JPH07166489A - ヘッドボックスの調節方法と装置 - Google Patents

ヘッドボックスの調節方法と装置

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JPH07166489A
JPH07166489A JP6173411A JP17341194A JPH07166489A JP H07166489 A JPH07166489 A JP H07166489A JP 6173411 A JP6173411 A JP 6173411A JP 17341194 A JP17341194 A JP 17341194A JP H07166489 A JPH07166489 A JP H07166489A
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headbox
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フオビラ イエルキ
Ari Linsuri
リンスリ アリ
Petri Nyberg
ニュベルグ ペトリ
Michael Odell
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    • D21F1/02Head boxes of Fourdrinier machines
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    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/08Regulating consistency

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 紙/板紙ウエブの幅全体にわたって紙の重量
プロファイルと紙/板紙ウエブの繊維配列プロファイル
の欠陥を改良する。 【構成】 ヘッドボックスの調節装置において、ヘッド
ボックスの幅に沿って様々な位置にパルプ懸濁液M流Q4
が導入されるが、この流れの濃度は2つの成分流Q1、Q2
を混合することによって調節することができる。パルプ
懸濁液Mへ流入される流れQ4の濃度調整の際、2つの成
分流は、追加流の流れQ1をパルプ懸濁液Q3に導入して混
合される。この混合流の混合比は追加流Q1を調節するこ
とによって調整される。この追加流Q1はヘッドボックス
の入口ヘッダ10から取り出されたパルプM流へ流入され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙/板紙抄紙機のヘッ
ドボックスの調節方法と装置に関するものであり、本発
明による方法と装置によれば、紙/板紙ウエブの幅全体
にわたって信頼できるように紙の重量プロファイルに対
して、さらに紙/板紙ウエブの幅全体にわたって紙/板
紙ウエブの繊維配列プロファイルに対しても有利に作用
することが可能である。
【0002】
【従来の技術】従来技術に知られているように、ヘッド
ボックスから流出するパルプ懸濁液の排出流は紙/板紙
抄紙機の横の方向に一定の速度のものでなければならな
い。横方向の流れ、これは繊維配列の歪を生じさせる
が、例えば強度と伸縮の異方性などの、生産される紙の
品質要因に影響を与える。横方向の異方性の強度と変化
もまた紙の印刷特性に影響を及ぼす。特に重要なこと
は、紙における繊維メッシュの方向分布、すなわち配列
の主軸が紙の主軸の方向と一致すること、およびその配
列がこれらの軸に対して対称をなしていることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヘッドボックスにおけ
るパルプ流ダクトのエッジでは、少量のパルプが流れ
る。このエッジ効果がプロファイルに非常に強い線形歪
を生じる。ヘッドボックスの乱流発生器におけるプロフ
ァイル欠陥は、通常、流れダクトの横領域内のプロファ
イルに非線形歪を生じる。
【0004】紙の乾燥収縮による重量プロファイルの不
均一性をスライスのクラウン形成によってそのスライス
をパルプ噴射の中央で厚くして修正する試みがなされて
いる。紙ウエブは乾燥すると、ウエブの中央領域におい
ては横領域におけるよりも収縮度が低く、その収縮率は
原則として、中央で約4%、横領域で約5〜6%であ
る。前記収縮プロファイルはウエブの横方向の重量プロ
ファイルにおいても同様な変化を生じさせるので、収縮
のために、横方向の重量プロファイルがプレス後に均等
であったウエブの乾燥重量プロファイルは乾燥中に変化
し、そのため、ウエブの両方の横領域において重量はそ
の中央領域におけるよりも若干大きくなる。従来技術か
ら知られているように、前記重量プロファイルをプロフ
ァイル・バーによって調節し、ヘッドボックスのプロフ
ァイル・バーは中央領域においては横領域におけるより
も開くようにする。前記配置により、パルプ懸濁液はウ
エブの中央領域へ強制移動される。前記状況はさらに繊
維配列の整列に影響を及ぼす。繊維メッシュの方向分布
の、すなわち配列の主軸が紙の主軸の方向と一致してい
る必要があり、その配列はこれらの軸に対して対称にな
っている必要がある。前記プロファイル・バーの調節に
おいて、配列の変化は、パルプ懸濁液流が横の方向に成
分を受けるために生じる。
【0005】ヘッドボックスのリップの調節もまた、例
えばその調節の目的が重量プロファイル、すなわち供給
されるパルプ懸濁液層の厚さのプロファイルにしか影響
を及ぼさないはずであっても、パルプ噴射の横方向の流
れに変化を生じる。したがって、横方向の流れは繊維配
列の分布と直接関係がある。
【0006】従来技術では、繊維配列の調節を試みる装
置方式が別に知られており、ウエブの重量プロファイル
の調整を試みる装置方式が別に知られている。しかし、
重量プロファイルを従来技術の方法で、プロファイル・
バーによって調節すると、ウエブの繊維配列もまたどう
しても同時に影響を受ける。
【0007】従来技術から、抄紙機のヘッドボックスに
おいて紙ウエブの繊維配列の歪を調整する方法が知られ
ている。この方法では、複数の中間流がヘッドボックス
の乱流発生器のレベルに配置されている横の流路へ流入
され、前記流れの大きさと相互の均衡を調整することに
よってパルプ懸濁液の横方向の流れに影響を与え、それ
によって繊維配列の歪を調整している。この横方向の流
路へ流入された流れよって横方向の流速が生じ、それが
繊維配列の歪を補正する。
【0008】他方、本出願人の初期のフィンランド特許
出願第884408号からは、抄紙機のヘッドボックスにおい
て紙ウエブの繊維配列の分布を機械の横方向に調整する
方法が知られており、その方法では、吐出噴射の横方向
の速度成分は、乱流発生器の乱流チューブを整列させる
