JPH07162792A - 画像の自動プリント装置 - Google Patents

画像の自動プリント装置

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Publication number
JPH07162792A
JPH07162792A JP5310430A JP31043093A JPH07162792A JP H07162792 A JPH07162792 A JP H07162792A JP 5310430 A JP5310430 A JP 5310430A JP 31043093 A JP31043093 A JP 31043093A JP H07162792 A JPH07162792 A JP H07162792A
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JP
Japan
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signal
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Pending
Application number
JP5310430A
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English (en)
Inventor
Kenichi Suehiro
憲一 末廣
Yutaka Ota
豊 太田
Kazuyoshi Miyazaki
和義 宮▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープに記録された映像に対し、希望す
る場面の静止画像を自動的に印刷することができる画像
の自動プリント装置を提供する。 【構成】 記録時には、後で印刷する場面の映像信号に
対応したコントロール信号に対し、カメラ一体型VTR
100の印刷指定信号合成回路190が印刷指定信号を
付加する。再生時には、カメラ一体型VTR100の印
刷映像検出回路140が印刷指定信号を検出すると、印
刷映像検出信号をビデオプリンタ200の同期印刷制御
回路240に供給し、その時の再生映像が印刷部270
によって印刷される。ビデオプリンタ200の再生制御
回路230が、印刷中は検出停止信号を、印刷終了時は
検出開始信号をそれぞれカメラ一体型VTR100の同
期再生制御回路130に供給するため、印刷に同期し
て、カメラ一体型VTR100の再生動作が行われ、希
望する映像の静止画像が自動的にすべて印刷される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は希望する映像の静止画像
を自動的に印刷することができる画像の自動プリント装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用のビデオプリンタが開発さ
れ、カメラ一体型VTRや据え置き型VTRなどの磁気
記録再生装置で記録された映像の任意の場面を手軽に印
刷できるようになった。
【0003】図6は従来のカメラ一体型VTRとビデオ
プリンタとで構成された、画像のプリントシステムのブ
ロック図である。
【0004】図6で400はカメラ一体型VTRであ
り、既に映像信号が記録された磁気テープを再生し、そ
の映像信号を信号線700を介して、ビデオプリンタ5
00に供給する。
【0005】ビデオプリンタ500は操作の指令を行う
ための複数の操作ボタンが取り付けられた操作パネル5
10と、操作パネル510から供給される操作信号をも
とに、各部に制御信号を供給するシステムコントロール
回路520と、システムコントロール回路520から供
給される制御信号によって、アナログ信号として供給さ
れる映像信号をディジタル信号に変換するA/D変換回
路530と、A/D変換回路530から供給されるディ
ジタル信号を格納する記憶回路540と、記憶回路54
0に格納されたディジタル信号を読み出し、印刷する印
刷部550と、記憶回路540に格納されたディジタル
信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路560
と、信号線700を介して供給される映像信号とD/A
変換回路560の出力信号のいずれか1つを選択する出
力切換スイッチ570とで構成されている。
【0006】ビデオプリンタ500から出力される映像
信号は、信号線800を介してテレビモニター600に
供給される。
【0007】図6のように構成された従来の画像のプリ
ントシステムについて、以下画像の印刷方法について説
明する。
【0008】まず、カメラ一体型VTR400の再生映
像をテレビモニター600の画面に映し出すために、操
作パネル510に取り付けられた出力信号切換ボタンを
操作する。出力信号切換ボタンを操作することにより、
システムコントロール回路520から制御信号が出力切
換スイッチ570に供給され、信号線700を介してカ
メラ一体型VTRから供給された映像信号が信号線80
0に出力される。信号線800に出力された映像信号は
テレビモニター600に供給され、この映像がテレビモ
ニター600の画面に映し出される。
【0009】次に、テレビモニター600の画面に映し
出された映像を確認しながら、印刷したい映像の場面
で、操作パネル510に取り付けられた記憶ボタンを操
作する。記憶ボタンを操作することにより、システムコ
ントロール回路520から制御信号がA/D変換回路5
30及び記憶回路540に供給され、信号線700を介
してカメラ一体型VTR400から供給された映像信号
がA/D変換回路530によりディジタル信号に変換さ
れる。さらに、A/D変換回路530によってディジタ
ル信号に変換された映像信号は、記憶回路540に記憶
される。このようにして、印刷を行う場面の映像信号が
ディジタル信号に変換され、記憶回路540に記憶され
る。
【0010】印刷を行う前に、印刷する場面の確認を行
う場合には、操作パネル510に取り付けられた出力信
号切換ボタンを操作する。出力信号切換ボタンを操作す
ることにより、システムコントロール回路520から制
御信号が出力切換スイッチ570に供給され、D/A変
換回路560から出力される映像信号が信号線800に
出力される。D/A変換回路560から出力される映像
信号は、記憶回路540に記憶されたディジタル信号化
された映像信号をもとのアナログの映像信号に変換した
信号であり、印刷を行う場面の映像信号である。このよ
うにして、印刷を行う場面がテレビモニター600に映
し出される。
【0011】印刷を行う場合には、操作パネル510に
取り付けられた印刷ボタンを操作する。印刷ボタンを操
作することにより、システムコントロール回路520か
ら制御信号が印刷部550に供給され、記憶回路540
に記憶されている映像信号が印刷部550に読み出さ
れ、印刷が行われる。
【0012】以上のようにして、カメラ一体型VTR4
00で再生した映像の任意の場面を、テレビモニター6
00で確認しながら、ビデオプリンタ500によって印
刷することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、VTRで再生した映像信号をテレビモニターで
確認しながら、印刷したい場面を指定し、1場面ずつ印
刷を行うため、操作する人が付きっきりで操作を行う必
要があり、また、この作業自体に非常に長い時間を要す
るという問題点を有していた。
【0014】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、希望する映像の静止画像を自動的に印刷することが
できる画像の自動プリント装置を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像の自動プリント装置は、記録時には、映
像信号と印刷指定信号を付加した基準信号とを磁気テー
プに記録し、再生時には、磁気テープに記録された映像
信号を再生し出力すると共に、印刷指定信号が付加され
た基準信号を検出すると、印刷映像検出信号を出力する
磁気記録再生装置と、磁気記録再生装置から印刷映像検
出信号が供給されると、その時に磁気記録再生装置から
供給されている映像信号を静止画像として印刷する画像
印刷装置とで構成されている。
【0016】また、この目的を達成するために本発明の
画像の自動プリント装置は、記録時には、映像信号と印
刷指定信号を付加した基準信号とを磁気テープに記録
し、再生時には、磁気テープに記録された映像信号と基
準信号とを再生し出力する磁気記録再生装置と、磁気記
録再生装置から供給される基準信号の中から印刷指定信
号が付加された基準信号を検出した場合には、その時に
磁気記録再生装置から供給されている映像信号を静止画
像として印刷する画像印刷装置とで構成されている。
【0017】また、この目的を達成するために本発明の
画像の自動プリント装置は、映像信号と基準信号とが記
録された磁気テープに対し、再生時に基準信号を書き換
え、印刷指定信号を付加することが可能であり、印刷指
定信号が基準信号に付加された磁気テープを再生した場
合には、磁気テープに記録された映像信号を再生し出力
すると共に、印刷指定信号が付加された基準信号を検出
すると、印刷映像検出信号を出力する磁気記録再生装置
と、磁気記録再生装置から印刷映像検出信号が供給され
ると、その時に磁気記録再生装置から供給されている映
像信号を静止画像として印刷する画像印刷装置とで構成
されている。
【0018】
【作用】本発明の構成によれば、磁気記録再生装置での
記録時に、あとから画像印刷装置によって印刷したい場
面が発生した場合には、その時に印刷画像指定操作を行
うことにより、磁気記録再生装置の印刷指定信号記録手
段が印刷したい場面の映像信号に対応した基準信号に対
し印刷指定信号を付加し、磁気テープに記録する。画像
の印刷時には、磁気記録再生装置と画像印刷装置とを接
続し、このようにして記録された磁気テープを再生する
と、磁気記録再生装置の印刷映像検出手段が印刷指定信
号の付加された基準信号を検出し、印刷映像検出信号を
画像印刷装置の同期印刷制御手段に供給する。同期印刷
制御手段は印刷映像検出信号が供給されると、その時に
磁気記録再生装置から供給されている映像信号を取り込
み、その映像の静止画像の印刷を行う。
【0019】したがって、従来の磁気記録再生装置と画
