JPH07169318A - 電動昇降装置 - Google Patents
電動昇降装置Info
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- JPH07169318A JPH07169318A JP31498393A JP31498393A JPH07169318A JP H07169318 A JPH07169318 A JP H07169318A JP 31498393 A JP31498393 A JP 31498393A JP 31498393 A JP31498393 A JP 31498393A JP H07169318 A JPH07169318 A JP H07169318A
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- Japan
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- electric
- wire rope
- descending
- electric motor
- winding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、電気機器が降下される際に、この機
器に床側に居る人が誤ってぶつかる恐れを少なくできる
電動昇降装置を得ることにある。 【構成】ワイヤロープ3の巻取りおよび繰出しをする巻
き取りドラム4およびこのドラム4を回転駆動する正逆
回転可能な電動機2を有して、天井側高所に配置された
装置本体1と、ワイヤロープ3に支持されて装置本体1
から吊り下げられワイヤロープ3の巻取りおよび繰出し
により昇降される昇降体9と、この昇降体9に連結され
た照明器具13とを備えた電動昇降装置を前提とする。昇
降体9を下降させる下降回路19にこの回路19の動作時に
警報音を発生する発音手段20を設ける。それにより、照
明器具13の降下時に、そのことを音で警報することを特
徴としている。
器に床側に居る人が誤ってぶつかる恐れを少なくできる
電動昇降装置を得ることにある。 【構成】ワイヤロープ3の巻取りおよび繰出しをする巻
き取りドラム4およびこのドラム4を回転駆動する正逆
回転可能な電動機2を有して、天井側高所に配置された
装置本体1と、ワイヤロープ3に支持されて装置本体1
から吊り下げられワイヤロープ3の巻取りおよび繰出し
により昇降される昇降体9と、この昇降体9に連結され
た照明器具13とを備えた電動昇降装置を前提とする。昇
降体9を下降させる下降回路19にこの回路19の動作時に
警報音を発生する発音手段20を設ける。それにより、照
明器具13の降下時に、そのことを音で警報することを特
徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場、体育館、および
アリーナ等の高い天井など天井側高所に配置される照明
器具等の電気機器を昇降させる電動昇降装置に関する。
アリーナ等の高い天井など天井側高所に配置される照明
器具等の電気機器を昇降させる電動昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高い天井側高所に配置される照明器具
は、床側でのメンテナンスを可能にするために昇降可能
に設ける必要があり、そのために従来において、天井側
高所に配置される装置本体と、昇降体と、この昇降体に
連結される照明器具とからなる電動昇降装置が知られて
いる。
は、床側でのメンテナンスを可能にするために昇降可能
に設ける必要があり、そのために従来において、天井側
高所に配置される装置本体と、昇降体と、この昇降体に
連結される照明器具とからなる電動昇降装置が知られて
いる。
【0003】装置本体は、これから吊り下げられるワイ
ヤロープの巻取りおよび繰出しをする巻き取りドラム、
およびこのドラムを回転駆動する正逆回転可能な誘導形
電動機を有しており、そのロープに前記昇降体が支持さ
れている。
ヤロープの巻取りおよび繰出しをする巻き取りドラム、
およびこのドラムを回転駆動する正逆回転可能な誘導形
電動機を有しており、そのロープに前記昇降体が支持さ
れている。
【0004】図4は従来の電動昇降装置における電動機
aを駆動する電気回路の構成を示しており、bは商用交
流電源、cは上昇用端子c1および下降用端子c2を有した
操作用スイッチ、dは共通端子である。共通端子dと操
作用スイッチcとは商用交流電源bに接続されている。
操作用スイッチcは体育館等の壁面に取付けられた操作
