JP2004020461A - 車両用故障診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用故障診断装置において、自動的に車載の電子制御装置の識別を行い、迅速に故障診断作業を開始できるようにする。
【解決手段】車両用故障診断装置10の送受信部20は、コネクタ21で車両1に接続されたとき、取り付け検出部23にバッテリ電源線3からバッテリ2の電源電圧が印加され、IGN電源線5に接続するIGN信号検出部24にはIGN電圧が印加されないときは、短絡スイッチ28でバッテリ電源線からIGN電源線へ電力を供給して電子制御装置7A、7Bを動作状態とし、識別部26が通信線6を介して電子制御装置を識別し記憶部27に記憶する。車両への接続時にイグニションスイッチ4がオフでも直ちに識別作業を済ませるので、故障診断部11はこの識別された電子制御装置と通信を行って迅速に診断作業を開始できる。
【選択図】      図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のエンジンや自動変速機等を制御する車載の電子制御装置と接続して、エンジンや自動変速機等の故障診断を行う車両用故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のエンジンや自動変速機等の診断のため、これらエンジンや自動変速機等を制御する車載の電子制御装置と接続して、車両側のデータを取得、記録、あるいは表示して診断を行う車両用故障診断装置が、車両の販売店やサービス工場で広く使用されるようになっている。
この車両用故障診断装置を用いて車両を診断する際には、車両用故障診断装置をまず車両に接続して車載の電子制御装置との通信リンクを立ち上げ、車載の電子制御装置の記憶部に記憶されている自己診断情報や各種制御データを読み出すようにしている。
【0003】
この際、車両に搭載されている電子制御装置を識別する必要があるので、車両のイグニションスイッチをオンし、車両用故障診断装置で診断可能な電子制御装置について識別要求を送信し、応答があったものを車両に搭載されている電子制御装置として識別する。そして、車両用故障診断装置では識別された電子制御装置の名称を表示部に表示して、作業者が表示された電子制御装置のなかから適宜選択して故障診断を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両用故障診断装置では、車両に搭載されている電子制御装置を識別するために、まず車両用故障診断装置を車両の通信線に接続し、それから車両のイグニションスイッチをオンして電子制御装置に電源を供給し、その後、車両用故障診断装置の電源をオンして識別開始操作を行うという手順を経ている。
【0005】
このため、作業者は車両用故障診断装置を車両に接続したあと、識別作業を完了するまでは、実際の故障診断作業が開始できず、作業者自身が作業効率の悪さを感じてしまうという問題があった。
したがって本発明は、上記問題点に鑑み、より迅速に故障診断作業が開始できるようにした車両用故障診断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本発明は、車載電子制御装置に接続された通信線を介して通信を行うことによって車両の故障診断を行う車両用故障診断装置において、接続状態検出手段により通信線への接続状態をチェックし、接続されている状態で、電子制御装置に電源が供給されていないときは電源供給手段により当該電子制御装置に電源を供給するとともに、識別部で通信線を介して電子制御装置を識別して、故障診断部がこの識別された電子制御装置と通信を行って故障診断を行うものとした。
【0007】
【発明の効果】
車両用故障診断装置が車両の通信線に接続すると、電源供給手段により車載の電子制御装置に電源が供給され、識別部によって電子制御装置を識別するので、車両の故障診断に際して、作業者は電子制御装置が作動しているかどうかの確認やイグニションスイッチの投入などの準備作業を要せず、車載の特定の電子制御装置に対する診断作業を迅速に開始でき、作業効率が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、実施の形態を示すブロック図である。
車両用故障診断装置10は無線で相互通信する故障診断部11と送受信部20とからなり、送受信部20を後述するコネクタ21で車両1に接続するようにしている。
