化水を用いて交互に洗浄を行
い、還元水で配管等に付着した蛋白成分を除去したの
ち、酸化水で毒素を除去したり細菌を殺菌すると、比較
的少量の還元水で蛋白成分の除去を実現することがで
き、しかも蛋白成分に隠れていたエンドトキシンなどの
毒素の除去やグラム陰性菌の殺菌を確実に行うことが可
能となる。
【0018】かかる酸化水と還元水は、水道水、逆浸透
水、純水または軟水処理した水道水から選択される水を
単に電気分解することにより大量かつ安価に得られる。
また、電解水は非化学物質であるため、残留性および菌
の耐性がないという特性を有している。そのため、従来
の化学物質による殺菌洗浄と比較して殺菌洗浄後の逆浸
透水による洗浄工程を大幅に削減することができ、しか
も残留した化学物質が透析液に与える悪影響についても
全く考慮する必要がないために、その取り扱いがきわめ
て簡易となる。
【0019】そこで本発明では、原水を供給して同一の
電解水生成器から同時に得られた酸化水と還元水、およ
び水を用いて複数の洗浄対象物を殺菌洗浄するに際し、
供給タイミングに位相差をつけながら洗浄対象物へ3種
類の洗浄液を供給する。具体的には、酸化水の流出路、
還元水の流出路、および水の供給路のそれぞれに、複数
の洗浄対象物へ洗浄液を導く流路と切替弁とを設ける。
同一の電解水生成器からは酸化水と還元水とが同時に生
成されるため、ある洗浄対象物に酸化水を供給している
ときは同時に生成された還元水を他の洗浄対象物に供給
し、さらに他の洗浄対象物には残りの水を供給するよう
に切替弁を切り替える。そして、このような供給を順次
位相をずらしながら切り替えると、3種類の洗浄液が常
に何れかの洗浄対象物に供給されることになり、電解水
を廃棄することなく有効に活用することが可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。以下においては、本発明の殺菌洗浄装置を透析
器の透析液流路の殺菌洗浄システムに応用した具体例で
説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図、図2
は同実施例の殺菌洗浄装置の一部を構成する電解水生成
器および流路切替機構を示す構成図、図3は同実施例に
係る流路切替機構の作用を説明する構成図、図4は同実
施例の殺菌洗浄装置における電解水および水の供給タイ
ミングを示すタイムチャートである。
【0021】本実施例の殺菌洗浄装置では、純水を生成
する逆浸透装置1に例えば水道水を供給すると、得られ
た純水は純水タンクなど(不図示)に一時的に貯留され
る。そして、図示しないポンプの作動によって、この純
水は電解水生成器13と純水供給路21の四方弁V1
に選択的に供給される。この純水供給の切替えは三方弁
15によって行われ、純水供給路21に対しては透析液
の希釈溶媒としたり、殺菌洗浄工程における純水洗浄に
用いられる。また、電解水生成器13に対しては、原水
として供給される。なお、場合によっては純水以外に
も、例えば水道水、逆浸透水、軟水処理が施された水道
水を用いることもできるので、本発明に言う水はこれら
を含む概念である。
【0022】電解水生成器13では、供給された純水を
電気分解することにより酸化水(OX)と還元水(RE
D)が生成され、それぞれの流出路9,10から四方弁
2,V3 に案内される。図2に詳示するように、この
電解水生成器13は、いわゆる連続通水式であって、逆
浸透装置1により生成された純水を収容する電解槽2を
有しており、電解槽2内は隔膜3によって陰極室4と陽
極室5に区画されている。これらの陰極室4および陽極
室5にはそれぞれ電極板6,7が設けられており、陰極
室4に設けられた電極板6は陰極、陽極室5に設けられ
た電極板7は陽極の電圧が印加されるように直流電源8
が接続されている。
【0023】ただし、本実施例では、両電極板6,7へ
の印加電圧極性をある一定間隔で反転させるための極性
反転回路11が設けられている。そのため、本実施例の
電解水生成器13における陽極室5と陰極室6は、電源
8からの極性が交互に切り替わることによって交互に入
れ代わることになるので、図2に示す陽極室5と陰極室
6の状態は、その一態様を示すものである。すなわち、
