JPH0436208Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0436208Y2
JPH0436208Y2 JP15228385U JP15228385U JPH0436208Y2 JP H0436208 Y2 JPH0436208 Y2 JP H0436208Y2 JP 15228385 U JP15228385 U JP 15228385U JP 15228385 U JP15228385 U JP 15228385U JP H0436208 Y2 JPH0436208 Y2 JP H0436208Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
switching
power
semiconductor switch
switching means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15228385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6261137U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15228385U priority Critical patent/JPH0436208Y2/ja
Publication of JPS6261137U publication Critical patent/JPS6261137U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0436208Y2 publication Critical patent/JPH0436208Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、例えばバイパス電源のある無停電電
源装置について、インバータバイパス電源えの
同期切り換えを行う電源切換装置の動作状態を点
検する点検装置に関するものである。
B 考案の概要 互に並列に接続されたインバータとバイパス電
源の間で、各電源に夫々接続された半導体スイツ
チにより負荷への給電の切り換えを行う無停電電
源装置であつて、その切り換えの動作点検を行う
場合、 一方の半導体スイツチを短絡して短絡電路を通
じて負荷へ給電すると共に双方の半導体スイツチ
に一方の電源から給電しておき、この状態の下で
給電切り換えを行つて、各半導体スイツチの入力
電圧及び出力電圧を比較して動作点検を行うこと
によつて、 切り換え回路の異常の有無に拘わらず、負荷に
給電を行つたまま切り換えの動作点検が行えるよ
うにしたものである。
C 従来の技術 第3図は、バイパス回路を備えた無停電電源装
置を示し、同図において1はインバータ、TSi,
TScは半導体スイツチとしてのサイリスタスイツ
チ、MCCB1〜MCCB3は電磁しや断器である。こ
のような装置においては、サイリスタスイツチ
TSi,TScをオンまたはオフさせて同期切り換え
を行うことによつてインバータ1とバイパスとの
間で電源の選択が行われる。そして例えばインバ
ータ1からバイパスへの同期切換え動作を点検す
るためには、従来では実際にインバータ1からバ
イパスへ同期切換えを行うことによつて異常の有
無を確認するようにしていた。
D 考案が解決しようとする問題点 しかしながら従来の点検方法では、例えば同期
切換回路に異常が生じてオンにすべきサイリスタ
スイツチTScがオフのままになつている場合、イ
ンバータからバイパス側へ電源を切り換えた時に
負荷母線が無電圧になつて負荷への給電が断た
れ、システムダウンを招くという問題がある。
本考案はこのような問題点を解決しようとする
ものであり、切換え回路や半導体スイツチ等の異
常の有無にかかわらず負荷に給電したまま切換え
の動作点検が行える点検装置を提供することを目
的とするものである。
E 問題点を解決するための手段 本考案は、インバータ及びバイパス電源の各半
導体スイツチの出力側と負荷との間を開閉する第
1の開閉手段と、負荷への給電を行つているイン
バータ側の半導体スイツチの入力端子と前記第1
の開閉手段の出力端子間を短絡するよう、当該半
導体スイツチの入力側と前記第1の開閉手段の負
荷側との間を開閉する第2の開閉手段と、バイパ
ス側の商用電源と該電源側の半導体スイツチの入
力側との間を開閉する第3の開閉手段と、バイパ
ス電源用半導体スイツチの入力側とインバータ用
半導体スイツチの入力側端子間を開閉する第4の
開閉手段と、各半導体スイツチの入出力側の電圧
を比較してその比較結果にもとづき給電の切り換
えの動作確認を行う比較手段とを備えて成るもの
である。
F 作用 前記第2の開閉手段を閉成して一方の電源(イ
ンバータ)から負荷への給電を継続したまま前記
第1の開閉手段を開成して、しかる後に前記第3
の開閉手段及び第4の開閉手段を夫々開成及び閉
成することにより一方の電源(インバータ)から
バイパス電源側の半導体スイツチを通して給電
し、この状態の下で給電切換え指令を発して前記
比較手段により給電の切換えの動作確認を行う。
G 実施例 第1図は本考案の実施例を示す回路図である。
MC1は、半導体スイツチTSc,TSiの接続点と負
