JPH0717006Y2 - スピ−ドメ−タユニットの自己診断装置 - Google Patents
スピ−ドメ−タユニットの自己診断装置Info
- Publication number
- JPH0717006Y2 JPH0717006Y2 JP1987075814U JP7581487U JPH0717006Y2 JP H0717006 Y2 JPH0717006 Y2 JP H0717006Y2 JP 1987075814 U JP1987075814 U JP 1987075814U JP 7581487 U JP7581487 U JP 7581487U JP H0717006 Y2 JPH0717006 Y2 JP H0717006Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle speed
- signal
- circuit
- self
- diagnosis
- Prior art date
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- Measuring Volume Flow (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は車両用スピードメータユニットの自己診断装置
に関するものである。
に関するものである。
B.従来の技術 本出願人は、先に、交差コイル式計器の動作を診断する
診断回路を実願昭61-82433号明細書中に開示した。第2
図はこれを車両用電気式スピードメータの故障診断に適
用した場合の一例を示している。
診断回路を実願昭61-82433号明細書中に開示した。第2
図はこれを車両用電気式スピードメータの故障診断に適
用した場合の一例を示している。
第2図において、波形整形用演算増幅器(コンパレー
タ)1の反転入力側にはコンデンサC1と抵抗R1とで構成
されたローパスフィルタ(LPF)が設けられ、車速セン
サ2から供給される車速検出信号がこのローパスフィル
タを介して波形整形用演算増幅器1の反転入力端子(マ
イナス端子)に加えられる。非反転入力端子(プラス端
子)には、電圧Vccを抵抗R2及びR3により分圧した基準
電圧が加えられ、また、波形整形用演算増幅器1の出力
と非反転入力端子との間に帰還抵抗R4が挿入されてい
る。波形整形用演算増幅器1には交差コイル駆動回路3
が後続し、交差コイル駆動回路3の出力により交差コイ
ル4が駆動される。また、交差コイル駆動回路3は、入
力される波形整形後の車速検出信号に基づいて車速信号
や10km/h信号を形成する。交差コイル4は、互いに直交
して配設された2個のコイルで構成され、交差コイル4
の磁界により図示しない可動マグネットが回転駆動さ
れ、その回転角度に相応してスピードメータSMにより車
速が指示される。一方、交差コイル駆動回路3から取り
出される車速信号は、他えば車速に関連した電気信号と
して燃料噴射制御系などへ供給され、所定の制御に用い
られる。
タ)1の反転入力側にはコンデンサC1と抵抗R1とで構成
されたローパスフィルタ(LPF)が設けられ、車速セン
サ2から供給される車速検出信号がこのローパスフィル
タを介して波形整形用演算増幅器1の反転入力端子(マ
イナス端子)に加えられる。非反転入力端子(プラス端
子)には、電圧Vccを抵抗R2及びR3により分圧した基準
電圧が加えられ、また、波形整形用演算増幅器1の出力
と非反転入力端子との間に帰還抵抗R4が挿入されてい
る。波形整形用演算増幅器1には交差コイル駆動回路3
が後続し、交差コイル駆動回路3の出力により交差コイ
ル4が駆動される。また、交差コイル駆動回路3は、入
力される波形整形後の車速検出信号に基づいて車速信号
や10km/h信号を形成する。交差コイル4は、互いに直交
して配設された2個のコイルで構成され、交差コイル4
の磁界により図示しない可動マグネットが回転駆動さ
れ、その回転角度に相応してスピードメータSMにより車
速が指示される。一方、交差コイル駆動回路3から取り
出される車速信号は、他えば車速に関連した電気信号と
して燃料噴射制御系などへ供給され、所定の制御に用い
られる。
一方、電気式スピードメータの故障診断のため、自己診
断起動スイッチ5、自己診断起動回路6及び擬似車速信
号発生回路7が設けられている。自己診断起動スイッチ
