JPH07159845A - カメラの露出制御装置 - Google Patents
カメラの露出制御装置Info
- Publication number
- JPH07159845A JPH07159845A JP5309035A JP30903593A JPH07159845A JP H07159845 A JPH07159845 A JP H07159845A JP 5309035 A JP5309035 A JP 5309035A JP 30903593 A JP30903593 A JP 30903593A JP H07159845 A JPH07159845 A JP H07159845A
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- JP
- Japan
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- exposure
- exposure value
- value
- program
- determining
- Prior art date
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 閃光撮影時に撮影者の意図した露出条件を選
択可能なカメラの露出制御装置を提供する。 【構成】 測光結果に基づいて閃光撮影が決定されたと
きは、測光結果の被写体輝度とプログラムシフト後のプ
ログラム線図とに基づいて決定された第2の露出値を、
閃光装置のガイドナンバーと測距結果の撮影距離とに基
づいて適正な露光量が得られる露出値か否かを判別し、
適性な露光量が得られる露出値であると判別された場合
はプログラムシフト後の第2の露出値を選択し、適正な
露光量が得られる露出値でないと判別された場合は被写
体輝度とプログラムシフト前のプログラム線図とに基づ
いて決定された第1の露出値を選択する。
択可能なカメラの露出制御装置を提供する。 【構成】 測光結果に基づいて閃光撮影が決定されたと
きは、測光結果の被写体輝度とプログラムシフト後のプ
ログラム線図とに基づいて決定された第2の露出値を、
閃光装置のガイドナンバーと測距結果の撮影距離とに基
づいて適正な露光量が得られる露出値か否かを判別し、
適性な露光量が得られる露出値であると判別された場合
はプログラムシフト後の第2の露出値を選択し、適正な
露光量が得られる露出値でないと判別された場合は被写
体輝度とプログラムシフト前のプログラム線図とに基づ
いて決定された第1の露出値を選択する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は閃光装置を備えたカメラ
の露出制御装置に関する。
の露出制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】測光装置により検出された
被写体輝度と、予め設定されたプログラム線図とに基づ
いて自動的に露出を設定するプログラム自動露出モード
を備えたカメラの露出制御装置が知られている。図9
は、カメラの露出制御装置のプログラム線図例を示す。
測光結果による被写体の明るさをEv12とすると、プ
ログラム自動露出モードではプログラム線図9とEv1
2との交点Aにおける絞りF5.6とシャッター速度1
/125が自動的に設定される。このとき、プログラム
線図をシフトするための操作部材をシャッター速度が低
速になる側に回すと、プログラム線図91がシャッター
速度のT軸方向に線図92の位置までシフトし、Ev1
2の線とプログラム線図との交点がA点からB点に移動
してシャッター速度が1/60に、絞りがF8になる
(以下では、このような操作をプログラムシフトと呼
ぶ)。
被写体輝度と、予め設定されたプログラム線図とに基づ
いて自動的に露出を設定するプログラム自動露出モード
を備えたカメラの露出制御装置が知られている。図9
は、カメラの露出制御装置のプログラム線図例を示す。
測光結果による被写体の明るさをEv12とすると、プ
ログラム自動露出モードではプログラム線図9とEv1
2との交点Aにおける絞りF5.6とシャッター速度1
/125が自動的に設定される。このとき、プログラム
線図をシフトするための操作部材をシャッター速度が低
速になる側に回すと、プログラム線図91がシャッター
速度のT軸方向に線図92の位置までシフトし、Ev1
2の線とプログラム線図との交点がA点からB点に移動
してシャッター速度が1/60に、絞りがF8になる
(以下では、このような操作をプログラムシフトと呼
ぶ)。
【0003】しかしながら、従来のカメラの露出制御装
置では、閃光撮影時は上述したプログラムシフトを禁止
しているので、閃光撮影時に露出を変更したいことがあ
ってもプログラムシフトできず、充分に撮影者の意図を
反映した閃光写真が得られないという問題がある。
置では、閃光撮影時は上述したプログラムシフトを禁止
しているので、閃光撮影時に露出を変更したいことがあ
ってもプログラムシフトできず、充分に撮影者の意図を
反映した閃光写真が得られないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、閃光撮影時に撮影者の意
