JPH07168443A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH07168443A
JPH07168443A JP34269393A JP34269393A JPH07168443A JP H07168443 A JPH07168443 A JP H07168443A JP 34269393 A JP34269393 A JP 34269393A JP 34269393 A JP34269393 A JP 34269393A JP H07168443 A JPH07168443 A JP H07168443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
magnetic
toner
developing
developing sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34269393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3129900B2 (ja
Inventor
Isami Itou
功已 伊藤
Tatsuya Tada
達也 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP34269393A priority Critical patent/JP3129900B2/ja
Publication of JPH07168443A publication Critical patent/JPH07168443A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3129900B2 publication Critical patent/JP3129900B2/ja
Priority to US09/963,853 priority patent/USRE38026E1/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤規制体の磁気力によるたわみを防止
し、トナーコーティングムラを解消できる現像装置を備
えた画像形成装置を提供する。 【構成】 現像スリーブ1a内の永久磁石1bの磁極N
11から現像剤規制体6aが受ける磁気力に対して、板
状永久磁石7の磁極S7から現像剤規制体6aに対して
逆方向の磁気力を与えることにより、現像剤規制体6a
のたわみを防止して、トナーコーティングムラを解消
し、良好な画像を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザプリンタ
や複写機等とされる電子写真式或は静電記録式の画像形
成装置に関し、特に現像装置に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては、米国特許第
2297691号明細書、特公昭42−23910号公
報および特公昭43−24748号公報等に記載されて
いるように、多数の方法が知られているが、一般には、
種々の手段により光導電物質の感光体上に電気的潜像を
形成し、ついで、トナーを用いて潜像を形成し、必要に
応じて紙等の転写材にトナー画像を転写した後、過熱、
或は、溶剤蒸気等により定着して複写物を得るものであ
る。また、トナーを用いて電気的潜像を可視化する方法
も種々知られている。
【0003】また、現像法として、例えば、米国特許第
2874063号明細書に記載されている磁気ブラシ現
像法、同221776号明細書に記載されているパウダ
ークラウド法及びファーブラシ現像法、液体現像法等、
多数の現像法が知られている。
【0004】これらの現像法において、特に、トナー及
びキャリアを主体とする現像剤を用いる磁気ブラシ法、
カスケード法、液体現像法等が広く実用化されている。
これらの方法は、いずれも、比較的安定して良好な画像
が得られる優れた方法であるが、反面、キャリアの劣
化、トナーとキャリアの混合比の変動という2成分現像
剤にまつわる共通の欠点を有する。
【0005】このような欠点を回避するために、トナー
のみよりなる1成分現像剤を用いる現像方法が各種提案
されている。例えば、米国特許第3909258号明細
書には、導電性を有する磁性トナーを用いて現像する方
法が提案されている。これは内部に磁性を有する円筒状
の導電性スリーブに導電性磁性トナーを支持し、これを
静電像に接触させて現像するものである。この際、現像
域においてトナー粒子により記録体表面とスリーブ表面
の間に導電路が形成され、この導電路を経てスリーブよ
りトナー粒子に電荷が導かれ、静電像画像部との間のク
ーロン力によりトナー粒子が画像部に付着して現像され
る。この導電性磁性トナーを用いる現像方法は、従来の
2成分トナーにまつわる問題を回避した優れた方法であ
るが、反面、トナーが導電性であるため、現像した画像
を記録体から普通紙等の最終的な支持部材へ、静電的に
転写することが困難であるいう欠点を有している。
【0006】この問題を解決するために、静電的に転写
することが可能な高抵抗トナーを用いる現像方法とし
て、特開昭52−94140号公報に、トナー粒子の誘
電分極を利用した現像方法が示されている。しかし、か
かる方法は、本質的に現像速度が遅く現像画像の濃度が
十分に得られない等の欠点を有しており、実用上困難で
あった。高抵抗のトナーを用いるその他の方法として、
トナー粒子相互の摩擦、トナー粒子とスリーブとの摩擦
等により、トナー粒子を摩擦帯電し、これを静電保持部
材に接触して現像する方法が知られている。しかし、こ
れらの方法は、トナー粒子と摩擦部材との接触回数が少
