JP4501711B2 - 偶高調波ミクサ - Google Patents

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Description

この発明は、マイクロ波帯およびミリ波帯の無線通信システムやレーダシステムおよび光通信システム等の送受信装置に用いられる偶高調波ミクサに関するものである。
図10は、マイクロ波帯およびミリ波帯で使用されるスタブ分波形偶高調波ミクサの回路構成図である。図10において、1はLO波を入力するLO端子、2はRF信号を入出力するRF端子、3はIF信号を入出力するIF端子である。4はダイオードを逆並列に接続したアンチパラレルダイオードペアである。
なお、LO波は局部発振波、RF信号は高周波信号、IF信号は中間周波信号を示す。
5はフィルタの機能を担うRF周波数帯で2分の1波長の先端短絡スタブである。
6はフィルタの機能を担うLO周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブである。
7はRF周波数帯のみを通過させる高域通過フィルタ、8はIF周波数帯のみを通過させる低域通過フィルタである。
次に、一般的なスタブ分波形偶高調波ミクサの動作について説明する。ここでは、RF信号を入力して、Frf−2 Floの周波数帯のIF信号を出力する、受信用ミクサについて説明する。FrfはRF周波数、FloはLO周波数である。
LO端子1から入力されたLO波は、先端開放スタブ6によるLO周波数帯の短絡点を基準にアンチパラレルダイオードペア4の端子間にLO周波数帯の電圧を印加する。この印加電圧による電流の瞬時値に応じて、アンチパラレルダイオードペア4のコンダクタンスが変化する。ここで、先端短絡スタブ5は、Frf≒2Floであれば、つまり、RF周波数帯域が狭帯域であれば、アンチパラレルダイオードペア5側の端部がLO周波数帯でほぼ開放となるため、LO波に対して殆ど影響を与えない。
一方、RF端子2から入力されたRF信号は、高域通過フィルタ7を経由して、先端短絡スタブ5によるRF周波数帯の短絡点を基準にアンチパラレルダイオードペア4の端子間にRF周波数帯の電圧を印加する。ここで、先端開放スタブ6は、Frf ≒ 2Floであれば、つまり、RF周波数帯域が狭帯域であれば、アンチパラレルダイオードペア4側の端部がRF周波数帯でほぼ開放となるため、RF信号に対して殆ど影響を与えない。また、低域通過フィルタ8についても、RF周波数帯では開放となるため、RF信号に対して影響を与えない。
前記LO波とRF信号を各入力端子に入力すると、アンチパラレルダイオードペア4において、LO波により励振された前記コンダクタンスと、RF信号により印加された電圧に応じたIF周波数帯の電流が生成され、IF端子3からIF信号が出力される。ここで、IF信号としては、アンチパラレルダイオードペア4の各ダイオードで生成されるFrf−2 Floの周波数成分が同相合成されて、出力される。ここでは、Frf ≒ 2Floであれば、RF周波数帯およびLO周波数帯に比べて、IF周波数帯のFrf−2Floの周波数は非常に小さくなり(DC近傍)、RF周波数帯の2分の1波長およびLO周波数帯の4分の1波長の線路長では、位相のまわり方が非常に小さくなるため、先端短絡スタブ5はIF周波数帯でほぼ短絡となり、先端開放スタブ6はIF周波数帯でほぼ開放となり、IF信号に対して殆ど影響を与えない。また、高域通過フィルタ7についても、IF周波数帯では開放となるため、IF信号に対して影響を与えない。(非特許文献1参照)。
「A 40 GHz band monolithic even harmonic mixer with an anti-parallel diode pair」1991年 IEEE MTT-S International Microwave Symposium Digest、P.879〜882
従来のスタブ分波形偶高調波ミクサは、LO波とRF信号およびIF信号を分波するのに、上記したような2つのスタブを用いているため、Frf ≒ 2Floである必要があり、RF周波数帯域の広帯域化が困難であるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、RF周波数帯域を広帯域化することを目的とする。
