JPH0739272Y2 - 電子機器用箱体 - Google Patents

電子機器用箱体

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JPH0739272Y2
JPH0739272Y2 JP40187090U JP40187090U JPH0739272Y2 JP H0739272 Y2 JPH0739272 Y2 JP H0739272Y2 JP 40187090 U JP40187090 U JP 40187090U JP 40187090 U JP40187090 U JP 40187090U JP H0739272 Y2 JPH0739272 Y2 JP H0739272Y2
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JP
Japan
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chassis
recess
cover plate
piece
bent piece
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JP40187090U
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JPH0493188U (ja
Inventor
健策 入鹿
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車載用音響装置等の電
子機器に使用する電子機器用箱体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の車載用音響機器を示してい
る。図3において、1は箱形のシャーシであり、このシ
ャーシ1の前面にはエスカッション2が取付けられてい
る。このエスカッション2には、各種の操作釦3、表示
装置4、カセット挿入口5等が設けられている。上記シ
ャーシ1内にはプリント基板6、カセットデッキ等が収
納されている。7は上記シャーシ1の上面開口部を覆う
蓋板である。8は上記シャーシ1の左右の側面の上部を
絞り加工により内方に突出させてなる凹部、9は凹部8
に形成した角孔、10はシャーシ1の側面の上辺後部に
形成された切欠部である。11は上記蓋板7の左右の側
部に一体に形成された折曲片であり、この折曲片11の
幅は上記凹部8の幅とほぼ等しい。12は上記折曲片1
1の一部を切起してなる係止片であり、この係止片12
は上記折曲片11の内側において折曲片11に平行に形
成される。13はこの係止片12に形成された突起であ
る。14は蓋板7の前辺に一体に形成された爪片であ
り、この爪片14は上記エスカッション2の後部に係合
し、蓋板7の抜止めとなる。
【0003】図3において、蓋板7の爪片14をエスカ
ッション2の後部に係合させた状態で、蓋板7をシャー
シ1の開口部に押すと、蓋板7の折曲片11はシャーシ
1の凹部8に嵌合するとともに、係止片12は凹部8の
内面側に当接し、突起13がシャーシ1の内面側より角
孔9に係合する。このように、折曲片11と係止片12
とによりシャーシ1の凹部8を挟持し、かつ係止片12
の突起13を凹部8の角孔9に嵌合させることにより、
蓋板7がシャーシ1の開口部に取付けられるものであ
る。図4は、蓋板7をシャーシ1の開口部に取付た状態
の側面の一部を示している。
【0004】図4において、蓋板7を取外す場合には、
シャーシ1の切欠部10にドライバー等を挿入し、ドラ
イバーを回転させることにより、シャーシ1より蓋板7
を上方に押圧するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子機器用箱体においては、蓋板7をシャーシ1か
ら取外すために、シャーシ1の切欠部10にドライバー
等を挿入すると、挿入したドライバーの先端がプリント
基板6等に当接し、プリント基板6等をドライバーによ
り破損してしまう問題があった。
【0006】本考案は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、蓋板を取外す際に、プリント基板等の収納部
品を破損することのない電子機器用箱体を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、プリント基板等の部品を収納する箱形の
シャーシと、このシャーシの外面に当接する折曲片を有
し上記シャーシの開口部を覆う蓋板と、この蓋板の折曲
片に形成された切欠部と、上記シャーシの側面に形成さ
れた凹部とを具備し、上記折曲片の切欠部を介して上記
シャーシの凹部にドライバー等を挿入可能としたもので
ある。
【0008】
【作用】上記構成の本考案によれば、蓋板の折曲片をシ
ャーシの外面に嵌合させることにより蓋体をシャーシの
開口部に取付けることができる。また蓋体の切欠部を介
してシャーシの凹部にドライバー等を挿入し、このドラ
イバー等の取り外し用治具で蓋板を押圧することにより
蓋板をシャーシから容易に取外すことができる。この
際、ドライバー等の取り外し治具の先端が凹部で規制さ
れ、それ以上挿入されないため、シャーシ内のプリント
基板等の収納部品を取り外し治具で破損することがな
い。
【0009】
【実施例】以下に本考案の一実施例について図面ととも
に説明する。図1、図2は本考案の一実施例における車
載用音響機器の箱体を示している。図1において、1は
箱形のシャーシであり、このシャーシ1の前面にはエス
カッション2が取付けられている。このエスカッション
2には、各種の操作釦3、表示装置4、カセット挿入口
5等が設けられている。上記シャーシ1内にはプリント
基板6、カセットデッキ等が収納されている。7は上記
シャーシ1の上面開口部を覆う蓋板である。8は上記シ
ャーシ1の左右の側面の上部を絞り加工により内方に突
出させてなる第1の凹部、9は第1の凹部8に形成した
角孔、15は第1の凹部8の一部に形成した第2の凹部
である。11は上記蓋板7の左右の側部に一体に形成さ
れた折曲片であり、この折曲片11の幅は上記凹部8の
幅とほぼ等しい。12は上記折曲片11の一部を切起し
てなる係止片であり、この係止片12は上記折曲片11
の内側において折曲片11に平行に形成される。この係
止片12には突起13が形成されている。16は上記折
曲片11の下部に形成された切欠部であり、14は蓋板
7の前辺に一体に形成された爪片であり、この爪片14
は上記エスカッション2の後部に係合し、蓋板7の抜止
めとなる。
【0010】図1において、蓋板7の爪片14をエスカ
