JP2009126323A - 車両用故障診断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハンドヘルド型又はパソコン型として利用できる車両用故障診断装置を提供する。
【解決手段】車両1の車載電子制御装置2に連なる車載診断コネクタ3と接続する車両用故障診断装置は、端末ユニット10と表示側ユニット20とで構成する。端末ユニット10は、表示側ユニット20側との結合面に第1のコネクタとなる専用コネクタ19Aを設けて着脱自在に接続可能にし、第2のコネクタとなる汎用コネクタ19Bを任意の面に設け、また端末ユニット10の他の端面に、車両接続端子部11を設ける。表示側ユニット20内の対端末ユニット通信手段24に、有線/無線の通信切換部24Aと、複数種類のプロトコルを保有するプロトコル記録部24Bと、保有するプロトコルの中から端末ユニット10との通信に使うプロトコルを選定するプロトコル選択部24Cを有する。
【選択図】図1
【解決手段】車両1の車載電子制御装置2に連なる車載診断コネクタ3と接続する車両用故障診断装置は、端末ユニット10と表示側ユニット20とで構成する。端末ユニット10は、表示側ユニット20側との結合面に第1のコネクタとなる専用コネクタ19Aを設けて着脱自在に接続可能にし、第2のコネクタとなる汎用コネクタ19Bを任意の面に設け、また端末ユニット10の他の端面に、車両接続端子部11を設ける。表示側ユニット20内の対端末ユニット通信手段24に、有線/無線の通信切換部24Aと、複数種類のプロトコルを保有するプロトコル記録部24Bと、保有するプロトコルの中から端末ユニット10との通信に使うプロトコルを選定するプロトコル選択部24Cを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載する車載電子制御装置(以下「ECU」と略称する。)に接続して車両の診断を行う車両用故障診断装置に係り、特に通信接続が簡単に行える端末ユニットと表示側ユニットで構成する車両用故障診断装置に関する。
一般に、自動車等の車両には、エンジン制御用、トランスミッション制御用、サスペンション制御用、ブレーキ制御用、空調機制御用等の各ECUが搭載され、通信線により相互のデータを各ECU間で授受できるように接続している。各ECUは、該当個所の制御を行うと共に、故障の検出や故障判断等の各種情報を記憶するように構成している。
これら車両搭載のECUには、点検修理を行う整備工場等の整備場所において、車載の車両診断コネクタに車両用故障診断装置を接続し、各ECUに記録された各種情報を、車両用故障診断装置に取り込んで処理することによって、当該車両の故障発生原因の検出や故障場所の診断を行い、早期に車両の保守が容易に行えるようにしている。
通常、車両用故障診断装置は、ECUから情報を取り込む端末ユニット部分と、情報の処理表示側の表示側ユニット部分とを一体にした可搬型(ハンドヘルド型)に構成されている。この場合、作業者の取り扱いが容易で車両内への持込ができる利点があるが、データの処理能力が低くしかも表示面も小画面であるため、高度な各種の故障診断を行うのが難しく、またこの装置は設置スペースや耐環境性の問題より、ドライビングレコーダとして車内に設置しにくい欠点がある。
これに対して、車両用故障診断装置として汎用パーソナルコンピュータ(以下「汎用パソコン」と略称する。)を使用し、所謂パソコン型の車両用故障診断装置とすることもある。この場合、パソコンのデータの処理能力が高いため、各種の故障診断を効率よく行えるが、パソコンの他にECUから情報を取り込む端末ユニットが必要であり、更に長時間の診断作業を行うにはACアダプタが必要となり、交流電源を使える場所に限定されるから、取り扱いにくい欠点がある。
上記の如く車両に搭載したECUに連なる車両診断コネクタに接続する車両用故障診断装置としては、例えば通信ラインの各ECUと多重表示器駆動回路を有する車載構成の故障診断装置とコネクタを介して故障診断テスタを接続するもの(特許文献1参照)がある。また、車両の通信ラインに設ける各ECUからの情報を受けるマスターECUとコネクタを介して故障診断テスタを接続するもの(特許文献2参照)や、更にはエンジンECUにトランスポンダを有する車両診断システムが、コネクタを介して外部スキャンツールを接続するもの(特許文献3参照)等が知られている。
