JP3110112B2 - 対象物検出装置 - Google Patents
対象物検出装置Info
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- JP3110112B2 JP3110112B2 JP30467091A JP30467091A JP3110112B2 JP 3110112 B2 JP3110112 B2 JP 3110112B2 JP 30467091 A JP30467091 A JP 30467091A JP 30467091 A JP30467091 A JP 30467091A JP 3110112 B2 JP3110112 B2 JP 3110112B2
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- transmission cable
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動或は静止している
物体等の対象物の存在の有無を検出する装置であり特に
は人体による電界の乱れを利用した侵入検出装置に適
し、特に送信ケーブルから放出した電波を受信ケーブル
で受信し、所定の場所を通過した対象物又は侵入者を検
出する対象物検出装置に関するものである。
物体等の対象物の存在の有無を検出する装置であり特に
は人体による電界の乱れを利用した侵入検出装置に適
し、特に送信ケーブルから放出した電波を受信ケーブル
で受信し、所定の場所を通過した対象物又は侵入者を検
出する対象物検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、警戒エリアへの侵入者を検出する
侵入者検出装置60として、第4図に示すように、電波
を送信する送信部51に接続された送信ケーブル40と
該送信ケーブル40から放射される電磁波を受信する受
信部52を有するケーブル50とを地中に埋設した埋設
センサー60が提案されている。
侵入者検出装置60として、第4図に示すように、電波
を送信する送信部51に接続された送信ケーブル40と
該送信ケーブル40から放射される電磁波を受信する受
信部52を有するケーブル50とを地中に埋設した埋設
センサー60が提案されている。
【0003】これらの従来の埋設センサー60は、送信
用と受信用の漏洩ケーブル40,50を各1本地中に埋
設して、該送信用ケーブル40に高周波電流を流し、該
送信ケーブル40から放出する電磁波44で周囲に電界
を形成し、この電磁波を受信用のケーブル50で受信し
て、受信する電波のレベルの変化により侵入者を検出す
るものである。つまり、埋設したケーブルの上を侵入者
が通過すると、侵入者の人体により電波が吸収され、受
信ケーブルで受信する電波のレベルが減衰することを利
用している。
用と受信用の漏洩ケーブル40,50を各1本地中に埋
設して、該送信用ケーブル40に高周波電流を流し、該
送信ケーブル40から放出する電磁波44で周囲に電界
を形成し、この電磁波を受信用のケーブル50で受信し
て、受信する電波のレベルの変化により侵入者を検出す
るものである。つまり、埋設したケーブルの上を侵入者
が通過すると、侵入者の人体により電波が吸収され、受
信ケーブルで受信する電波のレベルが減衰することを利
用している。
【0004】また、従来の埋設センサー60では送信ケ
ーブル40に一定波長の高周波電流を送出すると、送信
ケーブル40内に進行波と反射波とが干渉して定在波4
5が発生し、それに伴い図4に示すようにケーブルの周
囲に形成する電界についても一定間隔で、電界強度が弱
い場所が発生する場合がある。従って、その電界強度の
弱い場所例えばA地点を侵入者が通過すると、受信ケー
ブル50で受信する電波に充分な変化分がなく、侵入者
を感知出来ないという問題点が有った。かかる問題は人
間等の侵入者の他、動物に対しても適用しえるのであり
任意の物体が移動しているか、その場所に存在している
か等を検査する場合にも利用しえるものである。
ーブル40に一定波長の高周波電流を送出すると、送信
ケーブル40内に進行波と反射波とが干渉して定在波4
5が発生し、それに伴い図4に示すようにケーブルの周
囲に形成する電界についても一定間隔で、電界強度が弱
い場所が発生する場合がある。従って、その電界強度の
弱い場所例えばA地点を侵入者が通過すると、受信ケー
ブル50で受信する電波に充分な変化分がなく、侵入者
を感知出来ないという問題点が有った。かかる問題は人
間等の侵入者の他、動物に対しても適用しえるのであり
任意の物体が移動しているか、その場所に存在している
か等を検査する場合にも利用しえるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の問題点を解決するもので、送信ケーブルの周囲に形成
する電界分布の電波の弱い場所をなくし、ケーブル全体
に渡って確実に侵入者を検出できる対象物の検出装置を
提供することにある。
の問題点を解決するもので、送信ケーブルの周囲に形成
する電界分布の電波の弱い場所をなくし、ケーブル全体
