JPH07166912A - 油圧ポンプの吐出流量制御装置 - Google Patents

油圧ポンプの吐出流量制御装置

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JPH07166912A
JPH07166912A JP5313472A JP31347293A JPH07166912A JP H07166912 A JPH07166912 A JP H07166912A JP 5313472 A JP5313472 A JP 5313472A JP 31347293 A JP31347293 A JP 31347293A JP H07166912 A JPH07166912 A JP H07166912A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 目標回転数に応じた油圧ポンプの吐出流量を
得ることができる油圧ポンプの流量制御装置を提供する
こと。 【構成】 作業機械のオペレータは作業形態に応じてモ
ード設定部でモードを設定する。エンジン回転数制御部
21はこれに応じて目標回転数を出力し、エンジン1は
この回転数で回転し、油圧ポンプ7を駆動する。油圧ポ
ンプ傾転量制御部22は目標回転数を入力し、これに応
じた最大吐出流量を第1のテーブルに従って定め、か
つ、吐出圧力検出器18の検出値に応じた吐出流量を第
2のテーブルに従って定め、大きい方の値で斜板9の傾
転量を制御する。回転数設定部23で目標回転数を変更
すると、これに応じて第1のテーブルにより得られる最
大吐出流量が変化し、この変化した値と第2のテーブル
で得られた値のうち大きい方の値で斜板9の傾転量が制
御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原動機で駆動される油
圧ポンプの吐出流量を、当該原動機の目標回転数との関
連において制御する油圧ポンプの吐出流量制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】種々の作業機械、例えば油圧ショベル
は、原動機(エンジン)によって可変容量油圧ポンプ
(以下単に油圧ポンプという)を駆動し、この油圧ポン
プから吐出される圧油により走行モータ、旋回モータ、
ブームシリンダ、アームシリンダ等の油圧アクチュエー
タを駆動して所期の作業を実施する。
【0003】このような構成においては、通常、例えば
燃料レバー等によりエンジンの目標回転数を設定する
と、油圧ポンプの吐出流量(おしのけ容積可変機構の傾
転量)の最大値は機械的に所定の値に一義的に決定され
る。このため、例えば高速走行を考慮して油圧ポンプの
傾転量とエンジンの目標回転数とを大きく設定した場
合、大きな流量が走行モータに供給されることになり、
油圧ショベルは高速で走行させることができる。しか
し、上記のように設定すると、走行モータ以外の他の油
圧アクチュエータにとっては速度が早過ぎて操作がしに
くくなり、特に、微操作は極めて困難になる。これとは
逆に、微操作を考慮して油圧ポンプの傾転量とエンジン
の目標回転数とを小さく設定した場合、微操作には好適
であるが高速走行が必要となった場合これに対応するこ
とはできない。」このような不都合を解消するため、例
えば、特公平5−17387号公報に示される手段が提
案されている。この手段は次のような構成を備えてい
る。まず、作業形態を重掘削と軽掘削に、又、走行形態
を高速走行と低速走行にそれぞれ区分し、それら区分を
選択する各選択スイッチを設け、さらに、作業の実施の
有無および走行の有無を検出する各検出スイッチを設け
る。一方、エンジンの目標回転数と油圧ポンプの吐出流
量との関係に対して4種類の関係を定め、上記各選択ス
イッチの状態および上記各検出スイッチの状態の全ての
組合せ(16の組合せ)に対して、上記4種類の関係の
いずれかを設定しておく。このように構成することによ
り、各選択スイッチを操作するだけで適切な作業や走行
を行なうことができる。
【0004】図8は上記公報で提案された装置における
エンジンの目標回転数と油圧ポンプの吐出流量(おしの
け容積可変機構の傾転量)との関係を示す特性図であ
る。この図で、横軸には目標回転数、縦軸にはポンプ吐
出流量がとってある。N1 は大きな方の目標回転数、N
2 は小さな方の目標回転数を示し、直線C71は油圧ポン
プのおしのけ容積の最大量を予め大きく設定した第1の
