JPH0716135B2 - ミキサ回路 - Google Patents

ミキサ回路

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JPH0716135B2
JPH0716135B2 JP4131187A JP4131187A JPH0716135B2 JP H0716135 B2 JPH0716135 B2 JP H0716135B2 JP 4131187 A JP4131187 A JP 4131187A JP 4131187 A JP4131187 A JP 4131187A JP H0716135 B2 JPH0716135 B2 JP H0716135B2
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JP
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signal
connection point
diodes
transmission line
mixer circuit
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JP4131187A
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道朗 柏木
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Toshiba Corp
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/14Balanced arrangements
    • H03D7/1408Balanced arrangements with diodes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、マイクロ波送受信周波数変換器に用いられ
るダブルバランス型のミキサ回路に関する。
(従来の技術) 一般に、ダブルバランス型のミキサ回路は第3図に示す
ように構成される。図において、1は局部発振周波数信
号(以下局発信号)入力端子、2は高周波信号(以下RF
信号)入力端子、3は中間周波数信号(以下IF信号)出
力端子、4及び5は不平衡信号を平衡信号に変換するバ
ラン、6〜9はリング状に接続されたミキサダイオー
ド、10〜13はミキサダイオードの接続点、14〜17は局発
信号及びRF信号を阻止してIF信号のみを通過させるチョ
ークである。
局発信号入力端子1に印加された局発信号はバラン4に
よって平衡モードに変換された後、接続点10,11に加わ
り、またRF信号入力端子2に印加されたRF信号はバラン
5によって平衡モードに変換された後、接続点12,13に
加えられる。このとき、ダイオード6〜9で発生するIF
信号はチョーク14〜17を介して合成され、IF信号出力端
子3から出力される。
このようなダブルバランス型のミキサ回路では、ダイオ
ード6〜9に特性の揃ったものを使用することにより、
接続点10,11に加えられた局発信号は接続点12,13がバラ
ンスしているため、RF信号入力端子2には現れず、また
接続点12,13に加えられたRF信号は接続点10,11がバラン
スしているため、局発信号入力端子1には現れない。す
なわち、局発信号とRF信号とのアイソレーションがとれ
るという利点を有する。
しかしがら、上記のようなダブルバランス型のミキサ回
路をマイクロ波帯で実現する場合には、不平衡モードを
平衡モードに変換するバランが必要となるために、マイ
クロ波集積回路(MIC)化することが困難である。仮に
実現したとしても、MIC基板の両面を利用した立体的な
ものとなり、本質的に平面回路であるMICに向かないも
のであった。
第4図に第3図のミキサ回路をマイクロ波帯で実現した
実装パターン構成例を示す。(a)図は上面図、(b)
図は裏面図、(c)図は(a)図及び(b)図のA−
A′線断面図である。(101,101′)〜(103,103′)は
第3図の1〜3に対応し、104,105はテーパ状線路を使
用したバラン部分、106〜109はダイオード、110〜113は
局発信号またはRF信号を通過してIF信号を阻止するキャ
パシタ、114は誘電体基板、115は誘電帯基板114に形成
した貫通穴、116,116′は局発信号及びRF信号を阻止
し、IF信号を通過させるローパスフィルタである。この
ように、従来のダブルバランス型ミキサ回路では、誘電
体基板114の両面にパターンを形成しており、また誘電
体基板114に貫通穴115を形成して、上面及び裏面のパタ
ーン間にダイオード106〜109を接続しなければならな
い。尚、このパターン構成に類似したミキサ回路につい
ては実開昭55−74113号公報にその詳細が記載されてい
るので、ここでは説明を省略する。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように従来のダブルバランス型のミキサ回路で
は、MIC化において実装が困難であり、さらには信頼性
の点で好ましくない。
この発明は上記問題を解決するためになされたもので、
平面実装が容易でMIC化に適するダブルバランス型のミ
キサ回路を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明に係るミキサ回路
は、リング状に接続される第1乃至第4のダイオード
と、前記第1及び第4のダイオードの接続点と第2及び
第3のダイオードの接続点との間を接続し第1の信号周
波数に対して1/2波長となり中点が接地される第1の伝
送線路と、前記第1及び第2のダイオードの接続点と第
3及び第4のダイオードの接続点との間を接続し第2の
信号周波数に対して1/2波長となる第2の伝送線路と、
第1の信号を入力して前記第1の信号周波数のみを通過
させ前記第1及び第4のダイオードの接続点に供給する
第1のバンドパスフィルタと、第2の信号を入力し前記
第2の信号周波数のみを通過させ前記第1及び第2のダ
イオードの接続点に供給する第2のバンドパスフィルタ
と、前記第2の伝送線路の中点から得られる信号を出力
し第3の信号周波数を通過させるローパスフィルタとを
具備して構成される。
(作用) 上記ミキサ回路は、リング状に接続された第1乃至第4
のダイオードと第1及び第2の信号周波数に対してそれ
ぞれ1/2波長となる第1及び第2の伝送線路によってダ
