JPH07167887A - 半導体加速度センサ装置 - Google Patents

半導体加速度センサ装置

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JPH07167887A
JPH07167887A JP34271693A JP34271693A JPH07167887A JP H07167887 A JPH07167887 A JP H07167887A JP 34271693 A JP34271693 A JP 34271693A JP 34271693 A JP34271693 A JP 34271693A JP H07167887 A JPH07167887 A JP H07167887A
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JP
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semiconductor acceleration
acceleration sensor
sensor device
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sensor
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JP34271693A
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Akihiro Iwasaki
明裕 岩崎
Akira Nagai
永井  晃
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体加速度センサ装置が、万が一取り落と
されても、該半導体加速度センサ装置内のGセンサが破
損しないようにすることにある。 【構成】 Gセンサ5と、該Gセンサ1が固定されてい
る基台3と、該基台3の輪郭部に固定されて該Gセンサ
5を覆うカバー部材2からなる半導体加速度センサ装置
1において、該基台3の輪郭部より外側に突出し、該半
導体加速度センサ装置1が取り落とされた時に、床等と
の衝突による衝撃を緩和する衝撃緩和部材2aとを具備
し、該半導体加速度センサ装置1が取り落とされ、床等
と衝突した際に、まず、前記衝撃緩和部材2aまたはカ
バー部材2の凸部が、衝突して変形または撓むことによ
り、衝突時の衝撃を吸収し、Gセンサ5に加わる加速度
を、その許容範囲内に減少させ、該Gセンサが破損する
ことを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体加速度センサ
装置に関し、特に、半導体加速度センサの保護構造を有
する半導体加速度センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の半導体加速度センサ装置
の一例の一部の部分断面図を示す。図において、カバー
部材32および基台3は、同じ大きさの輪郭部32a,
3aで重ね合せて固定されている。半導体加速度センサ
5(以下、Gセンサと略す)はセンサ保持部材であるス
テー4に予め固定され、該ステー4が前記基台3上に固
定される。以上のような構成の半導体加速度センサ装置
は、例えば自動車に搭載され、該自動車が加減速する際
に発生する加速度をGセンサ5によって検出し、その出
力を各種装置の制御に利用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、前記半導体加
速度センサ装置の車両への搭載時、またはその交換作業
時において、該半導体加速度センサ装置が取り落とされ
た際に、前記カバー部材や基台が直接床または地面等に
衝突した場合、Gセンサにその許容量以上の加速度が加
わり、破損する恐れがあるという問題があった。特に、
取り落とされた時、その落下方向が図4に示す矢印D方
向の場合には、前記基台の輪郭部から床に衝突し、基台
および基台に固定されたステーを介して、直に衝撃がG
センサに伝達されると、より大きな加速度が加わり、破
損する恐れが大きいという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、半導体加速度センサ装置が、万が一取り落
とされた場合でも、該半導体加速度センサ装置内のGセ
ンサが破損しないようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、本発明は、加速度を検出するセンサと、該セン
サが固定されている基台と、該基台の輪郭部に固定され
て該センサを覆うカバー部材とからなる半導体加速度セ
ンサ装置において、該基台の輪郭部より外側に突出し、
該半導体加速度センサ装置が取り落とされた時に、床等
との衝突による衝撃を緩和する衝撃緩和部材を具備した
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、半導体加速度センサ装置の車
両への搭載、または交換する際に、取り落とされて床等
に衝突した時には、まず、基台の輪郭部より外側に突出
するように構成された衝撃緩和部材、またはカバー部材
の凸部が永久的、または一時的に変形または撓むことに
より、衝突時の衝撃を吸収することができ、Gセンサが
破損することがなくなる。さらに、半導体加速度センサ
装置が取り落とされてもGセンサが破損することがない
ので、新しいカバー部材に取り替えるだけで、再び使用
することができる。また、前記衝撃緩和部材をカバー部
と一体化することにより、従来装置に比べて部品点数を
増やさずに、取り落とされた時に前記Gセンサに加わる
加速度をその許容範囲内に減少させることができる。
【0007】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の第1実施
例を詳細に説明する。図1は、第1実施例の部分破断斜
視図、図2は、前記図1の一部分の部分断面図である。
図において、カバー部材2は基台3にステー4を介して
固定されたGセンサ5を覆うように構成される。衝撃緩
和部材2aは該カバー部材2の輪郭部の延長部として形
成されており、基台3の輪郭部3aより外側に突出し、
半導体加速度センサ装置1が取り落とされた時、床等と
の衝突によって永久的または一時的に変形(屈曲)する
ことによりGセンサに加わる衝撃(加速度)を緩和す
る。前記カバー部材2は、前記衝撃緩衝部材2aの一部
分と基台3の輪郭部3aとをねじや取付金具等、あるい
は接着、溶着等によって固定することにより、基台3に
固定される。
【0008】第1実施例では、車両へ搭載する際等に、
