JPH0716058U - 車両用自動変速装置 - Google Patents

車両用自動変速装置

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JPH0716058U
JPH0716058U JP4675593U JP4675593U JPH0716058U JP H0716058 U JPH0716058 U JP H0716058U JP 4675593 U JP4675593 U JP 4675593U JP 4675593 U JP4675593 U JP 4675593U JP H0716058 U JPH0716058 U JP H0716058U
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JP
Japan
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microcomputer
speed
shift
reset
vehicle
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Pending
Application number
JP4675593U
Other languages
English (en)
Inventor
秀明 恩田
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
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Publication of JPH0716058U publication Critical patent/JPH0716058U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リセット信号の停止後ギヤ位置を3速に制御
するとともに、一定時間は変速判断を禁止することによ
り、マイクロコンピュータの暴走時においても、急激な
ギヤチェンジを防止可能にする。 【構成】 正常時にはウオッチドッグパルスを出力する
とともに、変速機制御用の変速機制御ユニット4に変速
制御信号を入力するマイクロコンピュータ1を設け、暴
走検知回路3に、上記ウオッチドッグパルスを監視させ
て、上記マイクロコンピュータ1の異常発生検知時に該
マイクロコンピュータ1にリセットをかけるとともに、
上記変速機制御ユニット4による変速制御位置を3速と
し、上記リセット後の一定時間は、上記マイクロコンピ
ュータ1による変速判断を禁止させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動変速制御用のマイクロコンピュータの暴走による車両の異常 走行を回避するのに利用する車両用自動変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は従来の車両用自動変速装置を示すブロック図であり、図において、1は 正常動作中ウオッチドッグパルス2を暴走検知回路3へ出力するマイクロコンピ ュータ、4はマイクロコンピュータの制御下で、図示しない変速機構を制御する 変速機制御ユニット、5は暴走検知回路3からマイクロコンピュータ1へ送出さ れるリセットパルスである。
【0003】 次に動作について説明する。マイクロコンピュータ1は正常動作中においては 、ウオッチドッグパルス2を常時安定に暴走検知回路3へ送出する。しかし、マ イクロコンピュータ1に異常が生じ、暴走などによって上記ウオッチドッグパル ス2が途切れると、暴走検知回路3はこれを検知して、リセットパルス5をマイ クロコンピュータ1へ送出する。
【0004】 このため、マイクロコンピュータ1はそのリセットパルス5を受けて、プログ ラムの最初から実行を再開し、変速機制御ユニット4を制御開始させる。
【0005】 また、この場合において、図3に示すように、マイクロコンピュータ1がリセ ットされて、再び初期設定される場合には(ステップST11)、上記リセット により変速機が3速に制御された後、リセット信号5の停止後に、プログラムが 最初から実行されるため、変速機が1速に切り替わり(ステップST12)、こ の後、所定の変速制御およびその他の走行制御等が繰り返し実施される(ステッ プST13,ステップST14)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、車両が4速の高速で走行している場合に、マイクロコンピュー タ1が暴走し、上記のように暴走検知回路3がリセット信号を出力した場合には 、変速機が上記4速から3速に替わった後、直ちに1速に急激に変化し、このた め車両の走行が不安定になったり、後続車による衝突を招くなどの重大な問題点 があった。
【0007】 この考案はこのような従来の問題点に着目してなされたものであり、リセット 信号の停止後ギヤ位置を3速に制御するとともに、一定時間は変速判断を禁止す ることにより、マイクロコンピュータの暴走時においても、急激なギヤチェンジ を防止できる車両用自動変速装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る車両用自動変速装置は、正常時にはウオッチドッグパルスを出 力するとともに、変速機制御用の変速機制御ユニットに変速制御信号を入力する マイクロコンピュータを設け、暴走検知回路に、上記ウオッチドッグパルスを監 視させて、上記マイクロコンピュータの異常発生検知時に該マイクロコンピュー タにリセットをかけるとともに、上記変速機制御ユニットによる変速制御位置を 3速とし、上記リセット後の一定時間上記マイクロコンピュータによる変速判断 を禁止させるようにしたものである。
