JPH07168102A - 生体標本用の分析方法および装置 - Google Patents

生体標本用の分析方法および装置

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JPH07168102A
JPH07168102A JP6197080A JP19708094A JPH07168102A JP H07168102 A JPH07168102 A JP H07168102A JP 6197080 A JP6197080 A JP 6197080A JP 19708094 A JP19708094 A JP 19708094A JP H07168102 A JPH07168102 A JP H07168102A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像分析によって細胞被検体の特徴およびパ
ラメータを測定し分析するための方法および装置に用い
る顕微鏡用スライドを提供する。 【構成】 細胞分析システムのための顕微鏡用スライド
は、試料の細胞被検体領域と基準領域とをその片側に有
する支持部を含み、前記基準領域が分析装置の較正のた
め該装置により検出することができる予め定めた物理的
特性を有する基準手段を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像分析による細胞被
検体の特徴およびパラメータの測定に関し、特に小さな
細胞集団におけるDNAの分析のための定量的測定方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、種々の細胞、抗原または人体
から取出された他の生体試料の広い範囲の診断および予
後の評価のため用いることができる定量的な試験の装置
および方法に対するものである。しかし、例示目的およ
び理解の容易のため、本発明については癌の診断および
予後措置の目的のための細胞のDNA(デオキシリボ核
酸)の定量的測定である、その望ましい用途に関して開
示することにする。更に、本発明は、人体から取出され
た細胞試料中のDNAを分析して量的に確定するための
対話的な画像分析の方法に対するものである。
【0003】病理学研究室における技術の現在の状態
は、主として疑いのある癌細胞の形状および組織を観察
し、次いで細胞を1つの通常のカテゴリもしくはいくつ
かの異常癌のカテゴリの1つに分類する病理学者の視覚
的な観察により、細胞のDNA成分を測定することであ
る。しかし、このような評価は非常に主観的であり、個
々の細胞中あるいは異常細胞の非常に小さな集団中のD
NAの小さな変化を見分けて量的に確定することができ
ない。これらの小さな変化は、癌の初期の段階あるいは
化学療法もしくは放射線治療による癌の処理による細胞
構造における変化を示す。従って、このような小さな変
化は、これらの病気の診断および予後において重要であ
る。
【0004】しかし、顕微鏡下で試料を観察中の病理学
者が見出す異常な倍数性の分布の診断および(または)
予後における利点は、細胞を通常もしくは異常なものと
して分類する際の習熟した人員の明確な専門的知見であ
る。比較的敏速な細かな分類階層、即ちほとんど正常で
ある、僅かに異常である、等の分類を行うためには人間
の先天的な能力がある。一方、病理学者による細胞単位
における細胞の特徴およびパラメータの分類および測定
は非常に単調で時間を要するものである。このような人
手で採取された細胞のデータの広い統計的な分析は、各
記録を入力した後処理しなければならないため、比較的
難しい。異なる時期および種々の条件の下で採取された
異なる記録の場合は、広範な統計的分類は信頼性が劣る
おそれがある。
【0005】代替策は自動化された細胞分析であり、こ
の場合病理学者は分析を行うため特殊な装置を使用す
る。フロー・サイトメータによる行われる如き自動化さ
れた細胞分析においては、ある試料の細胞集団について
大量のテストがまとめて行われ、研究者が集団のあるデ
ータを排除あるいは取込むことができない。試料は、ど
の細胞がどれだけ測定中であるかを実際に知ることなく
「あるがままに」測定される。重要な1つの細胞のデー
タあるいは比較的小さなグループの細胞からのデータは
1つの試料の全体的な平均化において失われる。更に、
平均化の問題の故に精度を得るためには比較的大量の試
料を使用しなければならない。このことは、結果の精度
がかなり良好となるように大量の細胞データを比較的迅
速に処理するため従来技術において必要であると考えら
れてきた。再び、個々の細胞における小さな変化あるい
は小さな細胞集団は識別できない。
【0006】商業的に入手可能な汎用目的のフロー型血
球計算機があるが、これらは非常に高価であり、単に液
状の血液試料もしくは組織の離解状態しか処理できな
い。これらの血球計算機は、標準的な組織片について用
いることができず、あるいは病理学研究室の選好される
試料形態である従来の顕微鏡用切片を使用することがで
きない。更に、フロー型の血球計算機は細胞核の組織、
大きさおよび形状、および細胞の核対細胞質の比率にお
ける変化の如き細胞の形態学的な特徴の分析は許さな
い。
【0007】更に、実値による自動もしくは人手による
このような細胞分析の場合には、何等かの結果の変動が
生じる。検証を行うための通常の科学的な方法は、別の
病理学者がその分析を先行者のそれと比較できるように
試料を保管することである。しかし、人的な手段により
分類される個々の細胞においては、このことは写真、図
面もしくは他の不正確な媒体を示すが、これは長期にわ
たって組織の試料を固定することが非常に困難である故
である。更に、このような試料が後の観察のため充分に
固定される如き手法による場合でさえ、最初の評価が行
われたものから同じ細胞あるいは細胞の小集団を見出し
て観察のため同じ条件を与えることの問題が残る。自動
化された方法においては、試料は消費され、また検証は
同じ部位からの類似の組織の観察によってのみ行うこと
ができるに過ぎない。
【0008】
【発明の概要】本発明は、病理学者またはオペレータに
よる対話的なプロセスによって非常に迅速に複数の個々
の細胞に関する定量的なデータを得ることができる測定
の方法および装置を提供することにより、細胞被検体の
種々の特徴およびパラメータの画像分析に関する上記お
よび他の問題を解決するものである。本装置は、顕微鏡
のスライドの一領域からの細胞グループの画像を表示す
るための装置を提供する。この画像は更に計数化され
て、装置のメモリー内に格納される。計数化された画像
から、プロセッサ装置がパターン認識技術により自動的
に可能な各細胞被検体を識別する。対話的なプログラム
は、オペレータが各被検体即ち細胞に次々に焦点を合せ
て、それぞれに関する分類および測定のための決定を行
うことを可能にする。定量的なDNA分析のためには、
測定は細胞被検体の光学的密度により、また分類は細胞
が正常であるかあるいは癌に見えるかについて病理学者
によってなされる。この決定は、特定の細胞が更なる処
理を受入れるか拒絶するかの判定を含み得る。細胞被検
体は、選定されるならば、後の統計的な分析のためいく
つかの分類の1つに分類することもできる。本装置は更
に、分類を行い1つ以上の画像を格納する手段を有す
る。
【0009】本発明が提供する特徴の1つは、表示され
る前にデータに対する閾値を提供することにより画像の
強調を行うことである。表示された画像は、画像領域の
計数を形成する複数の画素(ピクセル)と対応してい
る。このような閾値に達しない部分では、表示における
ピクセルが白、即ち情報が存在しないものとして示され
る。閾値以上のグレー・スケールの画像は残るピクセル
について表示される。この特徴は有利にも背景のクラッ
タを低下させ、また領域内の細胞被検体の視覚的な特徴
を強化する。閾値は変動し得、また他の特徴を強化しな
がらある特徴をマスクするため使用することができる。
優れたコントラストの差異を生じるように、閾値以上に
はグレーの解像度の完全スケールを用いられる。
【0010】本発明の別の特徴は、測定されたデータの
検証を行う。各画像即ち領域が計数化されて格納される
と、基準値がデータと共に格納される。この基準値は、
スライド上の選定された座標の原点からの画像の相対的
なX軸とY軸の位置である。本発明は、観察中のスライ
ドの領域の実際の位置を表示するための手段を提供す
る。従って、前に格納された画像を検証するためには、
スライドを基準に対してその実際に表示された位置が格
納された基準位置と整合するまで置き直されて定置され
る。このため、対象物のデータおよび分析がスライドか
らのデータ画像によってのみ検証できるのではなく、分
析に用いられる実際のスライド像を容易に見出すことが
できる。
【0011】本装置をDNA分析のため使用する時、組
織および細胞の試料はスライドに装着され、次いでこれ
をDNAと比例的に結合して細胞の残部を実質的に見え
なくする特定の染料で染色し、その結果画像の分析は細
胞の核に集中されるDNAの光学的濃度を測定すること
がてきるようにする。分類のため本装置を用いて病理学
者による視覚的な観察および解釈が可能な詳細な核の構
造およびパターンを提供するため、染料はDNAと関連
する。悪性の細胞中のDNAの量は正常な細胞のそれよ
りもかなり大きいが、これは悪性の細胞が通常迅速に分
裂してこれを繰返すためであり、あるいは悪性の細胞が
異常な染色体数を有しあるいは欠陥のある染色体を有す
る故である。
【0012】本発明の望ましいかつ例示的な装置は、ピ
コグラム(1兆分の1g)単位のDNAの実際の正確な
測定を行うことにより核中の微小な変化を検出し得るの
みでなく、DNAの量を測定して量的に確定しかつこれ
を格納された統計的分析と関連付けて診断を助けること
もできる。更に、本発明は、試料の集団の細胞の対話的
な分析を許容し、また細胞のDNA内容に関する、また
正常な細胞に対する標準的なDNAに関する細胞の集団
の分布のヒストグラムあるいは他の統計的な表示を行
い、集団の分布における微妙な変化を容易に理解するこ
とができるようにする。この目的のため、細胞核の画像
を得て格納される許りでなく、それからのデータを多変
数分析、細胞の識別、ヒストグラムおよび細胞または細
胞の集団の撒布図を提供するため他の統計的データで積
分することができる。
【0013】画像分析手法および従来の病理学研究室に
おける病理学者による染色された試料のための装置の使
用は、本発明により克服された多くの問題を解決するこ
とを伴う。例えば、以下本文において述べるアジャ・ア
・フォイルゲン(AzureA Feulgen)染色
法の如き使用し得る多くの利用可能な染色技術がある
が、病理学者によるDNAの染色は単にスライド毎およ
びバッチ毎に異なるに止まらず、異なる病理学者および
異なる研究室間でもかなりの変動が生じることになる。
今日の画像分析装置はグレー・レベル即ち光学的濃度を
測定する故に、またピコグラム単位のDNAの真の実測
を行うことが要求される故に、異なる試料における異な
る染色要因の問題を克服することが重要となる。また、
調整可能な顕微鏡および光学的照明を用いる画像分析法
は、病理学者により使用される時光の異なる強さを生じ
る。研究施設の訓練された研究者達は、画像パターン法
による画像分析のため必要な条件に対し光学的な強さを
調整すべき用意をするが、これは一般に通常の病理学研
究室において必要とされる精度を以て達成することはで
きない。このため、この光の強さ、従って変動し得る光
学的濃度の問題を克服する必要がある。
【0014】更に、本発明は、これまで画像分析に用い
