JPH07164074A - パンチホルダ孔及びパンチホルダ周面への潤滑装置 - Google Patents

パンチホルダ孔及びパンチホルダ周面への潤滑装置

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JPH07164074A
JPH07164074A JP34435093A JP34435093A JPH07164074A JP H07164074 A JPH07164074 A JP H07164074A JP 34435093 A JP34435093 A JP 34435093A JP 34435093 A JP34435093 A JP 34435093A JP H07164074 A JPH07164074 A JP H07164074A
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博一 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンチホルダの周面へのグリースの補給を、
作業者の手を汚さずに簡単に行う。 【構成】 タレット2に、外周面からパンチホルダ孔7
に通じる給油孔22を設けると共に、パンチホルダ孔7
の内周面に潤滑油溜まり溝23を設ける。給油孔22
は、タレット外周面のインデックスピン嵌合孔12の底
から貫通させても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タレットパンチプレ
スにおけるパンチホルダ孔及びパンチホルダ周面への潤
滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、パンチプレスの潤滑は、油からグ
リースへと変わり、ワークへの油の付着が良くなり、作
業者の作業性、工場の環境も良くなった。しかしなが
ら、タレットパンチプレスにおけるパンチホルダ周面へ
のグリース注入は、現在、作業者がパンチホルダ周面に
手塗りでグリースを塗布することにより行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、グリース補
給作業が非常に面倒であるばかりか、作業者の手を汚す
という問題点もある。
【0004】この発明の目的は、作業者の手を汚さず
に、簡単にパンチホルダ周面への潤滑油補給が行えるパ
ンチホルダ孔及びパンチホルダ周面への潤滑装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のパンチホルダ
孔及びパンチホルダ周面への潤滑装置は、パンチ工具を
嵌入させる複数のパンチホルダ孔を有するタレットに、
外周面から前記パンチホルダ孔に通じる給油孔を設ける
と共に、前記パンチホルダ孔の内周面に潤滑油溜まり溝
を設けたものである。
【0006】請求項2記載の潤滑装置は、請求項1記載
の潤滑装置において、前記給油孔に給油する潤滑油注入
ノズルをインデックスピンと連動して挿脱可能に設けた
ものである。インデックスピンは、タレットの外周面に
設けられたインデックスピン嵌合孔に嵌合してタレット
の割り出し角度を固定するものであり、ピン挿脱装置で
挿脱駆動される。このピン挿脱装置に前記潤滑油注入ノ
ズルを設ける。
【0007】請求項3記載の潤滑装置は、請求項1記載
の潤滑装置において、給油孔を、タレットの外周面に設
けられたインデックスピン嵌合孔からパンチホルダ孔に
通じるように形成したものである。
【0008】請求項4記載の潤滑装置は、請求項3記載
の潤滑装置において、ピン挿脱装置の駆動でインデック
スピン嵌合孔に挿脱自在に嵌合するインデックスピン
に、潤滑油注入ノズルを設けたものである。
【0009】請求項5記載の潤滑装置は、パンチ工具を
嵌入させるパンチホルダ孔が複列で円周方向に配列され
たタレットの場合に適用される。このタレットに、外周
列のパンチホルダ孔にタレット外周面から通じる給油孔
と、外周列のパンチホルダ孔から内周列のパンチホルダ
孔に連通する連通給油孔とを設け、かつ各パンチホルダ
孔の内径面に潤滑油溜まり溝を設ける。
【0010】
【作用】この発明の潤滑装置によれば、タレットの外周
面に設けた給油孔からパンチホルダ孔にグリース等の潤
滑油を注入することができる。注入された潤滑油は、潤
滑油溜まり溝よりパンチホルダの全周に送られる。
【0011】請求項2の構成の場合は、タレットの割り
出し動作毎に行われるインデックスピンのタレットへの
嵌合動作に連動して、給油孔に潤滑油注入ノズルが挿入
され、パンチホルダ孔への給油が行われる。