設定位置にしたときの最大吐出流量特性を示す直線、直
線C72は油圧ポンプのおしのけ容積の最大量を前記第1
の設定位置より予め小さく設定した第2の設定位置にし
たときの最大吐出流量特性を示す直線である。目標回転
数N1 に対する直線C71上の点がA、同じく直線C72
の点がB、目標回転数N2 に対する直線C71上の点が
C、同じく直線C72上の点がDで示されている。これら
の点A、B、C、Dが上記4種類の関係を示す点であ
り、燃料レバーの操作によって、エンジンの目標回転数
を値N1とした場合には、上記各組合せに対して上記4
つの点のいずれかが設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報で
提案された装置では、例えば、油圧ショベルによる作業
中、図8に示す直線C71上の点Cの最大吐出流量で旋回
体を旋回している場合、もう少し速く旋回させたいた
め、燃料レバーを操作してエンジンの目標回転数を図8
に示すN3 (回転数N1 、N2 間の回転数)に上昇させ
ても、上述のようにエンジンの目標回転数と油圧ポンプ
の最大吐出流量とは一義的に決定されるので、当該目標
回転数の変更により、最大吐出流量特性が直線C72に変
化する場合があり、この場合には、最大吐出流量はE点
に低下し、作業部の動作はオペレータの意図に反したも
のとなる。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、原動機の目標回転数に応じた油圧ポンプの
吐出流量を得ることができる油圧ポンプの吐出流量制御
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、原動機と、この原動機により駆動される
油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出流量を制御するお
しのけ容積可変機構と、このおしのけ容積可変機構を駆
動制御するレギュレータとを備えた油圧ポンプの吐出流
量制御装置において、前記油圧ポンプの負荷の駆動態様
に応じて第1のモードおよび第2のモードを設定するモ
ード設定部と、前記原動機の目標回転数を設定する回転
数設定部と、前記おしのけ容積可変機構の傾転量を制御
する傾転量制御部とを設け、この傾転量制御部を、前記
原動機の目標回転数に対する前記油圧ポンプの最大吐出
流量を定めるテーブル、および前記レギュレータを駆動
制御する駆動制御部で構成し、前記テーブルには、前記
モード設定部で第1のモードが設定されたときの第1の
目標回転数とこれに対応する前記油圧ポンプの第1の最
大吐出流量、および前記モード設定部で第2のモードが
設定されたときの前記第1の目標回転数より低い第2の
目標回転数とこれに対応し前記第1の最大吐出流量より
多い第2の最大吐出流量、ならびに前記第1の目標回転
数と前記第2の目標回転数の中間の前記回転数設定部で
設定された目標回転数に対する最大吐出流量が設定され
ていることを特徴とする。
【0008】
【作用】原動機はモード設定部に設定されたモードに応
じた目標回転数で回転する。この目標回転数は傾転量制
御部に入力され、そのテーブルに設定された特性に従い
入力された目標回転数に応じた最大吐出流量が出力され
る。この最大吐出流量に基づいてレギュレータが駆動さ
れ、おしのけ容積可変機構の傾転量が制御される。この
ような動作中、最大吐出流量を増減させたい場合、オペ
レータは回転数設定部を操作して目標回転数をモード設
定部で選択される第1のモードと第2のモードに応じた
2つの目標回転数の中間の目標回転数に変更する。変更
された目標回転数は上記と同様傾転量制御部のテーブル
に入力され、当該変更された目標回転数に応じた最大吐
出流量を得、これに基づいてレギュレータが駆動され、
おしのけ容積可変機構の傾転量が制御される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る油圧ポンプの吐出流
量制御装置を示す図である。この図で、1は原動機(エ
ンジン)、2はエンジン1のガバナ、3はガバナを操作
するガバナレバー、4はガバナレバーを駆動するモー
タ、5はガバナレバー3の操作位置を検出するガバナ位
置検出器(例えばポテンショメータ)である。7はエン
ジン1で駆動される油圧ポンプ、8は同じくエンジン1
で駆動されるパイロットポンプである。9は油圧ポンプ
7のおしのけ容積可変機構(以下、これを斜板で代表さ