左側の電極板1に陽極、右側の電極板2に陰極が印加さ
れた状態のときを示している。以下、図2に示す状態に
おける極性を主として便宜的に説明する。
【0024】本実施例の制御回路においては、電極板
6,7への印加電圧極性を所定の時間間隔で反転させる
ため、例えばタイマー(不図示)の信号を極性反転回路
11へ出力する。この信号を受けて、極性反転回路11
は直流電源8から両電極板6,7に供給される電圧印加
極性をそれまで供給されていた極性に対して反転させ
る。なお、電極板6,7への印加電圧極性の反転タイミ
ングは1回の殺菌洗浄を単位として行うことが好ましい
が、本発明では特に限定されずに、n回だけ同じ極性で
電解を行ったのち反転させてもよい。ただし、金属スケ
ールを完全に溶出させる意味で、両極性における通電時
間はできるだけ等しくすることが好ましいといえる。
【0025】原水中に含まれた陽イオンの一部は陰極板
6にスケールとして析出し、電解能力を低下させようと
するが、本実施例のように所定の時間間隔で電極板6,
7への印加電圧極性を反転させるようにすれば、次に電
解を行う場合には、陽イオンが析出した陰極板が陽極板
となる。その結果、それまで析出していた金属スケール
が電子を放出して再び陽イオン化し、原水中に溶出す
る。そして、この溶出した陽イオンは陰極室(前回は陽
極室であった)に集約して、還元水として供給されるこ
とになる。また、陰極板6に析出した金属スケールをイ
オン化することにより除去し、しかもこの除去された陽
イオンを陰極室4に集約して還元水として利用に供する
ことから、スケールを含んだ水を廃棄する必要もない。
【0026】ただし、両電極板6,7への印加電圧極性
を反転させると、電解水の流出路9,10のそれぞれか
ら得られる電解水の種類も反転するので、本実施例では
四方弁V2,3 に接続された2本の流出管9,10には
常に同じ種類の電解水が導かれるように流路切替機構1
2を設けている。
【0027】この流路切替機構12としては、具体的に
は図2に示される構成を採用することができるが、本発
明では特に図2に示す実施例にのみ限定されることはな
い。図2に示す流路切替機構12では、各流出路9,1
0に2つの三方弁19a,19b,20a,20bが設
けられ、上流側に配置された三方弁19a,20aと相
手側の下流側に配置された三方弁19b,20bとが接
続されている。また、印加電圧極性を切り替えた当初
は、流出路9,10内に種類の異なる電解水が残留して
いるため、これを押し出すためのドレン管25およびド
レンバルブ25aも設けられている。
【0028】このような流路切替機構12においては、
両電極板6,7への印加電圧極性の反転に応じて次のよ
うな動作が行われる。すなわち、電解槽2の各流出路
9,10からそのまま酸化水と還元水とを導く場合に
は、図3(A)に示す如く各三方弁19a,19b,2
0a,20bを制御する。この状態から、両電極板への
印加電圧極性が反転すると、まず最初に流出路9,10
内に残留した電解水を廃棄すべく、図3(B)に示す如
く三方弁19a,20aを切り替える。これにより、ド
レンバルブ25aを介してドレン管25から残留電解水
が廃棄され、次に供給される異種の電解水の導入が可能
な状態となる。
【0029】両電極板への印加電圧極性が反転すると、
電解槽直下の電解水の種類も反転するので、図3(C)
に示すように三方弁19b,20bおよびドレンバルブ
25aを切り替え、図1に示す四方弁V2,3 には常に
同じ種類の電解水が供給されるようにする。ついで、再
び印加電圧極性を反転すると、図3(D)に示すように
残留電解水の押し出しを行ったのち、図3(A)に示す
如く三方弁19a,20aを切り替えて酸化水と還元水
の供給を行う。
【0030】このような電解水生成器13を用い、2つ
の電極板6,7に所定の電圧を印加すると、電解槽2内
に連続的に供給される純水は電気分解し、陽イオンは陰
極側、すなわち陰極室4に集約される一方で、陰イオン
は陽極側、すなわち陽極室5に集約される。このとき、
陽極室5と陰極室4とは隔膜3によって仕切られている
ことから、陽極室5に設けられた酸化水の流出口9から
は酸化水のみが吐出し、陰極室4に設けられた還元水の
流出口10からは還元水のみが吐出することになる。な