なく、摩擦帯電が不十分になりやすい、あるいは、帯電
したトナー粒子とスリーブとのクーロン力が強いときに
はトナー粒子が凝集しやすい等の欠点を有しており、実
用上困難な点が多いことが指摘されている。
【0007】これに対して、特開昭54−43036号
公報において、上述の欠点を除去した新規な現像方法が
提案されている。これは、現像スリーブ上にトナーを極
めて薄く塗布し、これを摩擦帯電し、ついで、これを磁
界の作用下で静電像に極めて近接させ、かつ接触させる
ことなく対向させ、現像するものである。
【0008】この方式によれば、磁性トナーを極めて薄
く塗布するという構成をとることにより、磁性トナーと
現像スリーブとの接触機会を増加させ、現像に供するの
に必要な摩擦帯電電荷量をトナーに与えることを可能に
している。
【0009】しかしながら、上記方式においても、現像
スリーブと磁性トナーの接触機会は、2成分方式のトナ
ーとキャリアの接触機会に比べた場合、2成分方式より
も少ないことが知られている。
【0010】又、磁性トナーが、現像に供するために必
要な摩擦帯電電荷量を得る為の磁性トナーと現像スリー
ブとの必要接触回数は、磁性トナーの組成等により異な
ることもよく知られている。
【0011】従って、上記方式において、必要な摩擦帯
電電荷量を得るための、必要接触回数が多い系において
は、帯電不安定に伴う現象が生じやすいという欠点があ
った。
【0012】上記1成分現像方式の電荷付与に対する本
発明者等の検討によると、上記1成分現像方式の電荷付
与部でのトナーの挙動は以下のようになっていることが
分かった。
【0013】図6において、現像装置は、磁性1成分ト
ナーを収容するトナー容器3、トナー容器3の開口部に
矢印方向に回転可能に配設された非磁性部材を用いた現
像スリーブ1a、現像スリーブ1aの内部に固定された
永久磁石1b、トナー容器3に固定され、トナーの層厚
を規制する磁性部材を用いた磁性ブレード2、及びトナ
ー容器3内に設けられたトナーの搬送部材4を備えてい
る。尚、磁性ブレード2は、現像スリーブ1aにその距
離が一定値Wになるように配置されている。一般的に距
離は、100μm〜1mmの範囲内の値に設定される場
合が多い。
【0014】図6に示した現像装置において、磁性1成
分トナーは、現像スリーブ1a上に薄層コーティングさ
れる。このトナー層の層厚は、図8に示すカットライン
Lの位置によって決定される。
【0015】本発明者等の検討によると、現像スリーブ
1aと磁性ブレード2との間を磁性トナーTが通過する
際に、磁性トナーTに、電荷が付与されることが分かっ
た。又、その際の磁性トナーの挙動は以下のようになっ
ていることが分かった。
【0016】図8に示すように、現像スリーブ1aと磁
性ブレード2を結ぶ直線に垂直な平面を考え、磁性ブレ
ード2に近い面をS1とし、現像スリーブ1aに近い面
をS2とすると、一般的に磁性ブレード2の幅は、永久
磁石1bの幅に比べて狭く設定されているので、S1
面、S2面でのそれぞれの磁束密度を考えると、S1面
での磁束密度は、S2面での磁束密度より大きくなる。
従って、磁性トナーTは、現像スリーブ1aと磁性ブレ
ード2との間で、図7の矢印の方向の力、即ち磁性ブレ
ード2側への力を受ける。
【0017】従って、図8に示すように、磁性トナーT
は、穂(B状態)を形成し、かつ、その穂は磁性ブレー
ド2から現像スリーブ1a方向に形成される。磁性トナ
ーTへの帯電付与は、現像スリーブ1aと磁性ブレード
2から形成された穂の先端のトナーt1とが接触するこ
とにより、先端に電荷が付与される。
【0018】又、現像スリーブ1aと磁性ブレード2と
の間でのトナーの搬送は、以下のようになっていること
が分かった。
【0019】上述したように、現像スリーブ1aと接触
した穂の先端のトナーt1には電荷が付与されるので、
鏡映力による現像スリーブ1a方向への力が働き、現像
スリーブ1aとの摩擦力により、現像スリーブ1aの回
転方向への搬送力が与えられる。
【0020】また、トナー同士には、互いにある程度の
凝集力が働いているので、トナーt1に接しているトナ
ーt2にも凝集力を介した搬送力が生じる。更に、上層
部のトナーt3にも同様に、凝集力を介した搬送力が生
じる。
【0021】しかし、現像スリーブ1aと磁性ブレード
2との間においては、前述したように、磁性ブレード2
の方向への磁力もトナーに付与されている。従って、ト
ナーにかかる搬送力が、上記磁力に打ち勝つところ、即
ち、図8のカットラインLのところでトナーの穂はちぎ
れ、現像スリーブ1a上に残ったトナーが現像スリーブ
1aの回転方向に搬送される。
【0022】従って、上記従来例のトナー挙動と、トナ
ーへの帯電付与の過程から明らかなように、上記従来例
では、現像スリーブ1aの近傍のトナーにしか帯電を付
与することができないという問題があった。
【0023】又、上記従来例では、図8に示すように、
電荷が付与されないトナーのたまり部分Cが生じ、この
トナーのたまり部分Cが大きくなると、磁力によりトナ
ーを磁性ブレード2側に保持し続ける力が弱くなり、そ
のために、トナーのたまり部分Cのトナーの一部が現像
スリーブ1aの回転方向に搬送され、結果として、現像
スリーブ1a上を搬送されるトナーの一部は電荷を付与
されないトナーとなり、上記従来例では、帯電不安定に
伴う現象を引き起こしやすいという問題があった。
【0024】上記問題を解決するために、本発明者等
は、現像剤規制部材により帯電不十分な磁性トナーを現
像容器内に戻し、磁性トナーへの帯電付与を安定化させ
る現像装置を提案した。
【0025】即ち、図9に示すように、現像スリーブ1
