JPH07162378A - 受信レベル検出回路 - Google Patents

受信レベル検出回路

Info

Publication number
JPH07162378A
JPH07162378A JP5305365A JP30536593A JPH07162378A JP H07162378 A JPH07162378 A JP H07162378A JP 5305365 A JP5305365 A JP 5305365A JP 30536593 A JP30536593 A JP 30536593A JP H07162378 A JPH07162378 A JP H07162378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception level
signal
time constant
pass filter
level detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5305365A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Takahashi
広章 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5305365A priority Critical patent/JPH07162378A/ja
Publication of JPH07162378A publication Critical patent/JPH07162378A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 過渡応答にもすぐに追従応答し、かつ受信レ
ベル検出の誤差を小さくしたバースト信号の受信レベル
検出回路を得る。 【構成】 入力信号の平均値を求める小さな応答時定数
を持つ第1のアナログ・ローパスフィルタと、上記時定
数より相対的に大きな応答時定数を持つ第2以降のアナ
ログ・ローパスフィルタと、入力信号の立ち上り時間設
定回路と、この立ち上り時間設定回路の出力で上記第1
及び第2以降のアナログ・ローパスフィルタの出力に切
替える切替えスイッチを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バースト伝送時等に
おける受信信号のレベルを検出するレベル検出回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の受信レベル検出回路には、例えば
図6に示すような構成のものがある。図6において、ア
ンテナ61で受信された信号は、受信機62で中間周波
数に変換される。63は中間周波数のレベル検出をする
受信レベル検出回路であり、64は受信レベル検出回路
63の出力部に受信信号の振幅変動を除去するために設
けられたローパスフィルタ、65は受信レベルをA/D
変換するA/D変換器である。
【0003】次に、本構成による従来のレベル検出回路
の動作について説明する。アンテナ61で受信された受
信信号は、受信機62で中間周波数に変換され、受信レ
ベル検出回路63に入力される。受信レベル検出回路で
は受信信号の振幅をレベル変換し、受信レベル検出信号
を出力する。受信レベル検出信号はローパスフィルタに
よって雑音による振幅変動を除去された後A/D変換回
路65に出力される。A/D変換された受信レベル検出
信号は例えば受信電界強度の判定に用いられる。
【0004】なお、目的は異なるものの、入力信号をデ
ィジタル・ローパスフィルタを用いて帯域制限を行い、
更に同調検出用にローパスフィルタの通過持性を変更す
る装置も知られている。しかしディジタル・フィルタを
用いるものはそのためのメモリ等の構成要素がアナログ
方式に比して複雑になり、また駆動のためのクロック等
による周囲へのもれによる雑音が発生する等の不具合が
ある 。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の受信レベル検出
回路は以上のように構成されているので、その時定数が
小さいと、受信バースト信号の立ち上り時における過渡
応答によって受信レベル検出が安定しないし、バースト
信号の中央点においても包路線の影響や雑音成分によ
り、出力信号を十分平滑化できずに受信レベル検出誤差
が生じた。また時定数が大きいと安定検出までの時間が
かかるという課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、受信レベル検出までの時間を短
く、かつ検出誤差を小さくした回路を得ることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る受信レベ
ル検出回路は、入力信号の平均値を求める小さな応答時
定数を持つ第1のアナログ・ローパスフィルタと、上記
時定数より順次相対的に大きな応答時定数を持つ第2以
降のアナログ・ローパスフィルタと、入力信号の立ち上
り時間設定回路と、この立ち上り時間設定回路の出力で
上記第1及び第2以降のアナログ・ローパスフィルタの
出力に切替える切替えスイッチを備えた。
【0008】更に、アナログ・ローパスフィルタの後段
にそれぞれアナログ/ディジタル変換器を設け、これら
のアナログ/ディジタル変換器の後段で入力信号の平均
値を切替えるようにした。
【0009】また更に、アナログ・ローパスフィルタの
時定数の切替えを受動回路の切替えにより行うようにし
た。
【0010】
【作用】この発明における受信レベル検出回路は、入力
信号の受信の初期には時定数の小さなアナログ・ローパ
スフィルタが動作して入力信号に追随し、過渡応答後の
受信時には時定数の大きなアナログ・ローパスフィルタ
が動作して、安定な受信レベルが検出される。
【0011】更に、実際には発生しがちの時定数切替え
時の過渡応答が少なく、従って検出した受信レベルの変
動が小さくなる。
【0012】更に、アナログ・ローパスフィルタの規模
が小さくなり、省資源、省電力回路で動作する。
【0013】
【実施例】実施例1.本発明の実施例を図に基づいて説
明する。図1は本発明に基づく受信レベル検出回路の発
明に係わる部分を示す回路構成図である。図において新
規な要素として以下の11〜14があり、11は時定数
を小さく設定した抵抗器11aとコンデンサ11b及び
オペアンプ11cを有するローパスフィルタで、バース
ト信号検出に影響のない立ち上がり特性が得られるアク
ティブフィルタである。12は時定数を大きく設定した
抵抗器12aとコンデンサ12b及びオペアンプ12c
を有するローパスフィルタで、バースト信号の振幅変動
を抑える構成となっている。13はローパスフィルタ1
1の出力信号とローパスフィルタ12の出力信号を切り
替えるスイッチで、14はバースト同期信号を基準とし
て過渡応答部分を定める切替信号生成回路である。切替
信号発生回路の詳細は図示しないが、予め過渡応答時間
が判っている場合は、簡単なタイマーでよい。また、大
きな時定数(フィルタ)を持つ振幅レベル検出器を用い
て、入力信号が設定レベル以上になったことで過渡応答
が終ったとしてもよい。また更に、微分検出器を用いて