ことによって調整されている。
【0009】上述の紙ウエブにおける繊維配列調整用の
従来技術の方法によると、原則としては、線形歪のプロ
ファイルだけしか調整することができない。この従来技
術は、繊維配列の調整には適しているが、使用する場
合、一般的には、均一に分布した配列と比較すると、大
きな非線形残留欠陥さえも残ってしまう。この従来技術
の方法は、配列の歪を基本的に調整するのによく適して
いる。しかし、この従来技術の方法によれば、ウエブの
中央領域の配列にが発生することがある、例えば乱流発
生器のパイプ系統内の欠陥から発生する個々の欠陥を調
整することはできない。
【0010】プロファイル・バーの調整に関しては多く
の方法が知られているが、これらの場合、重量プロファ
イルが測定され、抄紙機のヘッドボックス内のプロファ
イル・バーの位置が変更され、そのプロファイル・バー
によってワイヤ上に吐出されるパルプ懸濁液の厚さが左
右され、これによって紙ウエブの重量が左右される。上
述のように、しかし、前記調整は配列において欠点を生
じるが、それはこの調整によって流れがいたるところで
絞られ、それによって横方向の速度成分がその流れの中
に生成されるからである。
【0011】本出願人のフィンランド特許第50,260号か
らは、1つの方式が知られているが、それでは、ヘッド
ボックスがその幅全体にわたって隔壁により複数の区画
に分割され、その個々の区画内にはパルプ流へ希釈水を
供給する成分流の通路用の少なくとも1つのダクトがあ
る。
【0012】本願発明において、詳細な方法と装置の方
式を説明しているが、それによればパルプ懸濁液の濃度
は、希釈流がその中へ導入される幅の位置に留まり、交
差する方向で他の区画へ移動されることがないように、
ウエブの幅の様々な位置で確実に調整することができ
る。
【0013】重量の濃度調整の目的は、横方向の重量プ
ロファイルと繊維配列プロファイルの間の相互依存関係
を解消することにある。重量の横方向のプロファイルを
濃度のプロファイルリングによって調整する場合、例え
ば、ゼロ・ウォータを用いる場合、希釈水の最大量はそ
の濃度領域の全流量の50% になる。この水量が横の流れ
を発生せず、さらに濃度調整の目的を失わないようにす
るために、希釈流の量を、乱流発生器から来る水量が機
械の横方向に一定になるように補正する必要がある。混
合/濃度調整流量は一定になる必要がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による方法と設備
の解決方法は、ヘッドボックスが、パルプ入口ヘッダ
と、パルプ流の方向から見て該パルプ入口ヘッダの後
に、中間室の中へ開口している複数のパイプを有するデ
ィストリビュータ・マニホールドと、該中間室に関連し
て配置されている減衰室と、該中間室の後に、それぞれ
の出口端では排出ダクトの中へ、またそれぞれの入口端
では該中間室の中へ開口している複数のチューブを有す
る乱流発生器とを有し、該ヘッドボックスの幅に沿って
様々な位置へパルプ懸濁液流が導入され、前記流れの濃
度は2つの成分流を混合させることによって調節するこ
とが可能なヘッドボックスの調節方法において、該パル
プ懸濁液へ送り込まれる流れの濃度調節にあたって、2
つの成分流は、追加流を該パルプ懸濁液流に導入して混
合され、該混合流の混合比は前記追加流を調節すること
により調節され、該追加流は該ヘッドボックスの入口ヘ
ッダから取り出されたパルプ流へ流入されることを特徴
とする。
【0015】本発明によればまた、ヘッドボックスが、
パルプ流の流れの方向において、パルプ入口ヘッダと、
中間室内に開口している複数のディストリビュータパイ
プを有するディストリビュータ・マニホールドとを含
み、前記中間室は、それに関連して配置されている減衰
室を有し、該減衰室によって前記中間室内にあるパルプ
の圧力を調節し、前記中間室には乱流発生器が続き、該
乱流発生器の複数の乱流チューブは排出ダクトの中へ開
口し、流れが該ヘッドボックスのパルプ懸濁液に導入さ
れ、紙の重量は前記流れの濃度を調節することによって
ウエブの幅全体にわたり所望のレベルに調節することが
できるヘッドボックスの調節装置において、該パルプ懸
濁液へ流入される流れは少なくとも2つの成分流からな
り、該装置は該ヘッドボックス内の幅の様々な位置に複
数の追加流ダクトを有し、それらのダクトを介して、追
加流が該パルプ懸濁液へ導入され、該追加流ダクトは該
パルプ入口ヘッダから流出される該パルプ流の複数のパ
イプのどれかの系統に連通していることを特徴とするヘ
ッドボックスの調節装置が提供される。
【0016】
【作用】本発明によれば、ヘッドボックスの調節装置に
おいては、ヘッドボックスはパルプ入口ヘッダと、その
パルプ入口ヘッダの後に、そのパルプ流の方向から見
て、複数のパイプが中央室内へ開口しているディストリ
ビュータ・マニホールドとを有している。ヘッドボック
スは、中央室に関連して配置された減衰室と、その中央
室の後に、複数のチューブをその出口端では排出ダクト
内へ、またその入口端では中央室内へ開口している乱流
発生器とを有している。本方法において、ヘッドボック
スの幅に沿って様々な位置にパルプ懸濁液が導入される
が、前記流れの濃度は2つ成分流を混合することによっ
て調節することができる。その方法では、パルプ懸濁液
へ流入される流れの濃度調整においては、2つ成分流
は、追加流をパルプ懸濁液流に導入して混合される。こ
の混合流の混合比は前記追加流を調整することによって
調整される。この追加流はヘッドボックスの入口ヘッダ
から取り出されたパルプ流へ流入される。
【0017】
【実施例】次に添付図面に示す本発明のいくつかの実施
例を参照して、本発明を説明するが、本発明はこれらの
実施例のみに限定されることはない。
【0018】図1は、本発明による紙/板紙抄紙機のヘ
ッドボックスを示し、そのヘッドボックスはパルプ懸濁
液Mの流れ方向Sに向かって、入口ヘッダ10と、ディス
トリビュータ・パイプ11a1.1、11a1.2 ...、11a2.1、11
a2.2 ...が一方を他方の上にかつ並んで配置されたディ
ストリビュータ・マニホールド11と、中央室12と、並ん
でかつ一方を他方の上に配置された多数の乱流チューブ
13a1.1、13a2.1...、13a1.2、13a2.2... を有する乱流発
生器13と、乱流発生器13の乱流チューブ13a1.1、13
a2.1...、13a1.2、13a2.2... が内部へ開口している排出
ダクト14sとから成る。排出ダクト14は、固定下部リッ
プ壁15と、関節継手Nを中心に旋回する上部リップ壁16
によって画成されている。以下に、本発明を説明し、ま
た抄紙機について言及するときは、板紙抄紙機とそのヘ
ッドボックスも関係することは明白である。さらに、本