像印刷装置とで印刷を行う場合のように、磁気記録再生
装置で再生した映像信号をテレビモニターで確認しなが
ら、印刷したい場面を捜したり、操作する人が付きっき
りで操作を行う必要がなく、自動的に非常に簡単に希望
する場面の印刷ができる。
【0020】また、本発明の構成によれば、磁気記録再
生装置での記録時に、あとから画像印刷装置によって印
刷したい場面が発生した場合には、その時に印刷画像指
定操作を行うことにより、磁気記録再生装置の印刷指定
信号記録手段が印刷したい場面の映像信号に対応した基
準信号に対し印刷指定信号を付加し、磁気テープに記録
する。画像の印刷時には、磁気記録再生装置と画像印刷
装置とを接続し、このようにして記録された磁気テープ
を再生すると、画像印刷装置の印刷開始手段が印刷指定
信号の付加された基準信号を検出し、その時に磁気記録
再生装置から供給されている映像信号の静止画像の印刷
を行わせる。
【0021】したがって、希望する映像の静止画像を自
動的にすべて印刷することができ、しかも、より正確に
指定された場面の印刷が可能となる。
【0022】また、本発明の構成によれば、磁気記録再
生装置で再生時に、あとから画像印刷装置によって印刷
したい場面が発生した場合には、その時に印刷画像指定
操作を行うことにより、磁気記録再生装置の印刷指定信
号記録手段が印刷したい場面の映像信号に対応した基準
信号に対し印刷指定信号を付加し、磁気テープに記録す
る。画像の印刷時には、磁気記録再生装置と画像印刷装
置とを接続し、このようにして記録された磁気テープを
再生すると、磁気記録再生装置の印刷映像検出手段が印
刷指定信号の付加された基準信号を検出し、印刷映像検
出信号を画像印刷装置の同期印刷制御手段に供給する。
同期印刷制御手段は印刷映像検出信号が供給されると、
その時に磁気記録再生装置から供給されている映像信号
を取り込み、その映像の静止画像の印刷を行う。
【0023】したがって、従来の磁気記録再生装置と画
像出力装置とで画像の印刷を行う場合のように、VTR
で再生中に印刷したい場面が発生した場合に、ビデオプ
リンタの印刷操作を行うために再生を中断する必要がな
く、印刷画像指定ボタンの操作を行うだけで、印刷場面
の指定を行いながら、継続して再生することができ、印
刷場面の指定終了後は、指定した場面をまとめて自動的
に印刷することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0025】図1は本発明の第1の実施例の画像の自動
プリント装置をカメラ一体型VTRとビデオプリンタと
で構成した場合の全体構成を示すブロック図である。
【0026】図1に示すように、画像の自動プリント装
置は、カメラ一体型VTR100とビデオプリンタ20
0とで構成され、互いに3種類の信号線によって接続さ
れている。
【0027】カメラ一体型VTR100は、複数の操作
ボタンで構成され、操作ボタンが操作されると対応する
信号を出力するVTR操作パネル110と、VTR操作
パネル110から供給される信号に応じて、各部に指令
信号を出力するVTRシステムコントロール回路120
と、同期再生手段となる同期再生制御回路130と、印
刷映像検出手段となる印刷映像検出回路140と、撮影
レンズ170と、撮影レンズ170によって映し出され
た画像を電気信号に変換する撮像回路171と、映像信
号及びコントロール信号が記録される磁気テープ1と、
磁気テープ1に映像信号を記録する磁気ヘッド181,
182が取り付けられたシリンダ180と、シリンダ1
80を回転させるシリンダモータ183と、記録時には
磁気テープ1にコントロール信号を記録し、再生時には
磁気テープ1に記録されたコントロール信号を読み出す
コントロールヘッド184と、記録時と再生時とでコン
トロールヘッド184への信号の接続を切換える切換ス
イッチ175と、それぞれ再生及び記録コントロール信
号の増幅を行う増幅器176,177と、キャプスタン
モータ185のキャプスタン軸186に磁気テープ1を
圧接させるピンチローラ187と、磁気テープ1を走行
させるために回転するキャプスタンモータ185と、撮
像回路171から供給される映像信号を磁気テープ1に
記録するための信号に変換し、また、シリンダ180に
取り付けられた磁気ヘッド181,182の出力信号を
映像信号に変換する信号処理回路150と、シリンダモ
ータ183とキャプスタンモータ185の回転速度と回
転位相を制御し、記録時にはコントロール信号を作成す
るサーボ回路160と、サーボ回路160から供給され
るコントロール信号に印刷指定信号を付加する、印刷指
定信号記録手段となる印刷指定信号合成回路190と、
映像信号を出力する映像信号出力端子10と、検出制御
信号が入力される検出制御信号入力端子20と、印刷映
像検出信号が出力される検出信号出力端子30とで構成
される。
【0028】一方、ビデオプリンタ200は、複数の操
作ボタンで構成され、操作ボタンが操作されると対応す
る信号を出力するビデオプリンタ操作パネル210と、
ビデオプリンタ操作パネル210から供給される信号に
応じて、各部に指令信号を出力するビデオプリンタシス
テムコントロール回路220と、再生制御手段となる再
生制御回路230と、同期印刷制御手段となる同期印刷
制御回路240と、アナログ信号として供給される映像
信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路250
と、ディジタル信号に変換された映像信号を記憶する記
憶回路260と、記憶回路260に記憶された映像信号
を読み出し、印刷用紙271に画像の印刷を行う印刷部
270と、記憶回路260に記憶された映像信号をアナ
ログの映像信号に変換するD/A変換回路280と、映
像出力端子90から出力する映像信号を切換える映像出
力切換スイッチ290と、映像信号を入力する映像信号
入力端子50と、検出制御信号を出力する検出制御信号
出力端子60と、印刷映像検出信号が入力される検出信
号入力端子70とで構成される。
【0029】カメラ一体型VTR100において、VT
R操作パネル110は複数の操作ボタンが取り付けられ
ており、いずれかの操作ボタンが操作されると、対応す
る操作信号がVTRシステムコントロール回路120に
供給される。VTRシステムコントロール回路120は
VTR操作パネル110から供給される操作信号に応じ
て、各部に制御信号を供給する。
【0030】撮影レンズ170は画像を撮像回路171
に映し出す。撮像回路171は撮影レンズ170によっ
て映し出された画像を電気信号である映像信号に変換
し、信号処理回路150に供給する。
【0031】信号処理回路150はVTRシステムコン
トロール回路120から供給される制御信号にしたがっ
て、記録時には、撮像回路171から供給された映像信
号を磁気ヘッドの記録信号に変換して、シリンダ180
に取り付けられた磁気ヘッド181,182に供給し、
再生時には、磁気ヘッド181,182から供給される
再生信号を映像信号に変換して、映像信号出力端子10
に供給する。
【0032】サーボ回路160はVTRシステムコント
ロール回路120から供給される制御信号にしたがっ
て、シリンダモータ183及びキャプスタンモータ18
5の回転速度と回転位相を制御する。また、記録時には
コントロール信号を作成し、印刷指定信号合成回路19
0に供給する。
【0033】キャプスタンモータ185は回転すること
で、ピンチローラ187によってキャプスタン軸186
に圧接された磁気テープ1を一定速度で走行させる。
【0034】コントロールヘッド184は、記録時には
切換スイッチ175を介して、増幅器177から供給さ
れるコントロール信号を磁気テープ1に記録し、再生時
には磁気テープ1に記録されているコントロール信号を
読み取り、読み取ったコントロール信号を切換スイッチ
175を介して、増幅器176に供給する。
【0035】シリンダ180は磁気ヘッド181,18
2が取り付けられており、シリンダモータ183によっ
て回転される。シリンダ180にはその円周にそって、
磁気テープ1が180度の角度まで巻き付けられてお
り、シリンダ180が回転することによりシリンダ18
0と一緒に回転する磁気ヘッド181,182は、記録
時には信号処理回路150から供給される記録信号を磁
気テープ1に記録し、再生時には、磁気テープ1に記録
された磁気信号を読み取り、信号処理回路150に供給
する。
【0036】印刷指定信号合成回路190はVTRシス
テムコントロール回路120から供給される制御信号に
応じて、通常はサーボ回路160から供給されるコント
ロール信号をそのまま増幅器177に供給し、印刷画像
指定操作が行われた場合には、印刷指定信号をコントロ
ール信号に合成し、増幅器177に供給する。
【0037】印刷映像検出回路140は増幅器176か
ら供給されるコントロール信号を監視し、印刷指定信号
が合成されたコントロール信号を検出すると、印刷映像
検出信号を検出信号出力端子30に供給する。
【0038】同期再生制御回路130は検出制御信号入
力端子20から供給される検出制御信号に応じて、VT
Rシステムコントロール回路120に印刷映像検出停止
信号あるいは印刷映像検出開始信号を供給する。
【0039】また、ビデオプリンタ200において、ビ
デオプリンタ操作パネル210は複数の操作ボタンが取
り付けられており、いずれかの操作ボタンが操作される
と、対応する操作信号がビデオプリンタシステムコント
ロール回路220に供給される。ビデオプリンタシステ
ムコントロール回路220はビデオプリンタ操作パネル
210から供給される操作信号に応じて、各部に制御信
号を供給する。
【0040】A/D変換回路250は、映像信号入力端
子50から供給されるアナログの映像信号をディジタル
信号に変換し、記憶回路260に供給する。記憶回路2
60はA/D変換回路250から供給されるディジタル
信号を記憶し、1画面分のディジタル信号を記憶すると
記憶終了信号を再生制御回路230に供給する。
【0041】印刷部270は記憶回路260に記憶され
たディジタル信号を順次読み出し、印刷用紙271に画
像の印刷を行い、1画面の印刷が終了すると、印刷終了
信号を再生制御回路230に供給する。
【0042】D/A変換回路280は記憶回路260に
記憶されたディジタル信号をアナログの映像信号に変換
し、映像出力切換スイッチ290に供給する。