5は自己診断起動回路6の入力側に設けられ、擬似車速
検出信号発生回路7は自己診断起動回路6の出力側に接
続され、擬似車速検出信号発生回路7から擬似車速検出
信号が演算増幅器1の非反転入力端子に入力可能とされ
ている。
断起動スイッチ5、自己診断起動回路6及び擬似車速信
号発生回路7が設けられている。自己診断起動スイッチ
5は自己診断起動回路6の入力側に設けられ、擬似車速
検出信号発生回路7は自己診断起動回路6の出力側に接
続され、擬似車速検出信号発生回路7から擬似車速検出
信号が演算増幅器1の非反転入力端子に入力可能とされ
ている。
自己診断起動スイッチ5をオンすると、自己診断起動回
路6に電圧Vccが供給され、自己診断起動回路6により
擬似車速検出信号発生回路7が起動される。この結果、
擬似車速検出信号発生回路7は診断用の擬似車速検出信
号を波形整形用演算増幅器1を介して交差コイル駆動回
路3に供給する。この擬似車速検出信号は、交差コイル
駆動回路3において交差コイル4の2個のコイルをそれ
ぞれ励磁する所定の駆動電流に交換され、交差コイル4
はこの駆動電流により励磁されて可動マグネットを駆動
し、擬似車速と同じ所定の車速をスピードメータSMが指
示することになる。電気式スピードメータSMが故障して
いれば擬似車速検出信号による車速が指示されないか
ら、メータの指示値によってスピードメータの故障診断
が可能となる。
路6に電圧Vccが供給され、自己診断起動回路6により
擬似車速検出信号発生回路7が起動される。この結果、
擬似車速検出信号発生回路7は診断用の擬似車速検出信
号を波形整形用演算増幅器1を介して交差コイル駆動回
路3に供給する。この擬似車速検出信号は、交差コイル
駆動回路3において交差コイル4の2個のコイルをそれ
ぞれ励磁する所定の駆動電流に交換され、交差コイル4
はこの駆動電流により励磁されて可動マグネットを駆動
し、擬似車速と同じ所定の車速をスピードメータSMが指
示することになる。電気式スピードメータSMが故障して
いれば擬似車速検出信号による車速が指示されないか
ら、メータの指示値によってスピードメータの故障診断
が可能となる。
C.考案が解決しようとする問題点 しかし、第2図に示した構成によるものは、メータ指示
値を確認して故障診断を行うシステムであり、車速信号
そのものが異常なのかメータ自身が異常なのかについて
は診断できず、結局、車速信号のチェックは、従前の通
り、インストルメントパネルからコンビメータを取り外
しテスター等で計測して行なわなければならない。
値を確認して故障診断を行うシステムであり、車速信号
そのものが異常なのかメータ自身が異常なのかについて
は診断できず、結局、車速信号のチェックは、従前の通
り、インストルメントパネルからコンビメータを取り外
しテスター等で計測して行なわなければならない。
本考案の目的は、スピードメータアッセンブリおよび車
速信号など車速に関連する電気信号そのものの状態を診
断できるスピードメータユニットの自己診断装置を提供
することにある。
速信号など車速に関連する電気信号そのものの状態を診
断できるスピードメータユニットの自己診断装置を提供
することにある。
D.問題点を解決するための手段 本考案の一実施例を示す第1図により説明すると、本考
案のスピードメータユニットの自己診断装置は、車両各
部の状態を検出部31,32からの検出信号に応じて表示す
るウォーニングランプ33,34と、車速センサ2からの車
速検出信号が入力されて車速に関連した電気信号を形成
する電気回路3と、この電気回路3からの駆動信号によ
り車速を指示するスピードメータSMとを有する車両に適
用される。そして、上述の問題点は、故障診断信号を出
力する診断信号形成手段6と、この故障診断信号に応答
して、電気回路3に擬似車速検出信号を入力せしめる擬
似信号形成手段7と、ウォーニングランプ33,34と検出
部31,32とを接続する第1の切換位置および電気回路3
とウォーニングランプ33,34とを接続する第2の切換位
置をとり、故障診断信号に応答して第2の切換位置に設
定されるスイッチング手段20とを具備し、電気回路3
が、擬似車速検出信号により電気信号および駆動信号を
それぞれ出力し、その電気信号によりウォーニングラン
プ33,34を点灯可能として解決される。
案のスピードメータユニットの自己診断装置は、車両各
部の状態を検出部31,32からの検出信号に応じて表示す
