JPH071704B2 - コネクタ端子用リテーナ - Google Patents

コネクタ端子用リテーナ

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JPH071704B2
JPH071704B2 JP1139643A JP13964389A JPH071704B2 JP H071704 B2 JPH071704 B2 JP H071704B2 JP 1139643 A JP1139643 A JP 1139643A JP 13964389 A JP13964389 A JP 13964389A JP H071704 B2 JPH071704 B2 JP H071704B2
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巌 福谷
俊男 堀
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、コネクタに植設されて所定間隔位置ごとに整
列配置された複数本のピン端子を挿通保持するために用
いられるコネクタ端子用リテーナに関する。
<従来の技術およびその課題> 従来から、電子機器などにおいてノイズ対策を講じる際
には、第6図の取付状態を示す説明図のように、機器を
構成するプリント配線基板20上の所定位置にコネクタ21
を実装したうえ、そのコネクタ21の長手方向(図では、
紙面の表裏方向)に沿って植設されて所定間隔位置ごと
に整列配置された複数本のピン端子22のそれぞれが接続
されるプリント配線基板20の信号ライン(図示していな
い)上に、3端子コンデンサやビーズインダクタのよう
なフィルタ素子23を配設してなる構成が採用されてい
る。なお、このとき、プリント配線基板20上に実装され
たコネクタ21のピン端子22には、これらを挿通保持して
互いの離間間隔を維持するピン端子保持器としての樹脂
製のコネクタ端子用リテーナ24が取りつけられることも
ある。
ところが、このような構成を採用するにあたっては、コ
ネクタ21の側部にフィルタ素子23を配設するためのスペ
ースをわざわざ設けておかなければならず、また、その
組み込み作業に余分な手間を要するという不都合が生じ
ていた。
そこで、このような不都合を回避すべく、コネクタ21そ
のものの内部に、あらかじめコンデンサのようなフィル
ター素子を設けておくことも考えられるが、フィルター
素子が内蔵されたコネクタ21は非常に高価であるため、
大幅なコストアップを招くという別異の不都合が生じる
ことになっていた。
本発明は、このような現状に鑑みて創案されたものであ
って、プリント配線基板上に実装されたコネクタの側部
に別体とされたフィルタ素子を配設することなく、電子
機器におけるノイズ対策を容易、かつ、確実に講じるこ
とが可能なコネクタ端子用リテーナの提供を目的として
いる。
<課題を解決するための手段> 本発明は、このような目的を達成するため、コネクタに
植設されて所定間隔位置ごとに整列配置された複数本の
ピン端子を挿通保持するコネクタ端子用リテーナであっ
て、前記ピン端子の挿通位置ごとに貫通孔が整列形成さ
れたフェライト部材と、このフェライト部材の少なくと
も一面を覆い、かつ、前記ピン端子を挿入する孔が整列
形成された樹脂部材とを備える一方、前記樹脂部材の孔
に、これを閉塞する薄膜部を形成しておき、前記ピン端
子の挿入によって破られた前記薄膜部の破断片が前記孔
とピン端子との間に挟まれて前記ピン端子を弾性的に押
圧することを特徴とするものである。
<作用> 上記手段によれば、フィルタ素子として機能するフェラ
イト部材を樹脂部材で覆うことによってコネクタ端子用
リテーナを構成しているので、このリテーナが取りつけ
られたコネクタの側部にわざわざ別体とされたフィルタ
素子を配設する必要がなくなる。また、樹脂部材の孔に
形成された薄膜部の破断片によってピン端子を押圧する
ので、ピン端子に対してコネクタ端子用リテーナが密着
固定されることになる。
<実施例> 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るコネクタ端子用リテーナの概略構
成を示す分解斜視図であり、第2図はプリント配線基板
上に実装されたコネクタの取付状態を示す説明図であ
る。そして、これらの図における符号1はコネクタ端子
用リテーナであり、このリテーナ1は、第2図から明ら
かなように、プリント配線基板20上に実装されたコネク
タ21のピン端子22を挿通保持して互いの離間間隔を維持
すべく、コネクタ21の一側部に配設されている。なお、
第2図において、従来例に係る第6図と互いに同一もし
くは相当する部品、部分のそれぞれには同一符号を付
し、ここでの詳しい説明は省略する。
本実施例におけるコネクタ端子用リテーナ1は、フィル
タ素子として機能するフェライト部材2と、このフェラ
イト部材2を内装保持する樹脂部材3とによって構成さ
れている。そして、フェライト部材2は所定厚みを有す
る矩形平板状に形成されており、このフェライト部材2
におけるピン端子22の挿通位置ごとには、ピン端子22の
断面形状と対応する平面視円形もしくは角形とされた複
数個の貫通孔4が整列形成されている。
一方、樹脂部材3はフェライト部材2を内装する絶縁ケ
ースとして形成されており、フェライト部材2の一面
(図では、下面)を覆う樹脂部材3の底面部5にはコネ
クタ21に植設されたピン端子22のそれぞれを挿通保持す
るための孔6が整列形成されている。なお、これらの孔
6の平面視形状も、ピン端子22の断面形状と対応した円
形もしくは角形とされている。そして、これらの孔6の
うちの複数個には、第3図および第4図で拡大して示す
ように、これを閉塞し、かつ、ピン端子22の挿入に伴っ
て破られることになる薄膜部7がそれぞれ形成されてい
る。なお、これらの図で示す各薄膜部7は孔6の長手方
向に沿う位置レベルが互いに異なるようにして形成され
ているが、これは互いの先端部位置が略同一面上に位置
するピン端子22を樹脂部材3に挿入する際の挿入し易さ
を確保するためであり、これらの薄膜部7の位置レベル
が同一となっていても本発明に含まれる。また、これら
