JPH08327502A - 車載用電子制御装置の識別方法 - Google Patents

車載用電子制御装置の識別方法

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JPH08327502A
JPH08327502A JP13207995A JP13207995A JPH08327502A JP H08327502 A JPH08327502 A JP H08327502A JP 13207995 A JP13207995 A JP 13207995A JP 13207995 A JP13207995 A JP 13207995A JP H08327502 A JPH08327502 A JP H08327502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
ecu
electronic control
test
type
Prior art date
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Pending
Application number
JP13207995A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Hasegawa
恒雄 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 各ECUのテスト端子のアースにより、EC
Uが正常であることを表す例えば2回/秒の周期パター
ンの正常コードの前に、例えば0.5回/秒の周期パタ
ーンの識別コードが含まれたダイアグコードがウォーニ
ング端子から出力するようにしている。 【効果】 識別コードを含むダイアグコードによるラン
プの点滅パターンから識別コードの内容を読み取ること
によって、ECUの種別(2WD用か4WD用か)を識
別することができ、従来のようにECUにテストモード
を起動するためのテストモード端子を設ける必要がな
く、テスト端子をアースするだけでECUの識別を容易
に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の各種負荷の
動作を制御する車載用電子制御装置の種別,例えば2W
D用,4WD用のいずれであるかを識別する車載用電子
制御装置の識別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車にはランプ,モータやエアコン等
の負荷を制御する車載用電子制御装置(以下ECUとい
う)が搭載されているが、このECUにより制御される
システムの故障を診断するために、従来図3に示すよう
に、エンジンルーム内にダイアグ集中コネクタ1が配設
され、このコネクタ1に所定のツールが接続されてEC
Uの自己診断(ダイアグノーシス)が行われる。
【0003】そして、図3に示すように、例えば3個の
ECU3a,3b,3cの電源端子IGはイグニション
スイッチ4を介してバッテリ5の正端子に接続され、各
ECU3a,3b,3cのアース端子Gはバッテリ5の
負端子と同様にアースされ、各ECU3a,3b,3C
のウォーニング端子Wには自動車のメータ内のランプ6
が接続されている。
【0004】また、ダイアグ集中コネクタ1のアース端
子Gはアースされており、ダイアグ集中コネクタ1のテ
スト端子T1,T2,T3がそれぞれ各ECU3a,3
b,3cのテスト端子Tcに接続され、ダイアグ集中コ
ネクタ1のテストモード端子TsがECU3aのテスト
モード端子Tsに接続されている。
【0005】そして、例えば完成した自動車の工場出荷
時には、ダイアグ集中コネクタ1をサービスツールに接
続し、テスト端子T1,T2,T3のうちのいずれかを
アース端子Gと短絡して各ECU3a,3b,3cのい
ずれかのテスト端子Tcをアースすることにより、この
テスト端子がアースされたECUの自己診断結果がウォ
ーニング端子Wから所定パターンのダイアグコードが出
力されてメータ内のランプ6が点滅するため、そのとき
の点滅パターンが読み取られて各ECU3a,3b,3
cにより制御されるシステムが故障しているか否か判断
される。
【0006】ところで、このようなECU3a,3b,
3cには、2WD用と4WD用などのように車種に応じ
て2種類ある場合があり、例えばABSでは各車輪に設
けられ、ECUに入力される車輪速センサの出力の変化
及び車輪速センサ間の差に基づいて車輪がロックしない
ようにブレーキ油圧を制御しているが、4WDの場合に
は、車輪速センサ間の差が発生しにくいので、4WD用
のECUでは通常加速度センサ(以下Gセンサという)
を別途設けてこのGセンサの出力と各車輪速センサの出
力とからブレーキ油圧を制御している。
【0007】従って、Gセンサを備えていない2WD用
の車両に4WD用のECUを誤って搭載した場合には、
Gセンサがないことによって4WD用のECUは正常に
動作せず、工場出荷時における検査段階でこれを排除す
ることができるのに対し、逆にGセンサを備えた4WD
用の車両に2WD用のECUを誤って搭載した場合に
は、ECUは2WD用として動作するため、これを排除
することは難しい。
【0008】そこで従来、図3に示すように、例えばE
CU3aにはテスト端子Tc以外にテストモード端子T
sが設けられてダイアグ集中コネクタ1に接続され、図
4に示すように、テストモード端子Tsをアースした状
態でイグニションスイッチ4をオンすることにより、例
えば”2”に相当するECUの種別(2WD用,4WD
用)を示す識別コードとテストモード表示コードがウォ
ーニング端子Wから出力されるようになっており、工場
出荷時の検査段階において、テストモード端子Tsをア
ースしてテストモードを起動することによって、ウォー
ニング端子Wの出力によるランプ6の点滅パターンから
ECUの識別を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のECU
の識別方法では、ECUにテスト端子Tc以外にテスト
モード端子Tsを設ける必要があり、しかもこのテスト
モード端子Tsをアースしてテストモードを起動しなけ
ればならず、工場出荷時におけるECUの識別検査に手
間がかかっている。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、ECUに特別なモードを起動
するための端子を設けることなく、容易にECUの種別
を識別できるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、自動車の各
種負荷の動作を制御し、テスト端子をアースしたときに