せる)、10は斜板9の傾転量を変化させる油圧シリン
ダ、11、12は油圧シリンダ10の駆動を制御する電
磁弁である。油圧シリンダ10および電磁弁11、12
で斜板9のレギュレータが構成される。
【0010】13は油圧ポンプ7からの圧油により図示
されていない油圧アクチュエータを駆動制御するコント
ロールバルブ、14は油圧ポンプ7の油圧回路の最高圧
力を規定するメインリリーフ弁、15はパイロットポン
プ8のパイロット回路の最高圧力を規定するパイロット
リリーフ弁、16はタンクである。17は斜板9の傾転
量を検出する傾転量検出器、18は油圧ポンプ7の吐出
圧力を検出する圧力検出器である。
【0011】20はモード設定部であり、第1のモード
および第2のモードが切換え操作により選択設定され
る。上記第1のモードは作業機械における重作業時のモ
ードであり、又、上記第2のモードは軽作業時のモード
である。21はエンジン回転数制御部であり、モード設
定部20で設定されたモードに応じて目標回転数Nrを
出力しモータ4を駆動してガバナ2を制御するととも
に、ガバナ位置検出器5の信号を入力してエンジン1の
回転数が目標回転数Nrに一致するようにフィードバッ
ク制御を行なう。22は油圧ポンプ傾転量制御部であ
り、その構成は図2により後述する。23は回転数設定
部であり、モード設定部20で設定される第1のモード
および第2のモードに対応する2つの目標回転数の中間
の目標回転数を設定する。この回転数設定部23は目標
回転数を増加させるUPボタン23Uと目標回転数を減
少させるDOWNボタン23Dで構成されている。
【0012】図2は図1に示す油圧ポンプ傾転量制御部
22のブロック図である。この図で、図1に示す部分と
同一部分には同一符号が付してある。220は第1のテ
ーブルにより定められた特性を有する関数発生器であ
り、エンジン回転数制御部21から入力された目標回転
数Nrに対する上記特性により定まる最大吐出流量Qr
を出力する。当該第1のテーブルは、エンジン1の目標
回転数Nrと油圧ポンプ7の最大吐出流量Qrとの特定
の関係を定めたものであり、この特定の関係は、図示の
ように、横軸に目標回転数Nrを、又縦軸に最大吐出流
量Qrをとると、目標回転数N2 までは最大吐出流量Q
2 は同一、目標回転数N1 では最大吐出流量Qr1
目標回転数N2 、N1 間では最大吐出流量は目標回転数
にほぼ反比例して変化する関係である。図では、目標回
転数N3 のときの最大吐出流量がQr3 で示されてい
る。
【0013】221は第2のテーブルにより定められた
特性を有する関数発生器であり、圧力検出器18で検出
された油圧ポンプ7の吐出圧力Psを入力し、この吐出
圧力Psに対する上記特性により定まる吐出流量Qを出
力する。当該第2のテーブルは、油圧ポンプ7の吐出圧
力Psと油圧ポンプ7の吐出流量Qとの特定の関係を定
めたものであり、この特定の関係は、横軸に目標回転数
Nrを、又縦軸に吐出流量Qをとると、図示のような特
性の関係となる。
【0014】222は関数発生器220、221から出
力される値Qr、Qのうちの大きい方の値を選択して出
力する最大値選択部である。223は最大値選択部22
2の出力と傾転量検出器17の検出値とを図示の極性で
加算する加算器、224は加算器223の出力信号Zが
正のとき電磁弁11を励磁する信号を出力する関数発生
器、225は加算器223の出力信号Zが負のとき電磁
弁12を励磁する信号を出力する関数発生器である。
【0015】次に、本実施例の動作を図3に示す特性図
を参照しながら説明する。図3は理解を容易にするた
め、図7に示される特性に従う特性図であり、横軸に目
標回転数、縦軸に油圧ポンプ7の吐出流量がとってあ
る。作業機械の軽作業時、オペレータはモード設定部2
0を操作して第2のモードを選定する。この第2のモー
ドの選定は、図3に示す目標回転数N2 および大きい方
の最大吐出流量(直線C71)上の点Cを選定したことを
意味する。第2のモードの信号を入力したエンジン回転
数制御部21は、第2のモードに対応する目標回転数N
2 をモータ4へ出力し、モータ4によりガバナレバー3
を介してガバナ2を調整し、同時にガバナ位置検出器5
からの検出信号に基づいてフィードバック制御を行なう
ことにより、エンジン1の回転数が目標回転数N2 にな
るように制御する。
【0016】一方、エンジン回転数制御部21からの目
標回転数N2 は油圧ポンプ傾転量制御部22の関数発生