【0012】請求項3の構成の場合は、給油孔がインデ
ックスピン嵌合孔からパンチホルダ孔に通じるものであ
るため、給油孔が短くて済み、加工が容易である。
【0013】請求項4の構成の場合は、インデックスピ
ンの嵌合時に、このインデックスピンに設けられた潤滑
油注入ノズルから給油孔への潤滑油の注入が行われる。
【0014】請求項5の構成の場合は、タレット外周面
の給油孔から外周列のパンチホルダ孔に注入された潤滑
油が、パンチホルダ孔内の潤滑油溜まり溝および連通給
油孔を経て、内周列のパンチホルダ孔まで供給される。
【0015】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図4に
基づいて説明する。図3はこのパンチホルダ孔及びパン
チホルダ周面への潤滑装置を装備したタレットパンチプ
レスの側面図であり、図4はその要部の縦断面図であ
る。C形のフレーム1における上フレーム部1aおよび
下フレーム部1bに、上タレット2および下タレット3
が互いに同軸に設置されている。すなわち、C形フレー
ム1の上フレーム部1aには回転軸4を介して上タレッ
ト2が回転自在に設けられ、下フレーム部1bには回転
軸5を介して下タレット3が回転自在に設けられてい
る。上タレット2はパンチ工具6を嵌入させる複数のパ
ンチホルダ孔7を円周上に配列したものであり、下タレ
ット3は各パンチ工具6に対応する複数のダイ工具を同
様に円周上に配列したものである。パンチ工具6および
ダイ工具は、各々パンチおよびダイをパンチホルダおよ
びダイホルダに設置したものであり、パンチ工具6はパ
ンチホルダ部分でパンチホルダ孔7に上下動自在に嵌合
する。
【0016】上下タレット2,3の割出駆動機構8は、
共通の割出モータ9の駆動を上下タレット2,3に対し
て振り分けてチェーン機構10,11で伝達するように
構成されている。また、上下タレット2,3の各外周面
には、各パンチホルダ孔7の形成位置に対応してインデ
ックスピン嵌合孔12,13が設けられており、インデ
ックスピン14,15を嵌合させることで、上下タレッ
ト2,3の割り出し角度の精度が高められる。各インデ
ックスピン14,15は、フレーム1に設置された油圧
シリンダまたはエアシリンダ等からなるピン挿脱装置1
6,17によりインデックスピン嵌合孔12,13に対
して挿脱駆動される。パンチ駆動機構18は、パンチ位
置Pでラム19によりパンチ工具6を昇降させるもので
あり、上フレーム部1aに設置されている。板材Wはワ
ークホルダ20に把持され、テーブル21上でパンチ位
置Pに送り込まれる。
【0017】上タレット2には、図1(A),(B)に
斜視図および縦断面図で示すように外周面からパンチホ
ルダ孔7に通じる給油孔22が半径方向に延びて設けら
れ、パンチホルダ孔7の内周面には給油孔22が底面に
開口する潤滑油溜まり溝23が形成されている。給油孔
22の入口部分は大径に形成され、グリースニップル2
2aが装着されている。図1の例では、潤滑油溜まり溝
23は1周のリング状に形成されているが、これに限ら
ず図2(A)のように上下複数段のリング状溝部23a
を1本ないし複数本の縦溝部23bで連結し、1つのリ
ング状溝部23aに給油孔22を連通させた構成として
もよく、あるいは図2(B)のように潤滑油溜まり溝2
3を連続する螺旋状に構成してもよい。
【0018】上記構成の潤滑装置によると、上タレット
2の外周面に開口する給油孔22のグリースニップル2
2aからグリースガン等の潤滑油注入ノズル(図示せ
ず)でグリース等の潤滑油を注入することができる。注
入されたグリースは、給油孔22から潤滑油溜まり溝2
3に流入し、パンチホルダ孔7内の全周に行き渡る。潤
滑油溜まり溝23に溜められたグリースは、パンチ工具
6のパンチ時の昇降動作に伴い、パンチ工具6のホルダ
周面に均一に塗布される。このように、パンチ工具6へ
のグリース塗布を、上タレット2の外周面からの注入動
作で簡単に行え、したがって作業者の手を汚すことも防
止される。
【0019】図5はこの発明の第2の実施例の要部を示
す縦断面図である。この実施例は、上タレット2側のイ
ンデックスピン14を挿脱させるピン挿脱装置16に、
給油孔22のグリースニップル22aに挿脱される潤滑
油注入ノズル24を設けたものである。潤滑油注入ノズ
ル24は、ノズル取付部材35を介してインデックスピ
ン14に取付けてあり、フレキシブルチューブを介して
グリースポンプ(図示せず)に連結されている。その他
の構成は第1の実施例と同様である。
【0020】この実施例では、割出位置において、ピン