図した露出条件を選択可能なカメラの露出制御装置を提
供することにある。
図した露出条件を選択可能なカメラの露出制御装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、撮影距
離を検出する測距手段100と、被写体輝度を検出する
測光手段101と、被写体輝度に応じた適正な露光量を
得るための、絞りとシャッター速度との露出値の組合せ
を予め設定したプログラム線図を記憶する記憶手段10
2と、測光手段101により検出された被写体輝度に基
づいて閃光装置103の発光を決定する発光決定手段1
04と、記憶手段102に記憶されているプログラム線
図と測光手段101により検出された被写体輝度とに基
づいて第1の露出値を決定する第1の露出決定手段10
5と、記憶手段102に記憶されているプログラム線図
をシフトするシフト手段106と、このシフト手段10
6によりシフトされたプログラム線図と測光手段101
により検出された被写体輝度とに基づいて第2の露出値
を決定する第2の露出決定手段107と、閃光装置10
3のガイドナンバーと測距手段100により検出された
撮影距離とに基づいて、第2の露出値が適正露光量が得
られる露出値か否かを判別する判別手段108と、発光
決定手段104で閃光装置103の発光が決定されたと
きに、判別手段108で第2の露出値が適正露光量が得
られる露出値であると判別された場合は第2の露出値を
選択し、判別手段108で前記第2の露出値が適正露光
量が得られる露出値でないと判別された場合は第1の露
出値を選択する選択手段109とを備え、これにより、
上記目的を達成する。
1に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、撮影距
離を検出する測距手段100と、被写体輝度を検出する
測光手段101と、被写体輝度に応じた適正な露光量を
得るための、絞りとシャッター速度との露出値の組合せ
を予め設定したプログラム線図を記憶する記憶手段10
2と、測光手段101により検出された被写体輝度に基
づいて閃光装置103の発光を決定する発光決定手段1
04と、記憶手段102に記憶されているプログラム線
図と測光手段101により検出された被写体輝度とに基
づいて第1の露出値を決定する第1の露出決定手段10
5と、記憶手段102に記憶されているプログラム線図
をシフトするシフト手段106と、このシフト手段10
6によりシフトされたプログラム線図と測光手段101
により検出された被写体輝度とに基づいて第2の露出値
を決定する第2の露出決定手段107と、閃光装置10
3のガイドナンバーと測距手段100により検出された
撮影距離とに基づいて、第2の露出値が適正露光量が得
られる露出値か否かを判別する判別手段108と、発光
決定手段104で閃光装置103の発光が決定されたと
きに、判別手段108で第2の露出値が適正露光量が得
られる露出値であると判別された場合は第2の露出値を
選択し、判別手段108で前記第2の露出値が適正露光
量が得られる露出値でないと判別された場合は第1の露
出値を選択する選択手段109とを備え、これにより、
上記目的を達成する。
【0006】
【作用】被写体が暗いために閃光撮影が決定されたとき
は、通常、測光結果の被写体輝度と予め設定されたプロ
グラム線図とに基づいて決定された第1の露出値により
閃光撮影が行なわれる。しかし、撮影者が露出値を変更
するためにプログラム線図をシフトした場合は、測光結
果の被写体輝度とシフト後のプログラム線図とに基づい
て決定された第2の露出値を、閃光装置のガイドナンバ
ーと測距結果の撮影距離とに基づいて適正な露光量が得
られる露出値か否かを判別し、適性な露光量が得られる
露出値であると判別された場合はプログラムシフト後の
第2の露出値を選択し、適正な露光量が得られる露出値
でないと判別された場合はプログラムシフト前の第1の
露出値を選択して閃光撮影を行なう。これにより、閃光
撮影時に適正な露光量が得られる範囲で露出値の選択が
可能となり、撮影者の意図を反映した閃光写真が得られ
る。
は、通常、測光結果の被写体輝度と予め設定されたプロ
グラム線図とに基づいて決定された第1の露出値により
閃光撮影が行なわれる。しかし、撮影者が露出値を変更
するためにプログラム線図をシフトした場合は、測光結
果の被写体輝度とシフト後のプログラム線図とに基づい
て決定された第2の露出値を、閃光装置のガイドナンバ
ーと測距結果の撮影距離とに基づいて適正な露光量が得
られる露出値か否かを判別し、適性な露光量が得られる
露出値であると判別された場合はプログラムシフト後の
第2の露出値を選択し、適正な露光量が得られる露出値
でないと判別された場合はプログラムシフト前の第1の
露出値を選択して閃光撮影を行なう。これにより、閃光
撮影時に適正な露光量が得られる範囲で露出値の選択が
可能となり、撮影者の意図を反映した閃光写真が得られ
る。
【0007】
【実施例】図2は一実施例の構成を示すブロック図、図
3は一実施例の露出制御装置を備えたカメラの上面図で
ある。図3において、カメラ1の上面には、モードセレ
クター2、回転指針式表示器3、AFモードボタン4、
露出補正ボタン5、コマンドダイアル6、レリーズボタ