この発明に係る偶高調波ミクサは、LO波が入力されるLO端子と、RF信号が入出力されるRF端子と、IF信号が入出力されるIF端子と、全長がLO周波数帯で2分の1波長の伝送線路と、前記伝送線路の一方の端部である第1端部と前記LO端子との間に挿入接続された第1のアンチパラレルダイオードペアと、前記伝送線路の他方の端部である第2端部と前記LO端子との間に挿入接続された第2のアンチパラレルダイオードペアと、前記RF端子と前記伝送線路の中点との間に挿入接続されたLO周波数帯およびIF周波数帯では開放でRF周波数帯を通過させる高域または帯域通過フィルタと、前記LO端子と前記第1のアンチパラレルダイオードペアとの間の第1の接続路に設けたLO周波数帯で通過域、RF周波数帯およびIF周波数帯で遮断域かつ短絡となる第1のフィルタと、前記LO端子と前記第2のアンチパラレルダイオードペアとの間の第2の接続路に設けたLO周波数帯で通過域、RF周波数帯およびIF周波数帯で遮断域かつ短絡となる第2のフィルタと、前記第2端部と前記IF端子との間に挿入接続されたLO周波数帯およびRF周波数帯では開放でIF周波数帯を通過させる低域通過フィルタと、を備え、前記LO端子から前記第1の接続路を経て前記第1端部へ至る第1の経路と前記第2の接続路を経て前記第2端部へ至る第2の経路とを伝搬するLO波が前記第1端部と前記第2端部で同位相となる配置構成を有するものである。
以上のように、この発明によれば、RF周波数帯域を制限する要因となるLO周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブを用いずにLO波とRF信号およびIF信号を分波する偶高調波ミクサを得られるため、RF周波数帯域を広帯域化できる効果がある。
また、RF信号およびLO波に対して、短絡点に接続された2つのアンチパラレルダイオードペアを並列に接続しているため、各ダイオードペアの寄生インダクタ成分の影響を低減できる効果がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。図1において、1はLO波を入力するLO端子、2はRF信号を入出力するRF端子、3はIF信号を入出力するIF端子である。4はダイオードを逆並列に接続したアンチパラレルダイオードペアである。ここで、2つのアンチパラレルダイオードペアの特性は同一であるとする。5はLO周波数帯で通過域、RF周波数帯およびIF周波数帯で遮断域かつ短絡となるフィルタ機能を担うものとして例示するものであり、RF周波数帯で2分の1波長の先端短絡スタブである。7はRF周波数帯を通過させる高域通過フィルタ(又は帯域通過フィルタ)であり、LO周波数帯、およびIF周波数帯ではほぼ開放である。8はIF周波数帯を通過させる低域通過フィルタであり、LO周波数帯、およびRF周波数帯ではほぼ開放である。9はLO周波数帯で2分の1波長の伝送線路である。また、2つのアンチパラレルダイオードペア4の特性を同一としており、伝送線路9の両端においてLO波は同相となっている。このとき、伝送線路9の中点はLO周波数帯で開放点となっており、伝送線路9の両端はLO周波数帯で短絡点となっている。
なお、この発明の偶高調波ミクサにおいては、伝送線路9はLO周波数帯で4分の1波長の伝送線路を2本接続して構成した場合とも同等であり、1本の線路でなくても良い。また、この発明に係わる偶高調波ミクサでは、LO端子1から伝送線路9の両端部へ至るそれぞれの経路を伝搬するLO波が伝送線路9の両端部で同位相となるように構成する。
次に動作について説明する。
ここでは、RF信号を入力して、Frf−2 Floの周波数帯のIF信号を出力する、受信用ミクサについて説明する。
LO端子1から入力されたLO波は、伝送線路9の両端の短絡点を基準に各々のアンチパラレルダイオードペア4の端子間にLO周波数帯で同相の電圧を印加する。この印加電圧による電流の瞬時値に応じて、各々のアンチパラレルダイオードペア4のコンダクタンスが変化する。
一方、RF端子2から入力されたRF信号は、高域通過フィルタ7を経由して、先端短絡スタブ5によるRF周波数帯の短絡点を基準に各々のアンチパラレルダイオードペア4の端子間にRF周波数帯で同相の電圧を印加する。ここで、低域通過フィルタ8は、RF周波数帯では開放となるため、RF信号に対して影響を与えない。従来のスタブ分波形偶高調波ミクサのようにLO周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブによるRF周波数への影響がなくなるため、RF帯域の広帯域化が可能である。
