JP2001202575A - 警報装置 - Google Patents

警報装置

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JP2001202575A
JP2001202575A JP2000046583A JP2000046583A JP2001202575A JP 2001202575 A JP2001202575 A JP 2001202575A JP 2000046583 A JP2000046583 A JP 2000046583A JP 2000046583 A JP2000046583 A JP 2000046583A JP 2001202575 A JP2001202575 A JP 2001202575A
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alarm device
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radio wave
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JP2000046583A
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English (en)
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Kazuhiro Kusuhara
和広 楠原
Atsushi Kiyomitsu
敦志 清光
Shigehisa Tamada
賀久 玉田
Toshio Kuroda
年男 黒田
Takahiro Deki
隆弘 出来
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Alinco Inc
Original Assignee
Alinco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で確実に盗難等の異常事態を通報
することのできる警報装置を提供する。 【解決手殺】ループ状電線1と、着脱可能な接続プラグ
2と、接続ジャック3と、電流検出通報器4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盗難防止等を目的
とする警報装置に関するものであり、特に自動車本体の
盗難又は自動車内部に設置した各種機器の盗難防止のた
めの警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、警報装置は、盗難防止用や不法侵
入防止用、緊急呼び出し用、あるいは暴漢撃退用のもの
など多種多様のものがあり、社会が複雑化するにつれ
て、ますますその需要が広がってきている。
【0003】特に、自動車本体の盗難防止、又は自動車
内部に設置した各種機器の盗難防止を目的とした警報装
置は、特にその需要が多いために各種のものが市販され
ている。
【0004】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の警報装置により盗聴器を発見する例について説明す
る。図7は、従来の警報装置の一例で、振動センサーを
利用した警報装置のブロック図を示すものである。
【0005】図7において、19は振動センサーで、盗
難の被害を受けようとする自動車に振動が与えられた場
合にその振動を検知する。7は警告音発生装置で、前記
振動センサー17が振動を検知すると、警告音信号を発
生させる。8はスピーカで、警告音発生装置7の信号を
音響に変換する。
【0006】以上のように構成された警報装置につい
て、以下その動作について説明する。まず、自動車本体
又は自動車内部の物品の窃盗を企てる人物(以後加害者
と称す)が自動車のドア等を破壊して自動車の内部に侵
入したとする。
【0007】この場合、ドアを破壊した時の振動、加害
者が車内に侵入した時の振動、加害者がドアを閉じた場
合の振動などで、振動センサー19が作動する。振動セ
ンサー19が作動すると、警告音発生装置7から警告音
信号が発生し、スピーカ8から警告音が大音響となって
発生する。
【0008】このような場合、加害者は大音響の警告音
に驚愕し、盗もうとした自動車を放置して逃走するのが
常である。このようにして、振動センサーを用いた警報
装置は、自動車の盗難を防止している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、振動センサーが盗難によるものではない
