JPH07210237A - 車載用電子制御回路の自己診断装置 - Google Patents

車載用電子制御回路の自己診断装置

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JPH07210237A
JPH07210237A JP6015981A JP1598194A JPH07210237A JP H07210237 A JPH07210237 A JP H07210237A JP 6015981 A JP6015981 A JP 6015981A JP 1598194 A JP1598194 A JP 1598194A JP H07210237 A JPH07210237 A JP H07210237A
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JP
Japan
Prior art keywords
electronic control
control circuit
code
ecu
test
Prior art date
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Pending
Application number
JP6015981A
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English (en)
Inventor
Taizo Sugino
泰三 杉野
Osamu Tada
修 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を削減してコストの低減を図れるよ
うにすることを目的とする。 【構成】 第1〜第5ECU1a〜1eのコード出力端
子Wに1個のウォーニングランプ11を接続し、診断コ
ネクタ12により各ECU1a〜1eのテスト端子Tと
テストスイッチ等の入力手段13とを接離自在に接続す
ると共に、診断コネクタ12とオフボードテスタ6のコ
ネクタ14との嵌合により各ECU1a〜1eのデータ
通信端子Dとオフボードテスタ6とを接続している。そ
して、各ECU1a〜1eのCPUに内蔵のタイマによ
り、入力手段13によるテスト信号の入力から各ECU
1a〜1eのCPUからのコード出力までのタイミング
を順次に遅延する。 【効果】 1個のウォーニングランプ11であっても各
CPUの出力コードを判読できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の車両に搭
載された複数個の電子制御回路の故障診断に用いられる
車載用電子制御回路の自己診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車には複数個の電子制御回路
が設けられており、例えば図3に示すように、それぞれ
電子制御式燃料噴射装置用,オートマチックトランスミ
ッション用,パワーステアリング用,アンチロックブレ
ーキシステム用,エアバック用の第1ないし第5の電子
制御回路(以下電子制御回路をECUという)1a,1
b,1c,1d,1eが設けられ、これら各ECU1a
〜1eには以下に説明するような自己診断装置が設けら
れ、各ECU1a〜1eが正常が否かの診断がなされる
ようになっている。
【0003】そして、第1ECU1aを例にとって説明
すると、例えば図4に示すように第1ECU1aにはテ
スト端子T,コード出力端子W及びデータ通信端子Dが
設けられ、テストスイッチ2のオンによりテスト端子T
をアースしてローレベルのテスト信号をテスト端子Tに
入力することによって、第1ECU1aのCPU3から
ドライブ用トランジスタ等からなるドライブ回路4にこ
のECU1aに予め割り当てられた識別コード及び何ら
かの異常があれば異常内容に応じた診断コードが出力さ
れ、これらのコードによる駆動信号がコード出力端子W
を介してドライブ回路4からウォーニングランプ5に出
力され、ウォーニングランプ5がコード内容に応じて点
滅するようになっており、このウォーニングランプ5の
点滅からコード内容が判読されてこのECU1aが正常
か異常か、更には異常な場合には異常箇所がどこかの判
断がなされる。
【0004】これは、一般にオンボードダイアグノーシ
スと呼ばれ、一方オフボードダイアグノーシスも可能で
あり、CPU,データ通信用のインターフェース(以下
I/Fという),表示部等を備えたオフボードテスタ6
と第1ECU1aのデータ通信端子Dとがコネクタ7に
より接続され、CPU3とオフボードテスタ6との間で
第1ECU1aに内蔵のI/F8を介して通信が行わ
れ、オフボードテスタ6からの送信要求に応じた診断コ
ードがCPU3からオフボードテスタ6に送信され、オ
フボードテスタ6に内蔵のI/Fを介してこの診断コー
ドがデコーダに入力されてデコードされ、デコードした
内容がオフボードテスタ6のLCD等からなる表示部に
表示されるようになっている。
【0005】ところで、図4は第1ECU1aのみを示
しているが、その他の第2〜第5ECU1b〜1eも第
1ECU1aと同様に構成され、図3に示すように、第
1ECU1aと同じコネクタ7を介してデータ通信端子
Dがオフボードテスタ6に接続され、上記したオンボー
ドダイアグノーシス及びオフボードダイアグノーシスが
適宜行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の自己診断装置の場合、各ECU1a〜1eそれぞれに
対してテストスイッチ2及びウォーニングランプ5を設
けなければならず、部品点数が多く、高価になる。
【0007】そこで、この発明は、上記のような問題点
