JP2585258B2 - 車載用コンピユ−タのチエツク方法 - Google Patents

車載用コンピユ−タのチエツク方法

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JP2585258B2 JP62093886A JP9388687A JP2585258B2 JP 2585258 B2 JP2585258 B2 JP 2585258B2 JP 62093886 A JP62093886 A JP 62093886A JP 9388687 A JP9388687 A JP 9388687A JP 2585258 B2 JP2585258 B2 JP 2585258B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、自動車に搭載され、燃料噴射制御や定速走
行制御を行なうためのコンピユータのチエツク方法に関
する。
背景技術 自動車に搭載され各種アクチユエータの制御を行なう
コンピユータは、近年、制御が高度化するにつれてコン
ピユータへの入力信号およびコンピユータによつて制御
される出力負荷数が増加し、異常が発生した場合、不良
となつた部品を特定することが困難になつてきた。この
ためそのような不良部品をコンピユータの支援によつて
特定するべく、入力信号および出力負荷のチエツクを自
動的に行ない、そのチエツク結果を外部に報知する構成
が用いられている。
このようなチエツクは、以下の3通りに大別される。
(1)ブレーキオイル不足時に点灯するブレーキオイル
警告灯、パーキングブレーキが引かれたままとなつてい
るときに点灯するブレーキ警告灯、排ガス用触媒が過熱
し高温となつたときに点灯する触媒の高温警告灯、ある
いは燃料の残量がわずかとなつたときに点灯する燃料警
告灯等による自動車の所有者や運転者への警告を行なう
ためのチエツク。(2)各種操作スイツチ、センサ類あ
るいは出力負荷からのケーブルの断線、短絡を報知した
り、負荷が操作スイツチの操作に対応して正常に動作し
ているかどうか等の販売業者や修理工場等においての修
理を支援するためのチエツク。(3)前記販売業者や修
理工場等においての修理を支援するためのチエツクに加
えて、コンピユータ内部のチエツク等のコンピユータメ
ーカの出荷検査時に行なわれるチエツク。
上述した各種のチエツクのうち(2)で示される販売
業者や修理工場等におけるチエツクは、(3)で示され
るコンピユータメーカにおけるチエツクに含まれてお
り、コンピユータの仕様の一部として盛込まれている。
これに対して、(3)中のコンピユータの内部チエツク
はコンピユータメーカにおいてのみ実施されるべきもの
であり、出荷後において販売業者等でチエツクが行なわ
れることは望ましくない。すなわち、自動車へコンピユ
ータが取付けられた後にこのような内部チエツクが誤つ
て行なわれると、内部チエツクの存在を知らない運転者
や販売業者に誤つた情報を与えることになる。このため
典型的な先行技術では、このようなチエツクが誤つて行
なわれないように、内部チエツクは、コンピユータを自
動車に取付けた状態では有り得ない組合わせの入力信号
(たとえばスロツトル弁の全閉信号と全開信号)を検出
することによつて開始するように構成されていた。
発明が解決すべき問題点 しかしながら、通常使用状態でありえない組合わせの
入力信号を検出した場合にチエツクを開始するようにし
たとき、その後の仕様変更等で、そのありえない組合わ
せが通常状態で発生するような仕様になると、その入力
信号の組合わせについてはチエツクの開始として使用で
きなくなる。
また、このような先行技術では、そのチエツク結果を
前述したような所有者や運転者のための警告灯を兼用し
て、たとえばブレーキ警告灯の点滅によつて報知するよ
うに構成されているため、その警告灯本来の警告表示と
に混乱を生じ易く、チエツク結果を誤判断してしまう可
能性があつた。
本発明の目的は、コンピユータの内部チエツクを、不
必要なときにはできるだけ実行しないようにするととも
に、偶然にも実行してしまつた場合には、その実行によ
る悪影響を最小限に抑えることができる車載用コンピユ
ータのチエツク方法を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明は、車載用コンピユータのチエツク方法であつ
て、 前記コンピユータの予め定められた所定出力端子の電
気的な状態に基づいて、前記コンピユータは該所定出力
端子に接続された負荷が断線状態であるか判断し、 前記所定出力端子に接続された負荷が断線状態である
と判断されるときには、前記コンピユータはその内部チ
エツクを行い、 該内部チエツクの結果を前記所定出力端子に出力する
ことを特徴とする車載用コンピユータのチエツク方法で