発明によるヘッドボックスは、中央室内へ開口している
減衰室17を有している。この減衰室17は機械の全幅にわ
たって伸びており、その中央室12はダクト18を介して減
衰室17の内部空間Dに連通している。空間D内の圧力が
調整されると、中央室12内にあるパルプMの圧力度合が
調整されて、減衰室17により決められた一定のレベルに
維持される。図1に示すように、オーバーフローQ2
ダクト18を介して減衰室17内へ供給される。オーバーフ
ロー敷居Tを越えてオーバーフローQ2 はトラフGへ、
さらにトラフGから終端ダクトEへ入る。圧力は空間D
へ、フランジ継手Fを介して送り込まれる。均圧室17は
内部圧力空間Dを有し、それに向けて流れQが中央室12
からのパルプM用に供給される。この圧力は均圧室17の
空間D内へ導入され、空間Dからの圧力の排出は別のバ
ルブにより調節される。したがって、空間Dにある圧力
によって、均圧室の中の空間D内へ送り込まれたパルプ
Mの圧力レベル(流れQ2 )は調節され、そのようにし
て中央室12内のパルプMにさらに作用する圧力も調整さ
れる。減衰室17の下に配置されているトラフGの両端に
は排水ダクトEと、均圧室17へ入りさらにトラフGを通
り抜けてパルプ循環へ戻る流れQ2 とがある。前記流れ
2 によって、パルプMの余剰量は中央室から除去され
るが、中央室はその混合流Q1 +Q3 を一定の数値に留
めておくために、希釈流Q1 がその混合点まで入った時
は、入れ換えなければならない。
【0019】図4は、図1の線II−IIに沿って取った断
面図である。図に示すように、均圧室17は機械の全幅に
わたって延びており、そのため均圧室の幅のすべての位
置から、ダクト連結部18は機械の幅全体に延びている中
央室12内へ入っている。乱流発生器13は中央室12の後に
はっきりと配置されている。
【0020】本発明の解決方法において、希釈流Q1.1
Q1.2...Q1.n は上述の種類のヘッドボックス内を通り乱
流発生器13へ流入する。本発明の方式では、各希釈流Q
1.1、Q1.2...Q1.n は乱流発生器13の幅の様々な位置内
へ、望ましくは中央のレベルにある乱流チューブ13
a3.1、13a3.2...13a3.n に流入するが、この場合追加
流、すなわち希釈流Q1.1、Q1.2...Q1.n を前記幅の位置
に配置されているチューブ13a3.1、13a3.2...13a3.n
よって形成されている隔室へ流入させることによって、
紙の重量は、前記追加流が幅の各特定の位置で、中央室
から出て乱流発生器13の乱流チューブ13a3.1、13
a3.2...13a3.n 内へ既に流入しているパルプM、すなわ
ちそのパルプ流Q3.1、Q3.2...Q3.n と混合されるので、
幅の各特定の位置で調節される。
【0021】図1に示す乱流発生器13は、並んで幅の方
向と縦の方向に配置されている多数の乱流チューブを有
する。中央のレベルの乱流チューブ13a3.1、13a3.2...1
3a3.n は追加流ダクト20a1、20a2...20an 、望ましくは
ゼロ・ウォータダクト、望ましくはパイプに連通されて
いる。各流れダクト20a1、20a2... はバルブ21a1、21
a2...21an を有し、これにより追加流Q1.1、Q1.2...Q
1.n のスロットルが調整され、したがって流速が調整さ
れ、希釈水入口ヘッダ19から乱流発生器13内のチューブ
13a3.1、13a3.2...13a3.n で構成されているそれぞれの
特定の隔室へ送られる流量が調整される。この追加流Q
1.1、Q1.2...Q1.n が乱流チューブ13a3.1、13a3.2...13
a3.n へ流入すると、それは乱流チューブの混合室130
において、中央室から送られたパルプ流Q3.1、Q3.2...Q
3.n と混合される。本発明による方式において、導入さ
れる追加流Q1 の量は中央室12から流出するパルプMの
流量Q3から差し引かれる。したがって、合計流量Q4
=Q1 +Q3 は混合比がバルブ21a1、21a2...21an によ
る追加流の調整により調節されている間は一定に保たれ
る。Q3 の余剰流は、流れQ2 として、減衰室Dへ送ら
れ、さらに前記室から出て、パルプの循環へ戻る。
【0022】図2は、図1のX断面の別の図である。乱
流発生器13の中央層内の乱流チューブ内へは、通常の濃
度のパルプ流Q3 がヘッドボックスの中央室12から流入
する。乱流発生器13の乱流チューブにおいて、各追加流
1 はパルプ流Q3 と効率的に混合される。追加流
Q1.1、Q1.2...Q1.n は乱流発生器13の乱流チューブ内の
混合室130 に流入する。この混合室130 により、流れQ
1 とQ3 は均等に混合することができ、中央室12内に維
持された均一な圧力はその混合点へ送られる。混合流Q
1 +Q3 の量は一定に保たれているが、その混合比は追
加流Q1 によって調整される。図の実施例において、乱
流発生器における中央層は調節層として用いられる層で
あり、この層で、追加流、望ましくは水流と、中央室12
から出る平均濃度のパルプMの流れが合流される。この
ような場合、調整された濃度の流れは乱流発生器13を通
り抜け、前記流れQ4.1、Q4.2...Q4.n は垂直の方向に、
乱流発生器の他のチューブから出てくるパルプM流の他
の非調整流と合流するが、ウエブの幅の各位置では、中
央層はウエブの重量を調節する層として機能する。
【0023】本発明によるヘッドボックスは、作動して
いる間はその重量が追加流Q1.1、Q1.2...Q1.n の調整に
よって明らかに調整されるように調節される。したがっ
て、運転中は、プロファイル・バーが移動しないので、
プロファイル・バーKの制御およびモニタシステムはそ
の時は継続されない。プロファイル・バーKがある場
合、それは運転開始時だけ繊維配列の事前調整のために
使用される。このプロファイル・バーは、重量の調整に
は決して使用されない。プロファイル・バーKは、たま
にスペーシング操作や手動操作に使用される複数の調節
用のスピンドルを有している。
【0024】追加流Q1 は、望ましくは水だけを含む流
れ、すなわちいわゆるゼロ・ウォータ流である。追加流
1 もまた、濃度が全体的にヘッドボックス内のパルプ
懸濁液の平均濃度と異なり、したがって流れQ3 の濃度
とも異なるパルプ流にすることもできる。
【0025】図3は、図1の線I−Iに沿って取った断
面図である。各追加流ダクト20a1、20a2... は、望まし
くはパイプであるが、バルブ21a1、21a2... を有してお
り、この場合抄紙機の幅の方向において、流れQ4.1、Q
4.2...Q4.n の所望の混合比を幅の各位置で調節するこ
とができ、その流れは乱流発生器13から、その乱流チュ