に渡って確実に侵入者を検出できる対象物の検出装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、送信ケーブル、受信ケーブル、
該送信ケーブルに接続し、該送信ケーブルに高周波電流
を送出する送信部、該受信ケーブルに接続した受信部と
を備え、該送信ケーブルから送出されている電磁波を該
受信ケーブルにて受信すると共に、該受信ケーブルにて
受信する電磁波の強さの変化に基づいて対象物の有無を
検出する対象物検出装置に於いて、該送信部に該送信ケ
ーブルに発生する定在波を変化させる手段が設けられて
いる対象物検出装置である。
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、送信ケーブル、受信ケーブル、
該送信ケーブルに接続し、該送信ケーブルに高周波電流
を送出する送信部、該受信ケーブルに接続した受信部と
を備え、該送信ケーブルから送出されている電磁波を該
受信ケーブルにて受信すると共に、該受信ケーブルにて
受信する電磁波の強さの変化に基づいて対象物の有無を
検出する対象物検出装置に於いて、該送信部に該送信ケ
ーブルに発生する定在波を変化させる手段が設けられて
いる対象物検出装置である。
【0007】
【作用】本発明に於いては、上記した様な技術構成を採
用しているので、送信ケーブルから発生される電磁波に
よる定在波の波形が常時変化するので、従来の様に、該
送信ケーブルから発生される電磁波の強度の弱い部分
が、所定の場所に且つ定常的に発生すると言う問題がな
くなるので、該受信ケーブルの如何なる位置において
も、均一な検出感度を持って、物体、人間、或いは動物
等の対象物の存在の有無、移動の有無等を正確に検出す
る事が可能となる。
用しているので、送信ケーブルから発生される電磁波に
よる定在波の波形が常時変化するので、従来の様に、該
送信ケーブルから発生される電磁波の強度の弱い部分
が、所定の場所に且つ定常的に発生すると言う問題がな
くなるので、該受信ケーブルの如何なる位置において
も、均一な検出感度を持って、物体、人間、或いは動物
等の対象物の存在の有無、移動の有無等を正確に検出す
る事が可能となる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明に係る対象物検出装置の具体
例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明に係る対象物検出装置の一具体例の構造を示す図であ
り、図中、送信ケーブル2A、受信ケーブル5A、該送
信ケーブル2Aに接続し、該送信ケーブル2に高周波電
流を送出する送信部1A、該受信ケーブル5Aに接続し
た受信部4Aとを備え、該送信ケーブル2Aから送出さ
れている電磁波を該受信ケーブル5Aにて受信すると共
に、該受信ケーブル5Aにて受信する電磁波の強さの変
化に基づいて対象物の有無を検出する対象物検出装置1
に於いて、該送信部1Aに該送信ケーブル2Aに発生す
る定在波を変化させる手段10Aが設けられている対象
物検出装置が示されている。
例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明に係る対象物検出装置の一具体例の構造を示す図であ
り、図中、送信ケーブル2A、受信ケーブル5A、該送
信ケーブル2Aに接続し、該送信ケーブル2に高周波電
流を送出する送信部1A、該受信ケーブル5Aに接続し
た受信部4Aとを備え、該送信ケーブル2Aから送出さ
れている電磁波を該受信ケーブル5Aにて受信すると共
に、該受信ケーブル5Aにて受信する電磁波の強さの変
化に基づいて対象物の有無を検出する対象物検出装置1
に於いて、該送信部1Aに該送信ケーブル2Aに発生す
る定在波を変化させる手段10Aが設けられている対象
物検出装置が示されている。
【0009】本発明に於ける該定在波変更手段10Aの
具体例としては、例えば互いに異なる周波数を持つ電流
を発生させうる複数個の高周波発信器を並列的に設け、
それぞれの高周波発信器を適宜の切換手段を用いて所定
の周期で切換る事により、該送信ケーブルに発生される
電磁波の波形を変化させる様に構成されたもので有って
も良く、又一つの高周波発信器と該高周波発信器から発
生される単一の高周波電流の移相を変化させる移相手段
を設け、該送信ケーブルに発生される電磁波の波形の移
相をずらせる様に構成されたもので有っても良い。
具体例としては、例えば互いに異なる周波数を持つ電流
を発生させうる複数個の高周波発信器を並列的に設け、
それぞれの高周波発信器を適宜の切換手段を用いて所定
の周期で切換る事により、該送信ケーブルに発生される
電磁波の波形を変化させる様に構成されたもので有って
も良く、又一つの高周波発信器と該高周波発信器から発
生される単一の高周波電流の移相を変化させる移相手段
を設け、該送信ケーブルに発生される電磁波の波形の移
相をずらせる様に構成されたもので有っても良い。
【0010】更には、該送信ケーブルに接続されている
該高周波発信器と該送信ケーブルとの間に、該送信ケー
ブルの全長を変化させる切換手段を介在させ、該切換手
段によって該送信ケーブルの全体の長さを適宜変化させ
る事により、単一の高周波電流を発信させた場合でも、
その長さの相違により、該送信ケーブルに形成される定