ある。
作 用 本発明に従えば、コンピユータの出力端子に負荷を接
続し、そのコンピユータによつて負荷制御を行ない、燃
料噴射制御あるいは定速走行制御等を行なう。またこの
コンピユータは、特定の負荷の断線を検出したときに
は、内部チエツクを行ない、そのチエツク結果を前記断
線している負荷が接続されている出力端子に導出する。
したがつてコンピユータメーカでは、この特定の負荷を
疑似的に断線させてこの出力端子に導出される出力をモ
ニタすることにより、コンピユータの内部チエツクの結
果を正確に読取ることができる。一方、出荷後に誤つて
内部チエツクが実行されたとしても、そのチエツク結果
を出力する出力端子は断線しているため、情報が出力さ
れることはない。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の電気的構成を示すブロ
ツク図である。マイクロコンピユータ1は自動車に搭載
され、燃料噴射量や内燃機関の点火時期の制御を行な
う。マイクロコンピユータ1の入力端子P1〜P4には、各
種の操作スイツチ2,3およびセンサ4,5などがラインl1〜
l4を介して接続される。これらの操作スイツチ2,3およ
びセンサ4,5から得られたデータに基づいて、出力端子Q
1,Q2にラインl5,l6を介して接続される燃料噴射弁6や
内燃機関の点火装置7等の負荷が制御されるとともに、
出力端子Q3,Q4にラインl7,l8を介して接続された警告灯
8,9が表示駆動される。
マイクロコンピユータ1にはまた、前述したように修
理工場等においてこのコンピユータ1の支援によつてラ
インl1〜l8の断線箇所を検出するためのテスト端子T1〜
T3が設けられており、これらのテスト端子T1〜T3にはテ
ストスイツチ11〜13が接続される。整備工場等では、作
業者がこれらのテストスイツチ11〜13を操作したとき
に、たとえばブレーキ警告灯8の点滅コードによつて、
断線箇所を判断することができる。
このような断線検知は、たとえば、負荷に電圧を印加
し、そのときの端子における電圧と正常時の電圧を比較
する方法等により可能で、詳細には特開昭58−225360
号、特開昭59−114469号、特開昭61−171372号等に記載
されたような方法および構成を適用することができる。
またコンピユータメーカにおいてコンピユータ1に内
部チエツクを行なわせる場合は、特定の負荷である燃料
噴射弁6を切離して、その代わりにスイツチ14およびラ
ンプ15を接続する。その後、スイツチ14を遮断すると、
その遮断状態である電気的な状態に基づいて、マイクロ
コンピユータ1は、負荷である燃料噴射弁6が遮断状態
であると判断し、その結果、内部チエツクを開始する。
マイクロコンピユータ1の内部チエツクとは、パリテイ
チエツクや、リードオンリメモリの記憶内容の総和を演
算し予め定めた値と比較して一致しているかどうかを判
断するような動作を示し、約1秒間以内で終了する。そ
の間にスイツチ14を導通しておけば、マイクロコンピユ
ータ1は内部チエツク結果を出力端子Q1から出力し、モ
ニタ用のランプ15を点滅駆動する。こうして内部チエツ
ク結果を読取ることができる。
第2図は、動作を説明するためのフローチヤートであ
る。ステツプn1でイグニシヨンキーが導通されると、ス
テツプn2で警告灯8,9にランプ切れが生じていないかど
うかをチエツクするために、すべての警告灯が点灯す
る。ステツプn3ではテストスイツチ11〜13が導通された
かどうか、すなわちテスト端子T1〜T3が短絡されたかど
うかが判断され、そうでないときにはステツプn4に移
り、マイクロコンピユータ1は通常の制御動作を行な
う。このようにステツプn2,n3では、背景技術の項にお
いて(1)で示される所有者や運転者へ警報を行なうた
めのチエツクが行なわれる。
修理工場等でテスト端子T1〜T3が短絡されたときはス
テツプn5に移り、操作スイツチ2,3やセンサ4,5などへの
ラインl1〜l4が断線していないかどうかがチエツクさ
れ、またステツプn6で燃料噴射弁6や点灯装置7などの
負荷へのラインl5,l6が断線していないかどうかがチエ
ツクされる。ステツプn7では、ステツプn5およびステツ
プn6におけるチエツク結果から断線が生じているかどう
かが判断され、断線が生じていないときには、ステツプ
n4に移り、通常の制御動作を行なう。ステツプn7におい
て断線が生じているときにはステツプn8に移り、その断
線箇所をブレーキ警告灯8の点滅コードによつて表示す
る。ステツプn9ではその断線箇所が走行上重要な予め定
めた特定の負荷、たとえば燃料噴射弁6へのラインl5で
あるかどうかが判断され、そうでないときにはステツプ
n4に移り、通常の制御動作を行なう。このようにステツ
プn5〜ステツプn9の動作は、背景技術の項で(2)で示