ーブ13a3.1、13a3.2... から出て来る際、さらに調整流
としてパルプ懸濁噴射の幅の所望の位置で機能する。
【0026】図4は、図1の線II−IIに沿って取った断
面図である。希釈水入口ヘッダ19からは、希釈液、望ま
しくは希釈水がダクト20a1、20a2... 内へ送り込まれ、
各ダクト、望ましくはパイプ内に配置されているバルブ
21a1、21a2... により、希釈流はそのバルブの調整にし
たがって前記流れを絞ることによって調節される。
【0027】図5は、図1に示す減衰室17の断面図であ
る。図に示すように、減衰室17は機械の幅全体にわたっ
て延びている。
【0028】図6は、図2に示す方式の拡大図である。
中央室12からは、流れQ3.1 が乱流発生器13の乱流チュ
ーブ13a3.1内の混合室130 へ流入する。前記混合室内へ
は、流れダクト20a1が希釈液用に設けられている。図6
の実施例において、この流れダクトは混合室にその混合
室の長さに対して中央に結合している。混合室130 の流
れS(矢印S)の方向における断面流面積はA1 であ
り、この面積は乱流発生器の乱流チューブ内の混合室の
後に続いているダクト部分131 の断面流面積A2よりも
実質的には大きい。
【0029】図7は、図6の線IV−IVに沿って取った断
面図である。
【0030】図8は、混合室に関連した構造の第2の実
施例を示す。フランジ部品1320は流れダクト132 を有し
ている。この流れダクト132 は円形部の直線ダクト部分
132a1 と、その中に断面流面積A3 と、混合室130 の壁
130'に連結している円錐状に広がるダクト部分132a2
ら成る。流れダクト132 は中央室12と混合室130 の間に
配置されている。断面流面積A3 は、混合室130 の断面
流面積A1 よりも実質的には小さい。フランジ部品1320
は押ばめ金具またはネジ付き継手によって、中央室12に
より画成されている乱流発生器13のフレーム13R の面の
中に作られている逃げf1 と連結されている。さらに、
この実施例において、混合室130 には乱流チューブ内に
ダクト部131 が続いているが、その断面流面積は混合室
130 の断面流面積よりも実質的には小さい。
【0031】図9は、混合室に関連した実施例を示す
が、パイプまたはダクト133 が中央室12から混合室130
の中へ延びている。パイプ133 が混合室130 の中へ延び
て、このパイプが混合室130 の端部で開口し、混合室13
0 の中心軸X1 上の中央に位置するようにする。中央室
12からの流れQ3 はパイプ133 を介して混合室130 へ入
る。その外面133'上に、パイプ133 はスロットルフラン
ジ133d、望ましくは環状フランジを有するが、それは前
記外面から突き出て、それによって希釈流Q1 が絞られ
る。環状フランジ133dはパイプ133 の円周上に配置され
ている。希釈流Q1.1 はパイプ133 の面133'と混合室13
0 の面130'の間の空間内へ、図9に示す方法で2つの希
釈用ダクト20a1' 、20a1に沿って流入する。もちろん、
希釈流ダクトは1本だけにすることもできる。空間を考
慮して、図9に示す方法で2つのダクトを使うことがで
きる。また、パイプ133 はフランジ133c、望ましくは環
状フランジをその端部に有し、そのフランジによってパ
イプは乱流発生器のフレーム13R 内の逃げf2 に連結さ
れている。この連結は、押ばめ金具またはネジ付き継手
によって行なわれる。これはまた、接着により達成する
こともできる。フランジ133cの前面は中央室12に面して
配置されている。
【0032】図10は、図9の線V−Vに沿って取った断
面図である。追加流ダクト20a1からの流れQ1 は、パイ
プのフランジ133dを迂回しているパイプ133 の端部へ環
状に流れる。流れQ3 とQ1 は、混合室内でパイプ133
の端部で混合される。
【0033】図11は、本発明による紙/板紙抄紙機のヘ
ッドボックスを示し、そのヘッドボックスはパルプ懸濁
液Mの流れの方向Sに向かって、入口ヘッダ10と、ディ
ストリビューション・マニホールド11と、中央室、すな
わち本願発明では混合室12と、多数の乱流チューブ13a
1.1、13a2.1...、13a1.2、13a2.2... を並べて、かつ一
方を他方の上に配して成る乱流発生器13と、乱流発生器
13の乱流チューブ13a1.1、13a2.1...、13a1.2、13
a2.2... が中に開口している排出ダクト14とを有してい
る。この排出ダクト14は固定下部リップ壁15と、関節継
手を中心に旋回する上部リップ壁16とによって画成され
ている。次に、本発明を説明し、抄紙機について言及す
る時には、板紙抄紙機とそのヘッドボックスも関連する
ことは明白である。
【0034】図11に示す構造において、中央室12は抄紙
機のヘッドボックスの幅の方向において、多数の区画ま
たはブロック12a1、12a2... 12anに分割されて並んで配
置されている。各ブロック12a1、12a2... は追加流20
a1、20a2...20an 、望ましくはゼロ・ウォータダクト、
および望ましくはパイプと連結されている。各流れダク
ト20a1、20a2... はバルブ21a1、21a2...21an を有し、
これによって追加流Q1のスロットルが調節され、した
がってその速度と、中央室12へ、すなわちそれぞれの特
定の時間にその対応した区画12a1、12a2、12a3... 12an
の中へ流入される流量も調節される。
【0035】各区画12a1、12a2... はディストリビュー
ション・マニホールド11のディストリビューション・パ
イプ11a1、11a2 ...と連結されている。入口ヘッダ10か
らは、平均濃度のパルプ流がディストリビュータ・パイ
プ11a1、11a2... を通って抄紙機のヘッドボックスの中
央室12へ、すなわち前記室12の様々な区画12a1、12
a2... 内に流入される。各追加流Q1 は高速でダクト20
a1、20a2... へ導入され、それによって中央室12内の区
画12a1、12a2... においてパルプ流Q3 と効率的に混合
される。区画12a1、12a2... 12anから、この混合流Q4
は乱流発生器13へ、その上列の乱流チューブ13a1、13
a2、 13a3...、 13an内へ流入される。
【0036】混合室12において、各混合区画12a1、12
a2... は隔室としてヘッドボックスの幅の方向に配列さ
れて各区画12a1、12a2... は分離され、隣接区画とは連
通していない。さらに、各区画12a1、12a2... からは、
オーバーフロー22a1、22a2...22an が減衰室17の中へ配
置されている。これらのオーバーフロー22a1、22a2...