上記した如くハンドヘルド型の車両用故障診断装置は作業者の取り扱いが容易で車両内への持込ができる利点があるが、データの処理能力が低くしかも表示面も小画面であるため、高度な各種の故障診断を行うのが難しく、またこの装置は設置スペースや耐環境性の問題よりドライビングレコーダとして車内に設置しにくい欠点がある。一方、パソコン型の車両用故障診断装置の場合、パソコンのデータの処理能力が高いため、各種の故障診断を効率よく行えるが、パソコンの他にECUから情報を取り込む端末ユニットが必要であり、さらに長時間の診断作業を行うにはACアダプタが必要となり交流電源を使える場所に限定され、取り扱いにくい欠点がある。
車両診断コネクタにより車両のECU側と接続する端末ユニットは、車両側の電源を利用して駆動することができる。ところが、端末ユニットに表示側ユニットを接続して使用する場合、表示側ユニットが内蔵電池を電源とする専用の可搬型の構成であると、長時間の使用ができない欠点がある。更に、表示側ユニットに電源用のACアダプタを設けておく構成では、電源を確保するためにAC電源コネクタのある建物の近辺で使用せねばならず、故障診断作業を行う場所が制限されてしまう問題があった。
車載診断コネクタは,各種の規格によりCAN(Controller Area Network)や、車両診断用のシリアル通信ラインであるKライン等の標準通信プロトコルに対するピン番号が割り当てられている。しかし、車両メーカが任意に定義できるピン番号もあり、この個別定義端子については車両メーカ、車種毎に様々な通信プロトコル用に使用されている。車両用故障診断装置は、これら個別定義端子に対して適切な回路とプロトコルを判定し切り換える必要がある。
本発明の目的は、ハンドヘルド型及びパソコン型の車両用故障診断装置の得失考慮し、分離して製作した専用の表示側ユニットと端末ユニットとを連結して構成した際にはハンドヘルド型として利用でき、汎用パソコンと端末ユニットとを接続して構成した際にはパソコン型として利用できる車両用故障診断装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、専用の端末ユニットと表示側ユニットとを連結して構成する際に、両者間の通信接続及び電源接続を容易に行うことのできる車両用故障診断装置を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、専用の端末ユニットに、表示側ユニットとしての専用ユニット或いは汎用パソコンの双方を適宜選択して使用し、故障診断を適切に行える車両用故障診断装置を提供することにある。
更に、本発明の別の目的は、専用の端末ユニットと表示側ユニットとを連結したとき、両者間で通信を行うプロトコルの選定が簡単に行うことができる車両用故障診断装置を提供することにある。
また、本発明の更に別の目的は、専用の端末ユニットを車載診断コネクタにて車両と連結したとき、端末ユニットと車両との間で通信を行う通信プロトコルを容易に選定できる車両用故障診断装置を提供することにある。
本発明は、車両に搭載した車載電子制御装置に連なる車載診断コネクタと接続する車両用故障診断装置であって、前記車両用故障診断装置は、前記車載電子制御装置から対車両通信手段により各種情報を取り込み記憶部に記録する端末ユニットと、前記端末ユニットに接続して各種情報を取り込み演算処理して表示する表示側ユニットとを備える際に、前記端末ユニットは、前記表示側ユニットとの連結面に着脱自在に連結可能な少なくとも第1のコネクタを設けると共に、前記端末ユニットの第1のコネクタを設ける面と異なる面に、前記車載診断コネクタと接続する車両接続端子部を設けて構成したことを特徴とする。
また本発明は、車両に搭載した車載電子制御装置に連なる車載診断コネクタと接続する車両用故障診断装置であって、前記車両用故障診断装置は、前記車載電子制御装置から対車両通信手段により各種情報を取り込み記憶部に記録する端末ユニットと、前記端末ユニットに接続して各種情報を取り込み演算処理して表示する表示側ユニットとを備える際に、前記端末ユニットは、前記表示側ユニットとの連結面に着脱自在に連結可能な少なくとも第1のコネクタを設けると共に、第1のコネクタを設ける面を含むいずれかの面に第2のコネクタを設け、前記端末ユニットの第1のコネクタを設ける面と異なる面に前記車載診断コネクタと接続する車両接続端子部を設けて構成したことを特徴とする。