られた自動化装置と関連した高コストの問題を克服する
ことに向けられ、またこの目的のため、本発明は病理学
者が多くの仕事を行いかつ細胞の準備および装置の操作
によるその選択を行う取扱いの容易な対話的システムを
提供するものである。また、病理学者は、試料の細胞の
分析において助けとなりかつ上記の染色問題の克服の助
けとなる特に基準細胞により準備されかつ較正が行われ
るスライドが提供される。
【0015】本発明は特に、形態学に関する検査のため
細胞を定置するため、また必要に応じて第2の病理学者
による以降の分析または検証のためその位置を保存する
ため開発されたものである。以下において説明するよう
に、核に関する測定結果は、μ単位のその面積、核の総
光学的濃度即ちピコグラム単位の核質量、平均核光学的
濃度、核組織、および核の円形状からの形状の変化につ
いて得ることができる。
【0016】従って、本発明の一般的な目的は、画像分
析法を用いることにより細胞その他の生体材料の分析の
ための新しい改善された方法および装置の提供にある。
【0017】本発明の別の目的は、画像パターン認識装
置を用いて細胞の定量的な倍数性の分析を行うための新
しい改善された方法および装置の提供にある。
【0018】本発明の他の目的は、画像分析装置の較正
を行うため用いられる基準細胞または細胞被検体を載置
した試料の細胞のための新しい改善されたスライド即ち
支持板の提供にある。
【0019】本発明の上記および他の目的、特徴および
特質については、図面に関して以下の詳細な記述を読め
ば明らかになるであろう。
【0020】
【実施例】図1および図2に示された装置は、悪性腫瘍
および他の疾病の診断および予後の措置のための細胞集
団のヒストグラムおよび他の統計的データを生成するた
め用いることができる。このような統計的分析の利用性
を示すため、図7乃至図10を参照する。
【0021】先ず図7においては、健康な分裂しない細
胞における細胞数対質量の分布を有する正常な倍数性の
ヒストグラムが示されている。細胞の数が縦軸上に示さ
れ、細胞核の質量が横軸上に示されている。もし同図に
示される細胞の集団が分裂しなければ、DNAの量は正
常ピーク値G0/G1付近でピークとなる筈であり、こ
れは2倍体量である7.18ピコグラム/細胞となる。
このDNAの相対質量は、ヒストグラムの横軸を正規化
するため1.0として示される。図8もまた分裂状態の
正常な細胞集団を示し、この場合は1.0において著し
いG0/G1ピーク値と2.0の第2のピーク値G2が
存在する。2.0においてピーク値は、細胞のあるもの
が分裂中でありかつDNAの正常な2倍体量の2倍とな
る故に正常である。この2つのピーク値間の谷部Sは比
較的低く、悪性腫瘍を示していない。
【0022】図9のヒストグラムを最初の2つと比較す
れば、この細胞集団は略々1.5付近の比較的高い第1
のピーク値と3.0付近の第2のピーク値とを有する正
常な状態から外れていることが判る。更に、谷部Sは更
に深くなり、細胞カウントが粗くなり得る。このヒスト
グラムは、細胞の多くのDNA量が異常に高い故に悪性
腫瘍を示し得る。この高いDNA量は、迅速に分裂中の
悪性腫瘍細胞の増加した倍数性を表わすことが多い。同
様に、図10においては、DNAの2倍体量が正常であ
りながらG0/G1ピーク値が1.0で生じるが、比較
的大きな後方の谷部が1.0から2.8となることが示
されている。正常のG2の第2のピーク値は示されず、
異常な細胞集団を表わしている。ヒストグラムの形状は
細胞および悪性腫瘍を表わす細胞の分岐系における以上
なDNA量に近い。従って、細胞の分布ヒストグラムに
おける形状および変化から、診断および予後の情報を得
ることができる。
【0023】図示された構成においては、本システムは
典型的なガラスのスライド上の細胞被検体の画像からそ
の多くの諸特徴およびパラメータを測定するため設計さ
れたコンピュータ支援による画像分析システムである。
この計器は、ソフトウェアにより制御されてフォイルゲ
ン染色法ならびに他の核の特徴の質量により核のDNA
量に対する個々の細胞について定量的な分析を行う複雑
なディジタル画像処理システムを含んでいる。この画像
処理システムは、検討すべき細胞を識別する病理学者の
能力をコンピュータで強化された高解像度のディジタル
・ビデオ画像処理と結合して、光学的濃度および染色濃
度を正確に量的に確定するものである。
【0024】一般に、病理学者は最初に新鮮な組織の接
触標本またはニードル吸引の容易をする。あるいはま
た、埋設試料は問題となる領域について視覚的に検査
し、次いでペプシンの存在下で細かく刻むことにより、
顕微鏡スライド上に載せられる単一の細胞懸濁液を調製
するため脱パラフィン措置および離解措置を行うことが
できる。固定してアジュア・ア・フォイルゲン染料で染
色した後、標本は分析の用意ができる。
【0025】オペレータは、細胞を形態学的に6つのカ
テゴリのどれか1つに分類するか、あるいは不適当な細
胞または残屑を除去するかの選択を有する。細胞のデー
タはシステム制御部により処理され、細胞要素が各細胞
類別のための定量的なDNA分析によって特徴付けられ
る。標準的な細胞較正あるいは公刊されたデータのいず
れかにより比較した時の情報は、人間が見た画像から単
に口頭により記述されるのが通常である異常性を病理学
者が正確に定量し分類することを可能にする。
【0026】定量的なデータが加わることにより、病理
学者がその作業を更に標準化された再現可能な方法にお
いて実施することを可能にする。本システムは、DNA
量に基いて悪性であり得る罹患部を分類し、既知の悪性
腫瘍についての予後の情報を得る際に価値を発揮する。
この画像識別システムは、DNA量を評価する一般的な
フロー型血球計算法よりも更に有利である。フロー型血
球計算法は、オペレータが細胞のマーカのみに基いて腫
瘍性の細胞を分類することを許容する。しかし、病理学
者は計器が検査した細胞は決して調べない。更に、細胞
標本は短い時間内に使用されねばならず、研究の過程に
おいて消費される。検診中の腫瘍の固定的部分を同時に
検査することはできるが、同じ細胞が両方の領域におい
て検査されることの保証はない。また、得られる腫瘍量
はフロー型血球計算検査法を許容するだけ充分に大きく
はないかもしれない。
【0027】本発明においては、定量的なDNA分析
は、検診中の細胞標本におけるDNAおよび倍数性の分
布パターンの測定のため迅速に行われる。病理学者は、
集団の質量において用いられるべき細胞を有効に選択す
る。DNA量の質量は有効であり、乳房、結腸、前立腺
に係る種々の腫瘍のための診断および予後措置の決定と
関連を有するものと考えられる。本システムは、視覚的
に異常な細胞を識別するため病理学者の能力を活用し、
次いで所要のパラメータを求めてこれら特定の細胞を定
量的に分析するためコンピュータ支援画像分析を用いる
ものである。このような計器は、病理学者の知見および
診断上の技能を拡張しかつこれを補うものである。
【0028】例示の目的のため図面に更に特定的に示さ
れるように、本発明は、「細胞被検体」を自動的に分析
するための方法および装置において実施されるが、本文
においては「細胞被検体」とはDNA量についての分析
が行われる腫瘍等から取出された血球または細胞の如き
細胞の一般概念として用いられる。この用語はまた、生
体研究において用いられる従来のプラスチックまたはガ
ラス製の球、スライド上の染色された細胞画像、または
細胞における抗原または単一分岐系の抗体(モノクロー
ナル抗体)を包含することを意図する。本システムは更
に、単一分岐系の抗体が染料と共役状態にあり、染料が
1つの波長において付勢され従って蛍光が生じる場合に
別の波長で分析が可能となる蛍光物質でよい場合に用途
を見出すものである。例えば、本発明は、倍数性の分
析、赤血球の分析、粘液浸透細胞分析、単分岐系抗体の
分析、およびビールスについてDNAプローブにより診
断可能な他の伝染病の分析のため有効である。従って、
本画像化兼分析システムは、細胞被検体の光学的濃度の
如き光学的な特性の1つを用いてある特定の条件におけ
る診断または予後措置である前記被検体のあるパラメー
タまたは特徴を決定するため用いることができる多くの
研究において有利に使用される。
【0029】図1および図2に示されるように、本発明
は、ディジタル画像処理システム13(図2)として機
能的に作動する装置11として実施される。本装置11
は、望ましい実施態様においてはガラスのスライド14
である支持台上の試料をオペレータが視認することがで
きる高解像度の顕微鏡15を含む。この顕微鏡15は、
その光学系をスライド上に合焦するための手段70と、
装置11および17によりその色々な領域を視認するた
め徐々にXおよびY軸方向に運動可能なプラットフォー
ム51とを有する。スライド14上の試料即ち物質は画
像化システム13より更に視認可能であり、このシステ
ムはパーソナル・コンピュータの如きディジタル・プロ
セッサの形態のシステムの制御部22によって制御され
る。オペレータは、キーボード36を介してシステム制
御部22と通信して2つのディスプレイを見ることによ
り本装置11と対話することができる。第1のディスプ
レイ即ち画像ディスプレイ62は、システム制御部22
を介して顕微鏡15を通して見たものと同じ画像を表示
するRGBモニターである。第2のディスプレイ即ち命
令モニター62は別のRGBモニターであり、オペレー
タに対話的な指示、メッセージ、情報およびシステム制
御部22を制御するプログラムからの命令を与えるため
使用される。装置11により与えられたデータの信頼で
きるハード・コピー出力を生じるためプリンタ38が設
けられている。
【0030】本装置11の機能の概略図が画像処理シス
テム13として図2に示されている。この画像処理シス
テム13は、顕微鏡15の支持台即ちガラスのスライド
14上の複数の細胞の被検体を分析するため使用され
る。適当な高解像度の顕微鏡の光学系16がスライド1
4を介して強さが変更できる光源17から光を受取る。
光学系16は、スライド14上に細胞の各被検体の光像
を形成し、これをプリズムの形態を取り得る画像スプリ
ッタ25に送出する。
【0031】このスプリッタ25の片側においては、テ
レビジョン・カメラ18または他の検出装置が光学的画
像を点単位に画像における各点の光の強さを表わす走査
された電子信号に変換する。標準的なNTSC方式のア
ナログ・ビデオ信号である前記カメラ18の出力は、画
像処理インターフェース21のアナログ/ディジタル・
コンバータに対して加えられる。画像処理インターフェ
ース21は、テレビジョン・カメラ18からの画像信号
を計数化された信号に変換し、この信号はシステム制御
部22により受取られて格納される。連続的な走査の故
に、光学系16が合焦される領域の実時間画像は画像デ
ィスプレイ37によって与えられる。一般に、画像はそ
れぞれ測定された光の強さを有する512×512列の
ピクセルである。
【0032】画像スプリッタ25の他の側には、顕微鏡
15の視認用光学系23が取付けられている。この焦点
を異にする構成により、視認用光学系23における同じ
画像を画像ディスプレイ37上に表示することができ
る。この特徴のため、オペレータがスライド14上の問
題の視野の見えるまで、手動のXおよびY軸方向の調整
手段11および17によってプラットフォーム51の位
置決めを可能にする。同時に、選択された視野のコンピ
ュータ支援によるディジタル化画像が更に分析を行うた
め画像ディスプレイ37上に表示される。
【0033】ディスプレイ37および62の双方は、標
準的なビデオ・インターフェース回路39および61を
