JPH03239003A - ミキサー回路 - Google Patents

ミキサー回路

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JPH03239003A
JPH03239003A JP3645390A JP3645390A JPH03239003A JP H03239003 A JPH03239003 A JP H03239003A JP 3645390 A JP3645390 A JP 3645390A JP 3645390 A JP3645390 A JP 3645390A JP H03239003 A JPH03239003 A JP H03239003A
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JP
Japan
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circuit
diode
rat race
signal
port
Prior art date
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Pending
Application number
JP3645390A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takahashi
広志 高橋
Yuuji Oosumi
勇二 大炭
Takeshi Sato
毅 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、衛星通信装置や衛星放送受信装置など、マイ
クロ波無線機器の周波数変換器として利用するミキサー
回路に関するものである。
従来の技術 従来、この種のミキサー回路は第3図に示すような回路
で構成されていた。同図に訃いて、1ムはLo信号用バ
ラン、3ムはRF信号用バラン、2ムはひとつのパッケ
ージ内にD1+ Dl + D5 + D4のダイオー
ドが収納されたクワッドダイオードである。このような
回路構成の□キサーはダブルバランスミキサーと呼ばれ
ている。まず、本回路の動作原理を簡単に説明する。R
F信号用バラン3ムの1次巻線側に印加されたRF倍信
号、2次巻線側で平衡モードに変換され、信号の極性に
よってダイオードD1とD4のペアまたはDlとD3の
ペアに入力される。一方、Lo信号用バラン1の1次巻
線側に印加されたLo倍信号、2次巻線側で平衡モード
に変換され、信号の極性によってダイオードD5とD4
のペア筐たはDlとDlのペアに入力される。このとき
Lo倍信号、各ダイオードペアをスイッチングさせるだ
けの電圧レベルに設定されてお9、これによってRF倍
信号0N−OFFさせる。このとき、ダイオードの電圧
−電流特性の非線形性のため、Lo倍信号RF倍信号掛
算動作が起こりLo信号周波数とRF信号周波数の和差
成分が得られる。通常のミキサー回路では、IFポート
にローバスフィルりを設けて、和差成分のうち差成分を
取り出す。以上のようにしてこの種のミキサー回路では
、RF倍信号らIF信号への周波数変換を行うことが可
能となる。
ところで、従来の技術では、Lo信号用バラン1とRF
信号用バラン3ば、フェライトコアにコイルを巻きつけ
て構成したものを利用しており、LO倍信号RF倍信号
周波数がIGHza度の場合にこのようなバランを用い
るのが一般的である。
発明が解決しようとする課題 ところが、Lo倍信号RF倍信号周波数が1GH2程度
よりも高くなると、バランの寄生インピーダンスの影響
が大きくなり、損失や位相バランス等バランとしての特
性が劣化し、バランスミキサー回路に使用することが困
難となる。したがって−般に数GHzから数十GHzの
信号周波数帯では、ラクトレース回路やブランチライン
回路等のマイクロストリップパターンで構成したバラン
を用いている。これらのマイクロストリップパターンに
よるバランを利用したシングルバランスミキサーはこれ
1で数多く報告されている。また、ダブルバランスミキ
サーに関しては、2つの誘電体層と3つの導体層から成
る多層基板の円外側の導体層にそれぞれラフトレース回
路を設け、さらに1パツケージ内に4つのダイオードが
リング状に配置されたクワッドダイオードを一方のラッ
トレース回路のリング内に実装して構成されたものが報
告されている。この構成のグプルバランスミキサーは、
変換損失特性やアイソレーション特性などのマイクロ波
特性に優れると同時に小型化が実現できる有効な手段で
ある。しかし、コスト面に釦いては、多層基板を使用す
るため、単層基板に比べて高価になると同時に、パター
ンが表裏の2面に形成されているため、ダイオードの特
性バラツキや実装バラツキを補正するためのパターン調
整が行い難いという課題があった。本発明は、これらの
課題を解決し、より安価でパターン調整が行い易いミキ
サー回路を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明による上記課題を解決するための手段は、次のと
おりである。すなわち、RF信号周波数を中心周波数と
する第1のラットレース回路と、LO信号周波数を中心
周波数とする第2のうy)レース回路と、1つのパッケ
ージ内に4つのダイオードがリングクロス状に配置され
たクワッドダイオードを具備し、第1のラットレース回
路と第2のラットレースを回路基板の同一面上に形成し
、両うク)レース回路の同相ポートと逆相ポートをマイ
クロストリップ線路によりてクワッドダイオドの各電極
に接続して構成するというものである。
作用 本発明による作用は、次のと訃りである。すなわち、本
発明では、バランとしてマイクロストリップパターンで
構成されたラットレース回路を用いているため、数GH
z以上のマイクロ波帯に釦いても十分に動作できる。筐
た2つのラットレース回路は、回路基板の同一面上シこ
形成され、ダイオードも同一面に実装されるため、パタ
ーン調整箇所は片面だけとなう、調整が行い易くなる。
ここで重要なポイントは、ダイオードとしてリングクロ
ス状に配置されたクワッドダイオードを用いていること
である。通常、マイクロ波帯で利用するダブルバランス
ミキサー用のダイオードは、リング状に配置されている
。もし、このリング状に配置されたクワッドダイオード
を本発明に用いるとすると、ラットレース回路の出力ポ
ートとダイオードを接続するマイクロストリップ線路が
交差することになる。そこで、本発明では、半導体チッ
プ上で交差しているリングクロス状配置のクワッドダイ
