JPH0716112A - 盗難警報装置 - Google Patents

盗難警報装置

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JPH0716112A
JPH0716112A JP18697093A JP18697093A JPH0716112A JP H0716112 A JPH0716112 A JP H0716112A JP 18697093 A JP18697093 A JP 18697093A JP 18697093 A JP18697093 A JP 18697093A JP H0716112 A JPH0716112 A JP H0716112A
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JP
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vibration
alarm
signal
user
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Withdrawn
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JP18697093A
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English (en)
Inventor
Ikuo Nakagawa
郁夫 中川
Atsushi Uno
敦志 宇野
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YOSHIMI ELECTRON KK
Original Assignee
YOSHIMI ELECTRON KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品が盗難されたことを自動的に判定して、
瞬時に警報を発することができ信頼性に優れるととも
に、スイッチの切り替え等をなくすことができ、常時駆
動することができる利便性に優れた盗難警報装置の提
供。 【構成】 a.近接信号を送信する送信部1を有し利用
者が携帯する利用者側機器2と、b.送信部1から送信
される近接信号を受信する受信部3と、物品の振動を検
知する振動センサ4と、警報を出力する警報出力部5
と、受信部3で受信された近接信号の強さが強度しきい
値より小さくかつ振動センサ4で物品の振動が検知され
た場合に警報出力部5を駆動させる盗難判定部6と、を
有し前記物品に配設される物品側機器7と、を備えた構
成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鞄やサムソナイト(サム
ソナイト社商標),傘等の小物及び自転車や単車,自動
車等の盗難を防止するための盗難警報装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、海外旅行等の機会が増加するのと
相まって、鞄等の盗難事件に巻き込まれるケースが急増
している。また、自動車を駐車し、運転者が車を離れた
隙に自動車ごと盗難されるケースも多く、特に現金輸送
車等では、その被害が甚大なものとなっている。そこ
で、鞄や自動車等の物品の盗難を防止するために、種々
の盗難警報装置が開発されている。以下に従来の盗難警
報装置について説明する。従来の盗難警報装置として
は、a.警報音等を発する警報出力部のスイッチと連動
した紐等からなりこの紐等を引くことで警報出力部を起
動させるもの、b.物品の振動を検知する振動センサと
警報出力部とを連動させ物品を棚に載置する際等に振動
センサ等のスイッチを入れ物品が他者に持ち去られる等
して振動した場合にこの振動を検知して警報出力部を起
動させるもの、c.実開昭62−119832号公報や
実開平4−23421号公報,同5−11826号公
報,同5−21725号公報等に開示された信号を送信
する送信部を有する送信器と、送信部からの信号を受信
する受信部と、受信部で受信された信号の強さが強度し
きい値よりも弱くなった場合に駆動される警報出力部
と、を有する受信器と、からなり送信器と受信器との内
一方を物品の利用者が携帯し他方を物品に配設して受信
