JPH0715987Y2 - 両開き扉におけるオートヒンジ - Google Patents

両開き扉におけるオートヒンジ

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JPH0715987Y2
JPH0715987Y2 JP8517392U JP8517392U JPH0715987Y2 JP H0715987 Y2 JPH0715987 Y2 JP H0715987Y2 JP 8517392 U JP8517392 U JP 8517392U JP 8517392 U JP8517392 U JP 8517392U JP H0715987 Y2 JPH0715987 Y2 JP H0715987Y2
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JP
Japan
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fitting
hole
hinge
pivot
auto
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JP8517392U
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JPH0645046U (ja
Inventor
平 小林
Original Assignee
フラット金属株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、両開き形式を用いた家
具等の扉の召し合せ部の間隙を閉塞する目地隠し部材を
取付けるオートヒンジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、扉の召し合せ部の間隙を閉塞する
目地隠し部材は、左右何れの扉からも開閉できるように
一方の扉の自由端にオートヒンジによって回動可能に取
付けられている。
【0003】即ち、図4に示すように、オートヒンジ
のベース11は一方の扉21の自由端の内側に取付けら
れ、オートヒンジ本体12は該ベース11に枢支ピンに
よって回動自在に枢着され、該枢支ピンに取付けたコイ
ルバネ(図示せず)によって開放方向に付勢されるよう
に為され、該オートヒンジ本体12に目地隠し部材3が
取付けられている。
【0004】そして、扉21,22を閉じたときには目
地隠し部材3は家具本体4の開口端に取付けられたドア
キャッチ5に当接し、コイルバネの付勢力に抗して扉2
1,22と略並行になり扉21と22との間の召し合せ
部の間隙6を閉塞するように為され、該目地隠し部材3
を取付けた一方の扉21を開けるときには、目地隠し部
材3はコイルバネの付勢力によって開放方向に回動し、
他方の扉22に当ることがなく扉21を開けることが出
来るように為されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】然しながら、従来のオ
ートヒンジは、図5に示すように、オートヒンジ本体
12をベース11に形成した他方の軸受部72に先端を
圧入した枢支ピン8によって枢着するように為されてい
るため、その組立てが困難であるという問題がある。
【0006】即ち、組立てに際し、オートヒンジ本体1
2に形成した一対の枢支軸を軸受部71,72間に位置
させ、更に一対の枢支軸の間にコイルバネを介在させて
一方の軸受部71側から枢支ピン8を挿入させ、その先
端を一方の枢支軸、コイルバネ、他方の枢支軸を通して
他方の軸受部72に圧入するという作業を要する。
【0007】従って、枢支軸のピン孔及びコイルバネの
枢支ピン貫通部を治具等を使用して軸受部71,72の
ピン孔と一致させなければならないのであるが、コイル
バネには弾性力があるため、その作業が困難で熟練を要
するという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、前記従
来の問題に鑑みて為されたものであって、組立てが容易
にできるオートヒンジを提供することを目的とし、オー
トヒンジ本体を扉の自由端に取付けるベースに形成した
一対の軸受部の一方にオートヒンジ本体に形成した枢支
軸を回動自在に嵌挿する嵌合孔を穿設し、他方の軸受部
内側に枢支軸を回動自在に嵌合する嵌合溝を形成し、か
つ該軸受部に前記嵌合孔と孔芯が一致する枢支ピン挿入
孔を穿設すると共に、オートヒンジ本体の一対の枢支軸
の一方に前記嵌合孔に嵌挿する嵌挿部を延設し、他方の
枢支軸に前記嵌合溝に嵌合する嵌合部を形成したことを
特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本考案を図示せる実施例に従って説明
する。50は両開き扉の召し合せ部の間隙を閉塞する目
地隠し部材を取付けるオートヒンジであって、オートヒ
ンジ本体51と該オートヒンジ本体51を扉に回動可能
に取付けるベース52とから構成されている。
【0010】オートヒンジ本体51の基端両側に対を為
す枢支軸53,54が形成され、一方の枢支軸53には
オートヒンジ本体51より突出する嵌挿部531が一体
に延設され、他方の枢支軸54にはオートヒンジ本体
より突出する前記嵌挿部531より短い嵌合部541
が一体に延設されている。532は枢支軸53に穿設さ
れたピン孔、542は枢支軸54に穿設されたピン孔で
ある。
【0011】ベース52の表面には前記オートヒンジ本