オードを利用することにより、マイクロストリップ線路
の交差を無くしている。ただし、このリングクロス状配
置のダイオードは、リング状配置のものに比べて、周波
数が数十G)−1Zになると、アイソレーション特性が
劣化する傾向がある。この意味から、本発明のミキサー
回路は、数G1−1Z帯以下での使用が条件となる。こ
の使用条件の下で、形状に関しては、多層基板を利用し
たダブ〜バランスミキサーより大きくなるが、安価で調
整の行い易いミキサー回路が実現できることになる。
実施例 本発明によるミキサー回路の実施例を第1図に示す。本
図において、1はLO信号周波数を中心周波数としたラ
フトレース回路であり、CポートにLO信号が入力され
ている。この入力信号ばbポートとCポートに現われる
が、このとき、bポートとCポートの信号の位相差は1
8o0となる。
これと同様に、RF信号周波数を中心周波数としたラフ
トレース回路2のXポートに入力されたRF倍信号、y
ポートと2ポートに位相差1800で現われる。したが
って、この2つのラットレース回路1.2は、従来のフ
ェライトにコイルを巻いて構成したバランスと同等な働
きをする。これら2つのラットレース回路1.2は、回
路基板4の同一面上に形成されている。同図に釦いて、
3はクワッドダイオードであり、1つのバクケージ内に
4つのダイオードがリングクロス状に配置されている。
第2図に、このクワッドダイオード3の内部回路とパッ
ケージ外観を示す。第2図aば4つのダイオードの内部
接続の様子を表わしており、ダイオードD1→ダイオー
ドD2→ダイオードD5→ダイオードD4という具合に
、4つのダイオードD1〜D4がそれぞれ順方向にリン
グを形成して釦り、しかもダイオードD2とダイオード
D4がクロスする様に配置しである。また、各々のダイ
オードD1〜D4の接続点から外部接続用の電極リード
O1電極リードP、電極リードQ、電極り一ドRが引き
出されている。第2図すは、このクワッドダイオード3
のパッケージ外観を表わしてち・す、同図aの4つのダ
イオードD1〜D4がこのパッケージ内に収められてい
る。第2図すのように、このパッケージから外部接続用
の電極リードO2電極リードP、電極リードQ、電極リ
ードRがX字形に引き出されている。ここで再び、第1
図に戻って説明する。同図にふ−いて、クワッドダイオ
ード3は、ラブトレース回路1とラットレース回路2の
中間点付近に実装されてかり、ラフトレース回路1のポ
ートbとダイオード3の電極リードO,ラフトレース回
路1のポートCとダイオード3の電極リードPはそれぞ
れマイクロストリップ線路6及び7によって接続されて
いる。同じく、ラットレース回路2のポートyとダイオ
ード3の電極リードR,ラットレース回路2のポート2
とダイオード3の電極リードQもそれぞれマイクロスト
リップ線路8および9によって接続されている。なふ・
、ラットレース回路1のdポートは、Lo信号周波数の
中心周波数に釦いて4分の1波長の線路長をもつマイク
ロストリップ線路を経由して接地してあり、またラット
レース回路2のWホードから、IF倍信号り出し用のマ
イクロストリップ線路が引き出されている。ここで、こ
のry信号取り出し用のマイクロストリップ線路とう7
)レース回路2が交差する部分が発生するが、交差点に
おけるIF倍信号り出し用のマイクロストリップ線路に
ジャンパー線5を設けている。これは、IF信号周波数
は、RF信号周波数に比べて低いために、ラットレース
回路2にジャンパー線5を設けるよりもジャンパー線の
影響による特性劣化が少ないからである。
以上の構成によって、単層回路基板の同一面上にミキサ
ー回路の全てを形成し、しかも、高周波部(Lo信号部
とRF信号部)の配線の交差部を無くしたダブルバラン
スミキサー回路ができあがる。
発明の効果 以上の実施例で示したように、本発明によるミキサー回
路では、バランとしてマイクロストリップパターンによ
るラットレース回路を用いているために、従来のフェラ
イトコアにコイルを巻いて構成したバランを除去するこ
とが出来るため、部品点数を削減するとともにマイクロ
波帯での使用が可能となる。また、単層回路基板の同一
面上にミキサー回路を構成する全ての要素が形成されて
いるために、基板コストの低減とパターン調整が容易に
行えるという効果が得られ、量産上のメリットは非常に
高いと言える。さらに、RF信号周波数とLo信号周波
数の種々の組み合わせに対しても、それぞれの信号周波
数を中心周波数とじたラットレース回路をそれぞれ独立
に設計すればミキサー回路が得られるために、短期間で
容易にミキサー回路の設計が行えるという効果も得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による□キサー回路の一実施例を示す回
路図、第2図a、bは本発明で使用するリングクロス状
配置のクワブトダイオードの内部回路図とパッケージ外
観を示す平面図である。第3図は従来の技術によるミキ
サー回路の回路図である。 1 ・・・・LO信号用ラットレース回路、2・・・・
・RF信号用ラうトレース回路、3・・・・・・クワッ
ドダイオード、4・・・・・単層回路基板、5・・・・
・ジャンパー線、6.7.8.9・・・・・・マイクロ
ストリップ線路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. RF信号周波数を中心周波数とする第1のラットレース
    回路と、Lo信号周波数を中心周波数とする第2のラッ
    トレース回路と、1つのパッケージ内に4つのダイオー
    ドがリングクロス状に配置されたクワッドダイオードと
    を具備し、第1のラットレース回路と第2のラットレー
    ス回路を回路基板の同一面上に形成し、両ラットレース
    回路の同相ポートと逆相ポートがマイクロストリップ線
    路によって前記クワッドダイオードの各電極に接続され
    ていることを特徴とするミキサー回路。
JP3645390A 1990-02-16 1990-02-16 ミキサー回路 Pending JPH03239003A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012501160A (ja) * 2008-08-25 2012-01-12 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線送電のための受動受信機
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