JPH049981Y2 - - Google Patents

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JPH049981Y2
JPH049981Y2 JP5188686U JP5188686U JPH049981Y2 JP H049981 Y2 JPH049981 Y2 JP H049981Y2 JP 5188686 U JP5188686 U JP 5188686U JP 5188686 U JP5188686 U JP 5188686U JP H049981 Y2 JPH049981 Y2 JP H049981Y2
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cleaned
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシヨツト材をシヨツトさせて被洗浄物
を洗浄する洗浄装置に関するものである。
(従来の技術) 本考案者は実願昭60−142424号(実開昭62−
50549号)において、装置内に保持される被洗浄
物に向けてシヨツト材をシヨツトするシヨツト手
段と、このシヨツト手段からシヨツトされたシヨ
ツト材を回収して循環使用するために前記シヨツ
ト手段に戻す回収手段とを備え、被洗浄物の表面
に付着した汚れを前記被洗浄物に向けてシヨツト
されたシヨツト材によつて除去する洗浄装置を提
案している。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上昇洗浄装置を例えば焼き肉用鉄板の
洗浄に使用すると、油脂などが付着したシヨツト
材が洗浄室の底部上に堆積して移動性が悪くな
り、シヨツト材を洗浄室から排除することが困難
になるため、シヨツト材の円滑な循環使用に支障
をきたすという問題がある。
これに対し、洗浄室内にシヨツト材の除去手段
を別途配設することが考えられるが、構造が複雑
になつて装置のコストアツプを招くのみならず、
その配設スペースによつて装置の大型化をもたら
すという問題が生じる。
本考案は上記問題点に鑑み、シヨツト材の循環
使用を円滑に行うことができると共に、コンパク
ト化を図ることができ、且つシヨツト洗浄を効率
良く行うことができる洗浄装置を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するために、洗浄室
内で保持される被洗浄物に向けてシヨツト材をシ
ヨツトするシヨツト手段と、シヨツト手段により
シヨツトされたシヨツト材を回収して前記シヨツ
ト手段に戻す回収手段とを備えた洗浄装置であつ
て、被洗浄物を保持して回転する回転体を洗浄室
内に設けると共に、この回転体に可撓性部材を前
記回転体の外方に突出させて設ける一方、回転体
の回転に伴い前記可撓性部材が圧接しつつ移動す
る底部を前記回転体の下方に設け、且つこの底部
に前記回収手段に接続するシヨツト材排出部を設
けたことを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、被シヨツト物にシヨツトさ
れ回転体の下方の底部上に落下したシヨツト材
は、回転体の回転に伴い前記底面に圧接しつつ移
動する可撓性部材の押動を受け、シヨツト材排出
部に強制的に移動させられる。可撓性部材による
シヨツト材の移動は回転体の回転に伴い周期的に
行われるので、次々にシヨツトされるシヨツト材
は順次シヨツト材排出部に排除される。
これにより、洗浄室内のシヨツト材を回収手段
に移動させることができ、シヨツト材を円滑に循
環使用することができる。しかも回転体の回転を
利用しているので別途装置を洗浄室内に配設する
必要がなく、洗浄装置のコンパクト化を図ること
ができる。
又被洗浄物を保持して回転する回転体を洗浄室
内に設けたことにより、シヨツト材を被洗浄物に
効率良くシヨツトすることができるので、被洗浄
物の表面形状が複雑である場合や、被洗浄物が複
雑である場合などでも十分なシヨツト洗浄効果を
得ることができる。
(実施例) 以下、本考案を焼肉用鉄板の洗浄に用いられる
洗浄装置に適用した第1実施例を説明する。尚、
本実施例で用いるシヨツト材は、アルミ製シヨツ
ト材と、ウレタン樹脂に砥粒体を混入させたシヨ
ツト材と、ウレタン樹脂のみからなるシヨツト材
とを2:1:1の容積比で混合したものである。
何れのシヨツト材も、直径約3mmの球形状のもの
を使用している。
第1図ないし第2図に示す洗浄装置は、洗浄室
1内の略中央に焼肉用鉄板(被洗浄物)2を保持
して略水平方向の軸線3aまわりに回転する回転
枠体(回転体)3が横設され、洗浄室1の側壁で
軸支されている。回転枠体3は目の粗い金網で三
角柱状に形成されており、一側をその外周4の稜
線部分4aに固定した幅広のゴム板(可撓性部
材)5が、他側を前記回転体3の外方に突出させ
てそれぞれ植設されている。一方、回転枠体3の
軸線3aを中心線とする円周面7が、回転枠体3
