JPH071636U - 操作面角度調節機構付電話機 - Google Patents
操作面角度調節機構付電話機Info
- Publication number
- JPH071636U JPH071636U JP2910993U JP2910993U JPH071636U JP H071636 U JPH071636 U JP H071636U JP 2910993 U JP2910993 U JP 2910993U JP 2910993 U JP2910993 U JP 2910993U JP H071636 U JPH071636 U JP H071636U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper housing
- telephone
- operation surface
- groove
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作面がある上筐体の手前部分と設置面との
間にギャップが出来た場合に操作ボタンを押下しても、
その操作ボタンに位置に関係なく操作面が動くことのな
い操作性に優れた操作面角度調節機構付電話機を提供す
ること。 【構成】 操作面を備えた上筐体1が回転軸2−aによ
り任意の方向に回動可能に下筐体2に取り付けられ、上
筐体1を回動することにより操作面を所望の角度に調整
可能な操作面角度調節機構付電話機において、上筐体1
には回転軸2−aからの距離を半径とした円弧状の形状
面を備えた溝5が形成され、下筐体2は上筐体1の溝5
と一定の間隙をもって嵌合するストッパ6が形成され
る。上筐体1に形成された溝5と下筐体2に形成された
ストッパ6により、操作面の操作が行われても溝5とス
トッパ6によりこの間の間隙以上に上筐体1が動くこと
が抑止される。
間にギャップが出来た場合に操作ボタンを押下しても、
その操作ボタンに位置に関係なく操作面が動くことのな
い操作性に優れた操作面角度調節機構付電話機を提供す
ること。 【構成】 操作面を備えた上筐体1が回転軸2−aによ
り任意の方向に回動可能に下筐体2に取り付けられ、上
筐体1を回動することにより操作面を所望の角度に調整
可能な操作面角度調節機構付電話機において、上筐体1
には回転軸2−aからの距離を半径とした円弧状の形状
面を備えた溝5が形成され、下筐体2は上筐体1の溝5
と一定の間隙をもって嵌合するストッパ6が形成され
る。上筐体1に形成された溝5と下筐体2に形成された
ストッパ6により、操作面の操作が行われても溝5とス
トッパ6によりこの間の間隙以上に上筐体1が動くこと
が抑止される。
Description
【0001】
本考案は電話機、より具体的には操作面の角度が調節出来る機構を備えた電話 機における取付台の構造に関する。
【0002】
図4は従来の角度調節機構付電話機における操作面及び本体の斜視図であり、 同図ではハンドセット等を省いた本考案に直接関係のある部分が図示されている 。このような電話機には、通常、図4に示す様に上筐体1にダイヤル等を行う操 作ボタン3−bが配設され、高機能電話機においては同図に示すようなLCD等 による表示部3−aが設けられ、これに種々のメッセージを表示することで操作 性の向上がなされている。
【0003】 これらの操作面上の操作ボタン3−bの操作のし易さや表示部3−aの見易さ は、操作面3の角度により大きく左右され、これらは操作する人の身長や電話機 を置く環境により適正な操作面の角度が変わってくる。この様な個人差によらな い操作性、あるいは表示器の視認性の良い電話機を提供する為に操作面3の角度 を任意に設定可能とし、使用者が適正な角度にて使用出来る様にしたものが、角 度調節機構である。
【0004】 図5及び図6はこのような従来の角度調節機構を示した側面図であり、図5は 角度を傾けないときの側面図、図6は角度を傾けたときの側面図である。これら 図に示す様に、上筐体1と下筐体2は回転軸2−aにより回動自在に取り付けら れ、この回転軸2−aを中心にして任意の角度に操作面の角度調整ができるよう になっている。なお、この回転構造及び任意の位置での固定方法は色々な方法が あるが、これらはすでに周知の構造であるのでここではその説明は省略する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながらこのような従来技術では、図5に示すような角度に操作面3を調 節した場合、電話機の操作ボタン3−bのうち回転軸2−aより手前の部分(図 5では回転軸2−aより左側に位置する操作ボタン3−b)を押下すると、電話 機が設置されている面と上筐体1との間にギャップ4がある為、操作ボタン3− bを少しでも強く押すと操作面3が動いてしまうという問題が生じた。このため 従来の操作面角度調節機構付電話機では、使用者は常に安定した操作が行えず、 操作性上満足のいくものではなかった。
【0006】 本考案は以上述べた従来技術の問題点を解消し、操作面がある上筐体の手前部 分と設置面との間にギャップが出来た場合に操作ボタンを押下しても、その操作 ボタンに位置に関係なく操作面が動くことのない操作性に優れた操作面角度調節 機構付電話機を提供する事を目的とする。
【0007】
本考案は上述の課題を解決するために、操作面を備えた上筐体が回転軸により 任意の方向に回動可能に下筐体に取り付けられ、上筐体を回動することにより操 作面を所望の角度に調整可能な操作面角度調節機構付電話機において、上筐体に は回転軸からの距離を半径とした円弧状の形状面を備えた溝が形成され、下筐体 は上筐体の溝と一定の隙間をもって嵌合するストッパが形成される。
【0008】
本考案によれば、上筐体に形成された溝と下筐体に形成されたストッパにより 、操作面の操作が行われても溝とストッパによりこの間の隙間以上に上筐体が動 くことが抑止される。
【0009】