介してそれぞれシステム制御部22によ制御される。同
様に、キーボード36およびプリンタ38は、従来のイ
ンターフェース回路35、41を介してそれそれシステ
ム制御部22と通信する。更に、システム制御部22
は、メモリー制御装置71を介してランダム・アクセス
・メモリー73と、フロッピー・ディスクおよびハード
・ディスク・ドライブ75の形態の大量記憶装置を制御
する。
【0034】インターフェース回路21、35、39、
41、61、71および106の全ては、システム制御
部22を構成する従来のパーソナル・コンピュータの背
面即ちカード・コネクタに取付けられる印刷回路板上に
選択的に実装することができる。パーソナル・コンピュ
ータはモデル名ATを有するIBM社製のものであるこ
とが望ましい。このようなシステム制御装置は、PC
DOS3.1バージョン以降の如きディスクのオペレー
ティング・システムの下で走らせることができる。画像
の分析のためのシステムのソフトウェアは、ディスク・
ドライブ75からの応用プログラムと呼ばれ、例えば、
フロッピー・ディスク77で供給することができる。シ
ステムのソフトウェアは、ディスク77から読出され、
RAM73にロードされる。プログラムのロードの後、
制御は分析ソフトウェアへ送られて、公知の方法で前に
述べた種々のハードウェアを調整する。
【0035】分析ソフトウェアは、以下本文に述べるD
NA分析のためのものでよく、あるいは種々の目的のた
めの他のソフトウェアを含むことも可能である。例え
ば、赤血球の検査の際の細胞の形状および大きさ、なら
びに細胞のヘモグロビン量の分析は、本文に参考のため
引用されるBacusの米国特許第4,097,845
号および同第4,199,748号に開示されたパター
ン認識手法および分析方法に従って行うことができる。
【0036】図3は、計器のハードウェアのための制御
ロジック、画像ディスプレイおよび命令ディスプレイを
用いて主なシステムの機能を実行するシステムのソフト
ウェアの機能的な操作を示している。主なシステムの機
能は、患者のラベル番号付け、光量の較正、基準細胞の
較正、細胞のデータ取得、細胞の分類、細胞の分析およ
びレポートの生成である。
【0037】インターフェース要素106を除くインタ
ーフェース回路は、図示した種々の機能のための標準的
な制御回路でよい。インターフェース素子106は、図
4および図5において更に詳細に示される専用の回路で
ある。XおよびY座標位置のセンサが、分析中の視野に
ある位置を表示させる。
【0038】各視野のXおよびY座標位置は斬新な方法
および装置により与えられたどんな位置に対しても容易
に決定され、前記装置は図2に最もよく示されるよう
に、顕微鏡の静止部分に固定された検出パッド102を
通過して顕微鏡段部51と共に運動するように、この段
部51の下側に固定することができるX軸方向の検出片
100を含む。このセンサは、インターフェース素子1
06に対してアナログ出力を与え、この素子がメモリー
に格納してモニター・スクリーン62に表示するためシ
ステム制御部22に対してディジタル形態のX座標を生
じる。同様に、類似の検出片110が顕微鏡の静止部分
に固定された検出パッド112を通って段部と共にY軸
方向に運動するように段部51に対して固定され、その
結果パッドがアナログ信号をインターフェース素子10
6に対して与え、この素子がY座標の格納のためまたX
座標に隣接するビデオ・モニター上のY座標を示すた
め、ディジタル信号を命令制御ロジック122に対して
与えることができるようになっている。詳細に述べれ
ば、システムは共に運動するように段部に固定された検
出ヘッドと反対にすることができ、またセンサの帯片1
00および100が静止状態に取付けられてヘッドがこ
れを横切って運動する時アナログ信号が生じるようにな
っている。
【0039】位置のセンサとのインターフェース回路
は、図4および図5において更に詳細に示されている。
この位置のセンサはX座標に対する1対のセンサ片10
0、102およびY座標に対する1対のセンサ片11
0、112を有する磁気センサである。センサ片10
0、110は、これら帯片が座標系に対する基準軸を形
成するように相互に直角に固定されている。顕微鏡15
の可動基部に対して固定された運動可能なセンサ・パッ
ド102、112は帯片100と102に沿って移動
し、固定帯片に対する可動パッドの相対位置に従って各
部材間の相対運動を検出する。センサは、帯片間の相対
位置を測定するため、またこの検出されたパラメータに
基いてディジタル数値を生じるため回路を含む測定チッ
プ18に対して接続されている。X軸センサ片100お
よび102は、測定回路18の方向XAおよびXB入力
側と接続され、また同様に、Y軸のセンサ片110、1
12は回路の方向YAおよびYB入力側に対して接続さ
れている。回路18は内部の調時された位置からディジ
タル値を生じるゼネレータであり、これが出力OXAお
よびOYAからの固定片に対する可動パッドの相対的位
置に従って3バイトの一連のディジタル数を出力する。
この3バイトの数値は通し番号をなし、調時の目的のた
めのクロック信号XCLKおよびYCLKを伴う。
【0040】24ビットのこれらバースト信号は各々、
約24KHzの周波数にあり、100ミリ秒毎に生じ
る。従って、測定回路18は、X軸位置に対しては3バ
イトの数を100ミリ秒毎に生じ、またY軸位置を表わ
す3バイトの数を100ミリ秒毎に生じる。出力OXA
およびOXBはそれぞれシフト・レジスタ20の直列入
力INおよびクロック入力CLKに対して接続されてい
る。同様に、回路18の出力OYAおよび出力OYBは
それぞれシフト・レジスタ22の直列入力INおよびク
ロック入力CLKに対して接続される。信号XCLKは
位置の数値の24ビットを100ミリ秒毎にシフト・レ
ジスタ20に対してクロック即ち調時することになる。
この数は、主制御プログラムにより使用されるまで、シ
フト・レジスタ20に格納される。24ビットのY軸位
置は、シフト・レジスタ22の入力側に対して順次に与
えられ、100ミリ秒毎に信号YCLKによって装置に
対してクロックされる。シフト・レジスタ20、22
は、これら位置の数値を測定回路18からの通信バース
ト間にこれら位置の値を保持するよう作動する。
【0041】シフト・レジスタ20、22は、アドレス
線形A0〜A15およびデータ・バスのそのデータ線形
T0〜T7によってシステム制御部22に対して接続さ
れている。8ビットのデータ・バスは、シフト・レジス
タ20のバイト出力A、BおよびCおよびシフト・レジ
スタ22のバイト出力A、BおよびCに対して並列に接
続されている。各出力は、XまたはY軸のいずれかの位
置に対する24ビットの位置のワードのバイトの1つを
表わす。これら出力は、デコーダ24の出力Q0〜Q2
に対して接続された入力回線A、BおよびCにより付勢
される。アドレス・バス回線A0〜A15の入力回線と
接続されている。
【0042】デコーダ24は、位置のワードの各バイト
に対して割当てられた特定のアドレスを翻訳して、デー
タ・バス28上に読込むことができるように、各シフト
・レジスタからの前記バイトを使用可能状態にする。例
えば、X軸の位置を読取るために、システム制御部22
はシフト・レジスタ20のA出力を使用可能にするため
デコーダ24により使用されるアドレスを出力し、次い
でこのバイトをデータ・バス28を介して読込むことに
なる。その後、システム制御部22は、シフト・レジス
タ20のB出力を使用可能状態にするアドレスを出力
し、次いでこのバイトをデータ・バス28から読出すこ
とになる。その後、システム制御部22がシフト・レジ
スタ20のC出力を使用可能状態にするアドレスを出力
し、このバイトを読出すことになる。この操作は、シフ
ト・レジスタ22からのY位置のワードの読出しと同じ
である。
【0043】シフト・レジスタ20、22の読出しおよ
びローディングは完全に非同期である。XおよびY座標
の位置が100ミリ秒毎に更新されるため、このような
比較的簡単な転送方式を構成することができる。もしシ
フト・レジスタ20、22がコンピュータにより位置の
ワードが読出されつつある時シフト動作中であるなら
ば、ソフトウェアが適当な比較を行って、読出された入
力数が適正な値であるか、あるいはこれが読出された時
シフト・レジスタが別の数を入力中であったかを判定す
る。
【0044】シフト・レジスタ20、22を読出すサブ
ルーチンのフロー・チャートが更に詳細に図24に示さ
れている。このサブルーチンは、プラットフォーム51
の実際のXおよびY座標の位置を判定するため周期的に
呼出すことができる。プログラムは、ブロックA225
〜A231において2回X軸の位置を読出して格納する
ことにより開始する。この2回が等しい(A=B)かを
調べるため比較が行われ、もしそうでなければ、最初に
再び戻る。ブロック325およびA237における3回
目の読出しおよび格納はブロックA239におけるAお
よびCの比較に先行する。否定の分岐はプロセスを再び
開始するが、肯定の分岐は同じ方法におけるY軸位置の
読出しを開始する。この手法は、数値が適正な位置とし
て受入れられる前に整合を行うため3回の読出しを必要
とし、これによりテーブルが移動されたかあるいはシフ
ト・レジスタが読出し間で変更された可能性を排除す
る。
【0045】装置11は画像分析についての習熟度およ
び知識が様々である人員を擁する病理学研究室の如き種
々の仕事場所において使用することができるため、顕微
鏡の光源17は、背景が機械毎に異なる光の強さを有す
る許りでなく、照明を行うランプの使用年限および性質
に従って異なる時点で異なる光量を有するおそれがある
ため、異なるオペレータにより種々に調整され得る。細
胞被検体がDNA核である時、染色された核は暗く見
え、比較的低いあるいは零のDNA量を有する細胞より
も非常に暗いグレー・レベルを呈する。特定の光の強さ
のレベルが正確な実際の方法において既知であることが
望ましく、また従って、光の照度における差異が勘案さ
れなければ生じるおそれがある誤差を排除するため光の
強さの較正が行われることが重要となる。
【0046】上記の種類の広範囲な装置の使用における
別の問題は、使用者が多量もしくは少量のアジャ・ア染
料を使用することを意味する染色要因である。この結
果、顕微鏡15を介し、またカメラ18によってグレー
・レベルの変動が観察されることになり、これが特定の
DNA量として後で分析される。このため、分析されつ
つあるヘモグロビン、DNA、または抗原、あるいは細
胞における単一分岐系の抗体等の実際料の真正な表示を
行うように、装置11が染色要因の故の差異を排除する
ため較正される必要がある。
【0047】本発明によれば、較正材40(図6のA)
がスライド14上に設けられ、これがシステムのソフト
ウェアの較正ステップの下でオペレータにより観察され
る時、スライド14上の試料の細胞被検体12の測定お
よび分析に先立ってオペレータが装置の調整および較正
を行うことを許容する。
【0048】本発明の例示された実施態様においては、
スライド14上には2つの異なる較正材が設けられ、第
1の較正材は試料の細胞被検体12の染色と同時に染色
された基準となる細胞被検体40である。この同時の染
色は、基準細胞被検体の分析を予め定めた格納された基
準の光の強さ、グレー・レベルもしくは染色後基準の細
胞被検体40が有する光学的濃度と比較することを可能
にする。もし細胞被検体の染色が明る過ぎか暗過ぎるな
らば、染色過少量もしくは染色過度量が以下に述べるよ
うに定量的に分析し調整することができる。
