JPH07169624A - 変圧器用タップ切換制御装置 - Google Patents
変圧器用タップ切換制御装置Info
- Publication number
- JPH07169624A JPH07169624A JP31293593A JP31293593A JPH07169624A JP H07169624 A JPH07169624 A JP H07169624A JP 31293593 A JP31293593 A JP 31293593A JP 31293593 A JP31293593 A JP 31293593A JP H07169624 A JPH07169624 A JP H07169624A
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- transformer
- parallel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、複数台の変圧器を並列運転する場
合のタップ切換制御を、確実に並列運転されるときに動
作するようにし、独立運用時の並列運転制御の誤動作を
防止した変圧器用タップ切換制御装置を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明のタップ切換制御装置は、変圧器の一
次側および二次側に設けられるしゃ断器及び断路器の開
閉信号を取り込み、一次側並列条件検出回路10および二
次側並列条件検出回路11の条件成立信号がともに成立し
たことを確認し、タップ切換の並列運転制御を行うもの
である。
合のタップ切換制御を、確実に並列運転されるときに動
作するようにし、独立運用時の並列運転制御の誤動作を
防止した変圧器用タップ切換制御装置を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明のタップ切換制御装置は、変圧器の一
次側および二次側に設けられるしゃ断器及び断路器の開
閉信号を取り込み、一次側並列条件検出回路10および二
次側並列条件検出回路11の条件成立信号がともに成立し
たことを確認し、タップ切換の並列運転制御を行うもの
である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、同一母線に並列接続さ
れる変圧器の変圧器用タップ切換制御装置に関する。
れる変圧器の変圧器用タップ切換制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電源供給の信頼度向上のため高位の変電
所では変圧器が複数台設置され、かつ並列に接続して運
転することが一般的となっている。これら変圧器の並列
運転時に、互いの変圧器の電圧のずれやインピーダンス
の相違があると、横流を生じ電力損失に繋がる。
所では変圧器が複数台設置され、かつ並列に接続して運
転することが一般的となっている。これら変圧器の並列
運転時に、互いの変圧器の電圧のずれやインピーダンス
の相違があると、横流を生じ電力損失に繋がる。
【０００３】従って、特にタップ切換器付変圧器の場合
は並列運転される変圧器間のタップを常に同一に保つこ
とが必要となる。図５に並列運転する場合の従来の変圧
器用タップ切換制御装置を示す。一次側母線（400kv ブ
ス）と二次側母線（220kv ブス）間に並列タップ切換器
付変圧器１ａ，１ｂがそれぞれしゃ断器ＣＢを介して接
続される系統構成に適用する。
は並列運転される変圧器間のタップを常に同一に保つこ
とが必要となる。図５に並列運転する場合の従来の変圧
器用タップ切換制御装置を示す。一次側母線（400kv ブ
ス）と二次側母線（220kv ブス）間に並列タップ切換器
付変圧器１ａ，１ｂがそれぞれしゃ断器ＣＢを介して接
続される系統構成に適用する。
【０００４】タップ切換制御装置５ａ，５ｂは変圧器１
ａ，１ｂの二次側に接続される計器用変圧器２ａ，２ｂ
から系統電圧を自動電圧調整回路４ａ，４ｂに取り込
む。自動電圧調整回路４ａ，４ｂは相互に信号をやり取
りし、マスター側になっているいずれか一方の自動電圧
調整回路の出力で、変圧器１ａ，１ｂの二次電圧が一
定、同一になるよう並列運転制御に従いタップ切換を行
なう。
ａ，１ｂの二次側に接続される計器用変圧器２ａ，２ｂ
から系統電圧を自動電圧調整回路４ａ，４ｂに取り込
む。自動電圧調整回路４ａ，４ｂは相互に信号をやり取
りし、マスター側になっているいずれか一方の自動電圧
調整回路の出力で、変圧器１ａ，１ｂの二次電圧が一
定、同一になるよう並列運転制御に従いタップ切換を行