a上のトナーの塗布を規制する部材として、非磁性体で
構成され、且つ、現像スリーブ1aの近傍に対向して現
像剤規制部材6aを回転可能に設けた。又、現像剤規制
部材6aの内部には、永久磁石1bの磁極N11の近傍
に永久磁石6bを配設した。更に、現像剤規制部材6a
中の永久磁石6bの磁極S61を現像スリーブ1a中の
永久磁石1bの磁極N11に対向させ、又、現像剤規制
部材6aの回転方向を現像スリーブ1aの回転方向と同
方向とした。これにより、現像スリーブ1a表面に接触
していない磁性トナーを現像容器内に戻し、十分に帯電
した磁性トナーのみを搬送することによって帯電付与を
安定化させることを可能とした。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、永久
磁石6bを内部に設けた現像剤規制部材6aを現像スリ
ーブ1aの近傍に回転可能に配することにより、磁性ト
ナーへの帯電付与を安定化させることが可能になった。
【0027】しかしながら、上記従来例においても、現
像スリーブ1a内部の磁極N11と現像剤規制体6a内
部の磁極S61との組み合わせ、あるいは、現像剤規制
体6に磁性部材を使用し、磁極N11の幅よりも現像剤
規制体6の幅を細くした際に、現像剤規制体6の剛性が
低い場合等には、現像剤規制体6が磁気力によりたわん
でしまい、トナーのコーティングムラを生じることがあ
った。
【0028】従って、本発明の目的は、現像剤規制体の
磁気力によるたわみを防止し、トナーコーティングムラ
を解消できる現像装置を備えた画像形成装置を提供する
ことである。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
磁性体を含有する磁性トナーを含む現像剤を表面に担持
する回転可能に配置された現像剤担持体と、該現像剤担
持体の内部に配設された永久磁石と、前記現像剤担持体
上の現像剤の塗布を規制する現像剤規制体とを備え、該
現像剤規制体が、前記現像剤担持体の内部に配設された
永久磁石の少なくとも1つの磁極の近傍に回転可能に対
向配置され、且つ、その回転方向が前記現像剤担持体の
回転方向と同方向である現像装置を有する画像形成装置
において、前記現像剤担持体内の磁極から前記現像剤規
制体が受ける磁気力に対して逆方向に働く力を前記現像
剤規制体にかけることを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0030】好ましくは、前記現像剤規制体は、その内
部に少なくとも2極を有する永久磁石が配設され、且
つ、前記現像剤担持体の内部に配設された永久磁石の少
なくとも1つの磁石の近傍に回転可能に対向配置され、
前記現像剤規制体と前記現像剤担持体の対向位置にて、
前記現像剤規制体内部に配設された永久磁石の1つの磁
極が、前記対向位置に配設された前記現像剤担持体内部
の永久磁石の1つの磁極に対して異極性である。
【0031】前記現像剤規制体が磁性体で構成され、且
つ、その幅が前記現像剤担持体内部の前記現像剤規制体
と対向する永久磁石の1つの磁極の幅よりも狭いことが
好ましい。
【0032】また、前記現像体規制体と前記現像剤担持
体の対向位置にて、前記現像剤担持体側から前記現像剤
規制体側に行くほど磁束密度が高くなっていることが好
ましい。
【0033】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。次に説明する実施例にては、
本発明は、例えば図10に示されるような電子写真式画
像形成装置に具現化されるものとして説明するが、これ
に限定されるものではない。
【0034】図10において、電子写真式画像形成装置
は、静電潜像担持体として導電基板上に、光導電層を塗
布して構成されるドラム上の電子写真感光体、即ち感光
ドラム15を回転自在に設け、該感光ドラム15を帯電
器12で一様に帯電し、例えばレーザーのような発光素
子13によって情報信号を露光して静電潜像を形成し、
現像装置20で可視像化する。次に転写帯電器14で転
写材19へ転写し、更に定着器16に定着し、永久像を
得る。尚、感光ドラム15上の転写残トナーはクリーニ
ング装置11によって除去される。
【0035】実施例1 図1を参照して、本発明による画像形成装置の現像装置
の第1実施例について説明する。尚、前出の部材と同一
の部材については同一符号を付すものとする。
【0036】図1において、現像装置20は、現像容器
3の開口部で潜像担持体である感光ドラム15に対向
し、非磁性金属部材により構成され矢印方向に回転する
トナー担持体である直径32mmの現像スリーブ1aを
有している。現像スリーブ1aの内部には複数の磁極を
有する永久磁石1bが固定されている。また、現像容器
3の内部には搬送部材4が現像剤を現像スリーブ1a方
向に搬送するため矢印方向に回転可能に配されている。
更に、現像スリーブ1aに隣接して同一方向に延在する
直径10mmの現像剤規制体6aが設けられ、その内部
に複数の磁極を備えた永久磁石6bが固定されている。
又、スクレーパ5がその一端を現像剤規制体6aに接す
るように現像容器3に取り付けられている。更に、現像
剤規制体6aにその一端を対向させた板状の永久磁石7
が現像容器に3に付設されている。
【0037】現像剤規制体6aは、現像スリーブ1a回
転方向で矢印b2方向と同方向の矢印b1方向に回転可
能に配された構成としている。
【0038】本実施例においては、現像スリーブ1aと
現像剤規制体6aの対向位置にある永久磁石1b内の磁
極N11に近接対向するように配された、永久磁石6b
内の磁極S61の磁束密度を800ガウス、磁極N11
の磁束密度を900ガウスとした。又、各々の磁極の磁