【0049】本発明の望ましい実施態様においては、こ
の較正材はまた、予め定めた既知の光学的濃度を有し、
計器の変更の基準として使用することができる通常はス
ライド上に印刷されたマークである光学的濃度の基準材
45をも含む。以下において更に詳細に説明するよう
に、オペレータに対してシステムのソフトウェアによっ
て指示が与えられる。これらの指示に従って、オペレー
タは基準材45に対して所要の強さが得られるまで背景
の光源17の強さを手動で調整する。以下に説明するよ
うに、このステップはシステム制御部22にスライド1
4上の被検体の適正な光学的濃度を読取るように較正を
行うものである。
【0050】システムの保全性に対する安全策として、
分析が開始される前にグレー・レベルおよび物理的寸法
について読出され測定されたスライド14上の予め定め
られ予め固定された光学的パターンを分析することによ
り、スライドに対する保全性検査あるいは識別のステッ
プを提供することが望ましい。この場合、光学的な保全
性パターンは図6のA乃至Cに示されるような基準とな
る細胞被検体の上方に配置されたイニシャルCASの形
態でよい。
【0051】図6のCに示される十字52の形態をなす
光の較正材45もまた多くの異なる形状および形態を取
り得、また実際に、基準細胞被検体に対する境界線54
に過ぎない場合も、あるいはまた、顕微鏡15に対する
光源が所要の強さまで調整される時予め定めた光学的濃
度を生じるようにスライドに対して添付されたロゴCA
Sその他の識別マークでもよい。
【0052】本発明はまた、スライド14上の試料の細
胞12の後での分析のためにも有効であり、メモリーに
格納された細胞画像の呼出しにおける助けとなり、ある
いはオペレータまたは他の人員が後になって2回目の照
合のためある細胞に遡ることを許容する。この目的のた
め、スライド14が顕微鏡の段部51(図1)の特定の
場所に固定された後、十字52の中心の如きスライド上
のある位置あるいはランドマークが零のX−Y軸の基準
点として定義される。この基準点は、XおよびY座標セ
ンサからの位置の読みのための翻訳テーブルの設定のた
め用いられる。XおよびY座標の距離に対するシステム
制御部22の1対の場所のレジスタがこの時点で零にさ
れ、その結果以降において全ての細胞位置が基準点から
の特定のXおよびY座標のアドレスを持つことができ
る。顕微鏡の段部51の位置の調整手段により見出すた
めの他の容易なランドマークは、その内部で基準となる
細胞被検体40が見出されるブロックの境界線54の右
下隅部53の如き隅部である。このブロックの境界線5
4はスライド上に印刷され、これはまた特殊な十字45
以外の光学的濃度較正のために用いることもできる。適
当なロジックを用いて、分類操作が開始するスライドお
よび顕微鏡の段部のどれかの点を位置のレジスタに関す
る零のXおよびY座標の位置として取ることができる。
XおよびY座標は、この場所において初めて零となり、
次いでこの零を場所からの各画像視野の場所毎に読出し
を行う。
【0053】試料のスライド14はどんな大きさまたは
形状のものでもよいが、研究室の技術者および病理学者
の顕微鏡と共に用いられるガラスのスライドにおける習
熟度の故に、支持台14は典型的に約76×25mm
(3×1インチ)の大きさのガラス製の実際の顕微鏡用
スライドであることが望ましい。図5に示したスライド
14は、基準即ち制御用細胞被検体40がその内部に置
かれる予め印刷された境界線54を有する。このスライ
ドはまた、試料の細胞被検体のための領域61をも有す
る。
【0054】基準の細胞被検体は、本発明の本実施例に
おいては、既知の大きさと形状のリンパ芽球細胞および
DNA成分である。リンパ芽球細胞は、ある細胞が典型
的な癌細胞である正常なDNA成分に対する2倍あるい
は他の比率を有するが、ほとんど正常なDNA成分を有
する種類である。基準の細胞被検体は、雛鳥の血球もし
くは鱒の細胞の如き充分に染色された位中心部即ち核を
有する他の種類の細胞でもよい。一方、細胞被検体40
は、ある細胞の形状を有するスライド上に印刷された人
工物でよい。更にまた、上記の如く、細胞被検体40
は、スライドの試料領域61において用いられる単一分
岐系の抗体の如き試料の細胞被検体と同時に処理される
時、特定のある蛍光染料もしくは酵母の染料と反応する
予め定めた大きさの従来周知のプラスチック玉でもよ
い。基準細胞被検体40はテスト毎に変り、本発明は特
定のテスト即ち細胞被検体40に限定されることはな
い。
【0055】病理学者は、基準細胞被検体40が予め取
付けられた図6のAに示される如き前に調製されたスラ
イドを用い、これに試料の細胞被検体12を加え、この
被検体は本例においては、スライド上の領域61におけ
る組織片(腫瘍組織の如き)からの細胞であり、あるい
は血球または他の細胞の腫瘍組織のニードル吸引部ある
いは単層の血球である。望ましいスライドは、基準の細
胞被検体に特定する試薬の容器を内部に有するキットが
設けられている。DNAの分析のためには、このキット
は、フォイルゲンのアジャ・ア試薬液の容器および特定
の定量的な染色DNA核に対する洗浄試薬液の容器を含
む。
【0056】スライドを調製するためには、下記のプロ
セスが用いられる。スライド14は、1つの領域に正常
な基準となる細胞と、別の領域における試料用細胞のた
めの空間を有する。スライド14は、10%のフォルマ
リン液中に10分間固定され、次いで領域61に対して
通常のパラフィン埋設部分が調製される間放置される。
もし悪性腫瘍あるいは問題となる組織が恒久領域に存在
するならば、スライド14はこの部分の分析のため処理
されることになる。
【0057】処理は、65分間5N塩酸塩中におかれて
DNA核の加水分解を行うためのスライドの最初の処理
からなる。次いでスライドは2時間の染色期間アジャ・
ア染料の容器に送られる。その後、スライドは洗浄液中
で洗浄され、エタノールで脱水され、ザイレン(Zyl
ene)で清拭され、カバーを掛けて取付けられる。こ
の時点で、スライドは恒久的に固定され、何時でも分析
の用意ができる。
【0058】DNA分析のためのシステムのソフトウェ
アは、この時、計器11を介して試料の細胞の光学的濃
度を知ることにより細胞のDNAの濃度を決定すること
ができる。一般に、染色された細胞の被検体の質量は微
小分光度法の技術において周知であるベア・ランバート
法則を用いることによりその光学的濃度から得ることが
できる。式によれば、 M=(αΣOD)/(Eλ)
【0059】但し、Mはピコグラム単位の被検体の質
量、αはμm2単位の点サイズ、Eλはμm2/pg単位
の波長λにおける染料の吸光係数、ODは各点の光学的
濃度(無次元)、である。
【0060】本装置は、この法則を用いて多くの細胞ま
たは細胞被検体の質量分布を見出し、これを統計的手
法、ヒストグラムまたは以下の論述する他の分析方式に
従って分析することができる。スポット寸法αは、カメ
ラ18により測定されるピクセル数により決定される。
各ピクセルの光学的濃度は、光度、焦点の調整およびス
ライド上の較正領域からの基準光学的濃度の読取りによ
り較正される。この較正は、各ピクセル毎に測定された
光量レベルを無次元量である光学的濃度へ変換すること
を許容する。
【0061】吸光係数についての較正は、複数の基準細
胞に対する光学的濃度を測定して相対質量単位の分布の
ピーク値を決定することにより行われる。ピーク値のD
NA量は基準の細胞分布量については既知であるため、
測定領域内の細胞は、相対OD単位を用いて測定するこ
とができ、次いで基準の細胞較正値を用いることにより
直接ピコグラムに換算することができる。例えば、もし
基準細胞が5.96pgのDNA(鱒の細胞)を含むこ
とが知られ、また1つのグループの較正用細胞が相対O
D量で11,000のピーク分布値を示すならば、正常
のグループの人間の細胞(DNA量が既知の7.18p
gを含む)は、適当な13,250なる相対OD値にお
けるその分布のピーク値を呈することになる。更に、他
の相対OD単位の測定値が1グループの較正細胞から見
出される吸光係数を決定してこれを用いることにより直
接ピコグラムに変換することができる。
【0062】DNA分析のためのシステムのソフトウェ
アは、いくつかの細胞または細胞の小集団における上記
の測定を行う際オペレータを助けるため、モニター62
上の対話的な情報スクリーンを用いるメニュー駆動のプ
ログラムである。図11においては、モニター62上に
現われるプログラムの視覚的なスクリーン構造が示され
ている。主スクリーン150は、本装置の較正および分
析状態に関する情報を提示し、また3つの他の主情報ス
クリーンを収集するための選択リストを提示する。主ス
クリーンの略図的事例が図12に示されている。3つの
主な情報スクリーンはプログラムの3つの任意の機能と
対応し、この場合ラベル・スクリーン156がラベルの
機能と対応し、1つの較正スクリーン152が較正機能
(光学的濃度および染色)と対応し、また分析スクリー
ン154が分析機能と対応している。各スクリーン15
2、154および156は、選択の1つが主スクリーン
50への出口となる選択リスト即ちメニューを提示す
る。
【0063】更に、オペレータは分析スクリーン154
から較正スクリーン152に入ること、あるいはその反
対が可能である。他の2つのスクリーンは分析スクリー
ン154からの選択として使用でき、また調整境界スク
リーン158による表示領域の境界の調整およびXおよ
びY座標スクリーン160により測定された領域のXお
よびY座標の表示のため使用される。較正スクリーンの
略図的表示が図13に示されるが、分析スクリーンおよ
びXおよびY座標スクリーンの概略はそれぞれ図14お
よび図15において示されている。
【0064】装置が作動中、病理学者は各スクリーン上
のメニューから多くの選択即ち機能を有し、これからデ
ータを取得してこのデータを処理する選択が可能であ
る。一般に、プログラムは図12に示される主スクリー
ンから駆動されるメニューであり、これが図16に示さ
れる如き選択の主要なメニューを提供する。主メニュー
A10は、ラベル機能A12、較正機能A14、分析機
能A16、ヘルプ機能A18および出口機能A20を含
む5つの主スクリーン機能からなっている。
【0065】ラベル機能は、ユーザが患者の識別、接近
番号およびDNA変換数に関する情報を入れることを許
容する。DNA変換数は、第1と第2のピーク量が第1
と第2のピーク指数を得るため除される(図12)数で
ある。最初に、この数を正常な人間の細胞における標準
的な細胞当り7.18ピコグラムにセットされる。しか
し、本装置は、人間でない細胞の測定のため使用するこ
ともでき、指数は所要のものに変更することもできる。
DNA指数は、1.0以上、また99.99以下となる
ようにしなければならない。もし変換数がこの範囲内に
なければ、ユーザは主スクリーンまたは較正スクリーン
のいずれにおいても分析の選択を行うことが許されな
い。
【0066】ラベル機能の間に入れられる3行の情報
が、XおよびY座標スクリーンを除く各スクリーン上に
現われる。ラベル操作から、入力もしくはエスケープ・
キーのいずれかを押すことにより出られる。入力キーを
押すと、3行の情報に対して行われるどんな変更でも保
管する。エスケープ・キーを押すと、3行に対して行わ
れたどんな変更も無視する。ラベル機能の間に格納され
た情報は、プログラムからコントロールが出られる時は
保管されない。
【0067】較正機能の選択は、モニター62上の表示
を主スクリーンから図13に示される較正スクリーンへ
の変更を行うことになる。選択が図17に示される較正