を解消するためになされたもので、部品点数を削減して
コストの低減を図れるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車載用電
子制御回路の自己診断装置は、車両に搭載され、テスト
端子へのテスト信号の入力によりコード出力端子から各
々に予め割り当てられた識別コード及び異常発生に応じ
た所定の診断コードを出力するオンボード診断機能と、
データ通信端子に接続されたオフボードテスタからの送
信要求に応じて診断コードを出力するオフボード診断機
能とをそれぞれ備えた複数個の車載用電子制御回路の故
障診断に用いられる車載用電子制御回路の自己診断装置
において、前記各電子制御回路の前記コード出力端子に
接続された1個のウォーニングランプと、前記各電子制
御回路の前記テスト端子に同時に前記テスト信号を入力
する入力手段と、前記各電子制御回路にそれぞれ設けら
れ前記テスト信号が入力されてからそれぞれ順次に異な
る遅延時間ずつ前記コード出力端子からの出力を遅延さ
せる遅延手段と、前記各電子制御回路の前記テスト端子
と前記入力手段,前記各電子制御回路の前記データ通信
端子と前記オフボードテスタとを接離自在に接続する診
断コネクタとを備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】この発明においては、入力手段によって各電子
制御回路のテスト端子にテスト信号が同時に入力される
が、各電子制御回路に設けられた遅延手段により、各電
子制御回路のコード出力端子からの出力のタイミングが
テスト信号の入力から異なる遅延時間順次に遅延される
ため、1個のウォーニングランプでも複数個の電子制御
回路の出力コードを判読することが可能になる。
【0010】また、診断コネクタにより各電子制御回路
のテスト端子とテスト信号の入力手段とを接離自在に接
続するため、入力手段も1個で済む。
【0011】さらに、診断コネクタにより各電子制御回
路のデータ通信端子とオフボードテスタとを接離自在に
接続するため、オフボードダイアグノーシスも可能であ
る。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のブロック結線
図、図2は動作説明図である。
【0013】図1において、図3,図4と同一記号は同
一のもの若しくは相当するものを示し、これらの図と相
違するのは、第1〜第5ECU1a〜1eのコード出力
端子Wに1個のウォーニングランプ11を接続し、診断
コネクタ12により、各ECU1a〜1eのテスト端子
Tとテストスイッチ等の入力手段13とを接離自在に接
続すると共に、診断コネクタ12とオフボードテスタ6
のコネクタ14との嵌合により、各ECU1a〜1eの
データ通信端子Dとオフボードテスタ6とを接続したこ
とである。
【0014】ところで、各ECU1a〜1eのCPU3
には通常図4に示すようにタイマ15がそれぞれ内蔵さ
れ、これらのタイマ15が遅延手段として用いられるよ
うになっており、これらのタイマ15によって順次に長
さの異なる遅延時間が計時されるように予め設定され、
入力手段13により各ECU1a〜1eのテスト端子T
にローレベルのテスト信号が入力されてからそれぞれの
遅延時間ずつCPU3のコードの出力が遅延されるよう
になっている。
【0015】即ち、例えば図2(a)に示すようにロー
レベルのテスト信号が入力されてから、第1ECU1a
のタイマ15の動作によって図2(b)に示すように5
秒後に第1ECU1aのCPU3から識別コード及び診
断コードが出力され、更にテスト信号の入力から、第2
ECU1bのタイマ15の動作によって図2(c)に示
すように15秒後に第2ECU1bのCPU3からコー
ドが出力され、以下同様にして、図2(d),(e),
(f)にそれぞれ示すように、テスト信号の入力から2
5秒後,35秒後,45秒後に第3〜第5ECU1c〜
1eのCPU3からコードが出力される。
【0016】このとき、各CPU3からコードの出力時
間を10秒までと想定して上記した各遅延時間としてい
るものであって、タイマ15による遅延時間はCPU3
からのコード出力時間に応じて適宜設定すればよいのは
言うまでもない。
【0017】そして、上記したように入力手段13によ
りテスト信号を入力してから、各ECU1a〜1eのC
PU3よりコードが出力されるまでの時間を計り、各C
PU3それぞれからコード出力されるタイミングでウォ
ーニングランプ11の点滅を読み取ってコード内容を判
読することにより、各ECU1a〜1eのオンボードに
よる自己診断を行うことができる。
【0018】一方、診断コネクタ12にオフボードテス
タ6を接続することにより、通常のオフボードによる自
己診断を行うこともできる。
【0019】従って、1個の入力手段13,1個のウォ
ーニングランプ11でオンボードによる各ECU1a〜
1eの自己診断を行うことができ、従来に比べて部品点
数を削減することができ、コストの低減を図ることが可
能になる。
【0020】また、診断コネクタ12により、各ECU
1a〜1eのテスト端子Tと入力手段13とを接離自在
に接続するほか、各ECU1a〜1eのデータ通信端子
Dとオフボードテスタ6とを接離自在に接続するため、
オフボードによる自己診断も可能である。
【0021】なお、上記実施例では入力手段13として
テストスイッチを用い、このスイッチのオンによりロー
レベルのテスト信号を入力する場合について説明した
が、入力手段13としてコネクタ12,14の嵌合によ
り、各テスト端子Tを直接アースするようにしてもよ
く、又オフボードテスタ6の内部に設けたスイッチにテ
スト端子Tを接続し、このスイッチのオンによりローレ