るウォーニングランプ33,34と、車速センサ2からの車
速検出信号が入力されて車速に関連した電気信号を形成
する電気回路3と、この電気回路3からの駆動信号によ
り車速を指示するスピードメータSMとを有する車両に適
用される。そして、上述の問題点は、故障診断信号を出
力する診断信号形成手段6と、この故障診断信号に応答
して、電気回路3に擬似車速検出信号を入力せしめる擬
似信号形成手段7と、ウォーニングランプ33,34と検出
部31,32とを接続する第1の切換位置および電気回路3
とウォーニングランプ33,34とを接続する第2の切換位
置をとり、故障診断信号に応答して第2の切換位置に設
定されるスイッチング手段20とを具備し、電気回路3
が、擬似車速検出信号により電気信号および駆動信号を
それぞれ出力し、その電気信号によりウォーニングラン
プ33,34を点灯可能として解決される。
E.作用 自己診断モードに入ると診断信号形成手段から故障診断
信号が出力され、擬似車速検出信号形成手段7が作動す
ると共に、スイッチング手段20が第2の切換位置に切換
えられる。この結果、ウォーニングランプ33,34がスピ
ードメータユニット側の電気回路3と接続され、車速に
関連する信号出力の故障診断表示がウォーニングランプ
33,34によってなされる。スイッチング手段20が、第1
の切換位置に切換えられているときは、燃料残量センサ
等の検出部31,32をウォーニングランプ33,34に接続で
き、車両各部の状態が表示される。
信号が出力され、擬似車速検出信号形成手段7が作動す
ると共に、スイッチング手段20が第2の切換位置に切換
えられる。この結果、ウォーニングランプ33,34がスピ
ードメータユニット側の電気回路3と接続され、車速に
関連する信号出力の故障診断表示がウォーニングランプ
33,34によってなされる。スイッチング手段20が、第1
の切換位置に切換えられているときは、燃料残量センサ
等の検出部31,32をウォーニングランプ33,34に接続で
き、車両各部の状態が表示される。
F.実施例 第1図に基づいて一実施例を説明する。なお、第2図と
同様の構成部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。
同様の構成部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。
車速センサ2の一端は抵抗R5を介し電源(Vcc)に接続
され、車速センサ2の信号はこの抵抗R5によってプルア
ップされている。診断信号形成手段を構成する自己診断
起動回路6の入力は波形整形用演算増幅器1の反転入力
端子に接続されている。20はスイッチング手段を構成す
る故障診断切換回路であり、自己診断起動回路6からの
信号に基づいて、ウォッシャ液残量ウォーニングランプ
33および燃料残量ウォーニングランプ34のそれぞれを、
ウォシャ液残量センサ31,燃料残量センサ32または、ス
ピードメータユニット側の交差コイル駆動回路3に選択
的に接続するものである。
され、車速センサ2の信号はこの抵抗R5によってプルア
ップされている。診断信号形成手段を構成する自己診断
起動回路6の入力は波形整形用演算増幅器1の反転入力
端子に接続されている。20はスイッチング手段を構成す
る故障診断切換回路であり、自己診断起動回路6からの
信号に基づいて、ウォッシャ液残量ウォーニングランプ
33および燃料残量ウォーニングランプ34のそれぞれを、
ウォシャ液残量センサ31,燃料残量センサ32または、ス
ピードメータユニット側の交差コイル駆動回路3に選択
的に接続するものである。
この回路20は、2つのスイッチング回路部21,22とドラ
イバ23,24とを有し、一方のドライバ23は、電気回路を
構成する交差コイル駆動回路3の車速信号(車速パル
ス)出力端と接続され、他方のドライバ24が10km/h信号
出力端に接続されている。なお、車速信号および10km/h
信号が車速に関連する電気信号である。また、スイッチ
ング回路部21,22はそれぞれ可動接点21a,22aと端子a〜
cとを有する。各端子aがウォッシャ液残量ウォーニン
グランプ33及び燃料残量ウォーニングランプ34にそれぞ
れ接続され、各端子bがドライバ23,24にそれぞれ接続
され、各端子cが検出部を構成するセンサ31,32にそれ
ぞれ接続されている。なお、端子cはダイオードD1,D2