の下方に設けた底板(底部)6で回転枠体3の回
転に伴い前記ゴム板5の押圧を受ける位置に形成
されている。
洗浄室1の側壁外部にはシヨツト機(シヨツト
手段)8を取付け、その側壁に設けた開口を通し
てシヨツト材9を回転枠体3に向けてシヨツトす
るように設けている。洗浄室1内の前記底板6
は、前記シヨツト機8の対向側に円筒状の排出溝
(シヨツト材排出部)10が設けられている。こ
の排出溝10は前記シヨツト材9より小径の細孔
を多数備えたフイルタで形成されており、排出溝
10の外部側方には、この排出溝10に向かつて
撤水するノズル11を配したシヤワー手段12が
排出溝10に沿つて設けられている。排出溝10
の内部には、この排出溝10に沿つてスクリユー
コンベア13が設けられ、スクリユーコンベア1
3の一端は、洗浄室1の側壁に開設した排出口1
4に臨んでいる。
洗浄室1の側方に設けたバケツトコンベア15
は、下部が前記排出口14で前記スクリユーコン
ベア13と接続し、バケツトコンベア15の上部
はシユート16に接続している。このバケツトコ
ンベア15は前記シユート16側に傾斜した姿勢
に設けられているので、バケツトコンベア15の
バケツト15aがシヨツト材9をシユート16に
向けて放出する際、バケツト15aが完全に反転
し、シヨツト材9を確実に放出する。シユート1
6の途中上方には、洗浄液を収容した洗浄液タン
ク17が備えられ、シユート16を通過するシヨ
ツト材9に洗浄液を滴下するように設けられてい
る。シユート16の途中には、所定時期に熱湯を
シユート16内に供給する給湯パイプ18が設け
られている。
図に19で示すのはホツパであり、シユート1
6から搬入されるシヨツト材9、及び熱湯をシヨ
ツト機8に供給する。こんシヨツト機8はモータ
20で回転駆動され、その際の遠心力によつて、
前記焼肉用鉄板2に向けてシヨツト材9をシヨツ
トしたり、熱湯を投射するように設けられてい
る。尚、21は前記回転枠体3を回転駆動するモ
ータである。本実施例では、スクリユーコンベア
13、バケツトコンベア15シユート16及びホ
ツパ19によつて、シヨツト材9をシヨツト機8
に戻す回収手段を構成している。
以上のように構成した洗浄装置の作用を説明す
る。
焼肉用鉄板2を回転枠体3の側面に取付け、こ
れを保持させる。次に、回転枠体3を回転駆動
し、シヨツト機8によりシヨツト材9を回転枠体
3に向けてシヨツトする。焼肉用鉄板2に付着し
た汚れのなかで、強固に付着した炭化物はアルミ
製シヨツト材が強力な衝撃力で除去し、油脂など
一様に広がつた汚れは、衝撃力が小さく軟いウレ
タン樹脂製シヨツト材が均一に除去する。そし
て、砥粒が混入されたウレタン樹脂製シヨツト材
は、ベト付いた主要な油汚れを除去すると共に、
焼肉用鉄板2の表面全体を研磨仕上げする作用を
営む。このように、衝撃力の大小や砥粒含有の有
無という点で相異なつた3種類のシヨツト材を混
合してシヨツトすることにより、焼肉用鉄板2に
付着した様々な種類の汚れを効率良く除去するこ
とができる。従つて焼肉用鉄板bの洗浄作業に時
間がかかり過ぎたり、洗浄によつて焼肉用鉄板2
にキズやヒビ割れを生じさせることはない。尚、
目の粗い金網で三角柱状に形成した回転枠体3
は、各焼肉用鉄板2,2の間の稜線部分4aから
回転枠体2の内方へシヨツト材9を容易に通過さ
せるので、前記稜線部分の対向位置にある焼肉用
鉄板2の裏面にもシヨツト材9は衝突する。従つ
て、本洗浄装置では洗浄作業の途中で焼肉用鉄板
2を裏返してセツトし直すことなく、焼肉用鉄板
2の表裏両面を洗浄することができる。
焼肉用鉄板2に向かつてシヨツトされたシヨツ
ト材9と、シヨツト材9によつて除去された付着
物とは回転枠体3の下方に落下し、底板6の円周
面7上で受けて集められる。次いで、回転する回
転枠体3の3辺に植設された幅広のゴム板5が、
前記円周面7上の前記シヨツト材9を排出溝10
内に掃き入れる。シヨツト材9の表面に残留する
付着物は、シヤワー手段12の撤水により粗い流
され排出溝10の細孔を通過して下方に落下す
る。従つて前記付着物が排出溝10の細孔を目詰
まりさせることはない。付着物を洗い流されたシ
ヨツト材9は、スクリユーコンベア13によつて
バケツトコンベア15の下部に移送される。バケ
ツトコンベア15はシヨツト材9を洗浄装置上部
のシユート16に搬送し、シユート16はホツパ
19を介してシヨツト材9をシヨツト機8に供給
する。シヨツト材9は、シユート16を通過する
際に洗浄タンク17から滴下される洗浄液の供給
を受ける。この洗浄液はシヨツト材9自身の洗浄
に役立つと共に、前記焼肉用鉄板2の表面の洗浄
にも用いられる。
このように本洗浄装置は、シヨツト材9を循環
使用し、その途中経路の水洗、洗浄液によつてシ
ヨツト材9に移転した汚れが落とされるので、長
時間にわたつて優れた洗浄効果が維持される。
所定の洗浄が終わると、回転枠体3を回転させ
たままでスクリユーコンベア13とバケツトコン