盤に設けられている。前記各端子c1、c2、dは単相3線
引の操作用電源線e1、e2、e3をを夫々介して電動機aに
接続されている。なお、fは起動用コンデンサ、gは装
置本体、hは端子台である。
aを駆動する電気回路の構成を示しており、bは商用交
流電源、cは上昇用端子c1および下降用端子c2を有した
操作用スイッチ、dは共通端子である。共通端子dと操
作用スイッチcとは商用交流電源bに接続されている。
操作用スイッチcは体育館等の壁面に取付けられた操作
盤に設けられている。前記各端子c1、c2、dは単相3線
引の操作用電源線e1、e2、e3をを夫々介して電動機aに
接続されている。なお、fは起動用コンデンサ、gは装
置本体、hは端子台である。
【0005】したがって、操作用スイッチcを操作して
商用交流電源bの電源電圧を、共通端子dと下降用端子
c2との間に印加させて電動機aを正転動作させることに
より、巻き取りドラムがワイヤロープを繰出すので、昇
降体とともに照明器具を下降させることができる。この
逆に、操作用スイッチcを操作して商用交流電源bの電
源電圧を、共通端子dと上昇用端子c1との間に印加させ
て電動機aを逆転動作させることにより、巻き取りドラ
ムがワイヤロープを巻取るので、昇降体とともに照明器
具を高い天井側高所に上昇させることができる。
商用交流電源bの電源電圧を、共通端子dと下降用端子
c2との間に印加させて電動機aを正転動作させることに
より、巻き取りドラムがワイヤロープを繰出すので、昇
降体とともに照明器具を下降させることができる。この
逆に、操作用スイッチcを操作して商用交流電源bの電
源電圧を、共通端子dと上昇用端子c1との間に印加させ
て電動機aを逆転動作させることにより、巻き取りドラ
ムがワイヤロープを巻取るので、昇降体とともに照明器
具を高い天井側高所に上昇させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電動昇
降装置は、ランプ交換等のメンテナンスのために照明器
具等の電気機器を下降させる際に、そのことを第3者に
報知する構成を持っていないため、電気機器は無音の状
態で降下されている。
降装置は、ランプ交換等のメンテナンスのために照明器
具等の電気機器を下降させる際に、そのことを第3者に
報知する構成を持っていないため、電気機器は無音の状
態で降下されている。
【0007】したがって、例えば小学校の体育館等に使
用される電動昇降装置において、その照明器具等の電気
機器の降下の際に、子供等が体育館を使用している場合
等には、降下してくる電気機器に気が付かずに子供が誤
ってぶつかる恐れが考えられる。
用される電動昇降装置において、その照明器具等の電気
機器の降下の際に、子供等が体育館を使用している場合
等には、降下してくる電気機器に気が付かずに子供が誤
ってぶつかる恐れが考えられる。
【0008】本発明の目的は、電気機器が降下される際
に、この機器に床側に居る人が誤ってぶつかる恐れを少
なくできる電動昇降装置を得ることにある。
に、この機器に床側に居る人が誤ってぶつかる恐れを少
なくできる電動昇降装置を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電動昇降装置は、天井側高所に配置された
装置本体に電気機器が連結された昇降体を前記装置本体
の電動機の正逆回転に連動するワイヤロープを介して吊
り下げたものにあって、前記昇降体を下降させるように
前記電動機を動作させる下降回路の動作時に警報音を発
生する発音手段を設けたものである。
に、本発明の電動昇降装置は、天井側高所に配置された
装置本体に電気機器が連結された昇降体を前記装置本体
の電動機の正逆回転に連動するワイヤロープを介して吊
り下げたものにあって、前記昇降体を下降させるように
前記電動機を動作させる下降回路の動作時に警報音を発
生する発音手段を設けたものである。
【0010】
【作用】前記構成の電動昇降装置において、下降回路の
動作により装置本体内の電動機が正転され、それに伴い
繰出されるワイヤロープを介して昇降体とともに電気機
器が下降される場合には、発音手段が動作して警報音を
発生する。そのため、この電気機器が降下中であること
を床側に居る人に知らせることができる。
動作により装置本体内の電動機が正転され、それに伴い
繰出されるワイヤロープを介して昇降体とともに電気機
器が下降される場合には、発音手段が動作して警報音を
発生する。そのため、この電気機器が降下中であること
を床側に居る人に知らせることができる。
【0011】
