JPH07164186A - 鋼材加工装置 - Google Patents

鋼材加工装置

Info

Publication number
JPH07164186A
JPH07164186A JP31019493A JP31019493A JPH07164186A JP H07164186 A JPH07164186 A JP H07164186A JP 31019493 A JP31019493 A JP 31019493A JP 31019493 A JP31019493 A JP 31019493A JP H07164186 A JPH07164186 A JP H07164186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
machining
steel material
processing machine
destacker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31019493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsuzaki
寛 松崎
Masaichi Takahashi
政一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP31019493A priority Critical patent/JPH07164186A/ja
Publication of JPH07164186A publication Critical patent/JPH07164186A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動運転により鋼材の加工を可能にする。 【構成】 加工すべきワーク3をストックヤード2より
選択して搬送するディスタッカ1と、上記ディスタッカ
1より搬入されたワーク3を熱加工機10へ搬入するワ
ーク搬入装置12と、上記ワーク搬入装置12に設けら
れ、かつ入力データを基にワーク3を熱加工機10へ給
送する給送手段とを具備したことにより、予め加工デー
タを入力するだけで、加工するワーク3の選択から、熱
加工機10への給送及び熱加工機10による加工が無人
化されたシステムで自動的に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は型鋼などの鋼材(以下
ワークという)を加工する鋼材加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置として、例えば特公昭
61−150777号公報に記載されたものが公知であ
る。上記従来の型鋼自動切断設備は、素材搬入部と、定
寸送り部と、切断部と、部材搬出部とを備え、これら部
分は並行する複数のラインより構成されていて、横送り
装置により一つのラインより他のラインへワークを移送
自在としたもので、長尺型鋼の連続切断や、搬入出を自
動的に行えるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の装置
では、加工できるワークの種類が数種類に限定される
上、これを搬入するための素材搬入部に多くのコンベヤ
を必要として構成が複雑である不具合がある。また加工
の種類がワークの切断のみに限定されるため、ワークの
穿孔などは別工程で行わなければならず、作業能率が悪
いと共に、複雑な加工が困難であるなどの不具合もあ
る。この発明はかかる不具合を改善するためになされた
もので、多種のワークや、複雑な加工が可能な鋼材加工
装置を比較的簡単な構成で提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、加工すべきワークをストックヤードより
選択して搬送するディスタッカと、上記ディスタッカよ
り搬入されたワークを熱加工機へ搬入するワーク搬入装
置と、上記ワーク搬入装置に設けられ、かつ入力データ
を基にワークを熱加工機へ給送する給送手段とを具備し
てなる。
【0005】
【作 用】上記構成により予め加工データを入力する
だけで、加工に必要なワークをディスタッカがストック
ヤードより選択し、このワークをワーク搬入装置の給送
手段が入力データに基づいて熱加工機へ給送すると共
に、給送されたワークを熱加工機が加工するため、鋼材
の加工が無人化されたシステムで自動的に行えるように
なる。
【0006】
【実 施 例】この発明の一実施例を図面を参照して詳
述する。図1は鋼材加工装置の平面図、図2は同正面
図、図3は同側面図を示す。これら図において1はスト
ックヤード2に積載された多数のワーク3の中から、予
め入力された形状や寸法に応じてワーク3を選択し、搬
送するディスタッカを示す。上記ディスタッカ1はほぼ
門形をなしていて、ワーク搬送方向Aに並設された一対
の架台4上に敷設されたリニヤガイドウェイ5上に載設
されており、走行モータ6によってワーク搬送方向Aへ
走行自在となっている。
【0007】上記ディスタッカ1には長手方向に離間し
て一対の昇降杆1aが昇降自在に支承されており、これ
ら昇降杆1aの下端間には横杆1bが横架されている。
上記横杆1bの下面には、マグネットハンド7aとバキ
ュームハンド7bよりなる複数組のワーク保持手段7が
設けられていて、これらワーク保持手段7によりワーク
3が保持できるようになっていると共に、上記横杆1b
は昇降モータ8a及びチェーンなどの動力伝達部材8b
よりなる昇降機構8に接続されていて、昇降機構8によ
り上下動自在となっている。
【0008】上下ディスタッカ1の下流側にはディスタ
ッカ1により搬入されたワーク3を加工しやすい向きに
反転するワーク反転装置9と、熱加工機10へワーク3
を搬入するワーク搬入装置12が設けられている。上記
ワーク搬入装置12は、例えばローラコンベヤより構成
されていて、ディスタッカ1のワーク搬送方向Aと直交
する方向へワーク3を搬送できるようになっており、ワ
ーク搬入装置12は、ディスタッカ1により搬入された
ワーク3をセンタリングするセンタリング装置12a
と、センタリングされたワーク3をクランプするクラン
パ12bが設けられている。
【0009】上記クランパ12aはワーク搬入装置12
の側方に敷設されたリニヤガイドウェイ14上に移動自
在に設けられていて、減速機付の駆動モータ15により
リニヤガイドウェイ14に沿って熱加工機10側へワー
ク3を移動できるようになっている。またワーク搬入装
置12の熱加工機10側端部には、ワーク3の先端を検
出してNC装置16へ送るワーク検出器17と、加工す
るワーク3を固定する固定クランパ18が設けられてい
る。
【0010】一方熱加工機10は、3次元ロボットによ
り構成されていて、プラズマやレーザ、ガスなどを使用
してワーク3を切断したり、穿孔し、もしくはマーキン