部で受信される信号の強さが弱くなったことを検出する
ことで利用者と物品とが離れたことを検知して警報出力
部を起動させるもの等が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、aに示したものは、紐を引く等してスイッ
チを入れなければ警報出力部を起動することができない
ために、物品を突然奪われた場合等にスイッチを入れる
ことができないことがあり、盗難警報装置としての用を
なさず信頼性に欠けるという問題点を有していた。ま
た、bに示したものは、物品を棚に載置する際等にスイ
ッチを入れ、物品を利用者が携帯する場合には警報出力
部の誤動作を防ぐためスイッチを切らなければならず、
煩雑で手数が掛かり利便性に欠けるという問題点を有し
ていた。加えて、物品を利用者が携帯している時はスイ
ッチを切らなければならないために、物品を突然奪われ
た場合等にスイッチを入れることができないことがあ
り、盗難警報装置としての用をなさず信頼性に欠けると
いう問題点を有していた。また、cに示したものは、置
き忘れ防止としては効果が認められるが、盗難警報装置
として用いると、送信器と受信器との間の距離が一定以
上離れた場合に無条件で警報出力部が駆動されるため、
例えば利用者が物品を棚等に載置したままトイレへ行く
等した際に、物品に異常がない場合でも警報出力部が駆
動されてしまい、周囲に迷惑をかけて信頼性に欠けると
いう問題点を有していた。本発明は上記従来の問題点を
解決するもので、物品が盗難されたことを自動的に判定
して、瞬時に警報を発することができ信頼性に優れると
ともに、スイッチの切り替え等をなくすことができ、常
時駆動することができる利便性に優れた盗難警報装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は以下の構成からなる。請求項1に記載された
盗難警報装置は、a.近接信号を送信する送信部を有し
利用者が携帯する利用者側機器と、b.前記送信部から
送信される近接信号を受信する受信部と、物品の振動を
検知する振動センサと、警報を出力する警報出力部と、
前記受信部で受信された近接信号の強さが強度しきい値
より小さくかつ前記振動センサで前記物品の振動が検知
された場合に前記警報出力部を駆動させる盗難判定部
と、を有し前記物品に配設される物品側機器と、を備え
た構成を有している。請求項2に記載された盗難警報装
置は、a.物品の振動を検知する振動センサと、前記振
動センサで前記物品の振動が検知された場合には振動信
号を出力し振動が検知されなかった場合には近接信号を
出力する信号出力部と、前記信号出力部で出力された信
号を送信する送信部と、を有し前記物品に配設される物
品側機器と、b.前記送信部から送信される信号を受信
する受信部と、警報を出力する警報出力部と、前記受信
部で受信された信号の強さが強度しきい値よりも小さく
かつこの信号が振動信号であった場合に前記警報出力部
を駆動する盗難判定部と、を有し利用者が携帯する利用
者側機器と、を備えた構成を有している。請求項3に記
載された盗難警報装置は、a.第1の近接信号を送信す
る第1の送信部と、後述の第2の送信部から送信される
信号を受信する第2の受信部と、警報を出力する第1の
警報出力部と、前記第2の受信部で受信された信号の強
さが強度しきい値よりも小さくかつこの信号が振動信号
であった場合に前記第1の警報出力部を駆動する第1の
盗難判定部と、を有し利用者が携帯する利用者側機器
と、b.前記第1の送信部から送信される第1の近接信
号を受信する第1の受信部と、物品の振動を検知する振
動センサと、警報を出力する第2の警報出力部と、前記
第1の受信部で受信された第1の近接信号の強さが強度
しきい値よりも小さくかつ前記振動センサで前記物品の
振動が検知された場合に前記第2の警報出力部を駆動さ
せる第2の盗難判定部と、前記振動センサで前記物品の
振動が検知された場合には振動信号を出力し振動が検知
されなかった場合には第2の近接信号を出力する信号出
力部と、前記信号出力部で出力された信号を送信する第
2の送信部と、を有し前記物品に配設される物品側機器
と、を備えた構成を有している。
【0005】ここで、信号伝送媒体としては、電波,
光,音波等が好適に用いられる。振動センサとしては、
筒状物の内部に形成され互いに絶縁された複数の導体