【実施例】以下、図1および図2を参照して本発明の一
実施例を説明する。図1中1は体育館等の高い天井側高
所に配置される箱形をなす装置本体で、この本体1は、
その内部に正逆回転可能な誘導形の電動機2と、これに
より正逆回転されてワイヤロープ3の巻き取りおよび繰
出しをする巻き取りドラム4とを備えている。
実施例を説明する。図1中1は体育館等の高い天井側高
所に配置される箱形をなす装置本体で、この本体1は、
その内部に正逆回転可能な誘導形の電動機2と、これに
より正逆回転されてワイヤロープ3の巻き取りおよび繰
出しをする巻き取りドラム4とを備えている。
【0012】装置本体1は高い天井Aにハンドル5を介
して固定されている。つまり、ハンドル5は、水平なベ
ース部5aと、この両端から垂直下方に向けて折り曲げ
られた一対の腕部5bとを有して門形をなし、その腕部
5bはボルト6aおよびナット6bを介して装置本体1
の側壁1aに連結されている。そして、ベース部5aは
ボルト7によって天井Aに固定されている。
して固定されている。つまり、ハンドル5は、水平なベ
ース部5aと、この両端から垂直下方に向けて折り曲げ
られた一対の腕部5bとを有して門形をなし、その腕部
5bはボルト6aおよびナット6bを介して装置本体1
の側壁1aに連結されている。そして、ベース部5aは
ボルト7によって天井Aに固定されている。
【0013】ワーヤロープ3は、装置本体1内の複数の
ガイドローラ8に巻き掛けて引き回されるとともに、昇
降体9内のガイドローラ10にも巻き掛けられて、昇降
体9を吊持している。
ガイドローラ8に巻き掛けて引き回されるとともに、昇
降体9内のガイドローラ10にも巻き掛けられて、昇降
体9を吊持している。
【0014】装置本体1内には、図示しない上限スイッ
チおよび下限スイッチが設けられている。上限スイッチ
は、昇降体9が上限位置まで上昇された際にこの昇降体
9により押されて、巻き取りドラム4を巻き取り方向に
回転させる電動機2の駆動を停止させる。また、下限ス
イッチは、昇降体9の下降時に例えば後述の照明器具が
床面に達してワイヤロープ3がゆるんだことを検出し
て、言い換えれば、ワイヤロープ3の所定長さの繰出し
を検出して、巻き取りドラム4を繰出し方向に回転させ
る電動機2の駆動を停止させる。
チおよび下限スイッチが設けられている。上限スイッチ
は、昇降体9が上限位置まで上昇された際にこの昇降体
9により押されて、巻き取りドラム4を巻き取り方向に
回転させる電動機2の駆動を停止させる。また、下限ス
イッチは、昇降体9の下降時に例えば後述の照明器具が
床面に達してワイヤロープ3がゆるんだことを検出し
て、言い換えれば、ワイヤロープ3の所定長さの繰出し
を検出して、巻き取りドラム4を繰出し方向に回転させ
る電動機2の駆動を停止させる。
【0015】図1に示されるように装置本体1内には、
下向きの給電接点11が設けられているとともに、昇降
体9には上向きの受電接点12が設けられている。これ
ら両接点11、12は昇降体9が上限位置まで上昇され
て装置本体1に図示しないグリッパーを介して支持され
た際に、互いに弾性的に接触して電気的に接続される。
下向きの給電接点11が設けられているとともに、昇降
体9には上向きの受電接点12が設けられている。これ
ら両接点11、12は昇降体9が上限位置まで上昇され
て装置本体1に図示しないグリッパーを介して支持され
た際に、互いに弾性的に接触して電気的に接続される。
【0016】昇降体9の下面には電気機器例えば照明器
具13が連結されて、この器具13が前記装置本体1で
の昇降動作に従い昇降体9とともに昇降されるようにな
っている。照明器具13と前記受電気接点12とは電気
的に接続されている。したがって、この照明器具13
は、昇降体9とともに上限位置まで上昇されたときに、
互いに接触する給電接点11と受電接点12とを介して
装置本体1側から電力を受けて点灯されるようになって
いる。
具13が連結されて、この器具13が前記装置本体1で
の昇降動作に従い昇降体9とともに昇降されるようにな
っている。照明器具13と前記受電気接点12とは電気
的に接続されている。したがって、この照明器具13
は、昇降体9とともに上限位置まで上昇されたときに、
互いに接触する給電接点11と受電接点12とを介して
装置本体1側から電力を受けて点灯されるようになって
いる。
【0017】図2は電動機2を駆動する電気回路の構成
を示した図であって、14は商用交流電源、15は体育
館等の壁面に取付けられた図示しない操作盤に設けた操
作用スイッチである。商用交流電源14は操作用スイッ
