JPH0716589Y2 - 段ボール箱 - Google Patents

段ボール箱

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JPH0716589Y2
JPH0716589Y2 JP10088591U JP10088591U JPH0716589Y2 JP H0716589 Y2 JPH0716589 Y2 JP H0716589Y2 JP 10088591 U JP10088591 U JP 10088591U JP 10088591 U JP10088591 U JP 10088591U JP H0716589 Y2 JPH0716589 Y2 JP H0716589Y2
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JP
Japan
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plate
flap
waterproof
sided
bent
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JP10088591U
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JPH0657815U (ja
Inventor
実 日比野
Original Assignee
実 日比野
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 現在生鮮魚類の包装は、発泡スチロール製トロ箱がその
主流をなしているが、このトロ箱はゴミ公害の最たるも
ので大きな社会問題になっております。本考案は、この
トロ箱を無公害、古紙として再利用できる一般紙製段ボ
ールにて製作したものです。従来一般紙製段ボールは、
両面に防水ライナーを使用しても中芯まで防水にする事
は出来ず為にこの中芯より湿気、水分が含浸し一般紙製
段ボールで水の漏れない段ボールは出来ないとされてお
りました。本考案は次説の如く水が漏らない様に内面切
断面の出ない箱体を形成したものである。以下その構造
を図面を借りて説明すれば、段ボール板の内面にプラス
チックフイルム貼合の防水ライナー、外面に合成樹脂液
等塗付の溌水ライナーを使用した両面、複両面段ボール
のトムソン抜きダイカットボックスにおいて、箱体中央
底板(1)左右に夫々折曲罫線(18、18a、11、
11a)を介して右側板(2)右突合せフラップ(6)
左側板(2a)左突合せフラップ(6a)を連設、左右
突合せフラップ中央に下見用折曲罫線(19、19a)
を設け、上下に折曲罫線(10、14、15、10a、
14a、15a)を介して上側板(3)上側板稜縁
(7)上固定フラップ(8)上係止舌片(9)下側板
(3a)下側板稜縁(7a)下固定フラップ(8a)下
係止舌片(9a)を連設し、更に上下左右側板4隅に折
曲罫線(12、13、12a、13a、12b、13
b、12c、13c)を介して中央の対角折曲罫線(1
6、16a、16b、16c)と支え板切込線(17、
17a、17b、17c)を挟んでなる折曲補強板
(5、5a、5b、5c)と突合せ支え板(4、4a、
4b、4c)を設け、第2図の如く対角折曲罫線(1
6、16a、12b、12c)を内側に対向折曲罫線
(13、13a、13b、13c)を外側に折曲げ、各
支え板を突合わせる。しかる後折曲罫線(14、14
a)を外側に折曲げ固定フラップ(8、8a)と連設の
係止舌片(9、9a)で突合せ支え板を巻込み固定す
る。そして第6図の如くいずれか一方の突合せフラップ
先端部分に防水接着テープを内側より半分程度食出る様
貼付け、下記説明のテープ貼敷板(23)を相対する側
板稜縁(7、7a)中央に据え、先に防水テープを貼っ
た突合せフラップ(6a)を折曲罫線(11a)を直角
に防水テープがテープ貼敷板に乗るよう折曲げ、続いて
一方の突合せフラップ(6)を両フラップが完全に突合
わさるよう折曲げ、上からテープ貼敷板を下敷にして押
し付ける。そしてテープ貼敷板を引抜けば両フラップは
裏面より防水接着テープにより完全に結合される。その
後第4図の様に従来の観音開き式段ボール箱(A式カー
トン)に見られる如く各フラップ左右端部が側板稜縁
(7、7a)に密着し、4角部も被覆する事が出来るよ
う防水接着テープ(21、21a)を貼付け、蓋部中央
に万が一に備えて補強テープ(20)を貼付ければ本防
水段ボールか完成する。上記テープ貼敷板(23)は出
来るだけ薄く、加圧しても曲りの少ない平滑な材質で上
下側板稜縁に充分跨る長さを有し幅寸法は防水テープ幅
以上のものでなければならず硬質プラスチック、若しく
は鉄製が最適である。又鮮魚用トロ箱に使用した場合、
魚市場等で競りに掛ける時に内容物が見えなくてはなら
ず、第5図の如く両幅面上部テープ(21、21a)を
右フラップ下見用罫線(19)から左フラップ下見用罫
線(19a)までカッターナイフ等で切断、更にフラッ
プ突合せ部のテープを切断し各下見用罫線を外側に折曲
げれば全フラップを開ける事無く格好の下見用穴が形成
され、そのまま積上げる事が出来る。又各折曲罫線中1
3、13a、13b、13c、14、14a、15、1
5a、19、19aを逆罫にすればより組立易くなるの
は言うまでもない。以上の様な箱体を形成する事によ
り、箱一杯に液体を入れる液体輸送容器としては無理で
も鮮度保持の為入れる氷の溶け水、捕り立て魚類から出
る汚水等が底に溜る程度の生鮮魚類用トロ箱等において
は輸送途中の急発進、急停車、坂道の登降、積上げ積下
しによる水の揺動にも充分耐える事が出来、又幅側面係
止舌片折曲部(15、15a)か3重となり穴を開ける
事無く体裁良く実用的な手提部が形成される。現在市販
されている段ボール用防水ライナーは合成樹脂液塗付の
溌水ライナーとプラスチックフイルム貼付の完全防水ラ
イナーとがあるが、溌水ライナーはそのままでも古紙に
なるが完全防水ライナーはそのままでは古紙として再利
用出来ない。しかし容易に貼付のプラスチックフイルム
を剥がす事か出来るので使用後フイルムを剥がせば古紙
として再利用が可能となる。従って本トロ箱は段ボール
内側のみ完全防水ライナーる使用、外側は魚市場等の濡
れ床でも積上げ可能な溌水ライナーを使用する事でより
古紙として再利用し易くしたものである。又トムソン機
で打抜くだけなので生産性が極めて良く、簡単に組立て
が出来るので農産物トマト、いちご箱のように現場組立