ン7が設けられる。なお、8は撮影レンズである。モー
ドセレクター2は露出モードを設定する操作部材であ
り、指標Pに設定するとプログラム自動露出モードが設
定され、指標Aに設定すると絞り優先自動露出モードが
設定される。なお、指標OFFに設定するとカメラの作
動が停止する。
3は一実施例の露出制御装置を備えたカメラの上面図で
ある。図3において、カメラ1の上面には、モードセレ
クター2、回転指針式表示器3、AFモードボタン4、
露出補正ボタン5、コマンドダイアル6、レリーズボタ
ン7が設けられる。なお、8は撮影レンズである。モー
ドセレクター2は露出モードを設定する操作部材であ
り、指標Pに設定するとプログラム自動露出モードが設
定され、指標Aに設定すると絞り優先自動露出モードが
設定される。なお、指標OFFに設定するとカメラの作
動が停止する。
【0008】回転指針式表示器3は、図4に示すよう
に、撮影枚数表示部31、露出補正表示部32、撮影距
離表示部33および絞り表示部34を備えている。撮影
枚数表示部31は目盛板31aとその目盛板上を回転駆
動される指針31bとを備え、目盛板31a上には撮影
枚数指標およびエンプティー指標が標記される。露出補
正表示部32は目盛板32aとその目盛板上を回転駆動
される指針32bとを備え、目盛板32a上には+2〜
−2の露出補正値が標記される。撮影距離表示部33は
目盛板33aとその目盛板上を回転駆動される指針33
bとを備え、目盛板33a上にはマニュアルフォーカス
モードにおける0.4mの至近から強制無限遠までの指
標とオートフォーカス指標33fが標記される。絞り表
示部34は目盛板34aとその目盛板上を回転駆動され
る指針34bとを備え、目盛板34a上には絞り優先自
動露出モードにおけるF2.8からF22までの絞り指
標とプログラム自動露出モード指標34fが標記され
る。
に、撮影枚数表示部31、露出補正表示部32、撮影距
離表示部33および絞り表示部34を備えている。撮影
枚数表示部31は目盛板31aとその目盛板上を回転駆
動される指針31bとを備え、目盛板31a上には撮影
枚数指標およびエンプティー指標が標記される。露出補
正表示部32は目盛板32aとその目盛板上を回転駆動
される指針32bとを備え、目盛板32a上には+2〜
−2の露出補正値が標記される。撮影距離表示部33は
目盛板33aとその目盛板上を回転駆動される指針33
bとを備え、目盛板33a上にはマニュアルフォーカス
モードにおける0.4mの至近から強制無限遠までの指
標とオートフォーカス指標33fが標記される。絞り表
示部34は目盛板34aとその目盛板上を回転駆動され
る指針34bとを備え、目盛板34a上には絞り優先自
動露出モードにおけるF2.8からF22までの絞り指
標とプログラム自動露出モード指標34fが標記され
る。
【0009】コマンドダイアル5は回転指針式表示器3
の各指針31b〜34bの指示位置を変更して各種情報
を設定するための設定操作部材であり、その回転方向と
回転量に応じて指針31b〜34bが回転する。モード
セレクター2、AFモードボタン4および露出補正ボタ
ン5は、回転指針式表示器3の絞り表示部34、撮影距
離表示部33および露出補正表示部32にそれぞれ対応
して設けられ、これらの表示部の中からコマンドダイア
ル6により指針34b,33b,32bの指示位置を変
更して情報を設定する表示部を選択するための選択操作
部材である。
の各指針31b〜34bの指示位置を変更して各種情報
を設定するための設定操作部材であり、その回転方向と
回転量に応じて指針31b〜34bが回転する。モード
セレクター2、AFモードボタン4および露出補正ボタ
ン5は、回転指針式表示器3の絞り表示部34、撮影距
離表示部33および露出補正表示部32にそれぞれ対応
して設けられ、これらの表示部の中からコマンドダイア
ル6により指針34b,33b,32bの指示位置を変
更して情報を設定する表示部を選択するための選択操作
部材である。
【0010】モードセレクター2の指標をPに設定する
とプログラム自動露出モードが設定され、被写体の明る
さに応じて絞りとシャッタースピードを後述するプログ
ラム線図に従って自動的に設定する。なおこのとき、絞
り表示部34の指針34bが指標34fに設定される。
モードセレクター2の指標をAに設定すると絞り優先自
動露出モードが設定され、コマンドダイアル6を回すと
その回転方向と回転量に応じて絞り表示部34の指針3
4bが回転し、任意の絞り値を設定できる。AFモード
ボタン4を押しながらコマンドダイアル6を回すと、そ
の回転方向と回転量に応じて撮影距離表示部33の指針
33bが回転し、オートフォーカスモードまたはマニュ
アルフォーカスモードにおける任意の撮影距離を設定で
きる。露出補正ボタン5を押しながらコマンドダイアル
6を回すと、その回転方向と回転量に応じて露出補正部
32の指針32bが回転し、任意の露出補正値を設定で
きる。
とプログラム自動露出モードが設定され、被写体の明る
さに応じて絞りとシャッタースピードを後述するプログ
ラム線図に従って自動的に設定する。なおこのとき、絞
り表示部34の指針34bが指標34fに設定される。
モードセレクター2の指標をAに設定すると絞り優先自