在波の形状を変化させる様に構成されたもので有っても
良い。
該高周波発信器と該送信ケーブルとの間に、該送信ケー
ブルの全長を変化させる切換手段を介在させ、該切換手
段によって該送信ケーブルの全体の長さを適宜変化させ
る事により、単一の高周波電流を発信させた場合でも、
その長さの相違により、該送信ケーブルに形成される定
在波の形状を変化させる様に構成されたもので有っても
良い。
【0011】又、本発明に於ける該送信部に於いては該
高周波発信器と該送信ケーブルとの間に適宜増幅手段や
送信手段を設けたもので有っても良い。又、本発明に於
ける受信部に於ける判定手段は、特に限定されるもので
はないが、該受信手段により検出された該受信ケーブル
内を流れる電流の大きさ、強さを適宜の比較手段、例え
ば任意に基準値を設定出来る公知の比較器とか、所定の
しきい値が設定されているトランジスタ等の半導体回路
等により基準レベルと比較して異常状態であるのか、正
常な状態に有るのかを判別しえる構成で有れば如何なる
構成のものでも採用する事が出来る。
高周波発信器と該送信ケーブルとの間に適宜増幅手段や
送信手段を設けたもので有っても良い。又、本発明に於
ける受信部に於ける判定手段は、特に限定されるもので
はないが、該受信手段により検出された該受信ケーブル
内を流れる電流の大きさ、強さを適宜の比較手段、例え
ば任意に基準値を設定出来る公知の比較器とか、所定の
しきい値が設定されているトランジスタ等の半導体回路
等により基準レベルと比較して異常状態であるのか、正
常な状態に有るのかを判別しえる構成で有れば如何なる
構成のものでも採用する事が出来る。
【0012】実施例1 図1を参照して本発明による侵入検出装置に適した対象
物検出装置の第1の実施例を詳細に説明する。図1は、
本発明による侵入検出装置のブロック図である。1Aは
送信ケーブルに高周波電流を送出する高周波送信部、2
Aは漏洩ケーブルにて構成された送信ケーブル、3Aは
送信ケーブルの終端部、4Aは受信ケーブル5Aと接続
し受信ケーブル5Aにて受信した電流を受信する受信
部、5Aは漏洩ケーブルにて構成された受信ケーブル、
6Aは受信ケーブルの終端部である。
物検出装置の第1の実施例を詳細に説明する。図1は、
本発明による侵入検出装置のブロック図である。1Aは
送信ケーブルに高周波電流を送出する高周波送信部、2
Aは漏洩ケーブルにて構成された送信ケーブル、3Aは
送信ケーブルの終端部、4Aは受信ケーブル5Aと接続
し受信ケーブル5Aにて受信した電流を受信する受信
部、5Aは漏洩ケーブルにて構成された受信ケーブル、
6Aは受信ケーブルの終端部である。
【0013】送信部1Aは、互いに異なる周波数の高周
波を発生する高周波発信器111A,112A,113
A,114A、と高周波発信器を切り替え駆動する切替
手段12A、とから構成される定在波変更手段10Aと
から構成されている。上記切替手段12Aで切替え駆動
された高周波発信器11A,112A,113A,11
4Aのいづれかで発振された高周波が高周波を増幅する
増幅手段13A及び、増幅した高周波を送信ケーブル2
Aに送出する送出手段14Aとを介して送信ケーブルに
送り出される。
波を発生する高周波発信器111A,112A,113
A,114A、と高周波発信器を切り替え駆動する切替
手段12A、とから構成される定在波変更手段10Aと
から構成されている。上記切替手段12Aで切替え駆動
された高周波発信器11A,112A,113A,11
4Aのいづれかで発振された高周波が高周波を増幅する
増幅手段13A及び、増幅した高周波を送信ケーブル2
Aに送出する送出手段14Aとを介して送信ケーブルに
送り出される。
【0014】受信部4Aは、受信ケーブル5Aに発生し
た電流値を受信検出する受信手段41A、受信手段41
Aで受信した電流値レベルの変化から侵入者の有無を判
別する判別手段42A、判別手段42Aで、侵入者を判
別したときに、外部に警報信号を送出する警報手段43
Aから構成されている。又送信ケーブル2Aの終端部3
A及び受信ケーブルの終端部6Aは例えば75Ωの抵抗
器から構成されているものある。次に、動作を説明す
る。
た電流値を受信検出する受信手段41A、受信手段41
Aで受信した電流値レベルの変化から侵入者の有無を判
別する判別手段42A、判別手段42Aで、侵入者を判
別したときに、外部に警報信号を送出する警報手段43
Aから構成されている。又送信ケーブル2Aの終端部3
A及び受信ケーブルの終端部6Aは例えば75Ωの抵抗
器から構成されているものある。次に、動作を説明す
る。
【0015】今、高周波発信器111Aは例えば、30
MHz の周波数の高周波を発振する。高周波発信器112
Aは例えば、60MHz の周波数の高周波を発振する。同
様に高周波発信器113Aは90MHz 、高周波発信器1
14Aは120MHz の周波数の高周波を発信するものと
する。切替手段12Aは例えば10ms毎に上記各高周波
発信器を順次駆動する。各高周波発信器から発信した高
周波は増幅手段13Aに入力される。増幅手段13Aは
送信高周波として必要な所定のレベルに増幅する。
MHz の周波数の高周波を発振する。高周波発信器112