チ15と共通端子16とに接続されている。操作用スイ
ッチ15は、上昇用端子15a、および下降用端子15
bを有し、かつ、その切替え操作により、商用交流電1
4を共通端子16と上昇用端子15aとの間に与えた
り、或いは共通端子16と下降用端子15bとの間に与
えるようになっている。そして、前記各端子16、15
a、15bは端子台17を介して電動機2に接続されて
いる。なお、図2中18は電動機2の起動用コンデンサ
である。
を示した図であって、14は商用交流電源、15は体育
館等の壁面に取付けられた図示しない操作盤に設けた操
作用スイッチである。商用交流電源14は操作用スイッ
チ15と共通端子16とに接続されている。操作用スイ
ッチ15は、上昇用端子15a、および下降用端子15
bを有し、かつ、その切替え操作により、商用交流電1
4を共通端子16と上昇用端子15aとの間に与えた
り、或いは共通端子16と下降用端子15bとの間に与
えるようになっている。そして、前記各端子16、15
a、15bは端子台17を介して電動機2に接続されて
いる。なお、図2中18は電動機2の起動用コンデンサ
である。
【0018】この図2に示した電気回路において、共通
端子16と電動機2とを接続した操作用電源線19a
と、上昇用端子15aと電動機2とを接続した操作用電
源線19bと、これら両線をつないだ電動機2が備える
図示しない電動機巻線とにより上昇回路20が形成され
ている。同様に、共通端子16と電動機2とを接続した
操作用電源線19aと、下降用端子15bと電動機2と
を接続した操作用電源線19cと、これら両線をつない
だ電動機2が備える図示しない電動機巻線とにより下降
回路21が形成されている。
端子16と電動機2とを接続した操作用電源線19a
と、上昇用端子15aと電動機2とを接続した操作用電
源線19bと、これら両線をつないだ電動機2が備える
図示しない電動機巻線とにより上昇回路20が形成され
ている。同様に、共通端子16と電動機2とを接続した
操作用電源線19aと、下降用端子15bと電動機2と
を接続した操作用電源線19cと、これら両線をつない
だ電動機2が備える図示しない電動機巻線とにより下降
回路21が形成されている。
【0019】そして、図2に示されるように下降回路2
1には、電圧検知器22と、ブザー等の発音手段23と
が設けられている。電圧検知器22は、操作用電源線1
9a、19cに渡って設けられていて、下降回路21に
電圧が印加されたかどうかを検出し、それにより発音手
段23を連動するものである。発音手段23も操作用電
源線19a、19cに渡って設けられている。この手段
23は、電圧検知器22の検出出力を受けて下降回路2
1に印加された電圧で動作され、例えば「ピッ」、「ピ
ッ」という断続音やベル音等の警報音を発生するもので
ある。
1には、電圧検知器22と、ブザー等の発音手段23と
が設けられている。電圧検知器22は、操作用電源線1
9a、19cに渡って設けられていて、下降回路21に
電圧が印加されたかどうかを検出し、それにより発音手
段23を連動するものである。発音手段23も操作用電
源線19a、19cに渡って設けられている。この手段
23は、電圧検知器22の検出出力を受けて下降回路2
1に印加された電圧で動作され、例えば「ピッ」、「ピ
ッ」という断続音やベル音等の警報音を発生するもので
ある。
【0020】前記発音手段23は図1に示されるように
装置本体1に内蔵されたプリント回路基板24に取付け
られている。そして、装置本体1の発音手段23の音が
出る方向に対向した壁には、音の通過を許す開口などの
音通過部(図示しない)が設けられている。
装置本体1に内蔵されたプリント回路基板24に取付け
られている。そして、装置本体1の発音手段23の音が
出る方向に対向した壁には、音の通過を許す開口などの
音通過部(図示しない)が設けられている。
【0021】このような構成を有した昇降形照明器具と
しての電動昇降装置において、照明器具13が備える図
示しないランプを交換するために、この照明器具13を
下降させるには、操作用スイッチ15の下降用端子15
bを選択すればよい。
しての電動昇降装置において、照明器具13が備える図
示しないランプを交換するために、この照明器具13を
下降させるには、操作用スイッチ15の下降用端子15
bを選択すればよい。
【0022】そうすると、商用交流電源14の電源電圧
が共通端子16と下降用端子15bとの間に印加され
て、下降回路21により電動機2が正転動作するように
回転される。そのため、巻き取りドラム4がワイヤロー