【0009】
【作用】
この考案における車両用自動変速装置は、車両の走行中に、マイクロコンピュ ータの暴走等によりリセット信号が入力された際に、変速機を3速に変速制御保 持させて、一定時間経過した後所期の変速制御を実行可能にし、以って車速の急 変による車両状態の安定化,操安性の保持並びに追突事故の発生回避を行うほか 、エンジンの過大回転を防止する。
【0010】
【実施例】 実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1はこの考案の車両用自 動変速装置を示すブロック図であり、基本的に従来と同一構成をとるものの、マ イクロコンピュータ1はリセット信号を受けると、変速制御を3速とし、かつ上 記リセット信号の停止後の所定時間変速判断を禁止する点が従来と異なる。
【0011】 次に動作について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。まず、ギ ヤ位置が4速で、つまり変速が4速の状態で車両が走行している場合において、 マイクロコンピュータ1の故障によって上記ウオッチドッグパルスが途切れると 、暴走検知回路3はリセット信号をこのマイクロコンピュータ1へ入力する。
【0012】 このため、マイクロコンピュータ1はそのリセット信号の入力によって、変速 機制御ユニット4により変速状態を3速にするとともに、プログラムをスタート (最初)から実行させ、初期設定を行う(ステップST1)。
【0013】 この初期設定では、ポートの設定,ラムクリア,初期値の設定などを行い、上 記リセット信号によるリセット期間中と同じく、ギヤ位置は3速に設定されたま まとする(ステップST2)。
【0014】 次に、従来のように変速判断を行って、ギヤ位置が3速から直ちに1速に急激 に変化しないようにするため、車速の計測値が確定するまでの一定時間(例えば 300ms)変速判断を禁止し、上記の3速を制御保持する(ステップST3) 。
【0015】 そして、その一定時間経過後、例えば4速への変速制御を行うようにし(ステ ップST4)、この変速制御に続いて、その他の、例えば自動的に車速制御,加 減速制御などを繰り返し実施可能にする(ステップST5)。
【0016】
【考案の効果】 以上のように、この考案によれば、正常時にはウオッチドッグパルスを出力す るとともに、変速機制御用の変速機制御ユニットに変速制御信号を入力するマイ クロコンピュータを設け、暴走検知回路に、上記ウオッチドッグパルスを監視さ せて、上記マイクロコンピュータの異常発生検知時に該マイクロコンピュータに リセットをかけるとともに、上記変速機制御ユニットによる変速制御位置を3速 とし、上記リセット後の一定時間上記マイクロコンピュータによる変速判断を禁 止させるように構成したので、リセット信号の停止後ギヤ位置を3速に制御する とともに、一定時間は変速制御動作を禁止することにより、マイクロコンピュー タの暴走時においても、急激なギヤチェンジを防止でき、車両の走行安定性を確 保できるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案および従来の車両用自動変速装置を示
すブロック図である。
【図2】この考案による車両用自動変速装置の変速手順
を示すフローチャートである。
【図3】従来の車両用自動変速装置の変速手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 3 暴走検知回路 4 変速機制御ユニット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正常時にはウオッチドッグパルスを出力
    するとともに、変速機制御用の変速機制御ユニットに変
    速制御信号を入力するマイクロコンピュータと、上記ウ
    オッチドッグパルスを監視し、上記マイクロコンピュー
    タの異常発生検知時に該マイクロコンピュータにリセッ
    トをかけて、上記変速機制御ユニットによる変速制御位
    置を3速とし、上記リセット後の一定時間上記マイクロ
    コンピュータによる変速判断を禁止させる暴走検知回路
    とを備えた車両用自動変速装置。
JP4675593U 1993-08-27 1993-08-27 車両用自動変速装置 Pending JPH0716058U (ja)

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JPH0716058U true JPH0716058U (ja) 1995-03-17

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ID=12756150

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014020483A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Denso Corp 自動変速機の制御装置
WO2014112049A1 (ja) * 2013-01-16 2014-07-24 トヨタ自動車株式会社 車両の制御システム
KR20140125621A (ko) * 2013-04-19 2014-10-29 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 파워제어시스템에서 변속제어유닛의 모니터링 방법 및 장치

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