JP2004096241A - Rssi信号波形整形回路及び電話装置 - Google Patents

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Yoshiyuki Hoshi
星 吉行
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Abstract

【課題】RSSI信号の立上りおよび立下り時間を短縮しつつ安定した信号を後段の回路に供給できる信号波形整形回路を提供する。
【解決手段】信号波形整形回路30は、ローパスフィルタ31の抵抗値を切り換えるスイッチ32と、スイッチ制御回路33とを備える。スイッチ制御回路33はベースバンド回路56からUW検出信号を受け取るとスイッチ32をオフし、CRC検出信号を受け取るとスイッチ32をオンする。RSSI信号の立ち上がり時においてはローパスフィルタ31の時定数が小さいため、RSSI信号の立ち上がり時間を短くでき、PHSスロットのUWが到来するとローパスフィルタ31の時定数が大きくなるため、RSSI信号のリップルを小さく抑えて安定したRSSI信号を供給でき、CRCデータ終了後にはローパスフィルタ31の時定数が小さくなるため、RSSI信号の立ち下がり時間を短くできる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バースト信号を受信する装置たとえばPHS(Personal Handy−phone System)子局においてキャリアセンス回路の一部として使用されるRSSI(Receiving Signal Strength Indicator)信号波形整形回路およびこれを備えた電話装置に関する。
【従来の技術】
【0002】
従来のRSSI信号波形整形回路では、RSSI信号のリップル成分をローパスフィルタで平坦化し、RSSI信号の振幅変動を抑えてベースバンド回路などの後段の回路へ供給する際、RSSI信号の立上りおよび立下り特性を改善するために、ダイオードを用いたバイパス回路をローパスフィルタ50に対して並列に設けている。(特開平11−331005号公報)
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】
しかしながら、上記公報記載の技術では、バイパス回路のダイオードがオンするまでに若千の時間的な遅れが生じたり、ダイオードの特性のばらづきなどによって立ち上がり時間がばらついたりするといった問題があった。
【0004】
また、複数のアンテナの中で受信状態が最も良いアンテナの受信信号を選択的に使用するダイバーシチ動作をおこなう際には、図5に示すようにPHSスロット構成におけるUW  (ユニータワード)が到来するまでにRSSI信号の大小を比較判定してアンテナを切り換える必要があるため、RSSI信号が比較判定のタイミングまでに立ち上がっていないとRSSI信号の誤判定が生じることになる。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、RSSI信号の立上り時間および立下り時間を短縮しつつ、RSSI信号のリップルを小さく抑えて安定したRSSI信号を後段の回路に供給することができるRSSI信号波形整形回路およびこれを備えた電話装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決する手段】
上記課題を解決するために本発明は、バースト信号の受信レベルを示すRSSI信号を、抵抗とコンデンサとを有するローパスフィルタで波形整形するRSSI信号波形整形回路において、前記ローパスフィルタの時定数を切り換える時定数切換手段を備えた。
【0007】
前記時定数切換手段は、前記ローパスフィルタの抵抗値または容量値を切り換えるスイッチ回路であることが望ましい。
【0008】
前記時定数切換手段を、RSSI信号の供給先である後段の回路からの信号に基づいて制御する制御回路を備えていることが望ましい。
【0009】
上記のように構成した本発明のRSSI信号波形整形回路によれば、前記時定数切換手段によって前記ローパスフィルタの時定数を切り換えることにより、RSSI信号の立上り時間および立下り時間を短縮しつつ、RSSI信号のリップルを小さく抑えて安定したRSSI信号を後段の回路に供給することができる。
【0010】
また、前記時定数切換手段として、前記ローパスフィルタの抵抗値または容量値を切り換えるスイッチ回路を使用することにより、簡単な回路構成とすることができる。
【0011】
また、前記時定数切換手段を、RSSI信号の供給先である後段の回路からの信号に基づいて制御することにより、後段の回路の動作に適応させて前記ローパスフィルタの時定数を切り換えることができる。
【0012】
本発明の電話装置は、本発明のRSSI信号波形整形回路を備えたことにより、バースト信号の到来を素早くかつ精度良く検出して、常に良好な通信を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
図1は本発明の実施の形態の一例を示す回路図である。受信回路10は、PHS基地局からの送信波を受信し、受信信号とRSSI信号とを出力する。受信信号は、後段の回路であるベースバンド回路20にそのまま供給される。一方、RSSI信号は、本発明のRSSI信号波形整形回路30で整形されたのちベースバンド回路20に供給される。
【0015】
ベースバンド回路20は、DEMOD(復調)回路部21、A/D変換回路部22、UW(ユニークワード)検出回路部23およびCRC検出回路部24を備えている。
【0016】
DEMOD(復調)回路部21は、受信信号を復調するブロックであり、復調した信号すなわちPHSスロットをUW検出回路部23およびCRC検出回路部24に供給する。A/D変換回路部22は、RSSI信号をデジタル信号に変換するブロックである。UW検出回路部23は、PHSスロットのUWを検出し、そのUWが終了する度にUW検出信号を出力する。CRC検出回路部24は、PHSスロットのCRCデータを検出し、そのCRCデータが終了する度にCRC検出信号を出力する。
【0017】
RSSI信号波形整形回路30は、ローパスフィルタ回路31と、時定数切換スイッチ32と、スイッチ制御回路33とを備えている。
【0018】