お、生成される電解水のpH値は、電解槽内における電
極板の電流密度、電極板に対する原水の接水時間または
流量、NaCl等の解離用媒体の添加量(解離度)等に
よって調節される。
【0031】電解水生成器13により電解されて得られ
た酸化水と還元水は図示しないポンプによって中央供給
装置18に案内される。このとき、電解水生成器13か
らの酸化水流出路9と還元水流出路10は、それぞれ四
方弁V2,3 に接続され、また純水供給路21は四方弁
1 に接続されている。また、図1に示すように洗浄対
象物である透析器A,B,Cが3基であるときには、そ
れぞれの四方弁V1,2,3 から3基の透析器A,B,
Cに対してそれぞれ流路が設けられている。例えば、純
水供給路21が接続された四方弁V1 からは3基の透析
器A,B,Cに対して3系統の流路21a,21b,2
1cが接続され、同様に酸化水の流出路9が接続された
四方弁V2 からは3基の透析器A,B,Cに対して3系
統の流路9a,9b,9cが、還元水の流出路10が接
続された四方弁V3 からは3基の透析器A,B,Cに対
して3系統の流路10a,10b,10cがそれぞれ接
続されている。
【0032】そして例えば、透析を終了して透析器の透
析液流路の殺菌洗浄を行う場合には、酸化水,還元水お
よび純水が図4に示される順序でそれぞれの透析器A,
B,Cに送られる。この供給タイミングについては後述
する。なお、このような四方弁V1,2,3 の切替えは
図示しないコントローラによって制御される。
【0033】一方、電解水生成器13の上流側には、被
電解水の解離度を高めるための混合機14が設けられて
おり、ポンプ16の作動にともなって所定量の解離用媒
体Sが混合機14に供給され、純水に添加される。この
ような解離用媒体Sとしては、例えば塩化ナトリウムや
塩化カリウムなどを用いることができる。
【0034】ちなみに、電解水生成器13で得られた酸
化水および還元水のpH値を管理するために、例えば電
解水生成器13の上流および下流に電気電導度を検出す
るためのECセンサを設け、これらのECセンサによっ
て電気電導度を測定し、電解前後の電位差(EC差)に
基づいて当該電解水生成器13における電解槽内におけ
る電極板の電流密度、電極板に対する原水の接水時間ま
たは流量、NaCl等の解離用媒体の添加量(解離度)
等の各種電解条件を制御し、所望のpH値に管理するよ
うに構成してもよい。これは、電解水の電気電導度とp
H値との間には一定の相関関係が存在することは知られ
ている(例えば、本願出願人の特願平5−188,16
9号参照)ので、pHセンサを取り付けることが困難で
ある透析器の殺菌洗浄系に対しては、ECセンサを使用
して電気電導度を測定し、この電位差からpH値を推定
することが可能となるからである。
【0035】具体的には、各ECセンサにより検出され
たEC値をコントローラに入力し、EC差、すなわち電
解前後の電気電導度の差を演算したのち、このEC差が
当該コントローラに予め記憶されている基準値の範囲に
あるか否かを判断する。もし、基準値を満たしていない
場合にはコントローラから電解水生成器13の制御部あ
るいは混合機14のポンプ16に制御信号を出力し、電
解水のEC値が基準範囲内に入るようにフィードバック
制御を行う。このように、電解水のpH値、とりわけ酸
化水のpH値は殺菌力に相関することから、後述する殺
菌洗浄方法における殺菌効果を有効に実現するために、
酸化水のpH値を管理し、殺菌力の信頼性を高めるよう
にしてもよい。なお、主に殺菌能力を管理したいという
場合には、酸化水が殺菌能力を有しているので酸化水の
EC値のみを検出し、還元水についてはセンサによる実
際のEC値測定を省略することもできる。これは、電解
水生成器13において生成される酸化水と還元水は、ほ
ぼ等しいpH値を示し、しかも後述する洗浄方法に係る
還元水の機能は流路に付着した蛋白質等を除去するもの
であることから、さほど厳密に管理する必要はないから
である。
【0036】次に、上述した殺菌洗浄装置を用いた殺菌
洗浄方法について説明する。まず、本実施例の殺菌洗浄
方法では、透析を終了した透析器A,B,Cに対して電
解により得られた還元水を供給して洗浄を行う。この還