前記LO波とRF信号を各入力端子に入力すると、各々のアンチパラレルダイオードペア4において、LO信号により励振された前記コンダクタンスと、RF信号により印加された電圧に応じたIF周波数帯の電流が生成される。ここで、各々のアンチパラレルダイオードペア4からは逆並列接続された2つの各ダイオードで生成されたFrf−2 Floの周波数成分の信号が同相合成されて、IF信号として出力される。2つのアンチパラレルダイオードペア4から出力されたIF信号は、合成された後に、低域通過フィルタ8を経由して、IF端子3から出力される。ここで、IF周波数帯のFrf−2Floの周波数成分も、RF周波数帯およびLO周波数帯に比べて小さくなっており、高域通過フィルタ7はIF周波数帯では開放となるため、IF信号に対して影響を与えない。また、先端短絡スタブ5はIF周波数帯でほぼ短絡となる。
前記の偶高調波ミクサは、IF信号を入力してRF信号を出力する送信用ミクサとしても適用可能であり、上記同様の効果が得られる。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、従来例におけるRF周波数帯域を制限する要因となるLO周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブの影響を除去することができるため、RF周波数帯域を広帯域化することができる効果を奏する。
また、RF信号およびLO波に対して、短絡点に接続された2つのアンチパラレルダイオードペア4を並列に接続しているため、各ダイオードペア4の寄生インダクタ成分の影響を低減する効果を奏する。特に、ディスクリート部品を用いて比較的高い周波数帯におけるミクサを実現する際に有効である。
また、IF端子3に接続された低域通過フィルタ8は、伝送線路9の片端、つまり、LO周波数帯の短絡点に接続されており、LO端子1から入力されたLO波は、前記短絡点で入力側へ全反射されるため、低域通過フィルタ8およびIF端子3へのLO波の漏れ込み量を低減する効果を奏する。
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
上記実施の形態1では、低域通過フィルタ8を、どちらかのアンチパラレルダイオードペア4のRF端子側とIF端子3の間に接続した構成のものについて示したが、この実施の形態2は低域通過フィルタ8を伝送線路9の中点とIF端子3の間に接続した構成のもので、上記実施の形態1と同様に、従来例におけるRF周波数帯域を制限する要因となるLO周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブの影響を除去することができるため、RF周波数帯域を広帯域化することができる効果を奏する。
また、上記実施の形態1と同様に、各ダイオードペアの寄生インダクタ成分の影響を低減する効果を奏する。
また、各ダイオードペアで生成されたIF信号を同相合成できるため、IF信号の出力レベルを高める効果を奏する。
なお、LO波についても同相合成となるため、実施の形態1で示した構成に比べれば、LO波のIF端子への漏れ込み量は大きくなる。
実施の形態3.
図3は、この発明の実施の形態3に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
上記実施の形態1では、低域通過フィルタ8を、どちらかのアンチパラレルダイオードペア4のRF端子側とIF端子3の間に接続した構成のものについて示したが、この実施の形態3は2つのアンチパラレルダイオードペア4の各RF端子側とIF端子3の間にそれぞれ低域通過フィルタ8を挿入し、対称的な構成としたもので、上記実施の形態1と同様に、従来例におけるRF周波数帯域を制限する要因となるLO周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブの影響を除去することができるため、RF周波数帯域を広帯域化することができる効果を奏する。
IF端子3に接続された2つの低域通過フィルタ8は、伝送線路9の2つの端子、つまり、LO周波数帯の2つの短絡点に各々接続されており、LO端子1から入力されて2つに分岐した各々のLO波は、前記各々の短絡点で入力側へ全反射されるため、2つの低域通過フィルタ8およびIF端子3へのLO波の漏れ込み量を低減する効果を奏する。一方、各ダイオードペアで生成されたIF信号は、同相で合成されてIF端子3から出力されるため、出力レベルを高める効果を奏する。
実施の形態4.