ッション2の後部に係合させた状態で、蓋板7をシャー
シ1の開口部に押すと、蓋板7の折曲片11はシャーシ
1の凹部8に嵌合するとともに、係止片12は凹部8の
内面側に当接し、突起13がシャーシ1の内面側より角
孔9に係合する。このように、折曲片11と係止片12
とによりシャーシ1の凹部8を挟持し、かつ係止片12
の突起13を凹部8の角孔9に嵌合させることにより、
蓋板7がシャーシ1の開口部に取付けられるものであ
る。図2は、蓋板7をシャーシ1の開口部に取付た状態
の側面の一部を示している。
【0011】上記実施例において、蓋板7を取外す場合
には、図2に示すように、蓋板7の切欠部16にドライ
バー17等を挿入する。挿入されたドライバー17の先
端は、切欠部16を介して第2の凹部15内に挿入され
る。この状態でドライバー17を回転させると、蓋板7
はシャーシ1より上方に押圧され、蓋板7がシャーシ1
より取外されるものである。
【0012】このように、上記実施例では、ドライバー
17等が挿入される凹部15が形成されているため、こ
の凹部15を利用してシャーシ1の上部に嵌合された蓋
板7を取外すことができるとともに、切欠部16から挿
入されたドライバー17等は、凹部15により規制さ
れ、それ以上シャーシ1内に挿入されないため、ドライ
バー17等によって、シャーシ1内部のプリント基板6
等が破損されることがないものである。
【0013】なお、上記実施例では、蓋板7をシャーシ
1の上部に嵌合させた時に、蓋板7の折曲片11の外面
と、シャーシ1の側面とがほぼ同一面となるように、折
曲片11が入る第1の凹部8をシャーシ1の側面に形成
しているが、蓋板7の折曲片11の外面と、シャーシ1
の側面とをほぼ同一面にする必要がない場合には、シャ
ーシ1の側面に直接第2の凹部15を形成するようにし
てもよいものである。また、上記実施例では、蓋板7の
折曲片11と係止片12とでシャーシ1の凹部8を挟持
し、かつ係止片12の突起13をシャーシ1の角孔9に
係合させて蓋板7をシャーシ1に取付けているが、さら
に蓋板7をシャーシ1にビス止めするようにしてもよい
ものである。また、上記実施例は、シャーシ1の上蓋に
本考案を採用した例であるが、シャーシの下蓋、又は上
蓋と下蓋に本考案を採用することも可能である。
【0014】
【考案の効果】以上のように、本考案は、シャーシの側
面に当接する蓋板の折曲片に切欠部を形成するととも
に、この切欠部に対応するシャーシの側面に凹部を形成
しているものであり、この切欠部を介して凹部にドライ
バー等を挿入することにより容易に蓋板をシャーシより
取外すことができるとともに、挿入したドライバー等が
凹部で規制され、それ以上シャーシ内に挿入できないた
め、ドライバー等によってシャーシ内のプリント基板等
が破損されることがない利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における電子機器用箱体の斜
視図
【図2】本考案の一実施例における電子機器用箱体の要
部の断面図
【図3】従来の電子機器用箱体の斜視図
【図4】従来の電子機器用箱体の一部の側面図
【符号の説明】
1 シャーシ 2 エスカッション 3 操作釦 4 表示部 5 カセット挿入口 6 プリント基板 7 蓋板 8 第1の凹部 9 角孔 11 折曲片 12 係止片 13 突起 14 爪片 15 第2の凹部 16 切欠部 17 ドライバー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板等の部品を収納する箱形のシ
    ャーシと、このシャーシの外面に当接する折曲片を有し
    上記シャーシの開口部を覆う蓋板と、この蓋板の折曲片
    に形成された切欠部と、上記シャーシの側面に形成され
    た凹部とを具備し、上記折曲片の切欠部を介して上記シ
    ャーシの凹部にドライバー等を挿入可能とした電子機器
    用箱体。
  2. 【請求項2】シャーシの側面に蓋板の折曲片が挿入され
    る第1の凹部を形成するとともに、この第1の凹部の一
    部に第2の凹部を形成し、上記折曲片の切欠部を介して
    上記シャーシの第2の凹部にドライバー等を挿入可能と
    した請求項1記載の電子機器用箱体。
  3. 【請求項3】蓋板の折曲片の一部を切起して係止片を形
    成し、上記折曲片と係止片とでシャーシの側面を挟持す
    る請求項1記載の電子機器用箱体。
  4. 【請求項4】係止片に形成された突起を、シャーシに形
    成した孔に係合可能とした請求項3記載の電子機器用箱
    体。
JP40187090U 1990-12-26 1990-12-26 電子機器用箱体 Expired - Fee Related JPH0739272Y2 (ja)

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JP40187090U JPH0739272Y2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 電子機器用箱体

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JP40187090U JPH0739272Y2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 電子機器用箱体

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Publication Number Publication Date
JPH0493188U JPH0493188U (ja) 1992-08-13
JPH0739272Y2 true JPH0739272Y2 (ja) 1995-09-06

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JP2015185028A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 富士通株式会社 電子機器及び取付部材

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JP2011228345A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp 基板取外治具および基板取付取外機構

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