器220に入力され、前述のように最大吐出流量Qr2
を得る。又、エンジン1の回転により、油圧ポンプ7も
回転して圧油が吐出され、この圧油の圧力は圧力検出器
18で検出され、油圧ポンプ傾転量制御部22の関数発
生器221に入力され、これに応じた吐出流量Qを得
る。最大値選択部222は関数発生器220の最大吐出
流量Qrと、関数発生器221の吐出流量Qを比較して
大きい方を出力する。出力された値は、そのときの傾転
量検出器17の検出値と加算され、その加算信号Zは、
その正負に応じて関数発生器224、225のいずれか
から信号を出力し、電磁弁11、12のいずれか一方を
励磁して斜板9を最大値選択部222の出力に応じた傾
転量になるようにフィードバック制御する。
【0017】この状態で、駆動中の油圧アクチュエータ
の速度を上昇させたい場合、オペレータは回転数設定部
23のUPボタン23Uを押して目標回転数を現在の目
標回転数N2 より大きい任意の目標回転数N3 に上昇さ
せる。これにより、関数発生器220に入力される目標
回転数もN3 となり、第1のテーブルに従って目標回転
数N3 に対応する最大吐出流量Qr3 を得る。この最大
吐出流量Qr3 が図3に一点鎖線で示す直線C73に相当
し、結局、目標回転数N3 に対応する前記直線C73上の
点Fが選定されたことになり、点Cにおける吐出流量よ
り大きな吐出流量を得ることができる。
【0018】なお、以上のことから、関数発生器220
において、目標回転数N2 、N1 間では、目標回転数N
2 から目標回転数N1 に向かって、図3で順次傾斜が小
さくなる直線(最大吐出流量)が選定されることにな
る。なお又、モード設定部20で第1のモードを選択し
た場合の動作も上記の動作に準じるので、その説明は省
略する。
【0019】図4は図2に示す関数発生器220の他の
テーブルの特性を示す図である。この図で、横軸には目
標回転数Nrが、縦軸に最大吐出流量Qrがとってあ
る。このテーブルの特性と図2に示すテーブルの特性と
が異なる点は、後者が目標回転数N2 以下では同一最大
吐出流量である特性を有するのに対して、前者は目標回
転数N4 以下において図示のように変化する特性を有す
る点にある。このような特性とすることにより、低い目
標回転数においても良好な操作性で作業機械を駆動する
ことができる。
【0020】上記実施例の説明では、レギュレータを油
圧シリンダ10および電磁弁11、12で構成した例に
ついて説明した。しかし、本発明は当該実施例の構成以
外の構成のレギュレータにも適用できる。このようなレ
ギュレータの一例を図5に示す。図5は当該レギュレー
タを用いた油圧回路図である。この図で、図1に示す部
分と同一部分には同一符号が付してある。101は油圧
シリンダ10を駆動する駆動制御部である。30はサー
ボ制御機構であり、油圧ポンプ7の吐出圧により駆動す
る制御弁301、および斜板9と制御弁301に連結さ
れたリンク機構302で構成されている。31は電磁式
比例減圧弁であり、駆動制御部101の駆動を制御す
る。2200は油圧ポンプ傾転量制御部である。この油
圧ポンプ傾転量制御部2200は上記実施例に示される
油圧ポンプ傾転量制御部22とは異なり、図2に示すも
のと同じ関数発生器(テーブル)220およびその出力
に応じた電流を出力するドライバにより構成されてい
る。
【0021】エンジン回転数制御部21から目標回転数
Nrが出力されると、これに応じて関数発生器220か
ら最大吐出流量Qrが出力され、これに応じた電流値が
油圧ポンプ傾転量制御部2200から電磁式比例減圧弁
31に出力される。電磁式比例減圧弁31はこれに応じ
て駆動され、駆動制御部101により油圧シリンダ10
を駆動して斜板9の傾転量を当該最大吐出流量に制御す
る。
【0022】図6および図7は図1に示すモード設定部
の他の具体例を示す図である。図6で、25はスロット
ルレバー、26はレバー角センサを示し、レバー角セン
サ26の検出値がエンジン回転数制御部21に入力され
ることになる。符号I、L、E、Pはそれぞれ操作位置
の表示であり、Iはアイドリング位置(図4に示す目標
回転数N5 に相当する)、Lは低速回転位置(目標回転
数N4 )、Eは軽作業位置(目標回転数N2)、Pは重
作業位置(目標回転数N1 )を示す。位置I〜Pは連続
的に変化させることができ、これにより図1に示す実施
例と同様、所望の吐出流量を得ることができる。さら