異常部位及び異常内容の自己診断結果をウォーニング端
子から出力する車載用電子制御装置であって、この車載
用電子制御装置の種別を識別する車載用電子制御装置の
識別方法において、前記テスト端子のアースにより前記
ウォーニング端子から車載用電子制御装置の種別を示す
識別コードを出力し、この識別コードを検出して当該電
子制御装置の種別を識別することを特徴としている。
【0012】
【作用】この発明においては、電子制御装置のテスト端
子をアースすることにより、ウォーニング端子から例え
ば2WD用或いは4WD用のいずれかを示す識別コード
が出力され、この出力によるランプの点滅パターン等か
ら、出力された識別コードの内容が読み取られて電子制
御装置の種別が識別されるため、従来のようなテストモ
ード端子を電子制御装置に設けることなく、電子制御装
置の種別の識別が行われる。
【0013】
【実施例】図1,図2はこの発明の一実施例の動作説明
図である。
【0014】この実施例における回路結線は図3の場合
とほぼ同様であるため以下の説明では図3も参照する
が、このとき図3と相違するのは、ECU3aのテスト
モード端子Tsを削除し、テスト端子Tcのアースによ
り、ウォーニング端子Wから出力されるダイアグコード
出力にECUが2WD用か4WD用かを示す識別コード
を含むようにしたことである。
【0015】そして、完成した自動車の工場出荷時に、
ダイアグ集中コネクタ1をサービスツールに接続し、ダ
イアグ集中コネクタ1のテスト端子T1をアース端子G
と短絡してECU3aのテスト端子Tcをアースするこ
とにより、ECU3aのウォーニング端子Wから所定パ
ターンのダイアグコードが出力され、メータ内のランプ
6が点滅する。
【0016】このとき、ECU3aが正常であることを
表す例えば2回/秒の周期パターンの正常コードの前
に、例えば0.5回/秒の周期パターンの識別コードが
含まれたダイアグコードがウォーニング端子Wから出力
され、ランプ6の点滅パターンから識別コードの内容を
読み取ることによって、このECU3a或いは3bが2
WD用か4WD用のいずれであるか識別することがで
き、例えば図1に示すように識別コードによるランプ6
の点滅パターンがコード内容“1”を表す場合には2W
D、図2に示すように“2”を表す場合には4WDとい
う対応付けをしておくことによって、ECUの種別を識
別することができる。
【0017】従って、上記実施例によれば、識別コード
を含むダイアグコードによるランプ6の点滅パターンか
ら識別コードの内容を読み取ることによって、ECUの
種別(2WD用か4WD用か)を容易に識別することが
でき、従来のようにECU3aにテストモードを起動す
るためのテストモード端子を設ける必要がなく、テスト
端子TcをアースするだけでECUの識別と通常のダイ
アグノーシスとを同時に行うことができる。
【0018】なお、他の実施例として、各ECU3a,
3b,3cのウォーニング端子Wから出力されるダイア
グコードの正常コードの周期を2WDの場合と4WDの
場合とで、例えば2回/秒と4回/秒のように変えてお
くことにより、識別コードを含むようにしてもよい。
【0019】また、上記したダイアグノーシス時ではな
く、通常運転時におけるエンジン始動の際のウォーニン
グ端子の出力によるメータ内のランプ6の初期点灯時間
の長さを、2WD用と4WD用とで変えておくことによ
っても、ECUの識別を行うことが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電子
制御装置のテスト端子のアースにより、ウォーニング端
子から2WD用或いは4WD用のいずれかを示す識別コ
ードを出力するようにしたため、この出力によるランプ
の点滅パターン等から識別コードの内容を読み取ること
により電子制御装置を識別することができ、従来のよう
なテストモード端子が不要で、テストモード等の特別な
モードの起動の手間もかからず、容易に電子制御装置の
種別の識別を行うことができ、自動車の工場出荷時の検
査能率の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の動作説明図である。
【図2】一実施例の動作説明図である。
【図3】従来例の結線図である。
【図4】従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
3a,3b,3c ECU(電子制御装置) Tc テスト端子 W ウォーニング端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の各種負荷の動作を制御し、テス
    ト端子をアースしたときに異常部位及び異常内容の自己
    診断結果をウォーニング端子から出力する車載用電子制
    御装置であって、この車載用電子制御装置の種別を識別
    する車載用電子制御装置の識別方法において、 前記テスト端子のアースにより前記ウォーニング端子か
    ら車載用電子制御装置の種別を示す識別コードを出力
    し、この識別コードを検出して当該電子制御装置の種別
    を識別することを特徴とする車載用電子制御装置の識別
    方法。
JP13207995A 1995-05-30 1995-05-30 車載用電子制御装置の識別方法 Pending JPH08327502A (ja)

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JP13207995A JPH08327502A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 車載用電子制御装置の識別方法

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ID=15073025

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105974860A (zh) * 2015-03-13 2016-09-28 欧姆龙株式会社 控制装置
CN107064621A (zh) * 2017-04-10 2017-08-18 合肥工业大学 智能电表数据压缩方法和系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105974860A (zh) * 2015-03-13 2016-09-28 欧姆龙株式会社 控制装置
CN107064621A (zh) * 2017-04-10 2017-08-18 合肥工业大学 智能电表数据压缩方法和系统
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