【0043】映像出力切換スイッチ290には、映像信
号入力端子50から供給される映像信号とD/A変換回
路280から供給される映像信号とが供給されており、
ビデオプリンタシステムコントロール回路220から供
給される制御信号に応じて、映像出力端子90に供給す
る映像信号の切換えを行う。
【0044】同期印刷制御回路240は検出信号入力端
子70から印刷映像検出信号が供給されると、印刷指令
信号をビデオプリンタシステムコントロール回路220
に供給する。
【0045】再生制御回路230は記憶回路260から
記憶終了信号が供給されると、検出停止信号を検出制御
信号出力端子60に供給し、印刷部270から印刷終了
信号が供給されると、検出開始信号を検出制御信号出力
端子60に供給する。
【0046】以上のように構成されたカメラ一体型VT
R100とビデオプリンタ200について、映像信号出
力端子10と映像信号入力端子50、検出制御信号入力
端子20と検出制御信号出力端子60、検出信号出力端
子30と検出信号入力端子70をそれぞれ接続すること
により、画像の自動プリント装置が構成される。
【0047】以上のように構成された第1の実施例の画
像の自動プリント装置について、図1,図2及び図3を
用いてその動作を説明する。
【0048】図2はVHS規格のVTRが磁気テープに
記録するコントロール信号と映像信号の記録トラックを
記録面から見た場合の記録パターン図であり、図3は記
録及び再生コントロール信号の波形を示した図である。
【0049】まず、カメラ一体型VTR100で撮影す
ることによって、映像の記録を行う場合について説明す
る。この場合には、ビデオプリンタ200と接続する必
要はなく、カメラ一体型VTR100を単体で使用す
る。
【0050】図1で、VTR操作パネル110に取り付
けられた録画ボタンが操作されると、VTR操作パネル
110から録画開始信号がVTRシステムコントロール
回路120に供給される。VTRシステムコントロール
回路120は、サーボ回路160に対し、シリンダモー
タ183及びキャプスタンモータ185の起動指令を供
給する。起動指令が供給されると、サーボ回路160は
シリンダモータ183及びキャプスタンモータ185の
起動を行い、起動後は各モータに対し回転制御信号を供
給することによって、回転速度及び回転位相の制御を行
いながら、それぞれのモータを回転させる。
【0051】また、サーボ回路160は、再生時の基準
信号となるコントロール信号を印刷指定信号合成回路1
90に供給する。印刷指定信号合成回路190は、通常
時にはサーボ回路160から供給されるコントロール信
号を変更せず、そのまま増幅器177に供給する。増幅
器177に供給されたコントロール信号は増幅され、切
換スイッチ175に供給される。
【0052】シリンダモータ183及びキャプスタンモ
ータ185が起動すると、VTRシステムコントロール
回路120は信号処理回路150に記録指令を供給する
と共に、切換スイッチ175を記録側に切換える。切換
スイッチ175が記録側に切換えられることによって、
増幅器177の出力信号がコントロールヘッド184に
供給され、コントロール信号が磁気テープ1に記録され
る。
【0053】さらに、信号処理回路150は撮像回路1
71から供給された映像信号を磁気ヘッドの記録信号に
変換し、シリンダ180に取り付けられた磁気ヘッド1
81,182に供給し、磁気テープに映像信号が記録さ
れる。
【0054】このようにして、図2に示すような記録パ
ターンで、磁気テープ1にコントロール信号及び映像信
号が記録される。
【0055】図2において、1は磁気テープ、2はオー
ディオトラック、3はビデオトラック、4はコントロー
ルトラックである。
【0056】ビデオトラック3は映像信号が記録される
トラックであり、シリンダ180が回転することで、シ
リンダ180に取り付けられた磁気ヘッド181,18
2によって、磁気テープ1の斜め方向に形成される。コ
ントロールトラック4はコントロールヘッド184によ
って、コントロール信号が記録されるトラックであり、
磁気テープ1の下端に形成される。オーディオトラック
2はコントロールヘッドに隣接したオーディオヘッド
(図1では図示されていない)によって、音声信号が記
録されるトラックであり、磁気テープ1の上端に形成さ
れる。
【0057】次に、撮影中に、後でビデオプリンタ20
0によって印刷したい場面が発生した場合について説明
する。
【0058】このような場合には、撮影を行いながら印
刷したい場面の撮影タイミングで、図1のVTR操作パ
ネル110に取り付けられた印刷画像指定ボタンの操作
を行う。印刷画像指定ボタンが操作されると、VTRシ
ステムコントロール回路120は印刷指定信号合成回路
190に指定信号記録指令を供給する。印刷指定信号合
成回路190は指定信号記録指令が供給されると、サー
ボ回路160から供給されているコントロール信号に印
刷指定信号を付加し、増幅器177に供給する。印刷指
定信号が付加されたコントロール信号は増幅器177で
増幅された後、切換スイッチ175を介して、コントロ
ールヘッド184に供給され、磁気テープ1に記録され
る。
【0059】撮影後にビデオプリンタ200によって印
刷を行う場合には、カメラ一体型VTR100の映像信
号出力端子10,検出制御信号入力端子20及び検出信
号出力端子30と、ビデオプリンタ200の映像信号入
力端子50,検出制御信号出力端子60及び検出信号入
力端子70とをそれぞれ接続する。
【0060】カメラ一体型VTR100のVTR操作パ
ネル110に取り付けられた連動印刷ボタンが操作され
ると、VTR操作パネル110から連動印刷開始信号が
VTRシステムコントロール回路120に供給される。
【0061】VTRシステムコントロール回路120
は、サーボ回路160に対し、シリンダモータ183及
びキャプスタンモータ185の起動指令を供給する。サ
ーボ回路160はシリンダモータ183及びキャプスタ
ンモータ185にそれぞれ回転制御信号を供給し、回転
速度及び回転位相の制御を行いながら、それぞれのモー
タを回転させる。
【0062】シリンダモータ183及びキャプスタンモ
ータ185が起動すると、VTRシステムコントロール
回路120は信号処理回路150に再生指令を供給する
と共に、切換スイッチ175を再生側に切換える。切換
スイッチ175が再生側に切換えられることによって、
コントロールヘッド184と増幅器176が接続され
る。
【0063】キャプスタンモータ185が回転すること
により、磁気テープ1が走行し、コントロールヘッド1
84は図2のコントロールトラック4に記録されたコン
トロール信号を読み取る。読み取られたコントロール信
号は切換スイッチ175を介して増幅器176に供給さ
れ、増幅されたコントロール信号がサーボ回路160及
び印刷映像検出回路140に供給される。また、信号処
理回路150は磁気ヘッド181,182が磁気テープ
1から読み取った磁気信号を映像信号に変換し、映像信
号出力端子10に供給する。
【0064】サーボ回路160はシリンダモータ183
とキャプスタンモータ185の回転速度を制御すると共
に、供給されたコントロール信号を位相基準信号と比較
し、シリンダモータ183とキャプスタンモータ185
との回転位相を制御する。
【0065】印刷映像検出回路140は供給されたコン
トロール信号を監視し、印刷指定信号が付加されたコン
トロール信号を検出すると、印刷映像検出信号を検出信
号出力端子30に供給する。
【0066】カメラ一体型VTR100の検出信号出力
端子30と、ビデオプリンタ200の検出信号入力端子
70とは接続されているので、検出信号出力端子30に
供給された印刷映像検出信号は検出信号入力端子70を
介して、ビデオプリンタ200の同期印刷制御回路24
0に供給される。
【0067】同期印刷制御回路240は印刷映像検出信
号が供給されると、印刷指令信号をビデオプリンタシス
テムコントロール回路220に供給する。ビデオプリン
タシステムコントロール回路220は印刷指令信号が供
給されると各部に制御信号を供給し、印刷を開始させ
る。
【0068】まず、ビデオプリンタシステムコントロー
ル回路220はA/D変換回路250及び記憶回路26
0に映像記憶指令を供給する。映像記憶指令が供給され
ると、A/D変換回路250は、カメラ一体型VTR1
00の映像信号出力端子10から出力され、ビデオプリ
ンタ200の映像信号入力端子50を介して供給される
アナログの映像信号をディジタル信号に変換し、そのデ
ィジタル信号を記憶回路260に供給する。
【0069】記憶回路260はA/D変換回路250か
ら供給される1画面分のディジタル信号を記憶し、記憶
動作が終了すると、再生制御回路230に記憶終了信号
を供給する。再生制御回路230は記憶終了信号が供給
されると、検出停止信号を検出制御信号出力端子60に
供給する。ビデオプリンタ200の検出制御信号出力端
子60と、カメラ一体型VTR100の検出制御信号入
力端子20とは接続されているので、検出制御信号出力
端子60に供給された検出停止信号は検出制御信号入力
端子20を介して、カメラ一体型VTR100の同期再
生制御回路130に供給される。
【0070】同期再生制御回路130は検出停止信号が
供給されると、印刷映像検出停止信号をVTRシステム
コントロール回路120に供給する。VTRシステムコ
ントロール回路120は印刷映像検出停止信号が供給さ
れると、各部に一時停止指令を出力し、再生動作を一時
停止させる。
【0071】一方、ビデオプリンタシステムコントロー
ル回路220は印刷部270に印刷指令を供給し、印刷
部270は記憶回路260に記憶されたディジタルデー
タを読み出し、印刷用紙271に印刷を行う。
【0072】印刷が終了すると、印刷部270は再生制
御回路230に印刷終了信号を供給する。再生制御回路
230は印刷終了信号が供給されると、検出開始信号を
検出制御信号出力端子60に供給する。検出制御信号出
力端子60に供給された検出開始信号は検出制御信号入
力端子20を介して、カメラ一体型VTR100の同期
再生制御回路130に供給される。
【0073】同期再生制御回路130は検出開始信号が
供給されると、印刷映像検出開始信号をVTRシステム
コントロール回路120に供給する。VTRシステムコ
ントロール回路120は印刷映像検出開始信号が供給さ
