JP3035510B2 - 連結部の構造 - Google Patents

連結部の構造

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JP3035510B2
JP3035510B2 JP9152098A JP15209897A JP3035510B2 JP 3035510 B2 JP3035510 B2 JP 3035510B2 JP 9152098 A JP9152098 A JP 9152098A JP 15209897 A JP15209897 A JP 15209897A JP 3035510 B2 JP3035510 B2 JP 3035510B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は連結部の構造に関
し、特に、メガネフレームのテンプルとヨロイとを相対
的に回動可能に連結するのに有効な連結部の構造に関す
るものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】メガネフレームのテンプ
ルとヨロイとを相対的に回動可能に連結する連結部の構
造には種々のタイプのものがあり、例えば、蝶番を用い
たもの等が市場に提供されている。
【0003】そして、この連結部の構造をメガネフレー
ムのヨロイとテンプルとの連結部に用い、ヨロイ側に蝶
番の固定側部材を取り付け、テンプル側に可動側部材を
取り付けて、固定側部材と可動側部材をねじを介して連
結することで、ヨロイに対してテンプルが相対的に回動
可能となり、レンズの裏面側においてテンプルを閉じた
り開いたりすることができるものである。
【0004】しかしながら、上記のような構成の連結部
の構造を用いたメガネフレームにあっては、テンプルを
閉じる方向に付勢する機構を有していないため、動きの
激しいスポーツ等に用いた場合には、メガネフレームが
装着位置からずれたり、脱落したりする虞がある。
【0005】一方、上記のような装着位置のずれ等の問
題を解決するため、ばね付き蝶番を用いた連結部の構造
が提案されている。例えば、特公平6−64264号公
報に記載された眼鏡用ばねつき蝶番や登録実用新案公報
第3034670号に記載されたボックススライドバネ
丁番等である。
【0006】これらの連結部の構造は、メガネフレーム
のテンプルとヨロイとを相対的に回動可能に連結する機
構の他に、テンプルをヨロイに対して回動方向にばねに
よって付勢する機構を具えているので、テンプルを閉じ
る方向に付勢することができ、動きの激しいスポーツ等
に用いた場合であっても、メガネフレームが装着位置か
らずれたり、脱落したりする虞はないものである。
【0007】しかしながら、上記のような構成の連結部
の構造にあっては、構成部品の数が多く、構造が複雑で
あるため、加工、組立てに手間がかかり、製造単価が高
くなってしまう。
【0008】この発明は前記のような従来のもののもつ
問題点を解決したものであって、メガネフレームのテン
プルをヨロイに対して回動方向に付勢する機構を具える
ことによって、動きの激しいスポーツ等に用いた場合で
あっても、メガネフレームが装着位置からずれたり、脱
落したりする虞がなく、また、構成部品の数が少なく、
構造が簡単で、加工、組立てが簡単で、製造単価を安く
することのできる連結部の構造を提供することを目的と
するものである。
【0009】
【問題点を解決するための手段】上記の問題点を解決す
るためにこの発明は、メガネフレームのテンプルとヨロ
イとを、所定の範囲内を相対的に回動自在に連結する連
結部の構造であって、前記テンプルの連結部に軸線方向
を向く溝を形成して該連結部を二又に形成するととも
に、該連結部の各片の先端部にそれぞれ孔を穿設し、前
記ヨロイの連結部を前記テンプルの溝内に遊嵌状態で位
置し得る厚みに形成するとともに、該連結部の先端部に
前記各片の孔に合致する孔を穿設し、かつ、該連結部の
先端に軸線と直交する押圧面を形成し、前記テンプルの
連結部に、該連結部の溝を閉じた状態で該連結部の表面
に沿って軸線方向に移動可能な一対の外板と、前記溝に