束密度のピーク値に対して50%以上の値を示す領域の
幅(便宜上、以後50%値と称する)の比を、 {(磁極S61の50%値)×(現像スリーブ1aの直
径)}/{(磁極N11の50%値)×(現像剤規制体
6a)}<1.0 とし、磁極S61と磁極N11との間で形成される磁場
の磁束密度の変化が、現像スリーブ1aから現像剤規制
体6a側へいくほど磁束密度が高くなる構成とした。
【0039】更に、現像スリーブ1aと現像剤規制体6
aの距離Wを100μmから2mmの範囲とし、又、現
像スリーブ1aの周速の絶対値と、現像剤規制体6aの
周速の絶対値の比を (現像剤規制体6aの周速の絶対値)/(現像スリーブ
1aの周速の絶対値)>0.5 となる構成とした。
【0040】また、板状の永久磁石7は、永久磁石6b
内の磁極N61に対向した磁極S7、及び磁極N7を有
し、磁極S7を800ガウスとし、磁極N61をも80
0ガウスとした。
【0041】磁性トナーは、重量平均径が5μm以上、
磁性トナーに内添される磁性体の重量が、磁性トナーの
重量の10%以上とした。
【0042】図1に示すように構成された現像装置にお
いては、現像スリーブ1aから現像剤規制体6a側に行
くほど磁束密度が高くなっている為、現像スリーブ1a
と現像剤規制体6aとの間に存在する磁性トナーには、
現像スリーブ1aから現像剤規制体6a側への磁気力が
働く。従って、上記磁気力よりも現像スリーブ1aとの
鏡映力が小さい、十分に帯電していない磁性トナーは現
像剤規制体6a側に保持される。
【0043】又、本実施例においては、現像剤規制体6
aを、現像スリーブ1aと同方向である図中矢印b1方
向に回転させる構成としているため、磁気力によって現
像剤規制体6a表面に保持された帯電不十分な磁性トナ
ーは、上記磁界による力と現像剤規制体6a表面との摩
擦力により、現像剤規制体6aから現像容器3内方向へ
の搬送力が与えられる。
【0044】又、本実施例においては、永久磁石1bか
らの磁気力による現像剤規制体6のたわみを防止するた
めに、現像剤規制体6a内の永久磁石6bの磁極N61
と対向する位置に永久磁石7の磁極S7を配設し、前述
した永久磁石1bからの磁気力に対し、磁気力S7によ
る反対方向の磁気力を現像剤規制体6aを与えることに
より、現像剤規制体6aがたわむことを防止している。
その結果、現像剤規制体6aのたわみによるトナーコー
ティングムラを防止することができる。
【0045】従って、帯電不十分な磁性トナーは現像ス
リーブ1aと現像剤規制体6aの対向位置を通過して、
現像領域に搬送されることはない。
【0046】現像容器3内に戻された磁性トナーは、ス
クレーパ5により現像剤規制体6a表面から掻き落とさ
れる。このようにして現像容器3内に戻された磁性トナ
ーは、磁力により現像スリーブ1a表面に吸着し、磁極
N11と磁極S61の対向位置まで搬送される。この際
の磁性トナーの現像容器3内の循環経路は、図中矢印a
に示したようになる。
【0047】磁性トナーは、現像容器3内において磁気
力により現像スリーブ1a表面を、現像スリーブ1aと
現像剤規制体6aの対向位置に搬送される。現像剤が該
対向位置まで搬送された際に、帯電不十分な磁性トナー
は上述の理由により現像スリーブ1aと現像剤規制体6
aの対向位置から現像容器3内に戻される。
【0048】従って、現像スリーブ1aと現像剤規制体
6aの対向位置を通過し、現像領域に搬送される磁性ト
ナーは、現像容器3内方向への搬送力を上回る現像スリ
ーブ1aとの鏡映力を得た、十分に帯電した磁性トナー
のみとなる。
【0049】つまり、本構成によれば、現像剤規制体6
aのたわみによるトナーコーティングムラを解消するこ
とができる。
【0050】実施例2 次に図2を参照して、本発明による画像形成装置の現像
装置の第2実施例について説明する。尚、前出の部材と
同一の部材については同一符号を付すものとする。
【0051】図2において、現像装置20は、現像容器
3の開口部で潜像担持体である感光ドラム15に対向
し、非磁性金属部材により構成され矢印方向に回転する
トナー担持体である直径32mmの現像スリーブ1aを
有している。現像スリーブ1aの内部には複数の磁極を
有する永久磁石1bが固定されている。また、現像容器
3の内部には搬送部材4が現像剤を現像スリーブ1a方
向に搬送するため矢印方向に回転可能に配されている。
更に、現像スリーブ1aに隣接して同一方向に延在する
直径8mmの現像剤規制体6が設けられ、スクレーパ5
がその一端を現像剤規制体6に接するように現像容器3
に取り付けられている。又、現像剤規制体6にその一端
を対向させた板状の永久磁石7が現像容器に3に付設さ
れている。
【0052】現像剤規制体6は、現像スリーブ1a回転
方向で矢印b2方向と同方向の矢印b1方向に回転可能
に配された構成としている。
【0053】現像剤規制体6は、現像スリーブ1aの回
転方向である矢印b2方向と同方向の矢印b1方向に回
転可能に配された構成としている。
【0054】本実施例においては、現像スリーブ1a内
の磁極N11の磁束密度を900ガウスとし、磁極N1
1の50%値を40°から60°の範囲とし、磁極N1
1の幅に対して現像剤規制体6の幅を狭くすることによ
り、現像剤規制体6と磁極N11との間で形成される磁
場の磁束密度の変化が、現像スリーブ1aから現像剤規
制体6側へいくほど磁束密度が高くなる構成とした。
【0055】又、現像スリーブ1aと現像剤規制体6の
距離Wを100μmから2mmの範囲とし、更に、現像
スリーブ1aの周速の絶対値と、現像剤規制体6の周速
の絶対値の比を (現像剤規制体6の周速の絶対値)/(現像スリーブ1