れると、各部に一時停止解除指令を出力し、再生動作を
再開させる。
【0074】以上の動作が磁気テープ1の終端まで繰り
返されることにより、カメラ一体型VTR100とビデ
オプリンタ200との連動動作が行われ、撮影時に指定
した場面の映像が自動的に印刷される。
【0075】次に、図3を用いて、コントロール信号に
印刷指定信号を付加する方法、及びコントロール信号に
付加された印刷指定信号を検出する方法について説明す
る。
【0076】図3はカメラ一体型VTR100で撮影中
に、印刷指定信号合成回路190によって、コントロー
ル信号に印刷指定信号が付加された場合の記録コントロ
ール信号と、その磁気テープを再生した場合の再生コン
トロール信号の信号波形を示している。
【0077】図3において、aはコントロール信号の記
録時に、サーボ回路160から印刷指定信号合成回路1
90に供給されるコントロール信号の波形、bは印刷指
定信号合成回路190から増幅器177で増幅され、図
1のコントロールヘッド184に供給される記録コント
ロール信号の波形、cは記録コントロール信号bがコン
トロールヘッド184に供給された場合に、図2のコン
トロールトラック4に記録されるコントロール信号の磁
気極性、dはcのような磁気極性で記録されたコントロ
ール信号を再生した場合の再生コントロール信号の波形
である。
【0078】図3の記録コントロール信号では、正パル
スと負パルスとのパルス幅の比をデューティー比と呼
び、再生コントロール信号では、正パルスから次の負パ
ルスまでの周期と負パルスから次の正パルスまでの周期
との比をデューティー比と呼ぶ。コントロール信号への
印刷指定信号の付加は、このコントロール信号のデュー
ティー比を通常とは異なるデューティー比に変更するこ
とによって実現する。図3では、パルス幅T1とパルス
幅T2との比は6対4、パルス幅T3とパルス幅T4と
の比は7対3となっている。
【0079】カメラ一体型VTR100で撮影を行った
場合には、正パルス幅と負パルス幅との比が6対4とな
っている記録コントロール信号がサーボ回路160から
印刷指定信号合成回路190に供給される。
【0080】通常の録画時には、印刷指定信号合成回路
190は、サーボ回路160から供給されたコントロー
ル信号を変更しないで、そのまま増幅器177に供給す
るため、図3のbの時刻t0〜t4の区間に示されるよ
うな、正パルス幅と負パルス幅との比が6対4である記
録コントロール信号が増幅器177に供給される。増幅
器177で増幅された記録コントロール信号は、図3の
cの時刻t0〜t4の区間に示されるような磁気極性
で、コントロールヘッド184によって、磁気テープ1
のコントロールトラックに記録される。
【0081】撮影中に、図3の時刻t3〜t4の区間
で、VTR操作パネル110に取り付けられた印刷画像
指定ボタンが操作された場合には、指定信号記録指令が
印刷指定信号合成回路190に供給されるため、印刷指
定信号合成回路190はサーボ回路160から供給され
たコントロール信号のデューティー比を変更する。すな
わち、印刷指定信号合成回路190は時刻t4〜t7の
区間にサーボ回路160から供給された記録コントロー
ル信号のデューティー比を、図3のbの時刻t4〜t7
の区間に示されるように、正パルス幅と負パルス幅との
比が7対3となるように変更し、増幅器177に供給す
る。正パルス幅と負パルス幅との比が7対3に変更され
た記録コントロール信号は増幅器177で増幅され、コ
ントロールヘッド184によって、図3のcの時刻t4
〜t7の区間に示されるような磁気極性で磁気テープ1
のコントロールトラックに記録される。
【0082】時刻t7以降では、印刷指定信号合成回路
190は記録コントロール信号のデューティー比の変更
を中止するため、サーボ回路160から供給された、正
パルス幅と負パルス幅との比が6対4である記録コント
ロール信号がそのまま増幅器177に供給され、通常の
デューティー比のコントロール信号が磁気テープ1のコ
ントロールトラックに記録される。
【0083】再生時には、コントロールヘッド184が
磁気テープ1のコントロールトラックに記録されたコン
トロール信号を読み取り、この再生コントロール信号を
増幅器176に供給する。増幅器176で増幅された再
生コントロール信号は印刷映像検出回路140とサーボ
回路160に供給される。印刷映像検出回路140は供
給される再生コントロール信号のデューティー比すなわ
ち、正パルスから次の負パルスまでの周期と負パルスか
ら次の正パルスまでの周期との比を監視し、このデュー
ティー比が7対3のコントロール信号を検出すると、印
刷映像検出信号を出力する。
【0084】図3のcに示されるような磁気極性でコン
トロール信号が記録された磁気テープを再生した場合に
は、図3のdに示される再生コントロール信号がコント
ロールヘッド184から増幅器176に供給され、増幅
器176によって増幅された再生コントロール信号が、
印刷映像検出回路140とサーボ回路160に供給され
る。この場合には、印刷映像検出回路140は時刻t4
からt7の区間の再生コントロール信号のデューティー
比が7対3であることを検出し、印刷映像検出信号を出
力する。
【0085】一方、サーボ回路160は、再生コントロ
ール信号の正パルスを使用して、キャプスタンモータ1
85の位相制御を行っているが、再生コントロール信号
の負パルスは使用していないため、デューティー比が変
更されたコントロール信号が供給された場合でも、位相
制御には全く影響は生じない。
【0086】このようにして、記録時には印刷指定信号
合成回路190が、記録コントロール信号のデューティ
ー比を通常とは異なるデューティー比に変更すること
で、コントロール信号に印刷指定信号を付加することが
でき、再生時には印刷映像検出回路140が再生コント
ロール信号のデューティー比を監視し、通常とは異なる
デューティー比のコントロール信号を検出することによ
って、印刷指定信号を検出することができる。
【0087】以上のようにして、カメラ一体型VTR1
00で撮影する場合には、撮影時に印刷画像指定ボタン
の操作を行うと、印刷指定信号合成回路190によって
その場面の映像信号に対応したコントロール信号に印刷
指定信号が付加される。
【0088】画像の印刷時には、カメラ一体型VTR1
00とビデオプリンタ200とを接続し、印刷したい場
面の映像信号に対応したコントロール信号に、印刷指定
信号が付加された磁気テープ1をカメラ一体型VTR1
00によって再生すると、カメラ一体型VTR100の
印刷映像検出回路140は印刷指定信号が付加されたコ
ントロール信号を検出し、印刷映像検出信号をビデオプ
リンタ200の同期印刷制御回路240に供給する。同
期印刷制御回路240はビデオプリンタシステムコント
ロール回路220に印刷指令信号を供給し、印刷指令信
号が供給されたビデオプリンタシステムコントロール回
路220は各部に制御信号を供給して、その時点にカメ
ラ一体型VTR100から供給されている映像信号が静
止画像として印刷される。印刷中はビデオプリンタ20
0の再生制御回路230から、カメラ一体型VTR10
0の同期再生制御回路130に検出停止信号が供給さ
れ、カメラ一体型VTRは再生を一時停止する。1つの
場面の印刷が終了すると、再生制御回路230から、同
期再生制御回路130に検出開始信号が供給され、カメ
ラ一体型VTRは再生を開始する。
【0089】これら一連の動作が磁気テープ1の始端か
ら終端において順次行われ、カメラ一体型VTR100
での撮影時に、印刷指定が行われた全ての場面がビデオ
プリンタ200によって印刷される。
【0090】その結果、VTRで再生した映像信号をテ
レビモニターで確認しながら、操作する人が付きっきり
で、印刷したい場面を1場面ずつ印刷しなくても、1つ
のボタン操作のみで、希望する映像の静止画像を自動的
にすべて印刷することが可能となる。
【0091】なお第1の実施例では、通常の再生状態で
印刷指定信号の検出を行っているが、通常再生時のテー
プ走行速度よりも速いテープ走行速度で印刷指定信号の
検出を行うことも可能であり、この場合には希望する映
像の静止画像を自動的にしかも短時間で印刷することが
可能となる。
【0092】通常再生時のテープ走行速度よりも速いテ
ープ走行速度で印刷指定信号の検出を行う場合には、第
1の実施例の印刷映像検出回路140にコントロール信
号のパルス数を計測する計数カウンタと、印刷指定信号
を検出すると計数カウンタのカウントデータを記憶する
記憶回路と、計数カウンタのカウントデータと記憶回路
のデータとを比較するカウントデータ比較回路とを追加
することにより、以下のようにして実現することができ
る。
【0093】VTR操作パネル110に取り付けられた
連動印刷ボタンが操作されると、VTRシステムコント
ロール回路120は、印刷映像検出回路140に印刷指
定信号記録位置検出指令を供給すると共に、各部に早送
り指令を供給し、磁気テープ1の早送りを行う。
【0094】磁気テープ1の早送り動作が開始される
と、印刷映像検出回路140は内部に設けられた計数カ
ウンタをカウントアップすることにより、磁気テープ1
の始端からのコントロール信号のパルス数を計測する。
そして、早送り動作中に印刷指定信号を検出すると、そ
の時の計数カウンタのカウントデータを内部の記憶回路
に記憶させると共に、巻き戻し指令信号をVTRシステ
ムコントロール回路120に供給する。VTRシステム
コントロール回路120は、各部に巻き戻し指令を供給
し、磁気テープ1の巻き戻しを行う。
【0095】巻き戻し動作中には、印刷映像検出回路1
40は内部に設けられた計数カウンタをカウントダウン
させる。そして、カウントデータ比較回路が計数カウン
タのカウントデータと記憶回路に記憶されているデータ
とを比較し、データの一致を検出すると、データが一致
した時のテープ位置よりも少し巻き戻されたテープ位置
の所で、VTRシステムコントロール回路120に対
し、再生指令を供給する。
【0096】再生指令が供給されると、VTRシステム
コントロール回路120は、まず停止指令を各部に供給
し、磁気テープ1の走行を停止させた後に、再生指令を
各部に供給して、磁気テープ1の再生を開始させると共
に、印刷映像検出回路140に印刷映像検出開始指令を
供給する。以下、第1の実施例と同様にして印刷指定信
号が検出され、映像の印刷が行われる。