グや複雑な形状の加工などができるようになっており、
ロボットコントローラ19により動作が制御されるよう
になっている。
【0011】またワーク搬入装置12の下流側には加工
の完了したワーク3を搬出するワーク搬出装置21と、
ワーク3を排出するシュータ22が設けられている。上
記ワーク搬出装置21には、加工の完了したワーク3の
加工寸法を検出するワーク検出器23が設けられてい
て、このワーク検出器23からの信号により上記シュー
タ22がキッカ22aにより開閉されて、排出されるよ
うになっている。なお図中24は残材となったワーク3
を排出するシュータで、ワーク搬入装置12の上流側に
設置されている。
【0012】次に作用を説明すると、加工するワーク3
の形状や寸法及び加工内容は予めNC装置16へデータ
として入力する。なお図4の(a)ないし(v)に加工
できるワーク3の種類や加工内容の一例を示す。NC制
御装置16へ必要なデータを入力して運転を開始する
と、NC装置16からの指令を受けてディスタッカ1が
ストックヤード2に積載されたワーク3より指定された
ワーク3を選択し、ワーク保持手段7がワーク3を保持
する。なおワーク3が磁性材の場合はマグネットハンド
7aを、非磁性材の場合はバキュームハンド7bを使用
する。
【0013】ディスタッカ1により選択されたワーク3
は、ワーク反転装置9へ搬入され、予め入力されたデー
タを基に、加工しやすい向きに反転される。そして所定
の方向に反転されたワーク3は、ワーク搬入装置12へ
搬入されて、センタリング装置12aによりセンタリン
グ後、クランパ12bにより後端側がクランプされる。
その後クランパ12aが熱加工機10方向へ移動してワ
ーク3を前進させると共に、ワーク3の先端をワーク検
出器17が検出したら、NC装置16からの指令により
ワーク3が一定距離前進されて固定クランプ18により
固定され、熱加工機10によりワーク3の端部が端切り
される。これによって不揃いだったワーク3の先端が整
えられると同時に、このときの先端位置がワーク給送時
の原点位置としてNC装置16に記憶される。その後こ
の原点位置を基準にワーク3がワーク搬入装置12によ
り熱加工機10へ給送され、予め入力されたデータを基
に、ワーク3の切断や穴明け、マーキング、その他の加
工が3次元ロボットよりなる熱加工機10により行われ
る。
【0014】一方加工が完了し、所定の長さに切断され
たワーク3は製品としてワーク搬出装置21により熱加
工機10より搬出され、切断長さがワーク検出器23に
より検出される。そしてワーク検出器23により切断長
さが確認されると、ワーク検出器23からの信号により
キッカ22aがシュータ22を開放し、搬出されたワー
ク3をシュータ22を介して排出する。また残材のう
ち、次の加工に必要な長さを有するものは、再び熱加工
機10により同様に加工されると共に、長さが不足する
ものや、次の加工に使用しないワーク3はクランパ12
bによりワーク搬入装置12の上流側へ搬送され、シュ
ート24を介して排出される。以下上記動作を繰返すこ
とにより、ストックヤード2に積載されたワーク3を、
全自動で所定の製品に仕上げることができるようにな
る。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、ストッ
クヤードに積載されたワークより加工に必要なワークを
選択して、ワーク搬入装置により熱加工機によりワーク
の加工を行うようにしたもので、予め加工に必要なデー
タを入力しておくことにより、ワークの加工が全て自動
的に行える。また加工できるワークの種類に制限を受け
ることが少ないと共に、切断や穴明け、マーキングは勿
論、複雑な形状の加工も可能なため、汎用性が高いと共
に、多品種少量生産の場合でも無人化運転が可能なた
め、省力化を図ることもできる。さらに、ディスタッカ
やワーク搬入装置、3次元ロボットよりなる熱加工機な
どで構成できるため、従来の装置に比べて構造が簡単で
安価に提供できると共に、少ないスペースにも容易に設
置できるため、省スペース化も図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になる鋼材加工装置の平面
図である。
【図2】この発明の一実施例になる鋼材加工装置の正面
図である。
【図3】この発明の一実施例になる鋼材加工装置の側面
図である。
【図4】(a)ないし(v)は加工可能なワークの例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1…ディスタッカ、2…ストックヤード、3…ワーク、
9…反転装置、10…熱加工機、12…ワーク搬入装
置、12a…センタリング装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工すべきワーク3をストックヤード2
    より選択して搬送するディスタッカ1と、上記ディスタ
    ッカ1より搬入されたワーク3を熱加工機10へ搬入す
    るワーク搬入装置12と、上記ワーク搬入装置12に設
    けられ、かつ入力データを基にワーク3を熱加工機10
    へ給送する給送手段とを具備してなる鋼材加工装置。
  2. 【請求項2】 ディスタッカ1とワーク搬入装置12の
    間に、ワーク3を加工しやすい位置に反転する反転装置
    9を設置してなる請求項1記載の鋼材加工装置。
  3. 【請求項3】 ワーク搬入装置12に、搬入されたワー
    ク3をセンタリングするセンタリング装置12aを設け
    てなる請求項1記載の鋼材加工装置。
  4. 【請求項4】 熱加工機10を3次元ロボットにより構
    成してなる請求項1記載の鋼材加工装置。
  5. 【請求項5】 熱加工機10の下流側に、加工の完了し
    たワーク3を搬出するワーク搬出装置22を設けてなる
    請求項1記載の鋼材加工装置。
JP31019493A 1993-12-10 1993-12-10 鋼材加工装置 Pending JPH07164186A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31019493A JPH07164186A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 鋼材加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31019493A JPH07164186A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 鋼材加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07164186A true JPH07164186A (ja) 1995-06-27