Aは例えば、60MHz の周波数の高周波を発振する。同
様に高周波発信器113Aは90MHz 、高周波発信器1
14Aは120MHz の周波数の高周波を発信するものと
する。切替手段12Aは例えば10ms毎に上記各高周波
発信器を順次駆動する。各高周波発信器から発信した高
周波は増幅手段13Aに入力される。増幅手段13Aは
送信高周波として必要な所定のレベルに増幅する。
【0016】つまり、10ms毎に異なった周波数の高周
波が送信ケーブル2Aに送出されることになる。そし
て、送信手段14Aにて該高周波が送信ケーブル2Aに
送出される。送信ケーブル2Aは地中例えば50cmの深
さに埋設されている。送信ケーブル2Aとしては、例え
ば開放同軸ケーブルを使用し、送信ケーブル2Aからは
送出手段14Aから送信された高周波にて電波44が漏
洩放出し送信ケーブル2Aの周囲に電界が形成されるよ
うに構成される。
波が送信ケーブル2Aに送出されることになる。そし
て、送信手段14Aにて該高周波が送信ケーブル2Aに
送出される。送信ケーブル2Aは地中例えば50cmの深
さに埋設されている。送信ケーブル2Aとしては、例え
ば開放同軸ケーブルを使用し、送信ケーブル2Aからは
送出手段14Aから送信された高周波にて電波44が漏
洩放出し送信ケーブル2Aの周囲に電界が形成されるよ
うに構成される。
【0017】送信ケーブル2Aに流れる高周波は切替手
段12Aによって10ms毎に周波数が30MHz ,60MH
z ,90MHz ,120MHz に変化するため、送信ケーブ
ル内に発生する定在波45も変化し、発生する電界につ
いても10ms毎に電界の弱いエリアの位置が変化する。
つまり、送信ケーブル2Aに流れる高周波の周波数が3
0MHz のとき形成される電界の分布と60MHz のときに
形成される電界分布、90MHz のときに形成される電界
の分布及び120MHz のときに形成される電界の分布が
異なることになる。
段12Aによって10ms毎に周波数が30MHz ,60MH
z ,90MHz ,120MHz に変化するため、送信ケーブ
ル内に発生する定在波45も変化し、発生する電界につ
いても10ms毎に電界の弱いエリアの位置が変化する。
つまり、送信ケーブル2Aに流れる高周波の周波数が3
0MHz のとき形成される電界の分布と60MHz のときに
形成される電界分布、90MHz のときに形成される電界
の分布及び120MHz のときに形成される電界の分布が
異なることになる。
【0018】発生した電界の電波44は受信ケーブル5
Aにて受信される。受信ケーブル5Aはそのケーブル全
体で受信した電波44の強さに応じたレベルの電流を発
生する。受信部4Aの受信手段41Aは受信ケーブル5
Aで発生した電流レベルを検出し、その変化を判定手段
42Aに出力する。ここで、例えば対象物の1例である
侵入者が埋設したケーブル上を通過すると、人体が一種
のコンデンサの効果を発生し、受信ケーブル5Aにて受
信する電波が減少することになる。すると、受信手段4
1Aにて検出する電流レベルが減少し、判定手段42A
は電流の変化分が一定のしきい値を越えたときは、警戒
エリアに侵入者が侵入したと判定し、警報手段43Aを
駆動するように出力する。
Aにて受信される。受信ケーブル5Aはそのケーブル全
体で受信した電波44の強さに応じたレベルの電流を発
生する。受信部4Aの受信手段41Aは受信ケーブル5
Aで発生した電流レベルを検出し、その変化を判定手段
42Aに出力する。ここで、例えば対象物の1例である
侵入者が埋設したケーブル上を通過すると、人体が一種
のコンデンサの効果を発生し、受信ケーブル5Aにて受
信する電波が減少することになる。すると、受信手段4
1Aにて検出する電流レベルが減少し、判定手段42A
は電流の変化分が一定のしきい値を越えたときは、警戒
エリアに侵入者が侵入したと判定し、警報手段43Aを
駆動するように出力する。
【0019】警報手段43Aは判定手段42Aから判定
信号の入力があると、図示しない外部に異常信号を送信
したり、警報ブザーを鳴動したり、ランプを点灯して侵
入異常を報知する。ここで、侵入者がたとえ瞬間的に3
0MHz の不感知エリアを通過しようとした場合であって
も次の瞬間には60MHz の電界分布に変わり、不感知エ
リアではなくなる為に受信ケーブル5Aにて受信する電
波のレベルに変化を生じ、侵入者を検出することができ
る。
信号の入力があると、図示しない外部に異常信号を送信
したり、警報ブザーを鳴動したり、ランプを点灯して侵
入異常を報知する。ここで、侵入者がたとえ瞬間的に3
0MHz の不感知エリアを通過しようとした場合であって
も次の瞬間には60MHz の電界分布に変わり、不感知エ
リアではなくなる為に受信ケーブル5Aにて受信する電
波のレベルに変化を生じ、侵入者を検出することができ
る。
【0020】実施例2 図2を参照して本発明による侵入者検出装置の第2の実
施例を詳細に説明する。図2は、本発明による侵入検出
装置のブロック図である。1Bは送信ケーブルに高周波
電流を送出する高周波送信部、2Bは開放同軸ケーブル
にて構成された送信ケーブル、3Bは送信ケーブル2B
の終端部、4Bは受信ケーブル5Bと接続し受信ケーブ