振動で誤動作した場合でも警告音を発してしまう。例え
ば、自動車が強風や豪雨、暴風雨にさらされた場合、地
震の場合、線路の付近や橋の上に駐車した場合、路面工
事の付近に駐車した場合などで、加害者が窃盗を企てる
場合以外にも様々な振動で、警報装置を誤動作させる場
合が多い。
【0010】従って、盗難の被害がないのにもかかわら
ず誤動作のために突然警報装置が鳴り出して、付近の人
々に誤解を与えたり、深夜での誤動作で周囲に迷惑をか
ける場合も多いという問題を有していた。
【0011】また、このような誤動作を防止するために
は、振動の種類を解析して振動モードを複雑な演算によ
り検出するという方法である程度は正確な判定が可能で
あるが、警報装置そのものが複雑且つ高価になるという
問題点を有していた。
【0012】本発明は上記問題点に鑑み、互いに着脱可
能な接続器A及びBと、接続器Aの2個の電極にそれぞ
れ両端が接続されたループ状の電線と、接続器Aが接続
器Bに接続された場合に形成される閉ループに電流を流
し接続器Aが前記接続器Bから切り離された場合又は閉
ループを形成する電線が切断された場合に電流が遮断さ
れたことを検出して異常状態を知らせる信号を出力する
電流検出通報手段とを備えることにより、この閉ループ
電線をハンドルに巻き付けた後に接続器Aを接続器Bに
接続するだけで、ハンドル回転時には接続器が外れて閉
ループが解放状態となって警報装置が作動し、またハン
ドルに巻き付けた電線を切断した場合でも閉ループが解
放状態となって同様に警報装置が作動するために極めて
簡単な方法で且つ誤動作のない盗難防止用警報装置を提
供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の警報装置は、(1)電気的及び機械的に互い
に接続され且つ互いに着脱可能な接続器A及び接続器B
と、前記接続器Aの2個の電極にそれぞれ両端が接続さ
れたループ状の電線と、前記接続器Aが前記接続器Bに
接続された場合に形成される閉ループに電流を流し前記
接続器Aが前記接続器Bから切り離された場合又は閉ル
ープを形成する前記電線が切断された場合に電流が遮断
されたことを検出して異常状態を通報するための信号を
出力する電流検出通報手段という構成を備えたものであ
る。
【0014】また、(2)上記(1)の構成において、
電流検出通報手段が信号を出力した場合に自動的に警告
音を発生する警告音発生手段を付加したものである。
【0015】また、(3)上記(1)の構成において、
電流検出通報手段が信号を出力した場合に自動的に電波
を送信する送信手段を付加したものである。
【0016】さらに、(4)上記(1)の構成におい
て、電流検出通報手段が信号を出力した場合に自動的に
電波を間欠送信する送信手段と、前記間欠送信状態中に
おける送信休止期間に外来電波を受信する受信手段とを
付加したものである。
【0017】また、(5)上記(4)の構成において、
送信手段の間欠送信状態中における送信休止期間に、受
信手段により外来電波を受信した場合に、自動車のホー
ンスイッチをONにする信号を出力する出力手段をとを
付加したものである。
【0018】本発明は上記した構成(1)によって、ル
ープ状電線をハンドルに巻き付けた後で接続器Aを接続
器Bに接続することにより、加害者が盗難車を運転する
ためにハンドルを回した瞬間に接続器Aが接続器Bから
外れて閉ループがオープンとなり、また加害者がハンド
ルに巻き付いたケーブルを切断した場合も同様に閉ルー
プがオープンとなって電流が遮断されるので、電流検出
通報手段から異常状態を通報するための信号が出力され
ることになる。
【0019】また本発明は上記した構成(2)によっ
て、異常状態発生時に加害者に対して自動的に警告音を
発生させることが出来る。
【0020】また本発明は上記した構成(3)によっ
て、異常状態発生時に自動的に電波が送信されるので、
当該自動車から遠く離れた遠隔地においても異常状態を
知ることが出来る。
【0021】さらに本発明は上記した構成(4)によっ
て、遠隔地で異常状態を知った場合にトランシーバ等で
そこから警告の旨を音声として電波で発射し、受信手段
によって音声復調することにより、加害者に対して音声
で警告することが出来る。
【0022】また本発明は上記した構成(5)によっ
て、遠隔地で異常状態を知った場合にトランシーバ等で
そこから電波を発射し、受信手段がこの電波を受信した
場合に自動車のホーンスイッチがONになるので、加害
者が窃盗を企てる自動車のホーンが大音響を発し、加害