更に本発明は、車両に搭載した車載電子制御装置に連なる車載診断コネクタと接続する車両用故障診断装置であって、前記車両用故障診断装置は、前記車載電子制御装置から対車両通信手段により各種情報を取り込み記憶部に記録する端末ユニットと、前記端末ユニットに接続して各種情報を取り込み演算処理して表示する表示側ユニットとを備える際に、前記端末ユニットは、前記表示側ユニットとの連結面に着脱自在に連結可能な少なくとも第1のコネクタを設けると共に、第1のコネクタを設ける面を含むいずれかの面に第2のコネクタを設け、前記端末ユニットの第1のコネクタを設ける面と異なる面に前記車載診断コネクタと接続する車両接続端子部を設け、かつ内部に対表示側ユニット通信手段及び対車両通信手段を備え、前記表示側ユニットは内部に対端末ユニット通信手段を備え、前記対端末ユニット通信手段には、有線或いは無線接続の切換えを行う有線/無線の通信切換部と、複数種類のプロトコルを保有するプロトコル記録部と、前記プロトコル記録部のプロトコルの中から前記端末ユニットとの通信に使用するプロトコルを選定するプロトコル選択部とを有し構成したことを特徴とする。
更にまた本発明は、車両に搭載した車載電子制御装置に連なる車載診断コネクタと接続する車両用故障診断装置であって、前記車両用故障診断装置は、前記車載電子制御装置から対車両通信手段により各種情報を取り込み記憶部に記録する端末ユニットと、前記端末ユニットに接続して各種情報を取り込み演算処理して表示する表示側ユニットとを備える際に、前記端末ユニットは、前記表示側ユニットとの連結面に着脱自在に連結可能な少なくとも第1のコネクタを設けると共に、第1のコネクタを設ける面を含むいずれかの面に第2のコネクタを設け、前記端末ユニットの第1のコネクタを設ける面と異なる面に前記車載診断コネクタと接続する車両接続端子部を設け、かつ内部に対表示側ユニット通信手段及び対車両通信手段を備え、前記表示側ユニットの内部に対端末側ユニット通信手段を備え、前記対端末ユニット通信手段には、有線或いは無線接続の切換えを行う有線/無線の通信切換部と、複数種類のプロトコルを保有するプロトコル記録部と、前記プロトコル記録部のプロトコルの中から前記端末ユニットとの通信に使用するプロトコルを選定するプロトコル選択部とを有し、前記対車両通信手段には、車両との通信の可否を識別する車両識別通信手段と、車両識別通信手段で識別した車両通信に切換える車両通信切換手段とを有し、前記車両識別通信手段は、車両との通信回路と固有の通信プロトコルをそれぞれ保有する複数の通信部と、少なくとも車載診断コネクタのピン配置及び各通信部の通信プロトコルの諸条件を記録するデータベースと、前記データベースを参照して予め定めた順に前記通信部の通信プロトコルの車両との通信を試行して決定する通信選択部とを備えて構成したことを特徴とする。
好ましくは、前記表示側ユニットは、そのケースの一部に収納開口部を設け、前記収納開口部面には前記端末ユニットと同一の専用コネクタを設け、前記収納開口部内に装着した前記端末ユニットと前記専用コネクタ間で着脱自在に連結して構成したことを特徴とする。
また好ましくは、前記表示側ユニットは、専用の可搬型として内蔵電池を有すると共に外部交流電源と接続するACアダプタを備えて構成したことを特徴とする。
更に好ましくは、前記表示側ユニットは汎用パーソナルコンピュータであり、前記端末ユニットと前記汎用パーソナルコンピュータ間は汎用コネクタに接続して構成したことを特徴とする。
本発明の如く専用の端末ユニットと表示側ユニットとの連結面に、第1のコネクタを設けて着脱自在に連結して車両用故障診断装置を構成すれば、専用の端末ユニットと表示側ユニット間の通信接続及び電源接続を極めて容易に行えるから、使い勝手の良い装置とすることができる。
また、本発明の如く端末ユニットと表示側ユニットとの連結面に、第1のコネクタを設けると共に、連結面を含むいずれかの面に第2のコネクタを設けるようにすれば、第1のコネクタを用いて専用の端末ユニットに可搬型構成の表示側ユニットを接続できるし、また第2のコネクタを用いて専用の端末ユニットに汎用パソコンを接続できるから、作業者が故障診断時の状況に応じて双方を容易に使い分けができるため、車両の故障診断を適切に行うことができる。
更に専用の端末ユニット内に、複数種類のプロトコルを保有して選択できる対表示側ユニット通信手段を設けて車両用故障診断装置を構成すれば、専用端末ユニットと表示側ユニットの連結時に、両者間で通信を行うプロトコルの選定が簡単にでき、表示側ユニットが専用或いは汎用パソコンであっても容易に使用することができる。