スクリーンは、基準細胞における光学的濃度および染色
要因に対する装置の較正の実施のため必要なものであ
る。装置11の較正は、新しいスライドが光量および染
色要因を正規化するため選択される度毎に行われること
になる。
【0068】分析機能の選択は、モニター62における
主スクリーンから図14に示される如き分析スクリーン
への表示の切換えを行うことになる。分析スクリーン
は、試料の細胞についてのデータの取得およびDNAの
測定を行うため必要な機能に対するメニューを含む。こ
れらの機能は、図18において更に詳細に示されてい
る。分析機能を選択するためには3つの基準が満たされ
ねばならない。第1に、較正スクリーンにおける光量設
定機能は少なくとも一回で満足に行われねばならない。
光量設定機能は、その時の画像が表示されておらずまた
光量が129と131の間にある時に成功する。第2
に、較正の基準細胞カウントを50と512の間になけ
ればならない。最後に、DNA変換数は1.0以上かつ
99.99以下でなければならない。
【0069】ユーザが主スクリーンからプログラムの操
作を終了することを許容する。エスケープ・キーを押す
ことは、出口機能の選択と同じである。出口の選択もし
くはエスケープの指定のいずれかにより出口操作が指定
されると、ユーザは自分の指令の終了を確認することを
求められる。確認を受入れるためには、ユーザはyes
のキーを選択する。確認を拒否するためには、ユーザは
noのキーを選択するかあるいはエスケープ・キーを押
す。
【0070】較正メニューの選択は図17に示されてい
る。較正メニューの選択は、光量設定機能A24、Xお
よびY軸設定機能A26、合焦機能A32、測定機能A
36、XおよびY座標機能A38、分析機能A28、ク
リア機能A30、ヘルプ機能A34、および主スクリー
ンへの出口即ち戻り機能A40を含む。
【0071】光量設定機能A21は、その時の画像に対
する背景光量を計算する。光量は、これが標準化された
範囲内になるまで調整することができる。光量設定機能
は、分析、合焦および測定機能を選択する前に少なくと
も一回で行われなければならない。最も正確な結果のた
めには、光レベルは正確に130に等しくなければなら
ない。光量値は、指示「光レベル」により較正スクリー
ン上に表示される。もし光レベルが良好に設定されるな
らば、画像のノイズの控除が測定プログラムにおいて生
じることになる。
【0072】光源の較正は、図23において「光の強さ
の分布」として全体的に示された形態でよいグレー・ス
ケールのヒストグラムの更新を行うことにより顕微鏡の
合焦を助けることを含む多くの結果を達成する。図示し
たヒストグラムは、入射光Ioおよび透過光Itのグレー
・レベル値を有する透過光とグレー・レベル値を有する
入射光との比較を示している。オペレータは、プラット
フォーム51を動かしてモニター38上の光較正用十字
52を視認する。オペレータは、光較正材45を視認
し、システムはこの領域の画素からの光を入力すること
により前記パターンのヒストグラムを計算する。オペレ
ータはその時、光源17の光レベルを調整してスクリー
ン上の光レベルの読みを変更する。オペレータは、これ
を、適正な読みがスクリーン上に現われるまで、機能の
選択と光源17の調整を交互にすることにより行う。透
過光および入射光について所要のグレー・レベルである
背景の光りの強さが130になるように光源が左右のピ
ーク値ItおよびIoを生じるように調整された時、シス
テムは較正状態となる。本装置11のシステムのソフト
ウェアが値IoとItを用いて光学的濃度に対する内部の
較正テーブルを設定し、その結果分析されつつある画像
の情景における特定の光学的濃度を持つように各画素に
対して検出される光の強さがこのテーブルおよび既知の
値と照合される。
【0073】ディジタル画像形成手段において周知の如
く、暗い被検体に対する実際の光学的濃度は基準値とし
て白(Io)を使用して知られる。光学的濃度について
手段を較正することにより、入射する画像データは、出
力される光学的濃度が本例においては試料の被検体にお
けるDNA量を正比例的に反映するように直線的に加算
することができるように、画像処理ボード21における
索引テーブルにより変換することができる。
【0074】XおよびY座標の設定機能A26は、スラ
イドのXおよびY座標系に対する原点の設定を行う。こ
の機能は、ソフトウェアにおける1対の場所のレジスタ
を零化することにより、その時の画像即ち視野の場所を
原点として設定する。一般に、顕微鏡のプラットフォー
ム51は、十字マーク52の如き容易に認識されるラン
ドマークが見えるまで移動させられる。次いでこのラン
ドマークは、座標系を再び零化して前に測定された領域
を再び見出す手段を提供するため用いられる。Xおよび
Y座標設定機能は、新しいスライドが選択される毎に用
いられる。もしXおよびY座標選択機能が実行されなか
ったならば、較正および分析スクリーンのXおよびY座
標機能およびXおよびY座標スクリーンにおける諸機能
は適正に働かない。XおよびY座標選択機能は、較正基
準細胞のカウントが零に等しい時にのみ用いることがで
きる。XおよびY座標設定操作が実行中にもし顕微鏡の
プラットフォーム51が移動されるならば、座標の原点
は誤りとなる。このプログラムは、スクリーン上にメッ
セージを出してXおよびY座標設定操作が成功した時オ
ペレータに通知する。この機能が成功しなかったならば
これに応答して、オペレータは単にメニューからXおよ
びY座標選択操作を再び選択して機能を再び試みるのみ
である。
【0075】測定機能A36は、染色要因を正規化する
ための基準細胞または基準細胞被検体の較正を行うため
に用いられる。測定機能が選択されると、カメラの画像
化機能が停止し、較正スクリーン上のカーソル170が
図13の指示「測定操作」まで移動する。カーソル17
0がこの場所にある時は、ユーザはロック状態の番号を
付勢することにより測定操作を指定することができる。
マゼンタ色のブロックの如き識別子が識別された細胞被
検体の周囲に置かれる。図19に示される多数のキー操
作を用いて、オペレータは以下本文に更に詳細に説明さ
れる対話的な選択および否定プロセスを行うことができ
る。
【0076】基準の細胞較正操作の間、オペレータは、
基準細胞被検体40を監視スクリーン37上の視野に移
動させるため従来のXおよびY座標つまみ11および1
7(図1)を回すことにより、顕微鏡の段部を移動させ
る。個々の細胞被検体40がブロック即ち識別境界線7
5内に入ると、オペレータはこの基準細胞被検体に対す
る和の光学的濃度の測定値を入力するためキーボード3
6上のキーを押す。適当数の基準細胞被検体が分析され
た後、オペレータは、相対量のDNAを含む如き基準細
胞被検体の倍数性分布をオペレータに示すビデオ・モニ
ター62上の図13に示される如きヒストグラムが提供
されることになる。システム制御部22の内部では、基
準細胞被検体について実際の測定された和の相対光学的
濃度値が基準細胞が持つことが知られるある予め定めた
標準的な即ちDNAの基準量と比較される。本例におい
ては、もし基準細胞が細胞当り5.96ピコグラムのD
NAを含むならば、略々8700相対のOD単位の光学
的濃度の測定値が前記質量と対応する。オペレータによ
り見出された実際の和の光学的濃度は格納された基準D
NA値に分割されて、完全な染色状態からの染料におけ
る偏差に対する吸光係数を調整する因数を提供する。
【0077】XおよびY座標機能A38は、選択される
と、モニター37上にその時の画像即ち領域のXおよび
Y座標を較正スクリーンにおいて表示する。この座標
は、ユーザがキー(CTRL、ALTまたはSHFTを
除く)を押すまでに連続的に表示される。このため、も
しスライド14に対する同じ原点が設定されるならば、
オペレータは、プラットフォーム51を位置決めして座
標の変化を注視することにより、前に記録された同じ画
像を見出すことができる。XおよびY座標設定機能A2
6は、XおよびY座標機能が選択されるために前に成功
裡に行われていなければならない。
【0078】クリア機能A30は、全ての格納されたデ
ータ画像のパージを生じることになる。クリア機能が選
択された後、ユーザはこの操作を確認するように要求さ
れる。この確認を受入れるためユーザはyesのキーを
選択するか、あるいは確認を否定するためユーザはno
のキーを選択するか、もしくはESCのキーを押す。
【0079】合焦機能A32は、ユーザが画像のより正
確な合焦を行うことができるように画像に対してカラー
の強調を行う。システム制御部22は、画像におけるグ
レー・レベルの階調に対して異なるカラーを自動的に提
供する。次いで、オペレータは、例えばブロックの縁部
に合焦されつつある被検体が明瞭なカラーの境界を示す
まで、顕微鏡15の合焦手段を調整する。このことは、
2つの別のレベルあるいは縁部のグレー・スケールが合
焦状態にあることの表示である。これは、2つのグレー
・レベルが相互に近い故にカラーがなければ更に難し
く、またカラーを強化しなければ見分け難い。光量設定
機能A24は、合焦機能の選択のため少なくとも一回は
成功裡に行われていなければならない。画像をその下の
カラーに復元するためには、合焦機能は二回目に選択さ
れる。ユーザが測定機能を選択する時カラーが強化され
た画像が存在するならば、画像は自動的にその元のカラ
ーに戻される。分析機能A28を選択すると、表示を較
正スクリーンから分析スクリーンへ変更する。分析スク
リーンは、細胞物質におけるDNAの測定を行うため必
要な図20に示される機能のメニューを提示する。分析
された機能を選択するためには3つの基準が満たさなけ
ればならない。第1に、較正スクリーンにおける光量設
定機能は少なくとも一回成功裡に行われていなければな
らない。第2に、較正の基準細胞のカウントは50と5
12の間になければならず、最終的にDNA換算数は
1.0以上および99.99以下でなければならない。
較正メニューにおける分析機能は、主スクリーンにおけ
る分析機能と同じように機能する。
【0080】分析メニューにおける分析機能の選択につ
いては、図20に更に詳細に示されている。この分析メ
ニューは、分類機能44、合焦機能46、光量検査機能
A48、2回目選択機能A50、領域1−2機能A5
2、スケール機能A54、XおよびY座標表示機能A5
6、境界機能A58、XおよびY座標クリア機能A6
0、ヘルプ機能A62、レポート機能A64および主メ
ニュー戻し機能A66の選択を許容する。
【0081】光量検査機能A48は、その時の画像の光
レベルの計算を行う。この光レベル値は、図13におけ
る指示「光レベル」により分析スクリーン上に表示され
る。
【0082】2回目選択機能A50は、ユーザが分析ス
クリーン上に表示されたヒストグラム上の2番目のピー
クを選択することを許容する。2番目のピークの質量、
DNA指数および領域は、指示「2番目のピーク」の下
にスクリーン上に表示される。2回目の選択機能は、表
示された細胞カウントが零に等しい時は選択することが
できない。表示された細胞カウントは指示「表示」によ
って表示される。2回目選択機能が選択された後、カー
ソルは1組の矢印まで移動し、ヒストグラム上のその時
の2番目ピーク位置が黄色で強調される。関数に、最も
右のヒストグラム・データ位置が2番目ピークとして選
択される。左の矢印を選択すると、2番目のピーク位置
を左へ移動させ、ユーザは2番目のピーク位置を右へ移
動させるには右の矢印を選択する。矢印が選択される毎
に、スクリーン上のその時のピーク・データが更新され
ることになる。
【0083】ヒストグラムの水平線の下には、3つの記