図4は、この発明の実施の形態4に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。10はLO周波数帯で2分の1波長の伝送線路であり、LO周波数帯においては、実施の形態1と同様に、両端が短絡点となっている。また、伝送線路10は、RF周波数帯において、RF端子2および高域通過フィルタ7と各アンチパラレルダイオードペア4との間のインピーダンス整合を行うインピーダンス変成器としての機能を持たせたもので、インピーダンス整合を行うために線路幅を最適化したものです。
本実施の形態4においては、上記実施の形態1の伝送線路9を、RF周波数帯においてインピーダンス変成器としての機能を有する伝送線路10に置き換えており、伝送線路10が、アンチパラレルダイオードペア4のRF端子2側からLO端子1側を見込んだインピーダンスと、前記RF端子2から2つのアンチパラレルダイオードペアへ分かれる分岐点である伝送線路10の中点からRF端子2側を見込んだインピーダンスとのインピーダンス整合を行うことにより、上記実施の形態1と比べて、RF周波数帯域をさらに広帯域化することができる効果を奏する。
実施の形態5.
図5は、この発明の実施の形態5に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。11はRF周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブ、12はRF周波数帯で2分の1波長以下の先端短絡スタブである。
上記実施の形態1では、RF周波数帯で2分の1波長の先端短絡スタブにより、RF周波数帯の短絡点、およびIF周波数帯の短絡点を決定したものについて示したが、この実施の形態5は、RF周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブ11とRF周波数帯で2分の1波長以下の先端短絡スタブ12を並列に接続した構成としたもので、RF周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブ11によりRF周波数帯の短絡点を決定し、RF周波数帯で2分の1波長以下の先端短絡スタブ12によりIF周波数帯でほぼ2分の1波長の先端短絡スタブとし、IF周波数帯の短絡点を決定したものである。従って、従来例におけるRF周波数帯域を制限する要因となるLO周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブの影響を除去することができるため、RF周波数帯域を広帯域化することができるなど、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
実施の形態6.
図6は、この発明の実施の形態6に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。13は片側を接地した集中定数のキャパシタ、14は片側を接地した集中定数のインダクタである。
上記実施の形態1では、RF周波数帯で2分の1波長の先端短絡スタブにより、RF周波数帯の短絡点、およびIF周波数帯の短絡点を決定したものについて示したが、この実施の形態6は、片側を接地した集中定数のキャパシタ13と片側を接地した集中定数のインダクタ14を並列に接続した構成としたもので、片側を接地した集中定数のキャパシタ13によりRF周波数帯の短絡点を決定し、片側を接地した集中定数のインダクタ14により、IF周波数帯の短絡点を決定したものである。従って、従来例におけるRF周波数帯域を制限する要因となるLO周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブの影響を除去することができるため、RF周波数帯域を広帯域化することができるなど、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
実施の形態7.
図7は、この発明の実施の形態7に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
上記実施の形態1では、LO端子から2つのアンチパラレルダイオードペアへ分かれる分岐点と各々のアンチパラレルダイオードペアとの間に、それぞれRF周波数帯で2分の1波長の先端短絡スタブ5を並列に接続した構成のものについて示したが、この実施の形態7は、前記分岐点と前記LO端子1との間にRF周波数帯で2分の1波長の先端短絡スタブ5を1つ並列に接続した構成のものである。従って、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
また、この発明の実施の形態7に係わる偶高調波ミクサでは、前記実施の形態1に係わる偶高調波ミクサを小型化する効果を奏する。
なお、上記実施の形態7は、実施の形態1の図1に対して適用した場合を例示して説明したが、これに限らず、図2〜4に対しても同様に適用でき、偶高調波ミクサを小型化する効果を奏する。また、実施の形態7で説明したRF周波数帯で2分の1波長の先端短絡スタブ5を1つ用いた構成は、実施の形態5または実施の形態6で説明した上記RF周波数帯で2分の1波長の先端短絡スタブ5に代わる構成を用いても実施の形態7と同様に構成でき、これについても、図1〜4に対して同様に適用でき、偶高調波ミクサを小型化する効果を奏する。
実施の形態8.