ベア15とを停止し、給湯パイプ18からシユー
ト16内に熱湯を供給する。熱湯はホツパ19を
介してシヨツト機8に流入し、シヨツト機8によ
り焼肉用鉄板2に向かつて投射させられる。この
熱湯は、焼肉用鉄板2の表面を洗い流して円周面
7上に流れ落ち、ゴム板5によつて排出溝10内
に掃き流される。これにより焼肉用鉄板2の濯ぎ
が行われると共に、洗浄室1の内面や回転枠体3
に付着した汚れもきれいに流し落とされる。所定
時間の濯ぎの後、焼肉用鉄板2は洗浄室1内より
略乾燥状態で取出すことができる。
第3図は本考案の第2の実施例を示している。
本実施例では、回転枠体(回転体)3がその略
水平方向の軸線3aまわりに三角柱がねじれた形
状に形成されることにより、その外周4の稜線部
分4aに一側が固定された幅広のゴム板(可撓性
部材)5の向きが、円周面7の押圧時に排出口1
4寄りとなる。前記ゴム板5により円周面7上を
移動させられるシヨツト材9は、排出口14近傍
の排出溝10内に掃き入れられるので、シヨツト
材9の排出口14からの排出は一層円滑に行われ
る。尚、図の3bは回転枠体3に設けられた保持
枠を示しており、回転枠体3の軸線3aに対して
傾斜しているので、保持枠b内に保持された焼肉
用鉄板(被洗浄物)2を回転枠体3の回転に伴つ
て図に矢印で示す方向に往復移動させることによ
り、シヨツトむらを防止するという効果を奏す
る。本実施例のその外の構成は第1実施例と同様
である。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば可撓性部材は、合成
樹脂板やワイヤブラシとすることができる。可撓
性部材及び底部の形状は、本考案の主旨に沿うも
のであれば自由に設計することができる。又上記
実施例のように被洗浄物を回転体の側面で保持さ
せる外、被洗浄物を回転体の内部に収容し、回転
体の回転で被洗浄物を攪拌するように構成するこ
ともできる。
(考案の効果) 本考案は上記構成、作用を有するので、洗浄室
内のシヨツト材を被洗浄物を保持するための回転
体の回転を利用して容易に排除することができ、
シヨツト材の循環使用を円滑に行うことができる
と共に、装置のコンパクト化を図ることができ
る。又前記回転体により被洗浄物を回転させなが
らこれにシヨツト材をシヨツトすることができる
ので、シヨツト洗浄効果を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
はそのシヨツト装置の一部を切欠いて示す正面
図、第3図は本考案の他の実施例を示す斜視図で
ある。 1……洗浄室、2……被洗浄物、3……回転
体、3a……軸線、5……可撓性部材、6……底
部、8……シヨツト手段、9……シヨツト材、1
0……シヨツト材排出部、13,15,16,1
9……回収手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄室内で保持される被洗浄物に向けてシヨツ
    ト材をシヨツトするシヨツト手段と、シヨツト手
    段によりシヨツトされたシヨツト材を回収して前
    記シヨツト手段に戻す回収手段とを備えた洗浄装
    置であつて、被洗浄物を保持して回転する回転体
    を洗浄室内に設けると共に、この回転体に可撓性
    部材を前記回転体の外方に突出させて設ける一
    方、回転体の回転に伴い前記可撓性部材が圧接し
    つつ移動する底部を前記回転体の下方に設け、且
    つこの底部に前記回収手段に接続するシヨツト材
    排出部を設けたことを特徴とする洗浄装置。
JP5188686U 1986-04-07 1986-04-07 Expired JPH049981Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5188686U JPH049981Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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JP5188686U JPH049981Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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Publication Number Publication Date
JPS62163073U JPS62163073U (ja) 1987-10-16
JPH049981Y2 true JPH049981Y2 (ja) 1992-03-12

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ID=30876563

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