ル5Bにて受信した電流を受信する受信部、5Bは開放
同軸ケーブルにて構成された受信ケーブル、6Bは受信
ケーブルの終端部である。
施例を詳細に説明する。図2は、本発明による侵入検出
装置のブロック図である。1Bは送信ケーブルに高周波
電流を送出する高周波送信部、2Bは開放同軸ケーブル
にて構成された送信ケーブル、3Bは送信ケーブル2B
の終端部、4Bは受信ケーブル5Bと接続し受信ケーブ
ル5Bにて受信した電流を受信する受信部、5Bは開放
同軸ケーブルにて構成された受信ケーブル、6Bは受信
ケーブルの終端部である。
【0021】送信部1Bは、一定の周波数の高周波を発
生する高周波発信器11B、上記高周波発信器11Bで
発生した高周波を増幅する増幅手段12B、増幅した高
周波の位相を4分の一波長移相する移相手段13B、移
相手段13Bの移送切替え動作を制御する切替手段14
B、及び高周波を送信ケーブル2Bに送出する送出手段
15B、から構成されている。尚、本実施例では該高周
波発生器11B、増幅手段12B、移相手段13B及び
切り換え手段14Bとで定在波変更手段10Aを構成し
ている。
生する高周波発信器11B、上記高周波発信器11Bで
発生した高周波を増幅する増幅手段12B、増幅した高
周波の位相を4分の一波長移相する移相手段13B、移
相手段13Bの移送切替え動作を制御する切替手段14
B、及び高周波を送信ケーブル2Bに送出する送出手段
15B、から構成されている。尚、本実施例では該高周
波発生器11B、増幅手段12B、移相手段13B及び
切り換え手段14Bとで定在波変更手段10Aを構成し
ている。
【0022】受信部4Bは、受信ケーブル5Bに発生し
た電流値を受信検出する受信手段41B、受信手段41
Bで受信した電流値レベルの変化から侵入者の有無を判
別する判別手段42B、判別手段42Bで、侵入者を判
別したときに、外部に警報信号を送出する警報手段43
Bから構成されている。次に、動作を説明する。
た電流値を受信検出する受信手段41B、受信手段41
Bで受信した電流値レベルの変化から侵入者の有無を判
別する判別手段42B、判別手段42Bで、侵入者を判
別したときに、外部に警報信号を送出する警報手段43
Bから構成されている。次に、動作を説明する。
【0023】高周波発信器11Bは例えば、30MHz の
周波数の高周波を発信する。発信した高周波は増幅手段
12Bに入力される。増幅手段12Bは送信高周波とし
て必要な所定のレベルに高周波を増幅する。増幅された
高周波は切替手段14Bの制御によって移相手段13B
にて例えば10ms毎に4分の1波長移相される。
周波数の高周波を発信する。発信した高周波は増幅手段
12Bに入力される。増幅手段12Bは送信高周波とし
て必要な所定のレベルに高周波を増幅する。増幅された
高周波は切替手段14Bの制御によって移相手段13B
にて例えば10ms毎に4分の1波長移相される。
【0024】そして、送信手段15Bにて該高周波が送
信ケーブル2Bに送出される。送信ケーブル2Bは例え
ば地下50cmの深さに埋設されている。送信ケーブル2
Bとしては、開放同軸ケーブルを使用し、送信手段15
Bから送信された高周波電流にて電波44が漏洩し送信
ケーブル2Bの周囲に電界が形成される。
信ケーブル2Bに送出される。送信ケーブル2Bは例え
ば地下50cmの深さに埋設されている。送信ケーブル2
Bとしては、開放同軸ケーブルを使用し、送信手段15
Bから送信された高周波電流にて電波44が漏洩し送信
ケーブル2Bの周囲に電界が形成される。
【0025】ここで、送信ケーブル2Bの高周波電流の
位相が例えば10ms毎に4分の一波長分変化するので、
送信ケーブル2Bに発生する定在波45のパターンも1
0ms毎に変化する。従って、送信ケーブル2Bの周囲に
形成される電界分布についても10ms毎に電界の弱いエ
リアの位置が変化する。送信ケーブル2Bにて発生した
電界の電波は受信ケーブル5Bにて受信される。受信ケ
ーブル5Bはそのケーブル全体で受信した電波の強さに
応じたレベルの電流を発生する。受信部4Bの受信手段
41Bは受信ケーブル5Bで発生した電流レベルを検出
し、その変化を判定手段42Bに出力する。
位相が例えば10ms毎に4分の一波長分変化するので、
送信ケーブル2Bに発生する定在波45のパターンも1
0ms毎に変化する。従って、送信ケーブル2Bの周囲に
形成される電界分布についても10ms毎に電界の弱いエ
リアの位置が変化する。送信ケーブル2Bにて発生した
電界の電波は受信ケーブル5Bにて受信される。受信ケ
ーブル5Bはそのケーブル全体で受信した電波の強さに
応じたレベルの電流を発生する。受信部4Bの受信手段
41Bは受信ケーブル5Bで発生した電流レベルを検出
し、その変化を判定手段42Bに出力する。
【0026】ここで、侵入者が埋設したケーブル上を通
過すると、人体が一種のコンデンサの効果を発生し、受
信ケーブル5Bにて受信する電波が減少することにな
る。すると、受信手段41Bにて検出する電流レベルが
減少し、判定手段42Bは電流の変化分が一定のしきい
値を越えたときは、警戒エリアに侵入者が侵入したと判
定し、警報手段43Bに判定信号を出力する。
過すると、人体が一種のコンデンサの効果を発生し、受