挿脱装置16の駆動でインデックスピン14が上タレッ
ト2の外周面のインデックスピン嵌合孔12に嵌合する
動作に連動して、潤滑油注入ノズル14が自動的に給油
孔22のグリースニップル22aに挿入される。この場
合、割出位置でのピン挿脱装置16による上タレット2
の回転ロックの度に潤滑油注入ノズル24から給油孔2
2に潤滑油であるグリースを注入するようしてもよい
し、あるいは回転ロックが所定回数繰り返される毎に1
度、グリースを注入するようにしてもよい。
【0021】図6はこの発明の第3の実施例の要部を示
す縦断面図である。この実施例は、インデックスピン嵌
合孔12の内部の底面からパンチホルダ孔7に通じるよ
うに給油孔22を形成すると共に、インデックスピン1
4の先端に潤滑油注入ノズル24を突出させたものであ
る。潤滑油注入ノズル24は、インデックスピン14に
対して突没自在とし、かつばね部材(図示せず)で突出
付勢してある。また、潤滑油注入ノズル24に連通する
給油経路24aは、ピン挿脱装置16を構成する油圧シ
リンダのピストンロッドをシリンダ本体の両端に貫通す
るものとして、そのピストンロッド内に貫通状態に形成
してある。その他の構成は先の実施例と同様である。
【0022】この実施例では、ピン挿脱装置16の駆動
でインデックスピン嵌合孔12にインデックスピン14
を嵌合させる動作が、そのまま潤滑油注入ノズル24を
給油孔22に連通させることになり、潤滑油供給の制御
が簡単になる。また、給油孔22がインデックスピン嵌
合孔12から開通するため、給油孔22が短くて済んで
給油孔22の加工が簡単である。なお、インデックスピ
ン14は、このような潤滑油注入ノズル24を有しない
通常のものとし、別の位置に配置された潤滑油注入ノズ
ルや手持ち式の潤滑油注入ノズルで潤滑油の注入を行う
ようにしても良い。その場合でも、給油孔22の加工容
易の効果が得られる。
【0023】図7(A),(B)はこの発明の第4の実
施例の要部を示す縦断面図および平面図である。この実
施例は、パンチ工具6を嵌入させる複数のパンチホルダ
孔7A,7Bが内外2列で円周方向に配列された上タレ
ット2に適用しものである。この例では、インデックス
ピン嵌合孔12の内部から外周列のパンチホルダ孔7A
に通じる給油孔22Aを設けると共に、外周列のパンチ
ホルダ孔7Aから内周列のパンチホルダ孔7Bに通じる
連通給油孔22Bを設け、各パンチホルダ孔7A,7B
の内周面に、各々給油孔22Aに通じる潤滑油溜まり溝
23Aと、連通給油孔22Bに通じる潤滑油溜まり溝2
3Bとが設けてある。潤滑油注入ノズル24をインデッ
クスピン14に兼用させたのは、図6の実施例の場合と
同様である。その他の構成は先の実施例と同様である。
【0024】この実施例では、潤滑油注入ノズル24か
ら給油孔22Aに潤滑油であるグリースを注入すると、
グリースは給油孔22Aから外周列のパンチホルダ孔7
Aの内周面の潤滑油溜まり溝23Aに供給されると共
に、そのグリースはさらに連通給油孔22Bを経て内周
列のパンチホルダ孔7Bの内周面の潤滑油溜まり溝7B
にも供給される。なお、給油孔22Aの開口部はインデ
ックスピン嵌合孔12と別の位置に設けてもよい。ま
た、この実施例ではパンチホルダ孔を2列に配列した場
合につき説明したが、3列以上に配列した場合や、部分
的に配列個数が異なる場合にも前記と同様に適用するこ
とができる。
【0025】図8は上タレット2の上面に注入口32a
が開口するように給油孔32を形成した例を示す。この
場合、給油孔32は、上記注入口32aから下方に延び
る縦孔部32bと、この縦孔部32bに各々連通しパン
チホルダ孔7に通じる上下複数段の横孔部32cとから
なる。各横孔部32cは、これらに対応させてパンチホ
ルダ孔7の内周面に上下複数段にわたって形成されたリ
ング状の各潤滑油溜まり溝33にそれぞれ通じている。
なお、上記横孔部32cは製造を容易化するために、上
タレット2の外周面からパンチホルダ孔7まで貫通する
ように形成した後、その上タレット2の外周面の開口部
を蓋部材34で閉止することによって構成される。注入
口32aにはグリースニップル(図示せず)を設けてお
く。
【0026】この構成の場合、上タレット2の上面に開
口する注入口32aから潤滑油注入ノズルで潤滑油を給
油できる。そのため、この場合も手を汚さずに給油が簡
単に行え、また給油の自動化を図ることもできる。
【0027】
【発明の効果】この発明のパンチホルダ孔及びパンチホ
ルダ周面への潤滑装置は、タレットに外周面からパンチ
ホルダ孔に通じる給油孔を設けると共に、パンチホルダ