ベルのテスト信号を入力するようにしてもよい。
【0022】また、ウォーニングランプ11は、自動車
のインストルメントパネルに配設されたインジケータラ
ンプを兼用しても、別途ダイアグノーシス専用に設けた
ランプを用いてもよい。
【0023】さらに、上記実施例では自動車に適用した
場合について説明したが、自動車以外の車両においても
この発明を同様に実施できる。
【0024】また、遅延手段として各ECU1a〜1e
のCPU3に内蔵のタイマ15を用いたが、別途遅延回
路を設けてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、各電
子制御回路に設けられた遅延手段により、各電子制御回
路のコード出力端子からの出力のタイミングがテスト信
号の入力から異なる遅延時間順次に遅延されるため、1
個の入力手段,1個のウォーニングランプにより各電子
制御回路の自己診断を行うことができ、従来に比べ、部
品点数を削減してコストの低減を図ることができ、通常
のオフボード診断も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】一実施例の動作説明図である。
【図3】従来例のブロック図である。
【図4】図3の一部のブロック図である。
【符号の説明】 1a〜1e 第1〜第5ECU 11 ウォーニングランプ 12 診断コネクタ 13 入力手段 15 タイマ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、テスト端子へのテスト
    信号の入力によりコード出力端子から各々に予め割り当
    てられた識別コード及び異常発生に応じた所定の診断コ
    ードを出力するオンボード診断機能と、データ通信端子
    に接続されたオフボードテスタからの送信要求に応じて
    診断コードを出力するオフボード診断機能とをそれぞれ
    備えた複数個の車載用電子制御回路の故障診断に用いら
    れる車載用電子制御回路の自己診断装置において、 前記各電子制御回路の前記コード出力端子に接続された
    1個のウォーニングランプと、前記各電子制御回路の前
    記テスト端子に同時に前記テスト信号を入力する入力手
    段と、前記各電子制御回路にそれぞれ設けられ前記テス
    ト信号が入力されてからそれぞれ順次に異なる遅延時間
    ずつ前記コード出力端子からの出力を遅延させる遅延手
    段と、前記各電子制御回路の前記テスト端子と前記入力
    手段,前記各電子制御回路の前記データ通信端子と前記
    オフボードテスタとを接離自在に接続する診断コネクタ
    とを備えたことを特徴とする車載用電子制御回路の自己
    診断装置。
JP6015981A 1994-01-14 1994-01-14 車載用電子制御回路の自己診断装置 Pending JPH07210237A (ja)

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JP6015981A JPH07210237A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 車載用電子制御回路の自己診断装置

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JP6015981A JPH07210237A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 車載用電子制御回路の自己診断装置

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JPH07210237A true JPH07210237A (ja) 1995-08-11

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ID=11903861

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JP6015981A Pending JPH07210237A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 車載用電子制御回路の自己診断装置

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JP (1) JPH07210237A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1027001A (ja) * 1996-07-09 1998-01-27 Kubota Corp 作業機械の検査システム
WO2002029753A1 (fr) * 2000-10-05 2002-04-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Procede de communication
US6476713B2 (en) 2000-03-10 2002-11-05 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connecting structure for indicator display
JP2015510466A (ja) * 2012-01-12 2015-04-09 ジャガー・ランド・ローバー・リミテッドJaguar Land Rover Limited 自動車のテスト装置及びテスト方法

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