号の1つが2番目のピーク位置の下方に現われる。記号
「より小さい」は、2番目のピークが1の領域に存在す
るならば現われる。記号「より大きい」は、2番目のピ
ークが領域2に存在するならば現われる。上向きの矢印
記号は、2番目のピークが領域1または領域2のいずれ
にも存在しなければ現われる。この3つの記号の理由
は、2番目のピーク位置が2回目選択操作が終了した後
識別できるようにするためである。垂直の黄色の線は、
2回目選択機能が終了すると消滅する。ユーザは、2回
目の操作を終了するためESCキーを押す。この2番目
のピークのデータもまた、以下の分析スクリーン機能の
1つが選択されると自動的に消滅する。即ち、クリア、
レポート、スケール、または主スクリーンである。
【0084】分類機能A44は、ユーザがその時の画像
における細胞即ち被検体を分類することを許容する。分
類機能が選択された後、ユーザはこの操作を確認するこ
とを求められる。確認を受入れるためにユーザはyes
のキーを選択し、また各員を否定するためにはユーザは
noのキーを選択するかあるいはESCキーを押す。も
し分類が確認されると、カメラ情報取得機能は停止し、
カーソルは指示「分類操作」により移動する。カーソル
がこの位置にある時は、ユーザは分類操作を指定するこ
とができる。ロック数値が付勢され、これがこれら機能
を使用可能にする。質量機能の場合と同様に、マゼンタ
色のブロックがその時の細胞の周囲に置かれ、操作はユ
ーザがこの細胞識別子を画像を通過して内部の細胞を識
別して分類することを許容する。
【0085】XおよびY座標表示機能A56は、表示を
分析スクリーンからXおよびY座標スクリーン(図1
5)へ変更する。XおよびY座標スクリーンは、分類さ
れ格納される関数の512の画像のXおよびY座標を表
示する。また、このスクリーンは、座標による画像領域
の分類を可能にする諸機能を保有する。較正スクリーン
におけるXおよびY座標の設定は、XおよびY座標表示
機能が選択される前に成功裡に行われねばならない。
【0086】XおよびY座標スクリーンはいくつかの機
能を有する。その機能の1つは、その時のXおよびY座
標位置からの距離に従ってXおよびY座標の「最も近
い」分類を行う。X座標機能は、X座標の値に従ってX
およびY座標の分類を行う。同じ値があると、Y座標の
値は分類順を決定する。同様に、Y座標機能はY座標値
に従ってXおよびY座標の分類を行う。同じ値があれ
ば、X座標値が分類順を決定する。「領域#」機能は、
座標の領域番号に従ってXおよびY座標の分類を行う。
領域番号は、画像が分類された順序である。
【0087】ページアップ機能は、ユーザがXおよびY
座標の前のページ(もしあれば)を表示することを許容
し、またページダウン機能は、ユーザがXおよびY座標
の次のページ(もしあれば)を表示することを許容す
る。出口機能は、表示をXおよびY座標スクリーンから
分析スクリーンへ切換える。エスケープ・キーを押すこ
とは、出口機能の選択と同じことである。
【0088】XおよびY座標の選択は、その時の領域の
XおよびY座標を表示する。この座標は、ユーザがキー
(CTRL、ALTおよびシフトを除く)を押すまで連
続的に表示される。較正スクリーンにおけるXおよびY
座標設定機能は、XおよびY座標機能が選択される前に
成功裡に行われていなければならない。XおよびY座標
スクリーンにおけるXおよびY座標機能は、較正スクリ
ーンおよび分析スクリーンにおけるXおよびY座標と同
じように機能する。
【0089】クリア機能A60は、全ての関連したデー
タ領域をクリアする。このクリア機能が選択された後、
ユーザはクリア操作の確認を求められる。この確認を受
入れるためにユーザはyesのキーを選択し、あるいは
確認を否定するためにユーザはnoのキーを選択するか
あるいはESCキーを押す。
【0090】合焦機能A46は、ユーザが画像の更に正
確な合焦を行うことができるように画像に対してカラー
の強調を行う。分析スクリーンにおける合焦機能は、前
に述べた較正スクリーンにおける合焦機能と同じように
機能する。
【0091】領域1−2機能A52は、ユーザが分析ス
クリーンに表示されたヒストグラムにおける2つの領域
を指定することを許容する。この機能の目的は、ヒスト
グラムにおけるある領域の細胞カウントを識別すること
にある。領域1−2機能は、示された細胞カウントが零
に等しい時は選択することができない。細胞カウント
は、スクリーンの右下部分において表示される。領域1
−2が選択された後、カーソルはヒストグラムの水平軸
より下方にある数字列まで移動する。この数字列は、ユ
ーザが領域1と領域2の場合を指定することを許容す
る。ユーザは、その時のヒストグラムの位置が領域1に
帰属することを指定するため「1」をタイプする。ユー
ザは、その位置が領域2に帰属することを指定するため
には「2」をタイプする。ユーザは、その時のヒストグ
ラム位置が領域1および領域2のいずれにも帰属しない
ことを指定するためには「0」をタイプする。ユーザ
は、領域2なしに領域1を指定することを許容される
が、領域1なしに領域2を指定することはできない。両
方の領域が指定される時は、領域1は領域2の左側に指
定されなければならない。この領域は連続するように指
定されなければならない。領域1−2機能から出るため
には、ユーザは入力キーまたはESCキーを押す。もし
ユーザが入力キーを押すと、ヒストグラムの領域1が緑
で強調され、領域2はマゼンタで強調される。この領域
の細胞カウントもまた表示される。ESCキーを押す
と、行われたどんな変更もプログラムをして無視させ
る。領域1および領域2のデータは、以下の機能の1つ
が選択される時自動的にクリアされる。即ち、分類、ク
リア、レポート、スケール、または主機能である。
【0092】分析機能A44については、図21および
図24に関して更に詳細に記述する。オペレータは、分
析のためスライドの資料領域における多数の領域位置3
60、361、362を選択することにる。オペレータ
は、顕微鏡の段部51に対するXおよびYのつまみ1
1、17を回してモニターのスクリーン37上の視野内
にDNA量ならびに必要に応じて細胞の形態について分
析されるべき試料の細胞被検体の第1の部分を移動させ
る(図21)。プログラムは、例えば300で示される
ブロックをモニター37上に表示されつつある特定の試
料の細胞被検体12上に置き、次いでオペレータは試料
の細胞被検体、即ち染色された細胞の核についての和の
光学的濃度、ならびにその面積、その円度および他の分
類上の情報を与えるため米国特許第4,553,266
号に開示されるものと同じ方法で細胞を分類するため、
試料被検体のピクセル(画素)の走査を行うキーを使用
する。また、オペレータは、キーボード36上に手で操
作されるいくつかの細胞分類キーを有し、オペレータは
タイプ0の正常な細胞、タイプ1の癌細胞、タイプ2の
癌細胞、タイプ3の癌細胞等の如き周知のカテゴリのキ
ーの1つを押す。ビデオ・モニター62上には、分析ヒ
ストグラムが領域内の細胞のDNA量を示している。オ
ペレータは、各視野即ち領域内の細胞の数を選択し、次
いで顕微鏡の段部を移動して試料の細胞の多くの異なる
領域を視野内に位置決めし、オペレータが典型的なサン
プルについて充分な細胞を得たと感じるまで、これらの
試料の多くの細胞を取出して分析する。
【0093】図示の如きヒストグラムは、この時、特定
のDNA量の細胞数を示し、かつ図14に示される如き
基準ピーク値の各々に対するDNA量の平均値を示すビ
デオ・モニター62上に表示されることになる。キーボ
ード36上の印刷キーを押すことにより、オペレータは
プリンタ38において図14に示されたヒストグラムを
印刷することができる。試料の細胞についてのデータも
また、後で呼び出すため、また患者の症状の進行または
後退に関する分析のため同じ患者からの新しい試料のデ
ータと比較するため、システム制御部22内部に格納さ
れる。
【0094】分析機能の操作については、図20および
図21に関して更に詳細に記述するが、本装置に前に格
納された視覚的な領域が示される。この領域は、DNA
量について分類され測定されるべき多くの細胞被検体を
保有する。プログラムが最初にこの操作モードに入る
時、この領域における最初の対象は、1つの細胞被検体
が認識されるまでラスタ走査的な方法において領域のピ
クセルを走査することにより識別される。一旦1つの細
胞被検体が認識されると、ブロック300の如き識別手
段が被検体の周囲に引出される。これは、オペレータが
どの細胞被検体がその時測定中であるかを判定するため
の視覚的な識別子を提供する。測定に加えて、オペレー
タは分析メニュー中に多くの選択を有する。オペレータ
が行う主な選択は、ブロックA202におけるこの時の
被検体の分類である。オペレータはこれを数字キー0か
ら5の1つを押すことにより行い、このキーは自動的に
識別ブロック300の細胞被検体を選択された分類0〜
5に置く。もし識別された細胞が残屑であり異常な細胞
でないか、あるいは識別し得る細胞被検体40でなけれ
ば、オペレータはブロックA204で示されるようにキ
ーボード上の9を選択することによりこの時の被検体を
排除することができる。
【0095】ブロック300における被検体の分類また
は排除の後、オペレータはブロックA208で決定され
る如く、識別ブロックを次の測定にされていない被検体
へ移動させることができる。オペレータは、これをキー
CTRL/F2を押すことにより行い、この操作はプロ
グラムをしてブロック300を消去させ次の識別し得る
細胞被検体を探索させる。この細胞被検体が見出される
と、分析識別できるブロック302がその周囲に引き出
されて、オペレータに対してこの機能が行われることを
表示する。このように、このプロセスを反復することに
より全グループの細胞被検体を分類し、測定し、あるい
は排除することができる。図21は、ある細胞被検体に
ついての走査、その周囲における識別ブロックの設定、
および被検体の分類または排除の操作を示している。こ
のように、プログラムは被検体300から302、30
4、306、308、310、312等への分析手順を
経由する。
【0096】更に、分類すべき細胞被検体の1つがオペ
レータが考えていたものと異なり前の分類の1つに入れ
ることができないか、あるいはある他の理由のためオペ
レータが誤って前の被検体を分類したと考えるならば、
ブロックA206において、CTRL/F1を押すこと
によりオペレータは識別ブロックを再び前に測定された
被検体へ戻すことができる。分析中の特定の領域におけ
る全ての細胞被検体を識別した後、オペレータは特定の
分析のための更に別の細胞を提供するためXおよびY座
標位置決め機構を操作することにより、別の領域への移
動の選択を有する。
【0097】オペレータが充分な細胞被検体が分析され
たと判断した時は、オペレータは入力キーまたはエスケ
ープ・キーのいずれかを押すことにより分析機能を終了
することもできる。ブロックA212に示されるよう
に、オペレータが入力キーを押すことにより分析機能を
終了するならば、各測定毎に組立てられたデータは保管
されることになる。しかし、もし分析機能がESCキー
を押すことにより終了されるならば、ブロックA216
においてデータは保管されることはない。
【0098】レポート機能A64は、ユーザがどの細胞
の分類がモニター62のスクリーン上に示されるヒスト
グラムに含まれるかを指示することを許容する。レポー
ト機能が選択された後、カーソルはオペレータが細胞の
種類を指定することを許す選択リストへ移動することが
できる。下記のテーブルは、特定の細胞の種類を選択す