aの周速の絶対値)>0.5 となる構成とした。
【0056】板状の永久磁石7は、現像スリーブ1a及
び現像剤規制体6の中心を通る直線上で、現像剤規制体
6を挟んで磁極N11の反対側に配設し、磁極S7は1
000ガウスとした。
【0057】磁性トナーは、重量平均径が5μm以上、
磁性トナーに内添される磁性体の重量が、磁性トナーの
重量の10%以上とした。
【0058】図2に示すように構成された現像装置にお
いては、現像スリーブ1aから現像剤規制体6側に行く
ほど磁束密度が高くなっている為、現像スリーブ1aと
現像剤規制体6との間に存在する磁性トナーには、現像
スリーブ1aから現像剤規制体6側への磁気力が働く。
従って、上記磁気力よりも現像スリーブ1aとの鏡映力
が小さい、十分に帯電していない磁性トナーは現像剤規
制体6側に保持される。
【0059】又、本実施例においては、現像剤規制体6
を、現像スリーブ1aと同方向である図中矢印b1方向
に回転させる構成としているため、磁気力によって現像
剤規制体6表面に保持された帯電不十分な磁性トナー
は、上記磁界による力と現像剤規制体6表面との摩擦力
により、現像剤規制体6aから現像容器3内方向への搬
送力が与えられる。
【0060】本実施例においては、永久磁石1bからの
磁気力による現像剤規制体6のたわみを防止するため
に、現像剤規制体6と対向する位置に永久磁石7の磁極
S7を配設し、前述した永久磁石1bからの磁気力に対
し、磁極S7による反対方向の磁気力を現像剤担持体6
に与えている。
【0061】その結果、現像剤規制体6のたわみによる
トナーコーティングムラを防止することが可能となっ
た。
【0062】従って、帯電不十分な磁性トナーは現像ス
リーブ1aと現像剤規制体6の対向位置を通過して、現
像領域に搬送されることはない。
【0063】現像容器3内に戻された磁性トナーは、ス
クレーパ5により現像剤規制体6表面から掻き落とされ
る。このようにして現像器3内に戻された磁性トナー
は、搬送部材4によりトナーと攪拌され、再度現像スリ
ーブ1a表面を搬送され、磁極N11と磁極S61の対
向位置まで搬送される。この際の磁性トナーの現像容器
3内の循環経路は、図中矢印aに示したようになる。
【0064】磁性トナーは、現像容器3内において現像
スリーブ1a表面との摩擦により帯電される。帯電され
た磁性トナーは、トナー自身の電荷による鏡映力により
現像スリーブ1a表面に付着し、現像スリーブ1aと現
像剤規制体6の対向位置に搬送される。現像剤が該対向
位置まで搬送された際に、帯電不十分な磁性トナーは上
述の理由により現像スリーブ1aと現像剤規制体6の対
向位置から現像容器3内に戻される。
【0065】従って、現像スリーブ1aと現像剤規制体
6の対向位置を通過し、現像領域に搬送される磁性トナ
ーは、現像容器3内方向への搬送力を上回る現像スリー
ブ1aとの鏡映力を得た、十分に帯電した磁性トナーの
みとなる。
【0066】つまり、本構成によれば、現像剤規制体6
のたわみによるトナーコーティングムラを解消すること
が可能となった。
【0067】実施例3 図3を参照して、本発明による画像形成装置の現像装置
の第3実施例について説明する。尚、前出の部材と同一
の部材については同一符号を付すものとする。
【0068】図3において、現像装置20は、現像容器
3の開口部で潜像担持体である感光ドラム15に対向
し、非磁性金属部材により構成され矢印方向に回転する
トナー担持体である直径32mmの現像スリーブ1aを
有している。現像スリーブ1aの内部には複数の磁極を
有する永久磁石1bが固定されている。また、現像容器
3の内部には搬送部材4が現像剤を現像スリーブ1a方
向に搬送するため矢印方向に回転可能に配されている。
更に、現像スリーブ1aに隣接して同一方向に延在する
直径10mmの現像剤規制体6aが設けられ、その内部
に複数の磁極を備えた永久磁石6bが固定されている。
又、スクレーパ5がその一端を現像剤規制体6aに接す
るように現像容器3に取り付けられている。更に、現像
剤規制体6aに一端を対向させた板状の永久磁石7が現
像容器に3に付設されている。
【0069】現像剤規制体6aは、現像スリーブ1aの
回転方向の矢印b2方向と同方向の矢印b1方向に回転
可能に配された構成としている。
【0070】本実施例においては、現像スリーブ1aと
現像剤規制体6aの対向位置にある永久磁石1b内の磁
極N11に近接対向するように配された、永久磁石6b
内の磁極S61の磁束密度を800ガウス、磁極N11
の磁束密度を900ガウスとし、且つ、各々の磁極の5
0%値の比を、 {(磁極S61の50%値)×(現像スリーブ1aの直
径)}/{(磁極N11の50%値)×(現像剤規制体
6a)}<1.0 とし、磁極N11の幅に対して、磁極S61の幅を狭く
することにより、磁極S61と磁極N11との間で形成
される磁場の磁束密度の変化が、現像スリーブ1aから
現像剤規制体6a側へいくほど磁束密度が高くなる構成
とした。
【0071】又、現像スリーブ1aと現像剤規制体6a
の距離Wを100μmから2mmの範囲とし、又、現像
スリーブ1aの周速の絶対値と、現像剤規制体6aの周
速の絶対値の比を (現像剤規制体6aの周速の絶対値)/(現像スリーブ
1aの周速の絶対値)>0.5 となる構成とした。
【0072】板状の永久磁石7は、永久磁石6b内の磁
極N61に磁極S7を対向させて、図4に示すように現
像剤規制体6aの長手方向の中心部±2cmの幅に配置
し、磁極N61を800ガウス、磁極S7を800ガウ
スとした。
【0073】磁性トナーは、重量平均径が5μm以上、
磁性トナーに内添される磁性体の重量が、磁性トナーの
重量の10%以上とした。