を介して図示せぬバルブ(ウォーニングランプ)チェッ
ク回路にも接続される。その他の構成については、第2
図の場合と同様である。
イバ23,24とを有し、一方のドライバ23は、電気回路を
構成する交差コイル駆動回路3の車速信号(車速パル
ス)出力端と接続され、他方のドライバ24が10km/h信号
出力端に接続されている。なお、車速信号および10km/h
信号が車速に関連する電気信号である。また、スイッチ
ング回路部21,22はそれぞれ可動接点21a,22aと端子a〜
cとを有する。各端子aがウォッシャ液残量ウォーニン
グランプ33及び燃料残量ウォーニングランプ34にそれぞ
れ接続され、各端子bがドライバ23,24にそれぞれ接続
され、各端子cが検出部を構成するセンサ31,32にそれ
ぞれ接続されている。なお、端子cはダイオードD1,D2
を介して図示せぬバルブ(ウォーニングランプ)チェッ
ク回路にも接続される。その他の構成については、第2
図の場合と同様である。
第1図の構成において自己診断は次のようにして行なわ
れる。
れる。
通常時は、故障診断切換回路20のスイッチング回路部2
1,22はともに端子aとcが接続され(第1の切換位
置)、各ランプ33,34は故障診断切換回路20により各セ
ンサ31,32に接続されているので、ウォーニングランプ3
3,34は、それぞれウォッシャ液残量あるいは燃料残量が
所定値以下になると点灯して警告する。
1,22はともに端子aとcが接続され(第1の切換位
置)、各ランプ33,34は故障診断切換回路20により各セ
ンサ31,32に接続されているので、ウォーニングランプ3
3,34は、それぞれウォッシャ液残量あるいは燃料残量が
所定値以下になると点灯して警告する。
車速センサ2が断線また自己診断起動スイッチ5がオン
すると、自己診断起動回路6に電圧Vccが入力される。
これにより自己診断起動回路6は故障診断信号を形成し
て擬似信号形成手段を構成する擬似車速検出信号発生回
路7を起動させる。擬似車速検出信号発生回路7は擬似
車速検出信号を発生し、波形整形用演算増幅器1の非反
転入力端子に加える。この擬似車速検出信号により波形
整形用演算増幅器1以降が作動することになり、波形整
形用演算増幅器1,自己診断起動回路6,擬似車速検出信号
発生回路7,交差コイル駆動回路3及び交差コイル4のメ
ータアッセンブリ部分がそれぞれ正常であれば、予め定
められた指示値をスピードメータSMが示す。したがっ
て、車速センサ2が不良かメータアッセンブリ部分が不
良かの判定を容易に行なうことができる。また、交差コ
イル4の断線や交差コイル駆動回路3の故障によるメー
タの誤指示を避けることができるのは第2図の場合と同
様である。
すると、自己診断起動回路6に電圧Vccが入力される。
これにより自己診断起動回路6は故障診断信号を形成し
て擬似信号形成手段を構成する擬似車速検出信号発生回
路7を起動させる。擬似車速検出信号発生回路7は擬似
車速検出信号を発生し、波形整形用演算増幅器1の非反
転入力端子に加える。この擬似車速検出信号により波形
整形用演算増幅器1以降が作動することになり、波形整
形用演算増幅器1,自己診断起動回路6,擬似車速検出信号
発生回路7,交差コイル駆動回路3及び交差コイル4のメ
ータアッセンブリ部分がそれぞれ正常であれば、予め定
められた指示値をスピードメータSMが示す。したがっ
て、車速センサ2が不良かメータアッセンブリ部分が不
良かの判定を容易に行なうことができる。また、交差コ
イル4の断線や交差コイル駆動回路3の故障によるメー
タの誤指示を避けることができるのは第2図の場合と同
様である。
一方、上記自己診断起動回路6は擬似車速検出信号発生
回路7を起動させると同時に、故障診断信号により故障
診断切換回路20を作動させる。このため、故障診断切換
回路20のスイッチング回路部21,22はそれぞれ破線位置
に切り換わり、端子aとbとが接続される(第2の切換
位置)。したがって、ウォーニングランプ33,34はそれ
ぞれドライバ23,24を通して交差コイル駆動回路3の車
速信号出力端と10km/h信号出力端に接続される。これに
より、各出力が正常であれば、ドライバ23によりウォー
ニングランプ33が点滅して車速パルスが正常に出力され
ていることを示し、また、ドライバ24によりウォーニン
グランプ34は点灯(10km/h以下の場合)・消灯(10km/h
を越えている場合)し出力を表示する。