信ケーブル5Bにて受信する電波が減少することにな
る。すると、受信手段41Bにて検出する電流レベルが
減少し、判定手段42Bは電流の変化分が一定のしきい
値を越えたときは、警戒エリアに侵入者が侵入したと判
定し、警報手段43Bに判定信号を出力する。
【0027】警報手段43Bは判定手段42Bから入力
があると、図示しない外部に異常信号を送信したり、警
報ブザーを鳴動したり、ランプを点灯して侵入異常を報
知する。 実施例3 図3を参照して本発明による侵入者検出装置の第3の実
施例を詳細に説明する。
があると、図示しない外部に異常信号を送信したり、警
報ブザーを鳴動したり、ランプを点灯して侵入異常を報
知する。 実施例3 図3を参照して本発明による侵入者検出装置の第3の実
施例を詳細に説明する。
【0028】図3は、本発明による侵入検出装置のブロ
ック図である。1Cは送信ケーブルに高周波電流を送出
する送信部、2Cは開放同軸ケーブルにて構成された送
信ケーブル、3Cは送信ケーブルの終端部、4Cは受信
ケーブル5Cと接続し受信ケーブル5Cにて受信した電
流を受信する受信部、5Cは漏洩ケーブルにて構成され
た受信ケーブル、6Cは受信ケーブルの終端部である。
ック図である。1Cは送信ケーブルに高周波電流を送出
する送信部、2Cは開放同軸ケーブルにて構成された送
信ケーブル、3Cは送信ケーブルの終端部、4Cは受信
ケーブル5Cと接続し受信ケーブル5Cにて受信した電
流を受信する受信部、5Cは漏洩ケーブルにて構成され
た受信ケーブル、6Cは受信ケーブルの終端部である。
【0029】本実施例においては高周波発信器11C、
増幅手段12C、送信手段13C、及び切替手段14C
により定在波変更手段10Aを構成している。送信部1
Cは、一定の周波数の高周波を発生する高周波発信器1
1C、上記高周波発信器11Cで発生した高周波を増幅
する増幅手段12C及び、増幅した高周波を送信ケーブ
ル2Cに送出する送信手段13C、送信ケーブル2Cの
全長を切り替えする切替手段14C、切替手段14Cの
制御にて送信ケーブル2Cとの接続が切り替わる接点1
5C,16Cから構成されている。
増幅手段12C、送信手段13C、及び切替手段14C
により定在波変更手段10Aを構成している。送信部1
Cは、一定の周波数の高周波を発生する高周波発信器1
1C、上記高周波発信器11Cで発生した高周波を増幅
する増幅手段12C及び、増幅した高周波を送信ケーブ
ル2Cに送出する送信手段13C、送信ケーブル2Cの
全長を切り替えする切替手段14C、切替手段14Cの
制御にて送信ケーブル2Cとの接続が切り替わる接点1
5C,16Cから構成されている。
【0030】受信部4Cは、受信ケーブル5Cに発生し
た電流値を受信検出する受信手段41C、受信手段41
Cで受信した電流値レベルの変化から侵入者の有無を判
別する判別手段42C、判別手段42Cで、侵入者を判
別したときに、外部に警報信号を送出する警報手段43
Cから構成されている。尚本実施例において送信ケーブ
ルの長さの切り替部は2つ以上の複数個形成するもので
あっても良い。
た電流値を受信検出する受信手段41C、受信手段41
Cで受信した電流値レベルの変化から侵入者の有無を判
別する判別手段42C、判別手段42Cで、侵入者を判
別したときに、外部に警報信号を送出する警報手段43
Cから構成されている。尚本実施例において送信ケーブ
ルの長さの切り替部は2つ以上の複数個形成するもので
あっても良い。
【0031】次に、動作を説明する。高周波発信器11
Cは例えば、30MHz の周波数の高周波を発信する。発
信した高周波は増幅手段12Cに入力される。増幅手段
12Cは高周波を送信高周波として必要な所定のレベル
に増幅する。そして、送信手段13Cにて切替手段14
Cを介して該高周波が発信ケーブル2Cに送出される。
Cは例えば、30MHz の周波数の高周波を発信する。発
信した高周波は増幅手段12Cに入力される。増幅手段
12Cは高周波を送信高周波として必要な所定のレベル
に増幅する。そして、送信手段13Cにて切替手段14
Cを介して該高周波が発信ケーブル2Cに送出される。
【0032】切替手段14Cは、例えば、最初接点15
Cから高周波電流を送信し、10ms後には接点15Cか
ら送信する高周波の4分の1波長隔離した接点16Cか
ら高周波電流を送信するように切り替える。そして、そ
の10ms後には再度接点15Cから高周波電流を送信す
る。以後同様に10ms毎に接点15Cと16Cを切り替
える。
Cから高周波電流を送信し、10ms後には接点15Cか
ら送信する高周波の4分の1波長隔離した接点16Cか
ら高周波電流を送信するように切り替える。そして、そ
の10ms後には再度接点15Cから高周波電流を送信す
る。以後同様に10ms毎に接点15Cと16Cを切り替
える。
【0033】つまり、高周波電流が送信されているケー
ブルの全長は、10ms毎に4分の1波長分変化すること
になる。従って、送信ケーブル2C内に発生する定在波
45が10ms毎に変化することになる。送信ケーブル2
Cは地中例えば50cmの深さに埋設されている。
ブルの全長は、10ms毎に4分の1波長分変化すること
になる。従って、送信ケーブル2C内に発生する定在波