位置するとともに両端が前記外板間に一体に連結されて
前記溝内を前記外板と一体に軸線方向に移動可能であ
り、かつ、奥側の部分が切欠されてその部分に溝が形成
される内板とからなる移動部材と、前記内板の溝内に位
置した状態で前記テンプルの溝内に収納される付勢部材
とを設け、前記テンプルの孔及び前記ヨロイの孔にねじ
軸を挿通して前記テンプルと前記ヨロイとをねじ軸を中
心として相対的に回動自在に連結し、前記テンプルと前
記ヨロイとが前記ねじ軸を中心として全開状態からさら
に開く方向に相対的に回動した時、前記ヨロイの押圧面
に前記移動部材の先端が当接して前記移動部材が前記付
勢部材の付勢力に抗して軸線方向に押圧され、この押圧
力の分力によって前記テンプルが閉じる方向に押圧され
るように構成した手段を採用したものである。また、前
記ヨロイの連結部の先端に軸線方向を向く押圧面を形成
し、前記テンプルと前記ヨロイとが前記ねじ軸を中心と
して閉じる方向に相対的に回動して全閉状態直前まで達
した時、前記ヨロイの軸線方向を向く押圧面に前記移動
部材の先端が当接して移動部材が前記付勢部材の付勢力
に抗して軸線方向に押圧され、この押圧力の分力によっ
て前記テンプルが閉じる方向に押圧されるように構成し
た手段を採用したものである。
【0010】
【作用】この発明は前記のような手段を採用したことに
より、テンプルとヨロイとをねじ軸を中心として全開状
態からさらに開く方向に相対的に回動させると、ヨロイ
の連結部の押圧面に移動部材の先端が当接して移動部材
が付勢部材の付勢力に抗して軸線方向に押圧され、この
押圧力の分力によってテンプルが閉じる方向へ押圧され
ることになる。また、テンプルとヨロイとをねじ軸を中
心として閉じる方向に相対的に回動させて全閉状態直前
まで達すると、ヨロイの軸線方向を向く押圧面に移動部
材の先端が当接して移動部材が付勢部材の付勢力に抗し
て軸線方向に押圧され、この押圧力の分力によってテン
プルが閉じる方向へ押圧されることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
の形態について説明する。図1〜図9にはこの発明によ
る連結部の構造の一実施の形態が示されていて、この実
施の形態に示す連結部の構造は、メガネフレームのテン
プル1とヨロイ14との連結部の構造に関するものであ
る。
【0012】テンプル1は、棒状の本体部2と、本体部
2の一端に一体に形成される角柱状の連結部3とからな
るものであって、本体部2の他端は耳に係止させるため
に所定の角度で下方に屈曲されるようになっている。
【0013】連結部3には先端から末端にかけて水平方
向に貫通する溝4が穿設され、この溝4によって連結部
3は二又に形成されるようになっている。二又の各片の
先端部には水平方向に突出する半円形状の突部5、7が
それぞれ一体に形成され、上側の突部5の中心部には孔
6が貫通した状態で穿設され、下側の突部7の中心部に
はねじ孔8が貫通した状態で螺設されるようになってい
る。
【0014】連結部3には移動部材9が軸線方向に移動
可能に装着されるようになっている。移動部材9は、連
結部3の水平方向の両面に沿ってそれぞれ軸線方向に移
動可能な一対の平板状の外板10、10と、外板10、
10間を連結するとともに連結部3の溝4内を軸線方向
に移動可能な平板状の内板11とから構成されている。
内板11は外板10、10間の左半分に設けられるとと
もに、外板10、10間の右半分には垂直方向に貫通す
る溝12が設けられ、この溝12内に溝12とほぼ同じ
長さの付勢部材である圧縮ばね13が位置するようにな
っている。
【0015】そして、移動部材9の溝12内に圧縮ばね
13を位置し、この状態で移動部材9の内板11をテン
プル1の連結部3の溝4内に位置し、外板10、10を
テンプル1の連結部3の水平方向の両面に密着させた状
態で位置することで、移動部材9がテンプル1の連結部
3に軸線方向に移動可能に装着されるとともに、圧縮ば
ね13によって移動部材9が軸線方向に付勢可能となる
ものである。このとき、圧縮ばね13は連結部3の溝4
の両側の部分と、両外板10、10とで形成される空所
内に収納されることになる。
