JPH0716876B2 - 洗浄方法 - Google Patents

洗浄方法

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JPH0716876B2
JPH0716876B2 JP61044936A JP4493686A JPH0716876B2 JP H0716876 B2 JPH0716876 B2 JP H0716876B2 JP 61044936 A JP61044936 A JP 61044936A JP 4493686 A JP4493686 A JP 4493686A JP H0716876 B2 JPH0716876 B2 JP H0716876B2
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shot
cleaning
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iron plate
cleaned
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勝次 堤
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勝次 堤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、焼肉用鉄板、金属製食器などを洗浄する洗浄
方法に関するものである。
(従来の技術) 本発明者は、ショット材を被洗浄物に向けてショットす
ることにより、被洗浄物の表面に付着した汚れを除去す
る洗浄装置を考案し、これを実願昭60−142424号として
出願している。
(発明が解決しようとする問題点) しかし上記装置は1種類のショット材で前記洗浄を行っ
ているので、被洗浄物に付着した汚れの種類や付着力の
大小に全て応じることは不充分であるという問題があ
る。
例えば、金属球などの硬いショット材のみを用いて炭化
物や油脂が強固に付着した焼肉用鉄板を洗浄する場合、
炭化物は比較的容易に除去できるが油脂付着部分を全体
に均一に洗浄することが困難であり、又ショット時の衝
撃力が強すぎて、焼肉用鉄板自体にキズを付け、或いは
ヒビ割れを助長し、焼肉用鉄板の耐用年数を縮めるとい
う問題がある。
他方、樹脂ショット材などの軟らかいショット材のみを
用いて焼肉用鉄板にキズ、ヒビ割れを与えないように洗
浄する場合は、炭化物などの除去が困難になり、洗浄に
時間がかかり過ぎる結果となる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、洗浄液が加えら
れたショット材をショット装置によって被洗浄物に向け
てショットすることにより被洗浄物を洗浄し、洗浄に供
されたショット材をショット装置に戻して循環使用する
洗浄方法であって、ショット材として第1のものと第2
のものとを含む2種類以上のショット材を混合したもの
を用い、この混合ショット材の第1のものは金属製ショ
ット材であり、第2のものは樹脂又はゴムの基体に研磨
効果を有する粒体を混入させてなるショット材であるこ
とを特徴とする。
金属製ショット材としては、被洗浄物にキズなどを与え
ないことに主眼をおく場合はアルミ製ショット材が好ま
しく、洗浄の能率アップに主眼をおく場合はステンレス
製ショット材を用いるなど、場合により各種の金属製シ
ョット材を選択使用すると好適である。
第2のものの樹脂又はゴムの基体としては、ウレタン樹
脂などの熱硬化性樹脂、フッ素樹脂、合成ゴム、ナイロ
ンなどが使用できる。
研磨硬化を有する粒体としては、砥粒、強化ガラスの粒
体、ペレット状無機フィラーなどが適している。
又、被洗浄物や、その被洗浄物に付着した汚れの種類に
より、ショット材の粒径は適切なものを選択して使用で
き、その形状も球形やペレット形状のものなどを使用す
ると好適である。2種類のショット材の混合比を種々に
組替えたり、他の種類のショット材をこれらに混合すれ
ば、更に効果的である。
(作用) 上記構成によると、被洗浄物に付着した汚れのなかで、
強固に付着した炭化物などの「硬い汚れ」は金属製ショ
ット材が効果的に除去し、樹脂又はゴムの基体に研磨効
果を有する粒体を混入させてなるショット材は、付着力
が比較的小さく広範囲に及ぶ油脂などの「軟い汚れ」及
びその他の汚れを除去すると共に、被洗浄物表面を研磨
して、美しい表面に仕上げるという作用を営む。このよ
うに洗浄機能の異なる複数種類のショット材を混合して
ショットすることにより、被洗浄物に付着した様々な種