51を枢着する為の一対の軸受部55,56が形成さ
れ、一方の軸受部55には前記オートヒンジ本体51
形成した嵌挿部531を嵌挿する嵌合孔551が穿設さ
れ、他方の軸受部56には前記オートヒンジ本体51
形成した嵌合部541を嵌合する嵌合溝561が穿設さ
れている。
【0012】嵌合溝561はその底部を半円状にしたU
字溝とし、その半円弧状の中心は嵌合孔551の孔芯と
一致するように為されている。
【0013】又軸受部56には前記嵌合孔551と孔芯
が一致する枢支ピン挿入孔57が穿設されていると共
に、該軸受部56の外側から枢支ピン挿入孔57に達す
るスリット58が形成されている。枢支ピン挿入孔57
の孔径は枢支ピン59の径より若干小さく形成されてい
る。図中、符号60はコイルバネである。
【0014】次に、前記オートヒンジ50の組付け方法
について説明する。先ず、ベース52の嵌合孔551に
オートヒンジ本体51の嵌挿部531を嵌挿すると共
に、嵌合部541を嵌合溝561に嵌合する。この時嵌
合孔551の孔芯と嵌合溝561の底部の半円弧状の中
心と枢支ピン挿入孔57の孔芯とが一致するように為さ
れているため、枢支ピン挿入孔57の孔芯と枢支軸5
3,54のピン孔532,542の孔芯とが一致する。
【0015】次に、ドライバー等の治具を前記スリット
58に差込み、該スリット58と共に枢支ピン挿入孔5
7を広げる。そして、枢支ピン59を枢支ピン挿入孔5
7より挿入し、その先端が枢支軸53,54の中間に来
たときにコイルバネ60を該枢支ピン59に嵌合させ、
更にその先端を枢支軸53のピン孔532挿入した後、
治具を外す。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、オー
トヒンジ本体を扉の自由端に取付けるベースに形成した
一対の軸受部の一方にオートヒンジ本体に形成した枢支
軸を回動自在に嵌挿する嵌合孔を穿設し、他方の軸受部
内側に枢支軸を回動自在に嵌合する嵌合溝を形成し、か
つ該軸受部に前記嵌合孔と孔芯が一致する枢支ピン挿入
孔を穿設すると共に、オートヒンジ本体の一対の枢支軸
の一方に前記嵌合孔に嵌挿する嵌挿部を延設し、他方の
枢支軸に前記嵌合溝に嵌合する嵌合部を形成し、オート
ヒンジ本体をベースに取付けたとき、その枢支軸のピン
孔の孔芯と枢支ピン挿入孔の孔芯とが一致するようにし
たので枢支ピンを極めて容易に挿入することができる。
【0017】又、本考案によれば、枢支ピン挿入孔の孔
径を枢支ピンの径より若干小さく形成すると共に、軸受
部の外側から枢支ピン挿入孔に達するスリットを形成し
たので、枢支ピン挿入時にはドライバー等の治具を用い
て枢支ピン挿入孔を広げることによりスムースに挿入す
ることができ、挿入後は治具を外すことにより、枢支ピ
ン挿入孔径が元に戻り、枢支ピンを締付けるため、確実
に固定され抜けることがない。従って、従来のように枢
支ピンを圧入させたり、カシメたりする必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるオ−トヒンジを示す要部縦断面
図。
【図2】同上の正面図。
【図3】同上の斜視図。
【図4】オートヒンジの作用状態を示す平面図。
【図5】従来のオートヒンジを示す斜視図。
【符号の説明】50 オートヒンジ51 オートヒンジ本体52 ベース 53 枢支軸 531 嵌挿部 54 枢支軸 541 嵌合部 55 嵌合部 551 嵌合孔 56 軸受部 561 嵌合溝 57 枢支ピン挿入孔 58 スリット 59 枢支ピン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両開き形式を用いた家具等の扉の召し合
    せ部の間隙を閉塞する目地隠し部材を取付けるオートヒ
    ンジにおいて、該オートヒンジ本体を扉の自由端に取付
    けるベースに形成した一対の軸受部の一方にオートヒン
    ジ本体に形成した枢支軸を回動自在に嵌挿する嵌合孔を
    穿設し、他方の軸受部内側に枢支軸を回動自在に嵌合す
    る嵌合溝を形成し、かつ該軸受部に前記嵌合孔と孔芯が
    一致する枢支ピン挿入孔を穿設すると共に、オートヒン
    ジ本体の一対の枢支軸の一方に前記嵌合孔に嵌挿する嵌
    挿部を延設し、他方の枢支軸に前記嵌合溝に嵌合する嵌
    合部を形成したことを特徴とする両開き扉におけるオー
    トヒンジ。
  2. 【請求項2】 嵌合溝をその底部を半円状としたU字溝
    とし、その半円弧状の中心を嵌合孔の孔芯と一致するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の両開き扉に
    おけるオートヒンジ。
  3. 【請求項3】 枢支ピン挿入孔の孔径を枢支ピン59の
    径より若干小さく形成すると共に、軸受部の外側から枢
    支ピン挿入孔に達するスリットを形成したことを特徴と
    する請求項1に記載の両開き扉におけるオートヒンジ。
JP8517392U 1992-11-17 1992-11-17 両開き扉におけるオートヒンジ Expired - Lifetime JPH0715987Y2 (ja)

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JPH0645046U JPH0645046U (ja) 1994-06-14
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