JP4549218B2 - Rssi整形処理方法および無線lan装置 - Google Patents

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本発明は、無線LAN装置におけるRSSI整形処理方法および無線LAN装置に関する。
無線LAN技術はIEEE802.11(Institute of Electrical and Electronics Engineers 802.11)において標準化が進み、従前の有線式のネットワークに代え、あるいは有線式のネットワークと並存する形で無線LANの導入が進んでいる。
ところで、無線LAN装置ではRSSI(Receive Signal Strength Indication)と呼ばれる、受信した電波信号の強さを示す信号が用いられ、バースト信号の受信信号強度情報、パワー検知、キャリア断の検知等に用いられている。
このRSSI信号は、無線周波信号処理を行うRF(Radio Frequency)部において、受信信号に位相が90度異なる搬送波(キャリア)周波数の信号をそれぞれミキシングして直交するI成分とQ成分のベースバンド信号にコンバージョンし、それぞれバンドパスフィルタにより帯域を制限し、I成分とQ成分のそれぞれの絶対値を加算することで、アナログ値のRSSI信号として先ず生成される。なお、厳密にはI成分とQ成分の2乗和をとることが望ましいが、信号処理の簡略化のために絶対値の加算で代用されている。そして、後段におけるベースバンド信号の処理を行うBB(Base Band)部においてA/D(Analog Digital)変換され、デジタル値とされる。
このようにして生成されたRSSI信号は、キャリアの受信の有無を判断する場合等において、所定のスレッショルドと比較されてレベル検知されるものであるが、RSSI信号はノイズにより変動するものであるため、そのままレベル検知するのは望ましくない。また、IEEE802.11a、11gで規定されるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式では、信号波形のピーク対平均比が大きく、データセットによってRSSI信号が大きく変動する。
このようなことから、従来は、デジタル的な平均化処理を行うローパスフィルタにRSSI信号を通すことで変動を吸収するようにしていた。
上述したように、従来はデジタル的な平均化処理を行うローパスフィルタを用いてRSSI信号の変動を吸収するようにしていたが、平均化処理により変動幅が小さくなる反面、立ち上がりに遅延を生ずるという問題があった。図1はローパスフィルタによるRSSI信号の立ち上がり遅延の概念図であり、コンバージョン後のI成分、Q成分の立ち上がりから時間τだけRSSI信号が遅延する状態を示している。例えば、IEEE802.11aで規定されるOFDM方式の場合、フレームのプリアンブルの1シンボルは800nsecであり、サンプルレート10MHz(40MHz程度のサンプルレートが望ましいが、消費電力低減の要請から10MHz程度に抑えられることが多い)のA/D変換を行った場合、1シンボルあたり8サンプルとなり、平均化の窓長を8サンプルとした場合は1シンボル分の遅延が生ずる。無線LAN装置(ICチップ)内では極めて短い時間内にAGC(Automatic Gain Control)処理、アンテナ切替処理、同期処理、周波数オフセット調整処理等を行わなければならないため、1シンボル程度の遅延であっても影響は大きく、処理の高速化を阻害する要因であった。
一方、IEEE802.11bで規定されるDSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)方式の場合、1MbpsのDBPSK(Differential Binary Phase Shift Keying)では送信信号に含まれるI成分、Q成分が同じになるため、送信側と受信側との搬送波周波数に周波数オフセットがあるとビートを生じ、入力パワーが一定であるにもかかわらず、RSSI信号が大きく変動してしまう問題がある。
数式を用いて説明すると、コンバージョン後のI成分I(t)、Q成分Q(t)は、受信信号をr(t)、搬送波周波数をfLO、周波数オフセットをΔとすると、
I(t)=r(t)・cos(2πfLOt+Δ)
=r(t)・cos(2πfLOt)・cosΔ−r(t)・sin(2πfLOt)・sinΔ
Q(t)=r(t)・sin(2πfLOt+Δ)
=r(t)・sin(2πfLOt)・cosΔ+r(t)・cos(2πfLOt)・sinΔ
となる。ここで、
i(t)=r(t)・cos(2πfLOt)
q(t)=r(t)・sin(2πfLOt)
とおけば、
I(t)=i(t)・cosΔ−q(t)・sinΔ
Q(t)=q(t)・cosΔ+i(t)・sinΔ
となる。そして、i(t)=q(t)とすると、
I(t)=i(t)(cosΔ−sinΔ)=i(t)・sin(Δ−π/2)
Q(t)=q(t)(cosΔ+sinΔ)=q(t)・sin(Δ+π/2)
となる。