動露出モードが設定され、コマンドダイアル6を回すと
その回転方向と回転量に応じて絞り表示部34の指針3
4bが回転し、任意の絞り値を設定できる。AFモード
ボタン4を押しながらコマンドダイアル6を回すと、そ
の回転方向と回転量に応じて撮影距離表示部33の指針
33bが回転し、オートフォーカスモードまたはマニュ
アルフォーカスモードにおける任意の撮影距離を設定で
きる。露出補正ボタン5を押しながらコマンドダイアル
6を回すと、その回転方向と回転量に応じて露出補正部
32の指針32bが回転し、任意の露出補正値を設定で
きる。
【0011】図2において、測距装置11は被写体まで
の撮影距離を検出し、測光装置12は被写体輝度を検出
する。スイッチ2p,2aはモードセレクター2に連動
して開閉し、モードセレクター2が指標Pに設定される
とスイッチ2pが閉路し、モードセレクター2が指標A
に設定されるとスイッチ2aが閉路する。スイッチ4a
はAFモードボタンに連動して開閉し、AFモードボタ
ン4が押されるとスイッチ4aが閉路する。スイッチ5
aは露出補正ボタン5に連動して開閉し、露出補正ボタ
ン5が押されると閉路する。スイッチ7a,7bはレリ
ーズボタン7に連動して開閉し、レリーズボタン7が半
押しされるとスイッチ7aが閉路し、レリーズボタン7
bが全押しされるとスイッチ7bが閉路する。パルス発
生器6aはコマンドダイアル6に連動して回転し、その
回転方向と回転量に応じたパルス信号を出力する。この
パルス信号に基づいて、回転指針式表示器3の各指針3
1b〜34bの回転方向と回転量が決定される。
の撮影距離を検出し、測光装置12は被写体輝度を検出
する。スイッチ2p,2aはモードセレクター2に連動
して開閉し、モードセレクター2が指標Pに設定される
とスイッチ2pが閉路し、モードセレクター2が指標A
に設定されるとスイッチ2aが閉路する。スイッチ4a
はAFモードボタンに連動して開閉し、AFモードボタ
ン4が押されるとスイッチ4aが閉路する。スイッチ5
aは露出補正ボタン5に連動して開閉し、露出補正ボタ
ン5が押されると閉路する。スイッチ7a,7bはレリ
ーズボタン7に連動して開閉し、レリーズボタン7が半
押しされるとスイッチ7aが閉路し、レリーズボタン7
bが全押しされるとスイッチ7bが閉路する。パルス発
生器6aはコマンドダイアル6に連動して回転し、その
回転方向と回転量に応じたパルス信号を出力する。この
パルス信号に基づいて、回転指針式表示器3の各指針3
1b〜34bの回転方向と回転量が決定される。
【0012】閃光装置13は閃光撮影を行なうときに閃
光を発して被写界を照明する。この閃光装置13の発光
量は制御回路10により制御される。カメラ1のファイ
ンダー内にはファインダー表示器14が設けられ、駆動
回路14dに駆動されてシャッター速度などを表示す
る。図5はファインダー表示器14の表示例を示す図で
ある。ファインダー表示器14は複数セグメントのLC
Dで構成され、視野枠21の下部に設けられる。なお、
22は測距装置11の測距範囲を示す測距枠である。
光を発して被写界を照明する。この閃光装置13の発光
量は制御回路10により制御される。カメラ1のファイ
ンダー内にはファインダー表示器14が設けられ、駆動
回路14dに駆動されてシャッター速度などを表示す
る。図5はファインダー表示器14の表示例を示す図で
ある。ファインダー表示器14は複数セグメントのLC
Dで構成され、視野枠21の下部に設けられる。なお、
22は測距装置11の測距範囲を示す測距枠である。
【0013】図2に戻って、駆動回路3dは、回転指針
式表示器3の各指針31b〜34bを回転駆動するステ
ッピングモーター31m〜34mを駆動する。露光装置
15はシャッター機構部、ミラーアップ機構部などを備
え、フィルムを露光する。制御回路10は、マイクロコ
ンピューターとメモリ10mなどの周辺部品から構成さ
れ、カメラ1のシーケンス制御および各種演算を行なう
とともに、露出制御を行なう。なお、メモリ10mに
は、被写体輝度に応じた適正な露光量を得るための、絞
りとシャッター速度との組合せを予め設定した図9に示
すプログラム線図が記憶されている。
式表示器3の各指針31b〜34bを回転駆動するステ
ッピングモーター31m〜34mを駆動する。露光装置
15はシャッター機構部、ミラーアップ機構部などを備
え、フィルムを露光する。制御回路10は、マイクロコ
ンピューターとメモリ10mなどの周辺部品から構成さ
れ、カメラ1のシーケンス制御および各種演算を行なう
とともに、露出制御を行なう。なお、メモリ10mに
は、被写体輝度に応じた適正な露光量を得るための、絞
りとシャッター速度との組合せを予め設定した図9に示
すプログラム線図が記憶されている。
【0014】図6,7はマイクロコンピューターの制御
プログラムを示すフローチャートである。このフローチ
ャートにより、実施例の動作を説明する。なお以下で
は、閃光装置13のガイドナンバーGNを10とし、閃
光装置13の発光を決定するための被写体の明るさの基
準値をEv9とし、被写体の明るさがEv9以下のとき
は閃光装置13により閃光撮影を行なう。制御回路10
のマイクロコンピューターは、モードセレクター2によ