車両1には、車載電子制御装置7としてエンジンコントロールユニット7Aおよび自動変速機コントロールユニット7Bが搭載され、これらの電子制御装置7はイグニションスイッチ4を介して車両電源としてのバッテリ2に接続されたIGN電源線5から電力を供給される。
エンジンコントロールユニット7Aおよび自動変速機コントロールユニット7Bは通信線6により接続され、相互間でデータ等の授受を行えるようになっている。
【0009】
車両1にはまた、車両用故障診断装置(の送受信部20)との接続のための外部接続部8を備えている。外部接続部8は、バッテリ2に直接接続されたバッテリ電源線3と接続した端子8aと、IGN電源線5および通信線6が接続された各端子8b、8cを有している。
なお、とくに図示しないが、車載の電子制御装置7としてはさらにABS(アンチロックブレーキシステム)コントロールユニットやエアバッグコントロールユニットなど種々のものが搭載され得る。
【0010】
車両用故障診断装置10の送受信部20は、車両の外部接続部8に差込むコネクタ21を備え、外部接続部8の各端子8a、8b、8cと接続する引込み線により、バッテリ電源線3とつながる取り付け検出部23、IGN電源線5とつながるIGN信号検出部24、および通信線6とつながるI/Oインタフェース25を有している。送受信部20にはさらにI/Oインターフェース25に接続された識別部26が設けられ、識別部26は記憶部27を内蔵している。
バッテリ電源線3を通じて供給される車両1のバッテリ2からの電力は送受信部20の駆動電源となる。
【0011】
また、バッテリ電源線3とIGN電源線5間を短絡するための短絡スイッチ28が設けられている。
取り付け検出部23は送受信部20が車両1に接続されたか、すなわち、コネクタ21が外部接続部8に確実に差し込まれ、診断に必要な車両側の通信線6と接続されたかどうかを検出する。
IGN信号検出部24は車両1のイグニションスイッチ4のオン、オフ状態を検出する。
I/Oインターフェース25は通信線6と故障診断部11を結び、診断通信を可能とする。
【0012】
故障診断部11はI/Oインタフェース12を介して送受信部20からの信号を受信し、診断処理を行う診断制御部13と、制御データ等を表示するとともに診断における指示を入力可能の表示/入力部14を有する。
【0013】
図2、図3は上記構成における故障診断までの流れを示すフローチャートである。
まず、ステップ101において、取り付け検出部23がバッテリ2からの電源電圧を検出しているかどうかをチェックする。電源電圧が検出されない間は、ステップ101を繰り返す。
電源電圧が検出されたときは、バッテリ2からの電源電圧が外部接続部8およびコネクタ21を経て印加されていることになり、コネクタ21が外部接続部8に確実に差し込まれ、送受信部20のI/Oインタフェース25が通信線6と接続されたものとして、ステップ102へ進む。
【0014】
ステップ102では、IGN信号検出部24がIGN電圧を検出しているかどうかをチェックする。IGN電圧を検出していないときは、IGN電源線5に電圧が印加されていないことであるから、車両1のイグニションスイッチ4がオフしている状態を示す。
IGN信号検出部24がIGN電圧を検出していないときは、ステップ103へ進み、車載の電子制御装置7の識別結果がすでに記憶部27に記憶されているかどうかをチェックする。
【0015】
記憶部27に識別結果が記憶されていないときは、ステップ104において、短絡スイッチ28をオンする。これにより、バッテリ電源線3からIGN電源線5へ電圧が印加され、車両1上のエンジンコントロールユニット7Aおよび自動変速機コントロールユニット7Bに電力が供給され、これらの各電子制御装置7は動作状態となる。
【0016】
続いてステップ105では、識別部26から通信線6上へ識別要求を送信し、これに対する応答結果から車両に搭載されている電子制御装置7の識別処理を行う。
そして、ステップ106で上記識別結果を記憶部27に記憶したたあと、ステップ107において、短絡スイッチ28をオフする。これにより、各電子制御装置7への電力供給が遮断される。このあと、ステップ102へ戻る。
【0017】
ステップ103のチェックで車載の電子制御装置7の識別結果が記憶部27に記憶されていたときは、ステップ108へ進んで、取り付け検出部23がまだ電源電圧を検出しているかをチェックする。