回路7を起動させると同時に、故障診断信号により故障
診断切換回路20を作動させる。このため、故障診断切換
回路20のスイッチング回路部21,22はそれぞれ破線位置
に切り換わり、端子aとbとが接続される(第2の切換
位置)。したがって、ウォーニングランプ33,34はそれ
ぞれドライバ23,24を通して交差コイル駆動回路3の車
速信号出力端と10km/h信号出力端に接続される。これに
より、各出力が正常であれば、ドライバ23によりウォー
ニングランプ33が点滅して車速パルスが正常に出力され
ていることを示し、また、ドライバ24によりウォーニン
グランプ34は点灯(10km/h以下の場合)・消灯(10km/h
を越えている場合)し出力を表示する。
このように、第2図の場合は車速に関連する電気信号を
他ユニットへ出力するだけの構成であったのに対し、第
1図の構成では、既に車載されているウォーニングラン
プ33,34をそれぞれウォッシャ残液量ウォーニング兼車
速パルス信号診断インジケータ及び燃料残量ウォーニン
グ兼10km/h信号診断インジケータとして使用し、自己診
断時、車速信号などの出力状態を表示することができ
る。従って、従来のようにコンビメータを取り外すこと
なく、しかも、テスターなど他の診断機器を使用するこ
となく故障診断でき、更に、新たに診断専用ランプを設
置する必要がない。
他ユニットへ出力するだけの構成であったのに対し、第
1図の構成では、既に車載されているウォーニングラン
プ33,34をそれぞれウォッシャ残液量ウォーニング兼車
速パルス信号診断インジケータ及び燃料残量ウォーニン
グ兼10km/h信号診断インジケータとして使用し、自己診
断時、車速信号などの出力状態を表示することができ
る。従って、従来のようにコンビメータを取り外すこと
なく、しかも、テスターなど他の診断機器を使用するこ
となく故障診断でき、更に、新たに診断専用ランプを設
置する必要がない。
なお、上記実施例では、車速に関する電気信号として、
車速パルスおよび10km/h信号の場合を例として説明した
が、本考案はこれに限定させるものではなく、自己診断
モードにするための回路の動作に応動する故障診断用切
換回路を用い、かつ、既車載のウォーニングランプを共
用して、各種車速出力の故障診断表示を行なう場合に広
く適用可能である。
車速パルスおよび10km/h信号の場合を例として説明した
が、本考案はこれに限定させるものではなく、自己診断
モードにするための回路の動作に応動する故障診断用切
換回路を用い、かつ、既車載のウォーニングランプを共
用して、各種車速出力の故障診断表示を行なう場合に広
く適用可能である。
G.考案の効果 本考案によれば、自己診断モードが設定されると擬似車
速検出信号を出力し、これに基づいた駆動信号および電
気信号により、スピードメータに車速を指示させるとと
もに既車載のウォーニングランプを点灯あるいは消灯さ
せてスピードメータアッセンブリおよび車速信号などの
故障診断を行なうようにしたので、メータを取り外した
り、作業者が別途診断機器を使用することなく、車速に
関連する電気信号が正常であるかあるいはスピードメー
タアッセンブリが正常であるかを適格に診断でき、故障
診断を容易かつ速やかに行なうことができる。しかも、
車速信号などの故障診断表示は既車載のウォーニングラ
ンプにて行なうので構成が簡素化され専用ランプが不要
となりコスト低減に寄与する。
速検出信号を出力し、これに基づいた駆動信号および電
気信号により、スピードメータに車速を指示させるとと
もに既車載のウォーニングランプを点灯あるいは消灯さ
せてスピードメータアッセンブリおよび車速信号などの
故障診断を行なうようにしたので、メータを取り外した
り、作業者が別途診断機器を使用することなく、車速に
関連する電気信号が正常であるかあるいはスピードメー
タアッセンブリが正常であるかを適格に診断でき、故障
診断を容易かつ速やかに行なうことができる。しかも、
車速信号などの故障診断表示は既車載のウォーニングラ
ンプにて行なうので構成が簡素化され専用ランプが不要
となりコスト低減に寄与する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は本出願人の先の出願に係る診断回路を有する電気