は共通の空気空間23を有している。各オーバーフロー
は、望ましくは中央室12内の区画12a1、12a2... の上に
取り付けられている空間から生成され、その空間はオー
バーフロー22a1、22a2... の共通の空気空間と、各オー
バーフローのための別個のオーバーフロー敷居180a1
180a2...とから成っている。各オーバーフロー空間は隣
接する空間に対して、仕切壁170a1 、170a2...によって
画成されている。したがって、本発明による装置の方式
では、オーバーフロー敷居180a1 、180a2...の高さを調
節することによって中央室12の区画12a1、12a2... に広
がっている圧力を調節することができ、さらにこのよう
にして、オーバーフロー敷居の位置を調節することによ
って隔室12a1、12a2... から出る流れQ4 の流量を調節
することができる。オーバーフローは共通の排出ダクト
1 の中へ開口している。
【0037】追加流Q1 がダクト20a1、20a2... に沿っ
てヘッドボックスの平均濃度のパルプ懸濁液流Q3 へ導
入されると、排出流がオーバーフローQ2 として生成さ
れる。この場合、乱流発生器13へ流入し、それから流出
した混合流Q4 はディストリビューション・チューブ11
a1、11a2... から出てくる流れQ3 と等しい量を有して
いる。したがって、混合比が、追加流Q1 を流れQ3
中へダクト20a1、20a2... に沿って送り込むことによっ
て調節されると、乱流発生器13の乱流チューブ13a1、13
a2... へ流入する流量Q4 は一定に保たれる。したがっ
て、オーバーフローQ2 の量は、導入された追加流Q1
の量に等しくなる。
【0038】追加流Q1 は、望ましくは水だけで構成さ
れる流れ、すなわちいわゆるゼロ・ウォータ流である。
追加流Q1 は、またその濃度が全体的にヘッドボックス
内のパルプ懸濁液の平均濃度と異なり、したがって、流
れQ3 の濃度と異なるパルプ流にすることもできる。
【0039】図12は、図11の線VI−VIに沿って取った断
面図である。図に示すように、各オーバーフロー区画、
すなわちブロック12a1、12a2... 12anは仕切壁170a1
170a 2...によって画成されている。区画12a1、12a2...
のオーバーフローは、オーバーフロー敷居180 の反対側
に設置されている共通の出口Eの中へ開口している。各
追加流ダクト20a1、20a2... はバルブ21a1、21a2... を
有しており、この場合、抄紙機の幅の方向において、流
れQ4.1、Q4.2...Q4.n の所望の混合比を幅の各位置で調
節することができるが、その流れは乱流発生器13からの
その乱流チューブ13a1、13a2... から出てくるので、さ
らに調整流としてパルプ懸濁液噴射の幅の所望の位置で
機能する。区画またはブロック12a1、12a2... 12anは、
幅の各位置で壁170a1 、170a2...がヘッドボックス内の
中間室の下部から垂直にその上部へ、さらにオーバーフ
ロー空間へ延び、そこで各オーバーフロー空間を前記幅
の位置の区画のところで複数のブロックに分割するよう
に作ることができる。これらの区画12a1、12a2... はま
た、それらが底部Dを有し、その場合ブロックまたは区
画12a1、12a2... が抄紙機のヘッドボックスの中間室12
の中へ、その中の幅の各位置に形成されるように、さら
にそれらのブロックが中間室12の上部内に配置され、壁
170a1 、170a2...と、底部Dとによって画成されるよう
に作ることもできる。
【0040】図13は、抄紙機のヘッドボックスにおける
配置の一部を示す斜視図であり、上述したように、幅の
方向に、パルプ懸濁液の濃度と繊維配列の調整を互いに
個別に幅の所望の位置で行なうことができるようにして
ある。
【0041】図14は、抄紙機のヘッドボックスの原理の
図であり、そのヘッドボックスは、隔室の配置がパイプ
の連結によって行なわれていることを除いた他の点で
は、図11ないし図13に示す実施例に類似している。流量
Q4.1、Q4.2... の調節のために、バルブ24a1、24a2...
が各オーバーフローパイプ220a1 、220a2...に取り付け
られている。図の実施例において、各追加流Q1.1
Q1.2...Q1.n は入口ヘッダ25から、追加流パイプ20a1
20a2... に設けられているバルブ21a1、21a2... によっ
て調整されながら、ディストリビューション・マニホー
ルド11内のディストリビューション・チューブ11a1、11
a2... 内へ直接に流入される。このディストリビューシ
ョン・チューブ11a1、11a2... はさらに中間室12内に設
置されている別個のパイプ26a1、26a2... の中へ通って
おり、そのパイプ26a1、26a2... はオーバーフローパイ
プ220a1 、220a2...と連結されている。このオーバーフ
ローパイプ220a1 、220a2...は減衰室17内へ開口してお
り、それはオーバーフロー220a1、220a2...の共通の収
集室28と、共通の空気室23と、共通のオーバーフロー敷
居29と、共通の出口Eから成っている。
【0042】図15は、図14の線VII-VII に沿って取った
断面図である。中間室12内に配置されているパイプ26
a1、26a2... は、混合流Q3 +Q1 が中間室12内のパル
プ流の残りと混合するのを防止する。
【0043】図16は、図14の線VIII-VIII に沿って取っ
た断面図である。
【0044】図17は、本発明の実施例を示すが、この実
施例では、流量Q4 は、乱流発生器13内の上列に幅の方
向で交互に隣接して乱流チューブ13a1、13a2... 内に配
置されているバルブ31a1、31a2...31an によって調節さ
れる。
【0045】図18は、図17の線IX-IX に沿って取った断
面図である。
【0046】
【発明の効果】本発明による方法および装置における望
ましい実施例において、希釈液は直接に乱流チューブ
へ、その混合室の中へ流入される。その導入された希釈
流は中間室から既に導入されているパルプ流と入れ代わ
り、このパルプ流は、それ自体の量だけ前記希釈流と混
合される。したがって、総流量は一定不変である。本発
明の第2の実施例において、流量はヘッドボックスの幅
の様々な位置で調節することができるので、繊維配列を
抄紙機の幅の方向の全体の流れにおいて調節することが
できる。前記実施例において、その流れは、全体に、パ
ルプ入口ヘッダの後のパイプ系統の中へ、この実施例で
は、複数のディストリビュータ・パイプの系統の中へ導
入される。この方式において、ヘッドボックスは幅の方
向に複数の隔室に分割され、パルプ流と希釈流は各隔室
へ送り込まれるが、混合点の後には、減衰室へのオーバ
ーフローがある。したがって、幅の各位置では、紙の重
量の調整に加えて、流れの圧力、すなわち流量を幅のそ
れぞれの特定の位置で調整することができ、したがっ
て、紙の繊維配列の調整を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紙/板紙抄紙機のヘッドボックス
の中へゼロ・ウォータがそれ自身のダクトにしたがって
導入されている断面側面図である。
【図2】図1の断面Xを示す図である。
【図3】図1の線I−Iに沿って取った部分断面図であ
る。
【図4】図1の線II-II に沿って取った部分断面図であ
る。