電源電圧が検出されていれば、ステップ102へ戻る。
一方、電源電圧が検出されていないときは、送受信部20のコネクタ21が車両の外部接続部8から取り外されたものとして、ステップ109で、記憶部27に記憶されている識別結果を消去して、フローを終了する。
【0018】
ステップ102のチェックでIGN信号検出部24がIGN電圧を検出しているときは、ステップ110に進む。
ステップ110において、故障診断部11では、診断制御部13が作業者の操作により表示/入力部14から診断開始要求が出力されたかどうかをチェックする。
診断開始要求が出力されたときは、ステップ111において、電子制御装置7の識別結果が記憶部27に記憶されているかどうかをI/Oインタフェースを介してチェックする。
【0019】
そして、識別結果が記憶されているときは、ステップ112で、送受信部20の識別部26は識別結果を記憶部27から読み出して故障診断部11へ送信する。これにより、故障診断部11では識別結果が表示/入力部14に表示されるので、作業者は表示された電子制御装置7Aまたは7Bを選択する。
ステップ113では、診断制御部13が選択された電子制御装置についてI/Oインタフェース12、25、通信線6を介して診断を実行する。
診断完了後は、ステップ102へ戻る。
【0020】
一方、ステップ111のチェックで識別結果が記憶されていないときは、ステップ114へ進んで、ステップ105と同様に識別処理を行い、ステップ115で識別結果を記憶部27に記憶する。
このあと、ステップ113へ進む。
【0021】
また、ステップ110のチェックで診断開始要求が出力されていないときは、ステップ116に進み、ここで電子制御装置7の識別結果が記憶部27に記憶されているかどうかをチェックする。
識別結果が記憶されていないときは、ステップ114、115と同じく、ステップ117、118で識別処理を行い、識別結果を記憶部27に記憶する。
ステップ116のチェックで識別結果が記憶されているとき、あるいはステップ118のあとはステップ102へ戻る。
【0022】
上記フローチャートにおける通常の流れは次のようになる。
まず、送受信部20が車両1に接続されていないときには、取り付け検出部23に電源電圧が印加されないため、ステップ101が繰り返される。ここで、作業者が診断作業を実行するために送受信部20のコネクタ21を車両1の外部接続部8に差し込むと、ステップ102へ進む。
通常、送受信部20は車両1のイグニションスイッチ4がオフの状態で接続するので、IGN信号検出部24はIGN電圧を検出せず、ステップ102からステップ103へ進む。
【0023】
送受信部20を接続した直後は記憶部27には識別結果が記憶されていないので、ステップ103の後はステップ104から107で識別処理を行い、記憶部27に記憶してからステップ102へ戻る。
この状態でまだイグニションスイッチ4がオフのままである場合は、ステップ103を経てステップ108へ進み、送受信部20が車両1に接続されている間ステップ102、103、108を繰り返す。
ここで作業者がイグニションスイッチ4をオンすると、ステップ102からステップ110へ進んで、診断開始要求の有無を判断する。診断開始要求がない場合には、ステップ116へ進み、ステップ102、110、116を繰り返す。
【0024】
作業者が故障診断部11の表示/入力部14から診断開始要求を入力すると、送受信部20に診断開始要求が送信され、ステップ110からステップ111へ進む。ここではすでに車両に搭載されている電子制御装置7の識別が済んでいるから、ステップ112へ進んで、記憶されている識別結果が故障診断部11へ送信される。
これにより、作業者は表示/入力部14に表示される電子制御装置から診断したい電子制御装置を選択することができる。ステップ113では選択された電子制御装置について診断が実行される。診断結果は表示/入力部14に表示される。
【0025】
診断実行後はステップ102以下、ステップ110、116を繰り返すが、再度同一車両で診断を行う場合には、ステップ110からステップ111〜113へ進む。
一方、診断作業を終了する場合には、送受信部20を車両1から取り外すので、ステップ108からステップ109へ進み、識別部26で記憶部27の記憶内容が消去されて、制御が終了する。
【0026】
本実施の形態では、上記フローのステップ101が発明における接続状態検出手段を構成している。また、ステップ102、104および107が電源供給手段を構成し、とくにステップ102はイグニションスイッチ状態検出手段を構成している。