【0097】このようにして、希望する映像の静止画像
を自動的にしかも短時間で印刷することができる。
【0098】図4は本発明の第2の実施例の画像の自動
プリント装置をカメラ一体型VTRとビデオプリンタと
で構成した場合の全体構成を示すブロック図である。
【0099】図4に示すように、画像の自動プリント装
置は、カメラ一体型VTR101とビデオプリンタ20
1とで構成され、互いに3種類の信号線によって接続さ
れている。図4では、図1と同一の回路については同一
符号で示している。
【0100】図4のカメラ一体型VTR101は、図1
のカメラ一体型VTR100の構成に対し、印刷映像検
出回路140及び検出信号出力端子30が削除され、コ
ントロール信号出力端子40が新たに追加されている。
【0101】また、図4のビデオプリンタ201は、図
1のビデオプリンタ200の構成に対し、同期印刷制御
回路240及び検出信号入力端子70が削除され、印刷
開始手段である印刷開始信号発生回路241とコントロ
ール信号入力端子80とが新たに追加されている。
【0102】カメラ一体型VTR101において、VT
R操作パネル110は複数の操作ボタンが取り付けられ
ており、いずれかの操作ボタンが操作されると、対応す
る操作信号がVTRシステムコントロール回路120に
供給される。
【0103】VTRシステムコントロール回路120は
VTR操作パネル110から供給される操作信号に応じ
て、各部に制御信号を供給する。
【0104】撮影レンズ170は画像を撮像回路171
に映し出す。撮像回路171は撮影レンズ170によっ
て映し出された画像を電気信号である映像信号に変換
し、信号処理回路150に供給する。
【0105】信号処理回路150はVTRシステムコン
トロール回路120から供給される制御信号にしたがっ
て、記録時には、撮像回路171から供給された映像信
号を磁気ヘッドの記録信号に変換して、シリンダ180
に取り付けられた磁気ヘッド181,182に供給し、
再生時には、磁気ヘッド181,182から供給される
再生信号を映像信号に変換して、映像信号出力端子10
に供給する。
【0106】サーボ回路160はVTRシステムコント
ロール回路120から供給される制御信号にしたがっ
て、シリンダモータ183及びキャプスタンモータ18
5の回転速度と回転位相を制御する。また、記録時には
コントロール信号を作成し、印刷指定信号合成回路19
0に供給する。
【0107】キャプスタンモータ185は回転すること
で、ピンチローラ187によってキャプスタン軸186
に圧接された磁気テープ1を一定速度で走行させる。
【0108】コントロールヘッド184は、記録時には
切換スイッチ175を介して、増幅器177から供給さ
れるコントロール信号を磁気テープ1に記録し、再生時
には磁気テープ1に記録されているコントロール信号を
読み取り、読み取ったコントロール信号を切換スイッチ
175を介して、増幅器176に供給する。増幅器17
6はコントロール信号を増幅し、サーボ回路160及び
コントロール信号出力端子40に供給する。
【0109】シリンダ180は磁気ヘッド181,18
2が取り付けられており、シリンダモータ183によっ
て回転される。シリンダ180にはその円周にそって、
磁気テープ1が180度の角度まで巻き付けられてお
り、シリンダ180が回転することによりシリンダ18
0と一緒に回転する磁気ヘッド181,182は、記録
時には信号処理回路150から供給される記録信号を磁
気テープ1に記録し、再生時には、磁気テープ1に記録
された磁気信号を読み取り、信号処理回路150に供給
する。
【0110】印刷指定信号合成回路190はVTRシス
テムコントロール回路120から供給される制御信号に
応じて、通常はサーボ回路160から供給されるコント
ロール信号をそのまま増幅器177に供給し、印刷画像
指定操作が行われた場合には、印刷指定信号をコントロ
ール信号に合成し、増幅器177に供給する。
【0111】同期再生制御回路130は検出制御信号入
力端子20から供給される検出制御信号に応じて、VT
Rシステムコントロール回路120に印刷映像検出停止
信号あるいは印刷映像検出開始信号を供給する。
【0112】また、ビデオプリンタ201において、ビ
デオプリンタ操作パネル210は複数の操作ボタンが取
り付けられており、いずれかの操作ボタンが操作される
と、対応する操作信号がビデオプリンタシステムコント
ロール回路220に供給される。ビデオプリンタシステ
ムコントロール回路220はビデオプリンタ操作パネル
210から供給される操作信号に応じて、各部に制御信
号を供給する。
【0113】A/D変換回路250は、映像信号入力端
子50から供給されるアナログの映像信号をディジタル
信号に変換し、記憶回路260に供給する。記憶回路2
60はA/D変換回路250から供給されるディジタル
信号を記憶し、1画面分のディジタル信号を記憶すると
記憶終了信号を再生制御回路230に供給する。
【0114】印刷部270は記憶回路260に記憶され
たディジタル信号を順次読み出し、印刷用紙271に画
像の印刷を行い、1画面の印刷が終了すると、印刷終了
信号を再生制御回路230に供給する。
【0115】D/A変換回路280は記憶回路260に
記憶されたディジタル信号をアナログの映像信号に変換
し、映像出力切換スイッチ290に供給する。
【0116】映像出力切換スイッチ290には、映像信
号入力端子50から供給される映像信号とD/A変換回
路280から供給される映像信号とが供給されており、
ビデオプリンタシステムコントロール回路220から供
給される制御信号に応じて、映像出力端子90に供給す
る映像信号の切換えを行う。
【0117】印刷開始信号発生回路241はコントロー
ル信号入力端子80から供給されるコントロール信号を
監視し、印刷指定信号が合成されたコントロール信号を
検出すると、印刷開始信号をビデオプリンタシステムコ
ントロール回路220に供給する。
【0118】再生制御回路230は記憶回路260から
記憶終了信号が供給されると、検出停止信号を検出制御
信号出力端子60に供給し、印刷部270から印刷終了
信号が供給されると、検出開始信号を検出制御信号出力
端子60に供給する。
【0119】以上のように構成されたカメラ一体型VT
R101とビデオプリンタ201について、映像信号出
力端子10と映像信号入力端子50、検出制御信号入力
端子20と検出制御信号出力端子60、コントロール信
号出力端子40とコントロール信号入力端子80をそれ
ぞれ接続することにより、画像の自動プリント装置が構
成される。
【0120】以上のように構成された第2の実施例の画
像の自動プリント装置について、図4を用いてその動作
を説明する。
【0121】カメラ一体型VTR101による映像の記
録及び印刷指定信号の記録についての動作は、第1の実
施例のカメラ一体型VTR100の場合と全く同様であ
る。
【0122】撮影後に、ビデオプリンタ201によっ
て、印刷を行う場合には、カメラ一体型VTR101の
映像信号出力端子10,検出制御信号入力端子20及び
コントロール信号出力端子40と、ビデオプリンタ20
1の映像信号入力端子50,検出制御信号出力端子60
及びコントロール信号入力端子80とをそれぞれ接続す
る。
【0123】カメラ一体型VTR101のVTR操作パ
ネル110に取り付けられた連動印刷ボタンが操作され
ると、VTR操作パネル110から連動印刷開始信号が
VTRシステムコントロール回路120に供給される。
【0124】VTRシステムコントロール回路120
は、サーボ回路160に対し、シリンダモータ183及
びキャプスタンモータ185の起動指令を供給する。サ
ーボ回路160はシリンダモータ183及びキャプスタ
ンモータ185にそれぞれ回転制御信号を供給し、回転
速度及び回転位相の制御を行いながら、それぞれのモー
タを回転させる。
【0125】シリンダモータ183及びキャプスタンモ
ータ185が起動すると、VTRシステムコントロール
回路120は信号処理回路150に再生指令を供給する
と共に、切換スイッチ175を再生側に切換える。切換
スイッチ175が再生側に切換えられることによって、
コントロールヘッド184と増幅器176が接続され
る。
【0126】キャプスタンモータ185が回転すること
により、磁気テープ1が走行し、コントロールヘッド1
84は図2のコントロールトラック4に記録されたコン
トロール信号を読み取る。読み取られたコントロール信
号は切換スイッチ175を介して増幅器176に供給さ
れ、増幅されたコントロール信号がサーボ回路160及
びコントロール信号出力端子40に供給される。また、
信号処理回路150は磁気ヘッド181,182が磁気
テープから読み取った磁気信号を映像信号に変換し、映
像信号出力端子10に供給する。
【0127】サーボ回路160はシリンダモータ183
とキャプスタンモータ185の回転速度を制御すると共
に、供給されたコントロール信号を位相基準信号と比較
し、シリンダモータ183とキャプスタンモータ185
との回転位相を制御する。
【0128】カメラ一体型VTR101のコントロール
信号出力端子40と、ビデオプリンタ201のコントロ
ール信号入力端子80とは接続されているので、コント
ロール信号出力端子40に供給されたコントロール信号
はコントロール信号入力端子80を介して、ビデオプリ
ンタ201の印刷開始信号発生回路241に供給され
る。
【0129】印刷開始信号発生回路241はコントロー
ル信号を監視し、印刷指定信号が合成されたコントロー
ル信号を検出すると、印刷開始信号をビデオプリンタシ
ステムコントロール回路220に供給する。ビデオプリ
ンタシステムコントロール回路220は印刷指令信号が
供給されると各部に制御信号を供給し、印刷を開始させ
る。
【0130】まず、ビデオプリンタシステムコントロー
ル回路220はA/D変換回路250及び記憶回路26
0に映像記憶指令を供給する。映像記憶指令が供給され
ると、A/D変換回路250は、カメラ一体型VTR1
01の映像信号出力端子10から出力され、ビデオプリ
ンタ201の映像信号入力端子50を介して供給される
アナログの映像信号をディジタル信号に変換し、そのデ
ィジタル信号を記憶回路260に供給する。記憶回路2
60はA/D変換回路250から供給される1画面分の
ディジタル信号を記憶し、記憶動作が終了すると、再生
制御回路230に記憶終了信号を供給する。