45が10ms毎に変化することになる。送信ケーブル2
Cは地中例えば50cmの深さに埋設されている。
【0034】送信ケーブル2Cとしては、開放同軸ケー
ブルを使用し、送信ケーブル2Cからは高周波電流にて
電波が漏洩放出し送信ケーブル2Cの周囲に電界が形成
される。ここで、送信ケーブル2Cの全長が例えば10
ms毎に4分の一波長分変化するので、送信ケーブル2C
に発生する定在波のパターンも10ms毎に変化する。従
って、送信ケーブル2Cの周囲に形成される電界につい
ても10ms毎に電界の弱いエリアの位置が変化する。
ブルを使用し、送信ケーブル2Cからは高周波電流にて
電波が漏洩放出し送信ケーブル2Cの周囲に電界が形成
される。ここで、送信ケーブル2Cの全長が例えば10
ms毎に4分の一波長分変化するので、送信ケーブル2C
に発生する定在波のパターンも10ms毎に変化する。従
って、送信ケーブル2Cの周囲に形成される電界につい
ても10ms毎に電界の弱いエリアの位置が変化する。
【0035】送信ケーブル2Cにて発生した電界の電波
は受信ケーブル5Cにて受信される。受信ケーブル5C
はそのケーブル全体で受信した電波の強さに応じたレベ
ルの電流を発生する。受信手段41Cは受信ケーブル5
Cで発生した電流のレベルを検出し、その変化を判定手
段42Cに出力する。
は受信ケーブル5Cにて受信される。受信ケーブル5C
はそのケーブル全体で受信した電波の強さに応じたレベ
ルの電流を発生する。受信手段41Cは受信ケーブル5
Cで発生した電流のレベルを検出し、その変化を判定手
段42Cに出力する。
【0036】ここで、侵入者が埋設したケーブル上を通
過すると、人体が一種のコンデンサの効果を発生し、受
信ケーブル5Cにて受信する電波が減少することにな
る。すると、受信部4Cにて検出する電流レベルが減少
し、判定手段41Cは電流の変化分が一定のしきい値を
越えたときは、警戒エリアに侵入者が侵入したと判定
し、警報手段43Cに出力する。
過すると、人体が一種のコンデンサの効果を発生し、受
信ケーブル5Cにて受信する電波が減少することにな
る。すると、受信部4Cにて検出する電流レベルが減少
し、判定手段41Cは電流の変化分が一定のしきい値を
越えたときは、警戒エリアに侵入者が侵入したと判定
し、警報手段43Cに出力する。
【0037】警報手段43Cは判定手段42Cから入力
があると、外部に異常信号を送信したり、警報ブザーを
鳴動したり、ランプを点灯して報知する。本実施例にお
いては定在数を変化させる手段として、高周波電流の周
波数を切換える場合、高周波電流の位相を切り換える場
合や、送信ケーブルの全長を切り換える場合について説
明したが、他の方法であっても定在数を変化させること
ができれば良い事は言うまでもない。
があると、外部に異常信号を送信したり、警報ブザーを
鳴動したり、ランプを点灯して報知する。本実施例にお
いては定在数を変化させる手段として、高周波電流の周
波数を切換える場合、高周波電流の位相を切り換える場
合や、送信ケーブルの全長を切り換える場合について説
明したが、他の方法であっても定在数を変化させること
ができれば良い事は言うまでもない。
【0038】又、送信ケーブル及び受信ケーブルを地中
に埋設したが、地上または床面に敷設、フェンス上に架
設、壁面に埋設、空中に架空、天井に敷設等にて構成し
ても同様の効果が得られることは言うまでもない。尚、
本実施例においては送信ケーブル及び受信ケーブルとし
て漏洩ケーブルとして説明したが、漏洩ケーブルとは例
えば、漏洩同軸ケーブル、開放同軸ケーブル、あるいは
OAケーブル等のケーブルの周囲に電磁波を放出するも
のであればよい。
に埋設したが、地上または床面に敷設、フェンス上に架
設、壁面に埋設、空中に架空、天井に敷設等にて構成し
ても同様の効果が得られることは言うまでもない。尚、
本実施例においては送信ケーブル及び受信ケーブルとし
て漏洩ケーブルとして説明したが、漏洩ケーブルとは例
えば、漏洩同軸ケーブル、開放同軸ケーブル、あるいは
OAケーブル等のケーブルの周囲に電磁波を放出するも
のであればよい。
【0039】
【発明の効果】本発明による対象物検出装置で開放同軸
ケーブルを使用しても、発生する電界の分布が短時間で
変化するので不感知エリアの無い信頼度の高い侵入者検
出装置を含む対象物の存在有無或は移動の有無を検出す
る装置を提供することができる。
ケーブルを使用しても、発生する電界の分布が短時間で
変化するので不感知エリアの無い信頼度の高い侵入者検
出装置を含む対象物の存在有無或は移動の有無を検出す
る装置を提供することができる。
【図1】図1は、本発明に係る対象物検出装置の一具体
例の構成を示す概略図である。
例の構成を示す概略図である。
【図2】図2は、本発明に係る対象物検出装置の他の具
体例の構成を示す概略図である。
体例の構成を示す概略図である。
【図3】図3は、本発明に係る対象物検出装置の別の具
体例の構成を示す概略図である。
体例の構成を示す概略図である。
【図4】図4は、従来に於ける対象物検出装置の一例を
示す図である。
示す図である。
