JPH0716375A - ミシンの糸調子器 - Google Patents

ミシンの糸調子器

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Publication number
JPH0716375A
JPH0716375A JP16150893A JP16150893A JPH0716375A JP H0716375 A JPH0716375 A JP H0716375A JP 16150893 A JP16150893 A JP 16150893A JP 16150893 A JP16150893 A JP 16150893A JP H0716375 A JPH0716375 A JP H0716375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
presser foot
thread tension
tension
sewing machine
thread
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16150893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Inagaki
秀高 稲垣
Kenji Matsubara
憲司 松原
Shinsuke Nagasaka
信介 長坂
Akihiro Wakayama
明弘 若山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP16150893A priority Critical patent/JPH0716375A/ja
Publication of JPH0716375A publication Critical patent/JPH0716375A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミシンのデザイン及び設計上の自由度を向上
させると共に、操作機構を省力化する。 【構成】 糸にテンションを与えるテンションバネは、
カムによって伸縮されるように配置されている。そのカ
ムはパルスモータ21によって回転されるように構成さ
れている。パルスモータ21と押え上げレバー9とは判
断装置35とスイッチ15を介して電気的に接続されて
いる。押え上げレバー9を上げると、押え上げレバー9
がスイッチ15をON状態にする。その信号が判断装置
35に受信されると、テンションバネがほとんどテンシ
ョンを生じなくなるまで、パルスモータ21がテンショ
ンバネの付勢力に坑じて自動的に回転される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押えが上昇されると、
テンションの開放された不作用状態になるミシンの糸調
子器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、そのようなミシンの糸調子器にお
いては、糸を挟む糸調子皿がテンションバネによって付
勢力を受け、そのテンションバネを糸調子皿とは反対側
から伸縮してテンションを調節できるように構成されて
いる。また、押えは押え棒の下端に固定され、押え棒の
上端には、押え棒を押し下げる押えバネが取り付けられ
ている。また、押え上げレバーは、押え棒を押えバネの
付勢力に抗じて上昇させると共に、押え上げレバーに連
結されたカム機構によってテンションバネをその付勢力
に抗じて糸調子皿から離し、テンションを開放するよう
に構成されている。更に、押え上げレバーと糸調子器と
はメカ的に連結されているので、押え上げレバーの近く
に糸調子器を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ミシンにおいては、押え上げレバーの近くに糸調子器を
設ける必要があり、ミシンをデザイン及び設計する上で
制約を受けていた。更に、その押え上げレバーをテンシ
ョンバネと押えバネとの付勢力に抗じて操作しなくては
ならず、その操作が大変重く作業者にとって煩わしいと
いう問題点が生じていた。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、デザイン及び設計上の自由度を
向上すると共に、省力化された操作機構を有するミシン
の糸調子器を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のミシンの糸調子器は、押え上げレバーが押え
を上昇するために操作されたこと検出する検出手段と、
糸調子器を不作用状態に切り換えるように動作するアク
チュエータと、押え上げレバーが押えを上昇するために
操作されたことが検出されると、糸調子器を不作用状態
に切り換えるようにアクチュエータを制御する制御手段
とを備えている。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明のミシンの糸調子器
においては、検出手段は押え上げレバーが押えを上昇す
るために操作されたこと検出する。アクチュエータは、
糸調子器を不作用状態に切り換えるように動作する。制
御手段は、押え上げレバーが押えを上昇するために操作
されたことが検出されると、糸調子器を不作用状態に切
り換えるようにアクチュエータを自動的に制御する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0008】図6に示すように、本体1には、押え棒3
が上下動可能に取り付けられている。その押え棒3の先
端には、押え足5が固定されており、この押え足5と針
板7とで布(図示せず)を挟むように構成されている。
押え上げレバー9は、軸11を回動中心に持ち、押え棒
抱き13に係合するように構成されている。その軸11
は、本体1に固定され、押え棒抱き13は、押え棒3に
固定されている。押え棒抱き13と本体1との間には、
押え棒抱き13を押し下げるように押えバネ14が取り
付けられている。その押え棒抱き13の上部には、図2
及び図3に示すように、スイッチ15が取り付けられて
いる。
【0009】また、図4に示すように、糸調子ダイヤル
17が本体1に取り付けられたダイヤル軸19を回動中
心にして回転可能に取り付けられており、軸19の回り
にカム部17aが形成されている。更に、糸調子ダイヤ
ル17の下部には、ギャ17bが成形されておりパルス
モータ21に固定されてるギャ23と係合するように構
成されている。糸調子ダイヤル17のカム部17aは、
カム接触子25と係合し、テンションバネ27に付勢力
をかける。テンションバネ27の付勢力は糸調子皿29
に伝えられ糸調子皿29の間を通る糸(図示せず)にテ
ンションが付与されるように構成されている。糸調子皿