【図5】図1の線III-III に沿って取った断面図であ
る。
【図6】乱流発生器内の乱流チューブの混合室の構造の
拡大図である。
【図7】図6の線IV-IV に沿って取った拡大断面図であ
る。
【図8】乱流チューブの混合室に関連した第2の実施例
を示す図である。
【図9】乱流発生器内の乱流チューブの混合室に関連す
る本発明による第3の実施例を示す図である。
【図10】図9の線V−Vに沿って取った拡大断面図で
ある。
【図11】希釈流がディストリビュータ・パイプの系統
に流入されている本発明の実施例を示す図である。同図
は、紙/板紙抄紙機のヘッドボックスの概略図であり、
そのヘッドボックスの中へゼロ・ウォータがそれ自身の
ダクトにしたがって流入して、ヘッドボックスの幅の所
定の位置で混合比を調整し、中間室はオーバーフローを
有し、混合比の調整に応じて、流量を一定に保つ。
【図12】図11の線VI-VI に沿って取った断面図であ
る。
【図13】図11と図12に示す紙/板紙抄紙機の幅の
方向におけるブロックの構造の部分斜視図である。
【図14】紙/板紙抄紙機のヘッドボックスの幅全体に
わたって様々な位置に形成されている別個の複数の区
画、またはブロックをパイプの連通により作った抄紙機
のヘッドボックスの原理図と断面図である。
【図15】図14の線VII-VII に沿って取った断面図で
ある。
【図16】図14の線VIII-VIII に沿って取った断面図
である。
【図17】流量Q4 が乱流発生器の上列の乱流チューブ
に取り付けられているバルブによって調整される、本発
明による実施例を示す図である。
【図18】図17の線IX-IX に沿って取った断面図であ
る。
【符号の説明】
10 パルプ入口ヘッダ 11 ディストリビュータ・マニホールド 11a1, 11a2 ディストリビュータ・パイプ 12 中間室 12a1, 12a2 隔室 13 乱流発生器 13a1, 13a2 乱流チューブ 14 排出ダクト 15 固定下部リップ壁 16 上部リップ壁 17 減衰室 18 ダクト 19 希釈水入口ヘッダ 20a1, 20a2... 追加流パイプ 21a1, 21a2...,24a1, 24a2...,31a1, 31a2... バルブ 22a1, 22a2... オーバーフロー 23 空気空間 25 入口ヘッダ 26a1, 26a2...,133 パイプ 130 混合室 131,132 ダクト部 133c,133d フランジ 130',133' 外面 170a1,170a2 仕切壁 180,180a1,180a2... オーバーフロー敷居 A 断面流面積 K プロファイル・バー M パルプ懸濁液 Q 流れ S 流れ方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アリ リンスリ フィンランド共和国 40950 ムウラメ、 ブオレンティエ 2 (72)発明者 ペトリ ニュベルグ フィンランド共和国 40520 イエバスキ ラ、パルスタティエ 2 シー 35 (72)発明者 ミカエル オデルル フィンランド共和国 40630 イエバスキ ラ、カシキビ 6 ビー

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドボックスが、パルプ入口ヘッダ
    と、パルプ流の方向から見て該パルプ入口ヘッダの後
    に、中間室の中へ開口している複数のパイプを有するデ
    ィストリビュータ・マニホールドと、該中間室に関連し
    て配置されている減衰室と、該中間室の後に、それぞれ
    の出口端では排出ダクトの中へ、またそれぞれの入口端
    では該中間室の中へ開口している複数のチューブを有す
    る乱流発生器とを有し、該ヘッドボックスの幅に沿って
    様々な位置へパルプ懸濁液流が導入され、前記流れの濃
    度は2つの成分流を混合させることによって調節するこ
    とが可能なヘッドボックスの調節方法において、該パル
    プ懸濁液へ送り込まれる流れの濃度調節にあたって、2
    つの成分流は、追加流を該パルプ懸濁液流に導入して混
    合され、該混合流の混合比は前記追加流を調節すること
    により調節され、該追加流は該ヘッドボックスの入口ヘ
    ッダから取り出されたパルプ流へ流入されることを特徴
    とするヘッドボックスの調節方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記パ
    ルプ懸濁液に流入される流れの濃度調節において、2つ
    の成分流は追加流を該パルプ懸濁液流に導入して混合さ
    れ、該混合流の混合比は前記追加流を調節することによ
    り調節され、該追加流は該乱流発生器の中へ、幅の様々
    な位置に配置されているその乱流チューブへ流入される
    ことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法におい
    て、前記パルプ懸濁液へ流入される前記流れの濃度調節
    において、2つの成分流は、追加流を前記中間室から流
    出する該パルプ懸濁液流に導入して混合され、該混合流
    の混合比は、前記追加流のスロットルをバルブによって
    増減して前記追加流を調節することによって調整される
    ことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、前記中
    間室から前記乱流発生器の乱流チューブへパルプ流が流
    入され、その濃度は前記ヘッドボックス内のパルプ懸濁
    液の平均濃度に一致し、該追加流は水流を含み、該水流
    は該乱流発生器の乱流チューブ内のパルプ流と混合され
    ることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の方
    法において、追加流はその入口ヘッダから、前記ヘッド
    ボックスの幅の様々な位置のそれぞれに配置されている
    追加流パイプへ流入されることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の方
    法において、追加流は前記乱流発生器の中で乱流チュー
    ブの混合室へ流入され、該混合室は前記中間室と連通
    し、該混合流は該混合室から、断面流面積が該混合室の
    断面流面積よりも小さいダクト部へ流入されることを特
    徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法において、前記流
    れは前記中間室から前記乱流発生器の混合室へ、断面流
    面積が該混合室の断面流面積よりも実質的に小さいダク
    ト部を介して流入されることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1または2に記載の方法におい
    て、希釈流は前記乱流発生器に送り込まれて、乱流チュ
    ーブの混合室へ流入され、該混合室は該乱流チューブの
    入口端に配置されており、該混合室はそれに続くダクト
    部の断面流面積よりも大きい断面流面積を有し、該中間
    室からのパルプ流は別のパイプを介して該乱流チューブ
    内の前記混合室へ流入され、前記パイプの入口端は該中
    間室の中へ開口し、また前記パイプの出口端は該混合室
    の中へ開口し、該希釈流は前記パイプの周囲から環状に