【0074】図3に示すように構成された現像装置にお
いては、現像スリーブ1aから現像剤規制体6a側に行
くほど磁束密度が高くなっている為、現像スリーブ1a
と現像剤規制体6aとの間に存在する磁性トナーには、
現像スリーブ1aから現像剤規制体6a側への磁気力が
働く。従って、上記磁気力よりも現像スリーブ1aとの
鏡映力が小さい、十分に帯電していない磁性トナーは現
像剤規制体6a側に保持される。
【0075】又、本実施例においては、現像剤規制体6
aを現像スリーブ1aと同方向である図中矢印b1方向
に回転させる構成としているため、磁気力によって現像
剤規制体6a表面に保持された帯電不十分な磁性トナー
は、上記磁界による力と現像剤規制体6a表面との摩擦
力により、現像剤規制体6aから現像容器3内方向への
搬送力が与えられる。
【0076】本実施例においては、永久磁石1bからの
磁気力による現像剤規制体6のたわみを防止するため
に、以下に示す構成とした。
【0077】永久磁石1bからの磁気力により生じるた
わみは現像剤規制体6aの中央部で最も大きくなってい
ることから、現像剤規制体6aの長手方向の中央部に±
2cmの幅で、現像剤規制体6a内の永久磁石6bの磁
極N61に永久磁石7の磁極S7を対向させて配設し、
前述した永久磁石1bからの磁気力に対し、磁極S7に
よる反対方向の磁気力を現像剤規制体6aの中央部に与
えることにより、現像剤規制体6aのたわみを防止して
いる。その結果、現像剤規制体6aのたわみによるトナ
ーコーティングムラを防止することが可能となってい
る。
【0078】従って、帯電不十分な磁性トナーは現像ス
リーブ1aと現像剤規制体6aの対向位置を通過して現
像領域に搬送されることはない。
【0079】現像容器3内に戻された磁性トナーは、ス
クレーパ5により現像剤規制体6a表面から掻き落とさ
れる。このようにして現像容器3内に戻された磁性トナ
ーは、磁力により現像スリーブ1a表面に吸着し、磁極
N11と磁極S61の対向位置まで搬送される。この際
の磁性トナーの現像容器3内の循環経路は、図中矢印a
に示したようになる。
【0080】磁性トナーは、現像容器3内において現像
スリーブ1a表面との摩擦により帯電される。帯電され
た磁性トナーは、トナー自身の電荷による鏡映力により
現像スリーブ1a表面に付着し、現像スリーブ1aと現
像剤規制体6aの対向位置に搬送される。現像剤が該対
向位置まで搬送された際に、帯電不十分な磁性トナーは
上述の理由により現像スリーブ1aと現像剤規制体6a
の対向位置から現像容器3内に戻される。
【0081】従って、現像スリーブ1aと現像剤規制体
6aの対向位置を通過し、現像領域に搬送される磁性ト
ナーは、現像容器3内方向への搬送力を上回る現像スリ
ーブ1aとの鏡映力を得た、十分に帯電した磁性トナー
のみとなる。
【0082】つまり、本構成によれば、現像剤規制体の
たわみによるトナーコーティングムラを解消することが
可能となった。
【0083】実施例4 次に図5を参照して、本発明による画像形成装置の現像
装置の第4実施例について説明する。尚、前出の部材と
同一の部材については同一符号を付すものとする。
【0084】図5において、現像装置20は、現像容器
3の開口部で潜像担持体である感光ドラム15に対向
し、非磁性金属部材により構成され矢印方向に回転する
トナー担持体である現像スリーブ1aを有している。現
像スリーブ1aの内部には複数の磁極を有する永久磁石
1bが固定されている。又、現像容器3の内部には現像
剤を撹拌し現像スリーブ1a方向に搬送するため矢印方
向に回転する搬送部材が設けられている。更に、現像ス
リーブ1aに隣接して同一方向に延在する直径8mmの
現像剤規制体6が配設されている。
【0085】また、現像剤規制体6に隣接してローラ9
が設けられ、ローラ9と現像剤規制体6にはフィルム8
が掛け渡されている。
【0086】尚、現像剤規制体6は、現像スリーブ1a
の回転方向である矢印b2方向と同方向の矢印b1の方
向に回転可能に配された構成としている。
【0087】本実施例においては、現像スリーブ1a内
の磁極N11の磁束密度を1000ガウスとし、且つ、
磁極N11の50%値を40°から60°の範囲とし、
磁極N11の幅に対して、現像剤規制体6の幅を狭くす
ることにより、現像剤規制体6と磁極N11との間で形
成される磁場の磁束密度の変化が、現像スリーブ1aか
ら現像剤規制体6側へいくほど磁束密度が高くなる構成
とした。
【0088】又、現像スリーブ1aと現像剤規制体6a
の距離Wを100μmから2mmの範囲とし、又、現像
スリーブ1aの周速の絶対値と、現像剤規制体6の周速
の絶対値の比を (現像剤規制体6の周速の絶対値)/(現像スリーブ1
aの周速の絶対値)>0.5 となる構成とした。
【0089】フィルム8は、厚さ100μmのカプトン
フィルムで構成され、現像剤規制体6の矢印b1方向へ
の回転に伴い、矢印c方向に回転するように配されてい
る。
【0090】磁性トナーは、重量平均径が5μm以上、
磁性トナーに内添される磁性体の重量が、磁性トナーの
重量の10%以上とした。
【0091】図4に示すように構成された現像装置にお
いては、現像スリーブ1aから現像剤規制体6側に行く
ほど磁束密度が高くなっている為、現像スリーブ1aと
現像剤規制体6との間に存在する磁性トナーには、現像
スリーブ1aから現像剤規制体6側への磁気力が働く。
従って、上記磁気力よりも現像スリーブ1aとの鏡映力
が小さい、十分に帯電していない磁性トナーは現像剤規
制体6側に保持される。
【0092】本実施例では、フィルム8を現像スリーブ
1aと同方向である図中矢印c方向に回転させる構成と