【0027】
本実施の形態は以上のように構成され、取り付け検出部23により送受信部20が車両1に接続され通信線6につながっている状態が検出され、他方、IGN信号検出部24でイグニションオフにより電子制御装置7に電源が供給されていない状態が検出されたときは、短絡スイッチ28により電子制御装置7に電源を供給して作動させ、識別部26で通信線6を介して電子制御装置7を識別して、故障診断部11がこの識別された電子制御装置と通信を行って故障診断を行うものとしたので、車両の故障診断に際して、作業者は電子制御装置7が動作しているかどうかの確認やイグニションスイッチ4を投入してから識別を行うなどの準備作業を要せず、車載の電子制御装置7に対する診断作業を迅速に開始できて、作業効率が向上する。
【0028】
すなわち、車両1には通信線6と接続した端子8cとバッテリ電源線3に接続した端子8aとを有する外部接続部8を備え、車両用故障診断装置10の取り付け検出部23は、外部接続部8に接続されるコネクタ21を介して車両1のバッテリ電源線3に接続し、バッテリ電源電圧の印加を検出するようにしているので、コネクタ21の外部接続部8への差込みと同時に車両の通信線6に接続されたことを確実に検出することができる。
【0029】
また、車両1の外部接続部8にはさらにIGN電源線5と接続した端子8bを備え、車両用故障診断装置10ではIGN信号検出部24がコネクタ21を介してIGN電源線5に接続するとともに、コネクタ21を介してバッテリ電源線3とIGN電源線5との間を短絡可能の短絡スイッチ28を有しており、取り付け検出部23にバッテリ2の電源電圧が印加され、かつ、IGN信号検出部24にIGN電圧が印加されていないときは、短絡スイッチ28をオンするので、これにより、イグニションスイッチ4がオフでもバッテリ電源線3から短絡スイッチ28を経由してIGN電源線5へバッテリ2の電源電圧が導かれ、電子制御装置7に電源供給され、自動的に動作状態となる。
【0030】
さらに、識別部26は識別結果を記憶する記憶部27を備えているので、作業を中断しても識別結果が記憶されており、作業再開時に再び識別作業を行わないで済む。
また、複数の車載電子制御装置が識別された場合にもその結果を記憶しておき、故障診断部11は例えば表示/入力部14に表示してそのなかから選択された電子制御装置と通信を行って順次に故障診断を行うことができ、1つの電子制御装置の診断が終わるごとにあらためて識別を行う必要がない。
そして、識別部26は、取り付け検出部23によって通信線6との接続が解除されたことが検出されると、記憶部27に記憶された識別結果を消去するので、例えば故障診断対象を変更して他の車両に接続した場合に、誤った識別結果を基に作業を行ってしまうようなことが確実に防止される。
【0031】
また実施の形態では、取り付け検出部23、IGN信号検出部24、短絡スイッチ28および識別部26を、故障診断部11と分離して別体の送受信部20とし、故障診断部11と送受信部20間を無線通信で接続するものとしたので、作業者は故障診断部11のみを携帯して車両1から離れた場所で作業を行うことができ、作業の自由度が向上する。
ただし、必要に応じて、故障診断部と送受信部を1つのユニットに構成することももちろん可能であり、この場合には、I/Oインタフェースは両者間を結ぶ無線通信機能が不要となり、車両の通信線との間の1つだけで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】実施の形態における制御の流れを示すフローチャートである。
【図3】実施の形態における制御の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1    車両
2    バッテリ
3    バッテリ電源線
4    イグニションスイッチ
5    IGN電源線
6    通信線
7    車載電子制御装置
7A   エンジンコントロールユニット
7B   自動変速機コントロールユニット
8    外部接続部
10   車両用故障診断装置
11   故障診断部
12、25  I/Oインタフェース
13   診断制御部
14   表示/入力部
20   送受信部
21   コネクタ
23   取り付け検出部
24   IGN信号検出部
26   識別部