【0016】ヨロイ14はL字状に屈曲された棒状の本
体部15と、本体部15の一端に一体に形成される平板
状の連結部16とから構成されるものであって、本体部
15の他端はレンズ22を保持する枠23に一体に連結
されるようになっている。
【0017】連結部16は移動部材9を押圧するための
駒部16となるものであって、テンプル1の連結部3の
溝4内に遊嵌状態で位置する厚みに形成されるようにな
っている。駒部16のテンプル1の連結部3の各突部
5、7に対応する部分には水平方向に突出する半円形状
の突部17が一体に形成され、この突部17の中心部に
は孔18が貫通した状態で穿設されるようになってい
る。
【0018】駒部16のテンプル1の連結部3との対向
面は、テンプル1が全開状態(装着状態)でテンプル1
の軸線と直交するフラットな押圧面19に形成され、そ
して、テンプル1を全開状態以上に開くと、押圧面19
に移動部材9の先端面が当接して移動部材9が圧縮ばね
13の付勢力に抗して軸線方向に押圧されるものである
(図8、図9参照)。
【0019】そして、移動部材9の溝12内に圧縮ばね
13を位置し、この状態で移動部材9をテンプル1の連
結部3に装着し、テンプル1の連結部3の各片間にヨロ
イ14の連結部16を挿入し、テンプル1の上側の突部
5の孔6、ヨロイ14の突部17の孔18を介してテン
プル1の下側の突部7のねじ孔8にねじ24を螺合させ
ることで、テンプル1とヨロイ14とを相対的に回動可
能に連結することができるものである。なお、回動を良
好にするためにテンプル1の上側の突部5とヨロイ14
の突部17との間、ヨロイ14の突部17とテンプル1
の下側の突部7との間にそれぞれワッシャー21、21
を介在させてもよいものである。
【0020】そして、上記のようにテンプル1とヨロイ
14とをねじ24を介して連結することで、レンズ22
の裏面側においてテンプル1が0度(全閉状態)〜90
度(全開状態)の範囲内で回動可能となり、テンプル1
をレンズ22の裏面側に閉じたり、装着状態に開いたり
することができるものである。そして、テンプル1を9
0度以上に開いた場合には、前述したように、ヨロイ1
4の駒部16の押圧面19が移動部材9の先端に当接し
て、移動部材9が圧縮ばね13の付勢力に抗して軸線方
向に押圧され、この押圧力の分力がテンプル1に閉じる
方向の力として作用するものである。
【0021】上記のように構成したこの実施の形態によ
る連結部の構造にあっては、テンプル1を90度以上に
開いた場合に、テンプル1に閉じる方向の力を作用させ
ることができるので、動きが激しいスポーツ等に用いた
場合であっても、メガネフレームが装着位置からずれた
り、脱落したりする虞はなく、安心して使用することが
できる。また、テンプル1を90度以上に開くことがで
きるので、着脱が容易となる。
【0022】さらに、移動部材9と、移動部材9を移動
可能に案内する溝4と、移動部材9を付勢する圧縮ばね
13と、移動部材9を押圧する駒部16とからなる簡単
な構成であるので、部品の点数を少なくすることができ
るとともに、全体の構造を簡単にすることができ、加
工、組立てが簡単となり、製造単価を安くすることがで
きる。
【0023】さらに、全体の構造が簡単であるので、調
整、修理等に要する手間が少なくて済み、メンテナンス
が容易となる。
【0024】そして、移動部材9の外板10、10はテ
ンプル1の連結部3の表面に密着した状態で位置してい
るので、外板10、10の表面に様々なデザインを施す
ことができることになり、装飾的効果を高めることがで
きることになる。
【0025】図10〜図12には、この発明による連結
部の構造の他の実施の形態が示されていて、この実施の
形態に示す連結部の構造は、ヨロイ14の駒部16に二
つの押圧面19、20を形成したものであって、その他
の構成は前述した実施の形態に示すものと同様の構成を
有している。
【0026】すなわち、この実施の形態に示す駒部16
は、テンプル1の全開状態でテンプル1の軸線と直交す
るフラットな押圧面19と、テンプル1の全開状態でテ
ンプル1の軸線方向を向くフラットな押圧面20を有す