    該混合室の端部へ流入され、該端部において該中間室か
    ら来るパルプ流と、希釈用入口ヘッダから送られた希釈
    流は互いに混合され、該混合流は排出ダクトへ送り込ま
    れることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の方
    法において、前記中間室から通されているパイプの端部
    は、該パイプの表面から突き出たフランジまたはそれと
    同等のものを有し、これによって希釈流は該中間室から
    流れ出るパルプ流と混合される前に減流されることを特
    徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    方法において、ウエブの重量は、追加流を調節すること
    によってのみ調節され、運転中にはプロファイル・バー
    の調節およびモニタは用いられないことを特徴とする方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の方法において、前記
    パルプ懸濁液へ流入される前記流れの濃度調節におい
    て、2つの成分流は、追加流をパルプ懸濁液流に導入し
    て混合され、該混合流における混合比は、前記追加流の
    スロットルをバルブによって増減して前記追加流を調節
    することによって調整され、該追加流と該パルプ懸濁液
    流の合流点の後で該混合流の一部はオーバーフローとし
    て除去され、その残りは流れとしてヘッドボックス内の
    パルプ懸濁液へ流入され、このような場合、例えば、合
    計流が該流れが大きくなるに従って増加すると、その余
    剰量はオーバーフローとして除去され、前記排出ダクト
    への流れを不変に保つことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の方法において、流れ
    の方向においてオーバーフローの後に、前記中間室から
    出る調節された混合比の流れは前記乱流発生器へ流入さ
    れ、該追加流はヘッドボックス内の平均パルプ懸濁液濃
    度に一致する濃度を有する流れに流入され、該追加流は
    水流から成ることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項11または12のいずれかに記載の
    方法において、前記混合流の前記ヘッドボックスの幅の
    方向における混合は、該ヘッドボックスの中間室を該ヘ
    ッドボックスが少なくともその幅全体にわたって複数の
    区画に分割されるように隔室を分割することによって防
    止され、それぞれの区画は隣接する区画から隔絶され、
    それによって該混合流のヘッドボックスの幅の方向にお
    ける混合が防止されることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項11ないし13のいずれかに記載の
    方法において、前記中間室は仕切壁により複数の区画ま
    たはブロックに分割され、各区画は該方法におけるその
    独自のオーバーフローを有していることを特徴とする方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項11ないし14のいずれかに記載の
    方法において、前記区画室から出る各流れの流量は前記
    中間室内の区画に関連したオーバーフローを調節するこ
    とによって調節されることを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項11ないし15のいずれかに記載の
    方法において、前記流れの流量は各オーバーフローに関
    連したバルブのスロットルを調節することによって調節
    されることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の方法において、前記
    流れの流量は前記バルブのスロットルを調節することに
    よって、したがって該流れの流れ抵抗を調節することに
    よって調節されることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項11ないし17のいずれかに記載の
    方法において、前記追加流は直接に前記ヘッドボックス
    のディストリビューション・マニホールドのディストリ
    ビューション・チューブへ、さらに該ディストリビュー
    ション・チューブから中間室内のパイプを介して前記乱
    流発生器の乱流チューブへ流入されることを特徴とする
    方法。
  19. 【請求項19】 請求項11ないし18のいずれかに記載の
    方法において、前記追加流は入口ヘッダからヘッドボッ
    クスの全体の幅の様々な位置に設けられた追加流パイプ
    のそれぞれに流入されることを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 ヘッドボックスが、パルプ流の流れの
    方向において、パルプ入口ヘッダと、中間室内に開口し
    ている複数のディストリビュータパイプを有するディス
    トリビュータ・マニホールドとを含み、前記中間室は、
    それに関連して配置されている減衰室を有し、該減衰室
    によって前記中間室内にあるパルプの圧力を調節し、前
    記中間室には乱流発生器が続き、該乱流発生器の複数の
    乱流チューブは排出ダクトの中へ開口し、流れが該ヘッ
    ドボックスのパルプ懸濁液に導入され、紙の重量は前記
    流れの濃度を調節することによってウエブの幅全体にわ
    たり所望のレベルに調節することができるヘッドボック
    スの調節装置において、該パルプ懸濁液へ流入される流
    れは少なくとも2つの成分流からなり、該装置は該ヘッ
    ドボックス内の幅の様々な位置に複数の追加流ダクトを
    有し、それらのダクトを介して、追加流が該パルプ懸濁
    液へ導入され、該追加流ダクトは該パルプ入口ヘッダか
    ら流出される該パルプ流の複数のパイプのどれかの系統
    に連通していることを特徴とするヘッドボックスの調節
    装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の装置において、前記
    パルプ懸濁液へ流入される前記流れは少なくとも2つの
    成分流からなり、該装置は前記ヘッドボックスの幅の様
    々な位置に複数の追加流ダクトを有し、それらのダクト
    を介して追加流が前記中間室から出てきた該パルプ懸濁
    液流に導入され、該追加流ダクトは前記乱流発生器にそ
    の乱流チューブで連通し、それによって該追加流は該乱
    流発生器の幅の様々な位置に流入させることができ、そ
    の場合、該追加流の幅の各位置への流入を調節すること
    ができ、該追加流が導入される乱流発生器の乱流チュー
    ブは混合室を有し、該混合室に該追加流ダクトが連結さ
    れていることを特徴とする装置。
  22. 【請求項22】 請求項20または21に記載の装置におい
    て、前記追加流ダクトは流れを調節するバルブを有し、
    そのバルブによって流れ抵抗が調節され、したがって該