元水は、pH=11以上、好ましくはpH=11.3以
上の強アルカリ性還元水である。還元水による洗浄は循
環洗浄であっても漬け置き洗浄であってもよく、またこ
れらを組み合わせた洗浄を行うこともできるが、本実施
例では還元水を連続的に供給する循環洗浄を採用してい
る。このような強アルカリ性還元水による洗浄によっ
て、透析器A,B,Cの透析液流路に付着した蛋白成分
が除去され、しかも、除去効果が極めて大きいので従来
の逆浸透水による洗浄に比べて少量の還元水で同等の洗
浄効果が得られる。
【0037】透析器A,B,Cの透析液流路に付着した
蛋白成分を除去すると、次に酸化水を用いて毒素除去洗
浄および細菌の殺菌洗浄を行う。この酸化水は、pH=
3以下、好ましくはpH=2.7以下の超酸化水であ
る。酸化水による洗浄は循環洗浄であっても漬け置き洗
浄であってもよく、またこれらを組み合わせた洗浄を行
うこともできるが、本実施例では酸化水を連続的に供給
する循環洗浄を採用している。このような超酸化水によ
る洗浄によって、透析器の透析液流路に付着した毒素を
除去したり細菌を殺菌することができるが、上述した超
酸化水の毒素除去効果および殺菌効果は極めて大きいの
で、また還元水による蛋白成分の除去が好適に行われて
いるので、エンドトキシンなどのような毒素の除去およ
びグラム陰性菌の殺菌を少量の酸化水で行うことができ
る。
【0038】強アルカリ性還元水を用いた洗浄と超酸化
水を用いた洗浄を終了すると、透析器A,B,Cの透析
液流路に付着した蛋白成分や毒素は除去され細菌は殺菌
されるが、洗浄に用いられた超酸化水を洗い流すために
純水洗浄を行う。この純水洗浄は超酸化水を除去できれ
ばよいので、少量かつ短時間の洗浄で足りる。このよう
に本実施例の殺菌洗浄方法を用いれば、従来多量の純水
を用いて長時間行う必要があった洗浄作業を改善するこ
とができる。なお、上述した洗浄方法では強アルカリ性
還元水による洗浄を行ったのち超酸化水による洗浄を行
い、最後に純水による洗浄を行っているが、本発明では
かかる還元水と酸化水による洗浄回数には限定されず、
交互に複数回洗浄することも可能である。
【0039】特に本実施例では、一つの電解水生成器1
3から同時に得られた超酸化水と強アルカリ性還元水、
および逆浸透装置から供給される純水を用いて3基の透
析器A,B,Cを殺菌洗浄するに際し、供給タイミング
に位相差をつけながらこれら3種類の洗浄液を供給す
る。
【0040】具体的には、酸化水の流出路9、還元水の
流出路10、および純水の供給路21のそれぞれに設け
られた四方弁V1,2,3 を図4に示すように切り替え
る。図4に示すように、例えばある時間t1 において
は、純水供給路21からの純水は透析器Aに、酸化水流
出路9からの酸化水は透析器Cに、還元水流出路からの
還元水は透析器Bにそれぞれ供給する。
【0041】次いで、時間t2 においては、3つの四方
弁V1,2,3 をそれぞれ切り替え、純水供給路21か
らの純水は透析器Cに、酸化水流出路9からの酸化水は
透析器Bに、還元水流出路からの還元水は透析器Aにそ
れぞれ供給する。同様にして次の時間t3 においては、
再び3つの四方弁V1,2,3 をそれぞれ切り替え、純
水供給路21からの純水は透析器Bに、酸化水流出路9
からの酸化水は透析器Aに、還元水流出路からの還元水
は透析器Cにそれぞれ供給する。
【0042】このような操作を順次繰り返すことによ
り、一つの透析器にたいしては、上述した殺菌洗浄方
法、すなわち還元水による蛋白成分等の除去、酸化水に
よる殺菌、純水による酸化水の除去が行われ、しかも、
生成される電解水を無駄にすることなく、かつ途中に貯
留タンクを設けることもない。
【0043】以上説明した実施例は、本発明の理解を容
易にするために記載されたものであって、本発明を限定
するために記載されたものではない。したがって、上記
の実施例に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に
属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。例
えば、本発明の殺菌洗浄装置および殺菌洗浄方法は、上
述した透析器の透析液流路の洗浄のみならず、電解水を