類の汚れの除去を効率良く行うことができる。
又金属製ショット材のみを使う従来例に比較し、本発明
の金属製ショット材の比率が低下するので、焼肉用鉄板
などの被洗浄物の耐用年数は上記従来例の場合に比較し
て向上する。
(実施例) 以下、本発明を焼肉用鉄板の洗浄に適用した実施例を説
明する。
本実施例に用いるショット材は、金属製ショット材にア
ルミ製ショット材を用い、樹脂製又はゴム製の基体に研
磨効果を有する粒体を混入させたショット材には、砥粒
が混入されたウレタン樹脂製ショット材を用い、更にウ
レタン樹脂のみからなる3種類目のショット材を加え、
これらを2:1:1の容積比で混合したものである。何れの
ショット材も、直径約3mmの球形状のものを使用してい
る。
第1図及び第2図に示すのは、上記ショット材aを用い
て焼肉用鉄板bを洗浄する洗浄装置である。1は洗浄室
を示しており、この洗浄室1内の略中央には、焼肉用鉄
板bを保持して回転する三角柱状の回転枠体2が横設さ
れ、洗浄室1の側壁で軸支されている。この回転枠体2
は目の粗い金網で形成されている。洗浄室1の側壁外部
にはショット装置3を取付け、その側壁に設けた開口を
通してショット材aを回転枠体2に向けてショットする
ように設けている。洗浄室1内の下部には、ショットさ
れたショット材aを受け集めるための底板4が下方に彎
曲して張設され、ショット装置3の対向側の底板4に
は、前記回転枠体2の軸心と平行な円筒状の排出溝5が
設けられている。この排出溝5は目のやや細かい金網で
形成されている。尚、第1図に示すように前記回転枠体
2の三角柱状の稜線部分2aには幅広のゴム板2bをそれぞ
れ植設しているので、回転枠体2の回転に伴い、ゴム板
2bの先端は前記底板4上のショット材aを前記排出溝5
内に掃き入れる。排出溝5の外部側方には、この金網製
の排出溝5に向って撒水するノズル6を配したシャワー
手段7が排出溝5に沿って設けられている。排出溝5の
内部には、この排出溝5に沿ってスクリューコンベア8
が設けられ、スクリューコンベア8の一端は、洗浄室1
の側壁に開設した排出口9に臨んでいる。洗浄室1の側
方に設けたバケットコンベア10は、下部が前記排出口9
でスクリューコンベア8と接続し、バケットコンベア10
の上部はシュート11に接続している。このバケットコン
ベア10は前記シュート11側に傾斜した姿勢に設けられて
いるので、バケットコンベア10のバケット10aがショッ
ト材aをシュート11に向けて放出する際、バケット10a
は完全に反転し、ショット材aを確実に放出する。シュ
ート11の途中上方には、洗浄液を収容した洗浄液タンク
12が備えられ、シュート11を通過するショット材aに洗
浄液を滴下するように設けられている。シュート11の途
中には又、熱湯をシュート11内に供給する給湯パイプ13
が設けられている。
図に14で示すのはホッパであり、シュート11から搬入さ
れるショット材a、及び熱湯をショット装置3に供給す
る。このショット装置3はモータ15で回転駆動され、そ
の際の遠心力によって、前記焼肉用鉄板bに向けてショ
ット材aをショットしたり、熱湯を噴射するように設け
られている。尚、16は前記回転枠体2を回転駆動するモ
ータである。
以上のように構成した洗浄装置の作用を説明する。
焼肉用鉄板bを回転枠体2の側面に取付け、これを保持
させる。次に、回転枠体2を回転駆動し、ショット装置
3によりショット材aを回転枠体2に向けてショットす
る。焼肉用鉄板bに付着した汚れのなかで、強固に付着
した炭化物はアルミ製ショット材が強力な衝撃力で除去
し、油脂など一様に広がった汚れは、衝撃力が小さく軟
いウレタン樹脂製ショット材が均一に除去する。そし
て、砥粒が混入されたウレタン樹脂製ショット材は、ベ
ト付いた主要な油汚れを除去すると共に、焼肉用鉄板b
の表面全体を研磨仕上げする作用を営む。このように、
衝撃力の大小や砥粒含有の有無という点で相異なった3
種類のショット材を混合して併用することにより、焼肉
用鉄板bに付着した様々な種類の汚れを効率良く除去す
ることができる。従って焼肉用鉄板bの洗浄作業に時間
がかかり過ぎたり、洗浄によって焼肉用鉄板bにキズや
ヒビ割れを生じさせることはない。尚、目の粗い金網で
三角柱状に形成した回転枠体2は、各焼肉用鉄板b、b
の間の稜線部分2aから回転枠体2の内方へショット材a
を容易に通過させるので、前記稜線部分の対向面にある
焼肉用鉄板bの裏面にもショット材aは衝突する。従っ
て、本洗浄装置では洗浄作業の途中で焼肉用鉄板bを裏