るためオペレータがどのキーを押したかを示す。
【0099】 レポートのデータに対してはどんな種類の組合せでも許
容される。プログラムは、テーブルにリストされたもの
以外の文字は無視する。オペレータは、入力キーまたは
エスケープ・キーを押すことによりレポート操作を終了
する。オペレータが入力キーを押すならば、オペレータ
はヒストグラム中の種類を指定されたものへ変更する。
しかし、もしエスケープ・キーが選択されると、プログ
ラムは行われたどんな変更も無視し、正常な状態に戻
る。領域1および領域2、および第2のピーク・データ
の機能は、レポート操作が行われる時自動的にクリアさ
れることになる。
【0100】スケール機能A54は、オペレータが分析
スクリーン上に提示されたヒストグラムの水平軸のスケ
ールを変更することを許容する。O〜16、O〜32お
よびO〜64から選択する3つのスケールがある。その
時のスケールがO〜16の時このスケール機能が選択さ
れると、新しいスケールはO〜32となる。その時のス
ケールがO〜32である時スケール機能が選択される
と、新しいスケールはO〜64となる。同様に、その時
のスケールがO〜64の時スケール機能が選択される
と、新しいスケールはO〜16となる。この機能におい
ては、領域1、領域2および2番目のピーク・データ
は、スケール操作が行われる時自動的にクリアされるこ
とになる。
【0101】境界機能A58は、モニター27上の表示
を分析スクリーンから調整境界スクリーンへ切換える。
この調整境界スクリーンは、細胞の境界即ち閾値を変更
するため必要な諸機能を含む。境界スクリーンをアドレ
ス指定する間、カメラの画像獲得は停止される。
【0102】ステップ機能は、矢印キーの1つが選択さ
れる時、オペレータが境界が変化する量を変更すること
を許容する。ステップのサイズが選択された後、カーソ
ルはユーザが新しいステップのサイズの値にタイプする
ことができるスクリーン上の場所へ移動する。このステ
ップ・サイズ機能を終了するには、入力キーまたはエス
ケープ・キーが用いられる。入力キーを押すと、ステッ
プ・サイズの変更を保管するが、入力キーが押されると
行われたどんな変更も無視する。最初、ステップ・サイ
ズの値は1に等しい。
【0103】上向き矢印機能はステップのサイズの値だ
け細胞の境界を増大し、またダウン領域機能はステップ
のサイズの値だけ細胞の境界を短縮する。出口機能は表
示をアドレス境界スクリーンから分析スクリーンへ切換
える。エスケープ・キーを押すことは、出口機能を選択
することと同じである。
【0104】一般に、較正用細胞被検体および試料用細
胞被検体の両方に対する特定のパラメータの収集のた
め、対話的なデータ収集および分析の方式が本装置によ
り用いられる。選択される各領域がモニター37上に表
示され、較正スクリーンの測定操作あるいは分析スクリ
ーンの分類操作が選択される。
【0105】較正キーの操作および分析キーの操作(図
19および図20)のための対話的操作を行うサブルー
チンのソフトウェア・フロー・チャートが図25に示さ
れている。オペレータが測定操作または分類操作のいず
れかを選択する時、このプログラムが呼び出されて較正
用細胞被検体と試料用細胞被検体の双方に対する選択プ
ロセスを提供する。このプログラムは、閾値よりも大き
なピクセルを見出すまで、格納された画像のピクセル単
位のラスタ走査を行うことによりブロックA300にお
いて始動する。この操作のためのテストはブロックA3
02において行われる。もし閾値よりも大きなピクセル
が見出されなければ、ブロックA304が走査が完了し
たかどうかを判定する。もしそうでなければ、プログラ
ムは再びブロックA300へループし、ここで画像領域
内の全てのピクセルがテストされるまで走査が継続され
る。全てのピクセルがテストされた後、走査パラメータ
がブロックA208においてリセット、細胞被検体列を
ブロックA310において更新することができる。
【0106】画像のあるピクセルが閾値より大きいと判
定される時、プログラムがブロックA306において被
検体にラベル表示する。ラベルの表示動作については、
次に更に詳細記述する。ディジタル化画像における個別
の細胞被検体は、閾値より上のピクセルを見出すためデ
ィジタル化された画像についてラスタ走査が行われる情
景分析手法により見出される。この手法は、隣接するピ
クセルの4回の近傍分析を行い、細胞被検体の全領域が
定義されるまで、閾値より大きな「近傍中の近傍」を帰
納法で探し続ける。この手法は、階調のある画像から見
出される局部的な境界の如き他の情景分析法において選
好されるが、これは細胞特に不規則であるかあるいは針
状の突起を有する如き細胞の真の領域を見分ける際に安
全であるためである。
【0107】隣接する最初に見出されたピクセルの周囲
の4つのピクセル(頂部、底部、右側および左側)が順
次調べられて、閾値より高い光学的濃度即ちグレー・レ
ベルを有する次のピクセルを識別する。例えば、もし第
1のピクセルの状に見出されたピクセルが閾値の上にな
ければ、これはラベル付けルーチンから排除される。時
計回りの次のピクセル(右側)が次に調べられ、閾値よ
り大きいかも知れない。もしそうであれば、このピクセ
ルが識別されてこれを細胞の領域の一部としてメモリー
に格納される。次に、見出されたピクセルのアドレスお
よび濃度がプッシュダウン・リストに格納され、このピ
クセルの4つの近傍ピクセルが同じ時計方向の順序で調
べられる。これは、特定のピクセルについて閾値より大
きな攻防ピクセルが見出されなくなるまで帰納法で継続
する。この時、プッシュダウン・リストにおける前のピ
クセルが再び調べられ、1つの領域即ち細胞被検体を構
成する全数のピクセルが識別されるまで、近傍の探索プ
ロセスを継続する。このため、領域の閾値より大きな各
ピクセルが識別され、1つの細胞について完全に閉鎖さ
れた領域が画成される。
【0108】一旦1つの細胞被検体にラベルが付される
と、1つの細胞被検体テーブル(図26のC)が図示の
如き被検体について設定される。このテーブルは、その
ピクセル全体のアドレス、被検体におけるピクセル数、
被検体の最小および最大点に対するXおよびY座標点、
被検体の周囲におけるピクセルのカウント数、被検体の
ピクセルの光学的濃度の和、被検体に対して行われる分
類、および被検体が帰属する領域のXおよびY座標を含
む。複数の細胞被検体テーブルは、領域アレイと呼ばれ
て図26のAに示される一時アレイを含み、これは問題
となるその時の領域の画像について生成された対話的デ
ータを格納するため使用される。
【0109】ブロックA312においては、プログラム
が自動フラッグが前に設定されたかどうかを判定する。
もしそうならば、プログラムが直ちにブロックA316
へ分岐し、またもしそうでなければ、ブロックA314
へは分岐しない。次に、ブロックA313においては、
ブロック即ち識別の境界がXおよびYの限度の周囲に置
かれる。このモードは、オペレータに対する領域におけ
るある特定の被検体を識別する。ブロックA314にお
いては、キー・ハンドラが入力されて、図19または図
20のキーの機能のどれが行われるべきかを判定するた
め、オペレータによるキーの投入を得る。このキー・ハ
ンドラは更に、較正と分析のどちらの操作が行われるか
を判定し、その時のモードと関連するキーのみが使用可
能に置かれ、他の全てはロック状態に置かれる。一旦あ
るキーが得られると、ブロックA326〜A342がど
の機能が選択されたかおよびルーチンの進行状態を判定
する。
【0110】ブロックA326に示される如きキー0〜
5は、較正用被検体あるいは試料用被検体の分類の受入
れを行う。もしこのようなキーが検出されるならば、肯
定分岐がブロック318においてプログラムを継続す
る。ブロックA318においては被検体にラベルが付さ
れ、ブロックA320においては被検体が(赤で)染色
されて受入れられたかあるいは分類された旨をオペレー
タに対して表示する。オペレータは、形態等の視覚的な
手掛かりに基いてこの細胞被検体を異なるカテゴリに分
類する。分析のための細胞は、正常な組0またはいくつ
かの異常な組1〜5の1つに分類することができる。被
検体のデータの組はブロックA316における関連する
被検体のデータ・テーブルのその場所に格納される。較
正用の被検体はタイプ0即ち正常なものとして分類され
る。次いでプログラムはブロックA300へ戻り、ここ
で画像走査レジスタが増分されて次の被検体に対する領
域を走査する。
【0111】あるいはまた、もし打鍵がブロックA32
8においてテストされた如く9であったならば、このこ
とは較正用細胞被検体が排除されたか、あるいはその時
の試料用の細胞被検体が排除されたことを意味する。こ
のため、ブロックA322においては、排除された細胞
被検体が受入れられたかあるいは分類された細胞被検体
とは異なる色(白)で染色され、プログラムはブロック
A300の走査ルーチンの入口へ戻って分析被検体を探
す。細胞被検体の染色は、オペレータに対して被検体が
この領域で分析され、被検体の分析色の染色がこの被検
体を受入れられたか分類された細胞被検体と識別するこ
とを警告する。
【0112】しかし、もし打鍵がブロックA336にお
いてテストされた如きCTRL/F1であるならば、オ
ペレータは識別ブロックを最後の前に測定した被検体へ
移動することを欲する。プログラムはこの時ブロックA
346において最後の被検体のポインタを探すことを領
域アレイに照会する。このポインタは、ブロックA31
4において別の打鍵を得る前に、制御をブロックA31
3へ移すことにより、前の細胞被検体の周囲にブロック
を形成するため用いられる。一連のCTLR/F1を用
いて、オペレータは選択的に識別ブロックを前に測定し
た細胞被検体から前に測定した細胞被検体へ逆方向に移
すことができる。もしこのブロックがある特定の細胞被
検体の周囲に置かれた後オペレータがこの細胞被検体を
再び分類することを欲するならば、オペレータはブロッ
クA326においてキー0〜5でこれを分類する選択を
有する。
【0113】識別ブロックは、キーCTRL/F2を選
択することにより次に未測定の細胞被検体へ移すことが
できる。このキーはブロックA338においてテストさ
れ、もし見出されたならば、直ちにプログラムの制御を
ブロックA300における画像走査入力へ戻す。この走
査の効果は、その時の細胞被検体を排除するかあるいは
受入れることなく、オペレータがその時の細胞被検体を
飛越して識別ブロックを次の細胞被検体へ移動すること
を許すことにある。一連のCTRL/F2の打鍵は、細
胞被検体を測定せずにブロックを細胞被検体を通って前
方に移動させることになる。
【0114】もしある特定の領域における細胞被検体の
全てが試料用の細胞として正常に見え、あるいは通常基
準細胞の場合におけるように受入れられるならば、オペ
レータはこれら細胞を全て自動的に分類することを欲し
よう。これを行うためには、オペレータはキーCTRL
/F3を押す。この打鍵はブロックA339により検出
され、制御をブロックA341へ転送し、ここで自動モ
ード・フラッグがセットされる。このプログラムは次に
ブロックA300において画像走査の入力へ戻る。しか
し、ブロックを次の被検体の周囲に置く通常のシーケン
スを経過して打鍵を待機する代りに、このプログラムは
ある領域の細胞の残部を自動的に分類するようループす
る。セットされるこの自動モードのフラッグがブロック
A313において検出され、プログラムが制御を自動的
にブロックA316へ移す。自動的に分類された細胞は
正常な即ちタイプ0として類別される。このため、走査