また、専用の端末ユニット内に、車両通信切換部と車両通信識別部を有する対車両通信手段を備えると、端末ユニットと車両側との通信を行う通信プロトコルの識別切換えを容易に行うことができ、故障診断対象の車両毎に作業者が選択する煩わしさがなくなる利点がある。
本発明では、ECUに連なる車載診断コネクタと接続する専用の端末ユニットと、これに接続して各種情報を取り込み、演算処理して表示する表示側ユニットにて車両用故障診断装置を構成する。端末ユニットは表示側ユニットとの結合面に、着脱自在に接続可能な第1のコネクタを設けると共に、端末ユニットの第1のコネクタを設ける面と異なる面に、前記車載診断コネクタと接続する車両接続端子部を設けている。
本発明の車両用故障診断装置は、図1のブロック図に示すように、独立した構造にしたの専用の端末ユニット10と表示側ユニット20の二つからなっている。端末ユニット10は、車両1の車両診断コネクタ3と接続する車両接続端子部11を設け、車両診断コネクタ3を介してECU2と通信可能に接続すると共に、車両1の内部電源を使用できる構成としている。なお、図1では各ブロック間の電流の流れを実線矢印で、また通信を破線で、内部バスによる接続を太線矢印で示している。
端末ユニット10は、後述する図7から図9に示す外観構造となるもので、車両診断コネクタ3に接続したときに車両の電源線に接続し、車両電源有無判別部13で車両側電源又は表示側ユニット20側電源の使用を判別してスイッチSW1を切換え、内部機器の所定の電圧を確保する内部各種電源部12と、車両側電源を表示側ユニット20側に供給して使用可能にする出力部14を内部に設けている。
また、この内部に車両のECU2と同じプロトコルを有して通信する対車両通信手段15と、ECU2から各種情報を取り込み記録する記憶部16と、端末ユニット10全体を統括制御する演算部17と、更には接続する表示側ユニット20側と同じプロトコルを選択して使用できるようにする後述する如き対表示側ユニット通信手段18を有している。
しかも、端末ユニット10は、後述する如く表示側ユニット20と対向する面等に、第1のコネクタとして用いる専用コネクタ19A、及び第2のコネクタとして用いる汎用コネクタ19Bを設けている。第1のコネクタとしての専用コネクタ19Aには、良く知られている如く通信及び電源の接続に用いるため、有線通信用の通信端子や電源端子及びI/O端子の配列を製作者が任意に定めることのできる端子や、接続用として規格で定められたUSB(Universal Serial Bus)等の端子に電源端子を組合わせたものや、これらに更にI/O端子を組み合せたものが使用される。また、第2のコネクタとしての汎用コネクタ19Bは、USB等の端子が使用される。
表示側ユニット20は、端末ユニット10と対向する面に、少なくとも上記と同様な専用コネクタ29Aを設け、更に必要に応じて汎用コネクタ29Bを設けている。また、表示側ユニット20は、外部のAC電源が使用できるようにACアダプタ21を設けている。その上、表示側ユニット20には、内部に端末ユニット10側やACアダプタ21から充電可能にしている内蔵電池BATを有し、スイッチSW2の投入で、内蔵電池BATやAC電源や端末ユニット10側から供給される内部各種電源部22や、表示側ユニット20から端末ユニット10側に電源を供給して使用可能にする出力部23を設けている。
また、表示側ユニット20は、内部に独自のプロトコルを有して端末ユニット側10と通信する対端末ユニット通信手段24と、端末ユニット側10からの各種情報を取得して記憶する記憶部25と、表示側ユニット20全体を統括制御する演算部26と、操作者が演算や表示の指示する操作部27と、表示画面である表示部28を有し、これらは内部各種電源部22に電気的に接続されている。
上記の端末ユニット10は、この構造のままの単独で使用し、車両接続端子部11を車両診断コネクタ3と接続してECU2の各種情報を記録しておき、その後表示側ユニット20と接続するようにするか、端末ユニット10と表示側ユニット20とを合体した状態で自動車用故障診断装置を構成して使用し、両者間は有線通信又は無線通信で要求指示や情報の交換を実施する。