者を驚愕させることが出来る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態1における警報装置のブロック図である。
【0024】2は接続プラグで、接続プラグ2の2つの
電極にはループ状の電線1の両端がそれぞれ接続されて
いる。3は接続ジャックで接続プラグ2が挿入接続され
る。4は電流検出通報器で接続ジャック3の2つの電極
を流れる電流を監視し、電流が遮断された場合には出力
端子5に異常状態を示す信号を出力する。
【0025】図6は本発明の実施の形態すべてにに共通
するループ状電線1と接続プラグ2の取り付け方法を示
す。ループ状電線1は、図6に示すような巻き付け方で
自動車のハンドル17に巻き付けた後に、接続プラグ2
を接続ジャック3に挿入する。
【0026】以上のように構成された警報装置につい
て、以下図1及び図6を用いてその動作を説明する。ま
ず、図6に示すような方法でループ状電線1をハンドル
17に巻き付けた後に、接続プラグ2を接続ジャック3
に挿入する。この場合、ループ状電線1が最短距離にな
るような状態で接続プラグ2を接続ジャック3に挿入さ
れているものとする。
【0027】図1でも同様に接続プラグ2が接続ジャッ
ク3に挿入されたものとする。この場合、接続ジャック
3から接続プラグ2を経由してループ状電線1に電流が
流れ、再び接続プラグ2から接続ジャック3へ電流が戻
ってくる。電流検出通報器は、接続ジャック3の2つの
電極を流れる電流を常に監視している。
【0028】次に、自動車の窃盗を企てる加害者が車内
に侵入し、当該自動車を運転するために、ハンドル17
を回したものとする。この場合、ループ状電線1は最短
距離で接続されているためすぐに回転したハンドル17
に引っ張られて接続プラグ2は接続ジャック3から外れ
てしまう。そのために、接続ジャックの3の2つの電極
間に流れていた電流が遮断され、電流検出通報器4が作
動する。
【0029】また、自動車の窃盗を企てる加害者が、接
続プラグ2が接続ジャック3から外れないようにループ
状電線1を切断してハンドル17から外した場合でも、
接続プラグを外した場合と同様に電流が遮断されるの
で、電流検出通報器4が作動する。
【0030】即ち、いずれの方法でも当該自動車を運転
するためにハンドル17を回せば必ず閉ループがオープ
ンになってしまう。従って、確実に異常状態を検出する
ことができ、振動等で誤動作することもない。
【0031】以上のように本実施例によれば、電気的及
び機械的に互いに接続され且つ互いに着脱可能な接続器
A及び接続器Bと、前記接続器Aの2個の電極にそれぞ
れ両端が接続されたループ状の電線と、前記接続器Aが
前記接続器Bに接続された場合に形成される閉ループに
電流を流し前記接続器Aが前記接続器Bから切り離され
た場合又は閉ループを形成する前記電線が切断された場
合に電流が遮断されたことを検出して異常状態を通報す
るための信号を出力する電流検出通報手段とを設けるこ
とにより、加害者が盗難車を運転するためにハンドルを
回せば必ず閉ループがオープンになって電流が遮断され
るので確実に異常状態を通報するための信号を得ること
が出来る。
【0032】以下、本発明の実施の形態2について図面
を参照しながら詳細に説明する。図2は本発明の実施の
形態2における警報装置のブロック図である。図2にお
いて、図1と同一番号を付したものは、動作において全
く同一なので説明を省略する。また、図2において、図
1と異なるのは、警報音発生器7と、スピーカ8から成
る警告音発生手段6を追加した構成としているところで
ある。
【0033】図2において、警告音発生器7は電流検出
通報器から異常状態を通報するための信号が入力された
場合に警告音信号を発生させ、スピーカ8を駆動する。
スピーカ8は警告音信号を警告音として音響に変換す
る。
【0034】上記のように構成された警報装置につい
て、以下その動作を説明する。自動車の窃盗を企てる加
害者が車内に侵入し、当該自動車を運転するためにハン
ドル17を回した場合に電流検出通報器4が異常状態を
通報するまでの過程は本発明の実施の形態1における動
作説明と全く同じであるため説明を省略する。
【0035】次に電流検出通報器4によって警告音発生
器7に異常状態信号が入力されると警告音発生器は警告
音信号を発生しスピーカ8から警告音が音響となって出
力される。従って、加害者に直接警告音が聞こえるため
に、この警告音を大音響にしておけば加害者の心理から
察して、自動車の運転を放棄して逃走を図る可能性が大
きい。
【0036】以上のように、電流検出通報手段4が信号
を出力した場合に自動的に警告音を発生する警告音発生