の薄膜部7を孔6の全てに形成しておく必要はなく、所
定の孔6にのみ形成しておけばよい。さらに、薄膜部7
のそれぞれに、第4図の仮想線で示すような切り込み8
をあらかじめ形成しておけば、各薄膜部7の破断が容易
となることはいうまでもない。
そこで、樹脂部材3の孔6に対してピン端子22を挿入す
る場合には、その先端部が各孔6の薄膜部7に当接し、
これを破ることによって挿通することになる。そして、
このピン端子22の挿入によって破られた薄膜部7の破断
片7aが、第5図で拡大して示すように、孔6とピン端子
22との間に挟まれることになる結果、孔6を挿通したピ
ン端子22が破断片7aによって弾性的に押圧されて機械的
に固定されることになる。
また、このケースとされた樹脂部材3の長手方向に沿っ
て対向する側壁9それぞれの開放端縁(図では、上端
縁)の所定位置には、内装されたフェライト部材2の他
面(図では、上面)に当接する係止爪10が形成されてい
る。そこで、この樹脂部材3に内装されたフェライト部
材2は、これらの係止爪10によってある程度位置決めさ
れ、そのガタつきが防止されることになる。なお、この
樹脂部材3の下端面における四隅に形成された突起部11
は、この樹脂部材3によって構成されたコネクタ端子用
リレーナ1をプリント配線基板20の表面から離間させる
ために設けられたものである。
ところで、以上の説明においては、ケースとして形成さ
れた樹脂部材3にフェライト部材2が内装保持されるも
のとしているが、この樹脂部材3は必ずしもケースとし
て形成されていなければならないものではない。すなわ
ち、この樹脂部材3は少なくともフェライト部材2の一
面を覆ってさえいればよく、この場合には、例えば、両
者を接着剤によって接着固定したりすればよい。また、
フェライト部材2および樹脂部材3の上下位置を第1図
で示すものと逆転させることによってコネクタ端子用リ
テーナ1を構成したうえ、これをプリント配線基板20上
に配設してもよいことはいうまでもない。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、フィルタ素子と
して機能するフェライト部材と、これを覆う樹脂部材と
によってコネクタ端子用リテーナを構成しているので、
このコネクタ端子用リテーナが取りつけられたコネクタ
の側部に別体とされたフィルタ素子をわざわざ配設する
必要はなくなり、従来例のように別体のフィルタ素子を
配設するための余分なスペースや組み込み作業を要する
ことなく、電子機器におけるノイズ対策を容易、かつ、
確実に講じることができる。
また、フェライト部材を覆う樹脂部材に形成された孔に
形成された薄膜部の破断片によってピン端子を弾性的に
押圧するので、ピン端子に対してコネクタ端子用リテー
ナが密着固定されることになり、ピン端子が位置ずれを
起こすことはないという付随的な効果が得られることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例に係り、第1図
は本発明に係るコネクタ端子用リテーナの概略構成を示
す分解斜視図、第2図はプリント配線基板上に実装され
たコネクタの取付状態を示す説明図であり、第3図は樹
脂部材の要部を拡大して示す断面図、第4図はその外観
斜視図、第5図は各部品の取付状態を示す説明図であ
る。また、第6図は従来例に係り、プリント配線基板上
に実装されたコネクタの取付状態を示す説明図である。 図における符号1はコネクタ端子用リテーナ、2はフェ
ライト部材、3は樹脂部材、4は貫通孔、6は孔、7は
薄膜部、7aは破断片、21はコネクタ、22はピン端子であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタに植設されて所定間隔位置ごとに
    整列配置された複数本のピン端子を挿通保持するコネク
    タ端子用リテーナであって、 前記ピン端子の挿通位置ごとに貫通孔が整列形成された
    フェライト部材と、このフェライト部材の少なくとも一
    面を覆い、かつ、前記ピン端子を挿入する孔が整列形成
    された樹脂部材とを備える一方、 前記樹脂部材の孔に、これを閉塞する薄膜部を形成して
    おき、前記ピン端子の挿入によって破られた前記薄膜部
    の破断片が前記孔とピン端子との間に挟まれて前記ピン
    端子を弾性的に押圧することを特徴とするコネクタ端子
    用リテーナ。
JP1139643A 1989-02-28 1989-05-31 コネクタ端子用リテーナ Expired - Fee Related JPH071704B2 (ja)

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JP1139643A JPH071704B2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 コネクタ端子用リテーナ
US07/485,086 US5022870A (en) 1989-02-28 1990-02-26 Retainer for connector terminals

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JP1139643A JPH071704B2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 コネクタ端子用リテーナ

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JPH034468A JPH034468A (ja) 1991-01-10
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JP5531974B2 (ja) * 2011-01-21 2014-06-25 住友電装株式会社 コネクタ及び端子整列部材

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JPH034468A (ja) 1991-01-10

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