と、筒状物の内部に封入された導体よりなり外部からの
振動により自在に揺動する振動素子と、を備え、振動素
子が外部からの振動によって複数の導体を電気的に導通
・断絶させることで振動を検出するものや、振動をコイ
ルや磁石等を用いて、直接電気信号に変換するものや、
一般的な振動センサを用いてもよい。この振動素子によ
る振動センサを用いると、簡単な構成かつ低原価で振動
を検出することができ生産性の面から好ましい。警報出
力部から出力される警報としては、広く周囲に報知する
場合にはサイレン,ブザー音,合成音声等が、利用者に
のみ報知する場合にはブザー音,合成音声やバイブレー
タ等による振動等がそれぞれ好適に用いられる。また、
強度しきい値を可変にすると警報出力部が駆動される距
離を調節することができ汎用性の面から好ましい。
【0006】
【作用】この構成によって、物品側機器が、受信部で受
信された、利用者側機器から送信される近接信号の強さ
が強度しきい値よりも小さくなり、更に振動センサで物
品の振動が検知された時に警報出力部から警報が出力さ
れるために、利用者が物品等を放置して、物品から単に
離れただけの場合は、受信部で受信される近接信号の強
さは強度しきい値よりも小さくなるが、物品が振動して
いないために警報は出力されない。また、利用者が物品
を携帯する等して物品と共に移動する等している場合
は、物品は振動しているが、利用者と物品との距離が近
く、受信部で受信される近接信号の強さが強度しきい値
よりも大きいために、同様に警報は出力されない。その
ため、誤動作を防止することができる。これに対して、
他者が利用者の物品を奪い去った場合等には、物品が移
動するため振動が検出され、更に物品が利用者から所定
距離離れた時に、受信部で受信される近接信号の強さが
強度しきい値より小さくなるために、物品が盗難された
ことを正確に検出して警報を物品側機器で出力すること
ができ、この警報によって犯人の位置を明確にして逃走
を防止することができる。また、誤動作が無いために、
盗難警報装置を常時駆動させておくことができ、スイッ
チの切り替え等をなくすことができるとともに、物品を
他人から突然奪われた場合であっても、正しく警報を出
力することができる。物品側機器で振動が検出された場
合には振動信号を、これが検出されなかった場合には近
接信号をそれぞれ送信し、利用者側機器が受信部で受信
されたこの信号の強さが強度しきい値より小さくなり、
更にこの信号が振動信号であった時に警報を利用者側で
出力することによって、警報を利用者側機器で出力する
ことができ、この警報によって利用者に物品が盗難され
たことを即座に報知することができる。また、利用者側
機器が第1の近接信号を送信すると同時に、物品側機器
から送信される信号を受信し、この信号の強さが強度し
きい値より小さくなり、更にこの信号が振動信号であっ
た時に警報を利用者側で出力し、一方で、物品側機器が
振動を検出した場合には振動信号を、これを検出しなか
った場合には第2の近接信号を送信すると同時に、利用
者側機器から送信される第1の近接信号を受信し、この
第1の近接信号の強さが強度しきい値より小さくなり、
更に振動を検出した時に警報を物品側で出力することに
よって、警報を利用者側機器・物品側機器の双方から出
力することができる。
【0007】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例における盗難警報装
置について、図面を参照しながら説明する。図1は本発
明の一実施例における盗難警報装置のブロック図であ
り、図2は本発明の一実施例における盗難警報装置の振
動センサの一例を示す分解斜視図である。1は利用者と
鞄,車等の物品(図示せず)の距離を知るための所定の
強さの近接信号を送信する送信部、2は送信部を内包す
るハウジング等からなり利用者が携帯する利用者側機
器、3は送信部1から送信される近接信号を受信する受
信部、4は物品の振動を検出する振動センサ、5はサイ
レン,ブザー音,合成音声等を警報として出力する警報
出力部、6は受信部3で受信された近接信号の強さが予
め設定された強度しきい値よりも小さく更に振動センサ
4で物品の振動が検出されている場合に物品が盗難され
たと判定して警報出力部5を起動させる盗難判定部、7
は受信部3等からなり物品(図示せず)に配設される物
