JPH0716944B2 - 石材の自動切断機 - Google Patents

石材の自動切断機

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JPH0716944B2
JPH0716944B2 JP2094757A JP9475790A JPH0716944B2 JP H0716944 B2 JPH0716944 B2 JP H0716944B2 JP 2094757 A JP2094757 A JP 2094757A JP 9475790 A JP9475790 A JP 9475790A JP H0716944 B2 JPH0716944 B2 JP H0716944B2
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stone
rotary cutting
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sensor
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Inventor
良男 伊藤
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大和機械製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は回転切断刃を石材に対し自動的に走行させてそ
の切断予定箇所を自動切断するものとした石材の自動切
断機に関する。
(従来の技術) 石材の自動切断機としては例えば次のような二種類のも
のが存在している。
即ち、その一つは垂直面に沿って回転切断刃の具備され
た切断要部を回転切断刃の回転面に沿った上下左右方向
へ変位させ得るものとなし、他方前記切断要部の下方に
は回転切断刃によって切断されるものとなる石材の支持
台を配設すると共に該支持台を前記回転切断刃の回転面
と直交した方向へ変位させ得るものとなしてある。
また他の一つは前述の切断要部を回転切断刃の回転面に
沿った上下左右方向に加え、該方向と直交した方向にも
変位させ得るものとなし且つ石材の支持台は固定式のも
のとなしてある。
しかして、これら切断機では回転切断刃が石材に対し自
動的に上下左右及び前後方向に相対変位されて石材の任
意位置を自動切断し得るものとなる。
(発明が解決しようとする課題) 石材の切断作業に於いては表面に凹凸の在る長尺ものと
か多角形のものなどを切断することが多いのであるが、
これを在来装置により行うと、その回転切断刃は作業者
による当初の設定情報に基づいて石材と回転切断刃の相
対位置或いは石材の外形や石材表面の高低などの存在箇
所とは無関係に、しかも外形寸法よりも長い一定距離を
常に左右方向へ繰り返し走行変位されるようにして切断
処理を進行するものとなるのであり、このため回転切断
刃が石材面の特定範囲例えば先づ高い部分を選択的に切
断するように走行されるとか、或いは切断線から外れる
部分は可及的に走行させないようにすることなどの何等
実施されるものでなく、作業の能率化が害されるものと
なっている。
本発明は斯かる問題点を解消させて能率的な作業を可能
となした石材の自動切断機を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明では石材切断機の切断
要部と同体個所で回転切断刃の近傍位置に被切断材の上
表面からの距離を検出するためのセンサーを設けると共
に、回転切断刃の走行ライン上を該センサーによる石材
表面の高低及び石材外形の検出情報に関連して演算され
た範囲に前記切断要部の位置を適正移動させるための制
御手段を設けたことを特徴とする。
(作用) 回転切断刃はセンサーの検出情報に関連して演算された
範囲に適正移動されるため切断に必要のない範囲での無
駄な移動を解消され、切断すべき個所を効率的に切断す
るものとなる。
(実施例) 以下、添付図面を参照しつつ本発明の具体的な実施例を
説明する。
第1図は本発明装置の第一実施例に係り、図中1及び1
は装置据付のためのコンクリート基礎、そして2及び2
はこれら基礎1、1を介して対設した支柱で各々は強固
に自立させてある。各支柱2、2の上部間には結合部材
2aを架設して全体形状を門型となしてある。
3は各支柱2及び2間に上下作動自在に架設された梁部
材で前記結合部材2aの適所にモーター4を固定すると共
に該モーター4の回転で任意に上下変位されるものとな
してある。
5は前記梁部材3に装着されたサドルでこれに固定され
たモーター6の回転により該部材3に沿っての水平変位
自在となされている。
7は支柱2及び2を含む面に沿った回転切断刃8の具備
された切断要部で前記サドル5に装設してなる。該要部
7はサドル5に固定したモーター9の回転をベルト伝動
手段などからなる適宜な電動機構10を介して切断回転刃
8に伝達するものとなし、且つ切断回転刃8の上半分は
サドル5と同体の安全カバー11で被覆させてある。
しかして12は回転切断刃7の安全カバー11に回転切断刃
8の走行ラインと一致するように設けたセンサーで、切
断すべき石材wの上表面からの距離を検出するためのも
のである。本例では該センサー12に音波センサーが使用
されている。
他方、13は切断すべき石材wの載置され支持台で前記切
断刃8の回転面と直交した方向への変位可能となしてあ
る。即ち回転切断刃8の回転面と直交する方向に軌道14
を敷設すると共に該軌道14に支持台13を案内させるほか
該支持台13に設けた適宜なモーターで走行駆動自在とな
してある。
15は所要の初期設定情報を入力し得るものとした操作盤
で、これには各モーター4、6、9を制御するための機
構とか前記センサー12の検出情報を演算して一時的に記
憶し該記憶情報に基づいて前記モーター4、6、9を適
正に作動させるための制御手段が組み込まれている。