なう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
並列運転制御によるタップ切換は並列運転を確実に実施
するときに用いなければならない制御である。つまり、
変圧器１ａが一次側母線１と二次側母線１間に接続さ
れ、変圧器１ｂが一次側母線２と二次側母線２間に接続
されるような独立運転の場合は、逆に同一出力によるタ
ップ切換では二次電圧が一定に保てなくなってしまう問
題が生じる。
並列運転制御によるタップ切換は並列運転を確実に実施
するときに用いなければならない制御である。つまり、
変圧器１ａが一次側母線１と二次側母線１間に接続さ
れ、変圧器１ｂが一次側母線２と二次側母線２間に接続
されるような独立運転の場合は、逆に同一出力によるタ
ップ切換では二次電圧が一定に保てなくなってしまう問
題が生じる。
【０００６】そして、この並列運転を行なうための系統
換切えは、系統の主機である多数のしゃ断器や断路器を
操作し、確認しなければならず、煩雑かつ操作員の負担
が大きかった。複雑な系統、並列する変圧器が複数にな
れば、その傾向は必然とより大きくなっていた。
換切えは、系統の主機である多数のしゃ断器や断路器を
操作し、確認しなければならず、煩雑かつ操作員の負担
が大きかった。複雑な系統、並列する変圧器が複数にな
れば、その傾向は必然とより大きくなっていた。
【０００７】よって、本発明は上記課題を解決するため
になされたものであり、複数台の変圧器を並列運転する
場合のタップ切換制御を、確実に並列運転されるときに
動作するようにし、独立運用時の並列運転制御の誤動作
を防止した変圧器用タップ切換制御装置を提供すること
を目的とする。
になされたものであり、複数台の変圧器を並列運転する
場合のタップ切換制御を、確実に並列運転されるときに
動作するようにし、独立運用時の並列運転制御の誤動作
を防止した変圧器用タップ切換制御装置を提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の変圧器用タップ
切換制御装置は母線間に複数の変圧器が並列接続される
系統に適用されるものであって、一次側並列条件検出回
路10、二次側並列条件検出回路11、条件確認回路12，13
およびタップ切換制御回路14とを具備する。
切換制御装置は母線間に複数の変圧器が並列接続される
系統に適用されるものであって、一次側並列条件検出回
路10、二次側並列条件検出回路11、条件確認回路12，13
およびタップ切換制御回路14とを具備する。
【０００９】一次側並列条件検出回路10は前記変圧器の
一次側に設けられるしゃ断器及び断路器の開閉信号を取
り込み、変圧器の並列運転条件が成立するか否かを検出
し、成立するとき条件成立信号を出力する。
一次側に設けられるしゃ断器及び断路器の開閉信号を取
り込み、変圧器の並列運転条件が成立するか否かを検出
し、成立するとき条件成立信号を出力する。
【００１０】二次側並列条件を検出回路11は前記変圧器
の二次側に設けられるしゃ断器及び断路器の開閉信号を
取り込み、変圧器の並列運転条件が成立するか否かを検
出し、成立するとき条件成立信号を出力する。
の二次側に設けられるしゃ断器及び断路器の開閉信号を
取り込み、変圧器の並列運転条件が成立するか否かを検
出し、成立するとき条件成立信号を出力する。
【００１１】条件確認回路12，13は一次側並列条件検出
回路10及び二次側並列条件検出回路11の条件成立信号が
ともに成立したとき並列条件の成立を確認する。タップ
切換制御回路14はこの条件確認回路12，13の条件が成立
したときタップ切換の並列運転制御を許可し当該変圧器
１ａにタップ上げ下げの信号を出力する。
回路10及び二次側並列条件検出回路11の条件成立信号が
ともに成立したとき並列条件の成立を確認する。タップ
切換制御回路14はこの条件確認回路12，13の条件が成立
したときタップ切換の並列運転制御を許可し当該変圧器
１ａにタップ上げ下げの信号を出力する。
【００１２】
【作用】一次側並列条件検出回路10および二次側並列条
件検出回路11が変圧器の一次側および二次側に設けられ
るしゃ断器及び断路器の開閉信号を取り込み、変圧器の
並列運転条件が成立するか否かを検出し、成立するとき
条件成立信号を出力する。一次側並列条件検出回路10及
び二次側並列条件検出回路11の条件成立信号がともに成
立したことを条件確認回路12，13が確認し、タップ切換
制御回路14がタップ切換の並列運転制御を許可し当該変
圧器１ａにタップ上げ下げの信号を出力する。これによ
り、確実に並列運転の系統構成のときタップ切換の並列