しているため、磁気力によって現像剤規制体6表面に保
持された帯電不十分な磁性トナーは、上記磁界による力
と現像剤規制体6表面との摩擦力により、現像剤規制体
6から現像容器3内方向への搬送力が与えられる。
【0093】本実施例においては、永久磁石1bからの
磁気力による現像剤規制体6のたわみを防止するため
に、フィルム8により現像剤規制体6を永久磁石1bか
らの磁気力に対し逆方向に引っ張る構成とした。その結
果、現像剤規制体6のたわみによるトナーコーティング
ムラを防止することが可能となった。
【0094】従って、帯電不十分な磁性トナーは現像ス
リーブ1aと現像剤規制体6aの対向位置を通過して、
現像領域に搬送されることはない。
【0095】現像容器3内に戻された磁性トナーは、磁
気力による拘束力がなくなると、自重によりフィルム8
表面から落下する。
【0096】このようにして現像容器3内に戻された磁
性トナーは、磁力により現像スリーブ1a表面に吸着
し、磁極N11と現像剤規制体6の対向位置まで搬送さ
れる。この際の磁性トナーの現像容器3内の循環経路
は、図中矢印aに示したようになる。
【0097】磁性トナーは、現像容器3内において現像
スリーブ1a表面との摩擦により帯電される。帯電され
た磁性トナーは、トナー自身の電荷による鏡映力により
現像スリーブ1a表面に付着し、現像スリーブ1aと現
像剤規制体6の対向位置に搬送される。現像剤が該対向
位置まで搬送された際に、帯電不十分な磁性トナーは上
述の理由により現像スリーブ1aと現像剤規制体6の対
向位置から現像容器3内に戻される。
【0098】従って、現像スリーブ1aと現像剤規制体
6の対向位置を通過し、現像領域に搬送される磁性トナ
ーは、現像容器3内方向への搬送力を上回る現像スリー
ブ1aとの鏡映力を得た、十分に帯電した磁性トナーの
みとなる。
【0099】つまり、本構成によれば、現像剤規制体の
たわみによるトナーコーティングムラを解消することが
可能となった。
【0100】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による画像形成装置は、現像剤担持体内の磁極から現像
剤規制体が受ける磁気力に対して逆方向に働く力を現像
剤規制体にかける構成としたことにより、現像剤規制体
の磁気力によるたわみが防止でき、トナーコーティング
ムラが解消できる。従って、良好な画像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の現像装置の第1実
施例を示す構成図である。
【図2】本発明による現像装置の第2実施例を示す構成
図である。
【図3】本発明による現像装置の第3実施例を示す構成
図である。
【図4】図3の現像装置の板状永久磁石の配置位置の説
明図である。
【図5】本発明による現像装置の第4実施例を示す構成
図である。
【図6】従来の現像装置の一例で、現像剤量規制部材に
固定された磁性ブレードを用いている現像装置の構成図
である。
【図7】現像剤規制領域での磁束密度の説明図である。
【図8】現像剤規制領域でのトナー挙動の説明図であ
る。
【図9】他の従来の現像装置の一例で、回転可能な現像
剤規制体を用いている現像装置の構成図である。
【図10】本発明を具現化しうる電子写真式画像形成装
置の概略構成図である。
【符号の説明】
1a 現像スリーブ(現像剤担持体) 1b 永久磁石 3 現像容器 4 搬送部材 5 スクレーパ 6 現像剤規制体 6a 現像剤規制体 6b 永久磁石 20 現像装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体を含有する磁性トナーを含む現像
    剤を表面に担持する回転可能に配置された現像剤担持体
    と、該現像剤担持体の内部に配設された永久磁石と、前
    記現像剤担持体上の現像剤の塗布を規制する現像剤規制
    体とを備え、該現像剤規制体が、前記現像剤担持体の内
    部に配設された永久磁石の少なくとも1つの磁極の近傍
    に回転可能に対向配置され、且つ、その回転方向が前記
    現像剤担持体の回転方向と同方向である現像装置を有す
    る画像形成装置において、 前記現像剤担持体内の磁極から前記現像剤規制体が受け
    る磁気力に対して逆方向に働く力を前記現像剤規制体に
    かけることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤規制体は、その内部に少なく
    とも2極を有する永久磁石が配設され、且つ、前記現像
    剤担持体の内部に配設された永久磁石の少なくとも1つ
    の磁石の近傍に回転可能に対向配置され、前記現像剤規
    制体と前記現像剤担持体の対向位置にて、前記現像剤規
    制体内部に配設された永久磁石の1つの磁極が、前記対
    向位置に配設された前記現像剤担持体内部の永久磁石の
    1つの磁極に対して異極性であることを特徴とする請求
    項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤規制体が磁性体で構成され、
    且つ、その幅が前記現像剤担持体内部の前記現像剤規制
    体と対向する永久磁石の1つの磁極の幅よりも狭いこと
    を特徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記現像体規制体と前記現像剤担持体の
    対向位置にて、前記現像剤担持体側から前記現像剤規制
    体側に行くほど磁束密度が高くなっていることを特徴と
    する請求項1ないし3のうちいずれかひとつの画像形成
    装置。