荷との間を開閉する第1の開閉手段としての電磁
接触器である。NC2は、半導体スイツチTSiの入
力側と前記電磁接触器MC1の負荷側との間を開
閉する第2の開閉手段としての電磁接触器であ
り、閉成時に半導体スイツチTSiと電磁接触器
MC1の入出力端子間を短絡する。バイパス電源
と当該バイパス側の半導体スイツチTScとの間に
は、第3の開閉手段としての電磁接触器MC3
設けられ、この電磁接触器MC3は、開成時にバ
イパス電源から半導体スイツチTScを切り離す。
インバータ用半導体スイツチTSiの入力側とバイ
パス側の半導体スイツチTScの入力側との間には
第4の開閉手段としての電磁接触器MC4が設け
られ、この電磁接触器MC4を閉成し他方の接触
器MC3を開路した時にインバータ1からバイパ
ス側の半導体スイツチTScに給電される。2は突
き合わせ回路であり、この突き合わせ回路2は、
各半導体スイツチTSc,TSiの双方の入力側の電
圧と出力側の電圧との偏差分を取り出す。尚図中
1,32は絶縁回路である。4はコンパレータで
あり、前記突き合わせ回路2よりの偏差分が予め
設定した設定信号よりも大きければ、切り換え回
路の異常を知らせるための出力信号が発せられ
る。この実施例では突き合わせ回路2及びコンパ
レータ4により、各半導体スイツチTSc,TSiの
動作確認を行うための比較手段5が構成される。
次に上述実施例の装置により、インバータ1か
らバイパスへと切換える場合の点検時の動作につ
いて述べる。
先ず点検指令が出されると、電磁接触器MC2
が閉成され、続いて電磁接触器MC1が開成され
る。これによつてインバータ1側の半導体スイツ
チTSiの入力側と接触器MC1の出力端子間が短絡
されて、インバータ1から電磁接触器MC2を経
て負荷して給電されると共に、各半導体スイツチ
TSi,TScの接続点が負荷から切離される。その
後電磁接触器MC3が開成されてから、電磁接触
器MC4が閉成される。これによつてバイパス側
の半導体スイツチTScへの給電がバイパス側から
インバータ1へ移行する。この状態のもとでイン
バータ1からバイパスへの給電切換え指令を発
し、切換え動作に異常があるか否かが判定され
る。この判定については、切換えが正常に行われ
れば、その間半導体スイツチTSi,TScの少なく
とも一方がオン状態にあるから、半導体スイツチ
TSi,TScの入出力端子間の電位は略等しく、こ
のためコンパレータ4の出力レベル「L」であつ
て、正常と判定されると共に、切換えが正常に行
われない場合、例えば非同期で切換わるか切換え
ができなければ、コンパレータ4から「H」レベ
ルの信号が出力されて、異常有りと判定される。
そして正常と判定された場合は、その後上述の逆
の動作に従つて電磁接触器MC1〜MC4が操作さ
れる。即ち先ず電磁接触器MC4が開成され、続
いて電磁接触器MC3が閉成されて、バイパス側
の半導体スイツチTScへの給電がバイパス側に戻
る。その後電磁接触器MC1が閉成されてから電
磁接触器MC2が開成され、これによりバイパス
側から半導体スイツチTScを介して負荷に給電さ
れバイパス側への給電が完了し、こうして切り換
え動作の点検が終了する。なお、バイパス側より
インバータへの給電切換え時の動作確認中述上し
たと同様な操作で行なわれる。
ここで本考案は、インバータとバイパスとの間
で給電の切換えを行う装置に限定されるものでは
なく、これ以外の他の2つの電源との間で給電の
切換えを行う装置に適用することができる。
第2図は、2つの電源A,B間で給電の切換え
を行う装置に適用した他の実施例を示す回路図で
あり、この実施例では電源Aから電源Bに給電を
切り換える場合の点検とその逆で電源Bから電源
Aに給電を切換える場合の点検との双方を行うこ
とができる機能を備えている。第2図中スイツチ
SW1,SW2は夫々第1の開閉手段及び第2の開閉
手段に対応するものであり、スイツチSW2,SW4
は、共に第3の開閉手段、第4の開閉手段に対応
するものである。例えば電源Aから負荷に給電さ
れている場合には、スイツチSW1は閉成されてい
る。またスイツチSW2、スイツチSW3及びSW4
夫々接点a側に切換えられている。ここで電源A
から電源Bへの給電の切り換えの動作を点検する
ためには、スイツチSW1を開成し、電源Aからス
イツチSW2を介して負荷に給電されると共に半導
体スイツチTSA,TSBはいずれも電源Aから給電
されるので、先の実施例と同様にして点検を行う
ことができる。また電源Bから負荷に給電をして
いて、電源Bから電源Aへの給電の切換え動作を
確認する場合には、スイツチSW2〜SW4をいずれ
も接点bに切換えることによつて行うことができ
る。
H 考案の効果 以上のように本考案は、一方の半導体スイツチ
の入力端子と負荷側の開閉器の出力端子間を短絡
して、この短絡電路を通じて負荷を給電すると共
に、双方の半導体スイツチに一方の電源のみから
給電しておいて、各半導体スイツチの入出力電圧
差にもとづいて切換え時の異常の有無を確認する
ようにしたものである。従つて本考案によれば切
換え回路や半導体スイツチ等の異常の有無にかか
わらず負荷に給電したまま切換えの動作点検が行
える。また、例えばインバータとバイパス電源と