27   記憶部
28   短絡スイッチ

Claims (9)

  1. イグニションスイッチを介したIGN電源線から電源供給される電子制御装置を搭載した車両に接続され、前記電子制御装置に接続された通信線を介して通信を行うことによって車両の故障診断を行う車両用故障診断装置であって、
    前記通信線に接続されたことを検出する接続状態検出手段と、
    該接続状態検出手段により通信線への接続が検出されたときに、前記電子制御装置に電源が供給されているかどうかを判別し、電源が供給されていないときは当該電子制御装置に電源を供給する電源供給手段と、
    電源供給された前記電子制御装置を前記通信線を介して識別する識別部と、
    該識別部によって識別された前記電子制御装置と通信を行って故障診断を行う故障診断部とを有することを特徴とする車両用故障診断装置。
  2. 前記車両は、前記通信線と接続した端子と車両のバッテリ電源線に接続した端子とを有する外部接続部を備え、
    前記接続状態検出手段は、前記外部接続部に接続されるコネクタを介して、車両のバッテリ電源線に接続して、バッテリの電源電圧が印加されたとき車両の通信線に接続されたと判断することを特徴とする請求項1記載の車両用故障診断装置。
  3. 前記電源供給手段は、車両のイグニションスイッチの状態を検出するイグニションスイッチ状態検出手段を備え、
    前記接続状態検出手段によって通信線への接続が検出され、かつ、前記イグニションスイッチ状態検出手段によって検出されたイグニションスイッチの状態がオフであるときに、前記電子制御装置に電源が供給されていないものと判別して、前記電子制御装置に電源供給することを特徴とする請求項1または2記載の車両用故障診断装置。
  4. 車両の前記外部接続部は、前記IGN電源線と接続した端子を備え、
    前記イグニションスイッチ状態検出手段は、前記外部接続部に接続するコネクタを介して前記IGN電源線に接続するIGN信号検出部を備え、該IGN信号検出部に所定のIGN電圧が印加されていないときにイグニションスイッチの状態がオフであると検出することを特徴とする請求項3記載の車両用故障診断装置。
  5. 前記電源供給手段は前記コネクタを介して前記バッテリ電源線とIGN電源線の間を短絡可能の短絡スイッチを備え、前記接続状態検出手段によって通信線への接続が検出され、かつ、前記イグニションスイッチ状態検出手段によって検出されたイグニションスイッチの状態がオフであるときに、前記短絡スイッチをオンして前記バッテリ電源線とIGN電源線の間を短絡することにより、前記電子制御装置に電源供給することを特徴とする請求項3または4記載の車両用故障診断装置。
  6. 前記識別部は、識別結果を記憶する記憶部を備え、
    前記故障診断部は、前記記憶部に記憶された識別結果から選択された電子制御装置と通信を行って故障診断を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載の車両用故障診断装置。
  7. 前記識別部は、前記接続状態検出手段によって前記通信線との接続が解除されたことが検出されると、前記記憶部に記憶された識別結果を消去することを特徴とする請求項6記載の車両用故障診断装置。
  8. 前記接続状態検出手段、電源供給手段および識別部が前記故障診断部と分離して別体の送受信部とされ、前記故障診断部は無線通信により前記送受信部と接続されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1に記載の車両用故障診断装置。
  9. イグニションスイッチを介したIGN電源線から電源供給される電子制御装置を搭載した車両に車両用故障診断装置を接続し、前記電子制御装置に接続された通信線を介して通信を行うことによって車両の故障診断を行う故障診断方法において、
    車両用故障診断装置の前記通信線への接続状態を検出するとともに、車両のイグニションスイッチの状態を検出し、
    前記通信線へ接続されている一方、前記イグニションスイッチがオフのときは、前記電子制御装置に電源を供給し、
    電源供給された状態の前記電子制御装置を前記通信線を介して識別して、
    該識別された前記電子制御装置と通信を行って故障診断を開始することを特徴とする車両の故障診断方法。
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