1…対象物検出装置、侵入検出装置 1A、1B、1C…送信部 2A、2B、2C、40…送信ケーブル 3A、3B、3C…送信ケーブル終端部 4A、4B、4C…受信部 5A、5B、5C、50…受信ケーブル 10A…定在波変更手段 44…電磁波 45…定在波
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 3/12 G01S 11/02 G08B 13/22
Claims (4)
- 【請求項1】 送信ケーブル、受信ケーブル、該送信ケ
ーブルに接続し該送信ケーブルに高周波電流を送出する
送信部、該受信ケーブルに接続した受信部とを備え、該
送信ケーブルから送出されている電磁波を該受信ケーブ
ルにて受信すると共に、該受信ケーブルにて受信する電
磁波の強さの変化に基づいて対象物の有無を検出する対
象物検出装置において、該送信部には該送信ケーブルに
発生する定在波を変化させる手段が設けられていること
を特徴とする対象物検出装置。 - 【請求項2】 該送信部は、複数の独立した高周波発信
器を備え、該送信ケーブルに送信する高周波の周波数を
該発信器を切り替えて送出することにより定在波を変化
させるものであることを特徴とする請求項1記載の対象
物検出装置。 - 【請求項3】 該送信部は移相手段を備え、送信ケーブ
ルに送出する高周波電流の位相を切り替えて送出するこ
とにより定在波を変化させるものであることを特徴とす
る請求項1記載の対象物検出装置。 - 【請求項4】 該送信部は、送信ケーブル長切替手段を
備え、送信ケーブルの全長を切替えて高周波電流を送出
することにより定在波を変化させるものであることを特
徴とする請求項1記載の対象物検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30467091A JP3110112B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 対象物検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30467091A JP3110112B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 対象物検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06222153A JPH06222153A (ja) | 1994-08-12 |
JP3110112B2 true JP3110112B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=17935814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30467091A Expired - Fee Related JP3110112B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 対象物検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3110112B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8878718B2 (en) | 2010-02-18 | 2014-11-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Intruding object discrimination apparatus for discriminating intruding object based on multiple-dimensional feature |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4583467B2 (ja) | 2008-04-08 | 2010-11-17 | 三菱電機株式会社 | 侵入検知システム |
JP5554029B2 (ja) * | 2009-07-29 | 2014-07-23 | 三菱電機株式会社 | 侵入検知装置 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP30467091A patent/JP3110112B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8878718B2 (en) | 2010-02-18 | 2014-11-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Intruding object discrimination apparatus for discriminating intruding object based on multiple-dimensional feature |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06222153A (ja) | 1994-08-12 |
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