ブルバランス型となっており、1/2波長の伝送線路をバ
ランとして動作させるため、立体的な部分がほとんどな
く、平面回路化に適している。
(実施例) 以下、第1及び第2図を参照してこの発明の一実施例を
説明する。
第1図はその構成を示すもので、21は局発信号入力端
子、22はRF信号入力端子、23はIF信号出力端子、24は局
発信号を通過させ、IF信号を阻止するバンドパスフィル
タ(以下BPF)、25はRF信号を通過させ、IF信号を阻止
するBPF、26〜29はミキサダイオード、30〜33はミキサ
ダイオードの接続点、34,35は局発信号及びRF信号を阻
止し、IF信号を通過させるローパスフィルタ(以下LP
F、チョークでもよい)、36は局発周波数で1/2波長とな
る伝送線路、37はRF信号周波数で1/2波長となる伝送線
路、38,39は伝送線路とLPF35,34との接続点である。
すなわち、入力端子21に加えられた局発信号はBPF24を
通過し、ミキサダイオード接続点32に加わり、さらに伝
送線路36を通じてミキサダイオード接続点33に加わる。
伝送線路36は局部発振周波数において1/2波長となるよ
うに選んであるため、接続点32,33には互いに逆相の局
発信号が加わることになる。一方、入力端子22に加えら
れた信号はBPF25を通過し、ミキサダイオード接続点30
に加わり、さらに伝送線路37を通じてミキサダイオード
接続点31に加わる。伝送線路37はRF信号周波数において
1/2波長となるように選んであるため、接続点30,31では
互いに逆相のRF信号が加わる。ミキサダイオード26〜29
は特性が揃っており、リング状に接続されているから、
このミキサ回路は第3図に示したミキサ回路と等価であ
る。
尚、ミキサダイオード26〜29で発生したIF信号はLPF34
を通じて出力端子23から取出される。また、LPF34はIF
信号に対して接続点32,33を接地するための働きをして
いる。
以上のように、このダブルバランス型のミキサ回路の特
徴は、伝送線路36の線路長を局部発振周波数の1/2波長
に、伝送線路37の線路長をRF信号周波数の1/2波長に選
ぶこと、また接続点30,31と32,33とのアイソレーション
をとることにあり、これによって局部発振周波数とRF信
号周波数が離れていても良好な性能を得ることができ
る。
上記構成において、さらに具体的に説明する。
まず、接続点38は伝送線路36の中点に、接続点39は伝送
線路37の中点に接続する。ここで、伝送線路36,37はそ
れぞれが1/2波長線路であるから、1/2波長線路の中点3
8,39は仮想接地点となる。したがって、接続点38にLPF3
5を接続しても局発信号には何ら影響を与えず、接続点3
9にLPF34を接続してもRF信号には何ら影響を与えない。
第2図に第1図に示したダブルバランス型ミキサ回路を
アルミナ、テフロンガラス等の誘電体基板上に形成した
場合のMICパターンを示す。図において、41は局発信号
入力端子、42はRF信号入力端子、43はIF信号出力端子、
44は局発信号を通過させるサイドカップル型BPF、46〜4
9はリング状に接続されたミキサダイオード、54はRF信
号を阻止し、IF信号を通過させるLPF、55は局発信号で1
/4波長となる一端を接地した伝送線路、56は局発信号で
1/2波長となる伝送線路、57,58は伝送線路、59は伝送線
路57,58を接続する接続導体、60は伝送線路57とLPF54と
の接続点、61は伝送線路56と55との接続点である。
ここで、伝送線路57,58は、伝送線路56との交差点にお
いて、接続導体59によって伝送線路56を飛越して接続さ
れており、伝送線路57,58と接続導体59の合計の線路長
がRF信号周波数で1/2波長となるように選んでいる。
尚、接続点61は1/2波長伝送線路56の中点に接続してい
るため、局発信号に関して仮想接地点となる。このた
め、伝送線路55は局発信号に対して1/4波長である必要
はなく、接続点61を直接接地することも可能である。
したがって、上記構成によるミキサ回路は、局発信号及
びRF信号間のアイソレーションがとれ、歪の少ないダブ
ルバランス型で、かつ平面回路化が可能である。また、
局発周波数とRF信号周波数のそれぞれに対して伝送線路
長を最適に選択できるので、IF信号周波数が高い場合で
も極めて有効なものとなる。
尚、上記実施例ではダウンコンバータとしてのミキサ回
路の構成であるが、アップコンバータについても同様に
実施可能である。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、MIC化においても平面
実装が容易なダブルバランス型のミキサ回路を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るミキサ回路の一実施例を示す回
路図、第2図は同実施例のMIC回路パターンの構成を示
す図、第3図は従来のミキサ回路の回路構成を示す回路
図、第4図は第3図のミキサ回路のMIC回路パターンを
示す図である。 1,21,41…局発信号入力端子、2,22,42…RF信号入力端
子、3,23,43…IF信号出力端子、6〜9,26〜29、46〜49
…ミキサダイオード、36,37,56,57,58…伝送線路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状に接続される第1乃至第4のダイ
    オードと、前記第1及び第4のダイオードの接続点と第
    2及び第3のダイオードの接続点との間を接続し第1の
    信号周波数に対して1/2波長となり中点が接地される第
    1の伝送線路と、前記第1及び第2のダイオードの接続
    点と第3及び第4のダイオードの接続点との間を接続し
    第2の信号周波数に対して1/2波長となる第2の伝送線
    路と、第1の信号を入力して前記第1の信号周波数のみ
    を通過させ前記第1及び第4のダイオードの接続点に供
    給する第1のバンドパスフィルタと、第2の信号を入力
    し前記第2の信号周波数のみを通過させ前記第1及び第
    2のダイオードの接続点に供給する第2のバンドパスフ
    ィルタと、前記第2の伝送線路の中点から得られる信号
    を出力し第3の信号周波数を通過させるローパスフィル
    タとを具備するミキサ回路。
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