図2は周波数オフセットによる受信信号のI成分およびQ成分の波形の例を示す図であり、(a)は周波数オフセットが120kHzの場合、(b)は周波数オフセットが50kHzの場合、(c)は周波数オフセットが10kHzの場合、(d)は周波数オフセットが2kHzの場合における、コンバージョン後のI成分、Q成分をそれぞれ示している。
上述した周波数オフセットはプリアンブルにおける周波数オフセット調整処理により解消され、データ受信に与える影響はなくなるが、プリアンブル内の極めて短い時間内に行うべき各種の処理に対し、上述したRSSI信号の変動は悪影響を及ぼす。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、ローパスフィルタによるRSSI信号の立ち上がり遅延を防止することができるとともに、プリアンブル内における周波数オフセットに起因したRSSI信号の変動を低減することのできるRSSI整形処理方法および無線LAN装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、無線LAN受信信号のコンバージョン後のI成分とQ成分を合成して得られるRSSI信号をRF部から受け取り、A/D変換した後に整形処理して、変動を低減させた信号をMAC部に供給する方法であって、A/D変換した後のRSSI信号に対してデジタル値による平均化処理を行う一つの工程を備え、当該平均化における窓長を、平均化出力が所定値に達するまでは短くし、平均化出力が所定値に達した後は長くすることを特徴とするRSSI整形処理方法を要旨としている。
また、請求項2に記載されるように、請求項1に記載のRSSI整形処理方法において、上記デジタル値による平均化処理を行う工程は、窓長をmとして、入力値に(1/m)を乗算した値と、直前の平均化出力に(m−1)/mを乗算した値とを加算して出力するようにすることができる。
また、請求項3に記載されるように、請求項1または2のいずれか一項に記載のRSSI整形処理方法において、上記平均化出力の所定期間内の最大値を保持して出力する工程を備えるようにすることができる。
また、請求項4に記載されるように、請求項3に記載のRSSI整形処理方法において、上記所定期間内の最大値を保持して出力する工程は、入力値と直前の出力値とを比較し、入力値が直前の出力値よりも大きい場合に当該入力値を保持して出力するようにすることができる。
また、請求項5に記載されるように、請求項3または4のいずれか一項に記載のRSSI整形処理方法において、上記所定期間内の最大値を保持して出力する工程は、無線LAN受信信号のキャリア消失時に保持値をリセットするようにすることができる。
また、請求項6に記載されるように、無線LAN受信信号のコンバージョン後のI成分とQ成分を合成して得られるRSSI信号をRF部から受け取り、A/D変換するA/D変換部と、A/D変換した後のRSSI信号に対してデジタル値による平均化処理を行って、変動を低減させた信号をMAC部に供給する、一つの窓長変動ローパスフィルタ部とを備え、当該窓長変動ローパスフィルタ部における平均化の窓長を、平均化出力が所定値に達するまでは短くし、平均化出力が所定値に達した後は長くすることを特徴とする無線LAN装置として構成することができる。
また、請求項7に記載されるように、請求項6に記載の無線LAN装置において、上記窓長変動ローパスフィルタ部は、窓長をmとして、入力値に(1/m)を乗算する第1の可変増幅部と、直前の平均化出力に(m−1)/mを乗算する第2の可変増幅部と、上記第1および第2の可変増幅部の出力値を加算して出力する加算部と、上記第2の可変増幅部の出力値を所定値と比較して上記第1および第2の可変増幅部に対し窓長の変更を指示する比較部とを備えるようにすることができる。
また、請求項8に記載されるように、請求項6または7のいずれか一項に記載の無線LAN装置において、上記窓長変動ローパスフィルタ部の平均化出力の所定期間内の最大値を保持して出力するピークホールド部を備えるようにすることができる。
また、請求項9に記載されるように、請求項8に記載の無線LAN装置において、上記ピークホールド部は、入力値と直前の出力値とを比較する比較部と、上記比較部の比較結果に従い、入力値が直前の出力値よりも大きい場合に当該入力値を保持して出力する保持部とを備えるようにすることができる。
また、請求項10に記載されるように、請求項8または9のいずれか一項に記載の無線LAN装置において、上記ピークホールド部は、無線LAN受信信号のキャリア消失時に保持値をリセットするリセット信号生成部を備えるようにすることができる。
本発明のRSSI整形処理方法および無線LAN装置にあっては、A/D変換した後のRSSI信号に対する平均化処理における窓長を、平均化出力が所定値に達するまでは短くし、平均化出力が所定値に達した後は長くすることで、ローパスフィルタによるRSSI信号の立ち上がり遅延を防止することができる。また、平均化出力の所定期間内の最大値を保持することで、プリアンブル内における周波数オフセットに起因したRSSI信号の変動を低減することができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