入力信号の傾き(微分係数)を求め、設定傾き以下にな
ったことを検出して過渡応答が終ったとしてもよい。そ
の他のアンテナ61、受信機62、受信レベル検出回路
63、A/D変換器65は従来の要素と同等のものであ
る。
【0014】次にこの構成の受信レベル検出回路の動作
を説明する。図1において、アンテナ61で受信された
受信信号は、受信機62で中間周波数に変換され受信レ
ベル検出回路63に入力される。受信レベル検出回路6
3は受信信号の振幅をレベル変換し、受信レベル検出信
号を出力する。ここまでは従来と同様である。受信レベ
ル検出信号はローパスフィルタ11及び12にそれぞれ
入力され、時定数の小さいローパスフィルタ11ではバ
ースト信号の過渡応対に対応した受信レベル検出信号が
出力され、時定数の大きいローパスフィルタ12では、
受信バースト信号の振幅変動が除去された受信レベル検
出信号が出力されている。
【0015】図2は、この様子を説明する波形図であ
り、図2(a)がフィルタ11の、図2(b)がフィル
タ12の出力例を示す。過渡応答時間が経過すると、切
替信号生成回路14で生成された切替信号により、スイ
ッチ13が制御され、ローパスフィルタ11および12
の出力が切り替えられる。最終的に得られる受信レベル
信号は、図2(d)に示すようになる。即ち、時定数の
小さいローパスフィルタ11の出力信号aは図3(c)
の制御信号がHighのときのみ選択され、時定数の大
きいローパスフィルタ12の出力信号bは、同じく制御
信号がLow時に選択される。こうして、出力信号によ
り受信バースト信号の立ち上り時における過渡応答時の
受信レベル検出が安定し、かつ、バースト信号の中央点
においても包路線の影響のない、十分平滑化された受信
レベル検出信号となるので受信レベル検出誤差を小さく
することができる。また、第2のフィルタを複数個設
け、順次その時定数を大きくして、切替スイッチで順次
切り替えるようにしてもよい。更に、ディジタル・フィ
ルタよりも実効雑音が抑えられ、またクロック駆動に伴
う電力が不要で、省電力がはかれる。
【0016】実施例2.本発明に基づく他の受信レベル
検出回路の実施例を説明する。上記の実施例1では、受
信レベル検出信号はスイッチ出力後にA/D変換器に入
力されていたものを示したが、図3に示すようにローパ
スフィルタ11及び12の直後にA/D変換器31及び
32を設けて、A/D変換後にセレクタ33を使用して
受信レベル検出信号を出力してもよい。この構成による
動作は、図1の実施例1とほぼ同様であり、切替がA/
D変換後になるということ以外は特に変わるところがな
いので、詳細説明を省略する。本構成とすることで、実
際には切替に基づくチャタリングやノイズの発生による
レベル変動がなくなり、検出レベル変動がなくなる。
【0017】実施例3.更に他の実施例を説明する。上
記実施例1では、ローパスフィルタを2系統設けている
が、図4に示すように、時定数が小さくなるように抵抗
器41とコンデンサ44でローパスフィルタを構成し、
抵抗器41と直列に抵抗器42を接続することによって
時定数の大きなローパスフィルタを構成する。ここで抵
抗器42と並列にスイッチ43を接続し、上記の切り替
え信号cで開閉すると上記の実施例と同様の効果を奏す
る。こうすることで構成要素数を更に削減することが出
来る。
【0018】実施例4.アクティブフィルタを省き、パ
ッシブフィルタで構成する例を説明する。上記の実施例
ではローパスフィルタにオペアンプ11a及び12aを
設けたものを示したが、ローパスアクティブフィルタと
して使用しないものとして、抵抗器とコンデンサを用い
て時定数の小さいパッシブフィルタ51と時定数の大き
いパッシブフィルタ52を用いてもよい。こうすること
で更に省資源、小規模、省電力回路が実現できる。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、時定数
の異なる複数のローパスフィルタを設けて過渡応答時間
後に時定数の大きいローパスフィルタに切替えるように
したので、受信信号に早く追従し、かつ安定受信時の検
出誤差の少ない受信レベル検出回路が得られる効果があ
る。
【0020】更にA/D変換後にフィルタを切替えるよ
うにしたので、受信レベル変動が更に少なくなる効果が
ある。
【0021】更にフィルタを受動素子で構成するように
したので、小規模、省電力の回路を構成できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である受信レベル検出回路の
回路構成図である。
【図2】実施例1における各部の信号波形を説明する図
である。
【図3】この発明の実施例2の受信レベル検出回路の回
路構成図である。
【図4】この発明の実施例3の受信レベル検出回路の回
路構成図である。
【図5】この発明の実施例4の受信レベル検出回路の回
路構成図である。
【図6】従来の受信レベル検出回路の一例の回路構成図
である。
【符号の説明】
11 時定数の小さなローパスフィルタ 12 時定数の大きなローパスフィルタ 13 スイッチ 14 切替信号生成回路 61 アンテナ 62 受信機 63 受信レベル検出回路 67 A/D変換器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の平均値を求める小さな応答時
    定数を持つ第1のアナログ・ローパスフィルタと、 上記時定数より相対的に順次大きな応答時定数を持つ第
    2以降のアナログ・ローパスフィルタと、 入力信号の立ち上り時間設定回路と、 上記立ち上り時間設定回路の出力で上記第1及び第2以
    降のアナログ・ローパスフィルタの出力に切替える切替
    えスイッチを備えた受信レベル検出回路。
  2. 【請求項2】 アナログ・ローパスフィルタの後段にそ
    れぞれアナログ/ディジタル変換器を設け、上記各アナ
    ログ/ディジタル変換器の後段で入力信号の平均値を切
    替えるようにしたことを特徴とする請求項1記載の受信
    レベル検出回路。
  3. 【請求項3】 アナログ・ローパスフィルタの時定数の
    切替えを受動回路の切替えにより行うことを特徴とする
    請求項1記載の受信レベル検出回路。
JP5305365A 1993-12-06 1993-12-06 受信レベル検出回路 Pending JPH07162378A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5305365A JPH07162378A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 受信レベル検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5305365A JPH07162378A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 受信レベル検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07162378A true JPH07162378A (ja) 1995-06-23