りプログラム自動露出モードが設定されてスイッチ2p
が閉路し、レリーズボタン7が半押しされてスイッチ7
aが閉路すると、この制御プログラムの実行を開始す
る。まずステップS1において、測光装置12により測
光を行なうとともに、測距装置11により測距を行な
う。ここでは、測光結果の被写体の明るさをEv12、
測距結果の撮影距離を3mとする。
プログラムを示すフローチャートである。このフローチ
ャートにより、実施例の動作を説明する。なお以下で
は、閃光装置13のガイドナンバーGNを10とし、閃
光装置13の発光を決定するための被写体の明るさの基
準値をEv9とし、被写体の明るさがEv9以下のとき
は閃光装置13により閃光撮影を行なう。制御回路10
のマイクロコンピューターは、モードセレクター2によ
りプログラム自動露出モードが設定されてスイッチ2p
が閉路し、レリーズボタン7が半押しされてスイッチ7
aが閉路すると、この制御プログラムの実行を開始す
る。まずステップS1において、測光装置12により測
光を行なうとともに、測距装置11により測距を行な
う。ここでは、測光結果の被写体の明るさをEv12、
測距結果の撮影距離を3mとする。
【0015】ステップS2で、駆動回路3dを制御して
ステッピングモーター33mにより撮影距離表示部33
の指針33bを回転駆動し、図8に示すように測距結果
の撮影距離3mを表示する。また、測光結果の被写体輝
度に基づいて露出演算を行ない、絞り値とシャッター速
度を算出する。ここで、カメラ1には予め図9に示すよ
うなプログラム自動露出モードにおけるプログラム線図
91が設定され、メモリ10mに記憶されているものと
する。露出演算はこのプログラム線図91と測光結果の
被写体の明るさEv12とに基づいて行なわれ、両者の
交点Aの絞り値F5.6とシャッター速度1/125が
露出値として算出される。露出演算が終了したら、駆動
回路3dを制御してステッピングモーター34mにより
絞り表示部34の指針34bを回転駆動し、図8に示す
ように算出された絞り値F5.6を表示するとともに、
図5に示すように駆動回路14dを制御してファインダ
ー表示器14に、算出されたシャッター速度1/125
を示す数値125を表示する。
ステッピングモーター33mにより撮影距離表示部33
の指針33bを回転駆動し、図8に示すように測距結果
の撮影距離3mを表示する。また、測光結果の被写体輝
度に基づいて露出演算を行ない、絞り値とシャッター速
度を算出する。ここで、カメラ1には予め図9に示すよ
うなプログラム自動露出モードにおけるプログラム線図
91が設定され、メモリ10mに記憶されているものと
する。露出演算はこのプログラム線図91と測光結果の
被写体の明るさEv12とに基づいて行なわれ、両者の
交点Aの絞り値F5.6とシャッター速度1/125が
露出値として算出される。露出演算が終了したら、駆動
回路3dを制御してステッピングモーター34mにより
絞り表示部34の指針34bを回転駆動し、図8に示す
ように算出された絞り値F5.6を表示するとともに、
図5に示すように駆動回路14dを制御してファインダ
ー表示器14に、算出されたシャッター速度1/125
を示す数値125を表示する。
【0016】ステップS3において、測光結果の被写体
の明るさがEv9以下か、すなわち閃光撮影が必要か否
かを判別し、被写体が暗く閃光撮影が必要であれば図7
のステップS11へ進み、被写体が明るく閃光撮影が不
要であればステップS4へ進む。閃光撮影を行なわない
ときは、ステップS4でコマンドダイアル6が回されて
パルス発生器6aからパルス信号が入力したか否かを判
別し、コマンドダイアル6が回されたらステップS5へ
進み、そうでなければステップS7へ進む。コマンドダ
イアル6が回されたときは、ステップS5でプログラム
シフトを行なって新しい露出値を決定する。図9に示す
ように、シャッター速度が遅くなる側にコマンドダイア
ル6が回されると、プログラム線図91は線図92の位
置へシフトし、Ev12の線とプログラム線図との交点
はA点からB点へ移動し、B点における絞り値F8およ
びシャッター速度1/60を新しい露出値として決定す
る。続くステップS6で、図10に示すように絞り表示
部34の指針34bを回転駆動して新しく決定された絞
り値F8を表示するとともに、図11に示すようにファ
インダー表示器14に新しく決定されたシャッター速度
1/60を示す数値60を表示する。
の明るさがEv9以下か、すなわち閃光撮影が必要か否
かを判別し、被写体が暗く閃光撮影が必要であれば図7
のステップS11へ進み、被写体が明るく閃光撮影が不
要であればステップS4へ進む。閃光撮影を行なわない
ときは、ステップS4でコマンドダイアル6が回されて
パルス発生器6aからパルス信号が入力したか否かを判
別し、コマンドダイアル6が回されたらステップS5へ
進み、そうでなければステップS7へ進む。コマンドダ
イアル6が回されたときは、ステップS5でプログラム
シフトを行なって新しい露出値を決定する。図9に示す
ように、シャッター速度が遅くなる側にコマンドダイア
ル6が回されると、プログラム線図91は線図92の位
置へシフトし、Ev12の線とプログラム線図との交点