図3は本発明の一実施形態にかかる無線LAN装置の構成例を示す図である。なお、受信に関する機能部のみを示しており、送信に関する機能部は省略してある。
図3において、無線LAN装置は、アンテナ1A、1Bと、単体のICチップから構成されるRF部2と、別の単体のICチップから構成されるBB/MAC部3とから構成され、BB/MAC部3は無線LANにより通信を行うアプリケーションを含む上位の装置であるPC(Personal Computer)、プリンタ等のホストCPU4と接続されるようになっている。また、BB/MAC部3は、ベースバンド信号の処理を行うBB部31と、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)等のメディアアクセス制御(MAC: Media Access Control)を行うMAC部32とを備えている。
RF部2は、BB/MAC部3から与えられるANT_SEL(アンテナセレクト)信号に基づいてアンテナ1A、1Bの切り替えを行うアンテナ切替部21と、アンテナ切替部21で選択されたアンテナ(1A、1B)の受信信号に位相が90度異なる搬送波周波数の信号をそれぞれミキシングして直交するI成分とQ成分のベースバンド信号にコンバージョンするコンバージョン部22と、コンバージョン部22のI成分およびQ成分にそれぞれ対応して設けられ、BB/MAC部3から与えられるAGC信号に基づいてゲインを変化させる可変増幅部23I、23Qと、可変増幅部23I、23Qの出力信号の帯域を制限してアナログ値のI成分(R I)とQ成分(R Q)を出力するバンドパスフィルタ部24I、24Qと、アナログ値のI成分とQ成分を合成(I成分とQ成分のそれぞれの絶対値を加算)してアナログ値のRSSI信号を生成するRSSI生成部25とを備えている。
BB/MAC部3のBB部31は、RF部2から出力されるアナログ値のI成分(R I)、Q成分(R Q)およびRSSI信号を入力してデジタル値に変換するA/D変換部33と、デジタル値に変換されたI成分とQ成分から適正な受信ゲインとなるようにRF部2に対するAGC信号を生成するAGC信号生成部34と、AGC信号生成部34をスルーしたI成分とQ成分から所望の方式(DSSS方式、OFDM方式)の信号であるか否かを検出する相関検出部35と、相関検出部35からトリガ信号を受け、データを復調して結果をMAC部32に出力する復調部36とを備えている。なお、AGC信号生成部34、相関検出部35、復調部36は、DSSS方式とOFDM方式とに対応してそれぞれ設けられる。
また、BB部31は、デジタル値に変換されたRSSI信号を入力し、変動を低減させた信号に整形してMAC部32に出力するRSSI整形部37を備えている。RSSI整形部37は、RSSI信号に対してデジタル値による平均化処理を行う窓長変動ローパスフィルタ部38と、窓長変動ローパスフィルタ部38の平均化出力の所定期間内の最大値を保持して出力するピークホールド部39とを備えている。
図4は図3におけるRSSI整形部37の構成例を示す図であり、窓長変動ローパスフィルタ部38は、窓長(平均対象サンプル数)をmとして、入力値に(1/m)を乗算する可変増幅部381と、直前の平均化出力に(m−1)/mを乗算する可変増幅部383と、可変増幅部381、383の出力値を加算して出力する加算部382と、可変増幅部383の出力値を所定値(キャリア存在と判断されるスレッショルド値に相当)と比較し、可変増幅部381、383に窓長の変更を指示する比較部384とを備えている。
ピークホールド部39は、入力値と直前の出力値とを比較する比較部392と、この比較部392の比較結果に従い、入力値が直前の出力値よりも大きい場合に当該入力値を保持して出力する保持部391と、窓長変動ローパスフィルタ部38の比較部384からのキャリア消失を示す信号(比較結果)と復調部36(図3)からのCCA(Clear Channel Assessment)信号とを入力し、両者の論理和(OR)をとってキャリア消失時に保持部391の保持値をリセットするリセット信号生成部393とを備えている。なお、ピークホールド部39におけるピークホールド動作は、IEEE802.11bで規定される周波数オフセットの最大許容値に応じた時間間隔で行う。
RSSI整形部37の窓長変動ローパスフィルタ部38は、RF部2から与えられA/D変換部33でデジタル値に変換されたRSSI信号に対し、次式で表される平均化処理を行う。
=(1/m)・X+((m−1)/m)・Yn−1
ここで、Xは今回の入力データ(RSSI値)、Yn−1は前回の平均化出力値、Yは今回の平均化出力値である。mは前述したように窓長である。
この窓長mは比較部384によって制御され、RSSI値が低く平均化出力が所定値に達するまでは短く(数値的に小さくする。例えば、m=2または0)し、平均化出力が所定値に達した後は長く(数値的に大きくする。例えば、m=16)される。従って、キャリアの受信によってRSSI信号が立ち上がる時点では窓長mが短く、平均化の効果が小さいため、高速に立ち上がる平均化出力を生成することができ、RSSI信号の立ち上がり遅延を防止することができる。そして、RSSI信号が立ち上がった後は窓長mが長くされ、平均化の効果が大きくなるため、ノイズ等による変動を低減させることができる。