Family

ID=17944237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5305365A Pending JPH07162378A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 受信レベル検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07162378A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006295462A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Ricoh Co Ltd Rssi整形処理方法および無線lan装置
JP2015118006A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 三菱重工業株式会社 電流値検出装置及び電流値検出方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006295462A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Ricoh Co Ltd Rssi整形処理方法および無線lan装置
JP4549218B2 (ja) * 2005-04-08 2010-09-22 株式会社リコー Rssi整形処理方法および無線lan装置
JP2015118006A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 三菱重工業株式会社 電流値検出装置及び電流値検出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5513387A (en) Automatic gain control circuit
JP2003198404A (ja) ダイレクトコンバージョン受信機及びこれを用いた移動無線機、並びにrf信号の受信方法
CN101123700B (zh) 信号接收系统
JPH07162378A (ja) 受信レベル検出回路
JPH05304485A (ja) 受信機
JPH0794981A (ja) 自動利得制御回路
JP2001053631A (ja) 群遅延補償回路
US7271675B2 (en) Automatic gain control circuit and method and super-regenerative RF receiver
US9083299B2 (en) Filter of adjustable frequency response and method thereof
JP3148162B2 (ja) 伝送容量可変型送受信機
JPH09186618A (ja) ラジオ受信機
JP3364795B2 (ja) 位相同期受信装置
JPH0832383A (ja) 自動利得制御装置
EP1271770B1 (en) Analog base band unit for RF receiver and method for using the same
KR100276472B1 (ko) 고화질 텔레비젼의 자동이득 제어방법
JP3690841B2 (ja) 無線通信機
JPS5850059B2 (ja) 受信信号制御回路
JP2545060Y2 (ja) 復調回路
JPS62106384A (ja) 自動利得制御回路
JPS6363213A (ja) Am受信装置
JP2002368583A (ja) ディジタルフィルタ
JPH07321578A (ja) Agc回路
JPS61258523A (ja) チユ−ナ同調装置
JP2000068769A (ja) 信号処理装置
JP2002031657A (ja) 受信電界強度検出信号の生成回路とその生成回路を具備する移動体通信装置。