プ3を繰り出し、それに伴って昇降体9とともに照明器
具13が低速度で下降される。
が共通端子16と下降用端子15bとの間に印加され
て、下降回路21により電動機2が正転動作するように
回転される。そのため、巻き取りドラム4がワイヤロー
プ3を繰り出し、それに伴って昇降体9とともに照明器
具13が低速度で下降される。
【0023】このとき、下降回路21に設けられた電圧
検知機22は、下降回路21に商用交流電源14の電圧
が印加されたことを検出するから、その検出信号が入力
される発音手段23が動作される。そのため、装置本体
1に設けられた発音手段23は警報音を発生する。
検知機22は、下降回路21に商用交流電源14の電圧
が印加されたことを検出するから、その検出信号が入力
される発音手段23が動作される。そのため、装置本体
1に設けられた発音手段23は警報音を発生する。
【0024】以上のように照明器具13が降下している
ときには、この器具13が降下中であることを警報音に
よって、床側に居る小学生等の第3者に報知することが
できる。したがって、照明器具13を降下させる際に例
えば子供等が体育館を使用している場合において、降下
してくる照明器具13に気が付かずに子供が誤ってぶつ
かる恐れを少なくできる。
ときには、この器具13が降下中であることを警報音に
よって、床側に居る小学生等の第3者に報知することが
できる。したがって、照明器具13を降下させる際に例
えば子供等が体育館を使用している場合において、降下
してくる照明器具13に気が付かずに子供が誤ってぶつ
かる恐れを少なくできる。
【0025】本発明は図3に示される他の実施例のよう
に直接作動形の発音手段25を用いて、電圧検知器を省
略しても良い。ここに、直接作動形の発音手段25に
は、下降回路21の操作用電源線19cに挿入して設け
られ、下降回路21に印加される電圧、例えば 100V以
上を動作電圧とし、それ以下の電圧では非動作状態を維
持するブザー等が採用される。なお、その他の構成は図
示しない部分を含めて前記一実施例と同じであるので、
同一構成部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。
に直接作動形の発音手段25を用いて、電圧検知器を省
略しても良い。ここに、直接作動形の発音手段25に
は、下降回路21の操作用電源線19cに挿入して設け
られ、下降回路21に印加される電圧、例えば 100V以
上を動作電圧とし、それ以下の電圧では非動作状態を維
持するブザー等が採用される。なお、その他の構成は図
示しない部分を含めて前記一実施例と同じであるので、
同一構成部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0026】したがって、このような発音手段25を用
いた場合にも、照明器具が降下しているときに、この器
具が降下中であることを音によって、床側に居る小学生
等の第3者に警報でき、それにより、本発明の初期の目
的を達成できる。しかも、電圧検出器の省略により、構
成を簡単にできる。
いた場合にも、照明器具が降下しているときに、この器
具が降下中であることを音によって、床側に居る小学生
等の第3者に警報でき、それにより、本発明の初期の目
的を達成できる。しかも、電圧検出器の省略により、構
成を簡単にできる。
【0027】なお、本発明は前記各実施例には制約され
ない。例えば、発音手段が出す警報音は、童謡等のメロ
ディを奏でる音であっても良いとともに、或いは、電子
的に合成した音声であっても良い。しかも、報知する音
の警報態様は、床側に近付くにしたがい音量が大きくな
ったり、発音間隔が短くなったり、合成音の発音内容が
変わったりするようにしても良い。また、発音器の音量
は、ボリューム等を用いて、電動昇降装置が設置される
建物の広さや周囲の状況等に応じて適宜調節できるよう
にしても良い。また、発音器は装置本体ではなく前記操
作盤側に設けても良い。
ない。例えば、発音手段が出す警報音は、童謡等のメロ
ディを奏でる音であっても良いとともに、或いは、電子
的に合成した音声であっても良い。しかも、報知する音
の警報態様は、床側に近付くにしたがい音量が大きくな
ったり、発音間隔が短くなったり、合成音の発音内容が
変わったりするようにしても良い。また、発音器の音量
は、ボリューム等を用いて、電動昇降装置が設置される
建物の広さや周囲の状況等に応じて適宜調節できるよう
にしても良い。また、発音器は装置本体ではなく前記操
作盤側に設けても良い。