【0131】再生制御回路230は記憶終了信号が供給
されると、検出停止信号を検出制御信号出力端子60に
供給する。ビデオプリンタ201の検出制御信号出力端
子60と、カメラ一体型VTR101の検出制御信号入
力端子20とは接続されているので、検出制御信号出力
端子60に供給された検出停止信号は検出制御信号入力
端子20を介して、カメラ一体型VTR101の同期再
生制御回路130に供給される。
【0132】同期再生制御回路130は検出停止信号が
供給されると、印刷映像検出停止信号をVTRシステム
コントロール回路120に供給する。VTRシステムコ
ントロール回路120は印刷映像検出停止信号が供給さ
れると、各部に一時停止指令を出力し、再生動作を一時
停止させる。
【0133】一方、ビデオプリンタシステムコントロー
ル回路220は印刷部270に印刷指令を供給し、印刷
部270は記憶回路260に記憶されたディジタルデー
タを読み出し、印刷用紙271に印刷を行う。印刷が終
了すると、印刷部270は再生制御回路230に印刷終
了信号を供給する。
【0134】再生制御回路230は印刷終了信号が供給
されると、検出開始信号を検出制御信号出力端子60に
供給する。検出制御信号出力端子60に供給された検出
開始信号は検出制御信号入力端子20を介して、カメラ
一体型VTR101の同期再生制御回路130に供給さ
れる。
【0135】同期再生制御回路130は検出開始信号が
供給されると、印刷映像検出開始信号をVTRシステム
コントロール回路120に供給する。VTRシステムコ
ントロール回路120は印刷映像検出開始信号が供給さ
れると、各部に一時停止解除指令を出力し、再生動作を
再開させる。
【0136】以上の動作が磁気テープの終端まで繰り返
されることにより、カメラ一体型VTR101とビデオ
プリンタ201との連動動作が行われ、撮影時に指定し
た場面の映像が自動的に印刷される。
【0137】印刷指定信号合成回路190がコントロー
ル信号に印刷指定信号を付加する方法及び、印刷開始信
号発生回路241が印刷指定信号の付加されたコントロ
ール信号を検出する方法は、第1の実施例の場合と同じ
である。
【0138】以上のようにして、カメラ一体型VTR1
01で撮影する場合には、撮影時に印刷画像指定ボタン
の操作を行うと、印刷指定信号合成回路190によって
その場面の映像信号に対応したコントロール信号に印刷
指定信号が付加される。
【0139】画像の印刷時には、カメラ一体型VTR1
01とビデオプリンタ201とを接続し、印刷したい場
面の映像信号に対応したコントロール信号に、印刷指定
信号が付加された磁気テープ1をカメラ一体型VTR1
01によって再生すると、ビデオプリンタ201の印刷
開始信号発生回路241が印刷指定信号の付加されたコ
ントロール信号を検出し、印刷開始信号をビデオプリン
タシステムコントロール回路220に供給する。印刷開
始信号が供給されたビデオプリンタシステムコントロー
ル回路220は各部に制御信号を供給して、その時点に
カメラ一体型VTR101から供給されている映像信号
が静止画像として印刷される。印刷中はビデオプリンタ
201の再生制御回路230から、カメラ一体型VTR
101の同期再生制御回路130に検出停止信号が供給
され、カメラ一体型VTR101は再生を一時停止す
る。1つの場面の印刷が終了すると、再生制御回路23
0から、同期再生制御回路130に検出開始信号が供給
され、カメラ一体型VTR101は再生を開始する。
【0140】これら一連の動作が磁気テープ1の始端か
ら終端において順次行われ、カメラ一体型VTR101
での撮影時に、印刷指定が行われた全ての場面がビデオ
プリンタ201によって印刷される。
【0141】その結果、VTRで再生した映像信号をテ
レビモニターで確認しながら、操作する人が付きっきり
で、印刷したい場面を1場面ずつ印刷しなくても、1つ
のボタン操作のみで、希望する映像の静止画像を自動的
にすべて印刷することが可能となる。
【0142】なお、第1及び第2の実施例では、カメラ
一体型VTRとビデオプリンタとで画像の自動プリント
装置を構成しているが、据え置き型VTRとビデオプリ
ンタとで構成した場合でも、全く同様にして実現でき
る。
【0143】図5は本発明の第3の実施例の画像の自動
プリント装置を据え置き型VTRとビデオプリンタとで
構成した場合の全体構成を示すブロック図である。
【0144】図5に示すように、画像の自動プリント装
置は、据え置き型VTR102とビデオプリンタ200
とで構成され、互いに3種類の信号線によって接続され
ている。図5では、図1と同一の回路及び同一の装置に
ついては同一符号で示している。
【0145】図5の据え置き型VTR102は、図1の
カメラ一体型VTR100の構成に対し、撮影レンズ1
70及び撮像回路171が削除され、TV放送受信回路
172,増幅器178が新たに追加されている。さら
に、サーボ回路160は再生時に、VTRシステムコン
トロール回路120から指定信号記録指令が供給される
と、記録コントロール信号を出力するサーボ回路161
に変更され、切換スイッチ175は、VTRシステムコ
ントロール回路120から供給される制御信号にしたが
って、コントロールヘッド184と3つの増幅器17
6,177,178との接続を切換える切換スイッチ1
79に変更された構成になっている。
【0146】ビデオプリンタについては、図1と同一の
ビデオプリンタ200である。据え置き型VTR102
において、VTR操作パネル110は複数の操作ボタン
が取り付けられており、いずれかの操作ボタンが操作さ
れると、対応する操作信号がVTRシステムコントロー
ル回路120に供給される。
【0147】VTRシステムコントロール回路120は
VTR操作パネル110から供給される操作信号に応じ
て、各部に制御信号を供給する。
【0148】TV放送受信回路172はVTRシステム
コントロール回路120から供給される制御信号にした
がって、複数の放送局から電波によって送信されている
TV放送番組のいずれかの放送チャンネルを選局して受
信し、その受信信号を映像信号に変換して、信号処理回
路150に供給する。
【0149】信号処理回路150はVTRシステムコン
トロール回路120から供給される制御信号にしたがっ
て、記録時には、TV放送受信回路172から供給され
た映像信号を磁気ヘッドの記録信号に変換して、シリン
ダ180に取り付けられた磁気ヘッド181,182に
供給し、再生時には、磁気ヘッド181,182から供
給される再生信号を映像信号に変換して、映像信号出力
端子10に供給する。
【0150】サーボ回路161はVTRシステムコント
ロール回路120から供給される制御信号にしたがっ
て、シリンダモータ183及びキャプスタンモータ18
5の回転速度と回転位相を制御する。また、再生時に印
刷画像指定操作が行われた場合及び記録時にはコントロ
ール信号を作成し、印刷指定信号合成回路190及び増
幅器178に供給する。
【0151】キャプスタンモータ185は回転すること
で、ピンチローラ187によってキャプスタン軸186
に圧接された磁気テープ1を一定速度で走行させる。
【0152】コントロールヘッド184は、記録時には
切換スイッチ179を介して、増幅器178から供給さ
れるコントロール信号を磁気テープ1に記録し、通常の
再生時には磁気テープ1に記録されているコントロール
信号を読み取り、読み取ったコントロール信号を切換ス
イッチ179を介して増幅器176に供給し、再生時に
印刷画像指定操作が行われた場合には、切換スイッチ1
79を介して、増幅器177から供給されるコントロー
ル信号を磁気テープ1に記録する。
【0153】シリンダ180は磁気ヘッド181,18
2が取り付けられており、シリンダモータ183によっ
て回転される。シリンダ180にはその円周にそって、
磁気テープ1が180度の角度まで巻き付けられてお
り、シリンダ180が回転することによりシリンダ18
0と一緒に回転する磁気ヘッド181,182は、記録
時には信号処理回路150から供給される記録信号を磁
気テープ1に記録し、再生時には、磁気テープ1に記録
された磁気信号を読み取り、信号処理回路150に供給
する。
【0154】印刷指定信号合成回路190は、再生時に
印刷画像指定操作が行われると、VTRシステムコント
ロール回路120から供給される制御信号に応じて、サ
ーボ回路161から供給されるコントロール信号に印刷
指定信号を合成し、増幅器177に供給する。
【0155】同期再生制御回路130は検出制御信号入
力端子20から供給される検出制御信号に応じて、VT
Rシステムコントロール回路120に印刷映像検出停止
信号あるいは印刷映像検出開始信号を供給する。
【0156】また、ビデオプリンタ200において、ビ
デオプリンタ操作パネル210は複数の操作ボタンが取
り付けられており、いずれかの操作ボタンが操作される
と、対応する操作信号がビデオプリンタシステムコント
ロール回路220に供給される。ビデオプリンタシステ
ムコントロール回路220はビデオプリンタ操作パネル
210から供給される操作信号に応じて、各部に制御信
号を供給する。
【0157】A/D変換回路250は、映像信号入力端
子50から供給されるアナログの映像信号をディジタル
信号に変換し、記憶回路260に供給する。記憶回路2
60はA/D変換回路250から供給されるディジタル
信号を記憶し、1画面分のディジタル信号を記憶すると
記憶終了信号を再生制御回路230に供給する。
【0158】印刷部270は記憶回路260に記憶され
たディジタル信号を順次読み出し、印刷用紙271に画
像の印刷を行い、1画面の印刷が終了すると、印刷終了
信号を再生制御回路230に供給する。
【0159】D/A変換回路280は記憶回路260に
記憶されたディジタル信号をアナログの映像信号に変換
し、映像出力切換スイッチ290に供給する。
【0160】映像出力切換スイッチ290には、映像信
号入力端子50から供給される映像信号とD/A変換回
路280から供給される映像信号とが供給されており、
ビデオプリンタシステムコントロール回路220から供
給される制御信号に応じて、映像出力端子90に供給す
る映像信号の切換えを行う。
【0161】同期印刷制御回路240は検出信号入力端
子70から印刷映像検出信号が供給されると、印刷指令
信号をビデオプリンタシステムコントロール回路220
に供給する。