手段6を設けることにより、異常状態発生時に加害者に
対して自動的に警告音を発生させることが出来る。
【0037】以下、本発明の実施の形態3について図面
を参照しながら詳細に説明する。図3は本発明の実施の
形態2における警報装置のブロック図である。図3にお
いて、図2と同一番号を付したものは、動作において全
く同一なので説明を省略する。また、図3において、図
2と異なるのは、警告音発生手段6の代わりに送信機9
とアンテナ10を設けた構成としているところである。
【0038】図3において、送信器9は電流検出通報器
4から異常状態を通報するための信号が入力された場合
に自動的にアンテナ10を経由して電波を送信する。1
1はトランシーバで、アンテナ10から発射された電波
を遠隔地で受信することが出来る。
【0039】上記のように構成された警報装置につい
て、以下その動作を説明する。自動車の窃盗を企てる加
害者が車内に侵入し、当該自動車を運転するためにハン
ドル17を回した場合に電流検出通報器4が異常状態を
通報するまでの過程は本発明の実施の形態1における動
作説明と全く同じであるため説明を省略する。
【0040】次に電流検出通報器4によって送信機9に
異常状態信号が入力されると送信機9はアンテナ10を
経由して電波を送信する。アンテナ10から電波が送信
されると、遠隔地でトランシーバ11によってこの電波
を受信することが出来る。
【0041】従って、トランシーバ11でこの電波を受
信することにより、当該自動車に閉ループが切断される
ような異常事態が生じたことが遠隔地において知ること
が出来る。以上のように、電流検出通報手段4が信号を
出力した場合に自動的に電波を送信する送信機9を設け
ることにより、異常状態発生時に送信機9から発射され
る電波をトランシーバ11で受信して遠隔地にて異常事
態を知ることが可能となる。
【0042】以下、本発明の実施の形態4について図面
を参照しながら詳細に説明する。図4は本発明の実施の
形態4における警報装置のブロック図である。図4にお
いて、図3と同一番号を付したものは、動作において全
く同一なので説明を省略する。また、図4において、図
3と異なるのは、電流検出通報手段(4)が信号を出力
した場合に自動的に電波を間欠送信させるためのスイッ
チ13と、間欠送信状態中における送信休止期間に外来
電波を受信する受信手段12とを設けた構成としている
ところである。
【0043】図4において、スイッチ13は、電流検出
通報器4から異常状態を通報するための信号が入力され
た場合に自動的にアンテナ10を送信機9と受信機12
に交互に切り替える。また受信機12はスイッチ13が
アンテナ10を受信機12に接続した場合は外来電波を
受信復調し、復調された音声信号をスピーカ8より出力
する。
【0044】11はトランシーバで、アンテナ10から
発射された電波を遠隔地で受信することが出来るととも
に、音声によって変調された高周波信号を電波として送
信することが出来る。
【0045】上記のように構成された警報装置につい
て、以下その動作を説明する。自動車の窃盗を企てる加
害者が車内に侵入し、当該自動車を運転するためにハン
ドル17を回した場合に電流検出通報器4が異常状態を
通報するまでの過程は本発明の実施の形態1における動
作説明と全く同じであるため説明を省略する。
【0046】次に電流検出通報器4によって送信機9に
異常状態信号が入力されると送信機9は送信状態とな
る。この場合、スイッチ13はアンテナ10を交互に送
信機9と受信機12に接続する。従って、アンテナ10
からは間欠的に異常事態を知らせる電波が送信される。
遠隔地でトランシーバ11によってこの電波を受信した
場合、当該自動車に閉ループが切断されるような異常事
態が生じたことが判明するのは本発明の実施の形態3と
同様である。
【0047】アンテナ10からは間欠的に電波が発射さ
れるので、トランシーバ11で受信している電波は、間
欠的に受信される。そして受信信号がない期間にトラン
シーバ11から音声を送信すればこの電波がアンテナ1
0によって捕捉され受信機12によって受信復調され
る。復調された警告のための音声信号はスピーカ8から
音響となって加害者に発せられる。従って、トランシー
バ11を使用して、加害者に対して音声で警告をするこ
とが出来る。
【0048】以上のように、電流検出通報手段4が信号
を出力した場合に自動的に電波を間欠送信する送信手段
9と、前記間欠送信状態中における送信休止期間に外来
電波を受信する受信手段12とを設けることにより、ト
ランシーバ11を使用して加害者に対して音声で警告を