【0028】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の電動昇降装
置によれば、天井側高所に配置された装置本体に電気機
器が連結された昇降体を前記装置本体の電動機の正逆回
転に連動するワイヤロープを介して吊り下げたものにあ
って、前記昇降体を下降させるように前記電動機を動作
させる下降回路の動作時に警報音を発生する発音手段を
設けた構成により、電気機器が降下される際には警報音
を発生して、電気機器が降下中であることを報知できる
ので、下降する電気機器に床側に居る人が誤ってぶつか
る恐れを少なくできる。
置によれば、天井側高所に配置された装置本体に電気機
器が連結された昇降体を前記装置本体の電動機の正逆回
転に連動するワイヤロープを介して吊り下げたものにあ
って、前記昇降体を下降させるように前記電動機を動作
させる下降回路の動作時に警報音を発生する発音手段を
設けた構成により、電気機器が降下される際には警報音
を発生して、電気機器が降下中であることを報知できる
ので、下降する電気機器に床側に居る人が誤ってぶつか
る恐れを少なくできる。
【図1】本発明の一実施例に係る電動昇降装置の概略的
構成を示す図。
構成を示す図。
【図2】同実施例に係る電動昇降装置の電動機を駆動す
る電気回路の構成を示す図。
る電気回路の構成を示す図。
【図3】本発明の他の実施例に係る電動昇降装置の電動
機を駆動する電気回路の構成を示す図。
機を駆動する電気回路の構成を示す図。
【図4】従来例に係る電動昇降装置の電動機を駆動する
電気回路の構成を示す図。
電気回路の構成を示す図。
1…装置本体、 2…電動機、3…
ワイヤロープ、 4…巻き取りドラム、
9…昇降体、 13…照明器具
(電気機器)、15…操作用スイッチ、 1
5a…上昇用端子、15b…下降用端子、
16…共通端子、19a〜19c…操作用電源線、
21…下降回路、22…電圧検知器、
23…発音手段、25…発音手段。
ワイヤロープ、 4…巻き取りドラム、
9…昇降体、 13…照明器具
(電気機器)、15…操作用スイッチ、 1
5a…上昇用端子、15b…下降用端子、
16…共通端子、19a〜19c…操作用電源線、
21…下降回路、22…電圧検知器、
23…発音手段、25…発音手段。
Claims (1)
- 【請求項1】ワイヤロープの巻取りおよび繰出しをする
巻き取りドラムおよびこのドラムを回転駆動する正逆回
転可能な電動機を有して、天井側高所に配置された装置
本体と、前記ワイヤロープに支持されて前記装置本体か
ら吊り下げられ前記ワイヤロープの巻取りおよび繰出し
により昇降される昇降体と、この昇降体に連結された電
気機器とを備えた電動昇降装置において、前記昇降体を
下降させる下降回路の動作時に警報音を発生する発音手
段を設けたことを特徴とする電動昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31498393A JPH07169318A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 電動昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31498393A JPH07169318A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 電動昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07169318A true JPH07169318A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18060014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31498393A Pending JPH07169318A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 電動昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07169318A (ja) |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP31498393A patent/JPH07169318A/ja active Pending
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