なお、端末ユニット10と表示側ユニット20が一体に組合わされているか分離しているかは、専用コネクタ19Aと29Aに設けた接続判定端子の電圧レベルにより判定することができる。この判定結果により、無線通信機能等の一体状態で不要となる通信機能をOFFし、分離状態でONさせることが可能となる。
図2に、表示側ユニット20の対端末ユニット通信手段24の一例を示している。対端末ユニット通信手段24は、専用コネクタ又は汎用コネクタ等を用いる有線、或いはBluetoothの如き短距離無線によって、端末ユニット10との接続切換えを行う有線/無線通信切換部24Aと、端末ユニット10が独自に保有している各種のプロトコルを全て保持記録しているプロトコル記録部24Bと、表示側ユニット20と接続した端末ユニット10が保有するプロトコルを適切に選択するプロトコル選択部24Cを備えている。このプロトコル選択部24Cにより、プロトコル記録部24Bの中から選択した端末ユニット10側のプロトコルにより、表示側ユニット20と端末ユニット10との間の通信を実施する。
対端末ユニット通信手段24では、図3に示す通信切換えの手順により、第1のコネクタである専用コネクタ29A或いは第2のコネクタである汎用コネクタ29Bによる有線通信とするか、更には無線通信とするかの通信切換えを行い、その後表示側ユニット20では、端末ユニット10が保有しているプロトコルを選択し、このプロトコルでECU2から端末ユニット10が取得した各種情報を、表示側ユニット20側に通信が行えるようにする。
この通信自動切換えの手順を図3で説明すると、表示側ユニット20の通信自動切換処理開始(ステップS10)で、専用コネクタ29Aにて端末及び表示側ユニット間を接続中か否かの判定を行い(ステップS11)、この判定でYESであれば、以降のユニット間の通信を専用コネクタでの有線通信に決定し(ステップS11A)、ユニット間通信自動切換処理を終了する(ステップS17)。
ステップS11でNOの判定であれば、続いて汎用コネクタ29Bでの有線通信にてユニット間の接続の試行に入り(ステップS12)、端末ユニット10間の接続が成功か失敗かを判定し(ステップS13)、成功のときは以降のユニット間の通信を汎用コネクタでの有線通信に決定(ステップS13A)し、同様に終了する(ステップS17)。また、ステップS13で失敗の判定であれば、次の無線通信にてユニット間の接続を試行に入り(ステップS14)、この接続が成功か失敗かを判定し(ステップS15)、以降の相互間の通信を無線通信に決定し(ステップS15A)、上記と同様に切換処理終了となる(ステップS17)。
車両1の車両診断コネクタ3に車両接続端子部11で接続した端末ユニット10と、図1の如く第1のコネクタである専用コネクタ19A、29Aにより、着脱自在に連結する表示側ユニット20との間は、有線又は無線通信で情報の交換を行うが、表示側ユニット20から端末ユニット10に要求指示し、取得記録していた情報或いは要求指示に基づき必要な情報をECU2から取得して送信し、表示部28に表示する。
また、端末ユニット10内の対車両通信手段15は、図4に示すように車両1との通信の切換えを行うリレーやマルチプレクサなどの車両通信切換手段15Aと、故障診断を行う車両に定めてある通信プロトコルを識別する後述する構成の車両通信識別手段15Bとを有し、ている。
この車両通信識別手段15Bは図5に示す如く、車両メーカや診断対象車両型式毎に異なっている車載診断コネクタ3の端子配置パターン等を記録しておくデータベース15B1と、データベース15B1のデータをもとに試行通信を選択する車両通信選択部15B2と、通信回路41A…41N及びボーレートなどのプロトコルが定めてある通信プロトコル42A…42Nをそれぞれ対にして備える複数の通信部15B31…15B3Nとから構成される。
データベース15B1には、各種の規格により車載診断コネクタのピン番号を割当てた端子配置パターンや、車両又は車両メーカ毎に個別にピンを通信プロトコルや制御信号用に定義している端子配置パターン、更には各通信プロトコルの閾値電圧や通信電圧等を記録している。また、各通信部15B31…15B3Nは、これらの通信プロトコル42A…42Nを後述する如く予め定めた順に試行し、車載診断コネクタのピンの状態を判別し、車両1と適切に通信ができるようにする。なお、図5の各通信部15B31…15B3Nは、CAN等の標準通信部とその他の通信部に区別して設け、或いはその他の通信部のみを複数とすることもできる。