およびラベル付けのループは、領域全体の走査がブロッ
クA304において検出される如く完了されるまで、ブ
ロックA300、A302、A306、A313、A3
16、A318およびA320を介して実行されること
になる。
【0115】オペレータが選択できる分析の選択は、キ
ーCTRL/F4を打鍵することにより入力される細胞
裁断機能である。このキーはブロックA342において
検出され、ブロックA352において制御を細胞裁断機
能の操作へ移す。CTRLキーおよびF4キーが押され
る時、ユーザは細胞裁断モードに入る。このモードにお
いてはユーザは識別ブロック内に裁断線を作ることが許
される。オペレータは、測定された細胞または排除され
る細胞に帰属するピクセル上に裁断線を入れることはで
きない。測定された細胞は、タイプ0、1、2、3、4
または5として分類された細胞である。固定数字は選択
の裁断操作を行うため付勢されねばならない。十字のヘ
ア・ラインは裁断が行われる場所に配置される。以下の
テーブルは、実施可能な細胞裁断操作プラス所要の操作
を選択するため押されねばならない。キーをリストす
る。この機能は、2つの領域間の周囲に人工的に裁断を
行うことにより細胞と重合する分割を可能にする。この
ため、ラベル付けルーチンは1つの細胞被検体として1
つの領域にラベル付けするに過ぎない。
【0116】 1ステップは3ピクセルである。新たな裁断を始める
時、最初のピクセルは裁断されない。操作5において
は、もし中心のピクセルが測定または排除された細胞に
帰属するならば、十字ヘア・ラインは移動しない。
【0117】ブロックA352において細胞の裁断が行
われた後、走査レジスタが特定の被検体の裁断入力点へ
セットされる。プログラムはその時ブロックA300に
おける走査入力へ戻る。細胞被検体が同じ入力点を有す
るも異なる周囲を有するため、ラベル付けルーチン(ブ
ロックA306)は裁断された時に細胞被検体にラベル
付けを行う。
【0118】オペレータが有する別の選択は、1つの領
域内の被検体の選択が可能であることである。このモー
ドの選択は、ブロックA340において検出されるCT
RL/F5キーの打鍵により行われる。ブロックA34
0からの肯定の分岐は制御をブロックA348へ転送
し、ここで被検体選択モードに入る。
【0119】CTRLおよびF5キーが押されると、ユ
ーザは選択モードに入る。固定数字は選択操作を行うた
めに付勢されねばならない。十字ヘア・ラインはその時
の選択地点に現われる。以下のテーブルは、実施可能な
選択操作、プラス所要の操作を選択するため押されねば
ならないキーをリストしている。
【0120】 選択モードから出ると、ブロックは選択点の後の最初の
未測定細胞へ移動する。もし十字ヘア・ラインの後に細
胞が存在しなければ、ブロックは次の未分類の細胞へ行
く。
【0121】被検体が上記の手法により選択された後、
ブロックA348において走査レジスタが前記の特定の
被検体の入力点にセットされ、ブロックA300におい
てプログラムが走査入力点まで戻る。このため、被検体
の周囲の識別ブロックをそのXおよびY座標の限度値を
用いて形成し、オペレータに次の別のキーを押して前記
の選択された被検体について他の測定および分類を行う
選択を与える。
【0122】別の機能が、ブロックA330においてテ
ストされるCTRL/F6キーにより与えられる。この
特徴は、オペレータに対して、ブロックA324におい
て指定された次の細胞被検体を読取り、次いでブロック
A313においてブロックの周囲に選択された被検体を
引出すことにより、識別ブロックを前進させる能力を与
える。CTRL/F2キーはこれにより、オペレータが
前に測定された細胞のポインタを介してそれぞれ前後に
動かすことにより前の細胞分類を迅速に修正することを
許容する。
【0123】ブロックA332において入力キーが検出
されると、プログラムの制御はブロックA310へ送ら
れる。このブロックにおいて、細胞被検体列(図26の
B)がその時の領域アレイにより更新されて領域におけ
る特定の被検体について収集された全データを格納す
る。あるいはまた、エスケープ・キーの検出がプログラ
ムをこれが呼出されたソフトウェアの所定位置に即時戻
す。
【0124】図示されたシステム制御部22が細胞の分
類および光学的濃度の分析を行うようにプログラムされ
ていることは理解されよう。このような分類および分析
は、赤血球の分類のため米国特許第4,453,266
号に概要が示されたものと同様しており、本発明は特に
赤血球の分析において有効であり、上記の如くDNA成
分よりはヘモグロビン成分の光学的濃度が測定される。
赤血球の分析において一般的であるように、赤血球は画
像の強調のため染色される必要がなく、そのため前掲の
Bacusの米国特許に記載された特定の光の波長を用
いる際の赤血球に対する染色較正ステップは除くことが
できる。
【0125】本発明の更に別の用途は、クールタ(Co
ulter)カウンタの如き他の計器の較正のため、実
際にピコグラム単位のヘモグロビン成分の正確な測定を
行うことにある。このようなプロセスにおいては、基準
となる血球40は公知の予め定めたヘモグロビン値を有
し、未知のヘモグロビン値の試料用血球12が試料領域
61上に定置される。次いで、本装置を較正して試料血
球12のヘモグロビン成分についてのヒストグラムを提
示する。
【0126】また、種々の較正ステップを排除するかあ
るいは組合わせることができ、またDNA分析を行うた
め本発明の望ましい実施態様について記述した量および
シーケンスおよび方法においてなされるものより同時に
行うことができることが理解されよう。抗原の分析のた
めの本発明の用途は、試料および基準の細胞被検体に対
して単一分岐系の抗体を結合するステップを含むことも
できる。単一分岐系の抗体を後で酵素を用いて抱合させ
ることもできる。また、単一分岐系の抗体を蛍光物質を
用いて抱合させることもできる。その後、蛍光染料は蛍
光を生じる波長で付勢することができ、試料の被検体は
蛍光が発生する別の波長において観察することができ
る。抗原が特定のビールスに対して作られる時、基準と
なる試料の細胞被検体はこのビールスのゲノム用の核酸
プローブにより処理することもできる。
【0127】本発明の望ましい実施態様について本文に
例示したが、当業者には、文尾の請求の範囲に記載され
る本発明の主旨および範囲から逸脱することなく、種々
の変更および修正が可能であることが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により構成された画像分析システムの概
略図である。
【図2】本発明による画像分析法を実施するための図1
に示された画像分析システムの機能的なブロック図であ
る。
【図3】図2に示されたシステム制御部の主な操作を示
すシステム機能図である。
【図4】図2に示されたX軸とY軸の座標位置回路のた
めのインターフェース電子素子の電気的ブロック図であ
る。
【図5】図2に示されたインターフェース素子に対する
入力に対する時間的な波形を示すグラフである。
【図6】図6のA、BおよびCは、較正細胞被検体およ
び試料細胞被検体に対する個々の領域を有する図1に示
された画像分析システムにおいて特に使用されるための
スライドをそれぞれ示す斜視図、平面図および断面図で
ある。
【図7】異なる正常および異常な細胞集団に対するヒス
トグラムを示す図である。
【図8】異なる正常および異常な細胞集団に対するヒス
トグラムを示す図である。
【図9】異なる正常および異常な細胞集団に対するヒス
トグラムを示す図である。
【図10】異なる正常および異常な細胞集団に対するヒ
ストグラムを示す図である。
【図11】図1に示される命令モニターにおいて視認し
得る異なるスクリーン画像を示す概略図である。
【図12】図1に示される命令モニターに現われた主な
スクリーン画像を示す図である。
【図13】図1に示される命令モニターに現われた較正
画像スクリーンを示す図である。
【図14】図1に示された命令モニターに現われる分析
スクリーン画像を示す図である。
【図15】図1に示された命令モニターに現われるXお
よびY座標のスクリーン画像を示す図である。
【図16】図12に示された主スクリーンに対する選択
リストの図である。
【図17】図13に示された較正スクリーンに対する選
択リストの図である。
【図18】図14に示された分析スクリーンに対する選
択リストの図である。
【図19】図13に示された較正スクリーンに対する測
定操作を示す概略図である。
【図20】図14に示された分析スクリーンに対する分
析操作を示す概略図である。
【図21】図1に示された画像ディスプレイに示される
如き細胞被検体の領域のための分析操作の時間的シーケ
ンスを示す概略図である。
【図22】図2に示された画像分析システムにより複数
の選択可能な画像領域に分割された画像分析のために用
いられるスライドの概略図である。
【図23】図2に示された画像分析システムにおける光
源の較正のため用いられるヒストグラムを示す図であ
る。
【図24】図1に示された顕微鏡のプラットフォームの
XおよびY座標位置を読取るプログラムを示すフロー・
チャート。
【図25】その機能がそれぞれ図13および図14に示
された分析および測定スクリーンに対する分析および測
定操作を処理することであるプログラムを示すソフトウ
ェアのフロー・チャートである。
【図26】Aは領域アレイと呼ばれる細胞被検体テーブ
ルの一時アレイを示し、Bは細胞被検体列を示し、Cは
細胞被検体テーブルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 21/78 B 35/02 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動化された細胞分析システムのための
    顕微鏡用スライドにおいて、該スライドが試料の細胞被
    検体領域と基準領域とをその片側に有する支持部を含
    み、前記基準領域が分析装置の較正のため該装置により
    検出することができる予め定めた物理的特性を有する基
    準手段を含むことを特徴とする顕微鏡用スライド。
  2. 【請求項2】 前記支持部が更に、 該前記スライドの保全性を検証するため前記分析装置に
    より識別し得る予め固定された光学的パターンを有する
    基板領域を含むことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡
    用スライド。
  3. 【請求項3】 前記基準領域が更に、 前記分析装置により測定できかつ識別することができる
    予め定めた光学的濃度の光学的パターンを有する合焦領
    域を含むことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡用スラ
    イド。
  4. 【請求項4】 前記光学的識別パターンが、該パターン
    の1つ以上の識別可能な特徴間の物理的距離を測定する
    ことにより識別することができることを特徴とする請求
    項2記載の顕微鏡用スライド。
  5. 【請求項5】 前記基準領域が視覚的に検出し得るパタ
    ーンにより描写されることを特徴とする請求項1記載の
    顕微鏡用スライド。
  6. 【請求項6】 前記スライドが更に、 自動化された細胞の分析システムに対する位置決め基準
    として役立つ識別可能な特徴を含むことを特徴とする請
    求項1記載の顕微鏡用スライド。
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