るものであって、テンプル1を90度以上に開いた場合
には、一方の押圧面19で移動部材9が圧縮ばね13の
付勢力に抗する方向に押圧され、この分力がテンプル1
に閉じる方向の力として作用することになる(図8、図
9参照)。そして、テンプル1を閉じる方向に回動させ
てテンプル1が全閉状態直前まで達すると、他方の押圧
面20で移動部材9が圧縮ばね13の付勢力に抗する方
向に押圧され、この分力がテンプル1に閉じる方向の力
として作用し、テンプル1が全閉状態まで回動する(図
11、図12参照)。
【0027】したがって、メガネフレームを装着状態に
保持することができるとともに、テンプル1を閉じる場
合には、全閉状態直前から全閉状態までテンプル1に作
用する分力によって、手を触れることなくテンプル1を
回動させることができるとともに、テンプル1を全閉状
態に保持することができることになる。
【0028】なお、前記各実施の形態においては、テン
プル1側に溝4を設けて、その溝4内に圧縮ばね13及
び移動部材9を装着するようにしたが、図示はしない
が、ヨロイ14側に溝を設けて、その溝内に圧縮ばね及
び移動部材を装着するようにしてもよいものであり、そ
の場合には移動部材を押圧する駒部をテンプル1側に設
ければよいものである。
【0029】
【発明の効果】この発明は請求項1又は請求項2のよう
に構成したことにより、テンプルとヨロイとをねじ軸を
中心として全開状態からさらに開く方向に相対的に回動
させると、ヨロイの連結部の押圧面に移動部材の先端が
当接して移動部材が付勢部材の付勢力に抗して軸線方向
に押圧され、この押圧力の分力によってテンプルが閉じ
る方向に押圧されることになる。したがって、動きの激
しいスポーツ等に用いた場合であっても、メガネフレー
ムが装着位置からずれたり、脱落したりする虞はなくな
るものである。また、テンプルの連結部は、溝を形成し
て二又に形成するともに、各片の先端部に孔を穿設した
ものであり、ヨロイの連結部は、テンプルの溝内に位置
し得る厚みに形成するとともに、先端部にテンプルの孔
と合致する孔を形成し、かつ、先端に軸線と直交する押
圧面(及び軸線方向を向く押圧面)を形成したものであ
り、移動部材は、一対の外板間に内板を一体に連結する
とともに、内板の奥側の部分に溝を形成したものである
ので、個々の部品の構造が簡単となり、個々の部品の加
工が簡単となる。さらに、連結部を構成する部品の数を
少なくすることもできることになる。さらに、組み立て
る場合には、移動部材の内板の溝内に付勢部材を位置
し、この状態で移動部材の内板と付勢部材とをテンプル
の溝内に位置して、テンプルの孔とヨロイの孔とを合致
させて、それらの孔間にねじ軸を挿通させるだけで足り
るので、組立てが簡単となる。したがって、個々の部品
の加工、全体の組立てが簡単となるので、製造単価を大
幅に低減させることができ、安価なものを提供すること
ができることになる。さらに、個々の部品の構造が簡単
であるので、調整、修理に要する手間が少なくて済み、
メンテナンスが容易となる。さらに、移動部材の外板の
表面に種々のデザインを施すことができるので、装飾的
効果を高めることができることになる。そして、請求項
2のように構成したことにより、テンプルとヨロイとを
ねじ軸を中心として閉じる方向に相対的に回動させて全
閉状態直前まで達すると、ヨロイの軸線方向を向く押圧
面に移動部材の先端が当接して移動部材が付勢部材の付
勢力に抗して軸線方向に押圧され、この押圧力の分力に
よってテンプルが閉じる方向に押圧されることになる。
したがって、テンプルを閉じる場合には、全閉状態直前
から全閉状態までテンプルに作用する分力によって手を
触れることなくテンプルを回動させることができるの
で、テンプルを閉じる操作が簡単となる。さらに、テン
プルに作用する分力によってテンプルを全閉状態に保持
することができるので、ケース内に収納する場合等にテ
ンプルがケースの縁に触れても簡単に開いてしまうよう
なことはなく、ケース内への収納等が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による連結部の構造の一実施の形態を