運転制御を動作させることができる。
件検出回路11が変圧器の一次側および二次側に設けられ
るしゃ断器及び断路器の開閉信号を取り込み、変圧器の
並列運転条件が成立するか否かを検出し、成立するとき
条件成立信号を出力する。一次側並列条件検出回路10及
び二次側並列条件検出回路11の条件成立信号がともに成
立したことを条件確認回路12，13が確認し、タップ切換
制御回路14がタップ切換の並列運転制御を許可し当該変
圧器１ａにタップ上げ下げの信号を出力する。これによ
り、確実に並列運転の系統構成のときタップ切換の並列
運転制御を動作させることができる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は本発明の変圧器用タップ切換制御装置の構
成図、図２は本発明の変圧器用タップ切換制御装置を適
用する系統構成図である。まず、図２の系統構成を説明
する。一次側母線（400 ｋｖブス１，２）と二次側母線
（220 ｋｖブス１，２）間に並列にタップ切換器付変圧
器１ａ，１ｂがそれぞれしゃ断器４Ｑ０及び２Ｑ０と９
Ｑ０及び８Ｑ０を介して接続される。
する。図１は本発明の変圧器用タップ切換制御装置の構
成図、図２は本発明の変圧器用タップ切換制御装置を適
用する系統構成図である。まず、図２の系統構成を説明
する。一次側母線（400 ｋｖブス１，２）と二次側母線
（220 ｋｖブス１，２）間に並列にタップ切換器付変圧
器１ａ，１ｂがそれぞれしゃ断器４Ｑ０及び２Ｑ０と９
Ｑ０及び８Ｑ０を介して接続される。
【００１４】しゃ断器４Ｑ０は、一次側母線１（400 ｋ
ｖブス１）、一次側母線２（400 ｋｖブス２）及び変圧
器１ａと、断路器４Ｑ１，４Ｑ２及び４Ｑ９を介して接
続される。同様に、しゃ断器９Ｑ０，２Ｑ０，８Ｑ０も
断路器９Ｑ１，９Ｑ２，９Ｑ９，２Ｑ１，２Ｑ２，２Ｑ
９，８Ｑ１，８Ｑ２，８Ｑ９と接続される。そして、一
次側母線１と一次側母線２間及び二次側母線１と二次側
母線２間は、断路器７Ｑ１，しゃ断器７Ｑ０、断路７Ｑ
２及び断路器６Ｑ１、しゃ断器６Ｑ０、断路器６Ｑ２を
介して接続される。
ｖブス１）、一次側母線２（400 ｋｖブス２）及び変圧
器１ａと、断路器４Ｑ１，４Ｑ２及び４Ｑ９を介して接
続される。同様に、しゃ断器９Ｑ０，２Ｑ０，８Ｑ０も
断路器９Ｑ１，９Ｑ２，９Ｑ９，２Ｑ１，２Ｑ２，２Ｑ
９，８Ｑ１，８Ｑ２，８Ｑ９と接続される。そして、一
次側母線１と一次側母線２間及び二次側母線１と二次側
母線２間は、断路器７Ｑ１，しゃ断器７Ｑ０、断路７Ｑ
２及び断路器６Ｑ１、しゃ断器６Ｑ０、断路器６Ｑ２を
介して接続される。
【００１５】このような変電所の系統構成に図１の本実
施例の変圧器用タップ切換制御装置を適用する場合につ
いて説明する。一次側並列条件検出回路10は一次側母線
１及び２のしゃ断器４Ｑ０，７Ｑ０，９Ｑ０及び断路器
４Ｑ１，４Ｑ２，４Ｑ９，７Ｑ１，７Ｑ２，９Ｑ１，９
Ｑ２，９Ｑ９の開閉信号（例えば、閉のとき１）を取り
込み、次の条件が成立するか否か（論理条件が１になる
か否か）を検出し、成立する時条件成立信号を出力す
る。
施例の変圧器用タップ切換制御装置を適用する場合につ
いて説明する。一次側並列条件検出回路10は一次側母線
１及び２のしゃ断器４Ｑ０，７Ｑ０，９Ｑ０及び断路器
４Ｑ１，４Ｑ２，４Ｑ９，７Ｑ１，７Ｑ２，９Ｑ１，９
Ｑ２，９Ｑ９の開閉信号（例えば、閉のとき１）を取り
込み、次の条件が成立するか否か（論理条件が１になる
か否か）を検出し、成立する時条件成立信号を出力す
る。
【００１６】４Ｑ９・４Ｑ０・｛４Ｑ１・９Ｑ１＋４Ｑ
２・９Ｑ２＋７Ｑ１・７Ｑ０・７Ｑ２・（４Ｑ１・９Ｑ
２＋４Ｑ２・９Ｑ１）｝・９Ｑ０・９Ｑ９ ここで、・はＡＮＤ（論理積）、＋はＯＲ（論理和）を
示す。
２・９Ｑ２＋７Ｑ１・７Ｑ０・７Ｑ２・（４Ｑ１・９Ｑ
２＋４Ｑ２・９Ｑ１）｝・９Ｑ０・９Ｑ９ ここで、・はＡＮＤ（論理積）、＋はＯＲ（論理和）を
示す。
【００１７】二次側並列条件検出回路11は二次側母線１
及び２のしゃ断器２Ｑ０，６Ｑ０，８Ｑ０及び断路器２
Ｑ１，２Ｑ２，２Ｑ９，６Ｑ１，６Ｑ２，８Ｑ１，８Ｑ
２，８Ｑ９の開閉信号を取り込み、次の条件が成立する
か否か検出し、成立する時条件成立信号を出力する。
及び２のしゃ断器２Ｑ０，６Ｑ０，８Ｑ０及び断路器２
Ｑ１，２Ｑ２，２Ｑ９，６Ｑ１，６Ｑ２，８Ｑ１，８Ｑ
２，８Ｑ９の開閉信号を取り込み、次の条件が成立する
か否か検出し、成立する時条件成立信号を出力する。
【００１８】２Ｑ９・２Ｑ０・｛２Ｑ１・８Ｑ１＋２Ｑ
２・８Ｑ２＋６Ｑ１・６Ｑ０・６Ｑ２・（２Ｑ１・８Ｑ
２＋２Ｑ２・８Ｑ１）｝８Ｑ０・８Ｑ９ ここで、・はＡＮＤ（論理積）、＋はＯＲ（論理和）を
示す。
２・８Ｑ２＋６Ｑ１・６Ｑ０・６Ｑ２・（２Ｑ１・８Ｑ
２＋２Ｑ２・８Ｑ１）｝８Ｑ０・８Ｑ９ ここで、・はＡＮＤ（論理積）、＋はＯＲ（論理和）を
示す。
【００１９】図３に、一次側並列条件検出回路10（ある
いは二次側並列条件検出回路11）の詳細ロジック構成図
の一例を示す。条件確認回路12，13はそれぞれ一次側並
列条件検出回路10、二次側並列条件検出回路11が条件成
立信号を出力したことを確認する。そして、条件確認回
路12及び13がともに確認し並列条件が確実に成立したと
き並列運転制御を許可し、並列運転制御によるタップ上
げ下げのタップ切換制御回路14からの信号出力を許容す
る。
いは二次側並列条件検出回路11）の詳細ロジック構成図
の一例を示す。条件確認回路12，13はそれぞれ一次側並
列条件検出回路10、二次側並列条件検出回路11が条件成
立信号を出力したことを確認する。そして、条件確認回
路12及び13がともに確認し並列条件が確実に成立したと
き並列運転制御を許可し、並列運転制御によるタップ上
げ下げのタップ切換制御回路14からの信号出力を許容す
る。
【００２０】そして、タップ切換制御回路14からの信号
出力により変圧器１ａのタップ切換を行ない、複数の変
圧器の二次電圧が一定、同一になるよう並列運転制御を
行なう。
出力により変圧器１ａのタップ切換を行ない、複数の変
圧器の二次電圧が一定、同一になるよう並列運転制御を
行なう。
【００２１】従って、系統が確実に並列運用するときの
み変圧器のタップ切換も並列運転制御を行なうことがで
きる。本実施例により系統構成を確認するという操作員
の煩わしい作業から負担を軽減できる。
み変圧器のタップ切換も並列運転制御を行なうことがで
きる。本実施例により系統構成を確認するという操作員
の煩わしい作業から負担を軽減できる。
【００２２】次に、一次側並列条件検出回路あるいは二
次側並列条件検出回路において並列運転条件の不成立と
なる部分条件を識別する不成立条件識別回路を図４に示
す。図４における部分条件信号Ｓ１〜Ｓ５，Ｓ31〜Ｓ33
は図３の部分条件信号に対応する。部分条件は一次側並
列条件検出回路あるいは二次側並列条件検出回路におい
ての並列運転条件を論理積に分離したものである。ま
た、部分条件信号Ｓ３を階層的に下位の条件のＳ31〜Ｓ
33まで分解して識別してもよい。
次側並列条件検出回路において並列運転条件の不成立と
なる部分条件を識別する不成立条件識別回路を図４に示
す。図４における部分条件信号Ｓ１〜Ｓ５，Ｓ31〜Ｓ33
は図３の部分条件信号に対応する。部分条件は一次側並
列条件検出回路あるいは二次側並列条件検出回路におい
ての並列運転条件を論理積に分離したものである。ま
た、部分条件信号Ｓ３を階層的に下位の条件のＳ31〜Ｓ
33まで分解して識別してもよい。
【００２３】また、上記実施例において、しゃ断器及び
断路器からの開閉信号、他ユニットのタップ切換制御装
置間の信号伝送をそれら分散された主機の信号をリンク
させる信号ネットワーク（ＬＡＮ）を介して取り込む構
成としてもよい。
断路器からの開閉信号、他ユニットのタップ切換制御装
置間の信号伝送をそれら分散された主機の信号をリンク
させる信号ネットワーク（ＬＡＮ）を介して取り込む構
成としてもよい。
【００２４】
【発明の効果】よって、本発明によればしゃ断器及び断
路器条件を取り込み並列運転の系統構成条件を確認して
タップ切換の並列運転制御を動作させるので、タップ切
換の並列運転制御の誤動作を確実に防止することができ
る変圧器用タップ切換制御装置を得ることができる。
路器条件を取り込み並列運転の系統構成条件を確認して
タップ切換の並列運転制御を動作させるので、タップ切
換の並列運転制御の誤動作を確実に防止することができ
る変圧器用タップ切換制御装置を得ることができる。
【図１】本発明の変圧器用タップ切換制御装置の構成図
【図２】本発明の装置を適用する変電号の系統構成図
【図３】本発明の並列条件検出回路の詳細ロジック構成
図
図
【図４】本発明の不成立条件識別回路の構成図
【図５】従来の変圧器用タップ切換制御装置の構成図
１ａ，１ｂ…タップ切換器付変圧器、２ａ，２ｂ…計器
用変圧器、３ａ，３ｂ…現場操作盤、４ａ，４ｂ…自動
電圧調整回路、５ａ，５ｂ…タップ切換制御装置、10…
一次側並列条件検出回路、11…二次側並列条件検出回
路、12，13…条件確認回路、14…タップ切換制御回路、
15…不成立条件識別回路。
用変圧器、３ａ，３ｂ…現場操作盤、４ａ，４ｂ…自動
電圧調整回路、５ａ，５ｂ…タップ切換制御装置、10…
一次側並列条件検出回路、11…二次側並列条件検出回
路、12，13…条件確認回路、14…タップ切換制御回路、
15…不成立条件識別回路。
Claims (3)
- 【請求項１】 母線間に複数の変圧器が並列接続される
系統の変圧器用タップ切換制御装置であって、前記変圧
器の一次側に設けられるしゃ断器及び断路器の開閉信号
を取り込み、変圧器の並列運転条件が成立するか否かを
検出し、成立するとき条件成立信号を出力する一次側並
列条件検出回路と、前記変圧器の二次側に設けられるし
ゃ断器及び断路器の開閉信号を取り込み、変圧器の並列
運転が成立するか否かを検出し、成立するとき条件成立
信号を出力する二次側並列条件検出回路と、前記一次側
並列条件検出回路及び前記二次側並列条件検出回路の条
件成立信号がともに成立したとき並列条件の成立を確認
する条件確認回路と、この条件確認回路の条件が成立し
たときタップ切換の並列運転制御を許可し当該変圧器に
タップ上げ下げの信号を出力するタップ切換制御回路と
を具備することを特徴とする変圧器用タップ切換制御装
置。 - 【請求項２】 請求項１記載の変圧器用タップ切換制御
装置において、前記複数の変圧器の内、前記一次側並列
条件検出回路及び前記二次側並列条件検出回路で並列運
転条件が成立した変圧器に対してのみ並列運転制御のタ
ップ切換の信号を出力するタップ切換制御回路とするこ
とを特徴とする変圧器用タップ切換制御装置。 - 【請求項３】 請求項１において、前記一次側並列条件
検出回路あるいは前記二次側並列条件検出回路が変圧器
の並列運転条件の不成立を検出したとき、当該条件を部
分条件となる論理積に分離し、不成立となっている部分
条件を識別する不成立条件識別回路を具備することを特
徴とする変圧器用タップ切換制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31293593A JPH07169624A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 変圧器用タップ切換制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31293593A JPH07169624A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 変圧器用タップ切換制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07169624A true JPH07169624A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18035249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31293593A Pending JPH07169624A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 変圧器用タップ切換制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07169624A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012060837A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Toshiba Corp | 変圧器並列運転防止装置およびそれを用いた変電所監視制御システム |
| WO2022118363A1 (ja) * | 2020-12-01 | 2022-06-09 | 株式会社東芝 | 変圧器制御システム |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP31293593A patent/JPH07169624A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012060837A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Toshiba Corp | 変圧器並列運転防止装置およびそれを用いた変電所監視制御システム |
| WO2022118363A1 (ja) * | 2020-12-01 | 2022-06-09 | 株式会社東芝 | 変圧器制御システム |
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