が可能となり平板で輸送する事が出来るので運賃が格安
となり在庫、保管に場所を取らない等々無公害性も手伝
ってその効果は非常に大きいと言わなければならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は折曲罫線(14)を折曲げ固定フラップと係止
舌片で支え板を巻込み固定した状態を示す斜視図で、第
2図は突合せ支え板(4a、4c)を突合わせ固定フラ
ップを折曲げ様とする状態を示す斜視図であり、第3図
は本トロ箱の展開図である。第4図は両フラップを閉じ
各防水テープで封函、完成した状態を示す斜視図で、第
5図は各フラップ下見用罫線(19、19a)を折曲げ
下見用穴を形成した状態を示す斜視図であり、第6図は
突合せフラップ(6a)に防水テープを貼りテープ貼敷
板(23)を両側板稜縁(7、7a)に乗せた状態を示
した斜視図である。 1:底板 2:右側板 2a:左側板 3:上側板 4、4a、4b、4c:各突合せ支え板5、5a、5
b、5c:各折曲補強板 6、6a:左右突合せフラップ 7、7a:上下側板稜
縁 8、8a:上下固定フラップ 9、9a:上下係止舌片 10、10a、14、14a、15、15a:上下各折
曲罫線 11、11a、18、18a:左右各折曲罫線 12、12a、12b、12c:各支え板折曲罫線 13、13a、13b、13c:各補強板折曲罫線 16、16a、16b、16c:各対角折曲線 17、17a、17b、17c:支え板切込線19、1
9a:下見用折曲罫線 20:補強テープ 21、21a:両幅面上部防水テー
プ 22:両フラップ封函用防水テープ23:テープ貼敷板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内面にプラスチックフィルム貼合の防水ライナー、外面
    に合成樹脂液等塗付の溌水ライナーを使用した両面、複
    両面段ボールのトムソン抜きダイカットボックスにおい
    て、箱体中央底板(1)左右に夫々折曲罫線(18、1
    8a、11、11a)を介して右側板(2)右突合せフ
    ラップ(6)左側板(2a)左突合せフラップ(6a)
    を連設、左右突合せフラップ中央に下見用折曲罫線(1
    9、19a)を設け、上下に折曲罫線(10、14、1
    5、10a、14a、15a)を介して上側板(3)上
    側板稜縁(7)上固定フラップ(8)上係止舌片(9)
    下側板(3a)下側板稜縁(7a)下固定フラップ(8
    a)下係止舌片(9a)を連設し更に上下左右側板4隅
    に折曲線(12、13、12a、13a、12b、13
    b、12c、13c)を介して中央の対角折曲線(1
    6、16a、16b、16c)と支え板切込線17、1
    7a、17b、17c)を挟んでなる折曲補強板(5、
    5a、5b、5c)と突合せ支え板(4、4a、4b、
    4c)を設け第2図の如く対角折曲線と折曲線(12、
    12a、12b、12c)を内側に対向折曲線(13、
    13a、13b、13c)を外側に折曲げ、各支え板を
    突合わせる。しかる後折曲罫線(14、14a)を外側
    に折曲げ固定フラップと連設の係止舌片で支え板を巻込
    み固定する。そして第6図の如く内面より防水テープ
    (22)を片突合せフラップ先端部分に半分程度食出る
    よう貼付け、テープ貼敷板(23)を用いて内側より両
    突合せフラップ(6、6a)を封函した事を特徴とした
    防水段ボール箱。
JP10088591U 1991-10-03 1991-10-03 段ボール箱 Expired - Lifetime JPH0716589Y2 (ja)

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JP10088591U JPH0716589Y2 (ja) 1991-10-03 1991-10-03 段ボール箱

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Publication Number Publication Date
JPH0657815U JPH0657815U (ja) 1994-08-12
JPH0716589Y2 true JPH0716589Y2 (ja) 1995-04-19

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ID=14285786

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8894856B2 (en) 2008-03-28 2014-11-25 Evoqua Water Technologies Llc Hybrid aerobic and anaerobic wastewater and sludge treatment systems and methods
US8894857B2 (en) 2008-03-28 2014-11-25 Evoqua Water Technologies Llc Methods and systems for treating wastewater
US9359236B2 (en) 2010-08-18 2016-06-07 Evoqua Water Technologies Llc Enhanced biosorption of wastewater organics using dissolved air flotation with solids recycle

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US9359236B2 (en) 2010-08-18 2016-06-07 Evoqua Water Technologies Llc Enhanced biosorption of wastewater organics using dissolved air flotation with solids recycle

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JPH0657815U (ja) 1994-08-12

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