の間で切換えを行う場合、バイパス側を切り離
し、当該バイパス側の半導体スイツチにインバー
タから給電しているため、インバータ側の半導体
スイツチが故障してもバイパスからインバータへ
横流が流れて、インバータを停止させることがな
い。更に電源を切換える場合、切り換え動作の異
常のないことを確認してから切換えることができ
るためシステムの信頼性が一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は本考案の他の実施例を示す回路図、第3図は
従来例を示す回路図である。 1……インバータ、TSc,TSi,TSA及びTSB
……半導体スイツチ、2……突き合わせ回路、4
……コンパレータ、5……比較手段、MC1
MC4……電磁接触器、A,B……電源、SW1
SW4……スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互に並列に接続された一方及び他方の電源の間
    で、各電源に夫々接続された各半導体スイツチに
    より負荷への給電を切換えるものであつて、その
    切換え時の動作点検を行う電源切換え点検装置に
    おいて、 各半導体スイツチの接続点と負荷との間を開閉
    する第1の開閉手段と、負荷への給電を行つてい
    る一方の半導体スイツチの入力端子と前記第1の
    開閉手段の出力端子を短絡する第2の開閉手段
    と、前記他方の電源と該電源側の半導体スイツチ
    の入力側との間を開閉する第3の開閉手段と、前
    記一方の電源側の半導体スイツチの入力端子と他
    の電源側の半導体スイツチの入力端子間を開閉す
    る第4の開閉手段と、各半導体スイツチの入出力
    側の電圧を比較してその比較結果にもとづき給電
    の切換え動作確認を行う比較手段とを備え、 前記第2の開閉手段を閉成してから前記第1の
    開閉手段を開成して、一方の電源から第2の開閉
    手段を介して負荷に給電すると共に、前記第3の
    開閉手段及び第4の開閉手段を夫々開成及び閉成
    することにより一方の電源から他方の電源側の半
    導体スイツチへ給電し、この状態の下で給電切換
    え指令を発して前記比較手段により給電の切換え
    の動作確認を行うことを特徴とする電源切換え点
    検装置。
JP15228385U 1985-10-04 1985-10-04 Expired JPH0436208Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15228385U JPH0436208Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15228385U JPH0436208Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6261137U JPS6261137U (ja) 1987-04-16
JPH0436208Y2 true JPH0436208Y2 (ja) 1992-08-26

Family

ID=31070120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15228385U Expired JPH0436208Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0436208Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6261137U (ja) 1987-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3851584B2 (ja) 無停電電源装置の並列運転方法
JPH0436208Y2 (ja)
CN102916482A (zh) 一种低压切换电路
JPH038037Y2 (ja)
JP2985219B2 (ja) 電圧調整継電器
JPH06113489A (ja) 無停電電源装置の保守用バイパス回路
JPH0413686Y2 (ja)
JP2799050B2 (ja) 断路器操作電源切換装置
JPS6212337A (ja) 電源切換装置
JPH03212132A (ja) 二重化バックアップ電源の試験方法
JP3698893B2 (ja) 2回線切替用半導体開閉器
JP2843364B2 (ja) 配電変圧器の低圧側負荷切替方法
JPH0536332A (ja) 開閉器操作制御回路
JPH0245419B2 (ja)
JPS5812556Y2 (ja) インバ−タ並列運転システムの不平衡電流検出装置
JPH1042408A (ja) 電気車のスイッチング装置を兼用した充電装置
JPH0314927Y2 (ja)
JP3045748B2 (ja) 電源切り換え方法
JPH0517776B2 (ja)
JPH1066260A (ja) 電力系統常用予備切換装置
JPH06189474A (ja) 無停電電源装置
JPH0326773Y2 (ja)
JPS5942539B2 (ja) 無停電電源装置
JPS61247277A (ja) 無停電電源装置
JPS6248226A (ja) 電源切換回路