JP34269393A 1993-11-29 1993-12-16 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3129900B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34269393A JP3129900B2 (ja) 1993-12-16 1993-12-16 画像形成装置
US09/963,853 USRE38026E1 (en) 1993-11-29 2001-09-27 Developing device having regulating rotary member for regulating toner amount

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34269393A JP3129900B2 (ja) 1993-12-16 1993-12-16 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07168443A true JPH07168443A (ja) 1995-07-04
JP3129900B2 JP3129900B2 (ja) 2001-01-31

Family

ID=18355770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34269393A Expired - Fee Related JP3129900B2 (ja) 1993-11-29 1993-12-16 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3129900B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010210993A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及び画像形成装置
KR101510500B1 (ko) * 2010-12-24 2015-04-08 캐논 가부시끼가이샤 현상 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010210993A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及び画像形成装置
KR101510500B1 (ko) * 2010-12-24 2015-04-08 캐논 가부시끼가이샤 현상 장치
US9020403B2 (en) 2010-12-24 2015-04-28 Canon Kabushiki Kaisha Developing device

Also Published As

Publication number Publication date
JP3129900B2 (ja) 2001-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5781836A (en) Developing device having regualting rotary member for regulating toner amount
US6397031B1 (en) Development apparatus with first and second developer carrying member and a plurality of magnetic field generating means for regulating developer layer thickness
US6636717B2 (en) Developing device including first and second developer carrying devices with insufficiently-charged developer control feature
JP4154020B2 (ja) 現像装置
USRE38026E1 (en) Developing device having regulating rotary member for regulating toner amount
US5523533A (en) Developing device which restricts carrier using developing agent regulating rotary member
JP3129900B2 (ja) 画像形成装置
JPH07152251A (ja) 画像形成装置
JP3054000B2 (ja) 現像装置
JPH07152245A (ja) 画像形成装置
JP3103726B2 (ja) 現像装置
JPH07152253A (ja) 画像形成装置
JP3124322B2 (ja) 現像装置
JPH09325617A (ja) 現像装置
JPH07301994A (ja) 画像形成装置
JPH09211971A (ja) 現像装置
JPH117194A (ja) 現像装置
JPH0934266A (ja) 画像形成装置
JPH04184462A (ja) 現像装置
JP3100847B2 (ja) 現像装置
JPS62251759A (ja) 現像剤
JPH11167285A (ja) 現像装置および画像形成装置
JPH08171275A (ja) 現像装置
JPH11174835A (ja) 現像装置および画像形成装置
JPS58166369A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees