JP2001223534A - 偶高調波ミクサ - Google Patents
偶高調波ミクサInfo
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Abstract
型化する等の課題があった。 【解決手段】 出力側の中点にIF端子12が接続さ
れ、前記入力された局発波を逆相に分配する180度分
配器6と、前記180度分配器に接続され、前記局発波
を通過させRF信号を短絡する低域通過フィルタ7a及
び7bと、ダイオードを逆並列に接続したアンチパラレ
ルダイオードペア3a及び3bと、2つのアンチパラレ
ルダイオードペアの接続点に接続され、IF信号を短絡
させるIF短絡回路8と、前記接続点に接続され、RF
信号を通過させ局発波を遮断する高域通過フィルタ5と
を備えた。 【効果】 小形化することができるとともに、周波数特
性を広帯域化することができる。
Description
ミリ波帯の無線通信システムや、レーダシステムの送受
信機に用いられ、小形化、広帯域化を図った偶高調波ミ
クサに関するものである。
照しながら説明する。図20は、従来のスタブ分波形ミ
クサの構成を示す図である。
波数で1/4波長のオープンスタブ、2は局発周波数で
1/4波長のショートスタブ、3はダイオードを逆並列
に接続したアンチパラレルダイオードペア、4は低域通
過フィルタ、5は高域通過フィルタである。また、10
はRF端子、11は局発端子、12はIF端子である。
動作について図面を参照しながら説明する。
合、局発波(周波数をfpとする)とRF信号(周波数
をfrとする)を入力すると、IF信号(周波数をfi
とする)として、以下の周波数fiが出力されるミクサ
である。
説明を行う。図20に示す従来のスタブ分波形ミクサで
は、周波数fpの局発に対しては、局発端子側のショー
トスタブ2は開放に見え、RF端子側のオープンスタブ
1は短絡に見えるので図21の様になる。ダイオードが
互いに逆向きになっていることに注意すれば、各ダイオ
ードから見れば、周波数fpの成分は互いに逆向きに印
加されている。従って、偶数次高調波成分である2fp
については同相である。
数frに関しては、局発端子側のショートスタブ2は短
絡に見え、RF端子側のオープンスタブ1は開放に見え
るので、図22の様になる。
pの成分は互いに逆相になるので、逆極性で接続された
ダイオードから足しあわされて取り出すことができる。
これを図23に示す。また、発生した2fpの成分は、
RF端子10において互いに逆相であるからRF端子1
0には漏れない。さらに、アップコンバータとしても動
作が可能である。
ックマイクロ波集積回路」、第120頁〜第122頁に
書かれている。
偶高調波ミクサでは、RF信号の半波長にあたる線路を
2本必要となり、比較的低い周波数(S帯やL帯)では
回路が非常に大型化するという問題点があった。
め、スタブの中心周波数での特性は良いが、狭帯域特性
となる問題点があった。
つまりIF周波数が局発周波数に比べて非常に低い場合
に有効なミクサであり、IF周波数が高い場合には特性
が得られないという問題があった。
めになされたもので、分布定数線路での回路構成に代わ
り、機能回路の全集中定数化し、小形化するとともに、
周波数特性を広帯域化することができる偶高調波ミクサ
を得ることを目的とする。
る偶高調波ミクサは、IF信号またはRF信号と局発波
とを入力し、前記局発波の2倍の周波数と前記IF信号
との和及び差の周波数のRF信号を出力し、または前記
RF信号と前記局発波の2倍の周波数との差の周波数の
IF信号を出力する偶高調波ミクサにおいて、出力側の
中点にIF端子が接続され、前記入力された局発波を逆
相に分配する180度分配器と、前記180度分配器に
接続され、前記局発波を通過させRF信号を短絡する第
1の低域通過フィルタと、前記180度分配器に接続さ
れ、前記局発波を通過させRF信号を短絡する第2の低
域通過フィルタと、前記第1の低域通過フィルタに接続
され、ダイオードを逆並列に接続した第1のアンチパラ
レルダイオードペアと、前記第2の低域通過フィルタに
接続され、ダイオードを逆並列に接続した第2のアンチ
パラレルダイオードペアと、前記第1及び第2のアンチ
パラレルダイオードペアの接続点に接続され、IF信号
を短絡させるIF短絡回路と、前記第1及び第2のアン
チパラレルダイオードペアの接続点に接続され、RF信
号を通過させ局発波を遮断する高域通過フィルタとを備
えたものである。
は、IF信号またはRF信号と局発波とを入力し、前記
局発波の2倍の周波数と前記IF信号との和及び差の周
波数のRF信号を出力し、または前記RF信号と前記局
発波の2倍の周波数との差の周波数のIF信号を出力す
る偶高調波ミクサにおいて、出力側の中点が短絡され、
前記入力された局発波を逆相に分配する180度分配器
と、前記180度分配器に接続され、前記局発波を通過
させRF信号を短絡する第1の低域通過フィルタと、前
記180度分配器に接続され、前記局発波を通過させR
F信号を短絡する第2の低域通過フィルタと、前記第1
の低域通過フィルタに接続され、ダイオードを逆並列に
接続した第1のアンチパラレルダイオードペアと、前記
第2の低域通過フィルタに接続され、ダイオードを逆並
列に接続した第2のアンチパラレルダイオードペアと、
前記第1及び第2のアンチパラレルダイオードペアの接
続点とIF端子との間に接続され、IF信号を通過させ
局発波及びRF信号を遮断するインダクタと、前記第1
及び第2のアンチパラレルダイオードペアの接続点に接
続され、RF信号を通過させ局発波を遮断する高域通過
フィルタとを備えたものである。
は、請求項1の第1及び第2のアンチパラレルダイオー
ドペアの代わりに、第1及び第2のリングダイオードに
置き換えたものである。
は、請求項2の第1及び第2のアンチパラレルダイオー
ドペアの代わりに、第1及び第2のリングダイオードに
置き換えたものである。
は、前記180度分配器が、入出力インピーダンスの変
換機能を有するものである。
形態1に係る偶高調波ミクサについて図面を参照しなが
ら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る偶
高調波ミクサの構成を示すブロック図である。なお、各
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
レルダイオードペア(APDP)、5は高域通過フィル
タ(HPF)、6は局発(局部発振)用180度分配器
であり出力に中点端子を有するもの、7a及び7bはR
F周波数に対して短絡となる低域通過フィルタ(RF短
絡形LPF)、8はIF短絡回路である。また、10は
RF端子、11は局発端子、12はIF端子である。
ミクサの動作について図面を参照しながら説明する。図
2、図3及び図4は、この発明の実施の形態1に係る偶
高調波ミクサの動作を示す図である。
逆相に分配され、アンチパラレルダイオードペア3a及
び3bに印加する。ここで、2つのアンチパラレルダイ
オードペア3a、3bにかかる局発の電圧は逆相である
ので、その接続点は局発に対し短絡面(short面)とな
る。この様子を図2に示す。
形低域通過フィルタ7a及び7bにより短絡されている
ので、2つのアンチパラレルダイオードペア3a、3b
に印加される。この様子を図3に示す。
及び7bがない場合には、RFは180度分配器6に印
加されるが、局発の2倍以上の周波数であるRF信号の
周波数に対するインピーダンスが未知である。このた
め、RF信号の短絡面が不明確になり、損失の増大につ
ながる。
るため、RF短絡形低域通過フィルタ7a及び7bを装
荷し、ダイオード近傍でRF短絡としている。これはR
F信号の周波数が局発の周波数の2倍以上の周波数関係
となる偶高調波ミクサに固有の問題であり、またこの低
域通過フィルタ7a及び7bの挿入が可能であるのも、
局発の周波数とRF周波数が離れているという偶高調波
ミクサ固有の周波数関係のためである。
のIF信号は、図4に示すように、IF短絡回路8を中
心に2つのダイオード3a及び3bに同相で生じるた
め、180度分配器6の中点より取り出すことができ
る。また、従来例同様、発生した2fpの成分は、RF
端子10において互いに逆相であるからRF端子には漏
れない。さらに、アップコンバータとしても動作が可能
である。
ものを図5に示す。また、実際の回路パターン実装例を
図6に示す。図の各番号は、図1の各ブロックに対応し
ている。
従来例の様なスタブを用いることなく、すべての回路を
集中定数化することができ、小形化を実現できる。ま
た、スタブを使わないことから、180度分配器6及び
LPF7a、7bの周波数特性を広帯域に設計すること
により、ミクサの広帯域化が実現できる。この様子を図
7及び図8に示す。
号、またはRF信号と、局発波とを入力し、前記局発波
の2倍の周波数と前記IF信号との和及び差の周波数の
RF信号を出力し、または前記RF信号と前記局発波の
2倍の周波数との差の周波数のIF信号を出力する偶高
調波ミクサにおいて、出力に中点取り出し端子のある局
発波用180度分配器6と、局発波を通過させRF信号
を短絡するための2つの低域通過フィルタ7a及び7b
と、ダイオードを逆並列に接続した2つのアンチパラレ
ルダイオードペア3a及び3bと、IF信号を短絡させ
るIF短絡回路8と、RF信号を通過させ局発波を遮断
する高域通過フィルタ5とを具備し、IF端子12を局
発波用180度分配器6の中点とし、RF信号をダイオ
ードの近傍に配置した低域通過フィルタ7a及び7bに
より短絡させる平衡型偶高調波ミクサである。
係る偶高調波ミクサについて図面を参照しながら説明す
る。図9は、この発明の実施の形態2に係る偶高調波ミ
クサの構成を示すブロック図である。
レルダイオードペア(APDP)、4は低域通過フィル
タ(LPF)、5は高域通過フィルタ(HPF)、6は
局発用180度分配器であり出力に中点端子を有するも
の、7a及び7bはRF周波数に対して短絡となる低域
通過フィルタ(RF短絡形LPF)、8はIF短絡回路
である。また、10はRF端子、11は局発端子、12
はIF端子である。
ミクサの動作について図面を参照しながら説明する。図
10、図11及び図12は、この発明の実施の形態2に
係る偶高調波ミクサの動作を示す図である。
逆相に分配され、アンチパラレルダイオードペア3a及
び3bに印加する。ここで、2つのアンチパラレルダイ
オードペア3a、3bにかかる局発の電圧は逆相である
ので、その接続点は局発に対し短絡面(short面)とな
る。この様子を図10に示す。
形低域通過フィルタ7a及び7bにより短絡されている
ので、2つのアンチパラレルダイオードペア3a、3b
に印加される。この様子を図11に示す。
及び7bがない場合には、RFは180度分配器6に印
加されるが、局発の2倍以上の周波数であるRF信号の
周波数に対するインピーダンスが未知である。このた
め、RF信号の短絡面が不明確になり、損失の増大につ
ながる。
るため、RF短絡形低域通過フィルタ7a及び7bを装
荷しダイオード近傍で短絡としている。これはRF信号
の周波数が局発の周波数の2倍以上の周波数関係となる
偶高調波ミクサに固有の問題であり、またこの低域通過
フィルタ7a及び7bの挿入が可能であるのも、局発の
周波数とRF周波数が離れているという偶高調波ミクサ
固有の周波数関係のためである。ここまでは上記の実施
の形態1と全く同じである。
のIF信号は、図12に示す様に180度分配器6の中
点に接続されたIF短絡回路8を中心に2つのダイオー
ド3a及び3bに同相で生じるため、2つのダイオード
3a及び3bの中点より低域通過フィルタ4を介して取
り出すことができる。また、従来例同様、発生した2f
pの成分は、RF端子10において互いに逆相であるか
らRF端子には漏れない。さらに、アップコンバータと
しても動作が可能である。
ものを図13に示す。図の各番号は、図9の各ブロック
に対応している。
従来例の様なスタブを用いることなく、すべての回路を
集中定数化することができ、小形化を実現できる。ま
た、スタブを使わないことから、180度分配器6及び
LPF7a及び7bの周波数特性を広帯域に設計するこ
とにより、ミクサの広帯域化が実現できる。この様子を
図7及び図8に示す。
号、またはRF信号と、局発波とを入力し、前記局発波
の2倍の周波数と前記IF信号との和及び差の周波数の
RF信号を出力し、または前記RF信号と前記局発波の
2倍の周波数との差の周波数のIF信号を出力する偶高
調波ミクサにおいて、出力に中点取り出し端子のある局
発波用180度分配器6と、局発波を通過させRF信号
を短絡するための2つの低域通過フィルタ7a及び7b
と、ダイオードを逆並列に接続した2つのアンチパラレ
ルダイオードペア3a及び3bと、IF信号を短絡させ
るIF短絡回路8と、RF信号を通過させ局発波を遮断
する高域通過フィルタ5と、IF信号を通過させ局発波
及びRF信号を遮断するインダクタ(LPF)4とを具
備し、局発波用180度分配器6の中点を短絡とし、I
F端子12を2つのアンチパラレルダイオードペア3a
及び3bの中点に接続されたインダクタを介した点と
し、RF信号をダイオードの近傍に配置した低域通過フ
ィルタ7a及び7bにより短絡させる平衡型偶高調波ミ
クサである。
係る偶高調波ミクサについて図面を参照しながら説明す
る。図14は、この発明の実施の形態3に係る偶高調波
ミクサの構成を示すブロック図である。
た図1のアンチパラレルダイオードペア(APDP)3
a及び3bの代わりに、リングダイオード(Ring Diod
e)9a及び9bに置き換えたものである。その他の構
成は全く同じものである。
る。リングダイオード9a及び9bは、上記実施の形態
1で示したアンチパラレルダイオードペアが直列に接続
されたものと考えることが出来、上記実施の形態1と同
様の動作原理である。
たものを図15に示す。図の各番号は、図14の各ブロ
ックに対応している。
従来例の様なスタブを用いることなく、すべての回路を
集中定数化することができ、小形化を実現できる。ま
た、スタブを使わないことから、LPF7a、7b及び
180度分配器6の周波数特性を広帯域に設計すること
により、ミクサの広帯域化が実現できる。さらに、ダイ
オードが直列に接続されたリングダイオード9a及び9
bを用いることにより、ダイオードの飽和電力を高める
ことが可能となる。
の形態1のアンチパラレルダイオードペア3a及び3b
を、リングダイオード9a及び9bに置き換えた平衡型
偶高調波ミクサである。
係る偶高調波ミクサについて図面を参照しながら説明す
る。図16は、この発明の実施の形態4に係る偶高調波
ミクサの構成を示すブロック図である。
た図9のアンチパラレルダイオードペア(APDP)3
a及び3Bをリングダイオード(Ring Diode)9a及び
9bに置き換えたものである。その他の構成は全く同じ
ものである。
る。リングダイオード9a及び9bは、上記実施の形態
2で示したアンチパラレルダイオードペアが直列に接続
されたものと考えることが出来、上記実施の形態2と同
様の動作原理である。
たものを図17に示す。図の各番号は、図16の各ブロ
ックに対応している。
従来例の様なスタブを用いることなく、すべての回路を
集中定数化することができ、小形化を実現できる。ま
た、スタブを使わないことから、LPF7a,7b及び
180度分配器6の周波数特性を広帯域に設計すること
により、ミクサの広帯域化が実現できる。さらに、ダイ
オードが直列に接続されたリングダイオードを用いるこ
とにより、ダイオードの飽和電力を高めることが可能と
なる。
の形態2のアンチパラレルダイオードペア3a及び3b
を、リングダイオード9a及び9bに置き換えた平衡型
偶高調波ミクサである。
係る偶高調波ミクサについて図面を参照しながら説明す
る。図18は、この発明の実施の形態5に係る偶高調波
ミクサの構成を示すブロック図である。
で示した図1、図9、図14及び図16の180度分配
器6の代わりに、インピーダンス変成機能を持つ180
度分配器20に置き換えたものである。その他の構成及
び動作は全く同じものである。
たものを図19に示す。図の各番号は、図18の各ブロ
ックに対応している。
従来例の様なスタブを用いることなく、すべての回路を
集中定数化することができ、小形化を実現できる。ま
た、スタブを使わないことから、LPF7a、7b及び
180度分配器20の周波数特性を広帯域に設計するこ
とにより、ミクサの広帯域化が実現できる。さらに、1
80度分配器20で所望のインピーダンスに変換するこ
とにより、局発のインピーダンス整合が実現でき、かつ
ダイオード端にかかる電圧を高めることができ、局発電
力の効率化が図れる。
の形態1から実施の形態4までの構成を適用し、局発用
180度分配器6を、入出力インピーダンスの変換機能
を有する180度分配器20に置き換えた平衡型偶高調
波ミクサである。
に記載された構成のミクサを送受信装置に用いてもよ
い。このミクサを用いることで、送受信装置の小形化、
広帯域化が可能となる。
に記載された構成のミクサを通信装置及びレーダ装置に
用いてもよい。この構成を用いることで、通信装置及び
レーダ装置の小形化、広帯域化が可能となる。
サは、以上説明したとおり、IF信号またはRF信号と
局発波とを入力し、前記局発波の2倍の周波数と前記I
F信号との和及び差の周波数のRF信号を出力し、また
は前記RF信号と前記局発波の2倍の周波数との差の周
波数のIF信号を出力する偶高調波ミクサにおいて、出
力側の中点にIF端子が接続され、前記入力された局発
波を逆相に分配する180度分配器と、前記180度分
配器に接続され、前記局発波を通過させRF信号を短絡
する第1の低域通過フィルタと、前記180度分配器に
接続され、前記局発波を通過させRF信号を短絡する第
2の低域通過フィルタと、前記第1の低域通過フィルタ
に接続され、ダイオードを逆並列に接続した第1のアン
チパラレルダイオードペアと、前記第2の低域通過フィ
ルタに接続され、ダイオードを逆並列に接続した第2の
アンチパラレルダイオードペアと、前記第1及び第2の
アンチパラレルダイオードペアの接続点に接続され、I
F信号を短絡させるIF短絡回路と、前記第1及び第2
のアンチパラレルダイオードペアの接続点に接続され、
RF信号を通過させ局発波を遮断する高域通過フィルタ
とを備えたので、小形化することができるとともに、周
波数特性を広帯域化することができるという効果を奏す
る。
は、以上説明したとおり、IF信号またはRF信号と局
発波とを入力し、前記局発波の2倍の周波数と前記IF
信号との和及び差の周波数のRF信号を出力し、または
前記RF信号と前記局発波の2倍の周波数との差の周波
数のIF信号を出力する偶高調波ミクサにおいて、出力
側の中点が短絡され、前記入力された局発波を逆相に分
配する180度分配器と、前記180度分配器に接続さ
れ、前記局発波を通過させRF信号を短絡する第1の低
域通過フィルタと、前記180度分配器に接続され、前
記局発波を通過させRF信号を短絡する第2の低域通過
フィルタと、前記第1の低域通過フィルタに接続され、
ダイオードを逆並列に接続した第1のアンチパラレルダ
イオードペアと、前記第2の低域通過フィルタに接続さ
れ、ダイオードを逆並列に接続した第2のアンチパラレ
ルダイオードペアと、前記第1及び第2のアンチパラレ
ルダイオードペアの接続点とIF端子との間に接続さ
れ、IF信号を通過させ局発波及びRF信号を遮断する
インダクタと、前記第1及び第2のアンチパラレルダイ
オードペアの接続点に接続され、RF信号を通過させ局
発波を遮断する高域通過フィルタとを備えたので、小形
化することができるとともに、周波数特性を広帯域化す
ることができるという効果を奏する。
は、以上説明したとおり、請求項1の第1及び第2のア
ンチパラレルダイオードペアの代わりに、第1及び第2
のリングダイオードに置き換えたので、ダイオードの飽
和電力を高めることができるという効果を奏する。
は、以上説明したとおり、請求項2の第1及び第2のア
ンチパラレルダイオードペアの代わりに、第1及び第2
のリングダイオードに置き換えたので、ダイオードの飽
和電力を高めることができるという効果を奏する。
は、以上説明したとおり、前記180度分配器が、入出
力インピーダンスの変換機能を有するので、局発のイン
ピーダンス整合が実現でき、かつダイオード端にかかる
電圧を高めることができ、局発電力の効率化を図ること
ができるという効果を奏する。
サの構成を示すブロック図である。
サの動作を示す図である。
サの動作を示す図である。
サの動作を示す図である。
サの等価回路構成を示す図である。
サの実装例を示す図である。
サの周波数特性を示す図である。
サの周波数特性を示す図である。
サの構成を示すブロック図である。
クサの動作を示す図である。
クサの動作を示す図である。
クサの動作を示す図である。
クサの等価回路構成を示す図である。
クサの構成を示すブロック図である。
クサの等価回路構成を示す図である。
クサの構成を示すブロック図である。
クサの等価回路構成を示す図である。
クサの構成を示すブロック図である。
クサの等価回路構成を示す図である。
る。
る。
る。
る。
P)、4 低域通過フィルタ(LPF)、5 高域通過
フィルタ(HPF)、6 180度分配器、7a、7b
低域通過フィルタ(RF短絡形LPF)、8 IF短
絡回路、9a、9b リングダイオード(Ring Diod
e)、10 RF端子、11 局発端子、12IF端
子、20 180度分配器。
Claims (5)
- 【請求項1】 IF信号またはRF信号と局発波とを入
力し、前記局発波の2倍の周波数と前記IF信号との和
及び差の周波数のRF信号を出力し、または前記RF信
号と前記局発波の2倍の周波数との差の周波数のIF信
号を出力する偶高調波ミクサにおいて、 出力側の中点にIF端子が接続され、前記入力された局
発波を逆相に分配する180度分配器と、 前記180度分配器に接続され、前記局発波を通過させ
RF信号を短絡する第1の低域通過フィルタと、 前記180度分配器に接続され、前記局発波を通過させ
RF信号を短絡する第2の低域通過フィルタと、 前記第1の低域通過フィルタに接続され、ダイオードを
逆並列に接続した第1のアンチパラレルダイオードペア
と、 前記第2の低域通過フィルタに接続され、ダイオードを
逆並列に接続した第2のアンチパラレルダイオードペア
と、 前記第1及び第2のアンチパラレルダイオードペアの接
続点に接続され、IF信号を短絡させるIF短絡回路
と、 前記第1及び第2のアンチパラレルダイオードペアの接
続点に接続され、RF信号を通過させ局発波を遮断する
高域通過フィルタとを備えたことを特徴とする偶高調波
ミクサ。 - 【請求項2】 IF信号またはRF信号と局発波とを入
力し、前記局発波の2倍の周波数と前記IF信号との和
及び差の周波数のRF信号を出力し、または前記RF信
号と前記局発波の2倍の周波数との差の周波数のIF信
号を出力する偶高調波ミクサにおいて、 出力側の中点が短絡され、前記入力された局発波を逆相
に分配する180度分配器と、 前記180度分配器に接続され、前記局発波を通過させ
RF信号を短絡する第1の低域通過フィルタと、 前記180度分配器に接続され、前記局発波を通過させ
RF信号を短絡する第2の低域通過フィルタと、 前記第1の低域通過フィルタに接続され、ダイオードを
逆並列に接続した第1のアンチパラレルダイオードペア
と、 前記第2の低域通過フィルタに接続され、ダイオードを
逆並列に接続した第2のアンチパラレルダイオードペア
と、 前記第1及び第2のアンチパラレルダイオードペアの接
続点とIF端子との間に接続され、IF信号を通過させ
局発波及びRF信号を遮断するインダクタと、 前記第1及び第2のアンチパラレルダイオードペアの接
続点に接続され、RF信号を通過させ局発波を遮断する
高域通過フィルタとを備えたことを特徴とする偶高調波
ミクサ。 - 【請求項3】 前記第1及び第2のアンチパラレルダイ
オードペアの代わりに、第1及び第2のリングダイオー
ドに置き換えたことを特徴とする請求項1記載の偶高調
波ミクサ。 - 【請求項4】 前記第1及び第2のアンチパラレルダイ
オードペアの代わりに、第1及び第2のリングダイオー
ドに置き換えたことを特徴とする請求項2記載の偶高調
波ミクサ。 - 【請求項5】 前記180度分配器は、入出力インピー
ダンスの変換機能を有することを特徴とする請求項1か
ら請求項4までのいずれかに記載の偶高調波ミクサ。
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JP2000029126A JP4066295B2 (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 偶高調波ミクサ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000029126A JP4066295B2 (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 偶高調波ミクサ |
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JP4066295B2 JP4066295B2 (ja) | 2008-03-26 |
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JP (1) | JP4066295B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005064787A1 (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Advantest Corporation | 周波数変換器 |
-
2000
- 2000-02-07 JP JP2000029126A patent/JP4066295B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005064787A1 (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Advantest Corporation | 周波数変換器 |
JPWO2005064787A1 (ja) * | 2003-12-25 | 2007-07-26 | 株式会社アドバンテスト | 周波数変換器 |
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