各通信部15B31…15B3Nの通信プロトコル42A…42Nと車両1のECUの通信プロトコルとしては、それぞれ図6に簡略化して示すような回路が組み込まれている。端末ユニット10側の通信回路41A…41Nは、通信の高レベルを設定するためのV1とプルアップ抵抗Ru、更に通信出力するための半導体素子D1、電流制限用の抵抗のR1、また通信の端子電圧レベルを変換してCPU等へ通信信号を伝える電圧比較器Cpを設けている。この比較器Cpは、後述するように正しい通信プロトコルと回路を決定する際にも用いる。
また、端末ユニット10の通信回路を接続する車両1側では、メーカや車両型式毎に通信速度であるボーレートなどが定めてある通信プロトコルを備え、また通信出力するための半導体素子D2、電流制限用の抵抗R2、またさらに通信の端子電圧レベルを変換しCPU等へ信号を伝える入力回路(図示せず)を備えている。
そして、通信速度であるボーレートなどのプロトコルを定めた通信部15B31…15B3N毎に、通信電圧V1、プルアップ抵抗Ru、電圧比較器Cpの低レベルの閾値電圧は異なった値に定め、また車両側の通信プロトコルも同様に、電流制限用の抵抗R2、車両通信回線の入力電圧の高レベル閾値をメーカや車両型式により異なった値に定められている。
端末ユニット10と車両1のECU間の通信を、車両通信切換手段15Aで切換えて車両通信識別手段15B中のいずれの通信部15B31…15B3Nで行うかは、例えば次のように試行順を予め定めておいて実施する。即ち、車両1側の通信回路にストレスを与えないようにするため、データベース15B31に記録されている通信プロトコル42A…42Nの印加電圧V1が、小さな順で接続して通信出力を行い試行する。
通信プロトコル42Aの印加電圧V1が最も小さく、通信プロトコル42Nに行くほど大きな場合、通信プロトコル42Aから通信出力を行って試行するため、車両通信選択部15Bの切換信号により車両通信切換部15Aが切換えられる。通信部15B31…15B3Nの選定は、双方の通信プロトコル及びボーレートの同一性や、通信回線の電圧V1に対し車両側通信回路の高レベル閾値電圧以上か否か、端末ユニット10側の半導体素子D1が動作して大地側に電流が流れたときの車両側通信回路の入力電圧が車両側通信回路の低レベル閾値電圧以下か否か、車両1側の半導体素子D2が動作して大地側に二点鎖線で示す電流Iが流れたときの入力電圧が比較器Cpの低レベル閾値電圧以下か否かによって判定され、車両側のECUから正常な結果が得られる状態となった場合に、その通信プロトコルを有する通信部が選択決定される。
端末ユニット10と表示側ユニット20は、例えば図7や図9に示すように分割して製作し、両者を一体に組合せて車両用故障診断装置を構成する。即ち、図7の例では端末ユニット10は、表示側ユニット20と対向するケース30の一側面に第1のコネクタである専用コネクタ19Aと第2のコネクタである汎用コネクタ19Bを併設し、ケース30の図の上方側面に車両接続端部11を設けて形成している。これら第1及び第2のコネクタは、上記の如くケース30の同一面に設けるか、第1のコネクタのみ表示側ユニット20との対向面に設けて、第2のコネクタをケース30の任意の他面に設けるかは、端末ユニット10の使用状態を考慮して適宜選択し、製作する。
また、端末ユニット10と組合せる表示側ユニット20は、表示部28を設けるケース31の一端面である図の長手方向の右端面に、端末ユニット10を挿入するための収納開口部32を設けた専用の可搬型に形成している。しかも、ケース31の収納開口部32内面に、端末ユニット10側と接続する専用コネクタ29Aを設けている。
表示側ユニット20の収納開口部32内に、端末ユニット10を矢印方向から装着して図8のように一体として使用する場合には、同一面の有線通信用の汎用コネクタ19Bが、ケース内に隠されて物理的に使用できないから、専用コネクタ19A、29Aを用いて着脱可能に連結して電気的に接続する。その上、表示側ユニット20のケース31には、収納開口部32内に端末ユニット10を装着して一体にしたとき、車両接続端子部11が車両診断コネクタ3と接続可能なように図の上側面に開口を形成している。