    追加流の流量も調節されることを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】 請求項20ないし22のいずれかに記載の
    装置において、前記乱流発生器の乱流チューブの混合室
    は、前記パルプ流の流れの方向に断面流面積を有し、該
    面積は該混合室の後に続くダクト部の断面流面積よりも
    実質的に大きくなっており、希釈流と、前記中間室から
    流出したパルプ流とは該混合室により効率的に混合され
    て、該追加流は最終的には明らかに該乱流発生器におい
    てそれに連結されているチューブに入り、さらに前記チ
    ューブの先に入ることを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】 請求項20ないし23のいずれかに記載の
    装置において、前記混合室とヘッドボックスの前記中間
    室との間には該混合室の断面流面積に比べて小さい断面
    流面積の流れダクト部分があることを特徴とする装置。
  25. 【請求項25】 請求項20ないし24に記載の装置におい
    て、別個のフランジ部品が設けられ、該フランジ部は、
    スロットルダクト部を有し、ネジ付き継手、または押ば
    め金具により前記乱流発生器に関連する乱流チューブの
    口に取り付けられていることを特徴とする装置。
  26. 【請求項26】 請求項20ないし25に記載の装置におい
    て、前記スロットル部品は少なくとも2つのダクト部、
    すなわち一定の断面流面積を有する直状ダクト部と、前
    記混合室の壁に接続されている円錐形状に広くなってい
    るダクト部とを有していることを特徴とする装置。
  27. 【請求項27】 請求項20ないし26のいずれかに記載の
    装置において、前記乱流チューブの混合室は、該混合室
    へ前記ヘッドボックスの中間室から通されているパイプ
    を有し、前記希釈流は該混合室の外面と前記パイプとの
    間を環状に流れ、該乱流発生器の乱流チューブの中の混
    合室内のパイプ端に設けられた混合点へ入り、そこで該
    流れと混合し、前記流れはさらに先へ流れと、前記パイ
    プは、該流れの入口端では該中間室内へ、また他端では
    該乱流チューブ内に、該混合室内へその入口終端部で開
    口していることを特徴とする装置。
  28. 【請求項28】 請求項20ないし27のいずれかに記載の
    装置において、前記パイプはフランジを有し、該フラン
    ジは前記乱流発生器の入口側端部で前面の逃げと連結さ
    れ、前記フランジは前記中間室に面して設置されている
    ことを特徴とする装置。
  29. 【請求項29】 請求項27または28に記載の装置におい
    て、その出口端で、前記パイプはスロットルフランジま
    たはそれと同等のものを有し、これにより前記希釈流は
    流れの混合点より手前で絞られることを特徴とする装
    置。
  30. 【請求項30】 請求項20ないし29のいずれかに記載の
    装置において、2つの追加流パイプが混合室内に開口
    し、追加流が前記パイプの両方を介して該混合室へ送ら
    れ、パルプのパルプ流と共に混合されることを特徴とす
    る装置。
  31. 【請求項31】 請求項20ないし30のいずれかに記載の
    装置において、前記追加流パイプは前記乱流発生器の乱
    流チューブに実質的に垂直に接続され、それによって該
    追加流および該接続されたパルプ流は互いに実質的に垂
    直に出合うことを特徴とする装置。
  32. 【請求項32】 流れがヘッドボックス内のパルプ懸濁
    液へ導入され、紙の重量は前記流れの濃度を調整するこ
    とによってウエブの幅全体に所望のレベルに調節するこ
    とができる請求項20に記載のヘッドボックスの調節装置
    において、該パルプ懸濁液に流入される流れは少なくと
    も2つの成分流からなり、該装置は該ヘッドボックス内
    の幅の様々な位置に追加流パイプを有し、それらのパイ
    プを介して追加流が該パルプ懸濁液流へ導入され、該装
    置は該混合流の該ヘッドボックスの幅の方向における混
    合を防止する手段を有し、さらに該装置は該ヘッドボッ
    クスの幅の方向に複数の区画を有し、それぞれの区画に
    はオーバーフローが設けられ、これによって、該オーバ
    ーフローを使用して各区画ごとに、該区画を出る混合パ
    ルプ流の流量が該パルプ懸濁液に導入される追加流の量
    に関係なく不変に保たれることを特徴とする装置。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載の装置において、前記
    追加流ダクトは前記流れを調節するバルブを有し、該バ
    ルブによって流れ抵抗が調節され、したがって該流れの
    流量も調節され、複数の区画への分割は該中間室内で行
    われていることを特徴とする装置。
  34. 【請求項34】 請求項32または33に記載の装置におい
    て、個々の区画のそれぞれに関連した各オーバーフロー
    は、該オーバーフローを調節し、それにより前記中間室
    から出る混合流の流量を調節する手段を有することを特
    徴とする装置。
  35. 【請求項35】 請求項32ないし34のいずれかに記載の
    装置において、前記中間室内の各区画は前記乱流発生器
    に、該乱流発生器の幅の前記関連位置に配置されている
    少なくとも1つの乱流チューブで連結されていることを
    特徴とする装置。
  36. 【請求項36】 請求項32ないし35のいずれかに記載の
    装置において、該装置は追加流ダクトを有し、該追加流
    ダクトそれはディストリビューション・マニホールドの
    ディストリビューション・チューブに直接に連結されて
    いることを特徴とする装置。
  37. 【請求項37】 請求項32ないし36のいずれかに記載の
    装置において、前記流れの混合点の後の隔室の配列はパ
    イプによって行なわれ、該パイプはオーバーフローダク
    トに連結され、該ダクトは、望ましくはまたパイプであ
    り、オーバーフローを調節するバルブを有することを特
    徴とする装置。
  38. 【請求項38】 請求項32ないし37のいずれかに記載の
    装置において、前記オーバーフローパイプは前記中間室
    内に取り付けられて、前記パイプを介して前記混合流が
    ディストリビューション・マニホールドのディストリビ
    ューション・チューブから前記乱流発生器の乱流チュー
    ブへ流入されることを特徴とする装置。
  39. 【請求項39】 請求項32ないし36または38のいずれか
    に記載の装置において、該装置は前記乱流発生器の乱流
    チューブ内に配置されているバルブを有し、該流れの流
    れ抵抗が前記バルブにより調節され、したがって該流れ
    の流量も調節されることを特徴とする装置。
  40. 【請求項40】 請求項32に記載の装置において、各オ
    ーバーフローは高さの位置を調節可能なオーバーフロー
    敷居を有していることを特徴とする装置。
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