次に上記本発明装置の使用例を説明すると、先づ切断す
べき石材wを支持台13上に載せると共にその切断予定面
と装置の相対位置を適正に調整し且つ固定させる。
しかる後、操作盤15に適宜な初期設定情報を入力して装
置を作動状態となす。これにより回転切断刃8が石材w
から上方に離れて位置した状態の下で支持台13が軌道14
に沿って一定位置に変位され、次いでサドル5がモータ
ー6の作動により梁部材3に沿って例えば一往復だけ水
平変位され、該変位の過程でセンサー12が石材wの切断
予定面となる箇所の上表面からの垂直距離を検出し、そ
の検出情報は適宜演算されて制御手段内の適当機器に記
憶されるものとなる。このさいセンサー12位置と回転切
断刃8の切込みポイント間の距離ずれは適宜修正演算さ
れて入力される。次いで該記憶された情報に基づいて装
置各部が作動されるのであって、即ち先づ回転切断刃8
がモーター4の回転による梁部材3の下方変位と他のモ
ーター6の回転によるサドル5の水平変位により石材w
の切断予定面となる上表面の近傍一定位置、即ち第4図
に示される位置p1まで比較的速く且つ正確に移動される
ものとなり、その後はモーター6の回転が極めて遅い変
位速度(切断時送り速度)に転換されて一点鎖線gで示
される如く所要距離だけサドル5と共に水平方向へ走行
変位して石材wの切断予定面を数mmの切込み量(このさ
いの切り込み量sは石材種類などにより予め決定されて
いる)で切断するものとなるのである。しかして前記所
要距離の切断が終わるやいなや回転切断刃8はモーター
4の回転により梁部材3と共に一定切込み量sだけ下方
変位され、続いてモーター6が逆回転されてサドル5が
前とは逆の水平方向へ切断時送り速度で変位されるため
これと同体に走行変位して前述同様に一定切込み量sで
石材wの切断予定面を切断するものとなるのである。以
後は同じことの繰り返しで回転切断刃8は順次に一点鎖
線gで示す径路を辿って降下し、石材wの切断予定面箇
所を完全に切断するものとなる。
ここでいま第4図に示す石材wを在来装置で切断すると
すればその回転切断刃は切断開始時からその終了時まで
常に石材wの水平方向の全長1よりも長い距離を切断
時送り速度で水平方向に往復変位しつつ徐々に切り込ん
で切断するものとなるが、本発明装置では上述した如く
回転切断刃8がセンサー12で検出・演算された実際に必
要な範囲内に於いてのみ走行変位するものとなり、しが
たって第4図に二点鎖線の斜線で示される範囲A内に於
ける回転切断刃8の走行変位が省略されるものとなり作
業の能率化が図れるものとなるのである。
第2図は本発明装置の第二実施例に係り各支柱2、2と
結合部材2aからなる門型フレームFを単体構成になすと
共にコンクリート基礎1、1に敷設した軌道16、16を介
することにより該フレームFを回転切断刃8の回転面と
直交する方向に変位可能となさしめるほか、切断すべき
石材wの支持台13aは固定式となしてある。
また第3図は本発明装置の第三実施例に係り梁部材3の
両端を図示のないローラを介するなどして直接、軌道16
a,16aに支持させると共に該梁部材3を回転切断刃8の
回転面と直交する方向に変位可能となし、且つサドル5
には図示のないモーターの回転による上下作動を可能と
なした主軸昇降リフト17を設けると共に該リフト17の昇
降体17aに切断要部7を設けたものとなしてある。
これら第二実施例のものも第三実施例にものも石材wの
切断は当初実施例のものに準じて行われる。
上記した各実施例装置に於いて支持台13、13aに載せた
複数石材wの異なる複数の切断予定面を自動的且つ連続
的に切断させることなどは必要に応じて適宜になし得る
ことである。
(発明の降下) 以上説明したように構成した本発明によれば石材表面の
高低及び石材外形の検出情報に関連して演算された範囲
に回転切断刃を順次自動的に適正移動させ得ることから
迅速且つ能率的な切断作業を可能になすものであり、生
産性向上に寄与すること大ならしめるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明装置に係り、第1図は第一実施例を示す斜視
図、第2図は第二実施例を示す斜視図、第3図は第三実
施例を示す斜視図、第4図は石材を切断するさいの回転
切断刃の変位経路を示す図である。 7……切断要部、8……回転切断刃、12……センサー、
13及び13a……支持台、w……石材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転切断刃を具備した切断要部と該要部を
    回転切断刃の回転面に沿った方向に変位させる支持装置
    とからなる石材切断機に於て、前記要部と同体箇所で回
    転切断刃の近傍位置に被切断材の上表面からの距離を検
    出するためのセンサーを回転切断刃の走行ラインと一致
    するように設けると共に、回転切断刃の走行ライン上を
    該センサーによる石材表面の高低及び石材外形の検出情
    報に関連して演算された範囲に前記切断要部の位置を適
    正移動させるための制御手段を設けて行うことを特徴と
    する石材の自動切断機。
  2. 【請求項2】回転切断刃を具備した切断要部と該要部を
    回転切断刃の回転面に沿った方向に加え該方向と直交す
    る方向へも変位させる支持装置とからなる石材切断機に
    於て、前記要部と同体箇所で回転切断刃の近傍位置に被
    切断材の上表面からの距離を検出するためのセンサーを
    回転切断刃の走行ラインと一致するように設けると共
    に、回転切断刃の走行ライン上を該センサーによる石材
    表面の高低及び石材外形の検出情報に関連して演算され
    た範囲に前記要部の位置を適正移動させるための制御手
    段を設けたことを特徴とする石材の自動切断機。
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