品側機器である。図2において、8,9は導体よりなり
一面開口の筒状の導体筒、10は二面開口の筒状の絶縁
体よりなり導体筒8,9を互いに絶縁する絶縁体筒、1
1は棒状の導体よりなり導体筒8,9及び絶縁体筒10
の内部に揺動自在に封入されて外部からの振動によって
導体筒8,9を電気的に導通・断絶させる振動素子、1
2,13は導体筒8,9にそれぞれ接続されたリード
線、14は振動センサ4を構成するリード線12,13
間の電気的導通の断続から振動の有無を検出する振動検
出素子である。以上のように構成された本発明の一実施
例における盗難警報装置について、以下その動作を説明
する。図3は本発明の一実施例における盗難警報装置の
物品側機器のフローチャートである。初めに、利用者が
携帯している利用者側機器2が、送信部1から所定の強
さの近接信号を送信する。次に、物品側機器7の受信部
3で送信部1からの近接信号を受信する(S1)。次
に、振動センサ4によって物品(図示せず)の振動の有
無を検出する(S2)。ここで、送信部1から送信され
る近接信号の強さが一定であるために、受信部3で受信
される近接信号の強さは、利用者側機器2を携帯してい
る利用者と、物品側機器7が配設された物品(図示せ
ず)との距離が遠くなるにつれて弱くなる。また、図2
に示すように、振動素子11が導体筒8,9及び絶縁体
筒10の内部に揺動自在に封入されているために、振動
検出素子14に外部からの振動が加わると、これに応じ
て振動素子11が揺動し、導体筒8,9間が振動素子1
1を介して電気的に導通したり断絶したりする。よっ
て、振動検出素子14に外部から振動が加わっている時
は、リード線12,13間が電気的に断続する。そこ
で、振動検出素子14等からなる振動センサ4は、リー
ド線12,13間が電気的に断続しているかどうかを調
べることによって、物品(図示せず)の振動の有無を検
出する。次に、物品側機器7の盗難判定部6によって、
S1で受信された利用者側機器2から送信されている近
接信号の強さが予め設定された強度しきい値より小さ
く、更にS2で物品(図示せず)の振動が検出されてい
るか調べる(S3)。Noである場合は、S1へjum
pし、Yesである場合は、物品(図示せず)が盗難さ
れたと判定して、警報出力部5を起動して物品(図示せ
ず)側で警報を出力し、犯人の位置を明確にするととも
に、犯人の逃走を防止する(S4)。ここで、利用者が
物品(図示せず)を放置して、物品(図示せず)から単
に離れただけの場合は、受信部3で受信される近接信号
の強さは強度しきい値よりも小さくなるが、振動センサ
4で物品の振動が検出されないために警報は出力されな
い。また、利用者が物品(図示せず)を携帯する等して
物品(図示せず)と共に移動する等している場合は、振
動センサ4で物品(図示せず)の振動が検出されるが、
利用者と物品(図示せず)との距離が近く、受信部3で
受信される近接信号の強さが強度しきい値よりも大きい
ために、同様に警報は出力されない。そのため、誤動作
を防止することができる。これに対して、他者が利用者
の物品(図示せず)を奪い去った場合等には、物品(図
示せず)が移動するため振動センサ4によって物品(図
示せず)の振動が検出され、更に物品が利用者から所定
距離離れた時に、受信部3で受信される近接信号の強さ
が強度しきい値より小さくなるため、物品が盗難された
ことを正確に検出して警報を物品側で出力することがで
きる。以上のように本実施例によれば、受信された近接
信号の強さと物品の振動の有無を検出することで、物品
(図示せず)が盗難されたことを正確に判定し、警報を
物品(図示せず)側から出力して、犯人の逃走を防止す
ることができる。また、盗難警報装置を常時駆動させて
おくことができ、スイッチの切り替え等をなくすことが
できるとともに、物品を他人から突然奪われた場合であ
っても、正しく警報を出力することができる。尚、本実
施例においては、振動センサ4を、図2に示したような
振動検出素子14等からなるものとしたが、これらは、
振動をコイルや磁石等を用いて直接電気信号に変換する
ものや、他の一般的な振動センサを用いてもよい。
【0008】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
おける盗難警報装置について、図面を参照しながら説明