返してセットし直すことなく、焼肉用鉄板bの表裏両面
を洗浄することができる。
焼肉用鉄板bに向ってショットされたショット材aと、
ショット材aによって除去された付着物とは洗浄室1の
下部に落下し、底板4で受けて集められる。次いで、回
転する回転枠体2の3辺に植設された幅広のゴム板2b
が、底板4上の前記ショット材aを排出溝5内に掃き入
れる。排出溝5内に流入したショット材aは、ショット
材aの表面に残留する付着物をシャワー手段7の撒水に
より洗い流されると共に、スクリューコンベア8によっ
てカップコンベア10の下部に移送される。このとき、シ
ョット材aに撒水された水は付着物と共に排出溝5の網
目を通って下方に落下する。カップコンベア10はショッ
ト材aを洗浄装置上部のシュート11に搬送し、シュート
11はホッパ14を介してショット材aをショット装置3内
に供給する。ショット材aは、シュート11を通過する際
に洗浄タンク12から滴下される洗浄液の供給を受ける。
この洗浄液はショット材a自身の洗浄に役立つと共に、
前記焼肉用鉄板bの表面の洗浄にも用いられる。
このように本洗浄装置は、ショット材aを循環使用し、
その途中経路の水洗、洗浄液によってショット材aに転
移した汚れが落されるので、長時間にわたって優れた洗
浄効率が維持される。
所定の洗浄が終わると、回転枠体2を回転させたままで
スクリューコンベア8とカップコンベア10とを停止し、
給湯パイプ13からシュート11内に熱湯を供給する。熱湯
はホッパ14を介してショット装置3内に流入し、ショッ
ト装置3により焼肉用鉄板bに向かって噴射させられ
る。この熱湯は、焼肉用鉄板bの表面を押し流した後、
底板4上に流れ落ち、ゴム板2aによって排出溝5内に掃
き流される。これにより、焼肉用鉄板bの濯ぎが行われ
ると共に、洗浄室1の内面や回転枠体2に付着した汚れ
もきれいに流し落とされる。所定時間の濯ぎの後、焼肉
用鉄板bは洗浄室1内より略乾燥状態で取出すことがで
きる。
(発明の効果) 本発明の洗浄方法は上記構成、作用を有するので、被洗
浄物に付着した様々な種類の汚れを効率よく除去するこ
とができると共に被洗浄物の耐用年数の低下を招かない
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を焼肉用鉄板の洗浄に適用した実
施例の一部切欠正面図、第2図はその一部切欠左側面図
である。 a……ショット材 b……被洗浄物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄液が加えられたショット材をショット
    装置によって被洗浄物に向けてショットすることにより
    被洗浄物を洗浄し、洗浄に供されたショット材をショッ
    ト装置に戻して循環使用する洗浄方法であって、ショッ
    ト材として第1のものと第2のものとを含む2種類以上
    のショット材を混合したものを用い、この混合ショット
    材の第1のものは金属製ショット材であり、第2のもの
    は樹脂又はゴムの基体に研磨効果を有する粒体を混入さ
    せてなるショット材であることを特徴とする洗浄方法。
JP61044936A 1986-02-28 1986-02-28 洗浄方法 Expired - Lifetime JPH0716876B2 (ja)

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JP61044936A JPH0716876B2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28 洗浄方法

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JP61044936A JPH0716876B2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28 洗浄方法

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Publication Number Publication Date
JPS62203764A JPS62203764A (ja) 1987-09-08
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JPS62203764A (ja) 1987-09-08

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