はA点からB点へ移動し、B点における絞り値F8およ
びシャッター速度1/60を新しい露出値として決定す
る。続くステップS6で、図10に示すように絞り表示
部34の指針34bを回転駆動して新しく決定された絞
り値F8を表示するとともに、図11に示すようにファ
インダー表示器14に新しく決定されたシャッター速度
1/60を示す数値60を表示する。
【0017】次に、ステップS7で、スイッチ7bによ
りレリーズボタン7が全押しされたか否かを判別し、レ
リーズボタン7が全押しされたらステップS8へ進み、
そうでなければプログラムの実行を終了する。ステップ
S8では、露光装置15を制御して最終的に決定された
絞り値F8とシャッター速度1/60でフィルムの露光
を行なう。
りレリーズボタン7が全押しされたか否かを判別し、レ
リーズボタン7が全押しされたらステップS8へ進み、
そうでなければプログラムの実行を終了する。ステップ
S8では、露光装置15を制御して最終的に決定された
絞り値F8とシャッター速度1/60でフィルムの露光
を行なう。
【0018】次に、図6のステップS1における測光結
果の被写体の明るさをEv9とし、測距結果の撮影距離
を2mとした場合の実施例の動作を説明する。ステップ
S2で、図12に示すように撮影距離表示部33に測距
結果の撮影距離2mを表示する。さらに、測光結果の被
写体輝度に基づいて露出演算を行ない、図9に示すよう
に、プログラム線図91と測光結果の被写体の明るさE
v9との交点Cの絞り値F3.3とシャッター速度1/
50を露出値として算出する。そして、図12に示すよ
うに絞り表示部34に算出された絞り値F3.3(F
2.8とF4との中間値)を表示するとともに、図13
に示すようにファインダー表示器14に算出されたシャ
ッター速度50を表示する。続くステップS3で、測光
結果の被写体の明るさがEv9以下か、すなわち閃光撮
影が必要か否かを判別し、今度は被写体が暗く閃光撮影
が必要であるから図7のステップS11へ進む。
果の被写体の明るさをEv9とし、測距結果の撮影距離
を2mとした場合の実施例の動作を説明する。ステップ
S2で、図12に示すように撮影距離表示部33に測距
結果の撮影距離2mを表示する。さらに、測光結果の被
写体輝度に基づいて露出演算を行ない、図9に示すよう
に、プログラム線図91と測光結果の被写体の明るさE
v9との交点Cの絞り値F3.3とシャッター速度1/
50を露出値として算出する。そして、図12に示すよ
うに絞り表示部34に算出された絞り値F3.3(F
2.8とF4との中間値)を表示するとともに、図13
に示すようにファインダー表示器14に算出されたシャ
ッター速度50を表示する。続くステップS3で、測光
結果の被写体の明るさがEv9以下か、すなわち閃光撮
影が必要か否かを判別し、今度は被写体が暗く閃光撮影
が必要であるから図7のステップS11へ進む。
【0019】図7のステップS11において、図13に
示すように、駆動回路14dを制御してファインダー表
示器14に閃光撮影マーク14aを表示して閃光撮影が
決定された旨を表示する。ステップS12でコマンドダ
イアル6が回されてパルス発生器6aからパルス信号が
入力したか否かを判別し、コマンドダイアル6が回され
たらステップS13へ進み、そうでなければステップS
19へ進む。コマンドダイアル6が回されたときは、ス
テップS13で、周知のフラッシュマチック演算を行な
って絞りの限界値を算出する。ここで、閃光装置のガイ
ドナンバーをGN、撮影距離をdとすると、絞りの限界
値A0は次式で与えられる。
示すように、駆動回路14dを制御してファインダー表
示器14に閃光撮影マーク14aを表示して閃光撮影が
決定された旨を表示する。ステップS12でコマンドダ
イアル6が回されてパルス発生器6aからパルス信号が
入力したか否かを判別し、コマンドダイアル6が回され
たらステップS13へ進み、そうでなければステップS
19へ進む。コマンドダイアル6が回されたときは、ス
テップS13で、周知のフラッシュマチック演算を行な
って絞りの限界値を算出する。ここで、閃光装置のガイ
ドナンバーをGN、撮影距離をdとすると、絞りの限界
値A0は次式で与えられる。
【数1】 A0=GN/d ・・・(1) 上式に実施例のガイドナンバーGN=10、撮影距離d
=2を代入すると絞りの限界値A0=5が得られる。
=2を代入すると絞りの限界値A0=5が得られる。
【0020】ステップS14で、シャッター速度が遅く
なる側にプログラムシフトを行なうと、図9に示すよう
に、プログラム線図91は線図92の位置へシフトし、
Ev9の線とプログラム線図との交点はC点からD点に
移動し、新しい絞り値F4.7とシャッター速度1/2
5が得られる。ステップS15で、プログラムシフトに
より得られた絞り値F4.7が限界値A0以下か否かを
判別し、以下であればステップS16へ進み、そうでな
ければステップS18へ進む。この例では、プログラム
シフトにより得られた絞りF4.7は限界値A0=5以
下であるからステップS16へ進み、プログラムシフト
により得られた絞り値F4.7とシャッター速度1/2
5を新しい露出値として決定し、続くステップS17
で、図14に示すように絞り表示部34に絞り値F4.