する。図4は本発明の第2の実施例における盗難警報装
置のブロック図である。4は振動センサ、5は警報出力
部であり、これらは実施例1と同様なものなので同一の
符号を付し説明を省略する。15は振動センサ4で物品
(図示せず)の振動が検出された時は物品(図示せず)
が振動していることを示す振動信号を出力しこれが検出
されなかった時は近接信号を所定の強さで出力する信号
出力部、16は信号出力部15から出力される信号を送
信する送信部、17は振動センサ4等からなり物品(図
示せず)に配設される物品側機器、18は物品側機器1
7の送信部16から送信される信号を受信する受信部、
19は受信部18で受信された信号の強さが予め設定さ
れた強度しきい値より小さく更にこの信号が振動信号で
あった場合に物品(図示せず)が盗難されたと判定して
警報出力部5を起動させて利用者側から警報を出力させ
る盗難判定部、20は盗難判定部19等からなり利用者
が携帯する利用者側機器である。以上のように構成され
た本発明の第2の実施例における盗難警報装置につい
て、以下その動作を説明する。初めに、物品側機器17
が振動センサ4によって、物品(図示せず)の振動の有
無を検出する。次に、信号出力部15によって、振動セ
ンサ4で物品(図示せず)の振動が検出された場合には
振動信号を、これが検出されなかった場合には近接信号
を、所定強さで、それぞれ出力する。次に、利用者側機
器20が、送信部16によって、信号出力部15から出
力された信号を送信する。次に、受信部18によって、
物品側機器17から送信されている信号を受信する。次
に、盗難判定部19によって、受信部18で受信された
信号の強さが予め設定された強度しきい値より小さく、
更にこの信号が振動信号であるか調べる。Noである場
合は、前述の処理を繰り返し、Yesである場合は、物
品(図示せず)が盗難されたと判定し、警報出力部5を
起動して利用者側から警報を出力し、利用者に物品(図
示せず)が盗難されたことを即座に報知する。以上のよ
うに本実施例によれば、受信された信号の強さと、その
信号が振動信号であるかを検出することで、物品(図示
せず)が盗難されたことを正確に判定して、利用者側機
器で警報を出力し、利用者に物品(図示せず)の盗難を
即座に報知することができる。
【0009】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
おける盗難警報装置について、図面を参照しながら説明
する。図5は本発明の第3の実施例における盗難警報装
置のブロック図である。4は振動センサであり、これは
実施例1と同様なものなので同一の符号を付し説明を省
略する。21は第1の近接信号を送信する第1の送信
部、22は後述の物品側機器の第2の送信部から送信さ
れている信号を受信する第2の受信部、23は利用者側
で警報を出力する第1の警報出力部、24は第2の受信
部22で受信された信号の強さが予め設定された強度し
きい値より小さく更にこの信号が振動信号であった時に
物品(図示せず)が盗難されたと判定して第1の警報出
力部23を起動する第1の盗難判定部、25は第1の盗
難判定部24等からなり利用者が携帯する利用者側機
器、26は第1の送信部21から送信されている第1の
近接信号を受信する第1の受信部、27は物品側で警報
を出力する第2の警報出力部、28は第1の受信部26
で受信された第1の近接信号の強さが予め設定された強
度しきい値より小さく更に振動センサ4で物品(図示せ
ず)の振動が検出されている場合に物品(図示せず)が
盗難されたと判定して第2の警報出力部27を起動する
第2の盗難判定部、29は振動センサ4で物品(図示せ
ず)の振動が検出されている時は振動信号を出力しこれ
が検出されていない時は第2の近接信号を出力する信号
出力部、30は信号出力部29から出力されている信号
を送信する第2の送信部、31は第2の盗難判定部28
等からなり物品(図示せず)に配設される物品側機器で
ある。以上のように構成された本発明の第3の実施例に
おける盗難警報装置について、以下その動作を説明す
る。初めに、利用者側機器25の動作について説明す
る。まず、第1の送信部21から、所定強さの第1の近
接信号を送信する。次に、第2の受信部22によって、
物品側機器31の第2の送信部30から送信されている
信号を受信する。次に、第1の盗難判定部24によっ