した販売業者や修理工場等においての修理の支援を行な
うためのチエツクである。
ステツプn9においてラインl5が断線したことが判断さ
れると、ステツプn10に移り、マイクロコンピユータ1
の内部チエツクが開始される。ステツプn11ではこの内
部チエツクの結果からマイクロコンピユータ1の内部に
異常がないかどうかが判断され、異常がないときにはス
テツプn4に移り、通常の制御動作を行なう。ステツプn1
1においてマイクロコンピユータ1内に異常が認められ
るときには、断線しているラインl5にその内部チエツク
の結果を導出する。したがつてコンピユータメーカの係
員は、ラインl5が接続される出力端子Q1にモニタ用ラン
プ15等を接続し、チエツク結果を読取ることができる。
このようにステツプn10〜ステツプn12の動作は、背景技
術の項で(3)として述べたコンピユータメーカの出荷
時に行なわれる検査のためのチエツクに対応している。
上述のようにマイクロコンピユータ1の内部チエツク
を行う必要があるときには、コンピユータメーカの係員
が、予め定めた特定の重要な負荷である燃料噴射弁6が
接続された出力端子Q1を、疑似的に断線状態とすること
によつて内部チエツクが開始されるようにし、そのチエ
ツク結果は所有者や運転者のための警告灯8,9を兼用し
て報知されるのではなく、断線状態である出力端子Q1に
導出されるため、運転中または整備工場等での点検整備
時に誤つて内部チエツクが開始された場合においても、
その警告灯8,9本来の警告表示とに混乱を生じることは
なく、チエツク結果を誤判断してしまう可能性がなくな
る。
上述の実施例では走行上重要な負荷である燃料噴射弁
6に接続されるラインl5に断線が生じたときにのみ、マ
イクロコンピユータ1の内部チエツクが行なわれ、その
チエツク結果は断線が生じているラインl5が接続される
出力端子Q1に導出されるように構成したけれども、本発
明の他の実施例として、マイクロコンピユータ1の内部
チエツクは自動車の走行上比較的影響が少ない負荷への
ラインが切断されたときに行なわれるようにしてもよ
く、これによつてたとえばその負荷へのラインに介在さ
れるコネクタ等の瞬断によつて誤つて内部チエツクを開
始し、そのチエツク出力によつて負荷が制御されるよう
な場合が生じても安全である。
効 果 以上のように本発明によれば、通常は信号を出力する
ために用いられる出力端子の状態によつてチエツクを開
始するようにしているため、ありえない組合わせの入力
信号を用いずともチエツクを開始することができ、入力
信号の仕様に対して柔軟に対応することができる。
また或る特定の出力負荷へのラインに断線が生じたこ
とが検出されたときにのみ内部チエツクを開始するよう
にし、またそのチエツク結果を前記断線が検出された出
力端子に導出するようにしたため、自動車の点検整備時
等においてコンピユータが誤つて内部チエツクを開始し
たとしても、その出力端子に接続された負荷は断線して
いるので、チエツク結果が外部へ出力されることはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気的構成を示すブロツク
図、第2図は動作を説明するためのフローチヤートであ
る。 1……マイクロコンピユータ、2,3……操作スイツチ、
4,5……センサ、6……燃料噴射弁、7……点火装置、
8,9……警告灯、11〜13……テストスイツチ、l1〜l6…
…ライン
フロントページの続き (72)発明者 池添 朗 神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富 士通テン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−128641(JP,A) 特公 昭61−1779(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車載コンピユータのチエツク方法であつ
    て、 前記コンピユータの予め定められた所定出力端子の電気
    的な状態に基づいて、前記コンピユータは該所定出力端
    子に接続された負荷が断線状態であるか判断し、 前記所定出力端子に接続された負荷が断線状態であると
    判断されるときには、前記コンピユータはその内部チエ
    ツクを行い、 該内部チエツクの結果を前記所定出力端子に出力するこ
    とを特徴とする車載用コンピユータのチエツク方法。
JP62093886A 1987-04-15 1987-04-15 車載用コンピユ−タのチエツク方法 Expired - Fee Related JP2585258B2 (ja)

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