図8は、この発明の実施の形態8に係わる直交ミクサの構成を示す構成説明図である。図において、図1から図7と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。15は直交ミクサにLO波を入力するLO端子、16は直交ミクサにRF信号を入出力するRF端子、17は直交ミクサにIF信号の同相成分を入出力するIF端子、18は直交ミクサにIF信号の直交成分を入出力するIF端子である。19は上記実施の形態1から実施の形態7で示したいずれかの偶高調波ミクサである。20はLO信号を同相分配する分配器、21はRF信号を90°分配合成する分配合成器である。このように、実施の形態8は、上記実施の形態1から実施の形態7に示したいずれかの偶高調波ミクサを単位ミクサとして使用して構成した直交ミクサである。
次に動作について説明する。
ここでは、例えばRF信号を入力して、Frf-2Floの周波数帯のIF信号を出力する、受信用直交ミクサの動作を説明する。
LO端子15から入力されたLO波は、分波器20で同相分配され、単位ミクサとして使用される2つの偶高調波ミクサ19のLO端子1に各々入力される。このとき、2つの偶高調波ミクサに入力されたLO波の位相は同相である。一方、RF端子16から入力されたRF信号は、分配合成器21で90°分配され、単位ミクサとして使用される2つの偶高調波ミクサ19のRF端子2に各々入力される。このとき、2つの偶高調波ミクサに入力されたRF信号の位相差は90°である。前記LO波とRF信号を入力された各々の偶高調波ミクサは、各々のIF端子3からFrf-2Floの周波数帯のIF信号を出力する。このとき、2つの偶高調波ミクサから出力されたIF信号の位相差は90°となっている。これら2つのIF信号は、同相成分および直交成分として、IF端子17およびIF端子18から出力される。
以上から明らかなように、単位ミクサとして実施の形態1から実施の形態7で示したRF周波数帯域を広帯域化した偶高調波ミクサを使用しているため、直交ミクサのRF周波数帯域についても広帯域化することができる効果を奏する。
また、実施の形態1から実施の形態7で示したアンチパラレルダイオードペアの寄生インダクタンス成分の影響が少ない偶高調波ミクサを単位ミクサとして使用することで、単位ミクサのRF端子およびLO端子における反射特性が改善され、RF信号分配合成器およびLO波分波器との整合が各々容易に取れて、同相成分と直交成分の振幅誤差および位相誤差を低減できるため、直交精度を向上できる効果を奏する。
また、単位ミクサとして実施の形態1および実施の形態3から実施の形態7で示したLO波のIF端子への漏れ込み量が少ない偶高調波ミクサを使用することで、同相成分および直交成分を取り出すIF端子に出力される不要なLO漏れ込み波を低減できるため、直交精度を向上できる効果を奏する。
実施の形態9.