用いた洗浄を必要とする他の洗浄対象物に対しても適用
することができる。また、生成する電解水は超酸化水や
強アルカリ性還元水に限定されることなく、適用対象に
応じて電解水の性質を変更することも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、安価
に生成することができる電解水を用い、電解水を無駄に
することなく、還元水の蛋白成分溶出効果や酸化水の毒
素除去効果,細菌殺菌効果を有効に発揮できる。また、
電解槽で生成された電解水をダイレクトに洗浄対象物に
導くことにより、殺菌洗浄装置の小型化を実現すること
ができ、例えば3n個の洗浄対象物に対して一つの殺菌
洗浄装置を設ける場合などに好都合である。加えて、電
極板への印加電圧極性を逐次反転させると、陰極板に析
出するスケールの除去を自動的に行うことができ、メイ
ンテナンスの点でも好ましい殺菌洗浄装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の殺菌洗浄装置を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の殺菌洗浄装置の一部を構成する電解水
生成器および流路切替機構を示す構成図である。
【図3】本発明に係る流路切替機構の作用を説明する構
成図である。
【図4】本発明の殺菌洗浄装置における電解水および水
の供給タイミングを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1…逆浸透装置 2…電解槽 3…隔膜 4…陰極室 5…陽極室 6…陰極板 7…陽極板 8…直流電源 9…酸化水の流出路 9a,9b,9c…流路 10…還元水の流出路 10a,10b,10c…流路 11…極性反転回路 12…流路切替機構 13…電解水生成器 15…三方弁 21…純水供給路 21a,21b,21c…流路 V1,2,3 …四方弁(切替弁) A,B,C…透析器(洗浄対象物)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原水が収容される電解槽(2)を隔膜
    (3)によって陽極室(5)と陰極室(4)とに区画形
    成し、前記陽極室と陰極室のそれぞれに電極板(6,
    7)を設け、前記陽極室で生成された酸化水(OX)、
    前記陰極室で生成された還元水(RED)、および他の
    供給源から供給される水(RO)の3種類の洗浄液を、
    複数の洗浄対象物(A,B,C)のそれぞれへ交互に供
    給する殺菌洗浄装置において、 前記酸化水の流出路(9)、前記還元水の流出路(1
    0)、および前記純水の供給路(21)のそれぞれに、
    前記複数の洗浄対象物へ前記洗浄液を導く流路(21a
    〜21c,9a〜9c,10a〜10c)と切替弁(V
    1 ,V2 ,V3 )とを設け、供給タイミングに位相差を
    つけながら前記洗浄対象物(A,B,C)へ前記3種類
    の洗浄液(OX,RED,RO)を供給することを特徴
    とする殺菌洗浄装置。
  2. 【請求項2】前記電極板(6,7)への印加電圧極性を
    反転させる極性反転回路(11)と、前記電解槽で生成
    された酸化水および還元水の各流出路(9,10)を前
    記極性反転回路の動作に応じて切り替える流路切替機構
    (12)とを有することを特徴とする請求項1に記載の
    殺菌洗浄装置。
  3. 【請求項3】前記洗浄対象物の数は3n(n:自然数)
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の殺菌
    洗浄装置。
  4. 【請求項4】原水を供給して同一の電解水生成器(1
    3)から同時に得られた酸化水(OX)と還元水(RE
    D)、および水(RO)を用いて複数の洗浄対象物
    (A,B,C)を殺菌洗浄するに際し、供給タイミング
    に位相差をつけながら前記洗浄対象物(A,B,C)へ
    前記3種類の洗浄液(OX,RED,RO)を供給する
    ことを特徴とする殺菌洗浄方法。
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