7(F4とF5.6の中間値)を表示するとともに、図
15に示すようにファインダー表示器14にシャッター
速度1/25を示す数値25を表示する。
なる側にプログラムシフトを行なうと、図9に示すよう
に、プログラム線図91は線図92の位置へシフトし、
Ev9の線とプログラム線図との交点はC点からD点に
移動し、新しい絞り値F4.7とシャッター速度1/2
5が得られる。ステップS15で、プログラムシフトに
より得られた絞り値F4.7が限界値A0以下か否かを
判別し、以下であればステップS16へ進み、そうでな
ければステップS18へ進む。この例では、プログラム
シフトにより得られた絞りF4.7は限界値A0=5以
下であるからステップS16へ進み、プログラムシフト
により得られた絞り値F4.7とシャッター速度1/2
5を新しい露出値として決定し、続くステップS17
で、図14に示すように絞り表示部34に絞り値F4.
7(F4とF5.6の中間値)を表示するとともに、図
15に示すようにファインダー表示器14にシャッター
速度1/25を示す数値25を表示する。
【0021】一方、ステップS15で、プログラムシフ
トにより得られた絞り値が限界値A0よりも大きいとき
は、ステップS18へ進んでそのようなプログラムシフ
トを許可せず、プログラムシフト前の露出値のままとす
る。例えば、プログラム線図92が線図93へシフトさ
れたとすると、Ev9の線とプログラム線図との交点は
D点からE点へ移動する。ところが、E点の絞り値が限
界値A0を超えてしまうので露出アンダーとなり、その
ようなプログラムシフトは許可されず、露出値はプログ
ラムシフト前の露出値が選択される。
トにより得られた絞り値が限界値A0よりも大きいとき
は、ステップS18へ進んでそのようなプログラムシフ
トを許可せず、プログラムシフト前の露出値のままとす
る。例えば、プログラム線図92が線図93へシフトさ
れたとすると、Ev9の線とプログラム線図との交点は
D点からE点へ移動する。ところが、E点の絞り値が限
界値A0を超えてしまうので露出アンダーとなり、その
ようなプログラムシフトは許可されず、露出値はプログ
ラムシフト前の露出値が選択される。
【0022】次に、ステップS19で、スイッチ7bに
よりレリーズボタン7が全押しされたか否かを判別し、
レリーズボタン7が全押しされたらステップS20へ進
み、そうでなければプログラムの実行を終了する。ステ
ップS20では、露光装置15を制御して最終的に決定
された絞り値F4.7とシャッター速度1/25でフィ
ルムの露光を行なう。
よりレリーズボタン7が全押しされたか否かを判別し、
レリーズボタン7が全押しされたらステップS20へ進
み、そうでなければプログラムの実行を終了する。ステ
ップS20では、露光装置15を制御して最終的に決定
された絞り値F4.7とシャッター速度1/25でフィ
ルムの露光を行なう。
【0023】プログラム線図、露出値の表示方法と表示
形態、プログラムシフト方法、閃光撮影を決定するため
の被写体の明るさの基準値は上述した実施例に限定され
ない。
形態、プログラムシフト方法、閃光撮影を決定するため
の被写体の明るさの基準値は上述した実施例に限定され
ない。
【0024】以上の実施例の構成において、測距装置1
1が測距手段を、測光装置12が測光手段を、メモリ1
0mが記憶手段を、閃光装置13が閃光装置を、制御回
路10が発光決定手段、第1の露出決定手段、第2の露
出決定手段、判別手段および選択手段を、コマンドダイ
アル6および制御回路10がシフト手段をそれぞれ構成
する。
1が測距手段を、測光装置12が測光手段を、メモリ1
0mが記憶手段を、閃光装置13が閃光装置を、制御回
路10が発光決定手段、第1の露出決定手段、第2の露
出決定手段、判別手段および選択手段を、コマンドダイ
アル6および制御回路10がシフト手段をそれぞれ構成
する。
【0025】
【発明の効果】測光結果に基づいて閃光撮影が決定され
たときは、測光結果の被写体輝度とプログラムシフト後
のプログラム線図とに基づいて決定された第2の露出値
を、閃光装置のガイドナンバーと測距結果の撮影距離と
に基づいて適正な露光量が得られる露出値か否かを判別
し、適性な露光量が得られる露出値であると判別された
場合はプログラムシフト後の第2の露出値を選択し、適
正な露光量が得られる露出値でないと判別された場合は
被写体輝度とプログラムシフト前のプログラム線図とに
基づいて決定された第1の露出値を選択するようにした
ので、閃光撮影時に適正な露光量が得られる範囲で露出
値の選択が可能となり、撮影者の意図を反映した閃光写
真が得られる。
たときは、測光結果の被写体輝度とプログラムシフト後
のプログラム線図とに基づいて決定された第2の露出値
を、閃光装置のガイドナンバーと測距結果の撮影距離と
に基づいて適正な露光量が得られる露出値か否かを判別
し、適性な露光量が得られる露出値であると判別された
場合はプログラムシフト後の第2の露出値を選択し、適
正な露光量が得られる露出値でないと判別された場合は
被写体輝度とプログラムシフト前のプログラム線図とに
基づいて決定された第1の露出値を選択するようにした
ので、閃光撮影時に適正な露光量が得られる範囲で露出
値の選択が可能となり、撮影者の意図を反映した閃光写
真が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図。
【図2】一実施例の構成を示すブロック図。
【図3】一実施例の露出制御装置を備えたカメラの上面
図。
図。
【図4】回転指針式表示器の詳細図。
【図5】ファインダー表示器の表示例を示す図。