することが可能となる。従って、自分が運転する盗難車
の中で、突然人の音声で警告されるために、加害者の心
理から察して、自動車の運転を放棄して逃走を図る可能
性が大きい。
【0049】以下、本発明の実施の形態5について図面
を参照しながら詳細に説明する。図5は本発明の実施の
形態5における警報装置のブロック図である。図5にお
いて、図4と同一番号を付したものは、動作において全
く同一なので説明を省略する。また、図5において、図
4と異なるのは、送信手段9の間欠送信状態中における
送信休止期間に受信手段12により外来電波を受信した
場合に自動車のホーンスイッチをONにする信号を出力
する出力端子16を設けた構成としているところであ
る。
【0050】図5において、16は出力端子で、受信機
12が外来電波を受信復調した場合に、Hレベルを出力
し、それ以外はLレベルを出力するものとする。15は
自動車のホーンで、14はホーン15を鳴らすためのス
イッチである。スイッチ14は、出力端子16がHレベ
ルの時にONとなり、Lレベルの時にOFFとなるもの
とする。
【0051】上記のように構成された警報装置につい
て、以下その動作を説明する。自動車の窃盗を企てる加
害者が車内に侵入し、当該自動車を運転するためにハン
ドル17を回した場合に電流検出通報器4が異常状態を
通報するまでの過程は本発明の実施の形態1における動
作説明と全く同じであるため説明を省略する。
【0052】次に電流検出通報器4によって送信機9に
異常状態信号が入力されると送信機9は送信状態とな
る。この場合、スイッチ13はアンテナ10を交互に送
信機9と受信機12に接続する。従って、アンテナ10
からは間欠的に異常事態を知らせる電波が送信される。
遠隔地でトランシーバ11によってこの電波を受信した
場合、当該自動車に閉ループが切断されるような異常事
態が生じたことが判明するのは本発明の実施の形態3と
同様である。
【0053】アンテナ10からは間欠的に電波が発射さ
れるので、トランシーバ11で受信している電波は、間
欠的に受信される。そして受信信号がない期間にトラン
シーバ11から電波をを送信すればこの電波がアンテナ
10によって捕捉され受信機12によって受信復調され
る。従って、出力端子16はHレベルを出力し、スイッ
チ14がONとなって当該自動車のホーン15からは大
音響の警告音が加害者の意志に関係なく発せられる。
【0054】従って、トランシーバ11を使用して、当
該自動車のホーンを鳴らすことが出来るので、加害者に
対して当該自動車のホーンで警告をすることが出来る。
自分が運転している車から自分の意志とは無関係に大音
響のホーンが鳴れば、加害者の心理から察して、自動車
の運転を放棄して逃走を図る可能性が大きい。
【0055】以上のように、送信手段9の間欠送信状態
中における送信休止期間に受信手段12により外来電波
を受信した場合に自動車のホーンスイッチ14をONに
する信号を出力する手段を設けることにより、トランシ
ーバ11を使用して加害者に対して当該自動車のホーン
で警告をすることが可能となる。
【0056】なお、前述した通り、図6は本発明の実施
の形態すべてにに共通するループ状電線1と接続プラグ
2の取り付け方法を示す。ループ状電線1は、図6に示
すような巻き付け方で自動車のハンドル17に巻き付け
た後に、接続プラグ2を接続ジャック3に挿入する。
【0057】18は車載用無線機で、本発明の実施の形
態4としてブロック図で示した図4を具体的な形で表現
したものである。図4と同一番号を付したものは同一の
機能を有する。図4で示した送信機9及び受信機12は
車載用無線機18の中に内蔵されている。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明は、上述のとおり構
成されているので、次に記載する効果を奏する。請求項
1の警報装置においては、加害者が盗難車を運転するた
めにハンドルを回せば必ず閉ループがオープンになって
電流が遮断されるので確実に異常状態を通報するための
信号を得ることが出来る。
【0059】請求項2の警報装置においては、異常状態
発生時に加害者に対して自動的に警告音を発生させるこ
とが出来る。
【0060】請求項3の警報装置においては、異常状態
発生時に送信機9から発射される電波をトランシーバ1
1で受信して遠隔地にて異常事態を知ることが可能とな
る。
【0061】請求項4の警報装置においては、トランシ
ーバ11を使用して加害者に対して音声で警告をするこ
とが可能となる。
【0062】請求項5の警報装置においては、トランシ