図9は、この発明の実施の形態9に係わるイメージリジェクションミクサの構成を示す構成説明図である。図において、図1から図7と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。22はイメージリジェクションミクサにLO波を入力するLO端子、23はイメージリジェクションミクサにRF信号を入出力するRF端子、24はイメージリジェクションミクサにIF信号を入出力するIF端子である。25はLO信号をθLOの位相差で分配する分配器、26はRF信号をθRFの位相差で分配合成する分配合成器、27はIF信号をθIFの位相差で分配合成する分配合成器である。このように、実施の形態9は、上記実施の形態1から実施の形態7に示したいずれかの偶高調波ミクサを単位ミクサとして使用して構成したイメージリジェクションミクサである。
次に動作について説明する。
ここでは、例えばRF信号を入力して、Frf-2Floの周波数帯のIF信号を出力する、受信用イメージリジェクションミクサの動作を説明する。
LO端子22から入力されたLO波は、分波器25で分配され、単位ミクサとして使用される2つの偶高調波ミクサ19のLO端子1に各々入力される。このとき、2つの偶高調波ミクサに入力されたLO波の位相差はθLOである。一方、RF端子23から入力されたRF信号は、分配合成器26で分配され、単位ミクサとして使用される2つの偶高調波ミクサ19のRF端子2に各々入力される。このとき、2つの偶高調波ミクサに入力されたRF信号の位相差はθRFである。前記LO波とRF信号を入力された各々の偶高調波ミクサは、各々のIF端子3からFrf-2Floの周波数帯のIF信号を出力する。これら2つ偶高調波ミクサから出力されたIF信号は、θIFの位相差で分配合成する分配合成器27で合成され、IF端子24から出力される。このとき、各位相の関係は以下のようになっており、この関係を満足しているとき、所望のIF信号は同相合成され、不要なイメージ信号はキャンセルされる。
θRFLOIF = 2mπ
θLORFIF = (2n+1)π
ここで、m および n は整数である。
以上から明らかなように、単位ミクサとして実施の形態1から実施の形態7で示したRF周波数帯域を広帯域化した偶高調波ミクサを使用しているため、イメージリジェクションミクサのRF周波数帯域を広帯域化することができる効果を奏する。
また、実施の形態1から実施の形態7で示したアンチパラレルダイオードペアの寄生インダクタンス成分の影響が少ない偶高調波ミクサを単位ミクサとして使用することで、単位ミクサのRF端子およびLO端子における反射特性が改善され、RF信号分配合成器およびLO波分波器との整合が各々容易に取れて、振幅および位相の誤差成分を低減できるため、イメージリジェクション比を向上できる効果を奏する。
また、単位ミクサとして実施の形態1および実施の形態3から実施の形態7で示したLO波のIF端子への漏れ込み量が少ない偶高調波ミクサを使用することで、2つの単位ミクサ間のLO波漏れ込み量を低減できるため、イメージリジェクション比を向上できる効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。 この発明の実施の形態2に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。 この発明の実施の形態3に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。 この発明の実施の形態4に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。 この発明の実施の形態5に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。 この発明の実施の形態6に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。 この発明の実施の形態7に係わる偶高調波ミクサの構成を示す構成説明図である。 この発明の実施の形態8に係わる直交ミクサの構成を示す構成説明図である。 この発明の実施の形態9に係わるイメージリジェクションミクサの構成を示す構成説明図である。 従来の一般的なスタブ分波形偶高調波ミクサの回路構成図である。
符号の説明