一方、RSSI整形部37のピークホールド部39は、窓長変動ローパスフィルタ部38の出力である平均化処理の行われたRSSI信号の最大値をキャリアが消失するまで保持するため、プリアンブル内における周波数オフセットに起因したRSSI信号の変動を低減することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
ローパスフィルタによるRSSI信号の立ち上がり遅延の概念図である。 周波数オフセットによる受信信号のI成分およびQ成分の波形の例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる無線LAN装置の構成例を示す図である。 RSSI整形部の構成例を示す図である。
符号の説明
1A、1B アンテナ
2 RF部
21 アンテナ切替部
22 コンバージョン部
23I、23Q 可変増幅部
24I、24Q バンドパスフィルタ部
25 RSSI生成部
3 BB/MAC部
31 BB部
32 MAC部
33 A/D変換部
34 AGC信号生成部
35 相関検出部
36 復調部
37 RSSI整形部
38 窓長変動ローパスフィルタ部
381 可変増幅部
382 加算部
383 可変増幅部
384 比較部
39 ピークホールド部
391 保持部
392 比較部
393 リセット信号生成部
4 ホストCPU

Claims (10)

  1. 無線LAN受信信号のコンバージョン後のI成分とQ成分を合成して得られるRSSI信号をRF部から受け取り、A/D変換した後に整形処理して、変動を低減させた信号をMAC部に供給する方法であって、
    A/D変換した後のRSSI信号に対してデジタル値による平均化処理を行う一つの工程を備え、
    当該平均化における窓長を、平均化出力が所定値に達するまでは短くし、平均化出力が所定値に達した後は長くすることを特徴とするRSSI整形処理方法。
  2. 請求項1に記載のRSSI整形処理方法において、
    上記デジタル値による平均化処理を行う工程は、窓長をmとして、入力値に(1/m)を乗算した値と、直前の平均化出力に(m−1)/mを乗算した値とを加算して出力することを特徴とするRSSI整形処理方法。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載のRSSI整形処理方法において、
    上記平均化出力の所定期間内の最大値を保持して出力する工程を備えたことを特徴とするRSSI整形処理方法。
  4. 請求項3に記載のRSSI整形処理方法において、
    上記所定期間内の最大値を保持して出力する工程は、入力値と直前の出力値とを比較し、入力値が直前の出力値よりも大きい場合に当該入力値を保持して出力することを特徴とするRSSI整形処理方法。
  5. 請求項3または4のいずれか一項に記載のRSSI整形処理方法において、
    上記所定期間内の最大値を保持して出力する工程は、無線LAN受信信号のキャリア消失時に保持値をリセットすることを特徴とするRSSI整形処理方法。
  6. 無線LAN受信信号のコンバージョン後のI成分とQ成分を合成して得られるRSSI信号をRF部から受け取り、A/D変換するA/D変換部と、
    A/D変換した後のRSSI信号に対してデジタル値による平均化処理を行って、変動を低減させた信号をMAC部に供給する、一つの窓長変動ローパスフィルタ部とを備え、
    当該窓長変動ローパスフィルタ部における平均化の窓長を、平均化出力が所定値に達するまでは短くし、平均化出力が所定値に達した後は長くすることを特徴とする無線LAN装置。
  7. 請求項6に記載の無線LAN装置において、
    上記窓長変動ローパスフィルタ部は、窓長をmとして、入力値に(1/m)を乗算する第1の可変増幅部と、
    直前の平均化出力に(m−1)/mを乗算する第2の可変増幅部と、
    上記第1および第2の可変増幅部の出力値を加算して出力する加算部と、
    上記第2の可変増幅部の出力値を所定値と比較して上記第1および第2の可変増幅部に対し窓長の変更を指示する比較部とを備えたことを特徴とする無線LAN装置。
  8. 請求項6または7のいずれか一項に記載の無線LAN装置において、
    上記窓長変動ローパスフィルタ部の平均化出力の所定期間内の最大値を保持して出力するピークホールド部を備えたことを特徴とする無線LAN装置。
  9. 請求項8に記載の無線LAN装置において、
    上記ピークホールド部は、入力値と直前の出力値とを比較する比較部と、
    上記比較部の比較結果に従い、入力値が直前の出力値よりも大きい場合に当該入力値を保持して出力する保持部とを備えたことを特徴とする無線LAN装置。
  10. 請求項8または9のいずれか一項に記載の無線LAN装置において、
    上記ピークホールド部は、無線LAN受信信号のキャリア消失時に保持値をリセットするリセット信号生成部を備えたことを特徴とする無線LAN装置。
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