ーバ11を使用して加害者に対して当該自動車のホーン
で警告をすることが可能となる。
【0063】その上、すべての請求項の警報装置におい
て、閉ループ付きの接続プラグが抜かれるか、または閉
ループ電線自身が切断されれば警報機能が作動するとい
う極めて単純な動作原理により、「盗むためには外すか
または切断しなければならない」ように物品にループ状
電線を巻き付けるだけで、あらゆる物品の盗難防止が可
能となる。また、確実な盗難防止機能を果たす上に、極
めて単純な構造のために低いコストで製品化が可能とな
り、安価で確実に動作する警報装置を提供出来ることは
言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の警報装置のブロック図
である。
【図2】本発明の実施の形態2の警報装置のブロック図
である。
【図3】本発明の実施の形態3の警報装置のブロック図
である。
【図4】本発明の実施の形態4の警報装置のブロック図
である。
【図5】本発明の実施の形態5の警報装置のブロック図
である。
【図6】本発明の実施の形態すべてに共通するループ状
電線1と接続プラグ2の取り付け方法を示す図である。
【図7】従来の警報装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 ループ状電線 2 接続プラグ 3 接続ジャック 4 電流検出通報器 6 警告音発生手段 9 送信機 12 受信機 13 スイッチ 14 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 年男 大阪府高槻市三島江1丁目1番1号 アル インコ株式会社内 (72)発明者 出来 隆弘 大阪府高槻市三島江1丁目1番1号 アル インコ株式会社内 Fターム(参考) 5C084 AA03 AA04 AA09 AA10 BB04 BB24 BB31 DD74 EE06 GG17 HH05 HH12 HH17 5K060 AA09 DD01 GG02 JJ23 LL04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的及び機械的に互いに接続され且つ
    互いに着脱可能な接続器A(2)及び接続器B(3)
    と、前記接続器A(2)の2個の電極にそれぞれ両端が
    接続されたループ状の電線(1)と、前記接続器A
    (2)が前記接続器B(3)に接続された場合に形成さ
    れる閉ループに電流を流し前記接続器A(2)が前記接
    続器B(3)から切り離された場合又は閉ループを形成
    する前記電線(1)が切断された場合に電流が遮断され
    たことを検出して異常状態を通報するための信号を出力
    する電流検出通報手段(4)とを備えたことを特徴とす
    る警報装置。
  2. 【請求項2】 電流検出通報手段(4)が信号を出力し
    た場合に自動的に警告音を発生する警告音発生手段
    (6)を有する請求項1記載の警報装置。
  3. 【請求項3】 電流検出通報手段(4)が信号を出力し
    た場合に自動的に電波を送信する送信手段(9)を有す
    る請求項1記載の警報装置。
  4. 【請求項4】 電流検出通報手段(4)が信号を出力し
    た場合に自動的に電波を間欠送信する送信手段(9)
    と、前記間欠送信状態中における送信休止期間に外来電
    波を受信する受信手段(12)とを有する請求項1記載
    の警報装置。
  5. 【請求項5】 送信手段(9)の間欠送信状態中におけ
    る送信休止期間に受信手段(12)により外来電波を受
    信した場合に自動車のホーンスイッチ(14)をONに
    する信号を出力する出力手段(16)を有する請求項第
    3の警報装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006079323A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Uro Electronics Co Ltd リール式警戒線を用いた警報装置

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JP2006079323A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Uro Electronics Co Ltd リール式警戒線を用いた警報装置

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