29、テンションバネ27、カム接触子25は、軸31
と取り付け板33とによって本体1に取り付けられる。
【0010】次に、電気的構成に付いて説明する。
【0011】図1に示すように、スイッチ15のON/
OFFの状態は、判断装置35によって検出された検出
可能に構成されている。更に、この判断装置35は、演
算装置のCPUや記憶装置のROM・RAMから構成さ
れている。このROMには、図5に示すフローチャート
のプログラムを記憶した記憶領域が設けられている。こ
のROMには、初期設定のための通常縫製テンションを
生じさせるためのパルスモータ21の回転角度や、テン
ションを0又は0付近にするパルスモータ21の回転角
度等のデータを記憶した記憶領域が設けられている。判
断装置35は、スイッチ15の状態やROMに記憶され
たプログラムやデータに応じて、パルスモータ21を制
御するように構成されている。
【0012】次に、本実施例の動作を説明する。
【0013】押え上げレバー9が図2に示す位置から図
3に示すように回動されると、押え棒抱き13、押え棒
3と押え足5も上昇する。この時、押え足5が押えバネ
14の付勢力に坑じて上昇し、布(図示せず)の挟持が
解除され、押え棒抱き13が上昇するとスイッチ15が
ON状態になる。
【0014】そして、スイッチ15の信号が判断装置3
5によって読み取られ(S10)、スイッチ15がON
状態であるので(S11:ON)、糸調子皿29が糸
(図示せず)に0又は0付近のテンションを生じるとこ
ろまで、パルスモータ21が糸調子ダイヤル17を自動
的に回転させる(S12)。
【0015】また、押え上げレバー9が図3に示す位置
から図2に示すように回動されると、押え棒抱き13、
押え棒3と押え足5も下降する。この時、押え足5が針
板7と協働して、布(図示せず)を挟持する。押え棒抱
き13が下昇するとスイッチ15がOFF状態になる。
【0016】そして、スイッチ15の信号が判断装置3
5によって読み取られ(S10)、スイッチ15がOF
F状態であるので(S11:OFF)、糸調子皿29が
通常縫製テンションを糸(図示せず)に生じるところま
で、パルスモータ21が糸調子ダイヤル17をテンショ
ンバネ27の付勢力に坑じて自動的に回転させる(S1
3)。
【0017】このように、押え上げレバー9と糸調子皿
29とが電気的に接続されているので、押え上げレバー
9と糸調子皿29を含む糸調子器との配置及び設計上で
の自由度が向上する。また、本実施例においては、アク
チュエータとしてパルスモータ21を用いてテンション
バネ27のみを伸縮しているので、パルスモータ21が
低出力の小型のもので良く、ミシン全体が小型化すると
共にコスト低減につながる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のミシンの糸調子器は、検出手段によって押え上げ
レバーの操作状態を検出すると共に、制御手段が検出結
果に基づいて糸調子開放手段を制御するように構成さ
れ、押え上げレバーと糸調子器開放手段とがハード的に
連結されずに電気的に接続されているので、それらの配
置が自由になり、デザイン及び設計上の自由度を向上す
る。また、糸調子器開放手段が検出結果に応じて糸調子
器を自動的に不作用にするので、押え上げレバーが小さ
な力で操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本実施例のミシンの電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図2は上記ミシンの押え上げレバーを下げた状
態を示す正面図である。
【図3】図3は上記ミシンの押え上げレバーを上げた状
態を示す正面図である。
【図4】図4は上記ミシンの糸調子装置を示す正面図で
ある。
【図5】図5は上記押え上げレバーの状態に対応する糸
調子器の制御を示すフローチャートである。
【図6】図6は上記ミシンの全体を示す正面図である。
【符号の説明】
5 押え足 9 押え上げレバー 13 押え棒抱き 15 スイッチ 17 糸調子ダイヤル 21 パルスモータ 27 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若山 明弘 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押え上げレバーが操作され、被加工布を
    押える押えが上昇すると、糸調子器をテンションの開放
    された不作用状態に切り換わるミシンにおいて、 前記押え上げレバーが押えを上昇するために操作された
    こと検出する検出手段と、 前記糸調子器を不作用状態に切り換えるように動作する
    アクチュエータと、 前記押え上げレバーが押えを上昇するために操作された
    ことが検出されると、前記糸調子器を不作用状態に切り
    換えるように前記アクチュエータを制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とするミシンの糸調子器。
JP16150893A 1993-06-30 1993-06-30 ミシンの糸調子器 Pending JPH0716375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16150893A JPH0716375A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ミシンの糸調子器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16150893A JPH0716375A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ミシンの糸調子器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0716375A true JPH0716375A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15736398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16150893A Pending JPH0716375A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 ミシンの糸調子器

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JP (1) JPH0716375A (ja)

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