て、第2の受信部22で受信された信号が予め設定され
た強度しきい値より小さく、更にこの信号が振動信号で
あるか調べる。Noである場合は、前述の処理を繰り返
し、Yesである場合は、物品(図示せず)が盗難され
たと判定し、第1の警報出力部23を起動して利用者側
機器25から警報を出力し、利用者に物品(図示せず)
が盗難されたことを即座に報知する。次に、物品側機器
31の動作について説明する。まず、信号出力部29に
よって、振動センサ4で物品(図示せず)の振動が検出
されている時は振動信号を出力し、これが検出されてい
ない時は第2の近接信号を出力する。次に、第2の送信
部30によって、信号出力部29から出力された信号を
送信する。次に、第1の受信部26によって、利用者側
機器25の第1の送信部21から送信されている第1の
近接信号を受信する。次に、第2の盗難判定部28によ
って、第1の受信部26で受信された第1の近接信号の
強さが予め設定された強度しきい値より小さく、更に振
動センサ4で物品(図示せず)の振動が検出されている
か調べる。Noである場合は、前述の処理を繰り返し、
Yesである場合は、物品(図示せず)が盗難されたと
判定し、第2の警報出力部27を起動して物品側機器3
1から警報を出力し、犯人の位置を明確にするととも
に、犯人の逃走を防止する。以上のように本実施例によ
れば、2対の送・受信部を用い、2つの近接信号を各々
検出することで、利用者側機器,物品側機器の双方から
警報を出力することができるので、利用者に物品の盗難
を即座に報知することができるとともに、犯人の位置を
明確にし、物品の盗難を防止することができる。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明は、物品側機器が、
受信部で受信された利用者側機器から送信される近接信
号の強さが強度しきい値よりも小さくなり、更に振動セ
ンサで物品の振動が検知された時に警報出力部から警報
が出力されるために、利用者が物品等を放置して、物品
から単に離れただけの場合は、受信部で受信される近接
信号の強さは強度しきい値よりも小さくなるが、物品が
振動していないために警報は出力されず、利用者が物品
を携帯する等して物品と共に移動する等している場合
は、物品は振動しているが、利用者と物品との距離が近
く、受信部で受信される近接信号の強さが強度しきい値
よりも大きいために同様に警報は出力されないため、誤
動作を防止することができ、他者が利用者の物品を奪い
去った場合等には、物品が移動するため振動が検出さ
れ、更に物品が利用者から所定距離離れた時に、受信部
で受信される近接信号の強さが強度しきい値より小さく
なるために、物品が盗難されたことを正確に検出して警
報を物品側機器で出力することができ、この警報によっ
て犯人の位置を明確にして逃走を防止することができ、
信頼性に優れ、誤動作が無いために、盗難警報装置を常
時駆動させておくことができ、スイッチの切り替え等を
なくすことができ、利便性に優れるとともに、物品を他
人から突然奪われた場合であっても、正しく警報を出力
することができ信頼性に優れ、物品側機器で振動が検出
された場合には振動信号を、これが検出されなかった場
合には近接信号をそれぞれ送信し、利用者側機器が受信
部で受信されたこの信号の強さが強度しきい値より小さ
くなり、更にこの信号が振動信号であった時に警報を利
用者側で出力することによって、警報を利用者側機器で
出力することができ、この警報によって利用者に物品が
盗難されたことを即座に報知することができ信頼性に優
れ、利用者側機器が第1の近接信号を送信すると同時
に、物品側機器から送信される信号を受信し、この信号
の強さが強度しきい値より小さくなり、更にこの信号が
振動信号であった時に警報を利用者側で出力し、一方
で、物品側機器が振動を検出した場合には振動信号を、
これを検出しなかった場合には第2の近接信号を送信す
ると同時に、利用者側機器から送信される第1の近接信
号を受信し、この第1の近接信号の強さが強度しきい値
より小さくなり、更に振動を検出した時に警報を物品側
で出力することによって、警報を利用者側機器・物品側
機器の双方から出力することができる信頼性に優れた低