【0162】再生制御回路230は記憶回路260から
記憶終了信号が供給されると、検出停止信号を検出制御
信号出力端子60に供給し、印刷部270から印刷終了
信号が供給されると、検出開始信号を検出制御信号出力
端子60に供給する。
【0163】以上のように構成された据え置き型VTR
102とビデオプリンタ200について、映像信号出力
端子10と映像信号入力端子50、検出制御信号入力端
子20と検出制御信号出力端子60、検出信号出力端子
30と検出信号入力端子70をそれぞれ接続することに
より、画像の自動プリント装置が構成される。
【0164】以上のように構成された第3の実施例の画
像の自動プリント装置について、図5を用いてその動作
を説明する。
【0165】まず、据え置き型VTR102によって映
像信号が記録された磁気テープ1を再生し、印刷したい
場面を指定する場合について説明する。この場合には、
ビデオプリンタ200の映像出力端子90とテレビモニ
ター300の映像入力端子95とを接続すると共に、ビ
デオプリンタ操作パネル210取り付けられた出力信号
切換ボタンを操作し、映像信号入力端子50から供給さ
れる映像信号が映像出力端子90から出力されるように
映像出力切換スイッチ290を切換える。このようにし
て、据え置き型VTR102の再生映像がテレビモニタ
ー300の画面に映し出されるようにする。
【0166】次に、据え置き型VTR102のVTR操
作パネル110に取り付けられた再生ボタンが操作され
ると、VTR操作パネル110から再生開始信号がVT
Rシステムコントロール回路120に供給される。
【0167】VTRシステムコントロール回路120
は、サーボ回路161に対し、シリンダモータ183及
びキャプスタンモータ185の起動指令を供給する。サ
ーボ回路161はシリンダモータ183及びキャプスタ
ンモータ185にそれぞれ回転制御信号を供給し、回転
速度及び回転位相の制御を行いながら、それぞれのモー
タを回転させる。
【0168】シリンダモータ183及びキャプスタンモ
ータ185が起動すると、VTRシステムコントロール
回路120は信号処理回路150に再生指令を供給する
と共に、切換スイッチ179を再生側に切換える。切換
スイッチ179が再生側に切換えられることによって、
コントロールヘッド184と増幅器176が接続され
る。
【0169】キャプスタンモータ185が回転すること
により、磁気テープ1が走行し、コントロールヘッド1
84によって、磁気テープ1から読み取られた再生コン
トロール信号は増幅器176で増幅され、サーボ回路1
61に供給される。サーボ回路161はシリンダモータ
183とキャプスタンモータ185の回転速度を制御す
ると共に、供給されたコントロール信号を位相基準信号
と比較し、シリンダモータ183とキャプスタンモータ
185との回転位相を制御する。
【0170】また、信号処理回路150は磁気ヘッド1
81,182が磁気テープ1から読み取った磁気信号を
映像信号に変換し、映像信号出力端子10に供給する。
映像信号出力端子10に供給された映像信号はビデオプ
リンタ200の映像信号入力端子50及び映像出力端子
90を介してテレビモニター300に供給され、テレビ
モニター300の画面に磁気テープ1の再生映像が映し
出される。
【0171】再生中に、後でビデオプリンタ200によ
って印刷したい場面が発生した場合には、印刷したい場
面が再生されているときに、図5のVTR操作パネル1
10に取り付けられた印刷画像指定ボタンの操作を行
う。印刷画像指定ボタンが操作されると、VTRシステ
ムコントロール回路120は指定信号記録指令をサーボ
回路161,印刷指定信号合成回路190及び切換スイ
ッチ179に供給する。指定信号記録指令が供給される
と、サーボ回路161は印刷指定信号合成回路190に
コントロール信号を供給し、印刷指定信号合成回路19
0はサーボ回路161から供給されるコントロール信号
に印刷指定信号を付加し、増幅器177に供給する。印
刷指定信号が付加されたコントロール信号は増幅器17
7によって増幅され、切換スイッチ179を介して、コ
ントロールヘッド184に供給される。コントロールヘ
ッド184は磁気テープ1のコントロールトラックにす
でに記録されていたコントロール信号に対し、印刷指定
信号が付加されたコントロール信号を上書きし、新たな
コントロール信号として記録する。
【0172】このようにして、据え置き型VTR102
で磁気テープ1を再生している時に、後でビデオプリン
タ200によって印刷したい場面が発生した場合には、
VTR操作パネル110に取り付けられた印刷画像指定
ボタンを操作することによって、印刷したい場面の映像
信号に対応して記録されていたコントロール信号が、印
刷指定信号の付加されたコントロール信号に書き換えら
れる。
【0173】印刷したい全ての場面に対し、印刷指定操
作を行った後で、ビデオプリンタ200によって、印刷
を行う方法は第1の実施例の印刷方法と全く同様であ
る。
【0174】以上のようにして、録画済みの磁気テープ
1に対し、据え置き型VTR102によって印刷したい
場面を指定する場合には、再生時に印刷画像指定ボタン
の操作を行うと、印刷指定信号合成回路190によって
その場面の映像信号に対応したコントロール信号が書き
換えられ、印刷指定信号が付加される。
【0175】画像の印刷時には、据え置き型VTR10
2とビデオプリンタ200とを接続し、印刷したい場面
の映像信号に対応したコントロール信号に、印刷指定信
号が付加された磁気テープ1を据え置き型VTR102
によって再生すると、据え置き型VTR102の印刷映
像検出回路140が印刷指定信号が付加されたコントロ
ール信号を検出し、印刷映像検出信号をビデオプリンタ
200の同期印刷制御回路240に供給する。同期印刷
制御回路240はビデオプリンタシステムコントロール
回路220に印刷指令信号を供給し、印刷指令信号が供
給されたビデオプリンタシステムコントロール回路22
0は各部に制御信号を供給して、その時点に据え置き型
VTR102から供給されている映像信号が静止画像と
して印刷される。印刷中はビデオプリンタ200の再生
制御回路230から、据え置き型VTR102の同期再
生制御回路130に検出停止信号が供給され、据え置き
型VTR102は再生を一時停止する。1つの場面の印
刷が終了すると、再生制御回路230から、同期再生制
御回路130に検出開始信号が供給され、据え置き型V
TR102は再生を開始する。
【0176】これら一連の動作が磁気テープ1の始端か
ら終端において順次行われ、据え置き型VTR102で
の再生時に、印刷指定が行われた全ての場面がビデオプ
リンタ200によって印刷される。
【0177】その結果、VTRで再生中に印刷したい場
面が発生した場合でも、従来のように、ビデオプリンタ
の印刷操作を行うために再生を中断する必要がなく、印
刷画像指定ボタンの操作を行うだけで、印刷場面の指定
を行いながら、継続して再生することができ、印刷場面
の指定終了後は、指定した場面を自動的に印刷すること
が可能となる。
【0178】なお、第3の実施例では、据え置き型VT
Rとビデオプリンタとで画像の自動プリント装置を構成
しているが、カメラ一体型VTRとビデオプリンタとで
構成した場合でも、全く同様にして実現できる。
【0179】また、第1〜第3の実施例では、通常のコ
ントロール信号のデューティー比を6対4とし、印刷指
定信号が付加されたコントロール信号のデューティー比
を7対3としているが、2種類以上のコントロール信号
が区別できれば、デューティー比をいくらに設定した場
合でも、まったく同様にして実現できる。
【0180】さらに、第1〜第3の実施例では、通常の
デューティー比のコントロール信号の間に、1つだけ通
常のデューティー比とは異なるデューティー比を持つコ
ントロール信号を記録し、それを検出する場合について
説明しているが、通常のデューティー比のコントロール
信号の間に、通常のデューティー比とは異なるデューテ
ィー比を持つコントロール信号を連続して2つ以上記録
することによって、検出を行うようにしても、まったく
同様の効果が得られる。
【0181】
【発明の効果】本発明の画像の自動プリント装置によれ
ば、記録時には、後で印刷する場面の映像信号に対応し
たコントロール信号に対し、磁気記録再生装置の印刷指
定信号記録手段が印刷指定信号を付加する。再生時に
は、磁気記録再生装置の印刷映像検出手段が、印刷指定
信号の付加されたコントロール信号を検出し、印刷映像
検出信号を画像印刷装置の同期印刷制御手段に供給し、
磁気記録再生装置から供給されている映像信号を静止画
像として印刷する。印刷中は、画像印刷装置の再生制御
手段が磁気記録再生装置の同期再生制御手段に検出停止
信号を供給し、再生制御手段が磁気記録再生装置の再生
を一時停止させる。1つの場面の印刷が終了すると、再
生制御手段が同期再生制御回路に検出開始信号を供給
し、再生制御手段が磁気記録再生装置の再生を再開させ
る。
【0182】したがって、従来の磁気記録再生装置と画
像出力装置とで画像の印刷を行う場合のように、磁気記
録再生装置で再生した映像信号をテレビモニターで確認
しながら、操作する人が付きっきりで、印刷したい場面
を1場面ずつ印刷しなくても、1つのボタン操作のみ
で、希望する映像の静止画像を自動的にすべて印刷する
ことができる。
【0183】また、本発明の画像の自動プリント装置に
よれば、記録時には、後で印刷する場面の映像信号に対
応したコントロール信号に対し、磁気記録再生装置の印
刷指定信号記録手段が印刷指定信号を付加する。再生時
には、画像印刷装置の印刷開始手段が、印刷指定信号の
付加されたコントロール信号を検出し、磁気記録再生装
置から供給されている映像信号を静止画像として印刷す
る。印刷中は、画像印刷装置の再生制御手段が磁気記録
再生装置の同期再生制御手段に検出停止信号を供給し、
再生制御手段が磁気記録再生装置の再生を一時停止させ
る。1つの場面の印刷が終了すると、再生制御手段が同
期再生制御回路に検出開始信号を供給し、再生制御手段
が磁気記録再生装置の再生を再開させる。
【0184】したがって、従来の磁気記録再生装置と画
像出力装置とで画像の印刷を行う場合のように、磁気記
録再生装置で再生した映像信号をテレビモニターで確認
しながら、操作する人が付きっきりで、印刷したい場面
を1場面ずつ印刷しなくても、1つのボタン操作のみ