に、図7で、27はダイアル、27aはダイアル27に
固定された指標、28はダイアル角センサである。表示
I〜Pは上記と同一の表示であり、動作も図6に示す具
体例のものと同一である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、モード
設定部で選択される第1のモードに対応する目標回転数
と第2のモードに対応する目標回転数との間の目標回転
数を回転数設定部で設定してその間における最大吐出流
量を選定することができるようにしたので、目標回転数
を変更して所望の吐出流量を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る油圧ポンプの吐出流量制
御装置を示す図である。
【図2】図1に示す油圧ポンプ傾転量制御部のブロック
図である。
【図3】図1に示す装置で得られるポンプ吐出流量の特
性図である。
【図4】図2に示す関数発生器の他のテーブルの特性を
示す図である。
【図5】レギュレータの油圧回路図である。
【図6】図1に示す回転数設定部の他の具体例を示す図
である。
【図7】図1に示す回転数設定部の他の具体例を示す図
である。
【図8】従来装置のポンプ吐出流量の特性図である。
【符号の説明】
1 エンジン 7 油圧ポンプ 9 斜板 10 油圧シリンダ 11、12 電磁弁 17 傾転量検出器 18 吐出圧力検出器 20 モード設定部 21 エンジン回転数制御部 22 油圧ポンプ傾転量制御部 23 回転数設定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機と、この原動機により駆動される
    油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出流量を制御するお
    しのけ容積可変機構と、このおしのけ容積可変機構を駆
    動制御するレギュレータとを備えた油圧ポンプの吐出流
    量制御装置において、前記油圧ポンプの負荷の駆動態様
    に応じて第1のモードおよび第2のモードを設定するモ
    ード設定部と、前記原動機の目標回転数を設定する回転
    数設定部と、前記おしのけ容積可変機構の傾転量を制御
    する傾転量制御部とを設け、この傾転量制御部を、前記
    原動機の目標回転数に対する前記油圧ポンプの最大吐出
    流量を定めるテーブル、および前記レギュレータを駆動
    制御する駆動制御部で構成し、前記テーブルには、前記
    モード設定部で第1のモードが設定されたときの第1の
    目標回転数とこれに対応する前記油圧ポンプの第1の最
    大吐出流量、および前記モード設定部で第2のモードが
    設定されたときの前記第1の目標回転数より低い第2の
    目標回転数とこれに対応し前記第1の最大吐出流量より
    多い第2の最大吐出流量、ならびに前記第1の目標回転
    数と前記第2の目標回転数の中間の前記回転数設定部で
    設定された目標回転数に対する最大吐出流量が設定され
    ていることを特徴とする油圧ポンプの吐出流量制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の油圧ポンプの吐出流量制
    御装置において、前記テーブルには、前記第2の目標回
    転数より低い前記回転数設定部で設定された目標回転数
    に対する最大吐出流量が設定されていることを特徴とす
    る油圧ポンプの吐出流量制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記回
    転数設定部は、回転数を増加させるアップボタンおよび
    回転数を減少させるダウンボタンで構成されていること
    を特徴とする油圧ポンプの吐出流量制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2において、前記回
    転数設定部は、スロットルレバーであることを特徴とす
    る油圧ポンプの吐出流量制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2において、前記回
    転数設定部は、回転数を指示するダイヤルであることを
    特徴とする油圧ポンプの吐出流量制御装置。
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