孔の内周面に潤滑油溜まり溝を設けたため、潤滑油注入
ノズル等による注入作業だけで、簡単に各パンチホルダ
の全周にグリース等の潤滑油の供給が行え、また手を汚
すことなく潤滑油を供給することができる。さらに、潤
滑油供給の自動化も簡単に図ることができる。
【0028】請求項2の構成の場合は、タレット外周面
のインデックスピン嵌合孔に嵌合させるインデックスピ
ンの挿脱装置に潤滑油注入ノズルを設けたので、インデ
ックスピンの嵌合動作に連動して前記潤滑油注入ノズル
による注入が自動的に行える。そのため、自動給油を図
りながら、潤滑油注入ノズルの専用の挿脱駆動装置を設
けることが不要で、構成が簡単になり、かつ制御も容易
になる。
【0029】請求項3の構成の場合は、給油孔をタレッ
ト外周面のインデックスピン嵌合孔からパンチホルダ孔
に通じさせたため、給油孔が短くて済み、給油孔の加工
が容易である。
【0030】請求項4の構成の場合は、インデックスピ
ンに潤滑油注入ノズルを設けたため、この場合もインデ
ックスピンの嵌合動作に伴って潤滑油の注入が行え、専
用のノズル挿脱装置や制御系を必要とせずに、自動給油
が行える。
【0031】請求項5の構成の場合は、パンチホルダ孔
が複列に配列されたタレットでありながら、1箇所の給
油孔からの注入で、同じ割り出し位置における各列のパ
ンチホルダ孔に潤滑油を供給することができ、この場合
も潤滑油供給を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるパンチホルダ孔及
びパンチホルダ周面への潤滑装置を装備したタレットの
部分斜視図および断面図である。
【図2】(A),(B)は、各々その潤滑装置の潤滑油
溜まり溝の変形例を示す斜視図である。
【図3】同パンチホルダ孔潤滑装置を装備したパンチプ
レス機の側面図である。
【図4】同パンチプレス機のタレット支持部分の拡大破
断側面図である。
【図5】この発明の他の実施例にかかるパンチホルダ孔
及びパンチホルダ周面への潤滑装置の断面図である。
【図6】この発明のさらに他の実施例にかかるパンチホ
ルダ孔及びパンチホルダ周面への潤滑装置の断面図であ
る。
【図7】この発明のさらに他の実施例にかかるパンチホ
ルダ孔及びパンチホルダ周面への潤滑装置の断面図およ
び部分平面図である。
【図8】パンチホルダ孔及びパンチホルダ周面への潤滑
装置の提案例の断面図および部分平面図である。
【符号の説明】
2…上タレット、6…パンチ工具、7,7A,7B…パ
ンチホルダ孔、12…インデックスピン嵌合孔、14…
インデックスピン、16…ピン挿脱装置、22,22A
…給油孔、22B…連通給油孔、23,23A,23B
…潤滑油溜まり溝、24…潤滑油注入ノズル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチ工具を嵌入させる複数のパンチホ
    ルダ孔を有するタレットに、外周面から前記パンチホル
    ダ孔に通じる給油孔を設けると共に、前記パンチホルダ
    孔の内周面に潤滑油溜まり溝を設けたパンチホルダ孔及
    びパンチホルダ周面への潤滑装置。
  2. 【請求項2】 タレットの外周面に設けられたインデッ
    クスピン嵌合孔にインデックスピンを挿脱させるピン挿
    脱装置を設け、前記給油孔に給油する潤滑油注入ノズル
    をインデックスピンと連動して挿脱可能に前記ピン挿脱
    装置に設けた請求項1記載のパンチホルダ孔及びパンチ
    ホルダ周面への潤滑装置。
  3. 【請求項3】 給油孔を、タレットの外周面に設けられ
    たインデックスピン嵌合孔からパンチホルダ孔に通じる
    ものとした請求項1記載のパンチホルダ孔及びパンチホ
    ルダ周面への潤滑装置。
  4. 【請求項4】 ピン挿脱装置の駆動でインデックスピン
    嵌合孔に挿脱自在に嵌合するインデックスピンに、潤滑
    油注入ノズルを設けた請求項3記載のパンチホルダ孔及
    びパンチホルダ周面への潤滑装置。
  5. 【請求項5】 パンチ工具を嵌入させるパンチホルダ孔
    が複列で円周方向に配列されたタレットに、外周列のパ
    ンチホルダ孔にタレット外周面から通じる給油孔と、外
    周列のパンチホルダ孔から内周列のパンチホルダ孔に連
    通する連通給油孔とを設け、かつ各パンチホルダ孔の内
    径面に潤滑油溜まり溝を設けたパンチホルダ孔及びパン
    チホルダ周面への潤滑装置。
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