1 LO端子、2 RF端子、3 IF端子、4 アンチパラレルダイオードペア、5 RF周波数帯で2分の1波長の先端短絡スタブ、6 LO周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブ、7 RF周波数帯を通過させる高域通過フィルタ(又は帯域通過フィルタ)、8 IF周波数帯を通過させる低域通過フィルタ、9 LO周波数帯で2分の1波長の伝送線路、10 RF周波数帯でインピーダンス変成器としての機能を有するLO周波数帯で2分の1波長の伝送線路、11 RF周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブ、12 RF周波数帯で2分の1波長以下の先端短絡スタブ、13 片側が接地された集中定数のキャパシタ、14 片側が接地された集中定数のインダクタ、15 直交ミクサにLO波を入力するLO端子、16 直交ミクサにRF信号を入出力するRF端子、17 直交ミクサにIF信号の同相成分を入出力するIF端子、18 直交ミクサにIF信号の直交成分を入出力するIF端子、19 偶高調波ミクサ、20 LO信号を同相分配する分配器、21 RF信号を90°分配合成する分配合成器、22 イメージリジェクションミクサにLO波を入力するLO端子、23 イメージリジェクションミクサにRF信号を入出力するRF端子、24 イメージリジェクションミクサにIF信号を入出力するIF端子、25 LO信号をθLOの位相差で分配する分配器、26 RF信号をθRFの位相差で分配合成する分配合成器、27 IF信号をθIFの位相差で分配合成する分配合成器。

Claims (14)

  1. LO波が入力されるLO端子と、RF信号が入出力されるRF端子と、IF信号が入出力されるIF端子と、全長がLO周波数帯で2分の1波長の伝送線路と、前記伝送線路の一方の端部である第1端部と前記LO端子との間に挿入接続された第1のアンチパラレルダイオードペアと、前記伝送線路の他方の端部である第2端部と前記LO端子との間に挿入接続された第2のアンチパラレルダイオードペアと、前記RF端子と前記伝送線路の中点との間に挿入接続されたLO周波数帯およびIF周波数帯では開放でRF周波数帯を通過させる高域または帯域通過フィルタと、前記LO端子と前記第1のアンチパラレルダイオードペアとの間の第1の接続路に設けたLO周波数帯で通過域、RF周波数帯およびIF周波数帯で遮断域かつ短絡となる第1のフィルタと、前記LO端子と前記第2のアンチパラレルダイオードペアとの間の第2の接続路に設けたLO周波数帯で通過域、RF周波数帯およびIF周波数帯で遮断域かつ短絡となる第2のフィルタと、前記第2端部と前記IF端子との間に挿入接続されたLO周波数帯およびRF周波数帯では開放でIF周波数帯を通過させる低域通過フィルタと、を備え、前記LO端子から前記第1の接続路を経て前記第1端部へ至る第1の経路と前記第2の接続路を経て前記第2端部へ至る第2の経路とを伝搬するLO波が前記第1端部と前記第2端部で同位相となる配置構成を有する偶高調波ミクサ。
  2. LO波が入力されるLO端子と、RF信号が入出力されるRF端子と、IF信号が入出力されるIF端子と、全長がLO周波数帯で2分の1波長の伝送線路と、前記伝送線路の一方の端部である第1端部と前記LO端子との間に挿入接続された第1のアンチパラレルダイオードペアと、前記伝送線路の他方の端部である第2端部と前記LO端子との間に挿入接続された第2のアンチパラレルダイオードペアと、前記RF端子と前記伝送線路の中点との間に挿入接続されたLO周波数帯およびIF周波数帯では開放でRF周波数帯を通過させる高域または帯域通過フィルタと、前記LO端子と前記第1のアンチパラレルダイオードペアとの間の第1の接続路に設けたLO周波数帯で通過域、RF周波数帯およびIF周波数帯で遮断域かつ短絡となる第1のフィルタと、前記LO端子と前記第2のアンチパラレルダイオードペアとの間の第2の接続路に設けたLO周波数帯で通過域、RF周波数帯およびIF周波数帯で遮断域かつ短絡となる第2のフィルタと、前記伝送線路の中点と前記IF端子との間に挿入接続されたLO周波数帯およびRF周波数帯では開放でIF周波数帯を通過させる低域通過フィルタと、を備え、前記LO端子から前記第1の接続路を経て前記第1端部へ至る第1の経路と前記第2の接続路を経て前記第2端部へ至る第2の経路とを伝搬するLO波が前記第1端部と前記第2端部で同位相となる配置構成を有する偶高調波ミクサ。
  3. LO波が入力されるLO端子と、RF信号が入出力されるRF端子と、IF信号が入出力されるIF端子と、全長がLO周波数帯で2分の1波長の伝送線路と、前記伝送線路の一方の端部である第1端部と前記LO端子との間に挿入接続された第1のアンチパラレルダイオードペアと、前記伝送線路の他方の端部である第2端部と前記LO端子との間に挿入接続された第2のアンチパラレルダイオードペアと、前記RF端子と前記伝送線路の中点との間に挿入接続されたLO周波数帯およびIF周波数帯では開放でRF周波数帯を通過させる高域または帯域通過フィルタと、前記LO端子と前記第1のアンチパラレルダイオードペアとの間の第1の接続路に設けたLO周波数帯で通過域、RF周波数帯およびIF周波数帯で遮断域かつ短絡となる第1のフィルタと、前記LO端子と前記第2のアンチパラレルダイオードペアとの間の第2の接続路に設けたLO周波数帯で通過域、RF周波数帯およびIF周波数帯で遮断域かつ短絡となる第2のフィルタと、前記第1端部と前記IF端子との間に挿入接続されたLO周波数帯およびRF周波数帯では開放でIF周波数帯を通過させる第1の低域通過フィルタと、前記第2端部と前記IF端子との間に挿入接続されたLO周波数帯およびRF周波数帯では開放でIF周波数帯を通過させる第2の低域通過フィルタと、を備え、前記LO端子から前記第1の接続路を経て前記第1端部へ至る第1の経路と前記第2の接続路を経て前記第2端部へ至る第2の経路とを伝搬するLO波が前記第1端部と前記第2端部で同位相となる配置構成を有する偶高調波ミクサ。