半導体加速度センサ装置1が取り落とされた時、その落
下方向が矢印A方向の場合には、前記衝撃緩和部材2a
が床または地面に衝突し、破線部2a´に示すように折
れ曲ることにより、衝突時の衝撃を吸収する。また、前
記半導体加速度センサ装置1が逆さまに取り落とされた
時、その落下方向が矢印B方向の場合には、凸部2bが
床または地面に衝突し、破線部2b´に示すようにへこ
んで衝突時の衝撃を吸収する。上記のように、衝撃緩和
部材2aや凸部2bが変形して衝突時の衝撃を吸収する
ので、前記Gセンサ5に加わる落下時の加速度を該Gセ
ンサ5の許容範囲内に減少させることができる。
【0009】次に、本発明の第2実施例を詳細に説明す
る。図3は第2実施例の半導体加速度センサ装置1の一
部分の部分断面図である。図において、カバー部材22
は前記カバー部材2と同様にGセンサ5を覆っている。
衝撃緩和部材22aは該カバー部材22の輪郭部の延長
部として形成されており、その先端部が基台3の側に折
れ曲がった形状に構成され、前記半導体加速度センサ装
置1が取り落とされたときの衝撃を緩和する。
【0010】第2実施例では、前記第1実施例と同様
に、前記半導体加速度センサ装置1が取り落とされた場
合、まず前記衝撃緩和部材22aの端部が床または地面
に衝突し、その衝突時の力の方向により、一点鎖線22
bまたは二点鎖線22cに示すように折れ曲ることによ
り、衝突時の衝撃を吸収する。さらに、前記衝撃緩和部
材22aの折れ曲り部が、前記基台3の下面を越えてさ
らに下側まで延びているならば、該半導体加速度センサ
装置1が取り落とされた時、その落下方向が矢印C方向
の場合でも、該衝撃緩和部材22aが先に床等に衝突す
るため、該基台3が最初に床に衝突することがなくな
る。このため、前記Gセンサ5が破損することを防止す
ることができる。
【0011】本発明は、自動車搭載用の半導体加速度セ
ンサ装置1について説明したが、加速度を測定する必要
がある装置、例えば飛行機、船舶等の乗り物や機械等に
適用するようにしてもよい。前記実施例では、半導体加
速度センサ装置1の中にステー4に固定されたGセンサ
5のみを配置したが、本発明はこれに限らず、該Gセン
サ5を基台3に直接取付けたり、またGセンサの検出出
力を利用する電子回路が構成された基板等を、該半導体
加速度センサ装置1の中に配置したりしてもよい。ま
た、前記記実施例では、Gセンサが搭載された半導体加
速度センサ装置について説明したが、該Gセンサの代わ
りに、その他の衝撃により破損しやすい電気電子回路素
子等が搭載された装置に適用してもよい。
【0012】前記実施例では、衝撃緩和部材が折れ曲が
ることにより、衝突時の衝撃を緩和するようにしたが、
本発明はこれに限らず、該衝撃吸収部材が撓むことによ
り衝撃を緩和するようにしてもよい。また、衝撃緩和部
材に適当な間隔で切り込みを設けることにより、該衝撃
緩和部材を変形しやすくし、衝撃をより吸収しやすくよ
うにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下に示すような効果がある。 (1)半導体加速度センサ装置が取り落とされた際に、
衝撃緩和部材やカバー部材の凸部が変形したり、撓んだ
りすることにより、床等と衝突した時のGセンサに対す
る衝撃を吸収することができる。このため、Gセンサに
加わる落下衝突時の加速度を、その許容範囲内に減少さ
せ、該Gセンサが破損することを防止することができ
る。 (2)半導体加速度センサ装置が取り落とされた際に、
Gセンサが破損することはなくなるので、新しいカバー
部材に取り替えるだけで、再び使用することができる。 (3)従来装置に比べて部品点数を増加させずに、Gセ
ンサに加わる加速度をその許容範囲内に減少させること
ができるので、製作費用を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の部分破断斜視図であ
る。
【図2】 前記図1の一部分の部分断面図である。
【図3】 第2実施例の一部分の部分断面図である。
【図4】 従来の半導体加速度センサ装置の一例の一部
分の部分断面図を示す。
【符号の説明】
1…半導体加速度センサ装置、2,22,32…カバー
部材、2a,22a,…衝撃緩和部材、3…基台、4…
センサ保持部材、5…加速度センサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速度を検出するセンサと、該センサが
    固定されている基台と、該基台の輪郭部に固定されて該
    センサを覆うカバー部材とからなる半導体加速度センサ
    装置において、 前記基台の輪郭部より外側に突出し、前記半導体加速度
    センサ装置が取り落とされた時に、床等と衝突して変形
    することにより、衝撃を緩和する衝撃緩和部材を具備し
    たことを特徴とする半導体加速度センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材と前記衝撃緩和部材とが
    一体であることを特徴とする前記請求項1記載の半導体
    加速度センサ装置。
  3. 【請求項3】 前記センサの出力が入力される電子回路
    を前記基台上に配置したことを特徴とする前記請求項
    1,2記載の半導体加速度センサ装置。
  4. 【請求項4】 前記衝撃緩和部材の輪郭部の先端が基台
    側へ湾曲していることを特徴とする前記請求項1〜3記
    載の半導体加速度センサ装置。
  5. 【請求項5】 前記衝撃緩和部材の適所に切り込みを設
    けたことを特徴とする前記請求項1〜4記載の半導体加
    速度センサ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5773881A (en) * 1996-05-28 1998-06-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Acceleration sensor device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01301175A (ja) * 1988-05-30 1989-12-05 Mitsubishi Electric Corp 半導体加速度センサの衝撃緩和装置
JPH03170065A (ja) * 1989-11-28 1991-07-23 Mitsubishi Electric Corp 半導体加速度センサーのパッケージ

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