また図9の例では、表示側ユニット20は、このケース31に形成する収納開口部(図示せず)を図の上端面に設けたものである。端末ユニット10は、図の上方から矢印のようにケース31の収納開口部に挿入し、上記と同様に専用コネクタ19A、29Aを着脱可能に連結する。この端末ユニット10のケース30の場合、専用コネクタ19Aを設ける端面とは反対側である図の上端面に車両接続端子部11が設けられるため、ケース31に特別に加工することなく、車両診断コネクタ3と接続が容易に行える。
端末ユニット10と専用可搬型の表示側ユニット20を、着脱自在に第1のコネクタである専用コネクタ19A、29Aを接続して一体に組合せた車両用故障診断装置は、図10に示すように車両1の車載診断コネクタ3と接続して使用する。この場合、対端末ユニット通信手段24で選択した端末ユニット10固有のプロトコルを用いて、表示側ユニット20から端末ユニット10へ要求指示を送信し、この要求指示に基づき、端末ユニット10がECU2から各種情報を取得する。端末ユニット10は取得した各種情報を、対表示側ユニット通信手段18にて表示側ユニットに送信する。表示側ユニット20は、端末ユニット10から取得した各種情報をそのまま又は所定の処理を行って表示部28に表示し、故障の判定に活用する。
この接続構成の端末ユニット10は、診断用コネクタ3から供給される車両1の電源により駆動し、更にこの電源は、端末ユニット10及び専用コネクタ19A、29Aの電源端子を介して表示側ユニット20に電源が供給され、表示側ユニット20を駆動することができる。更に、一体に組合せた状態における表示側ユニット20は、ACアダプタ21を外部電源に接続する必要がなく、表示側ユニット20の内蔵電池BATを充電することができる。
また、端末ユニット10は、これを図11に示すように車両1の車載診断コネクタ3と接続してECU2からの各種情報を通信取得するように使用することができる。そして、端末ユニット10と表示側ユニット20として汎用パソコン33を用いたとき、両者間は第2のコネクタである汎用コネクタ19B、29B間の有線接続、又は無線接続で通信を可能にしている。この図11の場合、第2のコネクタである汎用コネクタ19B、29B間の有線接続、又は無線接続で通信により、汎用パソコン33から要求指示や各種情報の取得通信を行い、図10と同様に汎用パソコン33の表示部28に表示する。
また、端末ユニット10は、単体で車載診断コネクタ3に接続したまま車両1に搭載し、これをドライビングレコーダとして用いることができる。このように使用する端末ユニット10は、専用可搬型或いは汎用パソコン33等の表示側ユニット20から、予め指示された各ECUからの各種情報と故障診断情報等の各種情報を、端末ユニット内部の記憶部に保存する。後日整備場所において、ドライビングレコーダとした端末ユニット10に、専用可搬型又は汎用パソコン33等の表示側ユニット20を有線接続或いは無線接続し、端末ユニット10に記録された各種情報を、同様に選択したプロトコルで表示側ユニット20に送信して使用することができる。
1…車両、2…車載電子制御装置、3…車両診断コネクタ、10…端末ユニット、11…車両接続端子部、15…対車両通信手段、15A…車両通信切換部、15B…車両通信識別部、15B1…データベース、15B2…車両通信選択部、15B31〜15B3N…通信部、18…対表示側ユニット通信手段、19A、29A…専用コネクタ、19B、29B…汎用コネクタ、20…表示側ユニット、21…ACアダプタ、24…対端末ユニット通信手段、24A…有線/無線通信切換部、24B…プロトコル記録部、24C…プロトコル選択部、30、31…ケース、32…収納開口部、33…汎用パーソナルコンピュータ、41A〜41N…通信回路、42A〜42N…通信プロトコル、BAT…内蔵電池。
Claims (7)
- 車両に搭載した車載電子制御装置に連なる車載診断コネクタと接続する車両用故障診断装置であって、前記車両用故障診断装置は、前記車載電子制御装置から対車両通信手段により各種情報を取り込み記憶部に記録する端末ユニットと、前記端末ユニットに接続して各種情報を取り込み演算処理して表示する表示側ユニットとを備えるものにおいて、前記端末ユニットは、前記表示側ユニットとの連結面に着脱自在に連結可能な少なくとも第1のコネクタを設けると共に、前記端末ユニットの第1のコネクタを設ける面と異なる面に、前記車載診断コネクタと接続する車両接続端子部を設けて構成したことを特徴とする車両用故障診断装置。