示した正面図であり、組立ての手順を示した説明図であ
る。
【図2】図1に示すものの平面図である。
【図3】図1に示すものの組立て後の状態を示した正面
図である。
【図4】図1に示すものの組立て後の状態を示した平面
図である。
【図5】図1に示すもののヨロイの拡大平面図である。
【図6】図1に示すものの全開状態を示した平面図であ
る。
【図7】図6の部分拡大説明図である。
【図8】図1に示すものの全開状態以上に開いた状態を
示した平面図である。
【図9】図8の部分拡大説明図である。
【図10】この発明による連結部の構造の他の実施の形
態を示した平面図であって、ヨロイの拡大平面図であ
る。
【図11】図8に示すものを用いたこの発明による連結
部の構造の他の実施の形態の全閉状態直前の状態を示し
た平面図である。
【図12】図11に示すものの部分拡大説明図である。
【符号の説明】
1……テンプル 2、15……本体部 3……連結部 4、12……溝 5、7、17……突部 6、18……孔 8……ねじ孔 9……移動部材 10……外板 11……内板 13……付勢部材(圧縮ばね) 14……ヨロイ 16……連結部(駒部) 19、20……押圧面 21……ワッシャー 22……レンズ 23……枠 24……ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−31117(JP,U) 実公 昭44−11479(JP,Y1) 実公 昭46−27905(JP,Y1) 実公 昭45−11053(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02C 5/22 G02C 5/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メガネフレームのテンプルとヨロイと
    を、所定の範囲内を相対的に回動自在に連結する連結部
    の構造であって、 前記テンプルの連結部に軸線方向を向く溝を形成して該
    連結部を二又に形成するとともに、該連結部の各片の先
    端部にそれぞれ孔を穿設し、前記ヨロイの連結部を前記
    テンプルの溝内に遊嵌状態で位置し得る厚みに形成する
    とともに、該連結部の先端部に前記各片の孔に合致する
    孔を穿設し、かつ、該連結部の先端に軸線と直交する押
    圧面を形成し、前記テンプルの連結部に、該連結部の溝
    を閉じた状態で該連結部の表面に沿って軸線方向に移動
    可能な一対の外板と、前記溝に位置するとともに両端が
    前記外板間に一体に連結されて前記溝内を前記外板と一
    体に軸線方向に移動可能であり、かつ、奥側の部分が切
    欠されてその部分に溝が形成される内板とからなる移動
    部材と、前記内板の溝内に位置した状態で前記テンプル
    の溝内に収納される付勢部材とを設け、前記テンプルの
    孔及び前記ヨロイの孔にねじ軸を挿通して前記テンプル
    と前記ヨロイとをねじ軸を中心として相対的に回動自在
    に連結し、前記テンプルと前記ヨロイとが前記ねじ軸を
    中心として全開状態からさらに開く方向に相対的に回動
    した時、前記ヨロイの押圧面に前記移動部材の先端が当
    接して前記移動部材が前記付勢部材の付勢力に抗して軸
    線方向に押圧され、この押圧力の分力によって前記テン
    プルが閉じる方向に押圧されるように構成したことを特
    徴とする連結部の構造。
  2. 【請求項2】 前記ヨロイの連結部の先端に軸線方向を
    向く押圧面を形成し、前記テンプルと前記ヨロイとが前
    記ねじ軸を中心として閉じる方向に相対的に回動して全
    閉状態直前まで達した時、前記ヨロイの軸線方向を向く
    押圧面に前記移動部材の先端が当接して移動部材が前記
    付勢部材の付勢力に抗して軸線方向に押圧され、この押
    圧力の分力によって前記テンプルが閉じる方向に押圧さ
    れるように構成した請求項1記載の連結部の構造。
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