式スピードメータユニットを示すブロック図である。 6:自己診断起動回路 7:擬似車速検出信号発生回路 20:故障診断切換回路 31:ウォッシャ液残量センサ 32:燃料残量センサ 33,34:ウォーニングランプ SM:スピードメータ
2図は本出願人の先の出願に係る診断回路を有する電気
式スピードメータユニットを示すブロック図である。 6:自己診断起動回路 7:擬似車速検出信号発生回路 20:故障診断切換回路 31:ウォッシャ液残量センサ 32:燃料残量センサ 33,34:ウォーニングランプ SM:スピードメータ
Claims (1)
- 【請求項1】車両各部の状態を検出部からの検出信号に
応じて表示するウォーニングランプと、車速センサから
の車速検出信号が入力されて車速に関連した電気信号を
形成する電気回路と、この電気回路からの駆動信号によ
り車速を指示するスピードメータとを有する車両におけ
る故障診断装置において、 故障診断信号を出力する診断信号形成手段と、 この故障診断信号に応答して、前記電気回路に擬似車速
検出信号を入力せしめる擬似信号形成手段と、 前記ウォーニングランプと検出部とを接続する第1の切
換位置および前記電気回路とウォーニングランプとを接
続する第2の切換位置をとり、前記故障診断信号に応答
して第2の切換位置に設定されるスイッチング手段とを
具備し、前記電気回路は、前記擬似車速検出信号により
前記電気信号および駆動信号をそれぞれ出力し、その電
気信号により前記ウォーニングランプを点灯可能とした
ことを特徴とするスピードメータユニットの故障診断装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987075814U JPH0717006Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | スピ−ドメ−タユニットの自己診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987075814U JPH0717006Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | スピ−ドメ−タユニットの自己診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63183555U JPS63183555U (ja) | 1988-11-25 |
JPH0717006Y2 true JPH0717006Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=30922307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987075814U Expired - Lifetime JPH0717006Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | スピ−ドメ−タユニットの自己診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717006Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022162860A (ja) * | 2021-04-13 | 2022-10-25 | 日立Astemo株式会社 | 演算装置、演算システム、テスト方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57151860A (en) * | 1981-03-16 | 1982-09-20 | Akebono Brake Ind Co Ltd | Fault detecting device for speed sensor |
JPS60100614U (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-09 | カルソニックカンセイ株式会社 | 物理量計測回路 |
-
1987
- 1987-05-19 JP JP1987075814U patent/JPH0717006Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63183555U (ja) | 1988-11-25 |
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