次に添付図面を参照して本考案による操作面角度調節機構付電話機の実施例を 詳細に説明する。
【0010】 図1は本考案による操作面角度調節機構付電話機の実施例であり、ここには本 考案に直接関係のある操作面の角度調節を行う取付台の構造の側面図が示されて いる。なお、本実施例でもその外観は図4に示した斜視図と同様であり、電話機 は上筐体1と下筐体2が所定の範囲で回動自在に嵌合され、上筐体1の操作面3 上には表示部3−aと操作ボタン3−bがそれぞれ配設されている。
【0011】 本実施例の上筐体1には図1に示すような溝5が形成されており、その形状は 回転軸2−aより半径5−aの円弧上にある様な形状になっている。又、下筐体 2にはストッパ6が形成されており、その形状は一部が回転軸2−aより半径6 −aの円弧上にある様な形状になっている。なお、これら半径は半径5−a>半 径6−aの関係にあり、上筐体1の溝5と下筐体2のストッパ6は一定の間隙を もって嵌合されている。
【0012】 図2は操作面の角度調整を行った場合の側面図であり、従来例で対比すると図 6に対応する。図2からもわかる様に、上筐体1を回転軸2−aを中心に回転さ せ操作面に角度をつける場合、溝5とストッパ6には同じ中心である回転軸2− aからの半径5−a,半径6−aの間には僅かながらのギャップがある為、回転 方向に力を加えればその動きはスムーズである。したがって、従来と同様に任意 の角度に操作面を調節することが可能である。
【0013】 図3は図1におけるA矢視図であり、このように本実施例では溝5及びストッ パ6が左右に2ケ所に設けられている。
【0014】 たとえば図1において、回転軸2−aより操作者から見て手前(図では左側) の操作ボタン3−b(図4参照)が比較的強く押下された場合でも、一般に矢印 Bに示す様な方向の力が加わるため、本実施例では溝5がストッパ6により係止 されてこの間に形成されているギャップ以上に上筐体1が動くことを防止できる 。したがって、溝5とストッパ6のギャップを干渉しない程度に極めて小さくし ておけば、操作面の動きはこのギャップの量だけで押えられる事が出来、非常に 良好な操作性を得る事が出来る。
【0015】
以上詳細に説明した様に本考案は、上筐体に回転軸からの距離を半径とした円 弧状の形状面をもった溝とこの溝の円弧より僅かに距離の短い半径とした円弧状 の形状をもったストッパを下筐体に設けた。これら溝とストッパは、回転軸を中 心に上筐体を回転させたときには溝の中をストッパがスムーズに回動する様にし た。また、操作面の角度を小さくし上筐体の手前部分と設置面との間にギャップ が出来た場合に操作ボタンが比較的強く押下された場合でも、ストッパが溝に係 止されるためガタツキがなくなり操作性の向上が期待出来る。
【図1】本考案による操作面角度調節機構付電話機の実
施例を示す取付台構造の側面図である。
施例を示す取付台構造の側面図である。
【図2】図1における角度調整したときの側面図であ
る。
る。
【図3】図1の矢印Aから見た正面を示す矢視図であ
る。
る。
【図4】角度調節機構付電話機の斜視図である。
【図5】従来の角度調節機構付電話機における側面図で
ある。
ある。
【図6】図5の従来技術において角度調節したときの側
面図である。
面図である。
1 上筐体 2 下筐体 2−a 回転軸 3 操作面 5 溝 6 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 梅村 昭夫 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 操作面を備えた上筐体が回転軸により任
意の方向に回動可能に下筐体に取り付けられ、前記上筐
体を回動することにより前記操作面を所望の角度に調整
可能な操作面角度調節機構付電話機において、 前記上筐体には前記回転軸からの距離を半径とした円弧
状の形状面を備えた溝が形成され、 前記下筐体は前記上筐体の溝と一定の隙間をもって嵌合
するストッパが形成され、 前記溝と前記ストッパは前記操作面の操作が行われたと
きにこの間の隙間以上に前記上筐体が動くことを抑止す
ることを特徴とする操作面角度調節機構付電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2910993U JPH071636U (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 操作面角度調節機構付電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2910993U JPH071636U (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 操作面角度調節機構付電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071636U true JPH071636U (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=12267171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2910993U Pending JPH071636U (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 操作面角度調節機構付電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071636U (ja) |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP2910993U patent/JPH071636U/ja active Pending
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