Family

ID=18002308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31019493A Pending JPH07164186A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 鋼材加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07164186A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106081531A (zh) * 2016-07-11 2016-11-09 浙江双鸟锚链股份有限公司 钢材加工流水线

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106081531A (zh) * 2016-07-11 2016-11-09 浙江双鸟锚链股份有限公司 钢材加工流水线

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6582552B2 (ja) 板材加工システム、及び板材加工方法
CN112917021B (zh) 一种三卡盘自动上下料激光切管机的使用方法
KR20140085070A (ko) 피어싱 시스템
US5299476A (en) Vertical lathe
JPH09155480A (ja) プレス機械のトランスファ装置
JP6613859B2 (ja) 板材加工システム、及び板材加工方法
JPH06142914A (ja) 熱切断加工機のワーク搬送装置
JPH07164186A (ja) 鋼材加工装置
JP2578585B2 (ja) 山形鋼自動加工方法とその設備
JPH09155681A (ja) 生産ラインにおける搬送装置の制御方法及びその装置
CN211890021U (zh) 一种丝锥加工装置
JP2579850B2 (ja) Ncランニングソー装置
JPH0429498B2 (ja)
JPH06206201A (ja) ランニングソーシステム
JPH0347639A (ja) トランスファフィーダ
JP3420336B2 (ja) 切断機
RU2116855C1 (ru) Автоматическая линия для штамповки крупногабаритных деталей
JPH08174304A (ja) 多軸旋盤システム及びワーク搬送方法
JPH03234329A (ja) 板材加工機のアンローダ
JP3211900B2 (ja) ワーク積載装置
JP2003001543A (ja) ワーク供給装置
JP2001179373A (ja) 板材搬出システム
KR20020071997A (ko) 자동차 사이드 브레이크용 샤프트 자동 가공장치
JP2013158881A (ja) 加工システム
JPH03198930A (ja) アルミ押出型材のサッシバーの加工方法及び加工装置