  4. 請求項1、2、又は3記載の偶高調波ミクサにおいて、前記第1の接続路と前記第2の接続路はそれぞれの前記LO端子側を接続して形成された分岐点と、前記分岐点と前記LO端子との間の共通路とを有し、前記第1のフィルタと前記第2のフィルタに代えて前記共通路に設けたLO周波数帯で通過域、RF周波数帯およびIF周波数帯で遮断域かつ短絡となるフィルタを備えたことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の偶高調波ミクサにおいて、前記第1のフィルタを前記第1の接続路に並列接続したRF周波数帯で2分の1波長の先端短絡スタブとし、前記第2のフィルタを前記第2の接続路に並列接続したRF周波数帯で2分の1波長の先端短絡スタブとしたことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の偶高調波ミクサにおいて、前記第1のフィルタを前記第1の接続路にそれぞれ並列接続したRF周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブとRF周波数帯で2分の1波長より短い先端短絡スタブとし、前記第2のフィルタを前記第2の接続路にそれぞれ並列接続したRF周波数帯で4分の1波長の先端開放スタブとRF周波数帯で2分の1波長より短い先端短絡スタブとしたことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  7. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の偶高調波ミクサにおいて、前記第1のフィルタを前記第1の接続路にそれぞれ並列接続した片端を接地した集中定数のキャパシタと片側を接地した集中定数のインダクタとし、前記第2のフィルタを前記第2の接続路にそれぞれ並列接続した片端を接地した集中定数のキャパシタと片側を接地した集中定数のインダクタとしたことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  8. 請求項4記載の偶高調波ミクサにおいて、前記フィルタを前記共通路に並列接続したRF周波数帯で2分の1波長の第1の先端短絡スタブとしたことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  9. 請求項4記載の偶高調波ミクサにおいて、前記フィルタを前記共通路にそれぞれ並列接続したRF周波数帯で4分の1波長の第1の先端開放スタブとRF周波数帯で2分の1波長より短い先端短絡スタブとしたことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  10. 請求項4記載の偶高調波ミクサにおいて、前記フィルタを前記共通路にそれぞれ並列接続した片端を接地した集中定数のキャパシタと片側を接地した集中定数のインダクタとしたことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の偶高調波ミクサにおいて、前記伝送線路に前記RF信号に対するRF周波数帯のインピーダンス変成器としての機能を付加したことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の偶高調波ミクサにおいて、前記第1端部と前記第2端部のそれぞれから前記LO端子側を見込んだインピーダンスと前記中点から前記RF端子側を見込んだインピーダンスとのインピーダンス整合を前記伝送線路の線路幅の増減調整により形成したことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の偶高調波ミクサを単位ミクサとして2個有し、前記2個の単位ミクサのそれぞれのRF端子へ90°の位相差でRF信号を入出力する90°分配合成器と、前記2個の単位ミクサのそれぞれのLO端子へ同相でLO波を入力する同相分配器と、を備えたことを特徴とする直交ミクサ。
  14. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の偶高調波ミクサを単位ミクサとして2個有し、前記2個の単位ミクサのそれぞれのRF端子へ所定の位相差でRF信号を入出力する分配合成器と、前記2個の単位ミクサのそれぞれのLO端子へ所定の位相差でLO波を入力する分配器と、前記2個の単位ミクサのそれぞれのIF端子へ所定の位相差でIF信号を入出力する分配合成器と、を備えたことを特徴とするイメージリジェクションミクサ。
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