ローパスフィルタ回路31は、受信回路10とベースバンド回路20との間に並列に設けられた2つの抵抗34、35と、抵抗34、35とベースバンド回路20との間に一方の端子が接続され他方の端子が接地されたコンデンサ36とを備えている。時定数切換スイッチ32は、一方の抵抗34の導通/遮断を切り換えるべく設けられており、スイッチ制御回路33からの切換信号によってオン(導通)/オフ(遮断)されるようになっている。
【0019】
スイッチ制御回路33は、図2に示すように、UW検出信号を受け取ると時定数切換スイッチ32をオフするように動作し、CRC検出信号を受け取ると時定数切換スイッチ32をオンするように動作するようになっている。
【0020】
上記の構成によれば、RSSI信号の立ち上がり時においては、時定数切換スイッチ32がオンしているため、ローパスフィルタ回路31の時定数が小さくなっている。このため、RSSI信号の立ち上がり時間を短くできる。
【0021】
また、PHSスロットのUWが到来すると、時定数切換スイッチ32がオフし、ローパスフィルタ回路31の時定数が大きくなる。このため、RSSI信号のリップルを小さく抑えて安定したRSSI信号をベースバンド回路20に供給することができる。
【0022】
また、PHSスロット終了後すなわちCRCデータ終了後には、時定数切換スイッチ32がオンし、ローパスフィルタ回路31の時定数が小さくなる。このため、RSSI信号の立ち下がり時間を短くできる。
【0023】
図3は本発明の別の実施の形態を示す回路図である。この回路はダイバーシチ動作をおこなうものであり、受信回路10には2つのアンテナ41、42がアンテナ切換スイッチ45を介して接続されている。アンテナ切換スイッチ45は、ベースバンド回路20からのアンテナ切換信号に応じて、どちらか一方のアンテナ41または42を受信回路10に接続する切り換え動作をおこなう。
【0024】
ベースバンド回路20は、図1の構成に加えて比較判定回路部25を備えている。比較判定回路部25は、A/D変換回路部22によってデジタル信号に変換されたRSSI信号の大小を比較判定し、その結果に応じたアンテナ切換信号をアンテナ切換スイッチ45に与えることにより、受信状態が良い方のアンテナ41、42に切り換えるダイバーシチ動作をおこなう。
【0025】
このダイバーシチ動作時においてRSSI信号の大小を基に比較判定する際、従来の回路においては、図5に示すように、RSSI信号がまだ完全に立ち上がっていない状態において比較判定してしまうことによる誤判定が発生していた。
【0026】
これに対し、本発明の回路構成によれば、図4に示すように、RSSI信号が立ち上がっている状態で比較判定をおこなうことができるため、誤判定を防止できる。
【0027】
また、ダイバーシチ動作時においては、通常UWが始まるまでのPR(プリアンブル)受信中に各アンテナからのRSSl信号を読み込み、その大小を比較することにより、アンテナ相互間における受信電界強度の大小の判定が行なわれる。そのため図5に示すように、ダイバーシチ判定タイミングより前に時定数切換信号が用意できれば、その信号を使用して時定数スイッチ32をオフし、ローパスフィルタ回路31の時定数を大きくすることで、比較判定時におけるRSSl信号のリップルを小さく抑えることができるので、より安定した比較判定を行って、安定したダイバーシチ動作をおこなうことができる。
【0028】
したがって、この実施の形態のRSSI信号波形整形回路を備えたPHS子局によれば、バースト信号の到来を素早くかつ精度良く検出して、常に良好に通信を行うことができる。
【0029】
なお、上記実施の形態では、時定数切換信号としてUW検出信号およびCRC検出信号を使用したが、これらの信号に準ずる他の信号を使用してもよい。
【0030】
また、上記実施の形態では、ローパスフィルタ回路31の抵抗値を切り換えることによって時定数の切り換えをおこなうようにしたが、容量値を切り換えることによって時定数を切り換えるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のRSSI信号波形整形回路によれば、時定数切換手段によってローパスフィルタの時定数を切り換えることにより、RSSI信号の立上り時間および立下り時間を短縮しつつ、RSSI信号のリップルを小さく抑えて安定したRSSI信号を後段の回路に供給することができる。
【0032】
本発明の電話装置によれば、上記RSSI信号波形整形回路を備えたことにより、バースト信号の到来を素早くかつ精度良く検出して、常に良好な通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す回路図である。
【図2】図1に示す回路の動作タイミング図である。
【図3】本発明の別の実施の形態を示す回路図である。
【図4】図3に示す回路の動作タイミング図である。
【図5】従来の回路の動作タイミング図である。
【符号の説明】
10:受信回路
20:ベースバンド回路
21:DEMOD回路部
22:A/D変換回路部
23:UW検出回路部
24:CRC検出回路部
25:比較判定回路部
30:RSSI信号整形回路
31:ローパスフィルタ回路
32:時定数切換スイッチ
33:スイッチ制御回路
34、35:抵抗
36:コンデンサ
41、42:アンテナ
45:アンテナ切換スイッチ

Claims (4)

  1. バースト信号の受信レベルを示すRSSI信号を、抵抗とコンデンサとを有するローパスフィルタで波形整形するRSSI信号波形整形回路において、
    前記ローパスフィルタの時定数を切り換える時定数切換手段を備えたことを特徴とするRSSI信号波形整形回路。
  2. 前記時定数切換手段は、前記ローパスフィルタの抵抗値または容量値を切り換えるスイッチ回路であることを特徴とする請求項1記載のRSSI信号波形整形回路。
  3. 前記時定数切換手段を、RSSI信号の供給先である後段の回路からの信号に基づいて制御する制御回路を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のRSSI信号波形整形回路。
  4. 請求項1、2、3のいずれかに記載のRSSI信号波形整形回路を備えたことを特徴とする電話装置。
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