で、希望する映像の静止画像を自動的にすべて印刷する
ことができ、さらに、画像印刷装置内の印刷開始手段が
印刷指定信号の付加されたコントロール信号を検出する
ので、印刷指定信号の検出後すぐに印刷を行うことがで
き、より正確に指定された場面の印刷が可能となる。
【0185】また、本発明の画像の自動プリント装置に
よれば、記録済みの磁気テープの再生中に、磁気記録再
生装置の印刷指定信号記録手段が、印刷する場面の映像
信号に対応したコントロール信号に対し、印刷指定信号
を付加する。印刷時には、磁気記録再生装置の印刷映像
検出手段が、印刷指定信号が付加されたコントロール信
号を検出し、印刷映像検出信号を画像印刷装置の同期印
刷制御手段に供給し、磁気記録再生装置から供給されて
いる映像信号を静止画像として印刷する。印刷中は、画
像印刷装置の再生制御手段が磁気記録再生装置の同期再
生制御手段に検出停止信号を供給し、再生制御手段が磁
気記録再生装置の再生を一時停止させる。1つの場面の
印刷が終了すると、再生制御手段が同期再生制御回路に
検出開始信号を供給し、再生制御手段が磁気記録再生装
置の再生を再開させる。
【0186】したがって、従来の磁気記録再生装置と画
像出力装置とで画像の印刷を行う場合のように、VTR
で再生中に印刷したい場面が発生した場合に、ビデオプ
リンタの印刷操作を行うために再生を中断する必要がな
く、印刷画像指定ボタンの操作を行うだけで、印刷場面
の指定を行いながら、継続して再生することができ、印
刷場面の指定終了後は、指定した場面を自動的に全て印
刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の画像の自動プリント装
置の構成を示すブロック図
【図2】磁気テープの記録トラックパターン図
【図3】記録及び再生コントロール信号の信号波形図
【図4】本発明の第2の実施例の画像の自動プリント装
置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第3の実施例の画像の自動プリント装
置の構成を示すブロック図
【図6】従来の画像プリント装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 オーディオトラック 3 ビデオトラック 4 コントロールトラック 10 映像信号出力端子 20 検出制御信号入力端子 30 検出信号出力端子 40 コントロール信号出力端子 50 映像信号入力端子 60 検出制御信号出力端子 70 検出信号入力端子 80 コントロール信号入力端子 95 映像入力端子 90 映像出力端子 100,101 カメラ一体型VTR 102 据え置き型VTR 110 VTR操作パネル 120 VTRシステムコントロール回路 130 同期再生制御回路 140 印刷映像検出回路 150 信号処理回路 160,161 サーボ回路 170 撮影レンズ 171 撮像回路 172 TV放送受信回路 175,179 切換スイッチ 176,177,178 増幅器 180 シリンダ 181,182 磁気ヘッド 183 シリンダモータ 184 コントロールヘッド 185 キャプスタンモータ 186 キャプスタン軸 187 ピンチローラ 190 印刷指定信号合成回路 200,201 ビデオプリンタ 210 ビデオプリンタ操作パネル 220 ビデオプリンタシステムコントロール回路 230 再生制御回路 240 同期印刷制御回路 241 印刷開始信号発生回路 250 A/D変換回路 260 記憶回路 270 印刷部 271 印刷用紙 280 D/A変換回路 290 映像出力切換スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録時には、映像信号と印刷指定信号を
    付加した基準信号とを磁気テープに記録し、再生時に
    は、前記磁気テープに記録された前記映像信号を再生し
    出力すると共に、前記印刷指定信号が付加された前記基
    準信号を検出すると、印刷映像検出信号を出力する磁気
    記録再生装置と、 前記磁気記録再生装置から前記印刷映像検出信号が供給
    されると、その時に前記磁気記録再生装置から供給され
    ている前記映像信号を静止画像として印刷する画像印刷
    装置とで構成されたことを特徴とする画像の自動プリン
    ト装置。
  2. 【請求項2】 磁気記録再生装置は、記録時に印刷画像
    指定操作が行われると、磁気テープに一定の周期で記録
    するコントロール信号のデューティ比を通常とは異なる
    デューティ比に変更して記録することにより印刷指定信
    号を付加する印刷指定信号記録手段と、 再生時に前記印刷指定信号を検出すると印刷映像検出信
    号を出力する印刷映像検出手段と、 検出停止信号が供給されると前記印刷指定信号の検出動
    作を停止させ、検出開始信号が供給されると前記印刷指
    定信号の検出動作を開始させる同期再生手段とを備え、 画像印刷装置は、前記印刷映像検出信号が供給される
    と、その時に供給されている映像信号の印刷を開始させ
    る同期印刷制御手段と、 前記磁気記録再生装置に対し、画像の印刷時には前記検
    出停止信号を出力し、画像の印刷終了時には前記検出開
    始信号を出力する再生制御手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の画像の自動プリント装置。
  3. 【請求項3】 磁気記録再生装置は、記録時に印刷画像
    指定操作が行われると、磁気テープに一定の周期で記録
    するコントロール信号のデューティ比を通常とは異なる
    デューティ比に変更して記録することにより印刷指定信
    号を付加する印刷指定信号記録手段と、 再生時には、早送りまたは巻き戻し動作を行い、前記印
    刷指定信号が記録された印刷指定信号記録位置を高速に
    検出した後、前記印刷指定信号記録位置の直前から通常
    の再生動作を行い、前記印刷指定信号を検出すると印刷
    映像検出信号を出力する印刷映像検出手段と、 検出停止信号が供給されると前記印刷指定信号の検出動
    作を停止させ、検出開始信号が供給されると前記印刷指
    定信号の検出動作を開始させる同期再生手段とを備え、 画像印刷装置は、前記印刷映像検出信号が供給される
    と、その時に供給されている映像信号の印刷を開始させ
    る同期印刷制御手段と、 前記磁気記録再生装置に対し、画像の印刷時には前記検
    出停止信号を出力し、画像の印刷終了時には前記検出開
    始信号を出力する再生制御手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の画像の自動プリント装置。
  4. 【請求項4】 記録時には、映像信号と印刷指定信号を
    付加した基準信号とを磁気テープに記録し、再生時に
    は、前記磁気テープに記録された前記映像信号と前記基
    準信号とを再生し出力する磁気記録再生装置と、 前記磁気記録再生装置から供給される前記基準信号の中
    から前記印刷指定信号が付加された前記基準信号を検出
    した場合には、その時に前記磁気記録再生装置から供給
    されている前記映像信号を静止画像として印刷する画像
    印刷装置とで構成されたことを特徴とする画像の自動プ
    リント装置。
  5. 【請求項5】 磁気記録再生装置は、記録時に印刷画像
    指定操作が行われると、磁気テープに一定の周期で記録
    するコントロール信号のデューティ比を通常とは異なる
    デューティ比に変更して記録することにより印刷指定信
    号を付加する印刷指定信号記録手段と、 再生時に再生停止信号が供給されると再生を停止し、再
    生開始信号が供給されると再生を開始する同期再生手段
    とを備え、 画像印刷装置は、前記印刷指定信号が付加された前記コ
    ントロール信号を検出するとその時に供給されている映
    像信号の印刷を開始させる印刷開始手段と、 画像の印刷時には前記再生停止信号を出力し、画像の印
    刷終了時には前記再生開始信号を出力する再生制御手段
    とを備えたことを特徴とする請求項4記載の画像の自動
    プリント装置。
  6. 【請求項6】 映像信号と基準信号とが記録された磁気
    テープに対し、再生時に前記基準信号を書き換え、印刷
    指定信号を付加することが可能であり、前記印刷指定信
    号が基準信号に付加された磁気テープを再生した場合に
    は、前記磁気テープに記録された前記映像信号を再生し
    出力すると共に、前記印刷指定信号が付加された前記基
    準信号を検出すると、印刷映像検出信号を出力する磁気
    記録再生装置と、 前記磁気記録再生装置から前記印刷映像検出信号が供給
    されると、その時に前記磁気記録再生装置から供給され
    ている前記映像信号を静止画像として印刷する画像印刷
    装置とで構成されたことを特徴とする画像の自動プリン
    ト装置。
  7. 【請求項7】 磁気記録再生装置は、再生時に印刷画像
    指定操作が行われると、磁気テープに一定の周期で記録
    されているコントロール信号に対し、そのデューティ比
    を通常とは異なるデューティ比に変更することにより印
    刷指定信号を付加し書き換える印刷指定信号記録手段
    と、 前記印刷指定信号を検出すると印刷映像検出信号を出力
    する印刷映像検出手段と、 検出停止信号が供給されると前記印刷指定信号の検出動
    作を停止させ、検出開始信号が供給されると前記印刷指
    定信号の検出動作を開始させる同期再生手段とを備え、 画像印刷装置は、前記印刷映像検出信号が供給される
    と、その時に供給されている映像信号の印刷を開始させ
    る同期印刷制御手段と、 前記磁気記録再生装置に対し、画像の印刷時には前記検
    出停止信号を出力し、画像の印刷終了時には前記検出開
    始信号を出力する再生制御手段とを備えたことを特徴と
    する請求項6記載の画像の自動プリント装置。
JP5310430A 1993-12-10 1993-12-10 画像の自動プリント装置 Pending JPH07162792A (ja)

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