【図6】マイクロコンピューターの制御プログラムを示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図7】図6に続く、マイクロコンピューターの制御プ
ログラムを示すフローチャート。
ログラムを示すフローチャート。
【図8】回転指針式表示器の表示例を示す図。
【図9】プログラム線図を示す図。
【図10】回転指針式表示器の他の表示例を示す図。
【図11】ファインダー表示器の他の表示例を示す図。
【図12】回転指針式表示器の他の表示例を示す図。
【図13】ファインダー表示器の他の表示例を示す図。
【図14】回転指針式表示器の他の表示例を示す図。
【図15】ファインダー表示器の他の表示例を示す図。
1 カメラ 2 モードセレクター 2p,2a スイッチ 3 回転指針式表示器 3d 駆動回路 4 AFモードボタン 4a スイッチ 5 露出補正ボタン 5a スイッチ 6 コマンドダイアル 6a パルス発生器 7 レリーズボタン 7a,7b スイッチ 8 撮影レンズ 10 制御回路 10m メモリ 11 測距装置 12 測光装置 13 閃光装置 14 ファインダー表示器 14a 閃光撮影マーク 14d 駆動回路 15 露光装置 21 視野枠 22 測距枠 31 撮影枚数表示部 31a 目盛板 31b 指針 31m ステッピングモーター 32 露出補正表示部 32a 目盛板 32b 指針 32m ステッピングモーター 33 撮影距離表示部 33a 目盛板 33b 指針 33f オートフォーカス指標 33m ステッピングモーター 34 絞り表示部 34a 目盛板 34b 指針 34f プログラム自動露出モード指標 34m ステッピングモーター 91,92,93 プログラム線図 100 測距手段 101 測光手段 102 記憶手段 103 閃光装置 104 発光決定手段 105 第1の露出決定手段 106 シフト手段 107 第2の露出決定手段 108 判別手段 109 選択手段
Claims (1)
- 【請求項1】 撮影距離を検出する測距手段と、 被写体輝度を検出する測光手段と、 被写体輝度に応じた適正な露光量を得るための、絞りと
シャッター速度との露出値の組合せを予め設定したプロ
グラム線図を記憶する記憶手段と、 前記測光手段により検出された被写体輝度に基づいて閃
光装置の発光を決定する発光決定手段と、 前記記憶手段に記憶されているプログラム線図と前記測
光手段により検出された被写体輝度とに基づいて第1の
露出値を決定する第1の露出決定手段と、 前記記憶手段に記憶されているプログラム線図をシフト
するシフト手段と、 このシフト手段によりシフトされたプログラム線図と前
記測光手段により検出された被写体輝度とに基づいて第
2の露出値を決定する第2の露出決定手段と、 前記閃光装置のガイドナンバーと前記測距手段により検
出された撮影距離とに基づいて、前記第2の露出値が適
正露光量が得られる露出値か否かを判別する判別手段
と、 前記発光決定手段で前記閃光装置の発光が決定されたと
きに、前記判別手段で前記第2の露出値が適正露光量が
得られる露出値であると判別された場合は前記第2の露
出値を選択し、前記判別手段で前記第2の露出値が適正
露光量が得られる露出値でないと判別された場合は前記
第1の露出値を選択する選択手段とを備えることを特徴
とするカメラの露出制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5309035A JPH07159845A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | カメラの露出制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5309035A JPH07159845A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | カメラの露出制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07159845A true JPH07159845A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17988101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5309035A Pending JPH07159845A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | カメラの露出制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07159845A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013242441A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Nikon Corp | 撮像装置、及び照明光量決定方法 |
-
1993
- 1993-12-09 JP JP5309035A patent/JPH07159845A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013242441A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Nikon Corp | 撮像装置、及び照明光量決定方法 |
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