原価で量産性に優れた盗難警報装置を実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における盗難警報装置のブロ
ック図
【図2】本発明の一実施例における盗難警報装置の振動
センサの一例を示す分解斜視図
【図3】本発明の一実施例における盗難警報装置の物品
側機器のフローチャート
【図4】本発明の第2の実施例における盗難警報装置の
ブロック図
【図5】本発明の第3の実施例における盗難警報装置の
ブロック図
【符号の説明】
1 送信部 2 利用者側機器 3 受信部 4 振動センサ 5 警報出力部 6 盗難判定部 7 物品側機器 8,9 導体筒 10 絶縁体筒 11 振動素子 12,13 リード線 14 振動検出素子 15 信号出力部 16 送信部 17 物品側機器 18 受信部 19 盗難判定部 20 利用者側機器 21 第1の送信部 22 第2の受信部 23 第1の警報出力部 24 第1の盗難判定部 25 利用者側機器 26 第1の受信部 27 第2の警報出力部 28 第2の盗難判定部 29 信号出力部 30 第2の送信部 31 物品側機器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.近接信号を送信する送信部を有し利
    用者が携帯する利用者側機器と、b.前記送信部から送
    信される近接信号を受信する受信部と、物品の振動を検
    知する振動センサと、警報を出力する警報出力部と、前
    記受信部で受信された近接信号の強さが強度しきい値よ
    り小さくかつ前記振動センサで前記物品の振動が検知さ
    れた場合に前記警報出力部を駆動させる盗難判定部と、
    を有し前記物品に配設される物品側機器と、を備えたこ
    とを特徴とする盗難警報装置。
  2. 【請求項2】 a.物品の振動を検知する振動センサ
    と、前記振動センサで前記物品の振動が検知された場合
    には振動信号を出力し振動が検知されなかった場合には
    近接信号を出力する信号出力部と、前記信号出力部で出
    力された信号を送信する送信部と、を有し前記物品に配
    設される物品側機器と、b.前記送信部から送信される
    信号を受信する受信部と、警報を出力する警報出力部
    と、前記受信部で受信された信号の強さが強度しきい値
    よりも小さくかつこの信号が振動信号であった場合に前
    記警報出力部を駆動する盗難判定部と、を有し利用者が
    携帯する利用者側機器と、を備えたことを特徴とする盗
    難警報装置。
  3. 【請求項3】 a.第1の近接信号を送信する第1の送
    信部と、後述の第2の送信部から送信される信号を受信
    する第2の受信部と、警報を出力する第1の警報出力部
    と、前記第2の受信部で受信された信号の強さが強度し
    きい値よりも小さくかつこの信号が振動信号であった場
    合に前記第1の警報出力部を駆動する第1の盗難判定部
    と、を有し利用者が携帯する利用者側機器と、b.前記
    第1の送信部から送信される第1の近接信号を受信する
    第1の受信部と、物品の振動を検知する振動センサと、
    警報を出力する第2の警報出力部と、前記第1の受信部
    で受信された第1の近接信号の強さが強度しきい値より
    も小さくかつ前記振動センサで前記物品の振動が検知さ
    れた場合に前記第2の警報出力部を駆動させる第2の盗
    難判定部と、前記振動センサで前記物品の振動が検知さ
    れた場合には振動信号を出力し振動が検知されなかった
    場合には第2の近接信号を出力する信号出力部と、前記
    信号出力部で出力された信号を送信する第2の送信部
    と、を有し前記物品に配設される物品側機器と、を備え
    たことを特徴とする盗難警報装置。
JP18697093A 1993-06-29 1993-06-29 盗難警報装置 Withdrawn JPH0716112A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107871374A (zh) * 2017-10-10 2018-04-03 国网浙江省电力公司杭州供电公司 回流缆防盗报警系统

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