- 車両に搭載した車載電子制御装置に連なる車載診断コネクタと接続する車両用故障診断装置であって、前記車両用故障診断装置は、前記車載電子制御装置から対車両通信手段により各種情報を取り込み記憶部に記録する端末ユニットと、前記端末ユニットに接続して各種情報を取り込み演算処理して表示する表示側ユニットとを備えるものにおいて、前記端末ユニットは、前記表示側ユニットとの連結面に着脱自在に連結可能な少なくとも第1のコネクタを設けると共に、第1のコネクタを設ける面を含むいずれかの面に第2のコネクタを設け、前記端末ユニットの第1のコネクタを設ける面と異なる面に前記車載診断コネクタと接続する車両接続端子部を設けて構成したことを特徴とする車両用故障診断装置。
- 車両に搭載した車載電子制御装置に連なる車載診断コネクタと接続する車両用故障診断装置であって、前記車両用故障診断装置は、前記車載電子制御装置から対車両通信手段により各種情報を取り込み記憶部に記録する端末ユニットと、前記端末ユニットに接続して各種情報を取り込み演算処理して表示する表示側ユニットとを備えるものにおいて、前記端末ユニットは、前記表示側ユニットとの連結面に着脱自在に連結可能な少なくとも第1のコネクタを設けると共に、第1のコネクタを設ける面を含むいずれかの面に第2のコネクタを設け、前記端末ユニットの第1のコネクタを設ける面と異なる面に前記車載診断コネクタと接続する車両接続端子部を設け、かつ内部に対表示側ユニット通信手段及び対車両通信手段を備え、前記表示側ユニットは内部に対端末ユニット通信手段を備え、前記対端末ユニット通信手段には、有線或いは無線接続の切換えを行う有線/無線の通信切換部と、複数種類のプロトコルを保有するプロトコル記録部と、前記プロトコル記録部のプロトコルの中から前記端末ユニットとの通信に使用するプロトコルを選定するプロトコル選択部とを有し構成したことを特徴とする車両用故障診断装置。
- 車両に搭載した車載電子制御装置に連なる車載診断コネクタと接続する車両用故障診断装置であって、前記車両用故障診断装置は、前記車載電子制御装置から対車両通信手段により各種情報を取り込み記憶部に記録する端末ユニットと、前記端末ユニットに接続して各種情報を取り込み演算処理して表示する表示側ユニットとを備えるものにおいて、前記端末ユニットは、前記表示側ユニットとの連結面に着脱自在に連結可能な少なくとも第1のコネクタを設けると共に、第1のコネクタを設ける面を含むいずれかの面に第2のコネクタを設け、前記端末ユニットの第1のコネクタを設ける面と異なる面に前記車載診断コネクタと接続する車両接続端子部を設け、かつ内部に対表示側ユニット通信手段及び対車両通信手段を備え、前記表示側ユニットの内部に対端末側ユニット通信手段を備え、前記対端末ユニット通信手段には、有線或いは無線接続の切換えを行う有線/無線の通信切換部と、複数種類のプロトコルを保有するプロトコル記録部と、前記プロトコル記録部のプロトコルの中から前記端末ユニットとの通信に使用するプロトコルを選定するプロトコル選択部とを有し、前記対車両通信手段には、車両との通信の可否を識別する車両識別通信手段と、車両識別通信手段で識別した車両通信に切換える車両通信切換手段とを有し、前記車両識別通信手段は、車両との通信回路と固有の通信プロトコルをそれぞれ保有する複数の通信部と、少なくとも車載診断コネクタのピン配置及び各通信部の通信プロトコルの諸条件を記録するデータベースと、前記データベースを参照して予め定めた順に前記通信部の通信プロトコルの車両との通信を試行して決定する通信選択部とを備えて構成したことを特徴とする車両用故障診断装置。
- 請求項1から4のいずれかにおいて、前記表示側ユニットは、そのケースの一部に収納開口部を設け、前記収納開口部面には前記端末ユニットの第1のコネクタと接続可能な第1のコネクタを設け、前記収納開口部内に装着した前記端末ユニットと前記各第1のコネクタ間で着脱自在に連結して構成したことを特徴とする車両用故障診断装置。
- 請求項5において、前記表示側ユニットは、専用の可搬型として内蔵電池を有すると共に外部交流電源と接続するACアダプタを備えて構成したことを特徴とする車両用故障診断装置。
- 請求項2から4のいずれかにおいて、前記表示側ユニットは、汎用パーソナルコンピュータであって、前記端末ユニットと前記汎用パーソナルコンピュータ間は第2のコネクタにより接続して構成したことを特徴とする車両用故障診断装置。
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